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留学に必要なTOEFLスコアは?目的別・国別の目安を徹底解説

更新日:2026.09.07

留学に必要なTOEFLスコアは?目的別・国別の目安を徹底解説

「留学したいけれど、TOEFLは何点あればいいの?」

ここでつまずく人がとても多いです。

しかもTOEFL iBTは2026年1月21日に大きく改訂され、スコアの表示方法まで変わりました。

この記事では、留学の種類別・国別に必要なスコアの目安、受験料、IELTSとの違い、そしてTOEFL対策そのものができる留学先までをまとめて整理します。

留学に必要なTOEFLスコアが何点なのか、はっきり分からない
ネットの情報が古い形式のままで、どれを信じていいか分からない
TOEFLとIELTS、どちらを受けるべきか決められない
スコアが足りないまま、留学をあきらめかけている

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. TOEFL®とは?留学での役割と最新情報
  2. 2. 留学に必要なTOEFL®スコアとは?目的別に解説
  3. 3. 国別に見る留学のTOEFL®スコア基準
  4. 4. 留学ではTOEFL®とIELTSのどちら
  5. 5. TOEFL®の受験料と留学までの費用
  6. 6. TOEFL®対策におすすめの留学先4選
  7. 7. 留学に向けたTOEFL®対策の始め方
  8. 8. TOEFL®と留学に関するよくある質問
  9. 9. まとめ|留学とTOEFL®は逆算が鍵

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あなたに合うTOEFL準備タイプ診断

2つの質問に答えるだけ。
いま読むべきセクションが分かります

Q1 / 2

TOEFLは、何のために必要ですか?

海外の大学・大学院に出願する正規留学・交換留学・大学院留学など
英語力を伸ばしたい・進路は検討中出願先はまだ決まっていない

Q2 / 2

TOEFLを受けたことはありますか?

ある(スコアを持っている)あと何点必要かを知りたい
ない(一度も受けていない)試験の中身から知りたい

Q2 / 2

対策は、どこで進めたいですか?

日本で勉強を続けたいまず試験そのものを選び直したい
海外で英語漬けになって伸ばしたいTOEFLコースのある留学を検討中

– YOUR TYPE –

出願逆算タイプ

「あと何点」を先に確定させる人

すでにスコアがあるなら、次にやることは「志望先の要求スコアとの差を数字で出す」ことだけです。留学の種類別・スコア帯別の目安から、あなたの残り点数を確認しましょう。

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– YOUR TYPE –

現在地スタートタイプ

まず試験の中身を知るのが最短

TOEFL iBTは2026年1月21日に改訂され、問題形式もスコア表示も変わりました。古い情報で対策を始めると遠回りになります。まず新形式の全体像から押さえましょう。

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– YOUR TYPE –

試験選び直しタイプ

TOEFLが最適とは限らない人

志望国によっては、IELTSのほうが有利に働くことがあります。試験の相性で必要な勉強量は大きく変わるので、まず4試験の違いを整理するのが近道です。

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– YOUR TYPE –

TOEFL対策留学タイプ

環境を変えて一気に伸ばす人

日本ではスピーキングとライティングの練習量が確保しにくく、そこが新形式でも配点の要になります。TOEFLコースのある留学先を、費用と伸びやすさで比べてみましょう。

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TOEFL®とは?留学での役割と最新情報

TOEFL®(トーフル)は、英語を母語としない人が英語圏の大学で学べるかどうかを測る試験です。

読む・聞く・話す・書くの4技能を大学の講義やレポートに近い題材で測り、世界160か国以上・12,500以上の大学や機関が英語力の証明として採用しています。

TOEFL iBT®の基本情報

正式名称
Test of English as a Foreign Language(外国語としての英語のテスト)
実施団体
ETS(アメリカの非営利教育研究機関)
何のための試験
英語圏の大学で学ぶ英語力があることを証明する
測る技能
Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能
試験時間
全体で約2時間
受験方法
全国約50か所の会場受験、または自宅受験。どちらもパソコンで解答
実施回数
年間211回以上。会場は水・土・日曜、自宅受験は週5日
スコア
1〜6のバンドスコア。移行期間は0〜120点も併記される
受験料
約2万9,000円
有効期限
テスト日から2年間

