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長期留学にかかる費用を徹底比較!海外になるべく安く滞在する秘訣とは?

更新日:2026.10.14

長期留学にかかる費用を徹底比較!海外になるべく安く滞在する秘訣とは?
?
「長期留学に挑戦してみたい。でも、実際にはどれくらいのお金が必要なんだろう?」

半年や1年の長期留学は、語学力を大きく伸ばし、将来のキャリアにもつながる貴重な経験です。

一方で、費用は行き先や期間、留学のスタイルによって100万円台から600万円を超えるケースまで大きく変わるため、予算の見当がつかずに一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

こんな疑問はありませんか?

期間や留学の種類によって、費用はどれくらい違うの?
授業料や滞在費以外に、どんなお金がかかるの?
なるべく安く留学するには、どの国を選べばいい?
奨学金やワーキングホリデーで、費用を補うことはできる?

この記事では、長期留学にかかる費用を留学スタイル別・期間別に比較し、内訳や見落としやすい出費、費用を抑えやすい国、資金計画の立て方までまとめて解説します。

自分に合った留学の形と予算を考えるヒントにしてください。

結論|長期留学にかかる費用の総額

3ヶ月

約60〜240万円

半年

約110〜490万円

1年

約210〜890万円

授業料・滞在費に、航空券・保険・ビザ・現地生活費を含めた目安です。期間別・国別の相場を見る ›

※記事内の金額・制度は2026年10月時点の情報です。為替や各国の制度改定により変わることがあります。

目次

長期留学の費用を留学の種類ごとに解説|目安が丸わかり!

