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シンガポール留学の費用は?1ヶ月・1年・短期留学の総額と内訳を解説

更新日:2026.08.27

シンガポール留学の費用は?1ヶ月・1年・短期留学の総額と内訳を解説

シンガポール留学を考えたとき、最初にぶつかる壁が「結局いくらかかるのか」という問題です。

シンガポール留学の費用は、「どの留学タイプを選ぶか」と「どれくらいの期間いるか」でほぼ決まります

同じ1ヶ月の語学留学でも、滞在方法を変えるだけで総額が20万円以上変わることも珍しくありません。

この記事では、短期1〜2週間・1ヶ月・3ヶ月・1年、そして大学留学までの総額の目安を、期間別とタイプ別に整理しました。

高校生と大学生で費用がどう変わるか、費用だけで決める前に知っておきたいデメリットもあわせて解説します。

物価が高いと聞くけれど、実際いくら必要なのか分からない
1ヶ月と1年で、どこがどれだけ増えるのか比べられない
見積もりに入っていない「あとから増える費用」が不安

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. シンガポール留学の費用はいくら?総額の目安と内訳
  2. 2. 【タイプ別】シンガポール留学の費用を比較する
  3. 3. シンガポール留学の費用|短期・1ヶ月・1年
  4. 4. 【高校生・大学生】シンガポール留学の費用の違い
  5. 5. シンガポール留学のデメリットと費用への影響
  6. 6. シンガポール留学の費用を抑える6つの方法
  7. 7. シンガポール留学の費用についてよくある質問
  8. 8. まとめ|シンガポール留学の費用の決まり方

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Q1 / 2

シンガポール留学で、いちばん優先したいことは?

Q2 / 2

まとまって行けそうな期間はどれくらいですか?

Q2 / 2

最終的なゴールに近いのはどちらですか?

– YOUR TYPE –

短期お試し型

予算20〜40万円|まずは1〜2週間から

30日以内の滞在なら、日本国籍の方は学生ビザ(Student’s Pass)が不要です。手続きの負担が軽く、思い立ってから動きやすいのがこのタイプの強み。ただし総額に占める航空券の比率が高くなるため、渡航月の選び方で数万円단位の差が出ます。

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1ヶ月集中型

予算25〜55万円|ビザなしで行ける上限

1ヶ月は、費用対効果がいちばん高くなりやすい期間です。航空券が1回で済むぶん、1日あたりのコストが短期より割安になります。滞在をホステルやシェアに切り替えれば、同じ期間でも総額を10万円以上圧縮できます。

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– YOUR TYPE –

1年腰を据える型

予算230〜450万円|滞在費が総額を決める

1年になると、総額の6割前後を滞在費・生活費が占めます。学費より住まいの選び方で差がつくのがシンガポールの特徴です。民間の語学学校のStudent’s Passでは就労が認められていないため、全額を渡航前に用意する前提で計画してください。

1年の費用を詳しく見る ›

– YOUR TYPE –

進学・学位型

予算年370〜950万円|学費が総額を左右する

大学・インターは、学費が総額の6〜7割を占めます。国立大にはMOE Tuition Grantという学費補助があり、適用されると負担が大きく下がる一方、卒業後3年間の就労義務がセットになります。高校生か大学生かでも必要な費用が変わります。

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シンガポール留学の費用はいくら?総額の目安と内訳

語学留学の総額は、1週間の12万円から1年の450万円まで、期間で大きく変わります。

期間別の総額早見表|1週間12万円〜1年450万円

期間が延びるほど滞在費・生活費が総額を押し上げるのが、家賃の高いシンガポールの特徴です。

期間
総額の目安
金額の大きさ
1週間
12〜25万円
2週間
20〜40万円
1ヶ月
25〜55万円
3ヶ月
60〜120万円
6ヶ月
120〜230万円
1年
230〜450万円