日本で「TOEFL」といえば、このTOEFL iBTを指すのが一般的です。

※2026年9月時点の情報です。受験料は1ドル150円で換算した目安で、為替と料金改定により変動します。最新の内容はETS公式サイトでご確認ください。

TOEFLスコアが留学で使われる流れ

TOEFLを受験年に複数回受けられる出願要件をクリア学校ごとに基準が違う入学許可成績や書類も併せて審査

スコアは合否そのものではなく「出願のスタートラインに立つための条件」です。足りなければ、書類を見てもらえません。

留学でTOEFLを使う2つの場面

留学でTOEFLを使う場面は、以下のように2つに分かれます。

どちらなのかで、次にとるべき行動が変わります。

A. 出願のために取る

目的:大学・大学院の要件クリア

場所:日本で対策して受験

ゴール:目標スコアの達成

B. 留学先で対策する

目的:環境を変えて一気に伸ばす

場所:語学学校のTOEFLコース

ゴール:スコア+実際の英語力

2026年1月の改訂で変わった点

2026年1月21日から、TOEFL iBTは問題形式とスコア表示の両方が改訂されました。

ネット上の対策情報はまだ旧形式のものが多いので、まずここを押さえてください。

その前に、そもそもTOEFLのスコアが何を指すのかを確認しておきます。

TOEFLのスコアとは

何を測るか
読む・聞く・話す・書くの4セクションごとに評価される
総合スコア
4セクションを合わせた1つの数字。出願要件はこれで示される
新しい表示
1〜6のバンドスコア(0.5刻み)。CEFRのレベルに対応する
従来の表示
0〜120点。移行期間の2年間はバンドと併記される
有効期限
テスト日から2年間

つまり2026年からは、同じ英語力でも見え方だけが変わったということです。

※CEFR(セファール)とは、語学力の到達度をA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階で表す国際的なものさしです。C2がもっとも高いレベルで、海外大学の学部留学はB2前後が目安になります。

旧形式と新形式のちがい

項目
〜2026年1月20日
2026年1月21日〜
スコア表示
0〜120点のみ
1〜6のバンドスコア
(0〜120も併記)
出題方式
全員が同じ問題
R・Lが2段階の
アダプティブ方式
試験時間
約3時間
全体で約2時間
結果の返却
数日〜
受験日から3日以内

スコアの物差し自体が変わったので、「〇〇点必要」という情報はいつ時点の話かを必ず確認してください。

新形式のセクション構成も、タスク名から入れ替わっています。

※アダプティブ方式とは、前半の出来に応じて後半の問題の難しさが変わる出題形式です。TOEFL iBTではReadingとListeningの2セクションが2段階に分かれ、前半で正答が多いほど後半に難しい問題が出て、高いスコアに届きやすくなります。

セクション
時間
設問数
主なタスク
Reading
30分
50問
単語を完成させる/日常の文章/アカデミックな文章
Listening
29分
47問
応答を選ぶ/会話/アナウンス/講義
Writing
23分
12問
文を作る/メールを書く/ディスカッションに書き込む
Speaking
8分
11問
聞いて繰り返す/インタビューに答える

※ETSテスト日本事務局が公開する2026年1月時点の情報にもとづく目安です。設問数には採点されない問題が含まれます。最新の内容は公式サイトでご確認ください。

留学で使えるTOEFL iBTとITP

ひとくちにTOEFLといっても種類があり、日本で受けられる主なものはiBTとITPの2つです。

留学の出願に使えるのはiBTだけで、ここを取り違える人が毎年います。

TOEFL iBT

個人で申し込む4技能の試験。海外大学・大学院の出願に使える

出願に使える

TOEFL ITP

学校や企業が実施する団体向けの試験。読む・聞く・文法が中心で、個人では申し込めない

出願に使えない

ITPは日本の大学の学内選考やクラス分けで使われます。

交換留学の学内選考はITP、海外への出願はiBTという使い分けになることが多いです。

留学カウンセラー
りょう

相談でいちばん多いのが「参考書を買ったのに旧形式だった」というケースです。ETSは無料の練習テストを公開しているので、まずそこで新形式に触れてから教材を選ぶと無駄がありません。

留学に必要なTOEFL®スコアとは?目的別に解説

必要な点数を決める前に、そもそもどんな試験でスコアが出るのかを見ておきましょう。

TOEFL iBTは4つのセクションで構成され、合計およそ120問を約2時間で解きます。

セクション
設問数
時間
つくスコア
Reading
50問
30分
バンド1〜6
Listening
47問
29分
バンド1〜6
Writing
12問
23分
バンド1〜6
Speaking
11問
8分
バンド1〜6
合計
120問
約2時間
総合バンド1〜6

※設問数と時間は2026年1月の改訂後のものです。設問数には、採点対象にならない問題(今後の出題のためのテスト問題)が含まれます。

この4つが、それぞれ別々に採点されます。採点のされ方はセクションによって違います。

セクション
採点のされ方
Reading
Listening
正誤をコンピュータが自動採点。出題された問題の難しさも加味して換算される
Speaking
Writing
自動採点と採点者による評価を組み合わせて判定される
総合スコア
4セクションの結果をもとに算出され、1〜6のバンドで示される

