「留学したいけど、結局いくらかかるの?」というのは、私たち夢カナ留学のカウンセリングでも一番多くいただくご質問です。
留学にかかる費用は、国・期間・留学スタイルによって大きく変わります。この記事では、語学留学を中心に1年間の総額から初期費用・学費・滞在費、そして節約のコツまで、費用の全体像をまとめてご紹介します。自分の留学プランの予算を考える出発点として、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
この記事の結論
- ◆ 語学留学1年の総額は約250〜700万円。国で2〜3倍変わります
- ◆ 出発前の初期費用は約30〜60万円、現地は学費+滞在費+生活費
- ◆ 円安・物価高でここ数年は費用が1.5〜2倍に膨らむケースも
- ◆ 奨学金・時期・滞在形態の工夫で負担は大きく減らせます
目次
留学の1年間の費用はいくら?【期間別の相場も】

まず一番気になる「トータルでいくらかかるのか」を、期間別の相場から見ていきましょう。ここでは語学留学を想定した目安をご紹介します。国や学校、渡航時期によって前後しますが、予算感をつかむ土台にしてください。
語学留学1年の総額目安は約250〜700万円
語学留学で1年間海外に滞在する場合、総額はおおよそ250〜700万円が目安です。
授業料・滞在費・生活費・渡航費を含んだ金額で、同じ1年でも国によって2〜3倍近い差が出ます。人気国と費用を抑えやすい国の、1ヶ月〜1年の目安を比べてみましょう。
| 国 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
|---|---|---|---|---|
アメリカ | 30〜70万 | 155〜185万 | 300〜360万 | 600〜700万 |
イギリス | 30〜60万 | 115〜170万 | 220〜320万 | 420〜635万 |
カナダ | 30〜55万 | 95〜125万 | 180〜230万 | 345〜450万 |
オーストラリア | 30〜50万 | 100〜120万 | 190〜225万 | 365〜440万 |
ニュージーランド | 30〜40万 | 95〜110万 | 185〜210万 | 360〜415万 |
フィリピン | 15〜30万 | 35〜70万 | 65〜130万 | 125〜250万 |
マルタ | 25〜50万 | 50〜90万 | 100〜150万 | 200〜250万 |
※授業料・滞在費・生活費・渡航費を含む目安(保険・ビザ等は別途、単位:円)。2026年7月時点の為替・相場をもとにした概算です。
こうして並べてみると、費用を抑えたい方はフィリピンやマルタ、英語環境の安定性を重視する方はカナダやオーストラリア、というように選択肢が見えてきます。「どの国が自分の目的と予算に合うか」を早めに絞るのが、失敗しない留学計画のコツです。
この後、詳しく留学費用の内訳を解説していきます!

円安・物価高で留学費用は数年前の1.5〜2倍に?

カウンセリングでも「思っていたより高い…」という声が増えています。理由は急速な円安と現地の物価高。同じプランでも数年前より総額がぐっと膨らんでいます。
たとえば海外MBA(大学院)留学は、近年の円安と学費・生活費の高騰で、総額が2,000〜3,000万円台に達する例もあります。為替が1割動くだけで総額も1割前後変わるため、円安局面ではその影響がとても大きくなります。
為替が1割動くだけで総額も1割前後変わるため、円安局面ではその影響がとても大きくなります。
語学留学でも構図は同じで、為替が1割円安に振れれば、300万円の留学で約30万円(ほぼ1ヶ月分の生活費)の差になります。
だからこそ、最新レートでの見積もりと、予備費の多めの確保が今の留学計画では欠かせません。
留学カウンセラー
りょう
留学の初期費用(出発前にかかるお金)