※民間の語学学校に通う語学留学を想定した目安です。バーの長さは各期間の上限額を1年(450万円)と比べた割合です。ビザ免除で受講できるのは「入国時に付与された滞在許可の期間、または30日のいずれか短い方」以内に修了するコースに限られます。金額は学校・滞在方法・時期・為替により変動します。本記事は1シンガポールドル=約125円で換算しています(2026年8月時点)。

滞在資格でかかる費用|0円〜約2.2万円

費用の分かれ目は30日です。

日本国籍なら、短期滞在はビザなしで入国できます。

ただし実際の滞在許可日数を決めるのは入国審査官である点に注意が必要です。

滞在資格
費用
対象・条件
短期滞在(ビザ免除)
0円
30日以内の短期コース
許可日数は入国審査官の判断で14〜30日
Student’s Pass
約1.1万円
1ヶ月超のフルタイム就学
申請3,750円+発行7,500円。健康診断は別途
Work Holiday Pass
約2.2万円
18〜25歳・対象国の大学生/卒業生
最長6ヶ月・更新不可・常時定員2,000名

※2026年8月時点の目安を日本円換算したものです(Student’s Pass=S$90、Work Holiday Pass=S$175)。金額・条件は変更されることがあるため、申請前にICA(シンガポール入国管理局)とMOM(人材開発省)の公式サイトで最新情報をご確認ください。

見落としやすい「隠れコスト」|合計5.5〜15万円

見積書に載らない費用は、合計すると10万円を超えることもあります。

出発前にかかるもの

学校の入学金・教材費1.5〜4万円

授業料と別建ての学校が多い

健康診断(ビザ用)1〜2万円

Student’s Pass取得時に必要

送金手数料・為替差損1〜5万円

学費の海外送金で目減りする分

現地でかかるもの

住まいのデポジット家賃1〜2ヶ月分

退去時に返るが、渡航直後は必要

渡航直後の初期費用2〜4万円

SIM・交通カード・日用品など

周辺国への旅行1回3〜8万円

マレーシア・インドネシアが近い

合計
デポジット・旅行を除く
約5.5〜15万円

※金額は目安です。学校・滞在先・為替により変動します。合計はデポジットと旅行費を除いた4項目の合算です。

見積もりの総額に、プラス10万円前後を上乗せしておくと、現地で慌てずに済みます。

留学カウンセラー
りょう

相談を受けていて多いのが、住まいのデポジットを見落としているケースです。シンガポールは家賃自体が高いので、1〜2ヶ月分となると数十万円になることもあります。渡航直後にいちばんお金が動くので、そこだけは別枠で用意しておくと安心です。

【タイプ別】シンガポール留学の費用を比較する

シンガポールは都市国家のため、都市選びで費用を下げることができません。

代わりに留学タイプの選択が最大の変動要因になります。

同じ1年でも、語学学校とインターナショナルスクールでは総額が2倍以上変わります。

留学タイプ別の総額比較表|25万円〜950万円

まず、5つのタイプを総額の目安で並べて確認しましょう。

留学タイプ別 費用・総合比較表

タイプ名をタップすると、詳しい紹介にジャンプします

タイプ
総合評価
学費の目安
総額の目安
4.5
★★★★★★★★★★
8〜20
25〜55万
4.3
★★★★★★★★★★
85〜170
230〜450万
4.4
★★★★★★★★★★
225〜690
370〜950万
3.9
★★★★★★★★★★
325〜560
520〜950万
4.2
★★★★★★★★★★
10〜25
30〜65万

※学費は語学学校が該当期間の授業料、大学・インターは年間授業料の目安です。総額は滞在費・生活費・航空券を含みます。親子・サマーは親子2名の目安です。学校・コース・滞在方法により変動します。

語学学校|いちばん短く試せる選択肢

週単位で申し込めるため、費用を自分でコントロールしやすいのが語学学校です。

学校選びでは、CPE登録とEduTrust認証(国から認証された学校であるかどうかの指針)の有無を必ず確認してください。

学費(4週)

約8〜20万円

生活費(月)

