「マレーシア留学はやめとけ」
マレーシアを留学先として調べるほどこの言葉が出てきて、手が止まっていませんか。
結論から言うと、「やめとけ」と言われる理由には誤解・事実・場合によるものの3種類が混ざっています。
この3つを分けずに読むから、判断できないまま不安だけが残るのです。
先に答えだけ言うと、費用を抑えて英語で学位を取り、卒業後は日本に戻るつもりなら噛み合います。
反対に、英語漬けの環境や卒業後の現地就職を目当てにしているなら、英語圏を選んだほうが結果が出ます。
なぜそう言い切れるのか、噂の判定から順に見ていきます。
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目次
マレーシア留学は辛い?やめとけと言われる理由

「やめとけ」の理由は、だいたい7つの噂に集約されます。
まず全体像を示したうえで、1つずつ根拠と一緒に判定していきます。
噂1|マレーシアの大学はレベルが低い
ここは数字で否定できます。国立トップのマラヤ大学は、QS世界大学ランキング2027年版で世界56位。
日本の有名大学より上位です。
※出典:マラヤ大学の公式発表(QS世界大学ランキング2027年版)。日本の大学の順位はリセマムの記事をもとにしています。
ただし、国内すべての大学が同じ水準というわけではありません。
マレーシアにはイギリスやオーストラリアの大学の分校も多く、発行される学位が現地大学のものか海外本校のものかで、卒業後の通用度が変わります。志望校ごとに個別に確認してください。
噂2|マレーシア留学では英語が身につかない
英語が身につくかどうかは、技能と過ごし方で大きく変わります。
授業とレポートが英語なので、読む力と書く力は放っておいても伸びます。
一方で生活のすべてが英語になる環境ではありません。日本人同士で固まると、1年いてもスコアが動かないまま帰国することになります。
特に注意したいのが授業のスタイルです。マレーシアの大学は英国式のカリキュラムが多く、課題の多くがグループ課題とプレゼンです。
評価もチーム単位になりがちで、個人の努力が成績に直結しにくい構造です。
留学カウンセラー
りょう
避け方
最初の1回で「資料作成」「データ集め」など自分の担当を宣言してしまう。話す量で勝てない時期は、成果物で存在感を作るほうが早いです。
噂3|マレーシアは治安が悪い
凶悪犯罪に巻き込まれる確率は高くありません。
留学生が日常で警戒すべきなのは、次の2つに絞られます。
どちらも基本の防犯で下げられるリスクです。
夜間の移動は配車アプリを使い、身に覚えのない相手からお金や個人情報を求められたら、その場で応じずに学校の窓口へ相談してください。
噂4|安いと聞いたのに結局高くつく
「安いはずが、結局そんなに安くなかった」という声はよく聞きます。
欧米より軽いのは今も事実ですが、「マレーシアは安い」と言われていた頃の感覚のままでは、予算が足りなくなります。
いちばん大きく変わったのは為替です。同じ金額を両替しても、手元に残るリンギットはこの数年で目に見えて減りました。
※金額はすべて目安です。学校・都市・滞在方法・為替で変動します。本記事は1リンギット=約39円で換算しています
為替に加えて、パンフレットの表示額を崩すのは、たいてい学費以外の部分です。
次の項目を最初から足しておけば、想定外の出費にはなりません。
隠れコストと為替の上振れを合わせると、年20〜60万円ほど増えることもあります。総額の2割を予備費として置いておくと安全です。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月31日更新 2026年8月5日
噂5|マレーシア留学は就職で評価されない
日本での知名度が低いのは事実です。ただ、不利になるかどうかは説明できるかどうかで決まります。
留学カウンセラー
りょう
逆に「安かったから行った」で止まると、経験まで浅く見られます。
なお、卒業後にマレーシアで就職したい場合は要注意です。就労ビザ(Employment Pass)の最低給与要件は2026年6月の申請分から引き上げられ、いちばん低い区分でも月5,000リンギット(約19万円)以上が必要になりました。
新卒での現地就職は狭き門と考えておきましょう。
噂6|ツイニングで編入できず、遠回りになる
「マレーシアから英語圏の大学に編入できると聞いて選んだのに、条件が合わずに編入できなかった」というのも、やめとけと言われる理由の一つです。
マレーシアの私立大学で学び始め、イギリスやオーストラリアなどの提携大学の学位を取れるツイニング(編入)プログラムは大きな魅力ですが、仕組みを知らずに選ぶと遠回りになります。
ただし「編入できる」は、あくまで条件つきです。後悔した体験談の失敗談3で紹介する「編入できなかった」ケースは、まさにこの確認不足から起きています。
大事なのは、マレーシア側の学校だけでなく、提携先の海外大学からも書面で確認をもらうことです。2+1や1+2で海外に移る場合は、その国の学生ビザや現地の生活費も別にかかるので、総額で比べてみてください。
噂7|マレーシアン・タイムで1時間の遅刻は誤差の範囲
