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オーストリア留学完全ガイド|費用と音楽留学・ウィーンの暮らし【2026年最新】

更新日:2026.09.15

オーストリア留学完全ガイド|費用と音楽留学・ウィーンの暮らし【2026年最新】

「オーストリア留学って、実際いくらかかるの?」「ドイツ語が話せないと無理なのでは?」

情報が少ない国だけに、調べ始めた途端に手が止まってしまう方は多いはずです。

オーストリアは音楽・芸術の本場でありながら、公立大学の学費が年30万円以下という、ヨーロッパでも珍しい条件を備えた国です。

この記事では、オーストリア留学の費用・ビザ・都市・語学学校・音楽コースまでを、金額と条件の目安つきで整理します。

こんな悩みがあるなら、この記事が役に立ちます

費用の相場が分からず、予算を立てられない
ドイツ語ゼロでも通えるのか不安
音楽を学びたいが、音大受験までは考えていない
ビザや滞在許可の手続きが複雑で止まっている

– 30秒でわかるオーストリア留学 –

約28万円

公立大学の学費
(1年・日本国籍も同額)

最長6か月

無査証で滞在できる
期間(就労なし)

35〜50万円

語学留学1か月の
総額の目安

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。為替・制度改定により変動します。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

– まず知っておきたいこと –

オーストリア留学は、相談先が限られます

日本の留学エージェントの多くは英語圏に特化していて、オーストリアを扱う会社はごく一部です。申し込み方は大きく3つあります。

1

オーストリアを扱うエージェントに頼む

ドイツ語圏のプログラムを持つ会社に絞って探します。ウィーンの語学学校を提携校として掲載している会社なら、学校選びから滞在先まで日本語で進められます。

2

現地の語学学校へ直接申し込む

仲介手数料はかかりませんが、やり取りはドイツ語か英語になります。日本語ページを用意している学校もあるので、公式サイトを直接確認するのが早道です。

3

英語圏と迷っているなら、先に国の比較から

目的が語学力やキャリアなら、英語圏のほうが合うこともあります。国を決めきれていない段階なら、英語圏に強いエージェントで「同じ予算で何ができるか」を並べてみるのが近道です。

夢カナ留学は英語圏8カ国に特化しているため、オーストリアの手配は対象外です。
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※2026年9月時点の各社公式サイトの掲載内容にもとづきます。取り扱い国は変更されることがあるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。

目次

  1. 1. オーストリア留学とは?魅力と注意点4つ
  2. 2. オーストリア留学でできる5つの種類とは
  3. 3. オーストリア留学の費用は総額いくら?
  4. 4. オーストリア留学で人気のウィーン音楽留学
  5. 5. オーストリア留学のビザと渡航準備の流れ
  6. 6. ウィーンなどオーストリア留学の都市4選
  7. 7. オーストリア留学のウィーン生活費事情
  8. 8. まとめ|オーストリア留学を成功させる

– 30秒診断 –

あなたに合うオーストリア留学タイプ

2つの質問に答えるだけ。
目的に合う留学スタイルが分かります

Q1 / 2

オーストリアで、いちばん叶えたいことは?

語学力や学歴を積み上げたいドイツ語・英語・学位が目的
現地での暮らしや文化を味わいたい音楽・芸術・生活そのものが目的

Q2 / 2

確保できそうな期間はどちらに近い?

数週間〜半年で集中したい休学や休職をせずに行きたい
1年以上かけて学位を取りたい進学や大学院も視野に入れている

Q2 / 2

お金の使い方として、近いのはどちら?

貯金を使ってでもレッスンを受けたい演奏・実技を本場で習いたい
働いて生活費の一部をまかないたい暮らすように滞在したい

– YOUR TYPE –

語学留学タイプ

無査証で半年まで。手続きがいちばん軽い

日本国籍なら、シェンゲンの90日に延長申請を足して最長6か月まで無査証で滞在できます。手続きの負担が最も軽く、1か月なら35〜50万円前後から。ドイツ語と英語の両方を開講している学校を選べば、2言語を並行して伸ばせます。

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– YOUR TYPE –

大学進学タイプ

学費の安さを最大限に活かせる

オーストリアの公立大学は、日本国籍でも学費が年30万円ほど。学部の授業は多くがドイツ語ですが、英語で学べる修士課程も増えています。長期になるほど学費の安さが効いてくるタイプです。

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– YOUR TYPE –

音楽留学タイプ

音大受験をしなくても本場で習える

ウィーンには、ドイツ語の授業に個人レッスンを組み合わせられる語学学校があります。音大や音楽院に入らなくても、4週間から本場のレッスンを受けられるのがオーストリアの強みです。

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– YOUR TYPE –

ワーキングホリデータイプ

暮らしながら学ぶ、枠の少ない穴場ルート

18〜30歳なら、就労を伴う滞在ができます。ただし年間の発給枠は200人と少なく、ドイツ語力で仕事の選択肢が大きく変わります。稼ぎながら英語力も伸ばしたい人には、英語圏のほうが合う場合もあります。

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オーストリア留学とは?魅力と注意点4つ

オーストリア留学とは、ドイツ語圏の中央ヨーロッパで語学・音楽・大学進学などを学ぶ留学のことです。

英語圏の定番国と違い、学費の安さと文化環境の濃さが同時に手に入るのが最大の特徴です。

項目
オーストリアの基本情報
首都・人口
ウィーン/全国 約910万人
公用語
ドイツ語(オーストリア標準ドイツ語)
通貨・時差
ユーロ/日本との時差は8時間(夏時間は7時間)
ビザなし滞在
シェンゲンの90日+延長で最長6か月
公立大学の学費
日本国籍でも年 約28万円(学生組合費を含む)
主な留学都市
ウィーン/ザルツブルク/グラーツ/インスブルック

※金額は1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。為替・制度改定により変動します。

ここからは、オーストリア留学が選ばれる3つの理由と、逆に見落とされがちな注意点を順番に見ていきます。ドイツ留学と迷っている方は、4つ目の比較から読むと違いがつかめます。

