「インド留学って実際いくらかかるの?」「英語は本当に通じるの?」
費用の安さとIT分野の強さで、インド留学を検討する人が増えています。
ただ、情報が少なく比較材料がないまま決めてしまう人が多いのも事実です。この記事では費用・ビザ・都市・英語環境を数字で整理します。
こんな悩みはありませんか?
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目次
インド留学のメリット

インド留学とは、インドの大学・語学学校・専門機関で学ぶ留学のことです。
英語で授業を受けられる学校が多く、費用は英語圏の半分以下に収まるケースもあります。
人気の理由は、大きく次の3つの数字に表れます。
(内訳は費用の章で解説)
(インド政府AISHE調査)
(2023年に中国を上回る)
憲法上の連邦公用語はヒンディー語ですが、英語は準公用語として行政・高等教育で広く使われています。大学の講義やビジネスの場面では英語が共通語として機能するのが実態です。
2026年7月13日更新 2026年9月2日
ここからは、インド留学ならではのメリットを3つ、図解で確認していきましょう。
①費用|インド留学は英語圏の半額
英語圏と比べると、1年の総額は半分以下に収まるケースが多く、同じ予算で滞在期間を2倍近くまで延ばせます。具体的な金額と英語圏との比較は「インド留学の費用は1年でいくら?」にまとめています。
②インド留学でITの現場を学べる
バンガロールを中心に、大学とIT企業が近い距離にあります。学ぶ・試す・経験にする、の流れを現地で作れるのが強みです。
ただしインターンの可否は学校とビザの条件で変わるため、出願前に受け入れ実績を確認してください。
③学位|インド留学は英語を学べる
多くの大学が英語で講義を行うため、学費を抑えたまま専門分野を英語で学べます。日本の私立大学と比べると差は明確です。
※日本の私立大学は初年度納付金(入学金・施設費を含む)の目安で、文系・理系・医歯系で大きく異なります。インド側は国立系と私立の国際コースで差が大きく、いずれも目安です。
インド留学は危険?デメリット
インド留学で「危険じゃないの?」と心配される方は多いですよね。結論から言うと、エリアと行動の選び方で、多くのリスクは避けられます。ここでは治安を含めて、事前に知っておきたいデメリットを4つ紹介します。
①治安|インド留学は危険?女性ひとりの注意点

インドで留学生がよく遭うトラブルは、凶悪犯罪よりもスリ・置き引き、ぼったくり、しつこい客引きといった身近なものです。女性の場合は、夜間のひとり歩きや混雑した場所での嫌がらせにも気をつけたいところです。
また、パキスタン国境周辺(ジャンムー・カシミール地方)や北東部の一部地域には、外務省の危険情報が出ています。デリーやバンガロールなど留学先として一般的な都市はこれらの地域から離れていますが、渡航前には外務省 海外安全ホームページで最新情報を必ず確認しておきましょう。
②インド英語は癖が強い
語彙や文法は問題なく通じますが、発音とイントネーションは英語圏と異なります。
「聞き取れる範囲を広げたい」ならプラスに働きます。
最初は慣れるまで時間がかかることが多いです。
③インド留学は体調管理が鍵

水や食事が原因の体調不良に加え、停電や断水といった設備面のトラブルも起こります。リスクごとに対策を決めておけば、多くは防げます。
渡航2〜3か月前から予防接種を計画し、常備薬もあわせて医療機関で相談してください。
④準備の手間が多い
英語圏に比べると、インドを扱う留学エージェントや日本語の情報はまだ少なめです。そのぶん、どこに相談するかで準備の手間が大きく変わります。
インドに対応しているエージェントは、「インド留学に対応するエージェント・サポート」で紹介しています。学校への直接問い合わせや、在校生の体験談もあわせて判断材料にしてみてください。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月27日更新 2026年9月4日
インド留学で選べる5つの留学方法
インド留学は目的によって5タイプに分かれます。
期間と費用の幅が大きいので、まず全体を並べて確認してください。
※費用は学費・プログラム費の目安です。生活費・渡航費は含みません。学校・都市・時期により変動します。
①語学留学|インドで英語を学ぶ

英語コースのほか、ヒンディー語や地域言語を学べる学校もあります。
1か月から参加でき、最も試しやすい入り口です。
語学留学の流れ(渡航の2〜3か月前から)
1. 目的と期間を決め、都市・学校を選ぶ(エージェント経由か学校へ直接)
2. 申込書を提出し、学費(デポジット)を支払う
3. 学校から入学許可書(受け入れ証明)を受け取る
4. ビザを申請する(短期はe-Tourist visa、長期は学生ビザ)
5. 航空券・海外保険・予防接種を準備する
6. 渡航して入寮し、レベル分けテストを受けて授業開始
②大学留学|インドで学位を取る

