海外の大学を調べていると、「まずファウンデーションを受けてください」と案内されることがあります。
けれど、語学学校と何が違うのか、どのコースを選べばいいのか、費用はどれだけ増えるのかまでは、名前だけでは分かりません。
先にひとことで言うと、海外の大学に入るための「1年間の入学準備クラス」です。
英語だけを学ぶ語学学校と違い、ファウンデーションコースを修了して成績条件を満たすと、大学1年次に進む資格になります。
この記事では、仕組み・コースの種類と科目・入学条件・国別の実例・費用の総額・修了後の進学・出願の流れまでを、公式サイトの数値をもとに図解で整理します。
– 30秒診断 –
ファウンデーション留学は必要?
2つの質問に答えるだけ。
あなたが次に読むべきセクションが分かります
Q1 / 2
志望する大学・学部の入学条件を、もう確認しましたか?
まだ確認していない
大学名や国は決まっていない段階
Q2 / 2
高校の成績(評定平均)は、4以上ありますか?
4以上ある(または見込みがある)
主要科目は落としていない
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あなたがまず読むべきなのは
入学条件と
必要な英語力
評定4以上なら、短いコースや直接入学が視野に入ります。まず条件の線引きから確認してください。
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4に届かない/自信がない
評定や英語スコアに不安がある
– YOUR NEXT STEP –
あなたがまず読むべきなのは
コースの種類と期間
成績に不安があるほど、受け入れ条件の幅が広い期間のコースを先に押さえたほうが早く決まります。
コースの種類と期間を見る ›
確認したが、条件に届かなかった
直接入学は難しそうだと分かった
Q2 / 2
卒業までに出せる金額の上限は決まっていますか?
だいたい決まっている
家族と予算の話をしてある
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あなたがまず読むべきなのは
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予算が決まっているなら、準備課程1年分ではなく卒業までの総額から国を絞るのが最短です。
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いくらかかるのか見当がつかない
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あなたがまず読むべきなのは
仕組みと期間の基本
金額の前に、何を何か月学ぶ課程なのかを押さえると、見積もりの読み方が分かります。
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選択肢をタップすると次の質問が開きます。開かない場合は、下の目次から気になる項目をご覧ください。
この記事を書いた人
留学カウンセラー りょう
大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!
ファウンデーション留学とは?
ファウンデーション留学とは、海外大学の1年生になる前に通う「入学準備の1年」です。
ひとことで
海外大学に入るための1年間の入学準備クラス
コースの呼び名
Foundation Studies/International Foundation Year/Undergraduate Preparatory Certificate など
期間
9〜12か月が中心
成績・英語力によって6〜8か月の短縮型もある
学ぶ内容
進学英語/志望分野の基礎科目/レポート・発表などの学習スキル
学費
1コース 約278万〜650万円
本記事で扱う3校の公表額を円換算した範囲
修了と進学は別。修了しても、学部が求める点数に届かなければ進めません
この課程そのものをファウンデーションコースと呼び、大学の付属カレッジなどが留学生向けに開講しています。
国によって大学に入るまでに学ぶ内容が違うため、日本の高校を卒業しただけでは準備が足りないと判断されることがあります。その差を埋めるのがこの1年です。
ただし全員が通う課程ではありません。必要かどうかは志望する大学の判断で決まります。
この「修了と進学が別」という点が、ファウンデーション留学でいちばん誤解されるところです。
必要なのはどんな人・どの国か
分かれ目は、志望校が「日本の高校卒業」をそのまま入学資格として認めているかどうかです。
| ファウンデーションが必要かセルフチェック |
|---|
| あなたの状況 | 判定 |
| 志望校が日本の高校卒業資格を入学資格として認めていない(イギリスに多い) | ほぼ必須 |
| 評定が足りない、または志望分野の前提科目(数学・理科など)を履修していない | 必要になりやすい |
| 高校2年修了など、卒業を待たずに進学したい | 必要 |
| 出願条件は満たしているが、英語スコアだけ足りない | 不要な場合が多い(英語コースで補える) |