音楽と芸術を本場で学べる

ウィーンは、モーツァルトやベートーヴェンが活動した街です。

世界最高峰の演奏が日常の価格帯で聴けるのは、この国ならではの環境です。

ウィーン国立歌劇場の立ち見席

当日券の立ち見は数百円台から。学生が平日の夜にふらりと通える価格で、世界水準のオペラに触れられます。

ムジークフェライン(楽友協会)

ウィーン・フィルの本拠地。ニューイヤーコンサートの会場として知られ、留学中は演奏会に通う生活が現実になります。

ザルツブルク音楽祭

毎年夏に開かれる世界的な音楽祭。夏の短期留学と時期を合わせれば、街全体が舞台になる期間に滞在できます。

美術・建築の集積

シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿など、世界遺産と美術館が徒歩圏に集まります。芸術系の学びとも相性が良い環境です。

※チケット価格・開催時期は年度により変わります。訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。

ドイツ語と英語を同時に学べる

オーストリアは非英語圏でありながら、英語能力指数の国際ランキングで常に上位に入る国です。

ドイツ語と英語の両方のコースを持つ語学学校を選べば、1回の渡航で2言語に触れられます。

ドイツ語コース

レベル:ゼロから上級まで開講

向く人:ドイツ語圏で進学・就職したい

効果:生活そのものが練習の場になる

英語コース

レベル:学校により中級以上が中心

向く人:ドイツ語が不安で保険をかけたい

効果:授業外の会話は現地語になりやすい

※開講言語とレベル区分は学校ごとに異なります。英語コースの有無は必ず各校の最新案内で確認してください。

ただし、生活の主役はあくまでドイツ語です。役所や賃貸の手続きは現地語が前提になるため、英語だけで押し切るつもりだと長期滞在で苦労します。

場面別・どちらの言語が主役になるか

学校の授業
クラスメイトとの会話
買い物・飲食店
役所・賃貸契約
ドイツ語英語でも通じやすい

下に行くほど英語だけでは押し切れなくなります。長期になるほどドイツ語の比重が上がる、と考えてください。

※体感の目安であり、相手や地域によって変わります。

治安と暮らしやすさが高い

ウィーンは、世界の都市を対象にした住みやすさ調査で毎年のように最上位に入ります。初めての海外長期滞在でも不安が少ないのは、留学先として大きな判断材料です。

上位
常連

世界の住みやすい
都市ランキング

8か国

陸路で行ける
隣接国の数

約270日

無査証で滞在
できる最長日数

※ランキングは調査機関・年度により結果が異なります。無査証滞在はシェンゲンの90日と二国間取極の最長6か月の合計で、就労を伴わない目的が前提です(在オーストリア日本国大使館・2026年4月時点)。

とはいえ、駅や観光地でのスリは一定数あります。

夜の裏通りを一人で歩かない、貴重品は体の前に持つといった基本の対策は必要です。

ドイツ留学との違いを比較

同じドイツ語圏でも、学費とビザの条件は意外と違います。

迷ったときは、次の3点で比べると判断しやすくなります。

比べる軸
オーストリア
ドイツ
公立大学の学費
年 約28万円
(日本国籍も同額)
多くの州で授業料は無償
(学期ごとの諸費のみ)
ビザなし滞在
90日+延長で最長6か月
短期語学なら手続き不要
180日中90日まで
3か月超は滞在許可が必要
強い分野
音楽・芸術・医学
工学・自然科学

※2026年9月時点の目安。ドイツは州により授業料の扱いが異なります。出願前に各大学の公式案内で確認してください。

学費の総額だけで見ればドイツに分があります。短期から手続きなしで始められる点はオーストリアが有利なので、期間と目的で選び分けるのが現実的です。

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2026年7月28日更新 2026年9月2日

オーストリア留学のデメリット

良い面だけで決めると、渡航後に想定外が増えます。

事前に知っておきたい注意点は4つです。

1

日本語の情報が圧倒的に少ない

体験談やブログの数が英語圏と桁違いに少なく、学校選びの比較材料が集まりにくいのが実情です。公式サイトを自分で読み込む前提で動く必要があります。

2

留学中に自由に働けない

語学留学や学生としての滞在では、就労に制限や許可が絡みます。生活費を現地収入でまかなう計画は立てにくいと考えてください。

3

帰国後に英語力として示しにくい

ドイツ語は伸びても、転職市場で評価されやすいのは依然として英語です。英語のスコアを上げる目的なら、英語圏のほうが近道になります。

4

ウィーンの住まい探しが競争になる

学生寮もシェアも人気が高く、学期の開始直前に動くと選択肢がほぼ残りません。渡航3〜4か月前からの確保が前提です。

※就労の可否は滞在資格ごとに条件が異なります。個別の判断は在日オーストリア大使館の案内をご確認ください。

ここまでを踏まえると、向き・不向きははっきり分かれます。

向いている人

・音楽や芸術を本場の空気ごと学びたい

・学費を抑えて学位を取りたい

・半年以内で手続きを増やさず行きたい

・ドイツ語圏で働く将来も考えている

向いていない人

・英語のスコアを最優先で上げたい

・現地で稼ぎながら滞在したい

・日本語で相談できる体制が必須

・語学学校だけで1年以上いたい

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2026年7月27日更新 2026年9月4日

留学カウンセラー
りょう

相談でいちばん多いのが「音楽が好きだからオーストリア」という動機です。それ自体は良い理由ですが、帰国後に何を見せたいかまで決まっていないと、途中で迷いが出ます。目的が英語力やキャリアなら、英語圏と並べて比べてから決めても遅くありません。

オーストリア留学でできる5つの種類とは

オーストリア留学は、大きく5つのスタイルに分かれます。選ぶスタイルで費用は10倍近く変わるため、最初にここを決めてしまうのが近道です。

スタイル
期間の目安
総額の目安
語学留学
1か月〜6か月
35〜240万円
音楽留学
2週間〜数年
25〜300万円
大学・大学院
2年〜4年
年 180〜230万円
ワーキングホリデー
最長12か月
渡航前 100万円〜
短期留学
1週間〜4週間
20〜50万円

