ニュージーランド留学を調べていると、多くの方が最初にたどり着くのがオークランドです。国内最大の都市で、語学学校も大学もここに集まっています。ただ、調べるほど「結局いくらかかるのか」がぼやけてきませんか。
この記事では、語学学校5校が公表している授業料と現地の滞在費相場をもとに、オークランド留学にいくらかかるのかを整理しました。読み終わるころには、自分に向いている留学の形と必要な金額が、具体的な数字で見えているはずです。
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目次
オークランド留学の基本データ

NZ全体の約34%
夏時間は+4時間
なしで行ける
オークランドは北島にあるニュージーランド最大の都市で、国の人口の3分の1が集まっています。
気候・言語・留学環境
生活面で押さえておきたいのは次の4点です。
学校の選択肢が多いぶん、どこを選ぶかで体験が大きく変わります。具体的な選び方は「オークランド留学の語学学校5校」で、費用と環境を比較しながら解説します。
2026年3月発表の卒業後就労ビザ改正
進学まで考えている方に関係する動きがあったので、先にお伝えしておきます。
※ビザの要件は変更されることがあります。自分が対象になるかどうかは、申請前に必ずニュージーランド移民局の公式サイトでご確認ください。
オークランドと他都市との比較表

ニュージーランド留学で最初に迷うのが都市選びですよね。オークランドをひとことで言うと、いちばん「都会寄り」の王道都市です。人口・仕事・学校の数が国内トップクラスのNZ最大都市で、中心部はビル街ですが、少し行けば港やビーチがある「ゆるい都会感」が魅力です。
留学カウンセラー
りょう
留学先としてよく候補に挙がる4都市を、仕事・学校・気候・向いている人で並べてみました。
ざっくり言えば、安定とバランスのオークランド/落ち着きのクライストチャーチ/カルチャー首都のウェリントン/アクティビティ全振りのクイーンズタウン。迷ったら、選択肢がいちばん多いオークランドから検討すると失敗しにくいです。
オークランド留学の種類・ビザ
ひとくちにオークランド留学と言っても、選ぶ形によってビザも費用も、働けるかどうかも変わります。まず自分がどれに当てはまるかを決めてしまうと、このあとの話が一気に進みます。
留学カウンセラー
りょう
語学留学(学生ビザ・観光ビザ)
いちばん選ばれる形です。3ヶ月以内なら観光ビザ(NZeTA)のまま語学学校に通えます。申請の手間も費用も抑えられるかわりに、就労は一切できません。3ヶ月を超えるフルタイム就学(週20時間以上の授業)になると学生ビザが必要です。
学生ビザで必要になるもの
- 資金証明:1年以上ならNZ$20,000(約179万円)、1年未満なら1ヶ月あたりNZ$1,667(約15万円)
- 就学期間をカバーする医療・旅行保険(加入は申請の条件)
- ビザ申請料:NZ$850〜
授業料は12週で約43〜59万円と、学校によって差が出ます。内訳は「5校の費用を同じ条件で比べる」で並べているので、そちらもあわせてご覧ください。
ワーキングホリデー
18〜30歳なら選べる、就労が前提のビザです。ニュージーランドのワーホリは語学学校にも最長6ヶ月まで通えるので、「前半は学校で英語を固めて、後半は働く」という組み立てが定番になっています。
ワーホリビザの条件
- 年齢:申請時に18〜30歳
- 滞在:最長12ヶ月(農業などで3ヶ月以上働くと、最長3ヶ月の延長制度あり)
- 就学:最長6ヶ月まで
- 資金証明:NZ$4,200(約38万円)以上
- 同じ雇用主のもとで働き続けられる(期間の制限なし)
最低賃金の時給NZ$23.95で週40時間働いた場合、年間で約411万円(税引前)が目安です。収入の詳しい計算は「学生ビザで働ける条件と、実際に稼げる金額」にまとめています。
進学留学(専門学校・大学)
日本の高校を卒業しただけでは、オークランド大学に直接出願できません。ファウンデーションと呼ばれる大学準備課程を挟むのが基本ルートです。
↓
ファウンデーション(大学準備課程)
入学の目安:IELTS 5.0
↓
学部入学
目安:IELTS 6.0
オークランド大学の2026年の学費は、学部によってNZ$40,225〜58,009(約359〜518万円)。これとは別に学生サービス料がNZ$1,132.80(年間約10万円)かかります。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月23日更新 2026年8月5日
高校留学
公立・私立の中高に在籍する形で、3ヶ月ほどの短期体験から、卒業を目指す長期までいろいろです。学生ビザが必要で、就労は原則できません。学費は学校ごとの差が大きいので、候補を絞ってから個別に確認してください。
学生ビザで働ける条件と、実際に稼げる金額
「学生ビザなら働ける」と聞いて計画を立てる方は多いのですが、ここは条件がはっきり決まっています。語学学校(英語コース)の場合、通う期間と学校の認定区分で就労できるかどうかが変わります。
つまり、1ヶ月や3ヶ月の短期留学では基本的に働けません。この記事で紹介した5校はどれも条件を満たす認定校なので、14週以上フルタイムで通えば就労できます。収入を前提に予算を組むなら、最低でも14週、できれば24週以上で考えてください。
オークランド留学の費用|1ヶ月〜1年