| 日本の高校卒で直接出願でき、評定も英語も条件を満たしている | 不要(直接入学で1年と数百万円を節約) |
上の3つに1つでも当てはまれば、ファウンデーションを候補に入れましょう。同じ大学でも学部ごとに扱いが違うので、必ず学部単位で確認してください。
確認は2手で終わります。志望校の公式サイトで国別入学条件のJapanの欄を開き、足りない項目(評定・英語・履修科目)を数えるだけです。
進学保証の条件
大学付属・提携のコースの多くは「進学保証(guaranteed progression)」を設けていますが、保証されるのは決められた条件をすべて満たした場合だけです。主な条件は次のとおりです。
| 進学保証のおもな条件 |
| 総合成績 | コース全体の平均点が、志望学部ごとの基準点を超えている |
| 科目ごとの成績 | 学部が指定する必須科目で、所定の点数を取っている |
| 英語スコア | 学部が求める英語力に届いている(オークランド大学は総合6.0・各技能5.5以上など) |
| 追加審査 | 面接・オーディション・作品集が必要な学部では、その審査に通る |
| 在籍の規定 | 出席率や学部への出願期限など、コースの規定を守っている |
同じ大学でも、学部によって基準点が違います。エクセター大学のINTOコースも「指定の成績を取ること」を条件に、学部への直接入学を保証しています。
つまり保証されるのは「条件を満たした場合の入学枠」です。修了すれば誰でも入れるわけではない点は押さえておきましょう。
語学留学・ディプロマとの違い
進学ルートは1つではありません。似た名前の課程が並ぶので、まず役割の違いを整理します。
ポイントは「何を学ぶか」ではなく「その先どこにつながるか」です。
語学留学英語の運用力を上げる›語学力の向上進学は別途条件が必要
ファウンデーション進学英語+専門の基礎›大学1年次へ成績条件を満たせば
進学型ディプロマ大学初年次に相当›大学2年次へ対応学部・単位認定が前提
迷いやすいのは下2つです。2年次に進めるのは対応学部のディプロマだけで、すべてのディプロマが該当するわけではありません。
「ディプロマ」は幅広い資格・課程の総称です。学部の2年次につながるコースを持つカレッジもありますが、出願時には移行先の学位と認定単位を1つずつ確認する必要があります。
相談でいちばん多いのが「語学学校に行けば進学できますよね?」という質問です。実際には別物で、進学の条件を満たすのは進学課程のほうでした。僕自身も現地で、英語は話せるのに最初のレポートで手が止まった経験があります。
日本国内で受けるファウンデーションもある
円安で留学費用が膨らむなか、日本にいながら準備課程を受けられるコースも増えています。「渡航は学部から」という選び方もできます。
| 国内校と海外校の比較 |
|---|
| 比較軸 | UNSW京都キャンパス(京進) | UCSI大学 日本校(新宿) | 海外で受ける場合 |
| 場所・期間 | 京都/9か月 | 東京・新宿/1年 | 各国の付属カレッジ/6〜12か月 |
| 費用 | 授業料は要問い合わせ。約9か月分の渡航費・現地生活費がかからない | 授業料 約159.5万円+入学金・施設費(2025年度)。「欧米の約3分の1」とPR | 授業料 約278万〜650万円+現地生活費 |
| 英語環境 | 授業は英語、生活は日本語 | 授業は英語、生活は日本語 | 授業も生活も英語 |
| ビザ | 不要(学部から学生ビザ) | 不要(学部から学生ビザ) | 必要 |
| 入学条件の目安 | IELTS 6.0・高3評定3.0以上 | 英検2級/IELTS 5.0・評定2.5以上 | 学校によりIELTS 4.5〜6.0 |
| 主な進学先 | UNSW・メルボルン大学など豪州の大学 | マレーシアのUCSI大学本校・提携大学 | 付属・提携先の大学 |
京進は「円安時代の国内完結型」を掲げ、5期生の全員合格を公表しています。UCSI日本校は英検2級から挑戦でき、IELTS 5.5/TOEFL 58点以上で奨学金の対象です。
費用を抑えられる反面、英語に浸かる時間は海外より短くなります。英語力を伸ばしたい人は、自習や英語環境づくりもセットで考えておきましょう。
ファウンデーション留学の入学条件とIELTS
入学審査で見られるのは、高校の成績証明書、卒業資格または修了学年、そして英語試験のスコアです。
全体の評定が足りていても、志望分野に必要な科目を履修していないと選べるコースが狭まります。理系・経済系では数学や理科の履修歴が効いてきます。
必要な成績
成績は、高校の評定平均(5段階)で判断されるのが一般的です。評定が高いほど、短いコースに入れます。メルボルン大学の準備課程(トリニティ・カレッジ)の基準を例に見てみましょう。
高校卒業+平均評定 4/高校2年修了+平均評定 5
共通の条件
原則5科目で審査/開始時点で16歳以上/専攻によっては前提科目が必要
評定が高いほど短いコースを選べる。評定1の差が、期間と学費の差になります
基準は学校ごとに違います。国内校では、UCSI日本校が評定2.5以上、UNSW京都キャンパスが高3の評定3.0以上を目安にしています。