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。学校・都市・滞在方法・時期により変動します。

この5つを期間の帯にすると、手続きの重さが変わる境目が見えてきます。

スタイル別・滞在期間の帯(横軸は0〜12か月)

短期留学1〜4週間
語学留学1〜6か月
音楽留学2週間〜数年
ワーキングホリデー最長12か月
大学・大学院2年〜4年(帯の外へ続く)
03か月6か月9か月12か月

帯の背景がオレンジに変わる6か月から先は、ビザや滞在許可の手続きが必要な領域です。左半分に収まるスタイルなら、事前申請なしで始められます。

※期間は一般的な目安です。学校のコース設定や個別の滞在資格により異なります。

ここからは5つのスタイルを順番に掘り下げます。費用の詳しい内訳は次の見出しでまとめているので、まずは自分に近い型を1つ選んでください。

語学留学でドイツ語を学ぶ

最も選ばれているのが、語学学校でドイツ語を学ぶスタイルです。

6か月未満ならビザの手続きが要らないので、思い立ってから渡航までが短く済みます。

授業時間は週20〜25時間が主流

午前中に文法と読解、午後に会話や選択科目という構成が一般的です。週30時間前後の集中コースを置く学校もあります。

クラスはゼロから上級まで

初日にレベル分けテストがあり、A1からC1程度まで分かれます。文法をまったく知らない状態からでも入学できます。

日本人が少ない環境

生徒の中心はヨーロッパや中東からの学生です。母語に逃げられない環境が、上達の速度を押し上げます。

費用の目安は1か月 35〜50万円

授業料・滞在費・生活費に航空券を含めた金額です。滞在をシェアにすると下限側に寄ります。

※コース構成・レベル区分は学校ごとに異なります。金額は2026年9月時点の目安です。

滞在期間ごとに、どのレベルまで届くかの目安も押さえておきましょう。

通う期間と、到達するドイツ語レベルの目安

A11〜2か月 A23か月前後 B16か月前後 B2以上半年では届きにくい

大学の学位課程で求められるのはB2以上が目安です。点線の枠は、無査証で通える6か月の外側にあると考えてください。

※到達レベルは学習時間・予習量・個人差により大きく変わります。目安としてご覧ください。

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2026年7月13日更新 2026年9月2日

公立大学への正規留学

オーストリアの公立大学は、日本国籍の学生でも授業料が1学期あたり約13万円です。

学部の授業はドイツ語中心ですが、英語で学べる修士課程は年々増えています。

語学要件はドイツ語B2以上が目安

ドイツ語で行う学位課程では、B2からC1相当の証明を求める大学が多くなっています。英語課程ならIELTS6.0〜6.5前後が一般的です。

学年は冬学期と夏学期の2期制

冬学期は10月、夏学期は3月に始まります。入学は冬学期からが基本で、出願は半年以上前から動く必要があります。

提出書類の認証に時間がかかる

卒業証明書や成績証明書にはアポスティーユとドイツ語の認証翻訳が必要になることがあります。準備に1〜2か月を見ておくと安全です。

卒業後の進路も設計しやすい

オーストリアには「赤白赤カード」という就労・定住に向けた在留制度があります。現地就職まで見据える人には有力な選択肢です。

※要件は大学・専攻により異なります。最新の条件は各大学および在日オーストリア大使館の案内でご確認ください。

語学留学から進学まで、どの順でつながるかを1本の線にすると迷いにくくなります。

ドイツ語をゼロから始めて進学する場合

語学学校半年〜1年B2の証明試験に合格大学1年次冬学期10月

すでに語学要件を満たしている場合

出願書類の準備認証翻訳に1〜2か月大学1年次冬学期10月

ゴールは同じ「大学1年次」です。違いは、その手前にドイツ語の期間を挟むかどうかだけになります。

※所要期間は個人差があります。語学学校だけで長期の滞在資格は取りにくい点にご注意ください(詳しくは第5章)。

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2026年7月30日更新 2026年9月4日

ワーキングホリデーで働く

日本とオーストリアのワーキングホリデーは2016年に始まりました。

年間の発給枠は200人と少なく、早めに動いた人から埋まっていきます。

年齢の条件

18〜30歳

申請時点の年齢で判定

年間の発給枠

200人

協定国の中でも少なめ

滞在できる期間

最長12か月

原則として生涯1回のみ

渡航前の準備資金

100万円〜

仕事探しの2〜3か月分を含む

※年間発給枠・年齢条件は外務省の2026年4月時点の公表値です。滞在期間や必要書類は在日オーストリア大使館の最新案内で必ず確認してください。

仕事の選択肢は、ドイツ語ができるかどうかで大きく変わります。日本食レストランやケータリングなど、英語だけで採用される職場から探すのが現実的な入口です。

ドイツ語が話せると届く仕事

・カフェやレストランのホール

・ホテルのフロント業務

・小売店の接客・販売

ドイツ語ゼロでも入りやすい仕事

・日本食レストラン

・厨房・キッチンハンド

・ケータリング、清掃などの裏方

※職種の傾向を示した目安です。採用条件は各雇用主により異なります。

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2026年8月14日更新 2026年8月14日

1〜4週間の短期留学

社会人や大学生が休暇を使って行くなら、1〜4週間の短期コースが現実的です。

夏はサマーコースが増え、音楽祭の時期と重ねる人もいます。

期間
総額の目安
できること
1週間
20〜28万円
現地の空気をつかむ
2週間
27〜38万円
挨拶と買い物が通じる
4週間
35〜50万円
A1レベルを一通り終える

※航空券・滞在費・生活費を含んだ目安です。渡航時期と滞在方法で上下します(2026年9月時点)。

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2026年7月23日更新 2026年9月15日

オーストリア留学の費用は総額いくら?