長期留学の種類と費用

長期留学は種類によって、年80万円台から800万円近くまで費用が大きく変わります。

学べることと費用を比べて、自分に合うスタイルを見つけましょう。

種類別|長期留学の費用の目安

費用が安い順

※大学・大学院は学費+生活費、インターンシップは数ヶ月〜1年の総額の目安です。国・学校・時期・為替により変動します。

語学留学の長期費用と内訳

語学学校の教室で各国の留学生と英語で話し合う日本人留学生

語学留学は、海外の語学学校で語学を学ぶスタイルです。

コースや期間の選択肢が多い分、費用の幅も広く、1年で約160〜640万円が相場です。

語学留学|現地でかかる費用の内訳

1ヶ月あたりの目安

学費

月10〜30万円

滞在費

月5〜20万円

滞在方法による

生活費

月3〜15万円

国による

予備費

総額の15〜20%

現地では月18〜65万円が目安です。これに航空券・保険・ビザなど出発前の費用が加わります。

※国・都市・学校・滞在方法・為替により変動します。滞在費・生活費の詳しい内訳は滞在費・現地生活費で解説しています。

費用を最も左右するのは行き先で、同じ1年でもマルタとアメリカでは300万円以上の差が出ます。

国別の金額は1年留学の費用で確認できます。

ワーキングホリデーの費用|年80〜200万円

ワーキングホリデー中にカフェのスタッフとして働く日本人と同僚たち

ワーキングホリデーは、海外で暮らしながら語学学校に通ったり、現地で働いたりできる制度です。

対象は主に18〜30歳で、滞在期間は原則1年です。

ワーキングホリデーのお金の目安

1年間滞在する場合

1年の費用

80〜200万円

出発前に用意する額

50〜80万円

現地での就労収入

月10万円〜

働き方による

働いて生活費をまかなえる分、出発前の50〜80万円さえ用意できれば始めやすい制度です。

※対象年齢・滞在期間・収入は国や仕事により異なります。フルタイムで働いた場合の収入例は資金計画で紹介しています。

現地の収入で生活費の大半をまかなえるため、費用面では最もハードルの低い留学スタイルといえます。

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2026年7月8日更新 2026年9月10日

インターンシップ・専門スキルアップ留学の費用

どちらも一定期間の就学が必要なため、語学留学より費用は高めです。

就職に役立つとして、近年人気が高まっています。

インターンシップ留学

約100〜350万円

内容:語学学校のあと、現地企業で就業体験

期間:数ヶ月〜1年

ポイント:無給が多いが、有給なら生活費の一部を補える

専門スキルアップ留学

約300〜500万円

内容:興味のある分野を本場で学び、専門性を高める

取得できるもの:学校により修了証・資格

注意:公立校は入学日が限られる場合がある

※インターンシップは語学留学との組み合わせを想定した総額です。国・プログラム・期間により変動します。

休学・認定留学の費用|年270〜640万円

日本の大学に在籍したまま、休学または認定留学制度を使って海外で学ぶ大学生向けのスタイルです。

費用は所属大学によって異なりますが、年間270〜640万円程度が目安です。

認定留学

単位:留学先の単位が日本の大学で認められる場合がある

確認:制度の有無・対象校は大学ごとに異なる

休学留学

単位:原則として単位は認められない

注意:休学中も大学の在籍料がかかる場合がある

※在籍料の有無・金額は所属大学に確認してください。予算には在籍料も含めておきましょう。

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2026年9月30日更新 2026年10月1日

高校・大学・大学院留学の費用

高校留学と大学・大学院留学は、目的も求められる英語力も大きく異なります。

段階ごとの違いを比べてみましょう。

高校・大学・大学院留学の違い

目的・英語力・費用の比較

高校留学

目的異文化理解・自立心・基礎的な語学力英語力日常会話レベルから参加できる滞在ホームステイが中心費用年間 約200〜400万円

大学留学

目的経営学・心理学など専門分野を深く学ぶ英語力TOEFL iBT 80〜100/IELTS 6.0〜7.0滞在寮生活が中心。手続きもすべて自分で行う費用学費 年間約150〜500万円
(アメリカは生活費込みで約490〜790万円)

大学院留学

目的修士号・博士号の取得期間アメリカ・カナダは2年、イギリス・オーストラリアは1年が主流出願成績証明書(GPA)・英語力の証明・エッセイ・推薦状費用学費 年間約150〜500万円
+生活費 年間約150〜300万円

段階が上がるほど求められる英語力が高くなり、大学以上は学費と生活費で年300万円以上かかるのが一般的です。

※国・学校・専攻・為替により変動します。

大学・大学院は試験対策の時間と費用もかかりますが、学位を取得すればキャリアの選択肢が大きく広がります。

高校留学・大学院留学の詳しい費用や条件は、高校生の留学費用・大学院留学の方法と費用の各記事で解説しています。

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2026年7月30日更新 2026年9月4日

学びたい内容で学校を決めるため、費用の安さで国を選ぶのは難しくなります。

ただし、ドイツのように国立大の授業料が原則無償の国もあります。

ドイツの費用はドイツ留学の費用で紹介しているので、関心と予算の両面から検討しましょう。

留学カウンセラー
りょう

「英語を話せるようになりたい」のか「資格や学位がほしい」のかで、選ぶ種類は自然に絞れます。目的がまだぼんやりしている段階でも、夢カナに相談してください。

長期留学の費用はいくら?3ヶ月・半年・1年の期間別相場

長期留学の費用を期間別に解説

長期留学の費用は、3ヶ月42〜171万円・半年84〜342万円・1年160〜640万円が目安です。

いずれも語学留学の授業料と滞在費で、航空券・保険・お小遣いは含みません。

実際に用意するお金は、航空券・保険・ビザ・現地の生活費まで含めた総額で考えましょう。

航空券・保険・生活費まで含めた総額の目安

語学留学・主要国の幅(概算)

期間授業料+滞在費総額の目安
3ヶ月42〜171万円約60〜240万円
半年84〜342万円約110〜490万円
1年160〜640万円約210〜890万円

総額は、授業料+滞在費の約1.3〜1.4倍が目安です。

※この記事で紹介している航空券(往復3〜15万円)・海外留学保険・ビザ申請料・現地生活費(月3〜15万円)の目安を足し合わせた概算です。

3ヶ月留学の費用|42〜171万円が目安

3ヶ月の総額はおよそ42〜171万円です。

授業料と滞在費に加えて、まとまった生活費がかかってきます。

3ヶ月の語学留学費用|安い順ランキング

国別・授業料+滞在費

1フィリピンの国旗フィリピン42〜84万円
2ニュージーランドの国旗ニュージーランド63〜93万円
3オーストラリアの国旗オーストラリア66〜102万円
4マルタの国旗マルタ66〜102万円
5カナダの国旗カナダ72〜108万円
6アメリカの国旗アメリカ70〜140万円
7イギリスの国旗イギリス84〜171万円

