クライストチャーチでの留学は、ニュージーランド南島最大の都市で英語を学ぶスタイルです。
日本人が比較的少なく、家賃もオークランドより抑えられます。
一方で「街が小さくて退屈しないか」「地震は今も心配ないのか」という不安の声もよく聞きます。
この記事では、費用・学校・ビザ・生活まで、クライストチャーチでの留学を判断するための材料をまとめました。金額はすべて日本円を基準に、NZドルを併記しています。
90〜120万円
3か月の総額目安
週25時間
学生ビザの就労上限
約2,230円
最低時給(NZ$23.95)
※費用は学校・滞在方法・時期・為替により変動します。金額は1NZドル=93円で換算した目安です。
この記事を書いた人
目次
クライストチャーチでの留学とは?3つの特徴

クライストチャーチは、ニュージーランド南島最大の都市です。
「ガーデンシティ」と呼ばれる緑の多い街で、語学学校から大学までひと通り揃っています。
約41万人
人口(南島最大)
15〜18時間
日本からの所要(乗継含む)
3〜4時間
日本との時差(夏時間は4時間)
クライストチャーチでの留学が人気な理由
選ばれる理由は、大きく3つに整理できます。
どれも「英語環境」と「お金の残りやすさ」に直結する要素です。
日本人が少なく、日本語の逃げ道が少ない
オークランドに比べて日本人留学生が少なく、日本語に逃げにくい環境をつくりやすい都市です。
英語を使う時間が増える3つの場面
収入は全国一律、家賃だけが安い
最低賃金は全国どこでも約2,230円です。収入は変わらず支出だけ下がるのが、この都市の強みです。
フラットの個室・週あたりの家賃
チャーチ約1.7〜2.4万円
差は月あたり約2万〜4万円、1年なら約24万〜48万円です。
街がコンパクトで、交通費がほぼかからない
中心部は平坦で、生活に必要な場所が近い距離に収まります。自転車を1台買えば、通学の交通費はほぼゼロになります。
中心部で暮らした場合の移動イメージ
中心部なら自転車で15〜20分圏に用事が収まるのが目安です。
3つを合わせると「英語環境をつくりやすく、支出が読みやすい都市」という評価になります。
※家賃・時給は時期とエリアで変動します。
クライストチャーチの気候とアクセス
南半球なので日本と季節が逆です。
夏は過ごしやすく、冬は朝晩の冷え込みが強くなります。
日本からの直行便はありません。オークランドで乗り継ぐのが一般的なルートです。
乗り継ぎ時間を含めて15〜18時間ほどが目安です。シドニーやブリスベン経由の便もあります。
クライストチャーチでの留学が向いている人
都市の性格がはっきりしているぶん、向き不向きも分かれます。
向いている人
・日本人の少ない環境で学びたい
・生活費を抑えて長く滞在したい
・自然やアウトドアが好き
・落ち着いた環境で勉強したい
注意したい点
・大都市の刺激を求める人には物足りない
・求人数はオークランドより少ない
・冬の寒さと室内の寒さがこたえる
・日本食材の入手先が限られる
クライストチャーチで留学するメリット4つ