語学留学の総額は、1か月で35〜50万円、1年で330〜480万円が目安です。物価が安い国ではないぶん、住まいと食事の選び方で差がつきます。

ここでは期間別の総額、内訳、大学進学の場合、そして見落としやすい追加費用の4つに分けて整理します。

期間別の総額シミュレーション

授業料・滞在費・食費・航空券・保険をすべて含んだ金額です。

下限はシェアハウスで自炊、上限はホームステイ中心の生活を想定しています。

期間
総額の目安
1か月あたり
1か月
35〜50万円
35〜50万円
3か月
90〜130万円
30〜43万円
6か月
165〜240万円
28〜40万円
1年
330〜480万円
28〜40万円

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。為替・学校・都市・滞在方法により変動します。

長くなるほど1か月あたりの単価は下がります。

これは航空券と保険の初期費用がならされるためで、3か月を超えると割安感が出てくるのが特徴です。

用意できる予算
できることの目安
〜50万円
1か月の語学留学、または夏のマスタークラス。まず現地を体験する
100〜150万円
3か月の語学留学。A2前後まで届き、生活のドイツ語が回り始める
200〜250万円
6か月の語学留学、または公立大学に通う1年分の学費と生活費
350万円〜
1年の語学留学。私立音楽院や私立大学も選択肢に入ってくる

※到達レベル・選べる進路はあくまで目安です(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

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2026年8月27日更新 2026年9月4日

費用の内訳と学費の相場

総額の半分近くを占めるのが滞在費です。

授業料そのものは英語圏の主要都市と比べて突出して高くはありません。

語学学校の授業料

月 13〜19万円

週20〜25時間のコース

ホームステイ

月 15〜22万円

個室・食事つきの場合

シェアハウス・学生寮

月 8〜14万円

光熱費込みが一般的

食費・日用品

月 6〜9万円

自炊中心の場合

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。都市・学校・時期により変動します。

この4つを1か月ぶんの棒にまとめると、どこを削れば効くかが見えてきます。

1か月 約35万円(シェア+自炊)の内訳

授業料約13万円
滞在費(シェア)約8万円
食費・日用品約6万円
航空券・保険・交通・雑費約8万円
合計約35万円

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。滞在先をホームステイにすると滞在費が7万円前後上がります。

ホームステイをシェアに変えるだけで、月7万円前後の差が出ます。

最初の1か月だけホームステイにして、そのあと現地で部屋を探す組み合わせも有効です。

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2026年7月27日更新 2026年9月9日

大学留学と正規留学の費用

ここがオーストリアの最大の強みです。公立大学なら学費は年30万円を切ります

生活費を含めても、英語圏の大学留学の3分の1以下に収まることが珍しくありません。

区分
学費(年)
生活費込みの年間総額
公立大学
約28万円
180〜230万円
私立大学
150〜300万円
300〜450万円
大学院(公立)
約28万円
180〜230万円

※公立大学の学費は非EU圏の学生に適用される1学期あたりの授業料と学生組合費をもとにした目安です。学部・専攻により異なります(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

学費だけを1年で比べると(横棒=年間の学費)

オーストリアの公立大学約28万円
オーストリアの私立大学150〜300万円
日本の私立大学(参考)100〜150万円

同じ学士号でも、入口を公立にするかどうかで1年あたり100万円以上の差が生まれます。学費に限れば、日本の私立大学より安く収まる計算です。

※横棒は最大300万円を基準にした相対比較です。日本の私立大学の金額は学部により大きく異なります(2026年9月時点の目安)。

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2026年7月29日更新 2026年9月4日

見落としやすい隠れコスト

パンフレットの金額に含まれない費用が、初年度で50万円前後かかります。

予算を組むときは、この分を最初から別枠で確保しておいてください。

1

保険料(年)

約17〜30万円

短期は日本の海外留学保険、学生として長期滞在する場合は現地の学生健康保険に加入します。どちらも滞在許可の要件になります。

2

滞在許可の申請と書類

約4〜8万円

申請手数料に加え、戸籍や卒業証明のアポスティーユと認証翻訳の費用がかかります。不許可でも返金されません。

3

入居時の初期費用

約15〜30万円

敷金にあたるデポジットと前家賃が中心です。退去時に問題がなければデポジットは返金されます。

4

渡航直後の生活立ち上げ

約8〜15万円

現地のSIM、交通定期、寝具や日用品、そして冬物の防寒具です。冬の渡航はここが膨らみます。

初年度の隠れコスト合計

約44〜83万円

※学費・家賃・食費は含みません。6か月未満の滞在では滞在許可の費用は不要です。現地の学生健康保険は月78.84ユーロ(約1.4万円・2026年)で、年に換算すると約17万円です(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

オーストリアの費用を見て、迷いが出てきませんか?
英語圏と比べてから決めても遅くありません

夢カナ留学

夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランド・マルタ・フィリピンの8カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「同じ予算で英語圏ならどこまでできるのか」から一緒に整理できます。

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オーストリア留学で人気のウィーン音楽留学

オーストリアの音楽留学には、受験をしなくても入れる入口が用意されています

まずは3つのルートの違いを押さえてください。

入口1

語学+レッスン

試験なし・2週間から

入口2

私立音楽院

実技審査あり・学費は高め

入口3

国公立の音楽大学

難関・学費は年約28万円

※各ルートの条件は学校により異なります。出願前に公式の募集要項を確認してください。

それぞれのルートを順番に見ていきます。費用の比較は、この見出しの最後にまとめました。

語学プラス音楽レッスンの留学

ウィーンの一部の語学学校では、ドイツ語の授業に週1〜2回の個人レッスンを組み合わせられます。

入学試験がないため、大人になってから再開した人でも参加できます。

選べる楽器

ピアノ、ヴァイオリン、声楽、管楽器などが中心です。学校によって対応できる楽器と講師が違うため、申込前の確認が必要です。

レッスンの形式

1回50〜60分の個人レッスンが標準です。音楽史などの座学を組み合わせられるコースもあります。

練習環境

練習室が使えるかは学校次第です。ホームステイ先でピアノを弾けるとは限らないので、事前に条件を詰めておきましょう。

向いている人

音大進学を決めきれていない人の「お試し」としても機能します。現地の講師から見た自分の実力を知る機会になります。

※開講内容・対応楽器は学校ごとに異なります。最新の条件は各校の公式案内をご確認ください。

1週間の過ごし方をイメージすると、体力面の想像もつきやすくなります。

語学+音楽レッスン型の1週間(例)