つまり正答数がそのまま点数になるわけではありません

ReadingとListeningはアダプティブ方式(前半の出来に応じて後半の問題の難しさが変わる出題形式)なので、同じ40問正解でも、難しい問題に正解したほうが高いバンドになります。

総合スコアが決まるまで

4セクションを受験読む・聞く・話す・書くセクションごとに採点それぞれバンド1〜6総合スコア出願要件はこの数字

4つのうち1つでも極端に低いと総合が伸びません。得意分野を伸ばすより、苦手を1つ潰すほうが効きます。

※このため「何問正解でバンドいくつ」という固定の対応表は公表されていません。目安としては、ReadingとListeningで7〜8割を安定して取れるとバンド4.0前後が見えてきます。

目的別に必要なTOEFL®スコア

必要なスコアは、留学の種類によって大きく変わります。

目安は語学留学でバンド3.0前後、学部留学で4.0〜4.5、大学院で4.5〜5.0です。

目的別 必要スコアの目安

語学留学
不要な学校も多い
バンド3.0前後
交換留学
大学の選考基準
3.5〜4.0
学部正規留学
4年制大学
4.0〜4.5
大学院・MBA
難関校はさらに上
4.5〜5.0

分かれ目はバンド4.0(旧72点相当)です。ここを超えると、出願できる大学の数が一気に増えます。

※学校・学部・年度によって基準は異なります。必ず志望校の公式サイトで最新の要件をご確認ください。

※語学留学は語学学校で英語そのものを学ぶ留学、交換留学は在籍中の日本の大学の制度で海外の提携校に1学期〜1年通う留学、正規留学は海外の大学に正式に入学して学位を取る留学を指します。求められるスコアはこの順に高くなります。

語学留学と交換留学のスコア目安

語学留学はスコア不要の学校が大半です。一方の交換留学は、派遣元の日本の大学が独自に基準を設けています。

語学留学(語学学校)

入学時にレベル分けテストがあるため、事前のスコアは不要なことが多い

ほぼ不要

語学学校のTOEFLコース

受講に一定の英語力を求める学校がある。バンド2.5〜3.0前後が目安

条件付き

交換留学(大学の派遣制度)

学内選考の出願条件。バンド3.5〜4.0(旧58〜72点相当)が一つの目安

必須

大学留学に必要なTOEFLスコア

学部の正規留学では、バンド4.0〜4.5(旧72〜86点相当)を求める大学が多数派です。」上位校ほど基準は上がります。

バンド 4.0(旧72点〜)

出願できる大学が一気に増える最初のライン

州立大学や中堅私立大の多くがこの帯に基準を置いています。CEFRではB2にあたります。

バンド 4.5(旧86点〜)

人気の州立大・有名私立大が視野に入る

留学生に人気の大学はこの水準を要件にしていることが多く、余裕を持って出したいラインです。

バンド 5.0〜5.5(旧95〜107点〜)

最難関校を狙うときの水準

CEFRではC1。スコアだけでなく成績や課外活動も高く求められます。

大学院・MBA留学のTOEFLスコア

大学院はバンド4.5〜5.0(旧86〜95点相当)が一つの基準です。

専攻によっては、セクション別の最低点まで指定されます。

総合スコア

・一般の修士:4.5〜5.0

・MBA・難関校:5.5以上

・理系は総合基準がやや低い例も

見落としやすい点

・セクション別の最低点が別にある

・TAを狙うならSpeaking重視

・出願はTOEFL以外の比重も大きい

受験者の平均スコアと自分の位置

自分の点が高いのか低いのかを判断するために、平均点も見ておきましょう。

83

世界の受験者平均

72

日本の受験者平均

72

学部留学の入口(4.0)

日本の平均は世界平均を下回りますが、比べる相手は平均ではありません。志望校のボーダーを超えているかだけが判断材料になります。

※ETSが公表した2019年集計時点の旧スコア(0〜120)ベースの数値です。2026年の改訂以降は集計方法が変わる可能性があるため、最新の統計はETS公式でご確認ください。

新旧スコアの対応表で目標を決める

志望校の要件が旧スコアで書かれている場合は、ETSが公開している対応表で読み替えます。

※ETSとは、TOEFLを開発・運営しているアメリカの非営利教育研究機関です。

バンド
旧スコア目安
CEFR
主な出願先
6
114点〜
C2
最難関校
5.5
107点〜
C1
MBA・難関大学院
5
95点〜
C1
大学院・上位大学
4.5
86点〜
B2
人気の学部留学
4
72点〜
B2
学部留学の入口
3.5
58点〜
B1
交換留学・コミカレ
3
44点〜
B1
語学学校の上級クラス