11〜22万円

1ヶ月の総額25〜55万円
1週間から申し込めるため、休暇の長さに合わせて調整できる
30日を超えるとStudent’s Passが必要になり、手続き期間も見込む必要がある
複数校の見積もりを取ると、同じ週数でも数万円の差が見つかることがある

大学・大学院|学費が総額の6〜7割

NUS・NTU・SMUなどの国立大は、学費補助のMOE Tuition Grant(シンガポールの補助金制度)を申請できます。

ただし受給すると卒業後3年間シンガポールで働く義務が発生します。

学費(年)

約225〜690万円

生活費(月)

11〜22万円

1年の総額370〜950万円
Grant適用で学費がおよそ半分になり、総額を大きく下げられる
医学・歯学など一部の専攻は学費が別枠で、目安を大きく上回る
学生寮に入れるかどうかで、年間の滞在費が数十万円変わる

インターナショナルスクール|1年単位で見る費用

中高生が現地校に通う場合は、年単位の学費に加えて入学金・施設費が上乗せされます。

初年度は、表示学費より2〜3割高くなると考えておくと安全です。

1年の総額520〜950万円
学費(年・中等部)325〜560万円
生活費(月)15〜30万円
初年度の上乗せ学費の2〜3割

強みIB・英国式・米国式から選べ、進学先の幅が広い

注意入学金・施設費・バス代が別途で、初年度が最も重い

コツ未成年の受け入れ条件は学校ごとに違うため事前確認が必須

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2026年7月16日更新 2026年8月4日

親子留学・サマープログラム|2週間から可能

治安が良く日本から約7時間という近さから、親子留学の行き先として選ばれています。

短期であればビザが不要な点も、動きやすさにつながっています。

2週間の総額(親子2名)30〜65万円
プログラム費(2週間)10〜25万円
滞在費・食費(2名)8〜15万円
航空券(2名)12〜24万円

強み夏休みの2週間で組め、学校を休ませずに参加できる

注意7〜8月は航空券と宿泊が高騰し、総額が1〜2割上がる

コツ保護者はビザなし滞在のため就労できない点に注意する

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滞在方法別|総額が安い順ランキング

語学留学の総額は、住まいの選び方でここまで変わります。

1

学生寮・ホステル(相部屋)

光熱費込みで、月の支出が読みやすい

3ヶ月
6ヶ月
1年
60〜80
120〜160
230〜300
2

HDBのコモンルーム(シェア)

個室を確保しつつ家賃を抑えられる

3ヶ月
6ヶ月
1年
75〜100
150〜195
290〜370
3

コンドミニアム(個室・設備充実)

プールやジム付き。快適だが家賃は最も高い

3ヶ月
6ヶ月
1年
95〜120
185〜230
360〜450

※語学学校の学費・滞在費・生活費・航空券・保険・ビザ関連費を含む総額の目安です。HDBは最低賃貸期間が6ヶ月のため、3ヶ月の欄は学生寮やコンドミニアムを利用した場合の金額です。学校のランク・エリア・時期・為替により変動します。

1年で比べると、寮とコンドミニアムでは約130万円の差になります。

シンガポール留学の費用|短期・1ヶ月・1年

短期は航空券の比重が大きく、長期は滞在費と生活費が総額を決めます。

ここでは費目を「学費」「滞在費・生活費」「航空券」「保険・ビザ関連」の4つにそろえ、どこが伸びるかを比べられるようにしました。

期間が延びるとどの費目が増える?

