建築を海外で学びたいと思っても、「大学院に行くべきか」「費用はいくらか」で止まってしまう人はとても多いです。
この記事では、建築留学の種類・おすすめの国・費用の目安・出願条件までを、はじめての人がつまずきやすい順に整理しました。
こんな悩みで止まっていませんか
建築学科にいるが、留学すると就活や卒業が1年ずれるのが怖い
社会人だが、いまから建築を学び直せるのか分からない
ポートフォリオに載せられる作品が手元にない
総額がいくらになるのか、調べても幅が広すぎて読めない
この記事を書いた人
留学カウンセラー りょう
大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!
– 30秒診断 –
あなたに合う建築留学タイプ
2つの質問に答えるだけ。
4タイプのうち、どれが近いかが分かります
Q1 / 2
建築を学んだ経験、または実務の経験はありますか?
ある建築学科に在学中・卒業、または設計の実務経験がある›
ほとんどない高校生、または別の分野から建築に移りたい›
Q2 / 2
留学に使える期間はどれくらいですか?
1年以上まとまって出せる休学・退職・卒業後など、腰を据えて学べる›
半年〜1年以内にしたい在学中で、卒業を遅らせたくない›
Q2 / 2
目的は「建築の学位を取ること」ですか?
学位を取って建築の道に進みたい設計者として働くことを見据えている›
まず現地で建築に触れたい向いているかを確かめてから決めたい›
– YOUR TYPE –
大学院で学位を取るタイプ
建築留学のなかで、いちばんキャリアに直結する道
建築の下地がある人が、海外の修士課程で学位を取るルートです。イギリスなら1年、オーストラリアやカナダなら2年が目安。ポートフォリオの完成度が合否をほぼ決めるので、準備は早いほど有利になります。
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– YOUR TYPE –
交換留学タイプ
在籍したまま、費用も期間も抑えて出られる道
いまの大学に在籍したまま、協定校で1学期から1年学ぶルートです。授業料が在籍校への納付で済む制度もあり、費用面の負担が軽くなります。学内選考の時期を逃さないことが最大のポイントです。
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– YOUR TYPE –
学部から進学するタイプ
未経験からでも、建築の土台ごと作れる道
高校卒業後、または別分野から海外の学士課程に入るルートです。3〜4年かかるぶん総額は大きくなりますが、設計の基礎から積み上げられます。国によっては準備コースを挟む形が一般的です。
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建築留学とは?日本との学び方の違い
建築留学とは、海外の大学・大学院・専門機関で建築を学ぶことです。
日本の建築教育と最も違うのは、研究室に属さず、学期ごとに指導教員とテーマを選び直す点にあります。
指導体制
研究室に所属し、指導教員が固定されやすい
学期ごとにスタジオと教員を選び直す形が主流
評価のされ方
完成した図面・模型の水準が問われやすい
結論に至る過程と、言葉での説明が同じくらい重い
制作環境
大学により差が大きい
工房・レーザーカッター・出力機を学生が常時使える学校が多い
扱うテーマ
意匠・構造・環境など工学の枠組みが基準
都市計画・サステナビリティ・デジタル設計へ広がりやすい
英語の使い方
読解が中心になりやすい
講評会で自作を説明し、質問に答える力が必須
つまり建築留学で伸びるのは、図面の技術そのものより「なぜその形にしたのか」を説明する力です。
ここが日本の建築教育と最も差が出る部分になります。
建築留学が向いている人
・自分の設計を言葉で説明したい
・デジタル設計や環境分野を深めたい
・海外の事務所も進路に入れたい
・作品を一度作り直す時間が取れる
注意したい点
・課題量が多く、生活が制作中心になる
・模型や出力の材料費が別途かかる