※ETSが公開する対応表にもとづく目安です。同じ総合スコアでもセクションの組み合わせは異なる場合があります。

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国別に見る留学のTOEFL®スコア基準

同じ「学部留学」でも、国によって要求スコアも主流の試験も違います。まず全体を並べて見てください。

学部の目安
IELTS換算
主流の試験
4.0〜4.5
旧72〜86点
6.0〜6.5
TOEFL
4.5前後
旧80〜90点
6.0〜6.5
IELTSが優勢
4.5前後
旧86〜90点
6.5
両方OK
4.0〜4.5
旧79〜94点
6.0〜6.5
IELTSが優勢
ニュージーランド
4.0〜4.5
旧80点前後
6.0
IELTSが優勢

※大学・学部・年度によって基準は変わります。出願前に必ず各大学の公式サイトをご確認ください。

※IELTS換算は、両試験の一般的な対応関係にもとづく参考値です。公式に定められた換算式ではなく、大学ごとに独自の基準を設けている場合があります。

アメリカ留学のTOEFLスコア目安

TOEFLはもともとアメリカの大学制度に合わせて設計された試験で、アメリカ留学ではもっとも通りがよい選択肢です。

アメリカ留学 早見表

州立・中堅私立
バンド4.0〜4.5(旧72〜86点相当)
難関私立・トップ校
バンド5.0以上(旧100点以上相当)
コミュニティカレッジ
バンド3.0〜3.5(旧45〜61点相当)。不要な学校もあり
スコアが足りない場合
条件付き入学(Conditional Admission)を用意する大学が多い

アメリカは「スコアが足りなくても入る道」がいちばん整っている国です。

イギリス留学のTOEFLスコア目安

イギリスはIELTSが主流ですが、TOEFLを受け付ける大学も多くあります。

学生ビザの要件と大学の要件は別物なので、両方の確認が必要です。

学部の目安:バンド4.5前後(旧80〜90点相当)。難関大はさらに上
ビザの要件:学位課程では大学が英語力を審査する仕組みが基本
注意:TOEFL不可の大学もあるため、志望校の受け入れ試験を先に確認する

カナダ留学のTOEFLスコア目安

カナダはTOEFLとIELTSのどちらも広く認められています。

学部はバンド4.5前後(旧86〜90点相当)が一般的です。

カナダの強み

・カレッジ経由で大学編入できる

・学費が英語圏では抑えめ

・TOEFL対策コースの選択肢が多い

注意したい点

・州ごとに教育制度が異なる

・人気校は基準が高め

・出願時期が早い学校がある

オーストラリア留学のTOEFL目安

オーストラリアもIELTSが主流ですが、TOEFLを認める大学は多数あります。

学部はバンド4.0〜4.5が目安です。

スコアが足りないときのルート

スコアが足りている場合

日本の高校大学1年次直接入学

スコアが足りない場合

日本の高校語学コース10〜30週大学1年次

ゴールは同じです。違いは手前に語学コースを挟むかどうかだけで、費用と期間はその分増えます。

スコアが足りないときの進学ルート

目標に届かなくても、留学をあきらめる必要はありません。

ルートは3つあります。

※条件付き入学とは、英語力以外の条件を満たしていれば先に入学許可を出し、渡航後に語学課程を修了すれば本課程へ進める制度です。ファウンデーションはイギリスやオーストラリアの大学進学準備課程、コミュニティカレッジはアメリカの2年制公立大学を指します。

1

条件付き入学を使う

先に入学許可を得て、現地の語学課程を修了すれば本課程に進める制度。アメリカ・カナダに多い。

2

コミュニティカレッジから編入する

入学基準が低く、2年通って4年制大学の3年次に編入するルート。学費も抑えられる。

3

ファウンデーションを挟む

イギリス・オーストラリアの進学準備課程。1年かけて英語と専攻の基礎を固めて大学1年次へ。

留学ではTOEFL®とIELTSのどちら

留学で使える英語試験は複数あります。

どれが有利かは、志望国と自分の得意分野で決まります。

※IELTS(アイエルツ)とは、ブリティッシュ・カウンシルなどが共同運営する英語試験で、イギリスやオーストラリアの大学を中心に世界で広く採用されています。

項目
TOEFL iBT
IELTS
Duolingo
English Test
受験形式
全編PC。会場と自宅を選べる
PCまたは紙。会場受験
自宅のPCで約1時間
スピーキング
ヘッドセットに吹き込む
試験官と対面で会話
画面に向かって録音
スコア表示
1〜6バンド
(0〜120も併記)
1.0〜9.0
10〜160点
(5点刻み)
留学での通用度
北米に強い
世界的に通用
英・豪・NZに強い
採用する大学が
急増中
結果までの日数
3日以内
形式により1〜13日
通常48時間以内