同じ4費目でも、期間によって総額に占める割合はここまで変わります。

総額に占める費目の割合(中央値で比較)

2週間総額 約30万円
学費 滞在・生活 航空券
3ヶ月総額 約90万円
学費 滞在・生活
1年総額 約340万円
学費 滞在・生活
学費 滞在費・生活費 航空券 保険・ビザ関連

2週間では総額の約3割を占める航空券が、1年では わずか3% に。長期になるほど、勝負どころは滞在費に移ります。

※各期間のレンジの中央値で試算した割合です。滞在方法・時期により変動します。

シンガポール短期留学の費用|1〜2週間で20〜40万円

2週間の場合、総額の3割前後を航空券が占めます

そのぶん、渡航月を1ヶ月ずらすだけで総額が大きく動きます。

2週間の費目内訳

学費5〜11万円

週20時間前後の一般英語コース

滞在費・生活費7〜15万円

ホステル相部屋〜ホテル滞在で差が出る

航空券6〜12万円

往復・時期と航空会社で変動

保険・ビザ関連1〜2万円

ビザ不要のため海外旅行保険が中心

合計の目安約20〜40万円

※1週間なら12〜25万円が目安です。学校・滞在方法・時期・為替により変動します。

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シンガポール留学1ヶ月の費用|25〜55万円

1ヶ月は、1日あたりのコストがいちばん割安になりやすい期間です。

30日以内に収めれば学生ビザが不要なため、手続き費用と待ち時間も抑えられます。

ただし許可日数が30日未満になることもあるため、4週間コースは前後に余裕を持たせるのが安全です。

費目
1ヶ月の目安
学費
8〜20万円
4週間・入学金と教材費を含む
滞在費・生活費
10〜21万円
シェア〜個室で1ヶ月あたり10万円以上の差
航空券
6〜12万円
期間が延びても金額は変わらない
保険・ビザ関連
1〜2万円
30日以内ならビザ申請料は不要
合計の目安
約25〜55万円

※31日以上の滞在になるとStudent’s Passが必要になり、申請料・健康診断で1〜2万円ほど増えます。

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2026年7月27日更新 2026年8月5日

シンガポール留学3ヶ月の費用|60〜120万円

3ヶ月からは学生ビザが必要になり、住まいも短期宿泊から賃貸へ切り替わります。

長期割引が効き始めるため、週あたりの学費は1ヶ月のときより下がります。

3ヶ月の費目内訳

学費22〜50万円

12週間・長期割引の適用後

滞在費・生活費30〜55万円

月11〜22万円が3ヶ月分

航空券6〜12万円

短期と同額のため総額比率は下がる

保険・ビザ関連2〜3万円

Student’s Pass・健康診断・保険

合計の目安約60〜120万円

※6ヶ月なら120〜230万円が目安です。滞在方法とエリアにより変動します。

シンガポール留学1年の費用|230〜450万円

1年になると、総額の6割前後を滞在費・生活費が占めます

学費より住まいの選び方が総額を左右する、というのがシンガポールの特徴です。

費目
1年の目安
学費
85〜170万円
48週前後・コース内容で差が出る
滞在費・生活費
135〜260万円
月11〜22万円が12ヶ月分
航空券
6〜12万円
一時帰国するなら往復分を追加
保険・ビザ関連
4〜8万円
1年分の保険・ビザ更新を含む
合計の目安
約230〜450万円

※民間の語学学校のStudent’s Passでは就労が認められていないため、総額を渡航前に用意する前提で計画してください(NUS・NTUなどMOM承認校の学生は学期中は週16時間まで就労可)。

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2026年7月13日更新 2026年8月4日

留学カウンセラー
りょう

「1年行きたいけれど予算が足りない」という相談はとても多いです。シンガポールは働きながら滞在費を補うのが難しいので、期間を縮めるか、就労できる国に切り替えるかの二択になりがちです。私は最初に、目的が英語力なのか環境なのかを整理することをおすすめしています。