マレーシアには「マレーシアン・タイム」という言葉があるほど、時間の感覚がゆるやかです。友人との待ち合わせで30分〜1時間待つことや、修理業者・不動産の担当者が約束の日に来ないことも、珍しくありません。
一方で、大学の授業・試験・課題の提出期限は厳しく管理されています。遅刻や提出遅れは減点につながり、学生ビザの更新では出席率も確認されます。周りがゆるいからと、自分まで合わせるのは危険です。
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夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「マレーシアと英語圏、結局どっちが自分の目的に合うのか」から一緒に整理できます。
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マレーシアと英語圏、どちらが目的に合うか比較するだけでもOKです。
マレーシア留学をおすすめできない人

ここまでの噂をふまえて、マレーシア留学をおすすめできない人の特徴をまとめます。
当てはまる数が多いほど、渡航してから「思っていたのと違う」と感じやすくなります。
次の7つのうち、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
マレーシア留学が合わない人
衛生面が気になる人:屋台や安い食堂、トイレ事情は、日本と同じ感覚では過ごせません
暑さが苦手な人:一年中、日中は30℃前後で湿度も高い気候が続きます
毎日英語で話すことが苦手な人:授業はグループワーク中心で、黙っているとチームの中で埋もれてしまいます
多国籍の環境が苦手な人:マレー系・中華系・インド系に各国の留学生が加わり、宗教も習慣も人それぞれです
都会育ちの人:日本の都会の便利さや時間の正確さに慣れていると、交通や手続きのゆるさがストレスになりがちです
バイトで生活費を稼ぐ前提の人:学生ビザで働けるのは長期休暇中だけで、生活費の補てんにはなりません
日本での大学名を重視している人:日本での知名度は高くなく、名前だけで評価される場面は少なめです
反対に、英語で学位を取って日本に戻る計画が決まっていて、多国籍の環境を楽しめる方には、マレーシアは費用を抑えて学べる有力な選択肢です。
2026年7月27日更新 2026年8月5日
マレーシア留学を後悔した3人の失敗談

実際に後悔が残ったケースには、共通する分かれ道があります。
3人の話を1つずつ、どこで結果が決まったのかまで見ていきます。
失敗談1|「行けば話せる」で渡航し、グループワークで孤立
英語はほぼ手つかずのまま、費用の安さと「現地に行けば話せるようになる」という期待で渡航を決めたケースです。
入学後、最初につまずいたのがグループ課題でした。
議題が理解できず、話す前に議論が次へ進む。数週間で「この人に振っても止まる」と判断され、作業も回ってこなくなりました。
成績はチーム評価に助けられて残ったものの、手元に残ったものはほとんどありません。
単位が取れてしまうから気づくのが遅れるのが、このパターンの怖さです。
分かれ道
出発前に「聞いて返せる」状態を作ったかどうか
完璧な英語は要りません。相手の話を最後まで聞き、ひと言返せる。この水準を渡航前に超えているかどうかで、最初の1か月の立ち位置が決まります。
失敗談2|日本人コミュニティに寄りかかり、1年で伸びなかった
到着直後の心細さから、同じ時期に来た日本人学生とばかり行動するようになったケースです。
手続きの相談相手ができて助かった一方、そこが居場所として固定されました。
マレーシアは日本語で暮らせてしまう環境が整っています。授業以外は日本語、外食も日本食中心。授業で英語を使う時間は1日数時間だけなので、1年いてもスコアがほぼ動かないという結果になりました。
本人にとって辛かったのは、帰国後に「1年何をしていたのか」を説明できなかったことです。
楽しかったという記憶は残っても、実績として語れるものがありませんでした。
分かれ道
最初の1か月で現地の友人ができたかどうか
日本人と関わらないという話ではありません。最初の1か月に、学生寮やサークル、履修クラスで英語で話す相手を1人作れているか。ここを過ぎると人間関係が固まり、あとから輪を広げるのが難しくなります。
失敗談3|「安いから」で選び、卒業後の進路がつながらなかった
複数の学校を学費だけで比べ、いちばん安いところに決めたケースです。
入学時点では計画どおりでしたが、問題は卒業前に出ました。
希望していた英語圏の大学への編入は、単位の認定条件が合わず不可。
現地就職も、就労ビザの給与要件と実務経験の壁で候補が残りませんでした。結果として、進路をもう一度組み直すことになりました。
学費を数十万円抑えた代わりに、1年単位の時間を失った形です。
3人のなかで、取り返しがいちばん効きにくいのがこのパターンです。
分かれ道
卒業後のライフプランから逆算して選んだかどうか
編入したいなら単位の互換条件、現地で働きたいなら就労ビザの要件。学校選びの前に、出口の条件を確認しておけば防げます。
編入を考えているなら、確認すべき条件を噂6|ツイニングで英語圏の大学に編入できるから安心で整理しています。
2026年8月4日更新 2026年8月5日
後悔しないマレーシア留学5つの対策