留学費用というと現地の学費や生活費に目が向きがちですが、実は出発前にまとめて出ていく「初期費用」も見逃せません。ここを把握しておかないと「渡航前なのに思ったより出費が…」とあわてることになります。一緒に確認していきましょう。
航空券・海外保険・ビザ・パスポート・健康診断の目安
出発前にかかる主な初期費用は、航空券・海外留学保険・ビザ申請・パスポート・健康診断などです。1年間の留学を想定した目安は次の通りです。
| 項目 | アメリカ | カナダ | イギリス | フィリピン |
|---|---|---|---|---|
| 航空券(往復) | 10〜25万円 | 12〜25万円 | 13〜28万円 | 3〜8万円 |
| 海外留学保険(1年) | 20〜30万円 | 20〜30万円 | 18〜25万円 | 12〜20万円 |
| 学生ビザ申請など | 約8万円 | 約3万円 | 約27万円 | 0〜7万円 |
| パスポート発行 | 約0.9万円 | 約0.9万円 | 約0.9万円 | 約0.9万円 |
| 健康診断・英文診断書 | 1〜3万円 | 1〜3万円 | 1〜3万円 | 1〜3万円 |
| 入学金・教材費 | 2〜10万円 | 2〜10万円 | 2〜10万円 | 2〜10万円 |
※2026年7月時点の目安。為替・時期・学校で変動します。パスポートは2026年7月改定後の手数料(10年旅券9,300円/18歳未満の5年旅券4,500円。成人は原則10年旅券)。イギリスは1年の学生ビザで申請料約11万円+医療付加金IHS約16万円=約27万円(6ヶ月以内の短期はビザ・IHS不要)。健康診断・入学金は渡航先を問わずほぼ共通です。
ざっくり合計すると、初期費用だけでアメリカ・イギリスは50〜80万円前後、フィリピンなら20〜35万円前後を渡航前に用意するイメージです。特に海外保険は「つい後回し」にしがちですが、万が一の医療費は数百万円になることもあるため、必ず加入しておきましょう。
初期費用はいつ・いくら払う?支払いのタイミング
初期費用は「渡航の1〜3ヶ月前」に集中して発生します。学校の入学金・授業料は申込時または渡航2〜3ヶ月前に前払い、航空券や保険は日程が固まってから、パスポートやビザはさらに早めに準備、という流れが一般的です。
| 項目 | 支払い時期 |
|---|---|
| パスポート発行 | 渡航3〜6ヶ月前 |
| 学校の申込金・入学金 | 渡航2〜3ヶ月前 |
| 航空券 | 渡航2〜3ヶ月前 |
| ビザ申請料 | 渡航1〜3ヶ月前 |
| 授業料 | 渡航1〜2ヶ月前 |
| 健康診断・英文診断書 | 渡航1〜2ヶ月前 |
| 海外留学保険 | 渡航1ヶ月前 |
※渡航日を起点にした一般的な目安です。学校・エージェントにより前後します。
つまり「留学を決めてから最初の数ヶ月」でまとまったお金が動くことになります。現地の生活費とは別に、この初期費用分を先に確保しておくと安心です。どのタイミングで何を払うのかがわかりにくいときは、私たちが留学プランと一緒に支払いスケジュールも整理しますので、遠慮なくご相談ください。
留学カウンセラー
りょう

留学の学費(授業料)の相場

留学費用の中で、多くの場合いちばん大きな比率を占めるのが学費です。ここでは語学学校の授業料の相場と、意外と見落としがちな「授業料以外にかかるお金」を見ていきましょう。
語学学校の学費は月10〜30万円が中心
語学学校の授業料は、1ヶ月あたり10〜30万円が中心帯です。金額を左右するいちばんのポイントは「週あたりの授業時間数」。同じ学校でも、週20時間の一般コースと週30時間の集中コースでは料金が変わります。
| 週の授業時間(コース) | 1ヶ月の学費目安 |
|---|---|
| 週15〜20時間(パートタイム) | 約10〜18万円 |
| 週20〜25時間(フルタイム一般英語) | 約15〜25万円 |
| 週25〜30時間(集中コース) | 約20〜30万円 |
| マンツーマン中心・週40時間前後(フィリピン等) | 約10〜18万円 |
※授業料のみの目安。学校・国・期間により変動します。
「たくさん授業を取れば安心」と思いがちですが、授業時間が増えるほど予習復習の負担も増えます。目的やレベルに合わせて、無理のないコースを選ぶのが結果的にコスパのよい留学につながります。
入学金・教材費など、学費に含まれない費用に注意
パンフレットの「授業料」だけを見て予算を組むと、あとから追加費用にびっくりすることがあります。授業料とは別に、次のような費用がかかるのが一般的です。
注意:授業料と別にかかる費用
- 入学金(登録料):2〜10万円程度
- 教材費:1〜5万円程度(コースや期間による)
- アクティビティ費・施設利用料:学校により別途
見積もりをもらうときは、「この金額に何が含まれていて、何が含まれていないのか」を必ず確認しましょう。ここを最初に押さえておくだけで、予算のズレをぐっと減らせます。
留学カウンセラー
りょう
留学中の滞在費・生活費

