「短期留学に興味はあるけれど、いったいいくらかかるの?」
1週間から気軽に行ける短期留学は、学生の長期休みや社会人の連休を使って挑戦できるのが魅力です。
ただし費用は国・期間・滞在方法で数万円から100万円超まで大きく変わります。
短期留学の費用、こんな不安はありませんか?
1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月で費用がどれくらい違うのか分からない
国によっていくら変わるのか、比較して選びたい
パンフの金額以外に、あとから追加でかかる費用が心配
短い期間でも、行く価値・費用対効果はあるのかな
この記事では、短期留学の費用を期間別・国別にわかりやすく整理し、費用の内訳、安く抑える方法まで解説します。
まずは下の費用シミュレーターで、国・期間・滞在方法から、あなたの短期留学のおおよその総額を確認してみましょう。
– 費用シミュレーション –
短期留学 費用シミュレーター
国・期間・滞在方法を選ぶと、目安の総額がわかります
この記事を書いた人
目次
国別!短期留学の費用早見表
短期留学の費用は、国選びで大きく変わります。人気6ヵ国の1週間・1ヶ月・3ヶ月の目安を比較しました。
国名をタップすると、その国の詳しい紹介にジャンプします。
国別!短期留学の費用早見表
全費目こみの目安。国名タップで各国の詳細へ
※学費・滞在費・往復航空券・保険を含む目安。学校・都市・時期・為替により変動します。3ヶ月の滞在は国によってビザ・電子渡航認証の条件が異なるため、各国の項目もあわせて確認してください。
※2026年9月21日時点の目安です。外貨建ての費用は1USD=156円・1AUD=111円・1GBP=209円・1CAD=112円(三菱UFJ銀行TTM 2026年9月18日)で換算しています。
フィリピンの短期留学費用

フィリピンは短期留学で最も費用を抑えやすい国です。
セブ島やバギオに語学学校が集まり、1日6〜8時間のマンツーマン授業で、短期間でも一気に英語漬けの環境をつくれます。
フィリピン|1ヶ月の費用内訳
セブ島・3人部屋・週20レッスン以上の一例
マルタの短期留学費用

マルタは地中海に浮かぶ英語圏の島国。
ヨーロッパ各国から学生が集まる多国籍な環境で、英語学習とリゾート気分を両立できるのが魅力です。
マルタ|1ヶ月の費用内訳
学生レジデンス(2人部屋・自炊)・週20レッスンの一例
マルタ渡航の注意(2026年)
シェンゲン圏では2026年4月10日にEES(出入域システム)が全面運用開始。さらにETIASが2026年10〜12月に開始予定で、開始後は90日以内の滞在でも事前申請が必要になります。EU公式サイトで最新の運用状況をご確認ください。
※2026年9月28日時点の情報です。
カナダの短期留学費用

カナダは治安がよく、クセの少ない聞き取りやすい英語が魅力。バンクーバーやトロントなど語学学校が充実した都市が多く、短期留学の定番国です。
カナダ|1ヶ月の費用内訳
バンクーバー・ホームステイ(1日2食)・週20レッスンの一例
2026年7月15日更新 2026年8月4日
オーストラリアの短期留学費用

オーストラリアは温暖な気候と学校数の多さが魅力。
シドニーやメルボルンなど都市の選択肢が豊富で、日本との時差が小さく短期でも過ごしやすい国です。この記事の期間別の目安も、オーストラリアを例にしています。
オーストラリア|1ヶ月の費用内訳
シドニー・ホームステイ(1日2食)・週20レッスンの一例
アメリカの短期留学費用

アメリカは都市・学校・プログラムの選択肢が圧倒的に豊富。
ロサンゼルスやニューヨークなど憧れの都市で、本場の環境に触れられます。費用は上位の水準です。
アメリカ|1ヶ月の費用内訳
ロサンゼルス・ホームステイ(1日2食)・週20レッスンの一例
イギリスの短期留学費用

イギリスは本場のイギリス英語と歴史・文化が魅力。
ロンドンやケンブリッジなど質の高い語学学校が揃い、ヨーロッパ各国への小旅行もしやすい国です。
イギリス|1ヶ月の費用内訳
ロンドン・ホームステイ(1日2食)・週20レッスンの一例
2026年7月30日更新 2026年8月4日
短期留学の経験者が実際にかかった費用
相場だけでは「自分の場合いくらか」は見えにくいもの。ここでは、SNSやブログで費用を公開している短期留学経験者8人の実費を、行き先・期間・内訳まで整理しました。同じ国・同じ期間でも、滞在方法や現地での使い方で総額が大きく変わることがわかります。