・日本の資格とは制度がつながらない
・出願準備に1年以上かかることが多い
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「留学に興味はあるけれど、そもそも留学って何を指すの?」「自分に関係あるのかな、意味あるのかな」そんなふうに、はじめの一歩の手前で立ち止まっ…
2026年7月13日更新 2026年9月1日
相談を受けていて多いのが「英語がまだなので来年考えます」というご相談です。ただ建築留学は、英語よりポートフォリオの準備に時間がかかります。英語は後からでも間に合うので、作品の整理を先に始めるほうが結果的に早いです。
建築留学の種類は4つ|期間別の選び方
建築留学は大きく4種類に分かれます。
期間と費用が大きく違うので、まず早見表で自分に近いものを見つけてください。
※学費と生活費を含む目安です。国・学校・都市・為替により変動します(2026年9月時点)。
大学院で学位を取る建築留学
建築留学でいちばん多いのがこのルートです。
日本で建築学科を出た人、または実務経験のある人が、海外の修士課程で学位を取ります。
期間
イギリスは1年、オーストラリア・カナダ・アメリカは1.5〜3年が目安
建築系の学部を出ていない場合、修業年限が長いコースになることがあります
主な条件
学士号/ポートフォリオ/英語スコア/志望動機書/推薦状
修了後
卒業後就労ビザで現地就職、または帰国して設計事務所・組織設計へ
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2026年8月28日更新 2026年9月1日
学部から進学する建築留学
高校卒業後、または別分野からの転向で、海外の学士課程に入るルートです。
時間と費用はかかりますが、設計の基礎を最初から積み上げられます。
主な条件
高校の成績/英語スコア/作品提出を求める学校もあり
日本の高校からの直接入学を認めるかは国により異なります
修了後
現地の修士へ進むか、学士のまま設計補助として働き始める
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2026年7月23日更新 2026年9月1日
交換留学で行く建築留学
いまの大学に在籍したまま、協定校で半年から1年学ぶルートです。
授業料の扱いが在籍校のままになる制度もあり、費用面の負担を抑えられます。
主な条件
学内選考の通過/GPA/英語スコア
募集は渡航の約1年前。締切を逃すと翌年まで待つことになります
修了後
在籍校に戻って卒業。単位認定の範囲は大学ごとに要確認
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大学に在学しながら海外の大学で学んでみたいけれど、費用も高そうだし選考も難しそう…とためらっていませんか。交換留学は、在籍している大学に籍を…
2026年7月14日更新 2026年9月1日
語学+短期プログラムの建築留学
語学学校に通いながら、大学のサマースクールや建築ワークショップに参加するルートです。建築留学が自分に合うかを、少ない負担で確かめられます。
主な条件
英語スコア不問のプログラムも多い。建築経験も不問のものがある
修了後
制作物をポートフォリオに加え、学位留学の判断材料にできる
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「夏休みに短期留学へ行きたいけれど、期間は何日にすればいいんだろう」と迷っていませんか。1週間でも留学と呼べるのか、それとも1ヶ月はないと意…
2026年7月30日更新 2026年9月1日
建築留学におすすめの国ランキング6選
英語で建築を学べる6か国を、教育の層の厚さ・費用・卒業後の選択肢で比較しました。
国名をタップすると、その国の詳しい紹介にジャンプします。
建築留学 6ヵ国 総合比較表
国名をタップすると、その国の詳しい紹介にジャンプします
こんな人におすすめ:1年で修士を終えて早く戻りたい人
生活費の目安:月15〜25万円