学部・大学院ともに英語で学べるコースが中心です。国立系は学費が安く、私立の国際コースは高めに設定されています。
大学・大学院留学の流れ(入学の1年〜1年半前から)
1. 大学・学部を選び、募集要項と出願締切を確認する
2. 英語試験のスコアと出願書類をそろえる
3. 大学の公式サイト、またはインド政府の留学生向けポータル「Study in India」から出願する(登録するとSII-IDが発行される)
4. 合格後、大学から入学許可書を受け取る
5. 学生ビザ(e-Student visaはSII-IDが必要)を申請する
6. 7〜8月の新学年に合わせて渡航し、180日を超える滞在なら14日以内にFRRO登録
2026年8月28日更新 2026年9月2日
③IT留学|インドで開発を学ぶ

インターンや企業訪問がセットになった短期プログラムが中心です。バンガロールを拠点にするコースが多く見られます。
IT留学の流れ(渡航の2〜3か月前から)
1. プログラムを選ぶ(語学+IT、IT+インターンなど)
2. 申込み後、オンライン面談で目的とレベルを確認する
3. 費用を支払い、受け入れ書類を受け取る
4. 期間と内容に合ったビザを申請する
5. 渡航して研修を開始し、インターンや企業訪問へ進む
④ヨガ留学|インドで資格を取る

宿泊・食事込みの指導者養成コースが多く、総額が読みやすいのが特徴です。リシケシに集中しています。
ヨガ留学の流れ(渡航の1〜2か月前から)
1. Yoga Alliance登録のスクールを比較して選ぶ
2. 公式サイトから申込み、デポジットを支払う
3. ビザの区分を学校に確認してから申請する
4. 航空券を手配する(デリー経由で、リシケシの最寄りはデラドゥン空港)
5. 入寮してコース開始。修了試験を経て修了証を受け取る
⑤インターン|インドで実務を積む
企業でのインターンや、教育・福祉分野のボランティアに参加する形です。無給が中心ですが、有給の受け入れを行うプログラムもあります。
インターン・ボランティアの流れ(渡航の3〜6か月前から)
1. 分野(IT・教育・福祉など)と期間を決める
2. プログラム会社・大学経由、または直接応募で受け入れ先を探す
3. 書類選考とオンライン面接を受ける
4. 受け入れ先からオファーレター(受け入れ証明)を受け取る
5. 活動内容に合ったビザを申請する
6. 渡航してオリエンテーションを受け、活動を開始
留学カウンセラー
りょう
2026年8月26日更新 2026年9月4日
インド留学の費用は1年でいくら?

インド留学の費用は、留学方法と期間で大きく変わります。ここでは5つの留学方法ごとに、よくある期間で総額を並べてみました。自分の目的に近い列から見てみてください。
※学費・プログラム費は「5つの留学方法」と同じ目安、生活費は月5〜9万円、渡航費は日本からの往復、保険・ビザは期間に応じた目安で計算しています。予防接種や住居の初期費用などの隠れコストは含みません。
2026年8月27日更新 2026年9月4日
2026年7月24日更新 2026年9月4日
インド留学で見落としやすい隠れコスト
学費と生活費だけで見積もると、渡航後に予算が足りなくなります。
次の4項目は必ず加算してください。
※隠れコストだけで20〜40万円ほど積み上がることがあります。金額は時期・都市・学校により変動する目安です。
インド留学と英語圏の費用比較
インドの安さは、英語圏と並べるとよく分かります。
この差は、同じ予算で滞在期間を2倍近くまで延ばせることを意味します。
ほかの英語圏の国とも、1年の総額と月々の生活費を並べてみます。
インドと英語圏5カ国の費用比較
語学留学1年の総額と生活費の目安(すべて円)
※すべて語学留学1年の総額の目安です。学校・都市・滞在方法・為替で変動します。英語環境の評価は編集部が英語の使用頻度と発音の汎用性から独自に付けたものです。
インド留学で使える奨学金制度3つ