経験者8人の実費まとめ
SNS・ブログで公開された体験談をもとに編集
Aさん|韓国(語学堂) 2週間(約41.2万円)
主な内訳
Bさん|韓国 3週間(約61.3万円)
主な内訳
Cさん|フィリピン・セブ島(QQEnglish) 3週間(約34.2万円)
主な内訳
Dさん|フィリピン・セブ島(SMEAG) 1ヶ月(約43.7万円)
主な内訳
Eさん|フィリピン(PIA) 2ヶ月(約55万円)
主な内訳
Fさん|ニュージーランド 1ヶ月(約70万円+現地で約10万円)
主な内訳
Gさん|ニュージーランド・オークランド 3週間(約64万円)
主な内訳
Hさん|オーストラリア・メルボルン 1ヶ月(746,299円)
主な内訳
短期留学の費用を安く抑える方法
短期留学は、選び方と申し込み方を少し変えるだけで数万円〜十数万円下がります。効果の大きい順に10個、ひとつずつ具体的に解説します。
節約効果が大きい順ランキング
まず上から3つ試すのが近道
1. 物価の安い国を選ぶ
どの節約テクより先に効くのが行き先選びです。フィリピンは1ヶ月約22万円、イギリスは約56.5万円と、同じ1ヶ月でも2倍以上ひらきます。
2. 滞在方法を変える
ホームステイは食事つきで安心な一方、手配料2.5万円が別途かかります。自炊できるならシェアハウスや学生レジデンスのほうが安く、メルボルンでは月15万円以下に抑えた例もあります。
3. オフシーズン・早割で航空券を取る
同じ路線でも、夏休み・年末年始のピークとオフシーズンでは5〜12万円違います。3〜4ヶ月前の早割、乗継便の活用も効きます。
4. 奨学金・給付制度を使う
28日以上の留学なら、国の返済不要の奨学金が使えます。高校生には参加費無料のプログラムもあります。詳しくは次の章にまとめました。
5. 語学学校のキャンペーン時期を狙う
語学学校はブラックフライデーや年末年始に授業料の割引を出すことが多く、申し込み時期を1〜2ヶ月ずらすだけで数万円変わります。
6. 保険を最適化する
1週間〜1ヶ月なら、クレジットカードの付帯保険だけで足りるケースがあります。留学保険は1ヶ月で1.8〜3.5万円かかるので、削れるとインパクトは大きいです。
7. 期間を少し延ばす
航空券や保険、手配料といった固定費は期間が延びても変わりません。そのため1週間より2〜4週間のほうが1週間あたりは割安になります。
8. 割引を併用する
ローシーズン割と航空券補助など、複数の割引を重ねられる学校があります。例としてフィリピンのPIAは「4週ごと$100割引+航空券補助$300」を出していた実績があります。
9. 通信費を現地SIMにする
日本で買う海外SIMやローミングは割高になりがちです。現地のプリペイドSIMならフィリピンで月1,000円台から使えます。
10. 交通費の安い国・都市を選ぶ
通学の交通費は毎日かかる固定費です。ロンドンは1ヶ月約2.8万円かかる一方、マルタはバス中心で1ヶ月5,000〜8,000円程度に収まります。
留学カウンセラー
りょう
※学校の割引内容・家賃・SIM料金・交通費は時期により変わります。2026年9月28日時点の情報のため、申し込み前に各学校・各社の公式情報でご確認ください。
短期留学の奨学金制度
費用の記事を読む人の本当のゴールは、「安くする」ことよりも「払える形にする」ことではないでしょうか。短期留学は期間が短いぶん対象外と思われがちですが、28日以上なら国の制度が使えますし、高校生向けには参加費無料のプログラムもあります。使える制度を5つ、ひとつずつ解説します。
短期留学に使える主な制度
2026年度の募集内容。返済不要の制度が中心
トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム(大学生等)
大学生・大学院生・高専生・専門学校生が対象の、返済不要の官民協働プログラムです。2026年度(第18期)はイノベーター50人・STEAM100人・ダイバーシティ100人の約250人を募集。留学期間は28日以上〜1年以内で、3ヶ月以上が推奨されています。1ヶ月の短期留学でも応募できるのが大きなポイントです。
この制度を使うとこう変わる
欧米で1ヶ月(約50万円)の留学でも、奨学金+留学準備金が出れば自己負担を大きく圧縮できます。語学留学そのものより「何をしに行くか」が問われるため、現地での活動計画をセットで考えると通りやすくなります。