いちばん知りたい部分から入りましょう。語学留学を前提とした期間別の総額目安で、学費・滞在費・食費・保険・航空券をすべて含んだ数字になっています。
※授業料は下の「語学学校5校の費用比較」の実額レンジをもとにした概算です。長期になるほど週あたりの単価が下がり、学校選びだけで1年70万円前後の差が出ます。
2026年7月23日更新 2026年8月12日
1年留学なら、働けるかどうかで総額が変わる
表の1年分は約330万円ですが、これは収入をゼロとした場合の数字です。実際には就労が認められるビザなら、この総額から現地収入を引けます。
ただし現地で仕事が決まるまでには時間がかかります。到着してすぐ収入が入る前提で予算を組むのは危険です。
学生ビザの申請には資金証明が必要
もう1つ、制度として押さえておくべき数字があります。
移民局は学生ビザの申請にあたって、生活費の資金証明を求めています。基準は1年以上の就学でNZ$20,000(約179万円)、1年未満なら1ヶ月あたりNZ$1,667(約15万円)です。授業料と往復航空券の費用は、これとは別に用意する必要があります。
ここまでが費用の全体像です。数字を並べても、自分の場合いくらになるかはやはり見積もりを取らないと固まりません。
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オークランド留学の語学学校5校
オークランドには語学学校が数十校あります。ここでは日本人の利用が多く、性格がはっきり分かれる5校を、同じ項目で並べて比較します。
5校は選択肢が多い大規模校と話す量が確保できる小規模校に分かれます。どちらが正解ということはなく、相性の問題です。
オークランドの語学学校の特徴

5校を見ていく前に、オークランドの語学学校がどんな場所なのかを押さえておきましょう。規模や雰囲気は学校ごとに違っても、授業の仕組みはだいたい共通しています。
どの学校もだいたい共通していること
- クラスは英語レベル別。上のレベルほど日本人が減り、ヨーロッパ系の生徒が増えます
- 授業が合わなければ、クラスの上げ下げができます。入学時のレベル分けで一生決まるわけではありません
- 先生はフレンドリーで、いつでも発言してOKの雰囲気。日本の授業とはテンポが違います
留学カウンセラー
りょう
5校の費用を同じ条件で比べる
「どこも同じくらいの金額でしょう」と思われがちですが、実際に並べるとかなり差が出ます。
同じ24週でも、いちばん安いKiwi English Academyといちばん高いLanguages Internationalでは約33万円、1年通えば70万円前後の差になります。
ここからは1校ずつ、同じ5項目(タイプ・クラス規模・日本人比率・強み・注意点)で見ていきます。授業料は5校で24週あたり約33万円、1年なら70万円前後の差が出るので、上の費用比較で金額を押さえたうえで、環境の相性で絞り込むのがおすすめです。
1. NZLC|実績で選ぶなら最初の候補

オークランドの語学学校を調べると、まず名前が挙がる大規模校です。ニュージーランド唯一のケンブリッジ大学認定の英語講師養成校でもあります。
目的が途中で変わっても、学校を移らずコース変更で対応できるのがこの規模の利点です。
2. Languages International|きちんと積み上げたい人向け

1978年創立で、ニュージーランド国内で最も歴史のある私立語学学校です。歴史的建築物の校舎で、雰囲気そのものが落ち着いています。
会話中心で楽しく学ぶより、体系立てて英語を積み上げたい人に合う学校です。
Languages International の公式サイト
3. Kiwi English Academy|話す量を確保できる小規模校

1991年設立、オークランド中心部のニューマーケットにある小規模校です。5校のなかで最も生徒と講師の距離が近い学校です。
幼稚園でのボランティアなど教室の外に出る仕組みもあり、学ぶだけでなく使いたい人に相性のいい設計です。
4. Seafield|働きながら通いたい人向け