※2026年9月時点の一般的な目安です。各試験の仕様・料金は変更されることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

TOEFLとIELTSはどちらを選ぶ

迷ったら、志望国と「人前で話すのが苦手かどうか」の2点で決めるのが実際的です。

TOEFLとIELTSの選び分けフロー

志望はアメリカ大学・大学院ともTOEFL迷わずこちら
志望は英・豪・NZ対面の会話が得意IELTS受験者が多く情報も豊富
志望国が未定複数国を検討中まず国を決める試験選びはその後

分かれ目は志望国と、スピーキングが対面か録音かの2点だけです。

新形式のTOEFLはスピーキングが8分と短く、聞いた文を繰り返すタスクと模擬インタビューの2種類になりました。対面が苦手な人にとっては、以前より受けやすくなっています。

英検・TOEICは留学で使えるのか

この2つは扱いがまったく違います。

まとめて「使えない」と覚えると、選択肢を狭めてしまいます。

英検(実用英語技能検定)

海外大学での受け入れが広がっている。ただし対象校は限られ、TOEFLやIELTSしか認めない大学も多い

校による

TOEIC L&R

海外大学の出願要件にはほぼ使えない。読む・聞くの2技能のみで、アカデミック英語を測る設計ではない

ほぼ不可

語学学校のクラス分け

英検もTOEICも、現在地を伝える材料としては役に立つ

使える

英検を持っている場合は、志望校が受け入れているかを先に確認してください。使えるなら、受験料の負担を大きく減らせます。

※英検は正式名称を「実用英語技能検定」といい、日本英語検定協会が実施する4技能の試験です。TOEIC L&R(Listening & Reading)はETSが実施する試験ですが、測るのは聞く・読むの2技能で、主にビジネス英語を扱います。

TOEFL以外に留学で使える英語試験

近年、Duolingo English Test(DET)を受け入れる大学が急速に増えています。費用と手間を抑えたい人の現実的な選択肢です。

Duolingo English Test 早見表

受験形式
自宅のパソコンで約1時間。完全オンライン
スコア
10〜160点(5点刻み)。有効期限は2年
費用の目安
約1万円前後。スコア送付は追加料金なし
結果
通常48時間以内に判明する
求められる水準
採用校の多くが110〜130点を要件にしている

受験料も手間も軽い一方、志望校が認めているかの確認が絶対条件です。

※料金・スコア要件は変更されることがあります。受験前に必ず公式サイトと志望校の募集要項をご確認ください。

TOEFL®の受験料と留学までの費用

TOEFLにかかるお金は受験料だけではありません。多くの人が2〜4回受験するため、そこを前提に見積もります。

目標スコア到達までの費用の内訳

受験料
3回受験の場合
約9万円
教材費
単語帳・問題集
1〜2万円
公式模試
1回分の目安
5,500円
対策の費用
独学〜留学で幅大
0円〜数十万円

見落とされがちなのが受験回数です。3回受ければ受験料だけで約9万円になります。

※受験料はUS$195。1ドル150円で換算した目安です(2026年9月時点)。為替と料金改定で変動します。

TOEFL受験料と締切・変更の注意点

受験料は2025年4月に値下げされ、会場受験と自宅受験は同額です。損をしやすいのは金額より「4日前」という期限のほうです。

項目
金額の目安
通常申込
テストの7日前(中6日)まで
約2万9,000円
締切後の申込
空席があれば2日前(中1日)まで
約3万5,000円
日程・会場の変更
4日前(中3日)までの手続きが必要
約9,000円
キャンセル
4日前(中3日)までの手続きが必要
受験料の50%が返金
4日前を切った場合
当日の体調不良も含む
変更・返金とも不可