失敗談の分かれ道を、そのまま対策に変えたのが次の5つです。渡航前に終わらせるものが中心です。
対策1|出発前に英語の「合格ライン」を決める
大学のコース条件を先に確認し、そのスコアを渡航前の目標に置きます。現地で作り直すより、確実に速く安く済みます。
目安として、マレーシアの大学の学部課程はIELTS 5.5〜6.0前後を入学条件にしているコースが多く、満たせない場合は付属の英語コースやファウンデーション(大学準備課程)から始めることになります。条件は学校・学部ごとに違うので、必ず志望校の募集要項で確認してください。
留学カウンセラー
りょう
対策2|学費ではなく「学位の出どころ」で選ぶ
同じマレーシアでも、現地大学の学位か英国・豪州の分校の学位かで、卒業後の通用度が変わります。募集要項で発行元を確認してください。
確認したいのは、次の3点です。
学校選びで確認する3つのこと
- 1. 学位を出すのは、マレーシアの大学か、提携先の海外大学か
- 2. プログラムがMQA(マレーシア資格機関)の認定を受けているか
- 3. 帰国後の就職や編入先で、その学位がどう扱われるか
ツイニングで英語圏の大学への編入を考えているなら、噂6の解説もあわせて確認しておきましょう。
対策3|最初の1か月の住まいと動き方を先に決める
到着直後がいちばん折れやすい時期です。学生寮など人と会える環境から始めると、孤立を避けられます。
到着してすぐに長期契約を結ぶより、最初の1か月は学生寮や短期滞在の部屋で暮らし、通学ルートや周辺の治安を自分の目で確かめてから本契約するほうが失敗が減ります。
もう一つ決めておきたいのが、最初の1か月の目標です。おすすめは「英語で話せる相手を1人つくる」こと。オリエンテーションやサークル、グループ課題の初回で自分から声をかけるだけで、その後の1年の過ごし方が大きく変わります。
対策4|マレーシア留学の予算は2割上乗せして組む
為替と学費改定は自分ではコントロールできません。上振れを最初から見込んでおくと、途中で計画が壊れません。
具体的には、学費・家賃・生活費を足した総額に2割を上乗せし、その分は手をつけない予備費として分けておきます。為替は1リンギット=35円・39円・42円のように数パターンで計算しておくと、円安が進んでも慌てずに済みます。
留学カウンセラー
りょう
対策5|卒業後のライフプランから逆算して国を決める
海外で働き続けたいなら就労条件から、日本に戻るなら費用と学位から選びます。順番を逆にすると後悔が残ります。
日本に戻って働くなら、「英語で何を学び、どんな役割を果たしたか」を語れる専攻と学校を選ぶこと。マレーシアで働き続けたいなら、就労ビザの給与要件を満たせる職種かどうかを、出願前に調べておくことが欠かせません。
英語力そのものを伸ばしたい、海外で働く経験を積みたいという目的なら、英語圏の留学やワーキングホリデーのほうが合っている場合もあります。迷ったときは、目的から一緒に整理していきましょう。
2026年8月27日更新 2026年8月27日
留学カウンセラー
りょう
マレーシア留学のよくある疑問6つ
相談で特に多い質問をまとめました。判断の最後の確認に使ってください。
マレーシア留学の英語と就職の疑問
英語と就職は、相談でも検索でも質問が集中する2つです。
英語力ゼロでもマレーシア留学はできますか?
語学学校からなら可能です。ただし大学の学部に入るには英語の条件があり、満たせないと語学コースからのスタートになります。後悔した人の多くがここでつまずいています。
マレーシア英語の訛りは自分にも移りますか?
影響はゼロではありませんが、通じる英語であれば実務上の問題は小さいです。発音そのものを磨きたいなら英語圏のほうが向いています。
マレーシア留学は就職で不利になりますか?
不利になるかどうかは、伝え方でほぼ決まります。「英語で何を学び、チームのなかでどんな役割を果たしたか」を一つ具体的に語れれば、大学名を知らない面接官にも中身が伝わります。逆に、留学した事実だけを並べると評価は伸びません。
マレーシア留学の生活とビザの疑問
渡航後の暮らしと手続きに関する質問です。申し込み前に確認しておくと安心です。
まとめ|マレーシア留学はやめとけ?
結論は「人による」ではなく、目的が費用と学位ならアリ、英語漬けの環境や現地就職が目的ならナシです。
迷いが残っているなら、それは情報が足りないのではなく比較していないからかもしれません。他の国と並べてみると、答えは意外とはっきりします。
※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。費用・ビザ条件・大学ランキングは変更されることがあるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
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夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「マレーシアと英語圏、結局どっちが自分の目的に合うのか」から一緒に整理できます。
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