スペイン留学を考えはじめて最初にぶつかる壁が「結局いくらかかるのか」という問題です。
ネットで調べても「1ヶ月20万円」と書いてあるサイトもあれば「1年で500万円」と書いてあるサイトもあり、どれを信じればいいのか分からなくなってしまいます。
金額がここまでバラつくのは、滞在する都市と滞在方法で総額が大きく変わるからです。
同じ語学学校のコースでも、バルセロナとグラナダでは1年で80万円以上の差が出ることもあります。
逆にいえば、選び方しだいで費用はかなりコントロールできるということでもあります。
この記事では、スペイン留学の費用を「期間別の総額」「内訳」「都市別」の3つの角度から整理し、見落としやすいビザ・保険の費用や、実際に費用を抑える方法まで解説します。
こんな悩みがある方に向けた記事です
サイトごとに金額が違いすぎて、予算の目安が立てられない
授業料以外に何にお金がかかるのかが分からない
どの都市を選べば費用を抑えられるのか知りたい
今の貯金でスペイン留学が実現できるのか判断したい
この記事を書いた人
留学カウンセラー りょう
大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!
監修:■■■■(スペイン在住◯年/スペイン留学カウンセリング担当)
本記事の費用・ビザに関する記述は、スペイン留学の実務経験者が内容を確認しています。
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Q1 / 2
スペインにどれくらい滞在したいですか?
Q2 / 2
都市選びで重視したいのはどちらですか?
Q2 / 2
滞在方法はどちらが希望に近いですか?
– YOUR COST –
短期・節約タイプ
費用の目安は 1ヶ月 約50〜60万円/3ヶ月 約110〜130万円
90日以内ならビザ申請が不要なぶん、書類関係の費用と手間を丸ごと省けます。グラナダやバレンシアなど物価の落ち着いた都市を選び、学生寮やシェアフラットにすれば、この価格帯に収まりやすくなります。
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– YOUR COST –
短期・都市重視タイプ
費用の目安は 1ヶ月 約65〜80万円/3ヶ月 約140〜170万円
マドリードやバルセロナは家賃と物価が高いぶん、同じ期間でも総額が2〜3割上がります。その代わり学校の選択肢が多く、交通の便もよいので、短期で予定を詰め込みたい人には向いています。
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長期・節約タイプ
費用の目安は 半年 約190〜240万円/1年 約300〜380万円
長期になるほど滞在費の差が効いてきます。最初の1ヶ月だけホームステイにして、慣れたらシェアフラットへ移るのが定番の節約パターンです。学生ビザなら条件つきでアルバイトも認められています。
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長期・安心重視タイプ
費用の目安は 半年 約260〜320万円/1年 約430〜530万円
ホームステイや学生寮は食事つきのプランが多く、食費と手間を含めて考えると割高とは言い切れません。ただし1年を通して続けると滞在費の比率が最も大きくなるため、内訳を把握したうえで判断するのがおすすめです。
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スペイン留学の費用は?期間別の総額目安
ここでは日本人に最も多い「語学学校に週20レッスン通う語学留学」を前提に、航空券・滞在費・生活費まで含めた総額の目安をまとめました。
金額は都市と滞在方法によって上下するため、幅を持たせています。
3ヶ月
約110〜170万円
90日以内ならビザ不要のまま
6ヶ月
約190〜320万円
学生ビザ・医療保険が必要
※1ユーロ=185円換算(2026年8月時点)で試算した目安です。学校・都市・滞在方法・渡航時期・為替により変動します。
3ヶ月プラン 合計 約130万円
1年プラン 合計 約400万円