※US$195/US$235/US$60を1ドル150円で換算した目安です(2026年9月時点)。最新の料金と締切はETS公式サイトでご確認ください。

留学カウンセラー
りょう

申し込みで一番多いトラブルは、登録した氏名がパスポートと1文字でも違って当日受験できないケースです。ローマ字表記は必ずパスポートを見ながら入力してください。

見落としやすい費用と追加料金

受験料以外にも、あとから発生する出費があります。先に把握しておくと計画が崩れません。

再受験の費用1回 約2万9,000円):1回で目標に届く人は多くありません。2〜3回分は最初から見込んでおきます
スコアの追加送付1校 約3,800円):申込時に4校までは無料です。5校目からは1校ごとにかかります
WritingとSpeakingの再採点1セクション 約1万2,000円):受験から30日以内なら申請できます。1度きりで、点数が下がることもあります
キャンセルしたスコアの取り戻し約3,000円):試験終了時に誤ってスコアを取り消した場合、60日以内なら有料で復活できます
公式オンライン模試1回 5,500円):新形式のアダプティブ方式を本番前に体験できる数少ない手段です
パスポート取得・更新約1万1,000〜1万6,000円):受験に本人確認書類が必要です。期限切れに注意

※US$25/US$80/US$20などを1ドル150円で換算した2026年9月時点の目安です。金額は改定される場合があります。

※公式オンライン模試とは、ETSが提供するTOEFL Practice Online(TPO)のことです。本番と同じ画面・同じ形式で受けられ、ReadingとListeningは即時採点、SpeakingとWritingも自動採点されます。新形式のアダプティブ方式を事前に体験できる数少ない教材です。

TOEFL対策留学の国別費用の目安

留学先でTOEFLコースを受ける場合の費用感です。学費・滞在費・渡航費を含んだ総額の目安になります。

フィリピン 1ヶ月

25〜40万円前後

寮・食事込みで最安クラス

フィリピン 3ヶ月

65〜100万円

スコアを動かせる最短期間

カナダ 3ヶ月

110〜160万円

進学準備コースへ接続しやすい

アメリカ 3ヶ月

140〜200万円

大学付属ESLは環境が本番に近い

※各国の語学学校の公開料金をもとにした編集部調べの目安です(2026年9月時点)。学校・都市・滞在方法・渡航時期・為替により変動します。

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TOEFL®対策におすすめの留学先4選

TOEFL対策のコースを持つ語学学校は、国ごとに強みが違います。

費用・スコアの伸びやすさ・学習環境の3軸で比べました。

TOEFL対策留学 4つの選択肢

項目名をタップすると、詳しい紹介にジャンプします

4.7
★★★★★★★★★★
65〜100
こんな人におすすめ:費用を抑えて短期集中したい人
3ヶ月の総額目安:65〜100万円
4.5
★★★★★★★★★★
110〜160
こんな人におすすめ:そのまま現地進学も視野に入れたい人
3ヶ月の総額目安:110〜160万円
4.3
★★★★★★★★★★
140〜200
こんな人におすすめ:アメリカの大学進学が第一志望の人
3ヶ月の総額目安:140〜200万円
3.9
★★★★★★★★★★
3〜10
こんな人におすすめ:渡航前に助走をつけたい人
1ヶ月の費用目安:3〜10万円

※評価は費用・スコアの伸びやすさ・学習環境を総合した編集部の目安です。金額は学校・時期・為替で変動します。

※TOEFLコースとは、語学学校が開講する試験対策専門のクラスで、出題形式に沿った演習と模試を繰り返します。ESL(English as a Second Language)は英語を母語としない人向けの一般英語課程で、大学に付属するものは進学準備を兼ねている場合があります。

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フィリピンのTOEFL対策留学 早見表

期間の目安
8〜12週間
費用の目安
3ヶ月 65〜100万円
強み
マンツーマン中心。寮と食事込みで生活費が読める
注意点
TOEFLコースは受講条件を設ける学校がある。事前に確認する

費用対効果でいえば、いま最も現実的な選択肢です。

2位|カナダのTOEFLコース留学

カレッジや大学の付属校にTOEFL・進学準備コースがあり、そのまま現地進学へつなげやすいのが特徴です。

向いている人

・現地進学まで一気に進めたい

・治安と生活環境を重視したい

・多国籍の環境で学びたい

注意したい点

・生活費がフィリピンの2倍前後

・グループ授業中心の学校が多い

・日本人比率は学校差が大きい

3位|アメリカでTOEFL対策留学

大学付属のESLは、授業も課題も本番のアカデミック英語そのものです。条件付き入学とセットで使えます。

環境が本番に近い:講義形式・レポート・ディスカッションを日常的に経験できる
進学に直結する:所定のレベル修了で本課程に進める大学がある
費用は高め:3ヶ月で140〜200万円前後が目安。都市によりさらに上がる