学費の次に大きいのが、毎月かかる滞在費と生活費です。特に長期留学では、この「毎月の固定費」が総額を大きく左右します。住まいの選び方しだいで数万円単位で変わるので、しっかり見ていきましょう。
滞在費の目安|ホームステイ・寮・シェアハウスを比較
住まいのタイプは大きく3つ。食事の有無や自由度、費用が変わってきます。
| 滞在タイプ(月) | アメリカ | カナダ | イギリス | フィリピン |
|---|---|---|---|---|
| ホームステイ | 12〜18万円 | 10〜15万円 | 12〜20万円 | 6〜10万円 |
| 学生寮 | 10〜18万円 | 8〜13万円 | 10〜18万円 | 4〜9万円 |
| シェアハウス | 8〜15万円 | 6〜11万円 | 8〜16万円 | 3〜7万円 |
※月額の目安。都市部(NY・ロンドン等)は高め、郊外は安めです。赤字はいちばん安いシェアハウスの目安です。
よくあるのが、最初の1〜3ヶ月はホームステイで現地に慣れ、その後シェアハウスに切り替えるという組み方です。到着直後の安心感と、長期の節約を両立できるのでおすすめです。
生活費のシミュレーション【4カ国で比較】
滞在費とは別に、毎月かかる生活費(食費・交通費・通信費・交際費)も国によって差があります。1ヶ月あたりの目安を、代表的な4カ国でシミュレーションしてみましょう。
| 項目 | アメリカ | カナダ | イギリス | フィリピン |
|---|---|---|---|---|
| 食費 | 4〜7万円 | 3.5〜6万円 | 4〜7万円 | 2〜4万円 |
| 交通費 | 1〜2万円 | 1〜1.5万円 | 1.5〜2.5万円 | 0.3〜1万円 |
| 通信費(SIM等) | 0.5〜1万円 | 0.5〜1万円 | 0.4〜0.8万円 | 0.2〜0.5万円 |
| 交際費・娯楽 | 2〜4万円 | 1.5〜3万円 | 2〜4万円 | 1〜2万円 |
| 合計(月) | 約8〜14万円 | 約6〜12万円 | 約8〜14万円 | 約4〜8万円 |
※1ヶ月あたりの目安。都市部は高め、郊外や自炊中心なら抑えられます。自炊を増やすだけで月に数万円の節約になります。
留学カウンセラー
りょう
【隠れコストがあるかも】留学費用の予備費
カウンセリングでよく聞くのが「現地に着いてから、想定外の出費が続いた」という声です。見積書に載りにくい「隠れコスト」を先回りして知っておくと、あわてずに済みます。
デポジット・送迎・SIMなど、意外とかかる出費
次のような費用は、パッケージ料金に含まれていないことが多く、渡航直後の1ヶ月に集中しがちです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 滞在先のデポジット(敷金相当) | 1〜3万円 |
| 空港送迎 | 1〜2万円 |
| SIMカード・Wi-Fi | 月3,000〜8,000円 |
| 予防接種(国により必須) | 1〜5万円 |
| 週末のアクティビティ・旅行 | 月1〜5万円 |
| 銀行口座開設・送金手数料 | 数千円〜1万円 |
※合計で20〜50万円ほど上乗せになることもあります。
予備費は総額の10〜15%を目安に
こうした隠れコストや為替の変動に備えて、総額の10〜15%を予備費として確保しておくのがおすすめです。1年250万円の留学なら約25〜37万円、1ヶ月30万円の短期なら約3〜5万円が目安。この余裕があるだけで、現地でのトラブルや「せっかくの旅行のチャンス」にも落ち着いて対応できます。
留学カウンセラー
りょう
諦めないで!留学費用を安くする方法
「費用が高いから留学は無理かも…」とあきらめてしまう前に、負担を抑える方法を知っておきましょう。工夫しだいで、数十万〜数百万円単位で費用が変わることもあります。
奨学金・給付金を活用する
返済不要の「給付型奨学金」を使えば、費用の負担を大きく減らせます。代表的なのが、文部科学省のトビタテ!留学JAPANや、日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度です。月額の奨学金に加え、留学準備金や授業料が支給される制度もあります。
「所得が高いから無理そう」と思っていても、家計基準がゆるやかな制度や、成績・面接重視の制度もあります。奨学金の多くは渡航の半年〜1年前が応募時期なので、早めに情報を集めておくのがポイントです。
交換留学を利用する