授業料滞在費航空券(18万)生活費・その他
バーの長さが総額です。航空券やビザの費用は期間が延びても増えないため、1ヶ月あたりに直すと3ヶ月は約43万円、1年は約33万円まで下がります。
※1ユーロ=185円換算。滞在方法を中間的な想定(前半ホームステイ・後半シェアフラット)とした場合の内訳です。
期間が2倍になっても費用は2倍にならないことです。
航空券やビザ関連の費用は1回きりですし、語学学校の授業料も長期になるほど1週あたりの単価が下がります。
1ヶ月あたりの負担で見ると、長期のほうがむしろ割安になります。
予算から逆算する早見表
「いくら貯めればいいか」ではなく「今ある予算で何ができるか」から考えたい方は、こちらを目安にしてください。
〜80万円
1ヶ月の短期語学留学。ビザ不要で、夏休みや退職後の空き期間に行ける
110〜170万円
3ヶ月の語学留学。ビザなしの90日をフルに使い、日常会話の土台をつくる
190〜320万円
学生ビザで半年〜9ヶ月。生活が現地に定着し、会話が自然に出てくる段階まで
300〜530万円
1年間の語学留学。DELEのB1〜B2到達を狙える、最も王道のプラン
550万円〜
大学・大学院への進学や、語学留学+インターンシップの組み合わせも視野に
※到達できる語学レベルは、渡航前の学習状況や現地での過ごし方によって個人差があります。
関連記事【2026年最新】1年間の留学費用はいくら?初期費用・学費・生活費まで丸わかり
「留学したいけど、結局いくらかかるの?」というのは、私たち夢カナ留学のカウンセリングでも一番多くいただくご質問です。留学にかかる費用は、国・…
2026年7月13日更新 2026年8月4日
スペイン留学費用の内訳|渡航前と現地でかかるお金
総額だけ見てもピンとこないので、何にいくらかかるのかを分解します。
費用は「渡航前に一度だけ払うもの」と「現地で毎月かかるもの」に分けて考えると、計算がぐっとラクになります。
渡航前にかかる費用
出発までに支払う、いわば初期費用です。
1年でも1ヶ月でも大きくは変わらない項目が多く、短期留学ほど総額に占める比率が高くなります。
期間が延びても
増えない費用
・往復航空券
・入学金・教材費
・滞在先の手配料
・ビザ申請の書類
計 約20〜40万円
滞在が延びるほど
増える費用
・授業料
・滞在費
・食費・交通費
・医療保険
月 約19〜34万円
左は何ヶ月行っても金額が変わらない費用です。1ヶ月の留学だと総額の半分近くを左側が占めるため、短期ほど割高に感じられます。
※1ユーロ=185円換算の目安です。滞在方法や渡航時期により変動します。
現地で毎月かかる費用
総額を左右するのはここです。
とくに滞在方法の選択は、1年で60万円以上の差になることもあります。
授業料は短期ほど1週あたりの単価が高く、長期契約になるほど下がるため、下の表は幅を広めに取っています。
※都市・物件・時期によって変動します。シェアフラットは食事が含まれないため、食費が別途かかる点にご注意ください。
ホームステイ
1人部屋・朝夕食つき
月13〜18万円
学生寮
食事つきの物件が多い
月11〜16万円
シェアフラット
食事は自分で用意
月6〜11万円
ホームステイとシェアフラットの差は月7万円前後、1年なら約84万円です。ただしシェアフラットは食費が別にかかるため、実際の差は年60万円前後に落ち着きます。
※都市・物件・時期により変動します。バーの長さは各方式の上限額の比率です。
相談を受けていて多いのが「ホームステイは高いから最初から避けたい」という声です。ただ食事つきのプランなら食費が浮きますし、着いた直後に生活の立ち上げをサポートしてもらえる安心感もあります。最初の1〜2ヶ月だけホームステイにして、街に慣れたらシェアフラットへ移る形が、費用と安心のバランスが取りやすいですよ。
関連記事【2026年版】1ヶ月の留学の費用は?意味ないと言われる理由とおすすめの国
「1ヶ月しか休みが取れないけれど、留学に行っても意味はあるのだろうか」留学を調べ始めた方から、いちばんよくいただく相談です。ネットには「1ヶ…
2026年7月27日更新 2026年8月5日
都市別の費用比較|どこが安い?