4位|オンラインでTOEFL対策留学

渡航せずに現地校の授業を受ける方法です。

単独で完結させるより、渡航前の助走として使うと効果的です。

費用の目安

3〜10万円/月

渡航費・滞在費がかからない

向く使い方

渡航3ヶ月前

現地での伸びを最大化する助走

TOEFL対策留学の費用が安い順

渡航を伴う3ヶ国を、総額の安い順に並べ直すとこうなります。

1

フィリピン

寮・食事込みで最安クラス

1ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
25〜40
65〜100
125〜185
2

カナダ

英語圏では費用が抑えめ

1ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
45〜60
110〜160
210〜300
3

アメリカ

環境は本番に最も近いが高額

1ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
55〜75
140〜200
270〜380

※学費・滞在費・渡航費を含む総額の、編集部調べの目安です(2026年9月時点)。学校・都市・時期・為替により変動します。

留学に向けたTOEFL®対策の始め方

やることは多く見えますが、順番は決まっています。

出願日から逆算して並べれば、いま何をすべきかで迷わなくなります。

対策は4つのステップで進む

1現在地を知る
1〜2週間
無料の練習テストを1回通しで解き、4セクションのどこが弱いかを数字で出す
2基礎を固める
2〜4か月
単語と文法、そして音読。ここを飛ばすと、あとで解法だけ覚えても伸びない
3形式に慣れる
1〜2か月
新形式のタスクごとに解き方を決める。時間配分と答えの型をここで固める
4本番を重ねる
2〜4か月
受験して弱点を1つ潰し、また受ける。この往復でスコアが動き出す

つまずく人の多くは、1を飛ばして2から始めています。現在地が分からないまま走っても、どこを直せばいいかが分かりません。

気になるのは「どれくらい勉強すればいいのか」でしょう。

一般には、スコアを10点上げるのに200時間前後が目安と言われます。

目標までにかかる学習時間の目安

+10点
バンド約0.5
約200時間
+20点
バンド約1.0
約400時間
+30点
バンド約1.5
約600時間
1日1時間なら
1日2時間なら
1日3時間なら
約7か月
約3.5か月
約2か月

※+10点(約200時間)を達成するまでの期間

※200時間という数字は、TOEFL対策の現場で経験的に語られてきた目安であり、ETSが公表した基準ではありません。現在のスコア帯が高いほど、同じ10点を上げるのに必要な時間は長くなります。

逆に言えば、出願の半年前に始めれば十分に間に合うということです。

ここから先は、その半年をどう配分するかを見ていきます。

出願から逆算する学習スケジュール

目標がバンド4.0〜5.0なら、6〜12ヶ月の準備期間を見るのが現実的です。

出願から逆算するTOEFLスケジュール

112ヶ月前志望校の要件を調べ、目標スコアを決める
210ヶ月前無料の練習テストで現在地を測る
36〜9ヶ月前単語と4技能の基礎を固める(対策留学もこの時期)
43〜5ヶ月前1回目を受験。結果を見て弱点を絞る
51〜2ヶ月前2回目・3回目を受験し、スコアを送付する

新形式は結果が3日以内に返るため、以前より受験計画を詰めやすくなりました。それでも出願直前の1発勝負は避けてください。

受験できる回数と申込の時期

「何回受けていいのか」「いつ受けられるのか」を先に押さえると、計画が具体的になります。

項目
内容
再受験の間隔
3日間に1回まで
会場受験の実施
年間211回以上。水・土・日曜に全国約50か所
自宅受験の実施
週5日(日〜木)。夜の時間帯も選べる
現実的なペース
2週間〜1か月おきに2〜4回
申込開始の時期
テスト日の約5か月前から

制度上は3日おきに受けられますが、費用がかさむだけです。2週間〜1か月おきに、弱点を1つ潰してから次を受けるのが結局いちばん早く伸びます。

※実施回数・会場数は2026年9月時点のTOEFLテスト日本事務局の案内にもとづく目安です。人気の会場は早く埋まるため、空席は公式サイトでご確認ください。

新形式のセクション別TOEFL対策

2026年の改訂でタスクが入れ替わったため、対策の重心も変わっています。

Reading|30分・50問

速さが最優先。ただし戻れる唯一のセクション

単語を完成させる問題が加わり、語彙力が直接点数になります。同じモジュール内なら解き直しができます。

Listening|29分・47問

短い音声が続く。1回で聞き取る集中力が要る

会話・アナウンス・講義に加え、応答を選ぶ問題が登場。北米以外のアクセントも流れます。

Writing|23分・12問

メールとディスカッションを時間内に書き切る

メールは7分、ディスカッションは10分で100語以上。型を用意して臨むと安定します。

Speaking|8分・11問

聞いて繰り返す力と、45秒で答える力

読まれた文をそのまま繰り返すタスクが加わりました。音読とシャドーイングが直接効きます。

※シャドーイングとは、流れてくる英語音声を少し遅れて追いかけるように声に出す練習法です。音のつながりやリズムが身につくため、聞いて繰り返すタスクや45秒で答えるタスクに直接効きます。