申し込み前に必ず確認したい3つのこと
1. 締切:募集は年1回。夏休みに行くなら前年の秋〜冬には動き始める必要があります。
2. 自己負担の範囲:支給額は地域区分で決まるため、全額はまかなえないのが前提です。
3. 併給の可否:他の奨学金と同時に受けられないことがあります。募集要項の併給規定を必ず確認してください。
トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム(高校生等)
高校生・高等専門学校1〜3年生などが対象の枠で、2026年度(第11期)は700人と大学生枠より募集数が多いのが特徴です。こちらも返済不要で、探究活動やボランティアなど、語学以外のテーマでも応募できます。
この制度を使うとこう変わる
高校生の海外は保護者負担が大きくなりがちですが、返済不要の奨学金が出れば家計の負担は大きく変わります。募集数が700人と多いぶん、大学生枠よりチャンスは広いと言えます。
申し込み前に必ず確認したい3つのこと
1. 学校経由の応募:在籍校を通じた応募が基本のため、まず担任・進路指導の先生に相談します。
2. 校内締切:全国締切より校内締切のほうが早いことが多く、ここを逃すと応募できません。
3. 保護者の同意:未成年のため同意書が必要です。渡航先・期間を家族と先に共有しておきましょう。
REC PROGRAM 2026(高校生・参加費無料)
高校生を対象にした国際交流プログラムで、参加費無料でルーマニア(ブカレスト・クルージュ・ブラショフほか)に12日間渡航できます。2026年は8月1日〜8月12日の予定で、夏休みにそのまま収まる日程です。2026年8月時点で高等学校(通信制含む)・高専1〜3年・インターナショナルスクールに在籍していれば応募できます。
この制度を使うとこう変わる
通常なら欧州12日間で30〜40万円かかるところ、渡航費込みで参加費が無料。実質負担は海外保険・パスポート取得費・国内交通費のみで、5万円前後に収まる計算です。「初めての海外」のハードルを一気に下げられます。
申し込み前に必ず確認したい3つのこと
1. 自己負担の範囲:参加費は無料ですが、国内交通費・パスポート取得費・海外保険は自己負担です。
2. 募集人数:2025年度の派遣実績は5名と少数精鋭。早めの情報収集と準備が必要です。
3. 最新の募集状況:日程・条件は年度で変わるため、応募前に公式サイトで必ず確認してください。
大学独自の派遣・協定校留学の助成
意外と見落とされがちなのが、在籍大学が独自に持っている助成制度です。協定校への短期派遣、夏季・春季の語学研修プログラムなどに、数万円〜数十万円の渡航費補助が出るケースがあります。国の制度より倍率が低いことも多く、狙い目です。
この制度を使うとこう変わる
フィリピン1ヶ月(約22万円)に5〜10万円の渡航費補助が出れば、自己負担は10万円台に。大学のプログラムは学費が割安に設定されていることも多く、二重に効いてきます。
申し込み前に必ず確認したい3つのこと
1. 窓口:国際交流センター・留学支援室が窓口です。まず掲示板とポータルを確認しましょう。
2. 対象プログラム:大学が認めたプログラムのみが対象で、自分で見つけた語学学校は対象外のことがあります。
3. 単位認定の有無:単位が出るかどうかで、休学の要否や実質的な負担が変わります。
自治体の給付型奨学金
都道府県や市区町村が、在住の学生・若者向けに返済不要の給付を用意していることがあります。海外研修・国際交流を目的とした枠が多く、短期留学でも対象になるケースがあります。
この制度を使うとこう変わる
自治体の制度は応募者が少なく倍率が低い傾向があります。国の制度に落ちても、自治体の枠で通るというケースは珍しくありません。国・大学・自治体の3方向で探すのが基本です。
申し込み前に必ず確認したい3つのこと
1. 探し方:「(自治体名)+ 留学 奨学金」で検索するか、留学奨学金検索で条件を絞り込みます。
2. 居住要件:本人または保護者の居住年数が条件になることがあります。
3. 報告義務:帰国後の報告書や成果発表が条件の制度もあるため、負担感も含めて確認を。
留学カウンセラー
りょう
※2026年9月28日時点の情報です。募集人数・期間・支給内容は年度により変わります。応募前に各制度の公式サイト・募集要項で最新情報をご確認ください。
短期留学の見落としやすい追加費用(隠れコスト)
