スペイン留学を考えはじめて最初にぶつかるのが「結局いくらかかるのか」という問題です。
サイトによって「1ヶ月20万円」「1年500万円」と金額がバラつくのは、滞在する都市と滞在方法で総額が大きく変わるからです。
この記事では、期間別の総額・内訳・都市別の比較に加え、見落としやすいビザ・保険の費用と、費用を抑える方法まで解説します。
こんな悩みがある方に向けた記事です
この記事を書いた人
目次
スペイン留学の費用は?期間別の総額目安
ここでは日本人に最も多い「語学学校に週20レッスン通う語学留学」を前提に、航空券・滞在費・生活費まで含めた総額の目安をまとめました。

滞在スタイル別に、期間ごとの総額をまとめました。
スタイル別・期間別の総額目安
航空券・授業料・滞在費・生活費を含む総額
※1ユーロ=185円換算で試算した目安です。2026年10月時点の実勢は1ユーロ=177円前後ですが、為替の振れに備えてやや円安寄りで計算しています。節約はグラナダ・バレンシアなどの地方都市でシェアフラットや学生寮、安心重視はマドリード・バルセロナでホームステイを続けた場合の想定です。学校・渡航時期・為替により変動します。
※1ユーロ=185円換算。滞在方法を中間的な想定(前半ホームステイ・後半シェアフラット)とした場合の内訳です。
ここで押さえておきたいのは、期間が2倍になっても費用は2倍にならないことです。
航空券やビザ関連の費用は1回きりですし、語学学校の授業料も長期になるほど1週あたりの単価が下がります。
1ヶ月あたりの負担で見ると、長期のほうがむしろ割安になります。
予算から逆算する早見表
「いくら貯めればいいか」ではなく「今ある予算で何ができるか」から考えたい方は、こちらを目安にしてください。
※到達できる語学レベルは、渡航前の学習状況や現地での過ごし方によって個人差があります。
2026年7月13日更新 2026年8月4日
スペイン留学費用の内訳|渡航前と現地でかかるお金
総額だけ見てもピンとこないので、何にいくらかかるのかを分解します。

費用は「渡航前に一度だけ払うもの」と「現地で毎月かかるもの」に分けて考えると、計算がぐっとラクになります。
渡航前にかかる費用
出発までに支払う、いわば初期費用です。
1年でも1ヶ月でも大きくは変わらない項目が多く、短期留学ほど総額に占める比率が高くなります。
※1ユーロ=185円換算の目安です。学校・時期・医療機関により変動します。ビザ書類の要件は必ず在日スペイン大使館の公式情報でご確認ください。
現地で毎月かかる費用
総額を左右するのはここです。
とくに滞在方法の選択は、1年で60万円前後の差になることもあります。
授業料は短期ほど1週あたりの単価が高く、長期契約になるほど下がるため、下の表は幅を広めに取っています。
※都市・物件・時期によって変動します。シェアフラットは食事が含まれないため、食費が別途かかる点にご注意ください。
※都市・物件・時期により変動します。バーの長さは各方式の上限額の比率です。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月27日更新 2026年8月5日
スペイン留学の費用を都市別に比較|どこが安い?
スペイン留学の費用でいちばん差が出るのが都市選びです。
同じ語学学校グループでも、都市によってホームステイ代が月に数万円変わり、1年では80万円前後の差になることもあります。ここでは日本人に人気の5都市を数値で比較したうえで、費用帯を代表する3都市を詳しく紹介します。
※学校数は日本から申し込める主要な語学学校をもとにした相対的な目安です。
人気5都市 費用比較表
詳しく紹介している3都市は、都市名をタップするとジャンプします
※おすすめ度は「費用・学校数・住みやすさ」を総合した編集部の評価です。1年費用は語学学校に1年通った場合の総額の目安、生活費/月は家賃・食費・交通費などを合計した月額の目安(授業料は含まない)で、学校・滞在方法・時期により変動します。
ここからは、この5都市のなかから「最も安い」「バランスがよい」「学校が最も多い」の3都市を取り上げ、費用の中身を掘り下げます。
マラガとバルセロナは上の表の数値を目安にしてください。なおバルセロナはカタルーニャ語も公用語で、街の表示や大学の授業ではカタルーニャ語が使われる場面も多い点を知っておくと安心です。
グラナダ|費用を最優先するなら第一候補
アルハンブラ宮殿で知られる南部の学生街です。

大学都市のため家賃が安く、5都市のなかでは最も費用を抑えられます。
バルでドリンクを頼むとタパスが無料でついてくる文化が残っており、外食費の面でも助かります。
バレンシア|費用と暮らしやすさのバランスが一番よい
地中海に面したスペイン第3の都市です。

大都市の利便性がありながら物価はマドリードより落ち着いており、費用と生活環境のバランスで選ぶならここが有力です。
パエリア発祥の地としても知られ、ビーチが街から近いのも魅力です。
マドリード|学校の選択肢は最多、そのぶん費用は上がる
首都であり、語学学校の数もコースの種類も最も豊富です。

