ワーホリを考えていると、「現地で運命の人に出会えたらいいな」という気持ちが、どこかにある方も多いのではないでしょうか。
実際に、ワーキングホリデーで出会った相手と国際結婚した人は、決して珍しい存在ではありません。
一方で、ワーホリには必ず期限があります。
ビザが切れる日が来れば、どんなに順調な関係でも一度は離れなければならず、そこで終わってしまうカップルも少なくありません。
この記事では、ワーホリから国際結婚に至った人のリアルなパターン、出会いの場、国ごとの違い、そして渡航前にできる準備までを、順を追って解説します。
この記事を書いた人
目次
ワーホリで国際結婚した人はどれくらいいる?

まず気になるのが「実際のところ、どれくらいの人が結婚しているのか」という点だと思います。ワーホリ経験者の国際結婚率という公的な統計は存在しませんが、周辺のデータと実際の体験談を組み合わせると、おおよその輪郭は見えてきます。
統計で見る|日本人の国際結婚は年間どれくらい?
厚生労働省の人口動態統計によると、2023年に日本国内で届け出られた婚姻のうち、夫婦の一方が外国籍だったのは18,475組でした。同じ年の婚姻総数は474,741組なので、おおよそ26組に1組が国際結婚という計算になります。
ただしこの数字は、ピーク時から大きく減っています。件数の推移を並べてみましょう。
なお、婚姻の件数そのものは2024年に流れが変わりました。2024年の婚姻件数は485,092組で、前年より10,351組増えています。長く続いた減少傾向が反転した年です。国際結婚の件数がこの動きに連動しているかは、最新の確定数で確認する必要があります。
※出典:厚生労働省「人口動態統計」(2023年確定数)ほか。数値は毎年更新されるため、公開時点で最新版をご確認ください。
結婚相手の国籍|どの国の人が多い?
次に、日本人が結婚した相手の国籍を見てみます。2023年のデータでは次の順番でした。
※出典:厚生労働省「人口動態統計」(2023年)。上位6か国のみ抜粋しています。
ワーホリ経験者のリアルな声|公開されている体験談から
統計は全体像を教えてくれますが、実際にどう進んだのかは体験談のほうがよく分かります。ここでは、ワーホリから国際結婚に至った方が公開している記録を3つ紹介します。出会った国も、結婚までの年数も、いま暮らしている場所もそれぞれ違います。
体験談3件をひと目で比較
それぞれの詳しい流れは、下のカードで紹介します
なお、オーストラリア在住者の証言では、周囲にいる日本人と外国人のカップルのうち半数ほどがワーホリで出会ったタイプだったという声もあります。語学学校の同時期のメンバーから5組が結婚したという報告もあり、母数のなかで見れば決して稀ではありません。その一方で、国際結婚したうちの一定数は離婚もしている、という現実も同時に語られています。次の章では、実際に結婚まで進んだ人がどんな道のりをたどったのかを見ていきます。
ワーホリで国際結婚に至った5つのパターン
公開されている体験談を整理すると、ワーホリから結婚に至る道のりはいくつかの型に分かれます。まず全体像を一覧で確認してみましょう。
※公開されている体験談から見られる典型的なパターンを整理したものです。期間はあくまで目安で、個別の事情により大きく異なります。
5つのパターンに共通していること
どのパターンにも共通するのは、ワーホリ期間中に結婚まで到達したケースはほとんどないということです。多くは帰国や遠距離を経てから結婚に至っています。
国際結婚につながる出会いの場5選
では、実際にどこで出会っているのか。ワーホリ中の主な出会いの場を5つに分けて、それぞれの特徴と注意点を見ていきます。
その前に、出会える相手は「どこで過ごすか」でほぼ決まる、という前提を押さえておきましょう。差が出るのは語学力そのものより、生活環境の選び方です。
留学カウンセラー
りょう
1. 語学学校|最も出会いが生まれやすい場所

ワーホリ中の出会いとして、件数が最も多いのが語学学校です。毎日顔を合わせる、共通の話題がある、お互いの英語レベルが近いため会話が成立しやすい、と条件が揃っています。グループディスカッションで同じ班になったことがきっかけだった、という体験談も少なくありません。
一方で、出会えるのは主に同じ立場の留学生です。現地に生活基盤を持つ人との接点は多くないため、卒業と同時に全員がバラバラの国へ帰っていくという構造的な弱さがあります。
2026年7月2日更新 2026年8月4日
2. シェアハウス|生活を共にするから相性が分かる

同じ屋根の下で暮らすため、飾らない姿を見せ合える環境です。料理の好み、生活リズム、片づけの習慣まで見えるので、交際前の段階で相性を判断しやすいのが大きな利点といえます。
ただし、うまくいかなかったときに気まずいまま同居が続くリスクもあります。ハウスメイトの国籍構成は生活の質にも直結するので、内見のときに必ず確認しておきましょう。
2026年7月1日更新 2026年7月17日
3. ローカルの職場|現地に根を下ろした人と出会える