クライストチャーチを選ぶ価値は、大きく4つに分けられます。順に見ていきます。
クライストチャーチは日本人が少ない
最大のメリットは、日本語を使う機会が自然と減ることです。オークランドとの違いは環境そのものにあります。
オークランド
日本人:留学生・在住者ともに多い
環境:日本語のコミュニティが充実
向く人:不安が強く、支えが欲しい人
クライストチャーチ
日本人:相対的に少ない
環境:クラスの国籍がばらけやすい
向く人:英語漬けの環境を作りたい人
※日本人比率は学校・時期によって変わります。申し込み前に、その時点の国籍比率を学校に確認するのが確実です。
クライストチャーチは物価と学費が安い
ニュージーランドの最低賃金は全国一律です。つまり、家賃が安い都市ほど手元にお金が残ります。
フラットシェアの個室
週約1.7〜2.4万円
NZ$180〜260/月約7〜11万円
ホームステイ(2食付)
週約2.8〜3.3万円
NZ$300〜350/食費込みで計算できる
語学学校の授業料
週約3.1〜4.2万円
NZ$330〜450/フルタイムの目安
最低時給
約2,230円
NZ$23.95/2026年4月改定・全国一律
※金額は1NZドル=93円換算の目安です。エリア・物件・学校・時期・為替により変動します。
クライストチャーチは自然と治安が良い
ニュージーランドは世界平和度指数で常に上位に入る国です。街の性格も落ち着いています。
クライストチャーチはワーホリにも向いている
収入は全国一律の最低賃金で決まり、支出は都市で変わります。この構造が働きながら滞在する人に有利に働きます。
週25時間
学生ビザの就労上限
(2025年11月3日以降の発給分)
制限なし
ワーキングホリデービザ
(就学は6か月まで)
週25時間働いた場合の収支イメージ(フラット・自炊)
学費以外の生活は現地収入でまかないやすい水準です。
※時給約2,230円・週25時間で計算した税引前の目安です。手取りは税やシフト状況で変わります。
飲食・小売・ホテル・農作業(カンタベリー地方は農業が盛ん)と、仕事の種類も一都市に偏っていません。
留学カウンセラー
りょう
クライストチャーチで留学するデメリット3つ

いい面だけを見て決めると、現地で「思っていたのと違う」となります。先に弱点を確認しておきましょう。
クライストチャーチは都市規模が小さい
人口約41万人は、日本でいえば地方の中核市ほどの規模です。刺激を求めるタイプには物足りなく感じられます。
クライストチャーチは冬の寒さが厳しい
気温そのものより、家の中が寒いことに驚く人が多い都市です。
断熱が弱い住宅が残っています。
クライストチャーチの地震リスクと対策
2010〜2011年のカンタベリー地震で、街は大きな被害を受けました。
現在の中心部は、その後に建て直された建物が中心です。
ニュージーランドは日本と同じ地震国です。渡航前に緊急連絡先と集合場所を家族と共有し、現地では学校の避難手順を確認しておきましょう。
クライストチャーチとオークランドを比べる
2都市で迷う人が多いので、判断軸だけ整理します。
クライストチャーチでの留学にかかる費用と内訳