必要な英語スコア
英語力の目安はIELTS 4.5〜5.5ほどで入れるコースが多く、学部に直接入る場合(IELTS 6.0〜7.0前後)より低めです。たとえばエクセター大学のINTOコースは、IELTS 4.5から受け入れています。
ただし総合点だけでなく、4技能それぞれに最低点があります。総合は足りているのに1技能で落ちる、という相談は毎年あります。
Comprehensive
いちばん長い
総合 5.5/各技能 5.0
Standard
標準
総合 6.0/各技能 5.5
Fast Track
いちばん短い
総合 6.0/各技能 6.0
総合点が同じ6.0でも、Fast Trackは全技能6.0以上が必要です。苦手技能が1つあると、短いコースは選べません。
トリニティ・カレッジの2027年英語要件。TOEFL iBTやPearsonでの出願も可能で、学校の英語テストが認められる場合もあります。
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学校によっては、総合5.0前後から受け入れる長期コースもあります。スコアが不足する場合は、出発前に取り直すか、追加の英語コースを組み合わせるかの二択です。
後者は授業料と滞在費が上乗せになるため、ファウンデーション本体の費用とは分けて見積もってください。
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ファウンデーションコースの種類と期間・費用
ファウンデーションコースは、期間(短縮型・標準・長期型)、分野(人文・理工・建築など)、運営元(大学付属・独立系)の3つで分かれます。次の4ステップで決めると、迷わず選べます。
1学部を決める第1志望と第2志望を挙げ、入学条件を読む
2科目を確認両方に対応できる必須科目の組み合わせを探す
3期間を決める評定と英語スコアで出せるコースを絞る
4総額を出す追加費用と学部の年数まで入れて比べる
| あなたに合うコースの選び方 |
|---|
| いまの状況・悩み | 選ぶべきコース | 費用の目安 |
| 評定4前後・IELTS 5.5〜6.0。基礎から確実に準備したい | 標準コース | 約371万〜524万円 |
| 評定が高く英語も足りている。1日でも早く進学したい | 短縮型 | 約278万〜524万円 |
| 英語スコアがあと少し足りない/高校2年修了で出発したい | 長期型(英語強化つき) | 約401万〜650万円 |
| 学びたい専攻がはっきり決まっている | 分野別コース | 約546万〜575万円 |
| 第1志望の大学が決まっている | 大学付属コース | 約351万〜565万円 |
| 志望校を1校に絞りきれない | 独立系カレッジ | 約343万円〜 |
費用は授業料のみ(生活費は別)で、£1=195円・A$1=112円・NZ$1=95円で換算した概算です。迷ったら標準コース×大学付属が基本です。
標準コース(スタンダード)|迷ったらこれ
9〜12か月かけて、英語と専門科目の基礎をじっくり固めるコースです。多くの日本人留学生が選ぶ、いちばん標準的な形です。
| 標準コース(スタンダード)の概要 |
| 向いている人 | 高校を卒業し、評定4前後・IELTS 6.0前後の人 |
| 期間 | 約9〜12か月 |
| 費用の例 | トリニティ・カレッジ 約524万円(A$46,770)/オークランド 約371万円(NZ$39,003) |
| 注意点 | 期間が長い分、滞在費は短縮型より多くかかる |
短縮型(ファストトラック)|早く進学したい人向け
6〜9か月に授業を詰め込み、早く学部に進むコースです。その分、入学条件が高く、授業の進みも速くなります。
| 短縮型(ファストトラック)の概要 |
| 向いている人 | 評定5前後で、IELTS 6.0(各技能6.0)以上を持っている人 |
| 期間 | 約6〜9か月 |
| 費用の例 | オークランド Accelerated 約278万円(NZ$29,253)/トリニティ・カレッジ Fast Track 約524万円(A$46,770) |
| 注意点 | 「短い=安い」とは限らない。オークランドは8〜9か月と12か月の学費が同じ |
Accelerated
2学期
6か月/約278万
Fast-track
3学期
8〜9か月/約371万
Standard
4学期
12か月/約371万
注目すべきは真ん中です。8〜9か月と12か月の学費は同額で、短くしても学費は下がりません。
2027年入学の留学生向け授業料(2026年9月16日公表)。Accelerated NZ$29,253/Fast-track・Standard NZ$39,003を円換算した概算。
長期型(英語強化つき)|英語や学歴が少し足りない人向け
通常より長い期間で、英語の授業を多めに取りながら進むコースです。英語スコアが足りない人や、高校2年修了で出発したい人の受け皿になります。
| 長期型(英語強化つき)の概要 |
| 向いている人 | IELTS 4.5〜5.5の人、高校2年修了で出発したい人 |
| 期間 | 約11か月〜1年強 |