中南米からの移住者も多く、さまざまなスペイン語に触れられます。
ただし家賃と物価は全国でも高い部類で、地方都市と比べると1年で60万円以上の差がつくことがあります。
費用が安い順ランキング
5都市を1年の総額が安い順に並べ替えたものです。
期間ごとの目安も併記しているので、自分の予定に近いところを見てください。
※金額はいずれも語学学校の授業料・滞在費・生活費を含む目安です。学校、滞在方法、渡航時期、為替により変動します。
2026年7月23日更新 2026年8月5日
スペイン留学で見落としがちな費用|学生ビザ・医療保険・残高証明
授業料と滞在費だけで予算を組むと、出発前になって足りなくなります。
とくに91日以上滞在する場合は、ビザ関連でまとまった出費と準備が発生します。
ここを先に押さえておくと、資金計画がぶれません。
90日を超えるかどうかが最初の分かれ目
日本国籍の場合、観光目的の短期滞在なら90日以内はビザなしで滞在できます。
91日以上滞在するなら学生ビザが必要で、91〜180日は短期学生ビザ、181日以上は長期学生ビザという区分になります。
※2026年10月時点の制度です。要件は変更される場合があるため、必ず大使館の公式情報をご確認ください。周辺費用の内訳は見落としやすい追加費用のリスト↓で紹介しています。
短期学生ビザは現地での延長ができない点に注意してください。
なお90日以内でビザが不要な場合も、将来はETIAS(欧州渡航情報認証制度)による事前認証が必要になります。
当初は2026年第4四半期の開始予定でしたが、2026年10月時点で開始日は未定です。始まれば短期の渡航でも出発前にオンライン申請が必要になり、手数料は20ユーロ(約3,500円)に決まっています。
開始日はEUが数ヶ月前に告知するとしているため、渡航前に公式サイトで確認してください。
2025年5月の制度改正で変わった点
2025年5月20日に新しい外国人法施行規則(勅令1155/2024)が施行され、学生ビザのルールがいくつか変わりました。
費用計画に影響するのは次の3点です。
※2026年10月時点の内容です。根拠:勅令1155/2024(スペイン官報BOE)。運用が地域や時期で異なる場合があります。なおTIE(外国人身分証カード)の申請期限は、改正後も入国後1ヶ月以内です。
改正後まもない制度のため、運用が地域や時期で異なる可能性があります。
申請前に大使館と学校の双方へ確認しておくと安全です。
2026年7月28日更新 2026年8月5日
資金証明として求められる金額
学生ビザの申請では、滞在中に生活していける資金があることを証明する必要があります。
基準となるのはスペインの公的指標であるIPREMで、その100%にあたる月600ユーロを滞在月数分示すのが目安です(IPREMは2026年も月600ユーロに据え置き)。
1ユーロ185円で計算すると月あたり約11万円、1年なら約133万円です。
※1ユーロ=185円換算。渡航費を加えた額を求められる場合もあります。基準額は変更されることがあります。
これは「使うお金」ではなく「口座にあることを見せるお金」ですが、残高証明書の有効期限は短いため、申請直前に用意する必要があります。ここを知らずに直前で慌てるケースが少なくありません。
なお、出発時に1年分の費用をすべて手元に持っていく必要はありません。残高証明とは別に、実際に用意しておきたい資金の目安は次のとおりです。
2026年7月15日更新 2026年8月12日
見落としやすい追加費用のリスト
ここまでで触れていない、実際に発生する細かな費用をまとめました。
合計するとそれなりの金額になるので、予算に上乗せしておくと安心です。
※金額は2026年10月時点の目安です。手続きの要件・手数料は変更される場合があるため、必ず在日スペイン大使館の公式情報をご確認ください。
2026年7月13日更新 2026年8月5日
これらを合計すると、1年の長期留学では25〜60万円ほどが授業料・滞在費とは別に必要になる計算です。最初から予算に入れておけば、現地に着いてから焦ることはありません。
ビザや保険まで含めると、結局いくら必要?
あなたの期間・都市で総額を無料で見積もります