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【高校生・大学生】シンガポール留学の費用の違い

同じシンガポール留学でも、高校生と大学生では選べるルートと滞在方法が違うため、必要な金額が変わります。

まず、それぞれの費用の全体像を並べて確認しましょう。

全体像|高校生と大学生の総額を並べて比べる

短期と長期、それぞれの入口の金額を押さえておきましょう。

高校生
短期+インターが中心

短期:2週間で25〜50万円

長期:インター1年で520〜950万円

特徴:滞在先が寮・ホームステイに限られ、単価が上がりやすい

大学生
語学+進学が中心

短期:語学1ヶ月で25〜55万円

長期:大学1年で370〜950万円

特徴:シェアや学生寮を選べるため、滞在費を圧縮しやすい

※滞在費・生活費・航空券を含む総額の目安です。学校・滞在方法・時期・為替により変動します。

高校生の費用|2週間25〜50万円・1年520万円〜

高校生が選べるルートは大きく3つで、費用の桁が変わります。

ルート
期間
総額の目安
サマープログラム
2〜4週間
25〜80万円
授業・滞在・課外活動が一体型
高校経由の交換・短期留学
3〜6ヶ月
100〜250万円
在籍校の提携制度がある場合に限る
インターナショナルスクール編入
1年〜
年520〜950万円
初年度は入学金・施設費で2〜3割増

※学費・滞在費・生活費・航空券・保険を含む目安です。未成年の受け入れ条件は学校ごとに異なるため、必ず学校へ直接確認してください。

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2026年7月23日更新 2026年8月5日

大学生の費用|1ヶ月25〜55万円・1年370万円〜

大学生は滞在方法の選択肢が広く、同じ期間でも費用の下限を下げやすいのが強みです。

正規進学であれば、学期中に週16時間まで働ける点も高校生との違いです。

語学留学2週間〜1年
総額の目安20〜450万円

休学せず春・夏休みだけでも組める

交換留学1学期(約5ヶ月)
総額の目安65〜190万円

現地学費が免除されると下限まで下がる

正規進学(学部・修士)1〜4年
1年あたりの総額370〜950万円

Tuition Grantの有無で大きく変わる

※学費・滞在費・生活費・航空券・保険・ビザ関連費を含む目安です。大学・専攻・滞在方法により変動します。

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高校生と大学生で費用差が出る3つのポイント

差が生まれるのは、学費そのものより「住まい」と「付随費用」です。

1

滞在方法の選択肢

未成年は寮や監督者のいるホームステイが基本になります。大学生が使えるHDBのシェアと比べると、同じ1ヶ月でも数万円高くなります。

2

学費の刻み方

語学学校は週単位で調整できますが、インターは年単位の契約です。予算に合わせて期間を短くする、という調整ができません。

3

保護者・付き添いに関する費用

年齢や学校の方針によっては、保護者の帯同や現地での身元引受人が求められます。渡航費や住居費が二重にかかる可能性があります。

大学・大学院の学費とMOE Tuition Grant

正規進学では、学費が総額の6〜7割を占めます。

留学生も申請できるMOE Tuition Grantが使えるかどうかで、負担がほぼ半分に変わります。

用語解説

MOE Tuition Grant

シンガポール教育省の学費補助

シンガポール政府が、国立大学などの学費の一部を肩代わりする制度です。奨学金とは違い成績優秀者だけのものではなく、留学生も申請できます。対象はNUS・NTU・SMU・SUTD・SIT・SUSSなどの公的大学です。

ただし受給すると、卒業後にシンガポール登録企業で3年間働く義務が発生します。学費が下がる代わりに、卒業後の進路が3年間縛られる仕組みです。

金額でみると、負担の差はここまで大きくなります。

Grantの有無で変わる年間学費(学部の例)

Grantなし
就労義務なし
463〜688万円
Grantあり
3年の就労義務
225〜363万円
4年間の
差額
約950〜1,300万円

4年間で見ると差は 1,000万円前後。卒業後3年をシンガポールで働く前提が持てるかどうかが、判断の分かれ目になります。

※学部・専攻により金額は変わります。制度の内容も改定されるため、出願前に各大学とシンガポール教育省の公式情報をご確認ください。

区分
期間
年間の学費目安
学部(Grant適用)
3〜4年
※卒業後3年の就労義務
約225〜363万円
S$18,000〜29,000
学部(Grantなし)
3〜4年
約463〜688万円
S$37,000〜55,000
大学院(修士・Grant適用)
1〜2年
約275〜440万円
S$22,000〜35,000
私立大・カレッジ
1〜3年
約150〜350万円
S$12,000〜28,000