1位のフィリピンは、イギリスの約半額で学べます。

※費用の目安の中間値で並べています。航空券・保険は含みません。

多くの国は3ヶ月以内ならビザなしで学べますが、アメリカは90日超または週18時間超の授業で学生ビザが必要です。

学生ビザ申請料

約3万円

面接予約時に支払い

SEVIS費

約5万円

留学生情報システムの登録料

※1アメリカドル=約150円で換算しています(2026年10月時点)。いずれもビザが不許可でも返金されません。このほか、ビザ発給時に250米ドル(約3.8万円)の「ビザ・インテグリティ料」を追加で徴収する法律が成立しています。徴収の運用は時期によって異なるため、在日米国大使館の最新案内を確認してください。

半年(6ヶ月)留学の費用|84〜342万円が目安

半年の総額はおよそ84〜342万円です。

この期間になると、学生ビザの取得費と長期の滞在費が大きな要素になります。

半年の語学留学費用|予算別に見る国

国別・授業料+滞在費

200万円以内上限まで含めて収まる

フィリピンの国旗フィリピン

84〜168万円

ニュージーランドの国旗ニュージーランド

126〜186万円

マルタの国旗マルタ

130〜190万円

200万円台上限が200万円を超える

オーストラリアの国旗オーストラリア

132〜204万円

カナダの国旗カナダ

144〜216万円

300万円台上限が300万円を超える

アメリカの国旗アメリカ

160〜320万円

イギリスの国旗イギリス

168〜342万円

予算200万円なら、フィリピン・ニュージーランド・マルタが上限まで含めて収まります。

※航空券・保険は含みません。学校・時期・為替により変動します。

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2026年7月24日更新 2026年9月16日

1年留学の費用|160〜640万円が目安

1年の総額はおよそ160〜640万円です。

すべての費目に加えて、帰国前後の予備費も見込んでおく必要があります。

1年の語学留学費用|国別の最低額〜最高額

国別・授業料+滞在費

200400600(万円)
フィリピンの国旗フィリピン160〜250万円
マルタの国旗マルタ250〜360万円
ニュージーランドの国旗ニュージーランド252〜372万円
オーストラリアの国旗オーストラリア264〜408万円
カナダの国旗カナダ288〜432万円
アメリカの国旗アメリカ280〜640万円
イギリスの国旗イギリス336〜550万円
最低額最高額線が長いほど、学校や都市による差が大きい

最も安いフィリピン(160万円〜)と最も高いアメリカ(〜640万円)では400万円以上の差が出ます。アメリカは幅が最も広く、学校・都市選びで総額が大きく変わります。

※航空券・保険は含みません。学校・時期・為替により変動します。フィリピンは学費・寮費(食事付き)の目安です(出典:アルク「フィリピン留学の費用」)。

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2026年8月27日更新 2026年9月4日

同じ1年でも国選びで総額が大きく変わるため、予算から逆算して国を決めるのがおすすめです。

留学カウンセラー
りょう

期間で迷ったら、まず「総額でいくらまで出せるか」から考えると、国も期間も決めやすくなります。予算に合うプランは、夢カナのカウンセラーが一緒に整理しますね。

行きたい国・期間・予算から、長期留学の総額を無料で見積もれます

夢カナ留学

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長期留学にかかる費用の内訳とは?見落としがないように徹底チェック!

長期留学の費用は、渡航費・授業料・滞在費・保険・ビザ・現地生活費の6つが柱です。

期間が長いほど見落としやすい出費も積み重なるため、項目ごとに相場を押さえておきましょう。

長期留学の費用を構成する6つの項目

この6項目に加えて、ビザ更新や日本側の固定費などの想定外の出費も見込んでおきましょう。項目をタップすると各解説へ移動します。

長期留学の費用の内訳|6つの項目と相場

ここからは6つの項目ごとに、金額の目安と費用を抑えるポイントを見ていきます。

渡航費(往復航空券)