カフェ、ファーム、ホテルなど、現地の人が働く職場です。相手がその国に生活基盤を持っているため、関係が進んだときに「そのまま現地で暮らす」という具体的な話につながりやすく、実際に結婚まで到達する確率が最も高いのがこのルートです。
働きぶりを通して人柄が見えるのも強みです。日本食レストランではなくローカルの職場を選べるかどうかが、ここでの分かれ目になります。
2026年6月1日更新 2026年8月12日
4. ラウンド・バックパッカー|旅先で一気に距離が縮まる

オーストラリアのラウンドに代表される、長期旅行中の出会いです。宿を共にし、同じ景色を見て、短期間で一気に打ち解けます。旅から帰ったら恋人ができていた、という話も珍しくありません。
その反面、相手も移動を続けていることが多く、旅が終わると連絡が途切れやすいという弱点があります。旅の高揚感と本気の感情を区別できるかが、この出会いの難しいところです。
5. ミートアップ・アプリ・趣味のコミュニティ|目的を共有した集まり

言語交換のミートアップ、スポーツクラブ、ボランティア活動など、共通の目的で集まる場です。会話のきっかけが最初から用意されているうえ、現地に住んでいる人が参加しているため、留学生以外との接点を作れます。
数は多くありませんが、価値観や興味が近い相手と出会えるぶん、関係が長続きしやすいのが特徴です。アプリを使う場合は、初回は必ず人目のある場所で会うなど、安全面の配慮を忘れないようにしてください。
出会いやすさと、関係が続きやすさの比較
出会いが多い場所と、結婚まで続きやすい場所は必ずしも一致しません。両方の軸で見比べてみると、狙うべき環境がはっきりします。
※評価は編集部が体験談の傾向をもとに独自に整理したもので、個人差があります。
国別に見る恋愛事情と国際結婚のしやすさ
渡航先の選び方で、出会える相手の顔ぶれも、結婚後の暮らし方も変わります。まずは自分に合いそうな国を診断してみてください。
– 2択でわかる –
かんたん渡航先診断
2択に答えるだけ。
あなたに合いそうな国が見つかります
どの国が自分に合うのか、まだ決めきれていませんか?
夢カナ留学のカウンセラーと一緒に渡航先を決めましょう

夢カナ留学は、留学・ワーホリ専門のエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8を獲得しています。「どの国なら自分に合うか」「日本人が少ない都市はどこか」も、カウンセラーが一緒に整理します。
・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成
・ 「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案
・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)
・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応
まずは無料相談で、疑問を解消するだけでもOKです。
それぞれの国の特徴を、出会いという観点から比較したのが以下の表です。国名をタップすると、その国の詳しい解説に移動します。
※評価は編集部による相対比較で、都市や時期により状況は変わります。ビザ制度は各国の政府機関の最新情報をご確認ください。
オーストラリア|出会いの母数がもっとも大きい

ワーホリ渡航先として最も人気があり、世界各国から若者が集まる国です。パーティー、バーベキュー、友人の紹介など、人と知り合うきっかけが日常的に発生します。ラウンドという長期旅行の文化があるのも、この国ならではです。
2026年7月14日更新 2026年8月12日
カナダ|移民に開かれた、暮らしやすい国

治安がよく、移民を受け入れてきた歴史から、外国人に対して開かれた雰囲気があります。日本人が現地のカナダ人と交際する割合は、他の国籍の留学生と比べても高い傾向があるといわれます。将来的にその国に住む可能性まで視野に入れるなら、有力な選択肢です。
カナダ人との恋愛の進め方については、カナダの恋愛事情とカナダ人と出会う方法の記事で詳しく解説しています。
2026年7月10日更新 2026年8月5日
ニュージーランド|少人数でじっくり関係を築ける