| 費用の例 | UEA Extended 約401万円(£20,545)/トリニティ・カレッジ Comprehensive 約650万円(A$58,050) |
| 注意点 | 期間が延びる分、学費と滞在費が増える。日本で英語を伸ばしてから標準コースに入るほうが安い場合もある |
分野別コース|専攻が決まっている人向け
学校によっては、目指す学位の分野ごとにコースが分かれています。UCLのUPCが代表例で、出願の時点で専攻の方向を決める必要があります。
| 分野別コースの概要 |
| 向いている人 | 学びたい学位の分野が決まっている人 |
| 期間 | 約1年 |
| 費用の例 | UCL UPC 約546万円(£28,000)/建築 約575万円(£29,500) |
| 注意点 | 出願後に分野を変えるのは難しい |
大学付属コース|第1志望が決まっている人向け
大学の付属・提携カレッジが運営するコースです。進学先が決まっていて、学部ごとの進学点が示されるため、目標が立てやすいのが強みです。進学保証のあるコースも多くあります。
| 大学付属コースの概要 |
| 向いている人 | 行きたい大学がすでに決まっている人 |
| 期間 | 約1年(短縮・長期型を選べる学校も多い) |
| 費用の例 | UEA(INTO)約351万円(£17,995)/マンチェスター大学(INTO)約565万円(£28,995) |
| 注意点 | その大学以外へ出願する場合は、受け入れ側がこのコースを認めているかの確認が必要 |
独立系カレッジ|志望校を絞りきれない人向け
特定の大学に属さず、複数の大学への出願を前提にしたコースです。選択肢を広く残せる一方、志望校がそのコースを入学資格として認めているかを自分で確かめる必要があります。
| 独立系カレッジの概要 |
| 向いている人 | 国や大学を比べながら決めたい人 |
| 期間 | 約1年 |
| 費用の例 | NCUK International Foundation Year 約343万円(£17,600)。60校以上の大学へ出願できる |
| 注意点 | 受け入れ大学の一覧を出願前に確認。希望の大学・学部に進めるとは限らない |
ファウンデーションコースの科目とカリキュラム
科目は「必修の英語+志望分野の選択科目」で、合計5科目前後が基本です。何を選ぶかで、修了後に進める学部が決まります。志望分野から逆算して選びましょう。
工学志望なら必須2科目+選択2科目のように、学部ごとに枠が決まります
経営・経済・商学を目指す人
経済学部やビジネス系では、数学の履修を条件にする大学が多くあります。英語が得意でも、数学を外すと出願先が大きく減ります。
選びたい科目数学(微積分または統計)/経済/会計
よくある失敗数学を外してしまい、あとで経済学部に出願できなくなる
工学・情報・理系を目指す人
理系は必須科目がいちばん多い分野です。工学なら数学2科目+物理のように、学部ごとに枠が決まっていることがよくあります。
選びたい科目数学(微積分・モデリング)/物理/化学
よくある失敗数学を1科目しか取らず、工学部の条件を満たせない
医療・生命科学を目指す人
薬学・看護・生命科学などは、化学と生物の両方を求められることが多い分野です。なお医学部はファウンデーション経由が難しいので、先に確認しておきましょう。
選びたい科目化学/生物/数学または統計
よくある失敗生物だけ取り、化学が必須の学部に出せない
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人文・社会・法学を目指す人
数学が必須でないことが多く、比較的自由に組めます。英語で論じる力が成績を左右するので、レポートや議論の多い科目で力をつけましょう。
選びたい科目歴史・社会系の科目/コミュニケーション/美術史など
よくある失敗経済学部も併願したいのに数学を外してしまう
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心理学は、海外の大学でも学べます。英語圏の大学の大半には心理学部があり、留学生の受け入れも広く行われています。海外で本格的に心理学を学んでみたい。そう考えて調べはじめると、費用の情…
建築・デザインを目指す人
建築は専用コースや別学費になっていることがあります。デザイン系は科目に加えて、作品集(ポートフォリオ)の提出を求められることが多い分野です。
選びたい科目デザイン/美術史/数学・物理(建築の場合)
よくある失敗作品集の準備が間に合わず、出願時期を逃す
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専攻が決まっていない人
迷っているなら、第1志望と第2志望の両方の必須科目をカバーできる組み方にしましょう。数学を1科目残しておくと、選べる学部の幅が広がります。
選びたい科目数学+志望候補それぞれの必須科目
よくある失敗好きな科目だけで組み、どの学部の条件にも届かない
必須科目と推奨科目は別物
公式サイトの科目一覧には2つの区分があります。ここを読み違えると、修了後に志望学部へ出願できません。
必須科目Compulsory›取らないと出願不可学部入学の条件