パンフレットの「プログラム費用」に含まれず、あとから追加でかかる費用があります。ここを見落とすと、見積もりより5〜10万円高くなるのはよくある話です。6つのグループに分けて解説します。
隠れコスト早見表
1ヶ月の短期留学で発生しやすい費目
1. 電子渡航認証・ビザ|国ごとに名前も金額も違う
短期留学は多くの国でビザ不要ですが、ビザ不要=手続き不要ではありません。国ごとに名前も金額も違う電子渡航認証が必要です。
主な国の電子渡航認証
2026年9月時点
特に注意したい2つ
フィリピンのSSPは現地徴収のため、日本で受け取る見積もりに入っていないことがあります。
シェンゲン圏のETIASは2026年10〜12月に開始予定。開始後はマルタなどへ90日以内の滞在でも事前申請が必須になります。
2. 海外留学保険|1ヶ月で1.0〜3.5万円
医療費が高い国では必須です。1週間なら約3,000〜8,000円、1ヶ月なら1.0〜3.5万円が目安。アメリカは医療費が突出して高いため、補償を厚くすると3万円前後になります。
補償内容と期間で変動。1週間なら約3,000〜8,000円
1週間〜1ヶ月なら保険料をまるごと浮かせられることも。治療費の補償上限・キャッシュレス診療の可否・自動付帯か利用付帯かを必ず確認
盲腸の手術で数百万円という国です。カード付帯だけに頼らず留学保険を上乗せするのが安全
3. パスポートの新規取得・切替|10年旅券8,900円
初めての海外なら必ずかかります。2026年7月1日申請分から手数料が改定され、10年旅券はオンライン申請8,900円(窓口9,300円)。成人向けの5年旅券は廃止されました。
窓口申請は9,300円。2026年7月1日改定
渡航先によっては「帰国日+6ヶ月以上」の残存期間が必要
逆算して動かないと出発に間に合わないことがある
4. 滞在先の手配料・入学補償金|1.5〜2.7万円+2〜3万円
ホームステイや学生寮を学校経由で手配すると、滞在費とは別に手配料がかかります。1.5〜2.7万円が相場で、見積もりの内訳に埋もれやすい費目です。
学校が受け入れ先を探す手数料。滞在費とは別建てなので、比較するときは手配料込みで並べること
18歳未満は必須の学校あり。未成年の受け入れ体制を整えるための費用で、募集要項の年齢条件に記載されている
自分で探す前提のため手配料は不要。そのぶん渡航前に決めにくいのがデメリット
5. 空港送迎・現地SIM・荷物超過料金
到着直後にまとめて発生する費用です。空港送迎は片道1.5〜4万円で、都市が広いアメリカほど高くなります。到着が深夜だと割増になることも。
往路だけ頼んで復路は公共交通、が一般的。学校のプランに含まれる場合もあるので要確認
日本で買う海外SIMは割高。現地プリペイドSIMならフィリピンで月1,000円台から。eSIMで3,592円/1ヶ月という実例も
LCCは特に重量制限が厳しく往復で1万円近くかかることも。出発前に自宅で計量を
6. お小遣い・観光・交際費|いちばん読みにくい費目
想定より上振れしやすい最大の項目です。1週間で2〜5万円が目安ですが、美容や買い物にしっかり使うと一気に膨らみます。実際、韓国3週間で美容代12万円・コスメ3.8万円を使った例もあります。
「週◯円まで」と先に上限を決めておくだけで、帰国後の後悔がぐっと減ります
想定外の出費が出ても慌てずに済む水準。1ヶ月50万円なら5〜7.5万円
セブ島の離島ツアー、マルタからの欧州小旅行など。行くなら最初から別予算で計上を
留学カウンセラー
りょう
※金額は2026年9月28日時点の目安です。外貨建ての費用は1USD=156円・1GBP=209円・1AUD=111円・1CAD=112円(三菱UFJ銀行TTM 2026年9月18日)で換算しており、時期・為替・申請方法により変動します。最新の金額と要件は各公式サイトでご確認ください:オーストラリア内務省(ETA)/米国CBP(ESTA)/カナダ政府(eTA)/英国政府(ETA)/欧州連合(ETIAS)/外務省(旅券手数料)。
短期留学の費用に関するよくある質問
最後に、短期留学の費用についてよく寄せられる質問をまとめました。
2026年7月30日更新 2026年8月4日
まとめ
短期留学の費用は、期間と国の選び方で大きく変わります。最後に要点を振り返っておきましょう。
この記事のまとめ
費用の全体像がつかめたら、次は「自分の場合はいくらか」を具体的に描いていく番です。
目的と予算に合わせて、あなたに合った短期留学を見つけていきましょう。