往復航空券は、近いアジアなら数万円、欧米なら10万円を超えるのが目安です。

同じ路線でも時期によって大きく変わるため、買うタイミングが節約のポイントになります。

日本から留学先までの往復航空券

国別・エコノミークラス・往復の目安

TOKYO → CEBU

フィリピンの国旗フィリピン

3〜6万円

TOKYO → SYDNEY

オーストラリアの国旗オーストラリア

6〜11万円

TOKYO → VANCOUVER

カナダの国旗カナダ

8〜14万円

TOKYO → LOS ANGELES

アメリカの国旗アメリカ

8〜15万円

TOKYO → LONDON

イギリスの国旗イギリス

8〜15万円

出発の2〜3ヶ月前までに購入すると安くなります。

※時期・航空会社・燃油サーチャージにより変動します。都市名は代表例です。

長期留学では片道で渡航し、帰りの便は帰国時期が決まってから買うケースも一般的です。

夏休みや年末年始は料金が上がりやすいので注意しましょう。

授業料

授業料は、語学学校か大学かで大きく変わります。

語学学校は月単位、大学は年単位で考えると比べやすくなります。

語学学校(一般英語)

年120〜360万円

月10〜30万円が目安

大学(州立・公立)

年150〜350万円

正規留学・学費のみ

大学(私立)

年250〜500万円

正規留学・学費のみ

※国・学校・コースにより変動します。

語学学校は、半年〜1年の長期コース(アカデミックイヤーなど)を一括で申し込むと、週あたりの授業料が10〜20%安くなる場合があります。

滞在費

滞在費は、どの滞在方法を選ぶかで月5万円以上変わります。

食事の有無や立地でも金額が変わるため、料金に何が含まれるかを確認しましょう。

ホームステイ

月8〜18万円

食事付き

シェアハウス

月5〜15万円

食費は別

学生寮

月8〜20万円

学校・都市で差が大きい

※国・都市・部屋のタイプにより変動します。

最初の1〜3ヶ月はホームステイで生活に慣れ、その後シェアハウスへ移ると、月5〜10万円ほど節約できることもあります。

海外留学保険

保険料は、期間が長くなるほど高くなります。

海外の治療費は高額になりやすいため、長期留学では必ず加入しておきましょう。

半年

8〜15万円

1年

15〜25万円

※補償内容・保険会社により変動します。

なお、オーストラリアの学生ビザでは、OSHCという留学生保険への加入が義務付けられています。

ビザ申請料

多くの主要国では、3ヶ月(90日)を超える留学で学生ビザが必要です。

金額は国によって10倍以上の差があります。

学生ビザの取得にかかる費用

国別・申請料+追加費用

申請料追加費用(英:医療保険料/米:SEVIS費)
イギリスの国旗イギリス約25万円
オーストラリアの国旗オーストラリア約23万円
アメリカの国旗アメリカ約8万円
ニュージーランドの国旗ニュージーランド約8万円
カナダの国旗カナダ約1.7万円

イギリスとオーストラリアは20万円超なので、必ず予算に入れましょう。

※2026年10月時点の目安です。イギリスの医療保険料(IHS)は1年分で計算しています。オーストラリアは2026年7月の改定後の語学コース向け料金です。カナダは別途生体認証料がかかります。申請料はビザが不許可でも返金されません。アメリカは今後、ビザ発給時に250米ドル(約3.8万円)が追加で徴収される可能性があります。

現地生活費

食費・交通費・通信費・娯楽費などの生活費は、同じ暮らし方でも国によって月5〜10万円の差が出ます。

物価の違いがそのまま表れる項目です。

留学先の生活費(月額)

国別・家賃を除く食費・交通費など

イギリスの国旗イギリス10〜15万円
アメリカの国旗アメリカ10〜15万円
カナダの国旗カナダ8〜13万円
オーストラリアの国旗オーストラリア8〜13万円
フィリピンの国旗フィリピン3〜5万円

自炊を取り入れると、食費を月2〜3万円抑えられることも。

※棒の長さは上限額の目安です。都市・生活スタイル・為替により変動します。

長期留学で見落としやすい想定外の出費

見積もりに入りにくく、あとから予算を圧迫しやすいのが次の出費です。

最も忘れがちなのは、留学中も払い続ける日本側の固定費です。

金額の目安とあわせて確認しておきましょう。

国民年金保険料月17,920円
海外転出届を出すと任意加入になる
携帯電話の維持費月 約500〜3,000円
番号を残すなら最低プランや番号保管へ
一時帰国の航空券往復 約3〜15万円
夏休みや年末年始はさらに高い
ビザの更新・延長費約1.5〜23万円
フィリピン延長1.5万円前後〜豪州の取り直し
保険対象外の医療費約2〜15万円
歯科治療は対象外になりやすい
英語試験の受験料1回 約3万円
IELTS 29,700円/TOEFL iBT 195米ドル
空港送迎片道 約1.5〜4万円
深夜着は割増になることも
滞在先のデポジット約3〜15万円
家賃2〜4週間分。退去時に返金が多い