スペイン留学の費用でいちばん差が出るのが都市選びです。
同じ語学学校グループでも、都市によってホームステイ代が月に数万円変わり、1年では70万円前後の差になることもあります。ここでは日本人に人気の5都市を数値で比較したうえで、費用帯を代表する3都市を詳しく紹介します。
1年の費用 安い ← → 高い
グラナダ
南部の学生街
バレンシア
地中海の第3都市
マドリード
首都
バルセロナ
人気No.1
300〜420万
320〜450万
360〜500万
380〜530万
語学学校の数 少ない ← → 多い
グラナダ
少なめ
バレンシア
十分にある
バルセロナ
多い
マドリード
最も多い
2つの軸で順番が入れ替わる点に注目してください。安い都市=学べない都市ではありません。コースの選択肢を最優先するならマドリード、費用対効果ならグラナダやバレンシアが有力です。
※学校数は日本から申し込める主要な語学学校をもとにした相対的な目安です。
人気5都市 費用比較表
詳しく紹介している3都市は、都市名をタップするとジャンプします
※おすすめ度は「費用・学校数・住みやすさ」を総合した編集部の評価です。金額は語学学校に1年通った場合の目安で、学校・滞在方法・時期により変動します。
ここからは、この5都市のなかから「最も安い」「バランスがよい」「学校が最も多い」の3都市を取り上げ、費用の中身を掘り下げます。
マラガとバルセロナは上の表の数値を目安にしてください。
グラナダ|費用を最優先するなら第一候補
アルハンブラ宮殿で知られる南部の学生街です。
大学都市のため家賃が安く、5都市のなかでは最も費用を抑えられます。
バルでドリンクを頼むとタパスが無料でついてくる文化が残っており、外食費の面でも助かります。
家賃相場が低く、シェアフラットなら月5万円台から見つかることもある
街がコンパクトで徒歩移動が中心。交通費がほとんどかからない
日本人が比較的少なく、スペイン語漬けの環境をつくりやすい
バレンシア|費用と暮らしやすさのバランスが一番よい
地中海に面したスペイン第3の都市です。
大都市の利便性がありながら物価はマドリードより落ち着いており、費用と生活環境のバランスで選ぶならここが有力です。
パエリア発祥の地としても知られ、ビーチが街から近いのも魅力です。
大都市でありながら家賃はマドリード・バルセロナより2〜3割安い
語学学校の選択肢が多く、長期向けのコースも見つけやすい
カタルーニャ語圏ではないため、標準的なスペイン語に触れやすい
マドリード|学校の選択肢は最多、そのぶん費用は上がる
首都であり、語学学校の数もコースの種類も最も豊富です。
中南米からの移住者も多く、さまざまなスペイン語に触れられます。
ただし家賃と物価は全国でも高い部類で、地方都市と比べると1年で60万円以上の差がつくことがあります。
学校数が多く、進学準備コースやビジネススペイン語も選べる
交通の便がよく、国内旅行や近隣国への移動がしやすい
中心部の家賃は高いので、郊外や共同物件を選ぶと差を埋められる
費用が安い順ランキング
5都市を1年の総額が安い順に並べ替えたものです。
期間ごとの目安も併記しているので、自分の予定に近いところを見てください。
※金額はいずれも語学学校の授業料・滞在費・生活費を含む目安です。学校、滞在方法、渡航時期、為替により変動します。
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2026年7月23日更新 2026年8月5日
見落としがちな費用|学生ビザ・医療保険・残高証明
授業料と滞在費だけで予算を組むと、出発前になって足りなくなります。
とくに91日以上滞在する場合は、ビザ関連でまとまった出費と準備が発生します。
ここを先に押さえておくと、資金計画がぶれません。
90日を超えるかどうかが最初の分かれ目
90日以内ビザ不要の範囲›手続きはほぼ不要ETIASは必要になる見込み
91〜180日短期学生ビザ›医療保険+資金証明現地での延長は不可
181日以上長期学生ビザ›TIEの申請まで必要無犯罪証明書も追加
分かれ目は90日です。1日でも超えると保険・資金証明・書類の取得が加わり、25〜60万円の追加費用が発生します。