推奨科目Recommended›なくても出願できる準備として有効
見るべきは必須科目です。推奨科目だけ埋めても入学条件は満たせません。
気をつけたいのは、コースの種類によって選べない科目があることです。トリニティ・カレッジでは、音楽はFast TrackとComprehensiveでは開講されていません。
授業の流れと成績評価
授業は学期ごとに区切られ、課題と試験の成績が進学の判断材料になります。UCLのUPCを例に1年の流れを並べます。
09月下旬
約1週間オリエンテーション(参加必須)
110月〜12月1学期。授業の形式と課題の書き方に慣れる
21月〜3月2学期。学部への出願手続きが並行して進む
34月〜6月3学期。最終評価で進学条件の達成が決まる
評価は学期ごとの課題・小テスト・期末試験の組み合わせで決まります。出席しているだけでは進学条件を満たせません。
コース中の課題や小テストの点数は、そのまま最終成績に積み上がります。「最後の試験で挽回すればいい」は通用しません。成績不振や欠席が続くと学生ビザの継続が危うくなり、帰国を迫られるケースもあります。
トリニティ・カレッジは修了時に身につく力として、人前で話すこと、グループで進めること、主張を組み立てること、分析的・批判的に考えることを挙げています。
日本の予備校と同じものではありません。現地の大学で学ぶ方法そのものを練習する場だと考えてください。
科目は「得意だから」ではなく「志望学部が求めるから」で選んでください。数学を外した人が、あとで経済学部を目指したくなって詰まる例をよく見ます。迷うなら、数量系を1つ残しておくと選択肢が広がります。
ファウンデーションコースの出願手順
出願は、入学希望時期の12〜18か月前から準備を始めるのが目安です。下の表で全体の流れをつかんでから、STEPごとに進めましょう。
112〜18か月前志望分野と予算を決め、直接入学の可否を確認
29〜12か月前英語試験を受け、候補コースと進学条件を比較
36〜9か月前成績証明書などをそろえて出願。必要に応じて面接・試験
4合格後〜出発前条件確認、入学手続き、渡航手続き、住居の確保
5在学中〜修了時課題と試験に取り組み、学部へ出願して条件を達成
STEP1:志望学部と予算を決める(12〜18か月前)
まず志望学部を第1・第2志望まで決め、卒業までの予算を家族で共有します。あわせて、直接入学できないかも確認しておきましょう。
STEP2:英語試験を受けて候補コースを比べる(9〜12か月前)
IELTSなどのスコアをそろえ、出せるコースを絞ります。説明会や面談では、次の5点を必ず確認しましょう。
必要な成績
総合点・英語点・科目別の最低点はいくつか
必須科目
志望学部の必須科目と、その入学回で開講されるか
条件未達のとき
再試験・別学部・他大学への変更は可能か
期間と費用
追加履修時の学費と、次回の入学時期はどうなるか
口頭の説明で終わらせず、募集要項かメールで条件を残しておくこと
STEP3:書類をそろえて出願する(6〜9か月前)
英文の成績証明書は、高校に依頼してから発行まで数週間かかることがあります。書類の準備は早めにスタートしましょう。
パスポート:残存期間を確認。未取得なら申請から逆算する
英文の成績証明書:出願先が指定する科目・年次が含まれているか確認
卒業証明書または卒業見込証明書:在学中に出願する場合は見込みで可か確認
英語試験の結果:有効期限内か、指定の試験方式かを確認
志望理由書・推薦状・作品集:学校や専攻によって必要。建築・デザイン系は特に早めに
STEP4:合格後の条件を確認して入学手続きをする
合格通知を受け取ったら、追加で出す成績や英語スコア、支払期限、入学延期・キャンセル時の扱いを確認します。
1
条件付き合格を「合格」と思い込んでいた
記載された条件を満たして初めて入学につながります。追加スコアの提出期限を過ぎて枠を失うケースがあるため、通知を受け取った日に条件と期限を書き出しておきましょう。
2
渡航許可が出る前に住居費を払ってしまった
結果が出る前に、変更できない支払いを増やさないよう日程を組みます。返金規定を読み、キャンセル可能な期限を把握したうえで契約してください。
STEP5:ビザ・住居など渡航の準備をする
学生ビザの申請、住居の確保、保険の加入を進めます。手続きは国・年齢・コースで異なるため、学校と渡航先政府の公式案内をもとに進めましょう。
STEP6:在学中に学部へ出願する
コースの途中で学部への出願手続きが始まります。課題と試験に取り組みながら、進学条件の達成を目指しましょう。
高校在学中に出願するときの注意
日本の高校を卒業する前に出願できるコースもあります。たとえば高校2年生を終えた時点で出願し、いまの成績や卒業見込みの成績で「条件付き合格」をもらえる場合があります。
気をつけたいのは、海外のコースに入っても、日本の高校卒業資格はもらえないことです。高校をやめて渡航し、途中で帰国することになると「高卒」の資格がないままになってしまいます。
高校を卒業してから卒業証明書が出せる›学校の条件だけ確認評定・英語・前提科目
高校2年修了で出発在籍中に渡航する›在籍校にも確認休学・単位認定・復学