※2026年10月時点の目安です。国民年金は2026年度の保険料、IELTSは日本英語検定協会の2026年9月1日以降の申込分の受験料です。為替・時期・国により変動します。

すべてが重なると、数十万円単位の出費になることもあります。

こうした出費に備えて、総予算の15〜20%を予備費として確保しておくと安心です。

長期留学に実際にかかった費用の平均

実際に留学した人の調査を見ると、平均で300万円以上かかり、多くの人が「想定よりお金がかかった」と感じています。

調査データから、実際の負担感を確認してみましょう。

留学経験者の調査データ

319万円

留学の総費用の平均
(常陽銀行調べ)

約8割

留学中に困った経験あり
(マイナビ調べ)

困ったことの内訳で最も多かったのは、「想定よりお金がかかった」でした。

出典:常陽銀行「留学にかかる費用」/マイナビ学生の窓口

授業料や滞在費は事前に把握しやすい一方、日本側の固定費や一時帰国費用が予算オーバーの原因になりやすいといえます。

長期留学の費用が安い方が人気?実際に人気の滞在先国は?

世界地図の上に置かれたパスポートとカメラなどの旅行グッズ

日本人に人気の留学先は、費用の安い国ばかりではありません。

日本学生支援機構(JASSO)の調査をもとに人気の理由を整理し、費用を抑えやすいおすすめの国も紹介します。

日本人に人気の留学先ランキング(JASSO調査)

2024年度に海外へ留学した日本人学生は約9万1,000人です。

行き先の割合を円グラフで見てみましょう。

日本人学生の留学先の割合(2024年度)

JASSO調査・留学した大学生など約9.1万人

留学した学生 約9.1万人
1アメリカ13.9%
2オーストラリア10.2%
3韓国9.2%
4カナダ7.4%
5イギリス5.9%
6台湾5.8%
7タイ5.3%
8フィリピン4.1%
9中国4.0%
10マレーシア3.4%
その他31.0%

地域別の合計

37.4% 31.8% 31.0%
欧米・オセアニア(4か国)アジア(6か国・地域)その他

アジアの6か国・地域を合計すると約3割(31.8%)で、1位のアメリカの2倍以上になります。

出典:日本学生支援機構(JASSO)「2024(令和6)年度日本人学生留学状況調査結果」。大学生などが対象で、留学者の約3分の2は1ヶ月未満の短期留学です。四捨五入のため、合計は100%になりません。長期留学に限ると傾向が異なる可能性があります。

最も費用の高いアメリカが1位であることから、「安さ」だけで行き先が選ばれているわけではないとわかります。

選ぶ理由は、大きく次の2つに分かれます。

欧米・オセアニア派
学びの質・環境を重視

アメリカ:大学の協定校や留学プログラムが多く、学びの選択肢が豊富

オーストラリア:時差が小さく治安も良い。アルバイトで費用を補える

アジア派
費用・距離を重視

距離:日本から近く、航空券が安い

物価:生活費を抑えやすい

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2026年9月28日更新 2026年10月9日

長期留学の費用を抑えやすいおすすめの国3選

費用を重視するなら、「総額」と「現地で働けるか」の2点で国を比べるのがおすすめです。

ほかの国も含めた比較は、留学費用が安い国ランキング10選で紹介しています。

フィリピン|マンツーマン授業で集中して学べる

フィリピン・セブ島の海とビーチ

フィリピンは、費用を抑えて英語を集中的に学びたい人に人気の国です。

語学学校の多くが寮と3食付きのため、生活費の見通しも立てやすくなります。

フィリピンの国旗フィリピン留学の費用まとめ

半年の費用

約84〜168万円

アメリカ・イギリスの約半額

マンツーマン授業

1日6〜8時間

語学学校の一般的な授業数

向いている人:短期間で集中的に英語力を伸ばしたい人
!ワーキングホリデー制度がないため、現地で働いて生活費を稼ぐことはできません

※3か国とも、授業料+滞在費の目安です(航空券・保険は含みません)。

マルタ|ヨーロッパの英語圏で最も費用を抑えられる

マルタ・ゴゾ島の港と石造りの街並み

マルタは地中海に浮かぶ英語圏の島国です。

ヨーロッパの雰囲気を味わいながら、欧米の中では費用を抑えて学べます。

マルタの国旗マルタ留学の費用まとめ

半年の費用

約130〜190万円

ヨーロッパの英語圏で最安

ワーキングホリデー

2026年1月開始

語学学校+就労が可能に

環境:温暖な気候の中、ヨーロッパ各国の学生と多国籍な環境で学べる
!新しい制度のため、求人や手続きの情報はまだ多くありません。最新情報を確認しましょう
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2026年7月6日更新 2026年9月17日