※2026年8月時点の制度です。要件は変更される場合があるため、必ず大使館の公式情報をご確認ください。
日本国籍の場合、観光目的の短期滞在なら90日以内はビザなしで滞在できます。
91日以上滞在するなら学生ビザが必要で、91〜180日は短期学生ビザ、181日以上は長期学生ビザという区分になります。
短期のほうは現地での延長ができない点に注意してください。
なお90日以内でビザが不要な場合も、2026年末からETIAS(欧州渡航情報認証制度)が段階的に導入される予定です。
導入後は短期の渡航でも出発前にオンラインでの事前認証が必要になり、数千円程度の手数料がかかる見込みです。
開始時期は延期が繰り返されているため、渡航前にEUの公式情報を確認してください。
2025年5月の制度改正で変わった点
2025年5月20日に移民規則が改正され、学生ビザのルールがいくつか変わりました。
費用計画に影響するのは次の3点です。
ビザの有効期間が変わった:入学許可書の開始日の1ヶ月前から、終了日の15日後までが有効期間になりました。医療保険もこの全期間をカバーする必要があるため、保険料の対象月数が増えます
TIEの申請期限が短くなった:長期ビザで入国した場合、以前の60日以内から30日以内に短縮されました
語学学校でのビザ延長に制限がついた:延長できる回数に上限が設けられ、長く滞在したい場合は大学や専門課程への進学を前提に計画する必要が出てきました
改正前ビザは開始日から›開始1ヶ月前〜終了15日後保険の対象月数が増える
改正前TIE申請は60日以内›入国後30日以内手続きが前倒しになる
改正前語学学校で延長できた›延長の回数に上限長期滞在は進学前提に
費用に直結するのは1行目です。保険の対象期間が前後に広がるぶん、保険料が1〜2ヶ月分上乗せになります。
※2026年8月時点の内容です。運用が地域や時期で異なる場合があります。
改正後まもない制度のため、運用が地域や時期で異なる可能性があります。
申請前に大使館と学校の双方へ確認しておくと安全です。
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2026年7月28日更新 2026年8月5日
資金証明として求められる金額
学生ビザの申請では、滞在中に生活していける資金があることを証明する必要があります。
基準となるのはスペインの公的指標であるIPREMで、その100%にあたる月600ユーロ程度を滞在月数分示すのが目安とされています。
1ユーロ185円で計算すると月あたり約11万円、1年なら約133万円です。
3ヶ月
1,800ユーロ
約33万円
6ヶ月
3,600ユーロ
約67万円
9ヶ月
5,400ユーロ
約100万円
12ヶ月
7,200ユーロ
約133万円
月600ユーロ×滞在月数で決まります。1年なら約133万円を口座に置いた状態で証明書を取る必要があります。
※1ユーロ=185円換算。渡航費を加えた額を求められる場合もあります。基準額は変更されることがあります。
これは「使うお金」ではなく「口座にあることを見せるお金」ですが、残高証明書の有効期限は短いため、申請直前に用意する必要があります。ここを知らずに直前で慌てるケースが少なくありません。
16ヶ月前学校とコースを決め、入学許可書を申請する
24ヶ月前大使館にメールでビザ申請の予約を取る
33ヶ月前スペインの医療保険を契約し、無犯罪証明書を取得
41〜2ヶ月前残高証明書と健康診断書を取得し、大使館で申請
52週間前航空券と滞在先を確定し、書類のコピーを準備
残高証明書と健康診断書は有効期限が短いため、あえて申請直前に取得します。逆に保険と無犯罪証明書は先に片づけておくと安全です。
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2026年7月15日更新 2026年8月12日
見落としやすい追加費用のリスト
ここまでで触れていない、実際に発生する細かな費用をまとめました。
合計するとそれなりの金額になるので、予算に上乗せしておくと安心です。
スペインの医療保険(年 約6〜12万円):ビザ申請にはスペインの医療保険が求められ、クレジットカード付帯の保険は認められません