こんな人におすすめ:建築未経験から学位を取り直したい人
生活費の目安:月15〜28万円
こんな人におすすめ:卒業後に現地で働く経験も積みたい人
生活費の目安:月14〜22万円
こんな人におすすめ:英語圏で費用を抑えて学位を取りたい人
生活費の目安:月12〜20万円
こんな人におすすめ:少人数で落ち着いて設計に向き合いたい人
生活費の目安:月12〜18万円
こんな人におすすめ:歴史的な街並みと現代建築の両方を見たい人
生活費の目安:月13〜22万円
※費用は学費と生活費を含む1年あたりの目安です。学校・都市・為替により変動します(2026年9月時点)。総合評価は教育機関の層の厚さ・費用・卒業後の選択肢をもとにした編集部の基準です。
1位|イギリスの建築留学は1年修士
イギリスは修士課程が1年で完結するコースが多く、費用と時間の両方を圧縮できます。
AAスクールやUCLバートレットなど、実験的な設計教育で知られる学校が集まっています。
修士が1年で終わるため、2年制の国より総額を抑えやすい
設計理論・都市・保存再生など、専攻の細分化が進んでいる
ロンドンは生活費が高く、地方都市とは月5万円ほど差が出ることもある
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イギリス留学の費用とプラン、ロンドンなどおすすめの都市、語学学校の選び方、メリットとデメリットまでまとめた国別ガイドです。
2026年9月3日更新 2026年9月4日
2位|アメリカの建築留学は選択肢が最多
アメリカは建築系の大学院が非常に多く、専攻の幅も広い国です。
建築を学んでいない人向けの長めのコースが用意されているのが、他国にない強みです。
建築未経験でも入れる長期コースがあり、文系からの転向にも道がある
工房・出力設備が充実し、模型やパビリオン制作の環境が整いやすい
学費が6か国のなかで最も高くなりやすく、奨学金の併願が前提になる
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2026年9月3日更新 2026年9月4日
3位|オーストラリアで働ける建築留学
オーストラリアは修士修了後に一定期間働ける卒業生向けビザの制度があり、学びと実務をつなげやすい国です。
日本との時差が小さいのも生活面の利点になります。
修了後に現地で働ける期間が設けられている制度があり、実務経験を積みやすい
気候・環境設計やサステナビリティの研究が盛んで、実践の場も多い
修士は2年制が中心で、イギリスより在学期間は長くなる
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オーストラリア留学の費用とプラン、おすすめの都市と語学学校、メリットとデメリットまでまとめた国別ガイドです。
2026年9月3日更新 2026年9月4日
4位|カナダの建築留学は費用が安い
カナダは英語圏のなかでは学費が比較的落ち着いており、総額を抑えたい人の現実的な選択肢になります。
木造建築や寒冷地の環境設計に強みを持つ学校もあります。
英語圏の学位を比較的抑えた費用で取れる
木造・寒冷地の環境設計など、日本でも応用しやすいテーマを学べる
建築系の大学院の数はアメリカより少なく、志望先の選択肢は絞られる
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2026年9月3日更新 2026年9月4日
5位|ニュージーランドの少人数建築留学
ニュージーランドは学生数が多くないぶん、教員との距離が近い環境で設計に取り組めます。
生活費も6か国のなかでは抑えやすい水準です。
少人数の講評が中心で、発言の機会が多い
6か国のなかでは生活費が抑えやすく、総額が読みやすい
大規模プロジェクトの事例は少なく、都市系を深めたい人には物足りないことも
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ニュージーランド留学の費用とプラン、おすすめの都市と語学学校、メリットとデメリットまでまとめた国別ガイドです。