開始時に18歳未満早めに渡航する›住まいの条件も確認指定寮・生活管理の規定
分かれ目は、日本の高校を辞めるかどうかです。辞める前に復学条件を書面で確認してください。
18歳未満で渡航する場合は、寮やホームステイなど住む場所のルールが学校ごとに決まっています。募集要項を保護者と一緒に確認しておきましょう。
面談では「第2志望に変えるとしたら、何をいつまでに決めればいいですか」と聞いてみてください。ここに具体的に答えられる担当者なら、渡航後に条件が変わったときも頼りになります。
ファウンデーション留学の国別比較と学校例
学校名だけで決めず、希望する学部につながるルートかどうかで見てください。
同じ大学でも、学部によって使えるルートが違います。
国別のファウンデーションコース早見表
もう1つの目安が国です。ファウンデーションコースの数は、国によって大きく違います。
| ファウンデーションが多い国・少ない国 |
|---|
| 国 | コースの数 | 特徴 |
| イギリス | とても多い | 多くの大学が付属・提携コースを用意。日本の高校卒からの主要ルート |
| オーストラリア | 多い | 主要大学に付属カレッジがあり、期間の選択肢も広い |
| ニュージーランド | 多い | 大学ごとに提携カレッジがあり、学費は英豪NZで最も軽め |
| マレーシア | 多い | ファウンデーションが学部進学の標準ルート。学費・生活費を抑えやすい |
| キプロス | あり | ニコシア大学など私立大学が留学生向けの準備課程を設置 |
| カナダ | やや少ない | 大学付属の準備コースやカレッジ経由の進学が中心 |
| アメリカ | 少ない | 日本の高校卒で直接出願が基本。似た制度にInternational Year Oneがある |
| フィンランド | ほぼない | 高校卒業資格と英語スコアで学部に直接出願するのが基本 |
例外・条件:アイルランドやオランダなど、英語で学べる欧州の大学にも同種のコースがあります。国の傾向より志望校の入学条件が優先です。
アメリカとカナダにも、ファウンデーションに近い進学ルートがあります。「不要」と切り捨てず、似た制度として押さえておきましょう。
アメリカ:INTOやShorelightが運営する「International Year One」は、英語と学習サポート付きで大学1年目を学び、条件を満たすと2年次に進める仕組みです。
カナダ:大学付属の準備コースがあり、修了して十分な成績を取れば提携大学の学部へ進めます。
イギリス|UCLのUPCは専攻を先に決める
UCLのUPCには、人文系・理工系・建築を目指す学生向けの区分があります。目指す学位に合わせて科目を選ぶため、専攻の方向を先に決める必要があります。
こんな人におすすめ:専攻がすでに固まっていて、研究力の高い大学を狙いたい人
学費に授業料・一部教材・図書館やネットワークの利用が含まれる
毎週1対1の個別チューター面談があり、学習の進み方を相談できる
成績優秀者向けに、学部の学費に充当できる進学奨学金が用意されている
注意したい点
3か国のなかで学費がもっとも高く、ロンドンは家賃も高水準です。2026年9月30日時点で2026年入学の受付は終了しており、2027年入学の学費と募集開始は未発表です。最新の条件は公式ページで確認してください。
専攻が固まっていて、学費より進学先の研究環境を優先する人に向いたルートです。
なお、イギリスの大学に進むには「ファウンデーションが必須」と思われがちですが、これは誤解です。日本の高校生でもAP試験で基準を満たせば、学部へ直接出願できる大学があります(多くはSATとの組み合わせ)。
関連記事イギリス留学
イギリス留学の情報を一覧でチェック。費用・人気の都市・学校の選び方など、留学先選びに必要な情報をまとめています。…
オーストラリア|学部ごとに進学点が違う
トリニティ・カレッジのFoundation Studiesは、メルボルン大学への進学につながる準備課程です。同じコースでも、進みたい学部によって必要な成績と前提科目が変わります。
こんな人におすすめ:期間の選択肢が多く、成績次第で短縮も狙いたい人
Standard/Fast Track
約524万円
A$46,770
Comprehensive
約650万円
A$58,050
年に6回の入学時期があり、成績と英語力に合わせて期間を選べる
日本の学歴に対する条件が国別表で公開されており、出願前に自己判定しやすい
きょうだい・保護者に修了者がいる場合、学費が5%減額される
注意したい点
学費のほかに登録料の約3.5万円(A$310)が必ずかかり、理科系科目を取ると1科目あたり約4.5万円(A$400)の実験費、音楽を取ると約11.2万円(A$1,000)が加算されます。進学に必要な点数は学部ごとに異なるため、第2志望まで決めてから科目を組む必要があります。
出願前に第1志望と第2志望の両方を伝え、どちらにも対応できる科目構成を相談しておくと、あとで詰まりません。
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ニュージーランド|3か国で学費が最も軽い