ビザ申請料と書類の準備(約2〜6万円):健康診断書、無犯罪証明書、翻訳やアポスティーユなどの取得費用。申請料は日本国籍の場合に免除される扱いがあり、最新の運用は大使館でご確認ください
TIE(外国人身分証カード)の申請(約3,000〜5,000円):長期ビザの場合、入国後30日以内に現地で申請します。手数料のほか写真代などがかかります
シェアフラットの敷金(約8〜20万円):家賃1〜2ヶ月分が一般的。退去時に返ってくるのが原則ですが、初期費用として必要です
ETIASの事前認証(数千円程度の見込み):2026年第4四半期から導入予定。ビザが不要な90日以内の渡航でも必要になる見込みです
一時帰国・国内旅行(約5〜25万円):長期の場合の一時帰国や、ヨーロッパ内の旅行にかかる費用
※金額は2026年8月時点の目安です。手続きの要件・手数料は変更される場合があるため、必ず在日スペイン大使館の公式情報をご確認ください。
これらを合計すると、1年の長期留学では25〜60万円ほどが授業料・滞在費とは別に必要になる計算です。最初から予算に入れておけば、現地に着いてから焦ることはありません。
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2026年7月13日更新 2026年8月5日
スペイン留学の費用を抑える7つの方法
スペイン留学の費用は、工夫しだいで数十万円単位で変わります。
インパクトの大きい順に7つ並べました。
上の2つだけで年140万円ほど変わります。
細かい支出を切り詰めるより、都市と住まいの選び方でほぼ決まります。
※1年間の語学留学を想定した試算です。学校・物件・時期により変動します。
1. 物価の落ち着いた都市を選ぶ
7つのなかで最も効果が大きい方法です。生活費は都市によって月7万円ほど差がつきます。
都市別・生活費の目安(月額/家賃含む)
バルセロナ→グラナダで1年の差額 約80万円
学校の質は都市の物価とは関係ありません。候補都市は物価から絞って問題ありません。
※金額は目安です。物件・エリア・為替により変動します。
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2026年7月24日更新 2026年8月5日
2. 途中で滞在方法を切り替える
最初の1〜2ヶ月はホームステイで生活を立ち上げ、その後シェアフラットに移る形です。1年通してホームステイを続ける場合と比べ、60万円以上抑えられます。
ずっとホームステイ(月約10万円)
年 約120万円
途中で切り替え(ホームステイ2ヶ月+シェア月約4万円)
年 約60万円
差額 約60万円
最初の1〜2ヶ月
食事つきで生活が安定。街と言語に慣れる期間にあてる。
3ヶ月目以降
現地で内見してから決めると、条件のミスマッチを防げる。
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2026年7月31日更新 2026年8月5日
3. 授業料の長期割引を使う
語学学校の授業料は、まとめて申し込むほど1週あたりの単価が下がります。
同じ授業でも、申込週数によって単価は変わります。
約3.2万円
約2.9万円
約2.6万円
約2.4万円
先に確認:途中で辞めた場合の返金規定。長期割引は「まとめ払い前提」のことが多く、中断すると差額が戻らない学校もあります。
※金額は円換算の目安です。学校・コース・為替により変動します。
4. 渡航時期をオフシーズンにずらす
夏は航空券もホームステイ代も高くなります。
9月以降にずらせるなら、同じプランでも支出を落とせます。
3〜5月
春
6〜8月
夏
9〜11月
秋
12〜2月
冬
※スペインは日本と同じ北半球のため、季節は日本とほぼ同じです。金額は時期と航空会社により変動します。
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2026年7月30日更新 2026年8月5日
5. 奨学金制度を調べる
大学生なら使える支援制度があります。
募集時期が限られるので、渡航の1年前を目安に確認を始めてください。
トビタテ!