2026年9月3日更新 2026年9月4日
6位|アイルランドの建築留学は保存再生
アイルランドは歴史的な街並みが残る一方、近年は現代建築の評価も高まっている国です。
英語圏でありながら、ヨーロッパ各地の建築を見て回りやすい位置にあります。
英語で学びながら、ヨーロッパの建築を見て回りやすい
歴史的建造物の保存・再生を扱う機会が多い
ダブリンは住居が不足しがちで、家探しは早めに動く必要がある
関連ページアイルランド留学
アイルランド留学の費用とプラン、おすすめの都市と語学学校、メリットとデメリットまでまとめた国別ガイドです。
2026年9月3日更新 2026年9月4日
英語圏以外で建築留学に人気の国
建築の分野では、非英語圏でも英語で学べるコースを持つ国があります。
学費が抑えられる一方、現地語や生活面のハードルは上がります。
非英語圏 1イタリア
歴史的建造物の宝庫で、保存・再生を学ぶ環境が整っています。公立大学の学費が抑えられている点も特徴です。
非英語圏 2オランダ
都市計画・水辺の開発・実験的な集合住宅で知られます。英語で開講される修士コースが多い国です。
非英語圏 3デンマーク
公共空間のデザインとサステナビリティが強みです。生活費は高めですが、都市そのものが教材になります。
ただし非英語圏は、日本人向けのサポート体制や卒業後の就労制度が国ごとに大きく異なります。
英語圏と並べて比較したうえで決めるのが安全です。
英語圏以外で建築留学に人気の国
建築の分野では、非英語圏でも英語で学べるコースを持つ国があります。
学費が抑えられる一方、現地語や生活面のハードルは上がります。
非英語圏 1イタリア
歴史的建造物の宝庫で、保存・再生を学ぶ環境が整っています。公立大学の学費が抑えられている点も特徴です。
非英語圏 2オランダ
都市計画・水辺の開発・実験的な集合住宅で知られます。英語で開講される修士コースが多い国です。
非英語圏 3デンマーク
公共空間のデザインとサステナビリティが強みです。生活費は高めですが、都市そのものが教材になります。
ただし非英語圏は、日本人向けのサポート体制や卒業後の就労制度が国ごとに大きく異なります。英語圏と並べて比較したうえで決めるのが安全です。
建築留学の費用は期間別でいくら必要?
建築留学の費用は、学費・滞在費・渡航費に加えて「制作費」がかかるのが特徴です。
まず1年あたりの内訳を押さえてください。
学費(年)
約250〜500万円
国と学校で最も差が出る項目
滞在費(年)
約150〜300万円
家賃・食費・交通費の合計
渡航・ビザ・保険
約30〜60万円
航空券・申請料・保険料
制作費(年)
約15〜40万円
建築留学だけにかかる費用
制作費は他分野の留学にはない項目です。
模型の材料や出力代が毎学期かかるため、年間で数十万円規模になることがあります。
2〜4週間
約20〜60万円(サマースクール・ワークショップ)
3か月
約60〜120万円(語学+短期プログラム)
2年
約900〜1,600万円(アメリカ・豪の修士)
3〜4年
約1,500〜3,000万円(学部からの正規留学)
※学費・滞在費・渡航費・制作費を含む目安です。国・学校・都市・為替により変動します(2026年9月時点)。
ここまでが表に出てくる費用です。
見落とされやすいのは、次の「建築留学だけにかかる追加費用」になります。
模型の材料費(年 約8〜20万円):スチレンボード・アクリル・木材などを毎課題で買い足します
レーザーカット・3Dプリント代(年 約5〜15万円):学内工房でも実費が発生する学校が多くあります
スタディトリップ(研修旅行)(1回 約10〜25万円):スタジオ単位で海外の敷地を訪れる課程があり、自己負担が原則です
出願にかかる費用(合計 約10〜25万円):英語試験の受験料、出願料、成績証明書の翻訳・認証など
ポートフォリオの印刷・製本(約2〜5万円):出願用と就職用で作り直すこともあります
※これらを合計すると、1年で30〜60万円ほど上振れすることがあります。予算には制作費の枠を必ず確保してください。
予算から逆算したい場合は、次の早見表が目安になります。