平日の午前

語学学校でドイツ語の授業(週20時間前後)

平日の午後

個人レッスン週1〜2回。ない日は練習と予習

平日の夜

立ち見席で演奏会。数百円台から通える

週末

美術館めぐりや、近隣国への小旅行

語学とレッスンが半日ずつなので、練習時間を確保できるかが満足度を左右します。練習室の有無は必ず事前に確認してください。

※一例です。時間割・レッスン回数はコースにより異なります。

ウィーン国立音楽大学の受験

ウィーン国立音楽・演劇大学は、世界でも屈指の難関です。

合格すれば学費は公立大学と同じ年約28万円で学べます。

国公立の音楽大学|受験の基本情報

学費
約28万円(公立大学と同じ条件)
募集の回数
年1回が基本。逃すと1年待つことになる
選考
専攻ごとの課題曲による実技試験
専攻によっては聴音・楽典が加わる
語学
授業を受けられるドイツ語力の証明
入学後の一定期間内に満たす条件が付くこともある
学期の開始
冬学期10月/夏学期3月の2期制

※試験科目・語学要件・学費は専攻と年度により変わります。必ず大学の公式募集要項でご確認ください(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

受験までの動き方は、次の3ステップで考えると整理できます。

1

専攻と募集要項を確認する

専攻ごとに課題曲と出願期限が違います。募集は年1回が基本なので、逃すと1年待つことになります。

2

実技試験に備える

課題曲の演奏に加え、聴音や楽典が課される専攻もあります。現地の講師に事前レッスンを受けてから臨む人が多いルートです。

3

ドイツ語力を証明する

授業を受けるためのドイツ語力が求められます。入学後の一定期間内に規定のレベルを満たす条件が付くこともあります。

※試験科目・語学要件は専攻と年度により変わります。必ず大学の公式募集要項で確認してください。

私立音楽院とサマーコース

国公立の音大が難しくても、道は1つではありません。

私立の音楽院と、夏のマスタークラスという2つの選択肢があります。

私立音楽院

学費:年 150〜250万円が目安

入学:実技審査はあるが門戸は広め

向く人:継続してレッスンを受けたい

夏のマスタークラス

費用:1〜3週間で 25〜45万円

入学:録音審査のみの講座もある

向く人:短期で著名講師に習いたい

※渡航費・滞在費を含む目安です。講座と学校により大きく変わります(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

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2026年8月1日更新 2026年9月4日

音楽留学にかかる費用の目安

3つのルートを費用で並べると、入口の選び方で総額が10倍近く違うことが分かります。

ルート
期間
総額の目安
語学+音楽レッスン
4週間
50〜70万円
夏のマスタークラス
1〜3週間
25〜45万円
私立音楽院
1年
300〜400万円
国公立の音楽大学
1年
180〜230万円

※学費に生活費・渡航費・保険を含めた目安です。楽器・レッスン回数・滞在方法により変動します(2026年9月時点)。

1年通うなら、どのルートが安いか(横棒=年間の総額)

国公立の音楽大学180〜230万円
私立音楽院300〜400万円

濃い色が下限、薄い色が上限までの幅です。最難関の国公立が、いちばん安いという逆転が起きています。

※横棒は400万円を基準にした相対比較です。生活費・渡航費・保険を含みます(2026年9月時点の目安)。

意外に思われますが、国公立の音大が最も安いという逆転が起きます。

学費が抑えられるぶん、受験準備に投資する価値がある国だと言えます。

オーストリア留学のビザと渡航準備の流れ

オーストリアの手続きは、6か月を境に難易度が一気に変わります

期間と「働くかどうか」を掛け合わせて、自分がどのマスに入るかを確認してください。

6か月以内 × 働かない

事前の申請は不要

90日を超えるときだけ、現地で延長を申請します。いちばん軽いルートです。

6か月以内 × 働きたい

ワーキングホリデー

18〜30歳が条件で、年間の枠は200人。日本で窓口申請が必要です。

6か月超 × 大学などで学ぶ

学生の滞在許可

日本にいるうちに申請します。入学許可・住居・資金・保険の証明が要ります。

6か月超 × 語学学校だけ

原則むずかしい

半年で区切るか、進学準備課程やワーキングホリデーへの切り替えを検討します。

※ティール枠は手続きが不要な区分、オレンジ枠は申請が必要または条件が厳しい区分です。個別の可否は在日オーストリア大使館の案内でご確認ください。

以下では、無査証滞在のルール、2026年に始まったEES、滞在許可の申請先、語学留学の注意点、ワーキングホリデー、そして手続きの順番を1つずつ整理します。

無査証で滞在できる90日と6か月

日本とオーストリアには二国間の査証免除取極があり、シェンゲン協定の90日に上乗せできます。

合計で約270日まで無査証で滞在できる計算です。

入国から

最初の90日

シェンゲン協定の枠。
他の加盟国へも旅行できる

90日が来る前に

州警察本部へ延長申請

原則として義務。
忘れると滞在超過になる

その後

最長6か月

オーストリア国内のみ。
他の加盟国へは行けない

※在オーストリア日本国大使館の案内(2026年4月時点)にもとづく整理です。運用は変更されることがあります。

動ける範囲は、90日を境に狭くなる

1〜90日目

オーストリア国内+他のシェンゲン加盟国へ移動できる

91日目〜最長6か月(延長後)

オーストリア国内のみ。他の加盟国に入ると不法滞在になる

色がついた部分が「入れる範囲」です。90日を超えると、帰りの経由便すら選べなくなります

※在オーストリア日本国大使館の案内(2026年4月時点)にもとづく整理です。

90日を超えて滞在するときの3つの注意

他のシェンゲン協定加盟国へ入国すると不法滞在になります。経由便での帰国も同じ扱いです。
いったんシェンゲン領域の外へ出ると、域外で90日以上過ごすかDビザを取らない限り戻れません。
ホテル以外に滞在する場合は、入居後に現地の役所で住民登録を行います。