※留学生向けの学費目安です。医学・歯学など一部の専攻は大きく上回ります。大学・専攻により異なるため、必ず志望校の公式サイトで最新の金額をご確認ください。1シンガポールドル=約125円で換算。

Grantを受けると学費は下がりますが、卒業後3年間はシンガポール登録企業で働く必要があります。

帰国して就職したい人には縛りになるため、学費の安さだけで判断しないことが大切です。

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シンガポール留学のデメリットと費用への影響

シンガポールは「安さで選ぶ国」ではありません

ここでは、費用に直結する5つの注意点を先に確認しておきましょう。

費用に直結する5つのデメリット

それぞれが総額のどこに効くのかを添えて整理しました。

1

家賃が高く、滞在費が総額を押し上げる

1年留学では総額の6割前後が滞在費・生活費です。学費を抑えても、住まいを妥協しないと総額は下がりません。

2

語学学校の学生は働けない

民間の語学学校のStudent’s Passでは就労が認められていません。就労できるのはNUS・NTU・SMUなど人材開発省(MOM)の承認校に在籍する学生に限られ、学期中は週16時間までです。

3

ワーホリの条件が厳しく、期間も短い

Work Holiday Passは18〜25歳・対象国の大学生または卒業生に限られ、滞在も最長6ヶ月です。年齢や経歴によっては選択肢に入りません。

4

多言語環境のため「英語漬け」にはなりにくい

英語は公用語の一つですが、中国語やマレー語も日常的に使われます。シングリッシュと呼ばれる独特の訛りがあり、日本人在住者も多いため、欧米式の発音を身につけたい人には向きません。

5

短期ほど1日あたりの単価が高くなる

1〜2週間の滞在では、航空券と初期費用が総額の半分近くを占めることもあります。何度も往復するより、1回の期間を伸ばすほうが割安です。

どのデメリットが総額に効く?影響度の早見表

予算への響き方は、5つで大きく違います。

デメリット
影響度
効いてくる金額
家賃が高い
1年で最大130万円
語学学校の学生は働けない
全額を持ち出し
ワーホリの条件が厳しい
選択肢が6ヶ月まで
英語漬けになりにくい
費用対効果が下がる
短期は単価が上がる
2週間で航空券が3割

※影響度は語学留学を前提とした編集部の整理です。留学タイプ・期間により変わります。

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2026年7月27日更新 2026年8月5日

向いている人・慎重に考えたい人

裏を返せば、治安の良さや日本からの近さに価値を感じるなら、費用に見合う選択肢になります。

向いている人

・治安と衛生面を最優先したい

・アジアでのキャリアを見据えている

・短期で成果を出したい社会人

・英語と中国語の両方に触れたい

慎重に考えたい人

・働きながら費用を賄いたい

・1年以上の長期滞在を考えている

・生活のすべてを英語にしたい

・予算を200万円以内に収めたい

シンガポールに決めきれていませんか?
働きながら通える国と比べてから決めても遅くありません

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シンガポールと英語圏、どちらが目的に合うか比較するだけでもOKです。

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シンガポール留学の費用を抑える6つの方法

効果の大きい順に並べました。上の2つだけで年100万円以上変わります

全体像|どこを削ると効くのか

1年留学を前提に、削減できる金額が大きい3つを抜き出しました。

1年留学で下げられる金額の目安

効果1位

130万円

滞在方法

寮・シェアにする

効果2位

40万円

滞在エリア

中心部から外す

効果3位

25万円

コース選び

長期割引・午後

3つ合わせた削減額約190万円

※語学留学1年を前提にした試算です。学校・エリア・時期・為替により変動します。

効くのは住まいの選び方です。3つを組み合わせれば、1年の総額を450万円から260万円台まで下げられます。

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2026年7月24日更新 2026年8月5日

1|滞在方法を変える(効果は最大)