費用を下げる手段は節約だけではありません。インド政府側と日本側の双方に制度があり、募集時期が限られるため渡航の1年前から情報を集めます。
①ICCR奨学金|学費・生活費・住居・航空券までカバー
インド政府の機関であるインド文化関係評議会(ICCR)が運営する、外国人留学生向けの代表的な奨学金です。学費だけでなく、生活費の手当・住居・往復航空券まで支給される全額給付型なので、大学・大学院でじっくり学びたい方はまずチェックしておきたい制度です。
募集要項や締切は、ICCR A2A奨学金ポータルと在日インド大使館の案内で確認できます。
②AYUSH奨学金|アーユルヴェーダやヨガを学位で学ぶ人向け
同じくICCRが運営する、インドの伝統医学を学ぶ留学生向けの奨学金です。分野が限られるぶん、ヨガやアーユルヴェーダを大学の学位課程で本格的に学びたい人には有力な選択肢になりますよ。
対象の大学・課程は年度ごとに更新されるため、応募前にICCR A2A奨学金ポータルで最新の募集要項を確認してください。
③日本の奨学金|JASSOの協定派遣・トビタテ!留学JAPAN
日本側の制度も使えます。在籍している大学の協定校へ交換留学する場合は、JASSOの「海外留学支援制度(協定派遣)」の対象になることがあります。自分で計画した留学なら、文部科学省とJASSOが運営する「トビタテ!留学JAPAN」も候補になります。
まずは在籍大学の国際交流窓口に相談してみましょう。制度の全体像はJASSO 海外留学情報サイト、トビタテの募集状況はトビタテ!留学JAPAN公式サイトで確認できます。
※募集要項・支給内容・締切は年度ごとに変わります。応募前に必ず在日インド大使館とJASSO海外留学情報サイトの公式情報をご確認ください。
2026年7月23日更新 2026年9月2日
インド留学のビザ申請と渡航前の準備

インド留学のビザは、学ぶコースの種類によって必要なものが変わります。ここでは「ビザの種類」「学生ビザの申請手順」「到着後の手続き」の3つに分けて、順番に見ていきましょう。
インド留学に必要なビザの種類
インドで学ぶ場合、基本となるのは学生ビザ(Student Visa)です。ただし、修了証が出ない6か月以内の短期コース(ヨガ・語学・料理など)なら、観光用の電子ビザ(e-Tourist visa)でも参加できます。
- 6か月以内・修了証なしの短期コース(ヨガ・語学・料理など):e-Tourist visa
- 資格・修了証が出るコース(RYT200など)や語学学校のフルタイムコース:学生ビザ
- 大学・大学院などの正規課程:学生ビザ(対象校ならe-Student visaも可)
一方で、RYT200のように資格・修了証が出るヨガコースはe-Tourist visaの対象外となる可能性が高く、大学などの正規課程は学生ビザが必要です。
学生向けの電子ビザ(e-Student visa)もありますが、対象校・課程が限られます。自分のコースがどの区分に当たるかは、出願前に学校へ確認しておきましょう。
e-Visa(e-Tourist / e-Student)の申請はこちら Study in India(SII-IDの登録)はこちら
インドの学生ビザの申請手順
ここからは、学生ビザが必要な人向けの流れです。渡航の3〜6か月前から、次の順番で進めていきましょう。
学校を決めて入学許可書を受け取る
ビザ申請には学校が発行する入学許可書が必要です。発行までに時間がかかるため、渡航の3〜6か月前から動きます。
オンラインで学生ビザを申請する
申請フォームに入力し、写真・パスポート・入学許可書・資金証明などを準備します。書類の不備が最も多い工程です。
窓口へ書類を提出しビザを受け取る
申請の受付は委託会社の窓口が担うのが一般的です。混雑期は発給まで数週間かかることがあります。
入国後に現地で外国人登録を行う
ゴール滞在が180日を超える学生ビザでは、入国後14日以内の外国人登録が必要です。詳しくは次の項目で解説します。
学生ビザのオンライン申請はこちら(India Visa Online)
インド到着後の外国人登録(FRRO)と生活の準備
180日を超えて滞在する学生ビザの場合、入国後14日以内に外国人登録局(FRRO)への登録が必要です。
登録はオンライン(e-FRRO)で申請できます。期限を過ぎると罰則の対象になるため、自分が対象になるかどうかを学校の担当者と公式窓口で必ず確認しておきましょう。
到着後の生活をスムーズに始めるために、次の準備もあわせて進めておきましょう。
※ビザの要件・費用・手続きは変更されることがあります。申請前に必ずインド大使館・総領事館の公式情報を確認してください。
インド留学におすすめの都市5選と特徴
インドは都市ごとに気候・生活費・学べる分野が大きく違います。まず全体像を比べてから、気になる都市を読んでください。
※生活費は家賃・食費・通信費を含む1人あたりの目安です。住むエリアと物件のグレードで大きく変わります。総合評価は、学べる分野・生活のしやすさ・費用をもとにした編集部の評価です。
1位|デリー留学|大学が集まるインドの中心地