対策でつまずきやすい5つの例

相談を受けるなかで、繰り返し見かけるつまずき方があります。

1

旧形式の教材で対策を始めてしまう

2026年1月の改訂前に作られた問題集は、タスク構成が違います。まず公式の無料練習テストで新形式に触れてください。

2

1回で決めようとして受験が遅れる

スコアが上がるのは弱点が見えてからです。早めに1回受けて、そこから逆算するほうが結果的に近道になります。

3

リーディングとリスニングばかり対策する

日本人が点を落としやすいのはスピーキングとライティングです。総合スコアは4セクションの平均で決まります。

4

志望校の要件を出願直前まで確認しない

総合スコアは足りているのに、セクション別の最低点で落ちるケースがあります。要件は最初に確認します。

5

新旧どちらのスコアで見られるか確認していない

2026年1月20日以前に受けたスコアにはバンド表記が付きません。出願先がどちらを見るかを事前に確認してください。

留学カウンセラー
りょう

私自身、最初はリーディングばかり伸ばして総合が止まりました。スピーキングを毎日15分録音するようにしてから、ようやく数字が動き出しました。

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TOEFL®と留学に関するよくある質問

留学相談でとくに多い質問を7つ選びました。

細かく見えて、どれも費用や出願スケジュールに直結します。

※MyBestスコアとは、過去2年間に受けた複数回のテストから、セクションごとの最高点を組み合わせて算出されるスコアです。スコアレポートには単回のスコアと並べて表示されますが、出願で認めるかどうかは大学ごとに判断が分かれます。

Q

TOEFLスコアの有効期限は何年ですか?

A

テスト日から2年間です。出願時期から逆算して、期限切れにならないタイミングで受験してください。

Q

2026年1月より前に受けたスコアは使えますか?

A

使えます。有効期限内であれば受け直す必要はありません。ただし旧スコアのレポートには1〜6のバンド表記は併記されません。

Q

自宅受験のスコアも留学の出願に使えますか?

A

受験料は会場受験と同額で、多くの大学が受け付けています。受け入れ可否は大学によって異なるため、出願先の方針を確認してください。

Q

MyBestスコアは出願に使えますか?

A

スコアレポートには表示されますが、認めるかどうかは大学ごとに違います。単回のスコアのみを見る大学もあるため、必ず確認してください。

Q

TOEFL ITPはiBTの代わりになりますか?

A

ITPは団体向けの試験で、海外大学への出願には基本的に使えません。学内選考など、日本の大学が独自に活用するケースが中心です。

Q

TOEFLは何回くらい受けるのが普通ですか?

A

2〜4回が一般的です。ETSの再受験方針により3日間に1回まで受けられますが、費用がかさむため2週間〜1か月おきのペースが現実的です。

Q

TOEFLスコアなしで行ける留学はありますか?

A

語学留学は基本的にスコア不要です。進学を目指す場合も、条件付き入学やコミュニティカレッジ経由のルートがあります。

まとめ|留学とTOEFL®は逆算が鍵

留学とTOEFLは、目標スコアを先に決めて逆算すれば道筋がはっきりします。最後に要点を整理します。

※本記事で示したバンドスコアは2026年1月21日以降の新表示、かっこ内の点数は従来の0〜120点での相当値です。志望校の募集要項がどちらの表記かを必ず確認してください。

この記事のまとめ

必要スコアの目安は、語学留学でバンド3.0前後、学部で4.0〜4.5、大学院で4.5〜5.0
2026年1月21日にTOEFL iBTが改訂。1〜6のバンドスコアとアダプティブ方式が導入された
受験料は約2万9,000円。締切は7日前、変更やキャンセルは4日前までが期限
アメリカならTOEFL、イギリス・オーストラリアならIELTSが有利。Duolingo English Testも選択肢
スコアが足りなくても、条件付き入学・コミカレ編入・ファウンデーションの道がある
TOEFL対策留学はフィリピンが最も費用を抑えやすく、3ヶ月65〜100万円が目安

本記事は2026年9月時点の情報にもとづいています。試験内容・料金・出願要件は変更される場合がありますので、最新の情報はETS公式サイトおよび各大学の公式サイトでご確認ください。

TOEFLおよびTOEFL iBTはETSの登録商標です。本記事はETSの検討を受け、またはその承認を得たものではありません。

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