- 人口
- 約504万人(2022年)
- 公用語
- 英語、アイルランド語
- 通貨
- ユーロ/1ユーロ=約158円(2023年9月末時点)
- 世界遺産
- ブルーナ・ボーニャ ボイン渓谷の遺跡群、シュケリッグ・ヴィヒルなど
< 2024年10月17日更新 >
イギリスの隣国「アイルランド」。大自然が生み出す絶景を堪能したい方や、キリスト教文化に興味がある方におすすめです。ここでは、アイルランド留学・ワーホリの特徴や人気都市をご紹介します。さらに、ビザ情報、滞在中の生活費・現地で働く場合の時給(職種別)の目安など、渡航先選びに役立つ情報をまとめていますので、ぜひ現地での生活をイメージしてみてください。
アイルランドは、ヨーロッパで英語を学びたい方と相性の良い渡航先です。留学を頑張ったご褒美としてヨーロッパ周遊を検討するのも良いでしょう。ワーホリビザでの渡航も可能ですが、ビザの発給数には上限がある点にご注意ください。
アイルランドのワーキングホリデービザは最大12か月間の滞在が許可されています。申請は年に一度行われ、日本人に対して年間800人の枠があります。この期間内に仕事をしながら滞在費を稼ぎ、自由にアイルランド国内を旅行することができます。アイルランドの豊かな自然や文化に触れ、英語を使った生活を楽しみたい人に適した制度です。
申請者は18歳から30歳までで、日本国籍を持つことが条件です。特別な学歴や職歴は不要で、英語力についての要件もありません。そのため、英語学習を目的に渡航する人も多く、語学学校に通いながら生活費をアルバイトで補うことが可能です。異文化体験や新しい環境に挑戦したい若者に適しています。
ワーキングホリデーで許可されている仕事は、飲食業や小売業、観光業などが中心です。特に観光シーズンには臨時の雇用が増えるため、短期的な仕事を見つけやすいのが特徴です。また、アイルランドのIT産業や教育機関も盛んで、経験次第では専門職での仕事のチャンスもあります。柔軟な働き方が可能です。
アイルランドは「エメラルドの島」とも呼ばれ、豊かな緑に覆われた美しい自然景観が特徴です。広大な草原、険しい断崖、静寂な湖、そして大西洋に面した海岸線が広がり、自然を愛する人々には絶好の環境です。特に「モハーの断崖」や「ジャイアンツ・コーズウェイ」といった世界的に有名な観光スポットは訪れる価値があります。ワーキングホリデー期間中、自由な時間を使ってこれらの壮大な自然を堪能できるのが魅力です。
アイルランドからはヨーロッパの他の国々へのアクセスが非常に便利です。格安航空会社が多く、短時間でフランスやイギリス、スペインなどに旅行することができます。シェンゲン協定国への滞在はアイルランドのワーキングホリデービザでは制限されるものの、旅行で短期間訪れることは可能です。多様なヨーロッパ文化に触れながら広い視野を持つことができます。
アイルランドのワーキングホリデー申請方法の概要は以下の通りです。詳細はアイルランドの大使館の公式情報をご確認ください。
申請書をEメールで提出します。申請書はアイルランド大使館のサイトから入手できます。提出先は大使館と提携しているVFSサービシズ・ジャパンという会社です。
申請受付期間終了後にメールで通知されます。許可された場合は必要書類を提出します。
必要書類を郵送で提出します。提出先はVFSサービシズ・ジャパンです。
ビザが発行されたら、アイルランドに入国してワーキングホリデーを開始します。
こういった流れで進めることができます!ただし、ワーキングホリデービザの発給数には制限があるので、早めに申請を進めることをおすすめします。
アイルランドでのワーキングホリデーは、多様な仕事に挑戦できる素晴らしい機会です。ここでは、アイルランドで人気のあるワーキングホリデーの仕事と、それに必要な英語力について紹介します。
アイルランドは観光業が盛んで、ホテルやレストラン、カフェでの仕事が豊富にあります。これらの仕事では、お客様とのコミュニケーションが頻繁に発生するため、基礎的な英会話力が必要です。特に、オーダーを取る、接客する、電話対応するなどの日常的なやり取りをスムーズに行えることが求められます。
ショッピングセンターや個人経営の店舗での販売員として働く機会も多いです。この仕事では、顧客との対話や商品の説明が主な業務となるため、日常会話レベルの英語力が必要です。また、商品やサービスについての質問に答えられる程度の専門用語も知っておくと良いでしょう。
アイルランドの豊かな自然を生かした農業や酪農の仕事も人気です。この分野では、英語力が中級程度でも問題なく働けることが多いです。ただし、同僚や上司との基本的なコミュニケーションは必要ですので、指示を理解し、報告するための英語力は必須です
職種 | 英語力 |
---|---|
日本食レストランの調理担当 | 入門~ |
ファームジョブ | 入門~ |
ホテルのクリーナー | 入門 or 初級~ | アクアツーリズムスタッフ | 初級~中級 |
日本食レストランの接客担当 | 中級~ |
ローカルの飲食店 | 中級~ |
日系企業での一般事務 | 中級~ |
アシスタントナース | 中級~ |
ローカルカフェ | 中級~ |
パブスタッフ | 中級~ |
ツアーガイド/観光業関連 | 上級 |
現地企業での一般事務 | 上級 |
アイルランド留学・ワーホリでは、長い歴史を有する伝統的な都市や日本人留学生が少ない傾向にある都市など、複数の選択肢があります。特に人気の高い都市を3つご紹介しましょう。
1000年以上の歴史を有する伝統的な都市ダブリンは、アイルランドの政治・経済・交通・文化の中心地です。GoogleやFacebook、Microsoftなどが欧州に本部を構えていることでも有名です。