首都デリーは、名門大学と語学学校が集中する留学の定番エリアです。
デリー大学(DU)やジャワハルラール・ネルー大学(JNU)など留学生を受け入れる総合大学があり、日本からの直行便がある点も利点です。
2位|バンガロール留学|ITを学ぶなら第一候補

「インドのシリコンバレー」と呼ばれ、国内外のIT企業が集まる都市です。
理工系のインド理科大学院(IISc)やクライスト大学があり、標高が高く1年を通じて過ごしやすい気候も魅力です。
3位|プネー留学|費用を抑えたい人の学生都市

プネー大学やシンビオシス国際大学を中心に、留学生の受け入れに慣れた学生の街です。
5都市のなかでは生活費が抑えやすく、長期滞在向きです。
4位|ムンバイ留学|ビジネスの中心で学ぶ

金融・広告・映画産業が集まる経済の中心地です。
ムンバイ大学やインド工科大学ボンベイ校(IITボンベイ)があり、企業との接点を持ちたい人に向きます。
5位|リシケシ留学|ヨガを本場で学ぶ
ガンジス川の上流に位置する、ヨガの聖地として知られる街です。RYT200などの資格に対応した養成コースが集まり、宿泊・食事込みで費用が読みやすいのが特徴です。
2026年7月31日更新 2026年9月2日
インド留学はいつ行くべき?

インドは国土が広く、同じ月でも都市によって気候がまったく違います。「暑さ」「雨」「大気汚染」の3つを避けるだけで、留学中の過ごしやすさは大きく変わりますよ。まずは北と南の代表都市で、1年の気候を比べてみましょう。
特に気をつけたいのが、デリーの冬の大気汚染です。11〜1月はPM2.5の数値が大きく上がる日が多く、呼吸器が弱い人はこの時期のデリー滞在を避けるか、マスクと空気清浄機を必ず用意しておきましょう。
大学・大学院に進む場合は、インドでは7〜8月に新学年が始まるのが一般的なので、前年の秋〜冬には出願の準備を始めておくと安心です。
インド留学に対応するエージェント・サポート
「インドに対応しているエージェントは少ない」と思われがちですが、実はインド専門のサポート会社や、インドの語学学校を扱う大手エージェントもあります。ここでは、タイプの違う3社を紹介します。
学校選びやビザの準備を自分だけで進めるのが不安な方は、まず相談してみると安心ですよ。
グローバルスタディ|3都市から選べて、4週間以上は手続き無料

デリー・ムンバイ・バンガロールの3都市に対応しているエージェントです。バンガロールの語学学校5校と、ILSCのニューデリー校を扱っています。
4週間以上の語学留学なら、手続き代行料(22,000円)が無料になるのがうれしいポイント。日本資本の会社で、現地スタッフのサポートや携帯電話の貸し出し、出発前オリエンテーションもそろっています。初めてのインドで、手厚いサポートがほしい方に向いていますよ。
Study@India|インド専門で、大学進学まで相談できる

インド留学を専門に扱うエージェントで、デリー・グルガオン・バンガロールなどに対応しています。英語やヒンディー語の語学留学、IT留学に加えて、大学・大学院への進学や、幼児〜高校生の就学サポートまで相談できるのが特徴です。
長期の留学や学位取得を考えている方、高校生のお子さんの留学を検討しているご家庭にとって心強い存在です。手数料は公式サイトに明記されていないため、問い合わせ時に確認してみてください。
スクールウィズ|口コミで語学学校を比べて選びたい人に

留学生の口コミをもとに語学学校を比較できるサービスで、デリーやバンガロールの語学学校も扱っています。手数料無料で申し込めるので、費用を抑えながら、自分で学校を見比べて決めたい方に向いています。
実際に通った人の声を読んでから決められるので、「インドの学校は情報が少なくて不安」という方は一度のぞいてみるとイメージがわきやすいですよ。
※2026年10月時点で各社の公式サイト等で確認した情報です。料金や対応範囲は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
なお、夢カナ留学は英語圏6カ国に特化しているため、インドの手配は行っていません。
ただ「インドと英語圏のどちらにするか」で迷っている段階なら、無料のカウンセリングで一緒に比較できます。気軽に相談してみてくださいね。
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インド留学の体験談