金額はすべて総額です。
〜100万円
サマースクールや短期ワークショップ。現地の建築を歩いて見る
150〜350万円
在籍校の交換留学で半年〜1年。単位を落とさず海外の設計課題を経験
400〜600万円
カナダ・ニュージーランドの修士、または奨学金を併用したイギリスの1年修士
700〜1,000万円
イギリスの1年修士を余裕をもって、またはオーストラリアの2年修士
1,000万円〜
アメリカの2〜3年制コース、または学部からの正規留学
関連記事留学費用が安い国ランキング10選|語学留学の総額と選び方を徹底比較【2026年最新】
留学したいけれど、費用はできるだけ抑えたい——そんな人に向けて、語学留学の費用が安い国を、安い順に10選でご紹介します。各国の費用や特徴、向…
2026年7月24日更新 2026年9月1日
建築留学の費用を抑える4つの方法
建築留学の総額を下げる方法は限られています。
金額で効果が読める順に並べると、次の3つが大きく効きます。
修業年限
1年短くする
約450〜700万円
交換留学
に切り替える
約300万円
奨学金
を併願する
約50〜200万円
いちばん効くのは、学校選びの段階で決まる修業年限です。都市を変える効果は年70〜85万円ほどで、上の3つより小さくなります。組み合わせれば500万円以上変わることもあります。
※学費と生活費を合わせた総額での目安です。国・学校・都市・為替により変動します(2026年9月時点)。
1|修業年限が短い国を選ぶ
在学が1年短くなれば、学費と生活費が丸ごと1年分減ります。
建築留学で最も効く節約はここです。
点線の1年分が、イギリスの修士にはありません。学費と生活費を合わせて約450〜700万円の差になります。
ただし1年制はそのぶん課題の密度が上がります。制作の時間を確保できるかも合わせて考えてください。
※修業年限はコースにより異なります。建築系の学部を出ていない場合、修業年限が長めのコースになることがあります。
2|奨学金を複数併願する
奨学金は1つに絞らず、性格の違うものを同時に出すのが基本です。
次の4種類は併願できます。
公的な給付型奨学金:返済不要。募集は出願よりかなり早い時期に始まります
志望校のスカラシップ:ポートフォリオの評価と連動することがあります
大学独自の授業料減免:合格後ではなく、出願と同時に申請する学校が多くあります
民間財団の助成:建築・デザイン分野を対象にした枠が用意されていることがあります
締切は出願より前に来るものが多く、あとから気づくと1年待ちになります。
学校探しと同じ時期に調べ始めてください。
※制度・支給額・締切は毎年見直されます。応募前に各実施団体の公式情報で最新の条件を確認してください。
3|在籍校の交換留学枠を使う
学位は取れませんが、費用対効果では最も強い選択肢です。
学位留学と並べると差がはっきりします。
大学院で学位を取る
総額:約500〜1,600万円
得るもの:修士の学位
向く人:キャリアを切り替えたい人
在籍校の交換留学
総額:約150〜350万円
得るもの:単位と設計課題の経験
向く人:卒業を遅らせたくない人
大学によっては、授業料を在籍校に納めるだけで協定校に通えます。
募集は渡航の約1年前で、学内選考には成績の基準があります。
※授業料の扱い・単位認定の範囲・応募条件は大学ごとに異なります。在籍校の国際交流窓口で確認してください。
4|大都市を外して地方都市を選ぶ
学校の質と都市の物価は別物です。
同じ国でも、住む都市を変えるだけで生活費が変わります。
大都市
ロンドン等
月20〜25万円
地方都市
同じ国の中で
月13〜18万円
1年分の
差額
約70〜85万円
志望校の候補に地方の大学を1つ入れておくだけで、年70〜85万円の差を選べる形になります。
※家賃・光熱費・交通費を含む目安です。住居の形態や為替により変動します(2026年9月時点)。
一方で地方は、設計事務所や求人の数が少なくなります。
卒業後に現地で働く予定なら、都市の規模も判断材料に入れてください。
思っていたより高い、と感じませんでしたか?