留学JAPAN
在籍大学経由での応募が基本。学内締切が本募集より早い。
JASSOの
海外留学支援制度
大学間の協定プログラムが中心。個人手配の語学留学は対象外のことが多い。
自治体・大学
独自の制度
競争率が低め。居住地の国際交流協会と大学の国際課の両方を確認する。
いずれも申請は渡航の半年〜1年前が目安です。
※募集要項は年度ごとに変わります。最新情報は各制度の公式サイトで確認してください。
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2026年8月6日更新 2026年8月7日
6. 自炊とランチメニューを使い分ける
スペインには平日限定の定食メニュー(メヌー・デル・ディア)があり、外食でも比較的安く済みます。夜だけ自炊にすれば、無理なく食費が下がります。
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2026年7月29日更新 2026年8月17日
7. 手数料無料のエージェントを使う
手続き代行料が無料のエージェントなら、個人手配と同じ費用でサポートを受けられます。
学校選びや滞在先探しの失敗を防げるぶん、結果的に安く済むことも多いです。
手数料無料
代行料 0円
学校への支払いは同額
提携校が中心になる場合あり
有料(代行料あり)
代行料 数万〜十数万円
提携外の学校も選びやすい
サポート範囲は要確認
比較するときは「代行料の有無」と「対応してくれる範囲」をセットで確認してください。
補足:長期学生ビザ中の就労について
TIE(外国人身分証カード)を取得したうえで雇用先が手続きを行えば、週30時間までの就労が認められています。ただし学業と両立できる範囲に限られ、就労できるのはビザを取得した自治州内です。雇用先の協力が前提のため、収入をあてにした資金計画は立てないほうが安全です。
節約を意識しすぎて、いちばん安い学校といちばん安い部屋を選んだ結果、通学に時間がかかって勉強どころではなくなった、という失敗談も聞きます。削るところと削らないところを分けるのがコツです。都市選びと滞在方法で大きく削り、学校の質と立地は妥協しない。この順番がいちばん後悔が少ないと思います。
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2026年7月15日更新 2026年8月4日
スペイン留学の費用に関するよくある質問
カウンセリングで実際によく聞かれる質問をまとめました。
予算を組むうえで気になりやすいポイントばかりです。
1年の語学留学で用意する内訳の例
授業料・滞在費の前払い現地の生活費3ヶ月分保険・ビザ・TIE予備費(20万円前後)
出発時にすべてを持つ必要はありません。前払い分+生活費3ヶ月+予備費があれば動き出せます。ただし残高証明はこれとは別枠で必要です。
A授業料と滞在費を前払いしたうえで、現地での生活費3ヶ月分に加えて20万円程度の予備費を見ておくと安心です。なお長期ビザの申請では、これとは別に月600ユーロ×滞在月数の残高証明が必要です。
A航空券とホームステイを含んでいれば、大都市では珍しくない水準です。複数のエージェントも1ヶ月50〜80万円を目安としています。地方都市とシェアフラットに変えれば50万円前後まで下げられる可能性があります。
A長期学生ビザでは、TIE取得後に雇用先が手続きをすれば週30時間までの就労が認められています。ただし就労はビザを取得した自治州内に限られ、雇用先の協力も必要なため、収入をあてにした計画は避けてください。
A手続き代行料が無料のエージェントなら、学校に払う金額は個人手配と変わりません。夢カナ留学もエージェント費用は0円です。
A語学学校は初心者向けのクラスから用意されているので問題ありません。ただし渡航前に基礎の文法だけでも触れておくと、最初のクラス分けで有利になります。
A変わります。ユーロ建ての費用は円安になるほど日本円での負担が増えるため、予算には1割程度の余裕を持たせておくことをおすすめします。
まとめ|予算に合うスペイン留学の決め方
スペイン留学の費用は、期間・都市・滞在方法の3つで決まります。
この3つを動かせば、同じ内容の留学でも総額を100万円近く調整できます。最後に要点を整理しておきます。
この記事のまとめ
・費用の目安は1ヶ月で約50〜80万円、1年で約300〜530万円
・総額を左右するのは滞在費。都市と滞在方法の選択が最も効く
・費用を抑えるならグラナダやバレンシア、学校数を優先するならマドリード
・91日以上滞在するなら学生ビザ・医療保険・資金証明の準備が必要
・授業料・滞在費のほかに、1年で25〜60万円ほどの周辺費用を見込んでおく
迷ったときは、まず「期間」を決めてください。
90日以内か、それを超えるか。ここが決まればビザの要否が定まり、必要な予算の輪郭が一気にはっきりします。
そのうえで都市と滞在方法を調整すれば、無理のないプランに落とし込めます。
STEP 1 期間を決める90日を超えるか›ビザと保険の要否が確定超えるなら+25〜60万円
STEP 2 都市を選ぶ安さか学校数か›総額の幅が決まる都市差は年80万円
STEP 3 住まいを選ぶ食事つきか自炊か›毎月の負担が決まる方式差は年60万円
この順番で決めると迷いません。最初に期間を決めるだけで、必要な予算の輪郭がはっきりします。
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