大学に在籍している方なら、交換留学が費用面で大きな味方になります。在籍大学の協定校へ留学する制度で、現地の授業料が免除されるのが特徴。日本の大学に学費を払いながら海外で学べるため、追加負担を滞在費・渡航費だけに抑えられるケースもあります。学内選考があるので、応募時期や成績要件は1年ほど前から確認しておきましょう。
留学カウンセラー
りょう
スポーツ留学や成績優秀者向け奨学金を狙う
海外の大学や語学学校には、競技実績で授業料が免除されるスポーツ奨学金や、成績優秀者向けのメリットベース奨学金を用意しているところもあります。条件を満たせば授業料の一部〜全額が返済不要で免除されることも。スポーツや学業に強みがある方は、志望校の奨学金制度をチェックしてみる価値があります。
「安い時期・安い国・安い滞在方法」を選ぶ
安い時期
オフシーズン(2〜3月・10〜11月)に渡航すると、航空券が3〜5万円ほど安くなります。年末年始・GW・夏休みは避けるのがコツです。
安い国
フィリピン・マルタなど物価の安い国を選べば、欧米留学の半額以下で学べることも。同じ国でも都市部を避けて郊外にすると滞在費が下がります。
安い滞在方法
シェアハウス中心にすると、ホームステイより月数万円の節約に。最初だけホームステイにして、慣れたら切り替えるのもおすすめです。
この「時期×国/都市×滞在形態」を組み合わせるだけで、同じ期間・同じレベルの学校でも総費用を2〜3割抑えられることがあります。
無料エージェントを使う
留学費用を抑えたいなら、手数料0円の無料エージェントを活用するのがおすすめです。無料エージェントは提携する語学学校からの紹介料で運営されているため、利用者は費用負担なく、学校選びやビザ手続きのサポートを受けられます。
大切なのは「無料か有料か」より、自分に必要なサポートが含まれているかです。ビザや出願書類のサポート、現地到着後のフォロー、渡航前の英会話レッスンなどをチェックして選びましょう。夢カナ留学は、費用を抑えたオーダーメイドのプランづくりから渡航後のサポートまで、無料でご相談いただけます。
留学カウンセラー
りょう
費用を抑えて留学するなら
\おすすめ留学エージェント3選/
※評価は各社のGoogle口コミ評価(2026年7月時点)を参考にしています。費用・サービス内容は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
留学費用に関するよくある質問
最後に、費用についてよくいただく質問にお答えします。検討段階でモヤモヤしがちなポイントを、一緒に解消していきましょう。
Q. 留学費用の平均はいくらですか?
語学留学の場合、1ヶ月で約14〜70万円、1年で約250〜700万円が相場です。ただしアルクの留学経験者アンケート(258人調査)では、実費の中央値は約90万円で、100万円未満が過半数という結果もあります。短期や物価の安い国、奨学金などを組み合わせれば、負担を抑えることも可能です。短期・物価の安い国・奨学金などを組み合わせれば、思ったより現実的な金額に収まることもあります。
Q. 一番費用が安い国はどこですか?
英語を学べる国の中では、フィリピンが代表格です。1ヶ月15〜30万円台から留学でき、マンツーマン中心で効率よく学べます。マルタも欧米よりリーズナブルで人気です。
Q. 費用面で親に反対されたらどうすればいい?
「なんとなく高そう」という不安が反対の理由になっていることが多いです。この記事のように費用の内訳と総額、奨学金や節約の具体策を整理して見せると、話が進みやすくなります。留学の目的や帰国後にどう活かすかもあわせて伝えると、より納得してもらいやすいでしょう。
Q. 留学ローンは使えますか?
日本政策金融公庫の「教育一般貸付(国の教育ローン)」や、民間銀行の教育ローンが利用できます。ただし利息がかかるため、まずは返済不要の給付型奨学金に応募できないかを先に確認し、不足分をローンで補う順番がおすすめです。
Q. 費用の見積もりはいつもらえばいい?
渡航の3〜6ヶ月前が理想です。為替や学校のキャンペーンで金額が変わるため、古い見積もりではなく直近のデータで比較しましょう。夢カナ留学では、思い立ったタイミングでいつでも無料の見積もり相談を受け付けています。
留学費用は、国・期間・スタイル・制度の使い方で大きく変わります。「高いから無理」と決める前に、この記事を参考に、自分の目的と予算に合うプランを探してみてください。どこから考えればいいか迷ったら、まずは気軽に相談するのがいちばんの近道です。