オークランド大学の留学生向け準備課程は、University of Auckland International Collegeで提供されています。似た名称の別プログラムと取り違えないよう、大学の公式サイトから提携先を確認してください。
こんな人におすすめ:準備課程の学費を抑えて、学部の3年分に予算を残したい人
Accelerated(6か月)
約278万円
NZ$29,253
Standard(12か月)
約371万円
NZ$39,003
6か月・8〜9か月・12か月の3つから、学力と英語力に応じて選べる
必修のアカデミック英語+選択4科目で、志望学部に合わせて科目を組める
奨学金制度があり、成績上位者は学費の一部が軽くなる場合がある
注意したい点
学費とは別に登録料 約5.5万円(NZ$575)、12か月分の医療・旅行保険 約9.4万円(NZ$992)がかかります。8〜9か月のコースは12か月と同額のため、短縮しても学費は下がりません。修了時期が希望学部の入学時期に合うかどうかも先に確認してください。
短縮型は魅力的ですが、必要な学力・英語力を満たしているかが前提です。修了月と学部の開講月がずれると、空白期間の滞在費が発生します。
国を選ぶときは、準備課程の学費より「学部が何年あるか」を先に見てください。イギリスの学部は3年制が中心で、準備課程を足しても4年で収まることがあります。1年目の金額だけで比べると判断を誤ります。
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ファウンデーション留学で行けない大学・学部
ファウンデーションは、どの大学にも通じる入口ではありません。医学部と一部の名門大学は、原則としてこのルートでは入れないか、入れても枠がごく限られます。
| ファウンデーション経由が難しい大学・学部 |
| 医学部・歯学部 | 多くの大学が一般的なファウンデーション経由を認めていない。医学専用の準備課程はあるが狭き門 |
| オックスフォード大学 | 自校のFoundation Yearは英国居住者限定。他校のコース経由で出願はできるが、競争が非常に激しい |
| ケンブリッジ大学 | 数学・理系コースではファウンデーションを認めない方針。人文・社会科学系が中心 |
| インペリアル・カレッジ | 自校のコースはなく、認めるのはUCLのUPCSEとウォーリック大学のIFP(工学)のみ |
名門校を狙うなら、志望学部がどのコースを入学資格として認めているかを出願前に確認しましょう。
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ファウンデーション留学で使える奨学金
大学付属のコースには、成績優秀な留学生向けの奨学金があります。多くは授業料からの減額で、対象や受け取る時期は学校ごとに違います。
マンチェスター大学(INTO Manchester)|最大£6,000
学部への進学が決まった留学生を対象に、学部の授業料から最大£6,000(約117万円)が減額されます。ファウンデーションの学費(£28,995、約565万円)とあわせて考えると、その分だけ総額の負担が軽くなります。
詳細:INTO Manchester 公式サイト
イーストアングリア大学(INTO UEA)|最大£5,000
成績優秀な留学生に、授業料から最大£5,000(約98万円)が支給されます。学費£17,995(約351万円)から差し引くと、実質£12,995(約253万円)まで下がります。
詳細:UEA International Foundation 公式ページ
トリニティ・カレッジ(メルボルン大学)|A$10,000
高校の成績が優秀な留学生は、出願時の成績をもとに自動で選考され、2学期目の授業料からA$10,000(約112万円)が減額されます。別途、きょうだい・保護者に修了者がいる場合の5%割引もあります。
詳細:Trinity College Foundation Studies 奨学金ページ
UCSI大学 日本校|英語スコアで対象に
IELTS 5.5/TOEFL 58点以上で奨学金の対象になります。日本で受けられるため、渡航費や現地生活費がかからない点も合わせて検討できます。
詳細:UCSI大学 in Japan 公式サイト
奨学金は、準備課程に使えるものか、学部入学後に使えるものかを分けて確認しましょう。選考結果が授業料の支払期限に間に合うかも大切です。採用が決まっていない奨学金を、支払いの前提にしない計画をおすすめします。
ファウンデーション留学のよくある失敗パターン
「修了したのに志望学部に進めなかった」という失敗の多くは、出願前の確認不足から起きます。よくある7つのパターンと対策を見ていきましょう。
失敗1:必須科目と推奨科目を取り違える
推奨科目だけを取り、志望学部の必須科目が足りなくなる失敗です。科目を選ぶ前に、学部の「Compulsory(必須)」欄を確認しましょう。公式サイトの科目一覧は学部ごとに違うので、第1・第2志望の両方を確認しておくと安心です。
失敗2:英語の1技能だけが最低点に届かない