※2024年10月に無査証滞在の規定が厳格化されています。渡航前に在日オーストリア大使館の最新案内をご確認ください。

EES導入で変わった入国の手続き

2026年4月10日、シェンゲン領域でEES(出入国システム)の全面運用が始まりました。

短期滞在者は、入国時に自分で登録する必要があります。

登録する内容

旅券情報、顔写真、指紋などを国境の設置機器に登録します。出入国の記録が電子的に管理されるようになりました。

対象になる人・ならない人

対象は短期滞在者です。滞在許可の保有者やDビザの保有者などの長期滞在者は登録を免除されます。

オーストリアでの実施場所

ウィーン空港をはじめとする6か所の空港と、23か所の着陸施設で実施されています。

留学生への影響

滞在日数の管理が厳しくなりました。無査証で90日を超えるなら、延長の申告を後回しにしないことが以前より重要です。

※在オーストリア日本国大使館の発表(2026年4月17日)にもとづきます。運用の詳細はオーストリア内務省の案内をご確認ください。

学生の滞在許可は日本で申請する

ここを間違えると渡航後に詰みます。

滞在許可の初回申請は、原則として日本にいるうちに行います

A

在京オーストリア大使館で事前に申請する

最も確実な方法です。許可が下りてから渡航できるため、滞在日数を気にしながら結果を待つ必要がありません。

B

Dビザを取ってから現地で申請する

先に長期用のDビザを取得し、入国後に滞在許可を申請する流れです。審査を待つあいだの滞在資格が確保されます。

!

無査証で入国してから申請するのは危険

申請した時点で定住の意思があるとみなされ、二国間の査証免除が原則として適用されなくなります。審査を待つあいだに90日を超えてしまう例が多く、許可も保証されません。

※在オーストリア日本国大使館は、確実な方法としてAとBの2つを案内しています(2026年4月時点)。

申請には、入学許可証・賃貸契約書・健康保険の証明・資金証明などが要ります。

資金は12か月分を前払いで示す必要があり、住居費が月386.43ユーロを超える分は上乗せで証明します。

申請手数料:学業目的の滞在許可は約160ユーロ。更新時は約130ユーロが目安です。
有効期間:学生の滞在許可は最長12か月。要件を満たすかぎり12か月ずつ延長できます。
健康保険:入国して大学に登録したあと、現地の学生保険に加入します。月78.84ユーロが目安です。
書類の認証:戸籍や卒業証明にはアポスティーユと、ドイツ語の認証翻訳を求められることがあります。

※金額・要件は2026年時点の公表値にもとづく目安です。手数料は2026年1月に改定されているため、申請前に居住予定地の担当部署で必ず確認してください。

語学留学で長期滞在するときの壁

意外と知られていませんが、語学学校に通うだけでは学生の滞在許可の対象になりません。

長期を考えている人ほど先に知っておくべき条件です。

対象になる学び方

・大学や専門大学の正規課程

・40単位以上で、語学だけを目的としない課程

・進学のための準備課程や補完試験の準備

対象になりにくい学び方

・民間の語学学校のドイツ語コースのみ

・語学の習得だけを目的とした課程

・単位数の要件を満たさない短いコース

※学生の滞在許可の要件にもとづく整理です。個別の可否は在日オーストリア大使館および進学先にご確認ください。

行き止まりに見えますが、抜け道は3つあります。

「語学学校で1年」が難しいときの3つの進路

語学学校半年で区切る手続きは不要
語学学校進学準備課程滞在許可の対象になる
18〜30歳ならワーキングホリデー最長12か月・枠は200人

どの道を選ぶかで、学校選びの条件そのものが変わります。進学準備課程を置いている学校かどうかは、申込前に確認しておきましょう。

※個別の可否は在日オーストリア大使館および進学先の案内でご確認ください。

ワーキングホリデービザの要件

ワーキングホリデーは在日オーストリア大使館への窓口申請が基本で、オンラインだけでは完結しません。

ビザD「WHP」なら最長12か月滞在できます。

年齢:申請時点で18歳以上30歳以下であること
発給枠:年間200人。協定国のなかでも少なく、早めの準備が前提
保険:滞在の全期間をカバーする健康保険への加入が必要
資金:往復の航空券と、入国後の生活資金を証明できること
言語:提出書類はすべてドイツ語または英語。日本語のみの書類は受理されません
回数:日本国籍の場合は原則として生涯に1回まで

※発給枠と年齢は外務省の公表値(2026年4月1日現在)、滞在期間は日本ワーキングホリデー協会の案内にもとづきます。必要書類は在日オーストリア大使館の公式案内で必ず確認してください。

就労許可を取らずに働けるのがこのビザの利点です。ただし仕事の選択肢はドイツ語力で大きく変わるため、渡航前に基礎だけでも固めておくと安心です。

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2026年7月8日更新 2026年9月10日

渡航前後にやる手続きの順番

短期か長期かで動き出す時期が変わります。

長期なら1年前からが安全圏です。

12〜9か月前

目的と期間を決め、学校や大学の候補を絞ります。大学進学ならこの時点で語学要件の対策を始めます。

8〜6か月前

出願書類を準備します。アポスティーユと認証翻訳が必要な書類は、ここで手配を始めます。

5〜3か月前

入学手続きと住まいの確保を進め、長期なら滞在許可を日本で申請します。ウィーンの学生寮は締切が早いので、この時期を逃さないようにします。

2〜1か月前

航空券と保険を確定させます。冬の渡航なら防寒具、変換プラグはCタイプを用意します。

渡航直後

住民登録を済ませ、その証明書を持って銀行口座を開きます。次に現地SIMと交通定期、長期なら学生保険への加入という順番です。

※学期の開始時期や学校の締切により前後します。長期留学を想定した目安です。

渡航後の手続きは順番を飛ばせません。

前の書類が次の手続きの入場券になるためです。

渡航直後にこなす順番(前の結果が次の条件になる)