夢カナ留学は、留学・ワーホリのエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「90日以内に収めたほうが得?」「残高証明はいくら用意すればいい?」といったお金の相談も、カウンセラーがそのままお受けします。
・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成
・ 都市・期間・滞在方法ごとの費用の見積もりも無料
・ 授業料・滞在費以外の周辺費用もあわせて整理
・ 渡航準備から帰国後のキャリアまで一貫してサポート
相談は完全無料。予算の確認だけでもOKです。
スペイン留学の費用を抑える7つの方法
スペイン留学の費用は、工夫しだいで数十万円単位で変わります。
インパクトの大きい順に7つ並べました。まずは金額の大きい4つを比べてみます。
1年で減らせる金額の目安(主な4つ・インパクト順)
バルセロナ→グラナダ
3ヶ月目からシェアへ
夏を外す
昼は定食を活用
上の2つだけで年100万円以上変わることがあります。
細かい支出を切り詰めるより、都市と住まいの選び方でほぼ決まります。
※1年間の語学留学を想定した試算です。都市の差額には家賃の差も含まれるため、2つを組み合わせた効果は単純な足し算より小さくなります。学校・物件・時期により変動します。
1. 物価の落ち着いた都市を選ぶ
7つのなかで最も効果が大きい方法です。家賃を含む生活費は、都市によって月7万円ほど差がつきます。
都市別・生活費の目安(月額/家賃含む・中央値)
語学学校の授業の質は、都市の物価に比例するわけではありません。候補都市は物価から絞って問題ありません。
※人気5都市 費用比較表↑の生活費(月)の中央値です。物件・エリア・為替により変動します。
2026年7月24日更新 2026年8月5日
2. 途中で滞在方法を切り替える
最初の1〜2ヶ月はホームステイで生活を立ち上げ、その後シェアフラットに移る形です。1年通してホームステイを続ける場合と比べ、50万円前後抑えられます。
ずっとホームステイ(食事つき 月約15万円)
年 約180万円
途中で切り替え(ホームステイ2ヶ月+シェア 月約10万円※食費込み)
年 約130万円
最初の1〜2ヶ月
食事つきで生活が安定。街と言語に慣れる期間にあてる。
3ヶ月目以降
現地で内見してから決めると、条件のミスマッチを防げる。
※ホームステイ・シェアフラットの月額は現地で毎月かかる費用↑の表の中間値に、シェアフラットは自炊の食費(月2万円前後)を加えて試算しています。
2026年7月31日更新 2026年8月5日
3. 授業料の長期割引を使う
語学学校の授業料は、まとめて申し込むほど1週あたりの単価が下がります。
同じ授業でも、申込週数によって単価は変わります。
先に確認:途中で辞めた場合の返金規定。長期割引は「まとめ払い前提」のことが多く、中断すると差額が戻らない学校もあります。
※金額は円換算の目安です。学校・コース・為替により変動します。
4. 渡航時期をオフシーズンにずらす
夏は航空券もホームステイ代も高くなります。
9月以降にずらせるなら、同じプランでも支出を落とせます。
※スペインは日本と同じ北半球のため、季節は日本とほぼ同じです。12月下旬〜1月上旬は年末年始で航空券が高くなりやすい点に注意してください。金額は時期と航空会社により変動します。
2026年7月30日更新 2026年8月5日
5. 奨学金制度を調べる
大学生なら使える支援制度があります。
募集時期が限られるので、渡航の1年前を目安に確認を始めてください。
いずれも申請は渡航の半年〜1年前が目安です。
※募集要項は年度ごとに変わります。最新情報は下の公式サイトで確認してください。
奨学金を使えない場合でも、ほかの方法と組み合わせれば自己負担を大きく減らせます。
2026年8月6日更新 2026年8月7日
6. 自炊とランチメニューを使い分ける
スペインには平日限定の定食メニュー(メヌー・デル・ディア)があり、外食でも比較的安く済みます。夜だけ自炊にすれば、無理なく食費が下がります。
朝
自炊
パンとコーヒー
昼
定食
前菜・主菜・飲み物つき
夜
自炊
市場で買って作る
食費の目安(月額)
+夜は自炊
市場やスーパーの食材は日本より安いものも多く、自炊の習慣がつくと食費は安定します。
2026年7月29日更新 2026年8月17日
7. 手数料無料のエージェントを使う
手続き代行料が無料のエージェントなら、個人手配と同じ費用でサポートを受けられます。
学校選びや滞在先探しの失敗を防げるぶん、結果的に安く済むことも多いです。
手数料無料
有料(代行料あり)
比較するときは「代行料の有無」と「対応してくれる範囲」をセットで確認してください。夢カナ留学もエージェント費用は0円です。
補足:学生ビザ中のアルバイトは「収入のあて」にしない
2025年5月の改正で、学生ビザでも週30時間まで働けるようになりました。ただし語学コースの場合は事前に就労の許可手続きが必要で、雇用先の協力も欠かせません。スペイン語力が十分でないうちは仕事も見つけにくいため、収入をあてにした資金計画は立てないほうが安全です。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月15日更新 2026年8月4日
まとめ|スペイン留学の費用は期間・都市・滞在方法で決まる
スペイン留学の費用は、期間・都市・滞在方法の3つで決まります。
この3つを動かせば、同じ内容の留学でも総額を100万円近く調整できます。最後に要点を整理しておきます。
この記事のまとめ
迷ったときは、まず「期間」を決めてください。
90日以内か、それを超えるか。ここが決まればビザの要否が定まり、必要な予算の輪郭が一気にはっきりします。
そのうえで都市と滞在方法を調整すれば、無理のないプランに落とし込めます。
費用が心配で、まだ一歩を踏み出せていませんか?
あなたの予算で行ける留学・ワーホリプランを、無料で見積もります

4.8
Google評価
2,000件以上
口コミ件数
0円
相談・見積もり
・ 予算に合わせた国・都市・学校・滞在方法をまとめて提案
・ あなた専用のオーダーメイドプランを作成(無料)
・ 「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランも提案
夢カナ留学の無料相談ページへ移動します。相談だけで終わっても大丈夫です。