シンガポールで最も効くのが、住まいのグレードを一段落とすことです。

用語解説

HDBのコモンルーム

Housing & Development Board(住宅開発庁)の公営住宅

HDBはシンガポール政府が供給する公営住宅で、国民の8割以上が暮らしています。日本の団地に近い集合住宅ですが、区画ごとにホーカー(屋台街)やスーパーが揃い、生活には困りません。外国人は購入できませんが、賃貸は可能です。

住戸内の個室は2種類あり、専用バスルーム付きの広い部屋がマスタールーム、バスルームを共用する小さめの部屋がコモンルームです。コモンルームは最も家賃を抑えられる選択肢で、オーナーや他の入居者と同居する形になります。

部屋の種類
家賃/月
バス・トイレ
最低契約
HDBコモンルーム
7〜12万円
共用
6ヶ月
HDBマスタールーム
10〜16万円
専用
6ヶ月
コンドミニアムの個室
13〜25万円
物件による
3ヶ月

※2026年8月時点の目安です。HDBは最低賃貸期間が6ヶ月、民間住宅(コンドミニアム等)は3ヶ月と定められており、これより短い賃貸は認められていません。またHDBを借りるには有効な滞在パスが必要で、観光目的の短期滞在者は契約できません。

つまり3ヶ月以下の留学ではHDBを借りられません。学生寮やホステル、コンドミニアムの個室が候補になります。

滞在方法別 1年の総額(語学留学)

コンドミニアム
個室・設備充実
360〜450万円
学生寮・ホステル
相部屋
230〜300万円
1年分の
差額
約130万円

同じ学校・同じ期間でも、住まいだけで 約130万円 の差が出ます。まず寮の空きを確認するのが近道です。

※学費・生活費・航空券・保険を含む総額の目安です。エリア・契約時期により変動します。

2|滞在エリアを中心部から外す

MRTが発達しているため、郊外に住んでも通学時間はそこまで延びません。

用語解説

MRT

Mass Rapid Transit(大量高速輸送システム)

シンガポールの地下鉄にあたる路線網で、総延長は約240km。国土が東京23区ほどの広さなので、郊外から中心部まで30〜45分ほどで移動できます。チャンギ空港にも直結しています。

運賃は乗った距離で決まり、大人1回あたり約160〜320円。紙の切符はすでに廃止されており、EZ-Linkカードやタッチ決済対応のクレジットカードをかざして乗ります。

1回の運賃約160〜320円
乗り換えの追加料金0円
平日7時45分までの乗車約60円引き
通学の交通費(月20往復)7,000〜1.3万円

※2025年12月の運賃改定後、1SGD=約125円で換算した目安です(2026年8月時点)。乗り換えは45分以内であれば1回の乗車として距離で計算されます。

郊外に住んでも増える交通費は月数千円程度なので、家賃を下げたほうが確実に得になります。

エリア
家賃(月)
中心部まで
中心部
オーチャード周辺
13〜25万円
S$1,000〜2,000
徒歩〜10分
中間エリア
東部・カトン周辺
9〜16万円
S$750〜1,300
20〜30分
郊外
ジュロン・ウッドランズ等
7〜12万円
S$550〜950
30〜45分

※HDBやコンドミニアムの1部屋を借りるルームレンタルの目安です(2026年8月時点・1SGD=約125円換算)。物件・契約期間・エアコンの有無により変動します。

中心部から中間エリアへ移すだけで、1年で約40万円、郊外なら約70万円下がる計算です。

3|オフシーズンに渡航する

日本の長期休暇と重なる時期は、航空券と宿泊が同時に上がります。

渡航月と価格の高さ(シンガポール語学留学)

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狙い目(2〜3月・9〜11月) 通常期 繁忙期(航空券・宿泊が上乗せ)