語学留学の総額は「授業料+滞在費+渡航関連費」の3つで決まります。
まず内訳から見ていきます。
クライストチャーチでの留学費用の内訳
3か月(12週間)の語学留学を例にした内訳です。
授業料(12週)
37〜50万円
週約3.1〜4.2万円で計算
入学金・教材費
3〜4万円
入学金 約2.3〜2.5万円が相場
滞在費(12週)
20〜39万円
フラット〜ホームステイの幅
往復航空券
12〜22万円
乗り継ぎ便・時期で変動
海外留学保険
5〜9万円
3か月の目安
現地生活費
15〜25万円
食費・交通・通信・娯楽
3か月の総額はどこにかかるか
授業料・入学金 40〜54万円
滞在費 20〜39万円
航空券 12〜22万円
保険・生活費 20〜34万円
削れる余地が大きいのは授業料と滞在費の約7割部分です。
※1NZドル=93円換算の目安です。学校・滞在方法・時期・為替で変動します。
期間別に見る留学費用の目安
期間が延びるほど、長期割引で週あたりの授業料は下がります。総額の目安は次のとおりです。
※就労収入を含めない金額です。現地で働く場合、手元から出ていく金額はこれより小さくなります。
見積もりから抜けやすい隠れコスト
見積もりから抜けやすいのは次の5つです。合計すると20〜40万円ほどになります。
見積もりに足しておきたい合計
約20〜40万円
週末の旅行代(3回想定)
南島は見どころが多く、旅費が想定を超えがち
冬の防寒・暖房費
厚手の上着と、電気代の自己負担分
自転車・交通カード
中古自転車の購入と、交通カードのチャージ代
国内線の乗り継ぎ費用
オークランドで別切りの航空券を買う場合に発生
フラット入居時のボンド
あとで戻る家賃の2〜4週分=約3.5〜10万円
退去時に返金されますが、入居時にまとまった現金が必要です
※金額は目安です。滞在方法・行動範囲によって大きく変わります。
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クライストチャーチでの留学費用を抑える方法
総額を下げる余地がいちばん大きいのは、授業料と滞在費です。
効果の大きい順に見ていきます。
留学費用を節約する4つの方法
4つ全部を実行すると、1年の滞在で100万円以上の差がつくこともあります。
1|語学学校の長期割引・キャンペーンで申し込む(10〜20万円)
多くの学校は12週・24週で週あたりの授業料を下げています。
キャンペーンは申し込み期限が先に来るため、渡航3〜5か月前に学校を決めておきましょう。ワーキングホリデービザ保持者向けの割引を出す学校もあります。
2|ホームステイからフラットへ切り替える(月2〜5万円)
滞在方法を切り替えるだけで、月の支出が変わります。
差は月あたり約2万〜5万円。まずホームステイで生活を立ち上げるのが定番の流れです。
3|ビザの就労枠を使って現地収入を得る(月20万円前後)
学生ビザは条件を満たせば週25時間まで働けます。
週あたりでは約5.6万円。滞在費と生活費をほぼ賄える水準になります。
※就労可否と時間は、コース期間・学校のカテゴリー等の条件で決まります。全員が一律で週25時間働けるわけではありません。
4|渡航時期を閑散期にずらす(5〜8万円)
航空券は出発時期で往復5〜8万円の差が出ます。
高くなる時期
・年末年始
・現地の夏(12〜2月)
学校も混み合う時期
狙い目の時期
・4〜6月
・9〜11月
往復で約5〜8万円の差
1年滞在で見た節約効果の目安
クライストチャーチでの留学に使える奨学金
語学留学に使える公的な給付型奨学金は多くありません。現実的な選択肢は次の3つです。
学校の割引制度
長期割引・早期割引・ビザ別割引。もっとも使いやすく、金額も読みやすい選択肢です。
大学生向けの派遣制度
在籍大学の交換留学枠や、官民協働の海外留学支援制度が対象になります。
大学・大学院の授業料減免
正規留学向けに各校が独自に用意。語学コースは対象外のことが多いです。
※募集要項と金額は年度ごとに変わります。応募前に各制度の公式情報を確認してください。
クライストチャーチで通う学校の選び方と学費
クライストチャーチには語学学校・ポリテクニック・大学が揃っています。
まず学費の水準を押さえましょう。
学校の種類ごとに学費を比べる
学校の種類によって、学費の桁が変わります。
※留学生料金の目安です(1NZドル=93円換算)。学部・コース・年度により大きく変わるため、各校の最新の学費表で確認してください。
クライストチャーチで学校を選ぶ5つの視点
パンフレットの雰囲気ではなく、次の5点で比べると失敗しにくくなります。
紹介する5校のほかに、市内にはPEETOのような小規模でアットホームな学校もあります。予算重視で探す場合は候補に入れてみてください。
クライストチャーチで留学するおすすめの学校5校
語学学校から大学まで、目的別に5校を紹介します。
学費は留学生料金の目安です。
CCEL|カンタベリー大学併設の語学学校

カンタベリー大学のキャンパス内にある語学学校です。
大学の図書館・ジム・カフェを使いながら学べます。
LSNZ|市内中心の少人数制語学学校

市内中心部のCashel Streetにある語学学校です。
バスターミナルから徒歩数分で、放課後の動きやすさが魅力です。
アラ工科大学|英語+専門が学べる学校

南島有数の規模を持つ公立の高等教育機関です。
英語コースから専門課程へ進めます。
カンタベリー大学|進学・大学留学向け

1873年創立の総合大学で、工学・理学に強みがあります。
緑豊かなイラムキャンパスが拠点です。
リンカーン大学|農学・環境分野に強い

クライストチャーチ郊外のリンカーンにある大学です。農業・園芸・環境の分野で歴史があります。
※コースの開講状況・学費・入学条件は変更されます。申し込み前に各校の公式情報で確認してください。
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クライストチャーチへ留学する準備とビザ申請