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夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「どこまでを留学費用として見ておくべきか」から夢カナ留学が一緒に整理します。
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建築留学の出願条件と準備スケジュール
建築留学の出願で他分野と決定的に違うのは、ポートフォリオが必須になる点です。
まず必要書類の全体像を押さえてください。
ポートフォリオ:作品3〜5点をPDF1ファイルにまとめて提出。合否への影響が最も大きい書類です
英語スコア:IELTSまたはTOEFL。有効期限は2年が一般的です
志望動機書:何を学び、なぜその学校なのかを文章で示します
推薦状:2〜3通。指導教員や勤務先の上長に依頼します
成績・卒業証明書:英文で発行。翻訳や認証が必要な場合があります
※必要書類は学校・コースごとに異なります。GREなどの試験を求めるかも学校により分かれるため、必ず公式の募集要項で確認してください。
建築留学に必要な英語スコアの目安
建築は講評会で自作を説明する場面が多く、スピーキングの比重が実務上は高くなります。
出願基準の目安は次のとおりです。
語学+短期プログラム
不問のことが多い
不問のことが多い
大学院(一般的な基準)
6.5〜7.0
90〜100
難関校・人気コース
7.0〜7.5
100〜110
※あくまで目安です。各項目の最低点(サブスコア)を別に定める学校が多く、基準は毎年見直されます。志望校の公式ページで必ず確認してください。
建築留学の逆算スケジュール
出願の締切は秋から冬に集中します。
渡航の2年前から動き出すのが現実的な線です。
1出願18〜24か月前国と学校を絞り、英語学習を始める
2出願12〜15か月前英語スコアを取り、作品を棚卸しする
3出願6〜9か月前ポートフォリオを制作し、推薦状を依頼する
4出願0〜3か月前出願書類を提出し、奨学金にも同時に応募する
5渡航3〜6か月前合否と奨学金の結果を受け、ビザと住まいを手配する
詰まりやすいのはポートフォリオです。作品の作り直しに半年かかることも珍しくないため、英語より先に着手して構いません。
推薦状の依頼は、遅れるほど内容が薄くなります。締切の3か月前には声をかけておくのが安心です。依頼するときに、志望動機書の下書きを一緒に渡すと具体的に書いてもらえます。
建築留学についてよくある質問
相談で特に多い疑問にお答えします。
Q建築を学んだことがなくても建築留学はできますか?
Aできます。アメリカには建築系の学部を出ていない人向けに、修業年限を長めに設定した大学院コースがあります。学部から入り直す方法もあり、どちらも実例があります。
A短期プログラムなら不問のものが多くあります。学位留学は基準に届く必要がありますが、語学学校から進学する条件付き入学を用意している学校もあります。
A大学院に年齢制限はないのが一般的で、実務経験はむしろ評価されます。設計事務所での担当案件をポートフォリオに載せられるのは、社会人ならではの強みです。
Qポートフォリオに載せる作品がありません。どうすればいいですか?
A学生コンペへの応募、短期ワークショップでの制作物、自主課題で補えます。既存の課題を作り直して載せるのも一般的な方法です。
Q建築留学の費用を抑えるなら、どの国が現実的ですか?
A学位を取るならカナダとニュージーランド、期間を短くするならイギリスの1年修士が候補です。在籍校に交換留学の枠があるなら、それが最も安く済みます。
まとめ|建築留学は目的から逆算して選ぶ
建築留学は、国から選ぶと必ず迷います。
「学位が要るのか」「何年出せるのか」の2つを先に決めると、選択肢は一気に絞れます。
この記事のまとめ
・建築留学は「大学院・学部・交換留学・短期プログラム」の4種類。期間と費用が大きく違う
・費用の目安は、短期プログラムで約20〜120万円、大学院で約500〜1,600万円
・建築留学には模型材料費や出力代などの制作費がかかり、年30〜60万円ほど上振れすることがある
・合否を左右するのはポートフォリオ。英語より先に、作品の棚卸しから始める
・費用を抑える最大の要因は修業年限。1年短いだけで数百万円変わる
※本記事は2026年9月時点の情報です。学費・生活費・出願条件・ビザ制度は変更されることがあるため、最新情報は各学校および公的機関の公式サイトでご確認ください。
建築留学、まだ決めきれていませんか?
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