オーストラリア|働きながら費用を補える

オーストラリア・ゴールドコーストのビーチと高層ビル

オーストラリアは費用自体は高めですが、働きながら留学費用を補える仕組みが整っています。

人気ランキング2位に入っているのも、この点が大きな理由です。

オーストラリアの国旗オーストラリア留学の費用まとめ

半年の費用

約132〜204万円

費用自体は高め

最低賃金

時給 約3,000円

2026年7月改定

ワーキングホリデー:フルタイムなら月約48万円(税引前)の収入も見込める
学生ビザ:授業期間中も2週間で48時間までアルバイトができる
!学生ビザの申請料が約23万円と高額なので、出発前の予算に必ず入れておきましょう

※1オーストラリアドル=約113円で換算しています(2026年10月時点)。収入は勤務時間・職種により変動します。

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2026年7月14日更新 2026年8月17日

長期留学の資金計画|費用を抑える5つの方法

長期留学の資金計画と費用を抑える方法

長期留学には数百万円単位の費用がかかりますが、貯金・奨学金・現地就労などを組み合わせれば負担を大きく減らせます。

代表的な5つの方法を紹介します。

長期留学の費用を抑える5つの方法

タップすると各解説へ移動します

長期留学の貯金の目安と月々のペース

最も基本となるのが自己資金の貯金です。

JASSOの「海外留学経験者の追跡調査」による「実際にかかった費用の中央値」を目標にすると、月々の貯金額は次のとおりです。

留学期間別|目標額と月々の貯金額

JASSO追跡調査の中央値を目標にした場合

3ヶ月未満

約51万円

2年前から月約2.1万円

3年前から月約1.4万円

3〜6ヶ月未満

約118万円

2年前から月約4.9万円

3年前から月約3.3万円

6ヶ月〜1年未満

約206万円

2年前から月約8.6万円

3年前から月約5.7万円

半年以上の留学でも、3年前から始めれば月約5.7万円で目標額に届きます。

出典:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学経験者の追跡調査(令和7年度版)」。中央値を24ヶ月・36ヶ月で割った目安です。

準備期間が長いほど月々の負担は軽くなるので、留学を考え始めた時点で貯金計画を立てましょう。

社会人なら、ボーナスを留学資金に充てるのも有効です。

長期留学で使える奨学金(トビタテ・JASSOなど)

返済不要の給付型奨学金を使えれば、数十万〜数百万円単位で負担を軽くできます。

長期留学で使いやすい代表的な制度を4つ紹介します。

トビタテ!留学JAPAN(文部科学省)

パスポートを手に笑顔で集まる各国の留学生たち

文部科学省が民間企業と協力して実施する、返済不要の奨学金です。

2026年度(第18期)の大学生等向けは約250人を募集し、28日以上1年以内の留学が対象です。

トビタテ!留学JAPANの支給内容(2026年度・大学生等)

奨学金(月額)

12万円
または16万円

地域により異なる

留学準備金

21万円
または35万円

地域により異なる

授業料

30万円

全地域共通

家計基準を超える場合も月額6万円が支給されるため、所得が高めの家庭でも応募できます。

出典:文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」。金額は家計基準を満たす場合です。最新の募集要項を確認してください。

JASSO海外留学支援制度(協定派遣)

海外の大学キャンパスの校舎と芝生

在籍する大学などが、海外の協定校へ学生を派遣するプログラムに支給される奨学金です。

大学の交換留学や派遣留学を考えている人は、まず対象になるかを確認しましょう。

奨学金(月額)

8〜12万円

留学先の地域により異なる

渡航支援金

16万円

一定の家計基準を満たす場合

出典:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(協定派遣)」。JASSOに採択された大学のプログラムのみが対象で、窓口は在籍大学の留学担当部署です。トビタテとは同時に受けられません。

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2026年7月14日更新 2026年9月2日

JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)