「実際に行った人はどう感じたの?」というのは、相談でもよく聞かれる質問です。ここでは、語学留学・初めての一人渡航・大学院の研究留学と、タイプの違う3人の体験談を紹介します。良かったことも大変だったことも、ぜひ参考にしてみてください。
①A.Sさん(大学3年・女性)|夏休みにバンガロールで1か月の語学留学
欧米への留学は費用が高すぎて、半分あきらめていました。そんなときにインドの英語留学を知りました。親には「インドで大丈夫なの?」とかなり心配されましたが、選んだバンガロールは一年中過ごしやすい気候で、街もIT企業のビルが並んでいて、想像よりずっと都会でした。
授業は1日4〜6時間のマンツーマンと少人数のレッスンで、クラスメイトは中東やアジアなど、いろいろな国から来ていました。寮では共用スペースでも英語しか通じないので、最初の1週間は聞き返してばかり。特にインド英語の巻き舌は本当に聞き取れず、落ち込んだ日もありました。それでも3週目くらいから耳が慣れてきて、「どんなアクセントでも聞き取ろうとする力」がついたのは大きな収穫です。
ただ、食事は思った以上にスパイシーで、1日だけお腹を壊しました。日本から持ってきた整腸剤とスポーツドリンクの粉には本当に助けられました。生水と屋台の生ものは避ける、が鉄則です。帰国後、TOEICの点数そのものより、英語で話すことへの抵抗がなくなったのが一番の変化でした。
②T.Tさん(19歳・女性)|初めての一人渡航でデリーへ
当時の私は世間知らずの19歳で、デリーの空港に降りた瞬間から、何もかもが刺激的すぎました。事前に「空港のタクシーはぼったくりが多い」と調べていたので、市内まではメトロを使いました。車内は思ったよりきれいで「インドって意外と大丈夫かも」と思ったのもつかの間、駅を出たとたん空が白っぽく霞んでいて、大気汚染の現実を突きつけられました。冬の時期だったので、マスクは手放せませんでした。
一番困ったのはトゥクトゥクの客引きです。日本人だとわかると何人も寄ってきて、はっきり断らないと離れてくれません。最初は愛想笑いをしてしまい、相場の何倍も払いそうになりました。でも、困っているときに道を教えてくれたのもインドの人たちでした。路上で飲んだ一杯10ルピーほどのチャイの味は、今でも忘れられません。
財布は3つに分けて持ち、パスポートはセキュリティポーチに入れて肌身離さず。それだけでもずいぶん安心できました。怖さも楽しさも全部ひっくるめて、私の価値観を一番揺さぶった国です。
③K.Sさん(大学院生・男性)|研究留学(半年)の準備から現地生活まで
研究室の共同研究で、インドの工科大学に半年間行くことになりました。準備で一番時間をかけたのは、実は語学より健康対策です。外務省などの資料を読むと、食べ物や水からうつる胃腸炎、蚊がうつすデング熱、狂犬病、冬の大気汚染と、注意すべきことがずらりと並んでいて、正直「ヤバすぎる」と思いました。狂犬病の予防接種は出発前に受け、防虫スプレーと長袖も多めに持って行きました。
キャンパスは広くて設備も整っていて、学生は驚くほど優秀です。議論のスピードについていけず、最初はゼミで発言できませんでした。それでも、インドの学生はわからないことを遠慮なく質問するので、自分も見習って「わかりません」と言えるようになりました。
生活面では、寮の食堂のカレーが毎日続くのに飽きて、週末は日本食材店を探して自炊していました。雨季のあとに体調を崩した友人もいたので、少しでも熱が出たら我慢せず病院へ行くことを心がけていました。研究の成果以上に、多様な人たちとやっていく力が身についた半年でした。
インド留学についてよくある質問
相談でとくに多い7つの質問に答えます。
2026年8月27日更新 2026年9月4日
まとめ|インド留学の費用と選び方

インド留学は「費用を抑えて専門分野を学びたい人」に向く選択肢です。最後に要点を整理します。
この記事のまとめ
※本記事は2026年9月時点の情報です。費用・ビザ要件・為替は変動するため、最新情報は各学校およびインド大使館・総領事館の公式情報をご確認ください。
参考:India Visa Online(インド政府ビザ申請サイト)/外務省 海外安全ホームページ/インド教育省 AISHE(高等教育調査)
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