住民登録入居後すぐ 銀行口座住民登録の証明が必要 SIM・交通定期住所と口座が前提 学生保険大学登録のあと

先頭の住民登録が遅れると、後ろの3つがすべて止まります。入居したらまず役所へ向かってください。

※必要書類は自治体・金融機関により異なります。渡航前に最新の案内をご確認ください。

現地の口座開設には、住民登録の証明書とパスポート、入学を示す書類が必要になるのが一般的です。

順番を飛ばすと戻って取り直しになるため、この並びのまま進めてください。

留学カウンセラー
りょう

手続きでつまずく人の多くは、書類の翻訳と認証を後回しにしています。日本国内でしか取れない書類があるので、出発の直前に気づくと間に合いません。迷ったら、必要書類のリストだけでも早めに作っておきましょう。

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ウィーンなどオーストリア留学の都市4選

学校の数が最も多いのはウィーンですが、家賃は都市によって2〜3割変わります

学びたい内容と予算の両方から選びましょう。

都市
学校の多さ
家賃の目安(シェア・月)
ウィーン
最も多い
7〜13万円
ザルツブルク
少ない
7〜12万円
グラーツ
中程度
5〜9万円
インスブルック
少ない
7〜12万円

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。エリア・築年数・光熱費の有無により変動します。

家賃の幅を横に並べると、グラーツだけ帯の位置が左にずれているのが分かります。

4都市の家賃レンジ(シェア・月額/横軸は0〜14万円)

ウィーン7〜13万円
ザルツブルク7〜12万円
グラーツ5〜9万円
インスブルック7〜12万円
07万円14万円

1年住むと、ウィーンとグラーツの差は24〜48万円になります。学校の選択肢と引き換えに、どこまで家賃を下げたいかで決めてください。

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。エリア・築年数・光熱費の有無により変動します。

ここからは4都市それぞれの特徴を見ていきます。最後に、学校を選ぶときのチェック項目をまとめました。

ウィーンの留学環境

人口約200万人の首都で、語学学校・大学・音楽院が集中しています。

国連機関も置かれる国際都市で、選択肢の多さは他都市と比べものになりません。

向いている人

音楽・芸術を学びたい人、学校の選択肢を多く持ちたい人、都市生活を楽しみたい人。

交通の便

地下鉄・トラム・バスが1枚の乗車券で乗り継げます。定期券を買えば市内の移動は実質定額になります。

周辺国へのアクセス

電車でブラチスラバまで約1時間、ブダペストまで約2時間半、プラハまで約4時間です。週末の小旅行が現実的です。

注意したい点

住まいの競争が激しく、家賃も国内で最も高い水準です。学期開始の3〜4か月前から動く必要があります。

※所要時間は列車の種別により異なります。運賃・ダイヤは各鉄道会社の公式情報をご確認ください。

ウィーンから電車で行ける主要都市(片道の所要時間)

ブラチスラバ約1時間
ザルツブルク約2.5時間
ブダペスト約2.5時間
プラハ約4時間

週末に出かけられる範囲に、3つの首都が入っています。ただし90日を超えて延長した後は国外へ出られない点に注意してください。

※所要時間は列車の種別により異なります。運賃・ダイヤは各鉄道会社の公式情報をご確認ください。

ザルツブルクの留学環境

モーツァルトの生地として知られる、人口約16万人の古都です。夏の音楽祭の期間は、街全体が演奏会場のような雰囲気になります。

向いている人

音楽を深く学びたい人、落ち着いた環境で集中したい人、歴史地区の街並みで暮らしたい人。

学べる分野

音楽の名門であるモーツァルテウム大学があり、夏のマスタークラスも開かれます。音楽目的なら候補に入ります。

生活のしやすさ

中心部は徒歩で回れる規模です。ミュンヘンまで電車で2時間ほどと、ドイツ方面へのアクセスも良好です。

注意したい点

語学学校の数は限られます。観光地価格のため、外食や住まいの費用は規模のわりに高めです。

※開講状況は年度により変わります。出願前に各校の公式案内をご確認ください。

グラーツの留学環境

人口約30万人の第2都市で、複数の大学が集まる学生の街です。生活費を抑えたいならグラーツが有力な候補になります。

向いている人

費用を抑えたい人、学生の多い環境で友人を作りたい人、日本人の少ない場所を選びたい人。

家賃が首都より安い

シェアなら月5〜9万円が目安です。ウィーンと比べて月2〜4万円ほど下げられます。

学生向けの設備が充実

大学の学食やカフェが安く、外食中心でも食費を抑えやすい環境です。

注意したい点

語学学校の選択肢はウィーンほど多くありません。日本語で相談できる窓口も限られます。

※家賃はエリア・築年数・光熱費の有無で変わります(2026年9月時点/1ユーロ=約183円換算)。

インスブルックの留学環境

アルプスに囲まれたチロル州の中心都市です。街から山へのアクセスが近く、ウィンタースポーツをしながら学びたい人に向いています。

向いている人

自然やスキーが好きな人、コンパクトな街で暮らしたい人、都市の喧騒を避けたい人。

大学の存在感が大きい

インスブルック大学を中心に学生が多く、国際的な雰囲気があります。公立大学の学費条件は全国共通です。

季節の楽しみが明確

冬はスキー、夏は登山と、生活のリズムに自然が組み込まれます。留学中の過ごし方が決めやすい街です。

注意したい点

観光需要が高く、住まいの確保は簡単ではありません。語学学校の数もウィーンより少なくなります。

※学費は非EU圏の学生に適用される条件です。詳細は各大学の公式案内でご確認ください。

4都市を「目的別」に1枚にすると、迷ったときの決め手になります。

いちばん優先したいこと
選ぶならこの街
学校の選択肢の多さ
ウィーン/語学・大学・音楽院が一都市に集中
音楽に集中できる環境
ザルツブルク/名門校と夏の音楽祭がある
生活費を下げること
グラーツ/家賃も学食も安く、学生が多い
自然とアウトドア
インスブルック/街から山へのアクセスが近い