海外の大学院で、修士号や博士号の取得を目指す人向けの給付型奨学金です。

支給額が大きい分、選考は難関なので、早めに準備を始めましょう。

奨学金(月額)

17.7〜38.8万円

留学先の国・地域により異なる

支援期間

修士2年・博士3年

学位取得コースの期間

出典:日本学生支援機構(JASSO)「2026年度海外留学支援制度(大学院学位取得型)選考結果について」

大学・自治体・民間財団の奨学金

在籍大学の独自制度や、自治体・民間財団の奨学金もあります。

国の制度より倍率が低いこともあるので、あわせて探すのがおすすめです。

大学独自の奨学金:国際交流センターや留学支援室が窓口です。協定校への留学に支給されることが多くあります
自治体の奨学金:「(住んでいる自治体名)+留学 奨学金」で検索すると見つかります
民間財団の奨学金:大学院留学向けに、学費まで支給する高額な制度もあります

奨学金は留学奨学金検索(文部科学省・JASSO)で、条件を絞り込んで探せます。

多くの奨学金は在籍校を通じて応募し、募集時期も決まっています。

渡航の半年〜1年前から情報を集めておきましょう。

ワーキングホリデー・学生ビザで現地就労する

18〜30歳なら、ワーキングホリデーで働きながら費用を補えます。

生活費だけでなく、語学学校の費用までまかなえるケースもあります。

ワーキングホリデーで見込める収入

最低時給でフルタイム(週40時間)働いた場合

オーストラリアの国旗オーストラリア
最低時給約3,000円
フルタイムの月収約48万円
イギリスの国旗イギリス
最低時給(21歳以上)約2,600円
フルタイムの月収約42万円

週40時間働けば、オーストラリアでは月約48万円の収入が見込めます。

※税引前の目安です。オーストラリアは2026年7月改定の最低賃金で計算しています。勤務時間・職種・為替により変動します。

ワーキングホリデーでなくても、学生ビザでアルバイトが認められている国があります。

主な国のルールは次のとおりです。

国学生ビザでのアルバイト
オーストラリア2週間で48時間まで
カナダ学期中は週24時間まで(対象コースのみ)
イギリス学位課程なら週20時間まで
アイルランド政府公認の25週以上のコースで週20時間まで
アメリカキャンパス内に限られる。ワーキングホリデー制度もなし

※語学学校のみの就学では働けない国もあります。ルールは変わることがあるため、各国の公式情報で確認してください。

アメリカは現地で稼ぐことが難しいため、費用は渡航前にすべて用意しておく必要があります。

長期留学に使える教育ローン

自己資金や奨学金で足りない分は、教育ローンで補う方法もあります。

代表的なのが、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」です。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

融資上限子ども1人450万円まで
3ヶ月以上の海外留学で、一定の要件を満たす場合
金利年4.05%(固定金利・保証料別)
2026年7月1日時点。ここ1年半ほどで大きく上昇
対象授業料のほか、航空運賃・パスポート・ビザ申請料など渡航にかかる費用

出典:日本政策金融公庫「国の教育ローン」。最新の金利・条件は公式サイトで確認してください。

借入額が大きいほど帰国後の返済も重くなります。

まず給付型奨学金を検討し、不足分をローンで補う順番がおすすめです。

語学学校の長期割引・キャンペーンを使う

多くの語学学校では、長期の申し込みに割引を用意しています。

複数の特典を組み合わせると、授業料をさらに抑えられます。

長期割引

10〜20%オフ

半年〜1年分の一括申込(アカデミックイヤーなど)

早期割引

5〜15%オフ

出発の3〜6ヶ月前に申込

エージェント特典

入学金無料など

留学エージェント経由の申込

※割引率・特典は学校や時期によって異なります。

キャンペーン内容は時期によって変わるため、早めに複数の学校やエージェントの情報を比べておきましょう。

長期留学のおすすめ
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※順位・評価は編集部による総合評価です。費用・サービス内容は2026年10月時点で各社公式サイトに掲載されている情報にもとづきます。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

エージェントごとの手数料やサポートの違いは、さらに詳しく比較した記事でも紹介しています。

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2026年8月27日更新 2026年9月16日

よくある質問(FAQ)

長期留学の費用や準備について、よく寄せられる質問をまとめました。

貯金額の目安や準備の始めどきに迷ったら参考にしてください。

Q

長期留学に必要な貯金額の目安は?