もともとクライストチャーチにあった学校が、オークランドに校舎を構えた小規模校です。5校のなかで日本人比率が最も低い部類です。
昼に働いて夜に学ぶ形が取れるため、ワーキングホリデーとの相性がいい学校です。大学やポリテクへのパスウェイコースもあります。
Seafield School of English の公式サイト
5. ELA(オークランド大学付属)|進学が目的ならここ

オークランド大学の正式な付属校で、キャンパスのすぐ近くにあります。大学進学を目指すなら最初に検討すべき選択肢です。
進学の意思が固まっているかどうかが、ELAを選ぶかどうかの分かれ目です。大学の学費やファウンデーションのルートは「オークランド留学の種類・ビザ」の進学留学で触れているので、あわせて確認してください。
留学カウンセラー
りょう
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オークランド留学の滞在方法|ホームステイor フラットシェア?
滞在方法は費用にも英語力の伸びにも直結します。ニュージーランドではひとり暮らしより、ホームステイかフラットシェアが主流です。
滞在方法は、費用にも英語力の伸びにも直結します。ニュージーランドではひとり暮らしより、ホームステイかフラットシェアが主流です。
実際に多いのは、最初の1〜3ヶ月をホームステイで過ごし、慣れたらフラットシェアに移る形です。渡航直後の不安を減らしながら、あとから費用も抑えられます。
留学カウンセラー
りょう
ホストファミリーの家族構成、通学にかかる時間、食事の回数と内容。この3点は事前に必ず聞いてください。通学1時間超の郊外に手配されるケースもあります。
ホームステイは学校経由で手配するのが一般的ですが、条件の希望はエージェント経由でも伝えられます。通学時間だけは妥協しないほうが、結果として続けやすくなりますよ。
オークランド留学の準備の流れ
出発の6ヶ月前から逆算する
準備は思ったより時間がかかります。半年前から動き出すのが安全なラインです。学校の申し込みからビザが下りるまでに何をいつやるか、逆算で並べてみました。
ビザ申請までに揃える書類
スケジュールの中でいちばん詰まりやすいのがビザ申請です。書類は学校の手続きと並行して集めていくことになるので、早めに全体像を掴んでおきましょう。
学生ビザの申請に必要なもの
- 入学許可書(Offer of Place):学校に申し込んで発行されるもの。これが出ないとビザ申請に進めません
- 資金証明:1年以上ならNZ$20,000(約179万円)、1年未満なら1ヶ月あたりNZ$1,667(約15万円)。残高証明の取得に日数がかかります
- 医療・旅行保険の証書:就学期間をカバーしているもの。加入は申請の条件です
- パスポート:滞在予定期間+3ヶ月以上の残存期間が目安
- 健康診断・胸部X線:滞在期間によって求められる場合があります
- 申請料:NZ$850〜
※必要書類と申請料は変更されることがあります。該当するかどうかは、申請の直前にニュージーランド移民局の公式サイトで必ずご確認ください。
留学カウンセラー
りょう
2026年8月27日更新 2026年8月27日
ビザの要件と申請料は変更されることがあります。申請の直前に必ずニュージーランド移民局の公式サイトで最新情報を確認してください。
医療保険は学生ビザの必須条件
意外と見落とされがちなのですが、学生ビザは医療・旅行保険への加入が申請の条件になっています。就学の開始からビザが切れるまでをカバーしている必要があり、補償内容は学校が指定します。
※現地保険の金額は、ニュージーランドの大学が採用しているStudentsafeの2026年料金です。指定の保険と金額は学校によって異なります。
留学カウンセラー
りょう
オークランド留学のよくある質問
相談でよく挙がる疑問をまとめました。特に多いのは英語力と就労、そして治安に関する質問です。
2026年7月24日更新 2026年8月5日
まとめ|オークランド留学の決め方
最後に、この記事の内容を判断の順番として整理します。留学は決めることが多く見えますが、順序さえ守れば迷う場面は減ります。
この記事のまとめ
オークランド留学は、選択肢が多いぶん決めることも多くなりがちです。ただ裏を返せば、条件さえ整理できれば自分に合う形が必ず見つかる都市でもあります。
情報は集まったのに、一歩が踏み出せていませんか?
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※本記事は2026年9月17日時点の情報です。金額は1NZドル=89.3円で換算した目安で、学費・滞在費・最低賃金・為替は変動します。※ビザ要件は変更されることがあるため、申請前に必ずニュージーランド移民局の公式サイトでご確認ください。