総合点は足りていても、ライティングなど1技能が基準を下回ると進学できません。苦手な技能を早めに伸ばしておきましょう。IELTSは何度でも受験できるので、出発前に目標スコアを取り切っておくのが理想です。
失敗3:「修了=進学」と思い込む
コースの修了条件と学部の進学条件は別物です。学部ごとの進学点を、入学前に書面で確認しておきましょう。「進学保証」とあっても、対象学部や必要な成績には条件があります。
失敗4:学期ごとの課題・テストを軽く見る
成績は1年を通して積み上がるため、後半だけでは挽回できません。最初の学期から点数を意識して取り組みましょう。課題の提出期限を守るだけでも、評価は大きく変わります。
失敗5:出席率が足りなくなる
欠席が続くと在籍や学生ビザの継続に影響し、帰国を迫られることもあります。体調不良時の連絡ルールも確認しておきましょう。学生ビザでは出席率が在籍の条件になっている国が多く、軽く考えるのは危険です。
失敗6:志望大学がそのコースを認めていない
特に独立系カレッジでは、志望校が入学資格として認めていないことがあります。受け入れ大学の一覧を出願前に確認しましょう。迷ったら、志望校の入試担当にメールで問い合わせて、返信を残しておくのが確実です。
失敗7:修了月と学部の入学月がずれる
時期が合わないと、数か月の空白期間に滞在費がかかります。コースの修了月と学部の開講月をセットで確認しましょう。空白期間にアルバイトできるかどうかもビザによって違うため、事前に確認しておきましょう。
ファウンデーション留学のよくある質問
その前に、迷ったときに何から判断すればよいかを1枚にしておきます。
直接入学できるか不明
志望学部の国別入学条件を先に確認する
英語が足りない
取り直すか、長めのコースにするかを費用で比べる
予算が足りない
国と滞在方法から見直す。学部の年数も併せて確認
専攻が決まらない
第1志望と第2志望の両方に対応できる科目構成を相談する
どの分岐でも、最初に見るのは「志望学部の条件」です
A必ず必要というわけではありません。大学・学部・高校資格・履修内容によって判断が変わります。国際バカロレアなど別のカリキュラムを修了している場合も扱いが違うため、志望学部の国別入学条件を確認してください。
A学校によって違います。分野でコースが分かれている場合は、出願時点で目指す学位の方向を決める必要があります。入学後に学内のカウンセラーと科目を決められる学校もあるため、募集要項で科目決定の時期を確認してください。
A各コースが定める英語要件を満たす必要があります。基準に届かない場合は、追加の英語学習か、より長い期間のコースを検討します。学校独自の英語テストや、IELTS以外の試験が認められる場合もあるため、出願前に確認しましょう。
Qファウンデーションコースだけで大卒になりますか?
Aなりません。この記事で扱う大学入学前の準備課程を修了しても、学士号は取得できません。大卒資格を目指すなら、その後に学部へ進み、大学の卒業要件を満たす必要があります。
A滞在費は下がりますが、学費は同額のことがあります。オークランドでは8〜9か月と12か月の授業料が同じです。さらに短いコースほど求められる成績と英語力が高く、届かず入り直すと総額は増えます。
A条件と制度によって、再試験・再履修・別学部や他大学への出願などを検討します。どの選択肢も自動的に使えるとは限りません。入学前に、選べる進路と追加費用を確認しておきましょう。
A年齢だけで一律には判断できません。最終学歴、在籍歴、卒業からの期間などを含めて、学校ごとの対象条件に照らして審査されます。すでに大学で学んでいる人は、学部への直接出願や単位認定の可能性も含めて相談してください。
ファウンデーション留学のまとめ
ファウンデーション留学は、海外大学への進学に向けて英語と専門科目の基礎を学ぶ準備課程です。
直接入学の条件を満たせない人や、英語で専門分野を学ぶ準備が必要な人にとっては、検討する価値があります。
この記事のまとめ
・大学入学前の準備課程。英語だけでなく、学び方と専門科目の基礎まで学ぶ
・コースは期間(6〜12か月)と分野(文系・理工系・建築など)で分かれる
・科目は必修の進学英語+選択科目で5科目前後。必須科目と推奨科目は別物
・学費は1コース 約278万〜650万円(授業料のみ)
・判断すべきは1年目ではなく、学部卒業までの総額
・修了と進学は別。学部ごとの総合点・英語点・必須科目を書面で確認する
学校の知名度や入学のしやすさだけでは、自分に合うコースかどうかは分かりません。直接入学と準備課程の両方を並べて比べれば、必要な勉強と費用、出発までの予定が具体的になります。
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本記事は2026年9月30日時点の情報です。学費・入学条件・科目構成・進学要件は年度やコースにより変更されます。円換算は1イギリスポンド=195円/1オーストラリアドル=112円/1ニュージーランドドル=95円で計算した概算で、実勢為替や送金時の適用レートを示すものではありません。出願時は希望する入学年度の公式募集要項を必ずご確認ください。画像は説明用のイメージで、実在の大学・学生を撮影したものではありません。