A

留学の総額に、予備費として15〜20%ほど上乗せした金額が目安です。
JASSOの追跡調査では、実際にかかった費用の中央値は3ヶ月未満で約51万円、3〜6ヶ月未満で約118万円、6ヶ月〜1年未満で約206万円でした。
ただし中央値には費用をかなり抑えた人も含まれるため、1年の留学なら予備費込みで400万円前後あると安心です。
フィリピンなど物価の安い国を選んだり、ワーキングホリデーで収入を得たりすれば、必要な貯金額は大きく下げられます。

Q

長期留学の準備はいつから始める?

A

出発の1年前が目安です。
奨学金は募集が年1回で締め切りも早いため、1年前には情報収集を始めましょう。
半年前までに国や学校を決めて申し込み、3〜6ヶ月前には早期割引を使って手続きを進めます。
学生ビザの申請や航空券の手配は、出発の2〜3ヶ月前までに済ませると安心です。
日本の携帯電話や保険などの固定費の整理も早めに進めましょう。
なお、貯金から始める場合は1年より前から計画的に準備する必要があります。

Q

長期留学中にアルバイトはできる?

A

国によっては学生ビザでもアルバイトが認められています。
例えばオーストラリアは2週間で48時間まで、アイルランドは政府公認の25週以上のコースに通う場合に週20時間まで働けます。
ただし条件は学校やコースの種類によって異なり、語学学校のみの就学では働けない国もあります。
アメリカは就労がキャンパス内に限られるため注意が必要です。
ワーキングホリデービザなら、より自由に働けます。
ルールは変わることがあるので、渡航前に各国の公式情報で確認しましょう。

Q

社会人が長期留学するならどのくらいの期間がベスト?

A

キャリアにつなげたいなら最低でも半年、できれば1年が理想です。
半年で日常会話をスムーズにこなせるレベル、1年でビジネスで使える英語力を目指せます。
30歳以下なら、語学学校に3〜6ヶ月通ったあとワーキングホリデーで働く組み合わせも、費用を抑えつつ実務経験を積める方法として人気です。
帰国後の転職活動も見据えて、帰国時期から逆算して期間を決めましょう。

Q

長期留学と短期留学、結局どちらがコスパが良い?

A

1日あたりの費用で比べると、長期留学のほうが割安です。
航空券や入学金などの固定費が長い期間に分散され、語学学校の長期割引も使えるためです。
JASSOの追跡調査でも、長期留学経験者の満足度は短期を上回っています。
語学力の定着を考えても、短期留学を何度も繰り返すより1回の長期留学のほうが効果的といえます。

Q

円安になると、長期留学の費用はどれくらい変わる?

A

授業料や滞在費は現地の通貨で支払うため、円安が進むほど費用は上がります。
例えば1ドル150円が160円になると、1万ドル(約150万円)の支払いは約10万円増えます。
1年の留学では影響が数十万円になることもあるため、予備費を多めに見込み、まとまった支払いは為替の動きを見ながら分けて両替・送金するのがおすすめです。

【まとめ】長期留学の費用は3ヶ月80万円・半年180万円・1年350万円程度

長期留学の費用は、行き先・期間・留学スタイルで大きく変わります。

同じ1年でも国によって400万円以上の差が出るため、目的と予算の両方から計画を立てることが大切です。

この記事のまとめ

・期間別の相場(語学留学):3ヶ月42〜171万円、半年84〜342万円、1年160〜640万円
・実際にかかった費用の中央値:3ヶ月未満 約51万円、3〜6ヶ月未満 約118万円、6ヶ月〜1年未満 約206万円
・費用の内訳:渡航費・授業料・滞在費・保険・ビザ申請料・現地生活費の6項目
・予備費:日本の固定費や一時帰国費用に備え、総予算の15〜20%を確保
・費用を抑える方法:物価の安い国選び、ワーキングホリデーやアルバイト、トビタテ!留学JAPANなどの給付型奨学金、語学学校の長期割引

長期留学は決して安い投資ではありませんが、語学力に加えて、異文化の中で得た経験や視野の広がりは一生の財産になります。

まずは「何のために留学したいのか」を明確にするところから始めてみてください。

長期留学の費用、自分の場合はいくらになる?

国・期間・予算のどれか1つでも決まっていれば、そこから逆算できます

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