CELS認定校であるDelfin English School。Social Programmeではアイルランドの魅力を満喫しながら実社会で英語を話す機会を得られ、教室内でも楽しみながら学習できます。また、熱心で経験豊富な講師が学生の目標を理解し、達成に向けてサポート。さらにサポートチームが楽しく意義ある滞在を支えてくれます。キャンパスはダブリン中心部、パーネルスクエア(Parnell Square)のオコンネル・ストリート(O’Connell Street)そばに位置。モダンなデザインかつ広々とした教室で、最新技術を活用して英語を学びます。学生ラウンジ、勉強スペースには無料Wi-Fiが完備されています。質の高い授業と講師、交流やスポーツなどのアクティビティ、確かなサービスで滞在を最大限に充実させることができます。
OHCは1974年開校、3大陸を対象にした教育機関であり、世界で最も幅広く英語コースとプログラムを提供する認定校のひとつです。キャンパスはイギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアの中心街や美しい街並みの中に位置し、学生が自分の好きな場所で楽しく勉強できるように工夫されています。講師はフレンドリーで、さまざまな国籍の学生に対して英語コースとプログラムを提供する認定資格を有しています。英語プログラムのクラスは最大16人まで。講師からは指導、フィードバックが定期的に提供され、講師とコミュニケーションをとることもできます。アクティビティも用意されており、英語を練習しながら友達づくりも可能です。
International House World Organisation賛助会員であり、世界的に認められた語学学校です。ダブリン中心部に位置するキャンパスからは都市の景観を臨むことができます。モダンなデザインなキャンパスには最先端の施設も備わっています。42の教室があり、各クラス最大15名の学生が学んでいます。国際色豊かで、幅広い年齢、バックグラウンドの学生にとって理想的な環境です。同校では質の高い語学学習体験を提供。フレンドリーかつサポート体制の整った環境で、楽しみながら効果的に英語を学ぶことができます。
アイルランド第2の都市「コーク」。総人口の約1割を学生が占めています。博士号を取得する学生が多いことで知られています。
Cork English Worldは35年以上の経験から培ったメソッドを用いて、総合的な英語を学べるEnglish Language Courses、ESL講師育成のためのIn-Service Teachers Trainingを提供しています。同校では英語力をA1(初級)からC1(上級)までの6段階でレベル分けしており、各クラスの学生数は最大15名。1週間に最低20時間もの時間をスピーキングに費やせる同校で学べば、英会話の飛躍的な向上も夢ではありません!
ゴールウェイは、日本人が少ない都市へ渡航したい方におすすめ。音楽や芸術の聖地としても有名で、アイルランド文化やケルト文化に触れることができるのも魅力の一つです。
短期留学 | 長期留学 | ワーホリ | |
種類 | 不要 | Stamp2/Stamp2A | Working Holiday Programme |
受付期間 | - | 通年 | 抽選 |
滞在期間 | 3カ月 | 学校と同じ期間(最低25週間) | 最長1年 |
就学期間 | 制限なし | 最低週15時間 | 制限なし |
働ける期間 | 就労不可 | 授業時は週20時間以内(長期休暇中は週40時間以内)※1 | 週39時間以内※2 |
申請料 | - | 300ユーロ | 16,200円 |
申請方法 | - | アイルランド国内で申請 | メール |
※1就労先や地域、通学先によって異なる場合があります。
※2就労先や地域によって異なる場合があります。
※上記は2024年3月時点の情報です。各種数値・条件は為替の影響や渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
1カ月あたりの生活費:9万3,000円~18万8,000円
アイルランドが位置する西ヨーロッパは、物価が高い傾向にあります。家賃、外食、交通費といった生活費は日本よりも高め。ドイツ系スーパーでは日用品が割安なため、上手に活用しましょう。節約志向の方は、可能な限り自炊をすると◎。
項目 | 1カ月あたりの費用 |
---|---|
食費 | 約2万円~3万円 |
滞在費用 | 約5万円~10万円 |
交通費 | 約1万5,000円~2万円 |
携帯電話料金 | 約3,000円 |
交際費 | 約5,000円~3万5,000円 |
合計 | 約9万3,000円~18万8,000円 |
※各種数値は為替の影響で変動する可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
【滞在費の目安(ダブリンの場合)】
ホームステイ(18歳以上、個室、食事付き):約8万円~
民間寮(相部屋):約5万円~
アパート/ハウスシェア(個室):約5万円~
アパート/ハウスシェア(相部屋):約5万円~
求人が活発な時期:3月~6月、9月~11月(観光シーズンや収穫時期)
職種 | 時給の目安(ダブリンの場合) |
---|---|
一般事務 | 2,400円~ |
ショップ店員 | 2,200円~ |
ホテルスタッフ | 2,200円~ |
カフェ店員 | 2,800円~ |
ツアーガイド | 2,800円~ |
レストラン | 3,100円~ |
※各種数値は為替の影響で変動する可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
アイルランドにワーキングホリデーをした経験者が、現地での生活や働き方のリアル情報をお届けします。
J.Namikiさん(22歳)
大学4年生から休学して留学
渡航先・期間:アイルランド ダブリン・1年間
K.Tsujiさん(21歳)
大学を休学して留学
渡航先・期間:アイルランド ダブリン・1年間
アイルランドのワーホリの持ち物リストを以下のカテゴリー別にご紹介します。なお、()内の★の数は荷物の重要度です(★が多いほど重要度が高い)。
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2024.04.29
2023.05.31