人口が少なく、地域コミュニティの距離が近いのが特徴です。出会いの絶対数はオーストラリアに劣りますが、一度知り合うと関係が深まりやすく、地元の人の輪に入りやすいという声が多く聞かれます。派手さより落ち着きを求める人に向いています。
2026年5月11日更新 2026年7月9日
イギリス・アイルランド|ヨーロッパ各国の人と出会える
ヨーロッパ各国から人が集まるため、イタリア、スペイン、フランスなど多様な国籍の相手と出会えるのが魅力です。実際、ロンドンでイタリア出身の相手と出会って結婚した、といった体験談も見られます。
2026年7月17日更新 2026年8月12日
ワーホリで国際結婚するメリット・デメリット
国際結婚には、日本人同士では得られない良さと、想像以上に重い課題の両方があります。憧れだけで判断しないために、両面を確認しておきましょう。
国際結婚のメリット
経験者が語る良さは、語学力といった分かりやすいものより、考え方や関係の築き方に関わるものが多いのが特徴です。
察してもらう関係から、話し合う関係になる
言葉にしなければ伝わらないことが前提になるため、自然と本音を伝え合う習慣がつきます。空気を読み合う関係より、結果的に誤解が少なくなったという声は多く聞かれます。
生活の拠点を二つの国から選べる
仕事や子育ての状況に応じて、住む国を検討できる可能性があります。二つの文化の良いところを取り入れられるのも、国際結婚ならではです。
価値観の前提が揺さぶられ、視野が広がる
当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなる経験は、語学力以上の学びになります。第三言語まで習得することになった、というケースもあります。
国際結婚のデメリット
一方で、長く一緒に暮らすほど重くのしかかってくるのが以下の課題です。付き合っている段階では見えにくい部分でもあります。
どちらかが必ず母国を離れることになる
家族や友人と離れ、慣れない制度のなかで暮らす負担は片方に集中します。この不均衡をどう分かち合うかが、長期的な満足度を左右します。
帰省や家族の緊急時に、費用と時間がかかる
親の介護や不測の事態に、すぐ駆けつけられないという現実があります。航空券の負担も継続的に発生します。
子どもの言語・教育方針で意見が分かれやすい
どの言語で育てるか、どちらの国で教育を受けさせるか。宗教や食文化も含め、結婚後に初めて表面化する論点は少なくありません。
経験者が語る「もっと早く話しておけばよかったこと」
長く国際結婚生活を送っている人ほど、慎重な検討の必要性を語ります。とくに多いのが、住む国、お金の管理、子どもの教育、そしてお互いの親との関わり方。これらは交際中に話しておけたはずのことばかりです。
ワーホリ中は毎日が楽しく、重い話題を避けたくなります。それでも、遠距離になる前の数か月に一度でも話しておけるかどうかで、その後の展開は大きく変わります。
逆にいえば、結婚そのものを目的にして渡航した人ほど、うまくいかない傾向があります。相手を条件で見てしまい、焦りが伝わってしまうためです。国際結婚に至った人の多くは、行く前は結婚を目的にしていませんでした。
2026年6月18日更新 2026年8月12日
国際結婚のチャンスを広げるワーホリの準備
ここまでを踏まえて、渡航前にできる準備を整理します。出会いは運の要素も大きいものですが、その運が起きる確率は準備で変えられます。
国と都市の選び方
最も影響が大きいのが、滞在する都市です。日本人が多い大都市は生活が始めやすい反面、日本語だけで暮らせてしまいます。最初の3か月は大都市で生活基盤を作り、その後は地方都市へ移るという二段構えも有効です。
もうひとつ、渡航の時期を考えるうえで知っておきたい動きがあります。オーストラリアでは2026年5月の連邦予算で、ワーキングホリデー制度における抽選制の拡大が明言されました。すでに一部の国では抽選が運用されており、今後その対象国が広がる見込みとされています。
日本国籍の場合は現時点で抽選の対象外ですが、抽選制になれば「準備ができたら申請する」ことができなくなります。決められた登録期間に申請し、外れれば次の機会は1年後です。年齢制限がある制度なので、この違いは決定的です。渡航を考えているなら、大使館や移民局の発表を定期的に確認しておきましょう。
出発前に上げておきたい英語力の目安
英語力そのものより、「どこまで踏み込んだ会話ができるか」が関係の深さを決めます。段階ごとの目安は次の通りです。
2026年6月12日更新 2026年8月4日
資金計画に入れておきたいもの
関係が続いた場合に必要になるお金も、頭の片隅に置いておくと安心です。渡航費と生活費だけで計算していると、いざというときに動けなくなります。
2026年7月8日更新 2026年7月24日
「ワーホリに行くと結婚できない」と言われる件について
ワーホリを検討していると、「婚期を逃すのでは」と言われることがあるかもしれません。ただ実際に婚期に影響するのは年齢そのものより、帰国後のキャリアが決まらず生活が安定しないことのほうです。
2026年7月9日更新 2026年7月24日
裏を返せば、帰国後の道筋を描いてから渡航すれば、この不安の大部分は解消できます。この点については別記事で詳しく解説しています。
ワーホリと国際結婚のよくある質問
相談のなかでよく寄せられる質問をまとめました。
2026年7月16日更新 2026年8月10日
まとめ
ワーホリで国際結婚に至る人は、実際に存在します。ただしその道のりは、現地で出会って盛り上がったまま結婚、という単純なものではありません。滞在に期限がある以上、一度離れる時期を二人でどう越えるかが問われます。
この記事のまとめ
出会いは計画できませんが、出会いが起きやすい環境と、その先を続けられる準備は、渡航前から整えられます。どの国が自分に合うのか、帰国後をどう設計するのか。迷っているなら、まずは一度相談してみてください。
出会いも、その先も。後悔しないワーホリにしませんか?
渡航前から帰国後まで、夢カナ留学が伴走します

夢カナ留学は、留学・ワーホリ専門のエージェントです。渡航先の選び方から、滞在中の過ごし方、帰国後のキャリアまで一貫してサポートします。相談は無料で、話を聞くだけでも構いません。
・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成
・ 「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案
・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)
・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応
まずは無料相談で、疑問を解消するだけでもOKです。
※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。統計は厚生労働省「人口動態統計」にもとづきます。ビザ・在留資格の制度は変更される場合があるため、実際の手続きにあたっては各国の移民局・在外公館・出入国在留管理庁の公式情報を必ずご確認ください。


