ビザは「滞在する期間」と「働くかどうか」で決まります。まず自分がどれに当てはまるかを確認しましょう。
クライストチャーチへ留学するのに必要なビザ
3つの分岐で整理できます。
3か月以内の就学(働かない)
3か月を超える就学
働くことが主目的(18〜30歳)
※日本国籍はビザ免除の対象ですが、渡航にはNZeTA(電子渡航認証)とIVL(国際観光環境保全税)の取得が必要です。観光目的での就学は12か月のうち3か月までが上限です。学生ビザは申請料のほか、生活費の証明(年約190万円/NZ$20,000程度)が求められます。金額・条件は改定されるため、移民局の公式情報で最新の内容を確認してください。
ワーキングホリデーで働く場合との違い
学生ビザとワーキングホリデーは、働ける時間と学べる期間が正反対です。
働きながらの滞在を軸に考えている方は、クライストチャーチのワーホリ事情をまとめた記事もあわせてご覧ください。
渡航までの準備の流れ
学生ビザは、渡航の3か月前までに申請するのが安全です。逆算すると次のスケジュールになります。
留学エージェントを選ぶときの視点
個人手配もできますが、学校選び・ビザ・滞在先を同時に進めるなら、エージェントを使ったほうが早く確実です。
持ち物と海外留学保険の準備
南島は日差しと寒暖差が強いのが特徴です。現地で買うと高いものを優先して持っていきましょう。
クライストチャーチでの生活と滞在先の選び方
生活費と滞在先の決め方で、留学中の余裕が変わります。実際の水準を見ておきましょう。
クライストチャーチの物価と生活費
フラットシェアで自炊した場合、月14〜20万円が目安です。
家賃(フラットの個室)
月7〜11万円
週約1.7〜2.4万円(NZ$180〜260)
食費(自炊中心)
月4〜6万円
外食は1食 約1,900円前後から
交通費
月0.5〜1万円
バス運賃は定額制。自転車なら不要
通信・雑費
月1.5〜3万円
SIM・日用品・交際費
※1NZドル=93円換算の目安です。エリア・生活スタイル・為替により変動します。
クライストチャーチの滞在先の選び方
最初からフラットを探すのは難易度が高めです。到着直後と、慣れてからで分けて考えます。
ホームステイ
目安:週約2.8〜3.3万円(2食付)
利点:到着後すぐ生活が回る。家庭で英語を使える
向く人:最初の1〜2か月を安心して過ごしたい人
フラットシェア
目安:週約1.7〜2.4万円(個室)
利点:費用を抑えられ、生活の自由度が高い
向く人:半年以上滞在する人、自炊できる人
フラットは内見が基本です。入居前に、光熱費が家賃に含まれるかと、退去時のボンドの扱いを必ず確認しましょう。
クライストチャーチの交通と生活の注意点
電車はなく、移動はバスと自転車が中心です。生活のクセを知っておくと立ち上がりが早くなります。
留学カウンセラー
りょう
クライストチャーチでの留学によくある質問
相談でよく出る質問をまとめました。
まとめ|クライストチャーチでの留学
クライストチャーチは「英語環境の作りやすさ」と「生活費の安さ」で選ばれる都市です。
要点を振り返ります。
この記事のまとめ
迷っている段階でも、期間と予算さえ決まれば選択肢はかなり絞れます。まずは自分の条件を言葉にするところから始めてみてください。
クライストチャーチで本当にいいのか、
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・ 「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案
・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)
・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応
不安なこと、まずは全部話してみてください。オンラインでもOKです。
本記事は2026年9月時点の情報です。金額は1NZドル=93円で換算した目安で、学費・生活費・ビザの条件や為替は変更されることがあります。申請前に各学校およびニュージーランド移民局の公式情報をご確認ください。