7〜8月と年末年始を避けるだけで、短期留学なら 1〜2割 下がります。

※学校ごとに繁忙期の設定や上乗せ額は異なります。申込前に該当週の料金表で確認してください。

4|長期割引と午後コースを活用する

語学学校の学費は、申込週数とコースの時間帯で単価が変わります。

週あたりの学費が下がる2つの軸

軸1 申込週数が長いほど週単価が下がる

4週申込 週2.5万円
12週申込 週2.2万円
24週申込 週1.9万円

軸2 午後・パートタイムは週単価が下がる

午前フル 週2.5万円
午後コース 週1.8万円

長期申込と午後コースを組み合わせると、1年の学費は170万円から 約145万円 まで下がります。

※週単価は一般英語コースの目安です。学校・コース・キャンペーンにより変動します。

5|奨学金・支援制度を調べる

大学生であれば、日本側の制度を使える可能性があります。

JASSOの海外留学支援制度:協定に基づく派遣なら、月額の奨学金が支給される場合があります
トビタテ!留学JAPAN:返済不要で、語学以外の実践活動を含む計画も対象になります
在籍大学の独自制度:交換留学の渡航費補助など、学内限定の支援が用意されていることがあります

募集は年1〜2回で締切が早いため、渡航の半年以上前から確認しておくと安心です。

6|手数料無料のエージェントで見積もりを取る

ここまでの5つは、自分の条件に当てはめて初めて金額が決まります。

手数料無料のエージェントなら、複数パターンの見積もりを費用ゼロで比べられます。

結局、自分はいくらで行けるのか。ここだけ確かめませんか?

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シンガポール留学の費用についてよくある質問

相談で特によく聞かれる3つに答えます。

いずれも、予算の組み方が変わる重要なポイントです。

Q

1ヶ月の語学留学ならビザは必要ですか?

A

30日以内であれば、日本国籍の方は学生ビザなしで受講できます。ただし滞在許可の日数を決めるのは入国審査官で、14〜30日の範囲になることがあります。4週間コースは前後に余裕を持たせてください。31日以上ならStudent’s Passが必要で、約1.1万円と健康診断の費用が加わります。

Q

留学中のアルバイトで生活費は稼げますか?

A

学校のタイプで変わります。NUS・NTU・SMUなどMOM承認校の学生は学期中は週16時間まで、長期休暇中はフルタイムで働けます。一方、民間の語学学校の学生と交換留学生は就労できません。月11〜22万円の生活費を賄える水準にはなりにくいため、当てにしない計画をおすすめします。

Q

オーストラリアやカナダと比べて安いですか?

A

学費と航空券は抑えやすい一方、家賃は英語圏の主要都市と同等かそれ以上です。さらに語学留学では現地就労ができないため、ワーホリで働ける国と比べると、1年単位では持ち出しが大きくなりやすい点に注意してください。

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まとめ|シンガポール留学の費用の決まり方

シンガポール留学の費用は、留学タイプと期間、そして住まいの選び方でほぼ決まります。

金額の目安をもう一度確認しておきましょう。

この記事のまとめ

語学留学の総額は、1〜2週間で20〜40万円、1ヶ月で25〜55万円、1年で230〜450万円
30日以内ならビザ不要。31日以上はStudent’s Passで約1.1万円が加わる
高校生は短期2週間25〜50万円・インター1年520〜950万円、大学生は語学1ヶ月25〜55万円・大学1年370〜950万円
語学学校では就労不可。働けるのはMOM承認校の学生(学期中は週16時間まで)に限られる
滞在方法・エリア・コースを見直せば、1年の総額は450万円から260万円台まで下げられる

費用を比べるときは、学費だけでなく「就労できるか」「何年通うのか」まで含めて考えると判断を誤りません。

気になる国が複数あるなら、実際の学校を入れた見積もりを一度つくってみるのが、いちばんの近道です。

本記事は2026年8月時点の情報です。ビザの申請料・条件、学費、生活費、為替レートは変動します。

渡航前には、ICA(シンガポール入国管理局)・MOM(人材開発省)や各学校・大学の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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