※記事内で紹介した特徴をもとにした整理です。学校の開講状況は必ず各校の公式案内でご確認ください。

語学学校を選ぶ4つの基準

情報が少ない国だからこそ、確認する項目を決めてから比べると迷いません。

次の4点は必ずチェックしてください。

1

開講言語とレベルの幅

ドイツ語のみか、英語コースもあるか。自分のレベルのクラスが毎月開講されているかも確認します。初級クラスは開講月が限られる学校もあります。

2

滞在先を手配してくれるか

学校が寮やホームステイを持っていると、住まい探しの負担が一気に減ります。手配料の有無と、最短の滞在期間もあわせて確認しましょう。

3

授業料以外に何がかかるか

入学金、教材費、滞在手配料は別料金のことがほとんどです。見積もりは「授業料だけ」ではなく総額で比べてください。

4

生徒の国籍バランス

同じ母語の生徒が多いクラスでは、休み時間が日本語や英語になりがちです。国籍比率を公開している学校なら、申込前に問い合わせてみましょう。

※料金体系・手配内容は学校ごとに異なります。契約前に必ず書面で条件を確認してください。

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2026年8月27日更新 2026年9月8日

オーストリア留学のウィーン生活費事情

ウィーンで暮らす場合の生活費は、家賃を含めて月15〜25万円が目安です。

日本の都市部と大きくは変わりませんが、費目のバランスが違います。

費目
ウィーン
地方都市
家賃(シェア)
7〜13万円
5〜9万円
食費
6〜9万円
5〜8万円
交通費
0.5〜1.4万円
1〜2万円
通信・日用品・娯楽
2〜4万円
2〜3万円
月の合計
15.5〜27.4万円
13〜22万円

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。エリア・生活スタイル・為替により変動します。

ここからは、食費・交通・治安と気候の3つに分けて、費用を左右するポイントを整理します。

食費と物価の目安

スーパーの食料品は日本と大きく変わりませんが、外食は高くつきます。自炊の割合が、そのまま食費の差になります。

自炊が中心

月の食費:6〜9万円

コツ:大学の学食や量り売りを活用する

補足:水道水がそのまま飲める

外食が多い

月の食費:12〜18万円

相場:夕食1回で3,500〜5,500円ほど

補足:チップの習慣がある

※1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。店・都市・為替により変動します。

自炊と外食で、食費はどれだけ開くか(横棒=月の食費)

自炊が中心6〜9万円
外食が多い12〜18万円
1年続けたときの差約72〜108万円

※濃い色が下限、薄い色が上限までの幅です。1ユーロ=約183円で換算した2026年9月時点の目安です。

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2026年7月24日更新 2026年9月2日

交通費と定期券の使い方

ウィーンの地下鉄・トラム・バスは1枚の乗車券で乗り継げます。運賃は2026年1月に改定され、単券は値上がりした一方で26歳未満は年間定期が約5.5万円と割安になりました。

1回乗車券

約590円

アプリ購入なら約550円

31日券

約1.4万円

1〜2か月の滞在向き

年間定期

約8.5万円

1年滞在なら断然お得

26歳未満の年間定期

約5.5万円

月あたり約4,600円

※2026年1月1日の運賃改定後の価格を1ユーロ=約183円で換算した目安です。26歳未満向けの年間定期は2026年2月から従来の学期定期を置き換えました。48時間券・72時間券は販売を終了しています。最新の運賃は交通局の公式情報をご確認ください。

何か月から年間定期が得になるか

26歳未満

4か月〜

5.5万円 ÷ 1.4万円 ≒ 4

26歳以上

7か月〜

8.5万円 ÷ 1.4万円 ≒ 7

この月数を超えて滞在するなら、最初から年間定期を買ったほうが安く済みます。短期なら31日券で十分です。

※31日券と年間定期の価格から計算した目安です。最新の運賃は交通局の公式情報をご確認ください。

治安と気候への備え

治安は良好ですが、冬の寒さと日照時間の短さは想像以上です。装備を整えておくと生活の質が変わります。

季節
気温の目安
備えておきたいこと
6〜15℃
朝晩は冷えるので厚手の上着を1枚
20〜30℃
湿度は低い。冷房のない建物が多い
5〜18℃
演奏会シーズンの始まり。雨具があると安心
-5〜5℃
防寒具と滑りにくい靴。日照が短く気分が沈みやすい

※気温は都市と年により幅があります。アルプス地域は西部・南部ほど冬が厳しくなります。

治安面では、駅や観光地でのスリに注意が必要です。貴重品は体の前で持つという基本を守るだけで、トラブルの多くは避けられます。

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まとめ|オーストリア留学を成功させる

オーストリア留学は、短期は手続きの軽さ、長期は学費の安さという2つの強みを持っています。

最後に要点を整理しておきます。

この記事のまとめ

語学留学の総額は1か月35〜50万円、1年330〜480万円が目安
公立大学の学費は日本国籍でも年約28万円と割安
就労を伴わない滞在は90日+延長で最長6か月まで無査証
音楽は受験なしで学べる入口があり、最安は国公立の音大
隠れコストは初年度で約44〜83万円。別枠で確保しておく
費用を抑える近道は、公立大学とシェアハウスという2つの固定費
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2026年8月26日更新 2026年9月4日

決める順番は「目的 → 期間 → 都市 → 学校」です。ここが固まれば、あとは書類と住まいを期限どおりに進めるだけになります。

迷ったら、この順番で決める

目的語学・音楽・学位 期間6か月の内か外か 都市家賃と学校数で選ぶ 学校総額で見積もる

順番を飛ばして学校から選ぶと、あとで期間やビザの条件と噛み合わなくなります。目的を1行で書けるところから始めてください。

一方で、帰国後に英語力やキャリアを示したいなら、英語圏と並べて比べてから決めるほうが後悔しません

同じ予算でできることは、国によって大きく変わります。

オーストリアに決めきれていませんか?
英語圏と比べてから決めても遅くありません

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本記事は2026年9月時点の情報です。費用は1ユーロ=約183円で換算した目安であり、為替・制度改定・学校の料金変更により変動します。無査証滞在とEESについては在オーストリア日本国大使館、ワーキングホリデーの発給枠は外務省、学費は各大学の公表値を参照しています。ビザ・滞在許可の要件は、必ず在日オーストリア大使館および各大学の公式案内でご確認ください。

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