「ハワイの大学に留学したい」と思って調べ始めると、たいてい最初にぶつかるのが費用の壁です。
ハワイ大学マノア校の学費を見て、そのまま検索をやめてしまう人も少なくありません。
でも、ハワイの大学に通う方法は「4年間フルで通う」だけではありません。
コミュニティカレッジから編入するルートもあれば、3週間だけ大学のキャンパスで学べる短期プログラムもあります。
この記事では、ハワイの大学の特徴から、留学生が実際に払う学費、学校ごとの違い、入学条件、3週間から行ける短期プログラムまでを整理しました。
診断ブロックもあるので、まず自分がどのルートに向いているかを確かめてから、費用の話に進んでください。
この記事を書いた人
目次
読み進める前に、まず30秒の診断で「自分が最初に検討すべきルート」を確かめてみてください。
2つの質問に答えるだけで、結果からそのまま該当セクションに飛べます。
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留学カウンセラー
りょう
ハワイの大学の特徴と魅力

ルートや費用の話に入る前に、そもそもハワイの大学がどういう場所かをご説明します。
まず知っておきたいのは、ハワイにある大学のほとんどが、州が運営する10校のグループにまとまっていることです。
日本のように大学が1校ずつ独立して並んでいるのではなく、10校でひとつの組織になっています。
これを「ハワイ大学機構(University of Hawaiʻi System)」と呼びます。
この10校に加えて、ハワイパシフィック大学やシャミナード大学といった私立の大学もあります。
私立は州の運営ではないため学費の決まり方が違い、成績に応じた奨学金の枠を独自に持っているのが特徴です。
数字で見るハワイの大学
まず全体像を数字で押さえておくと、このあとの学校選びが読みやすくなります。
州立ハワイ大学システム
10キャンパス
4年制3校+コミカレ7校
マノア校の学生数
約2万人
州内最大の総合大学
留学生の比率
5〜6%程度
マノア校の全学生に占める割合
州民との授業料差
約3倍
留学生は非居住者料金
ハワイの大学で学ぶ3つの価値
「なぜハワイなのか」を言葉にできると、学校選びの軸がぶれません。
ハワイの大学ならではの価値は、大きく3つに整理できます。
同じ学位に、複数の「入口」がある
4年制に直接入る道だけでなく、同じ州立システム内のコミュニティカレッジから編入する道があります。卒業証書は同じでも、入口の選び方で総額を数百万円単位で調整できるのがハワイの大きな特徴です。
土地に根ざした専攻が強い
海洋学・天文学・火山や環境の研究、観光経営やホスピタリティなど、ハワイという立地そのものが研究・実習のフィールドになる分野に強みがあります。教室で学んだことを、その足で確かめに行ける環境です。
英語ゼロから学位まで、受け皿が1か所に揃う
3週間の英語プログラムから、条件付き入学、コミカレ、4年制まで。今の英語力がどの段階でも、同じ島の中に次の一歩があるため、行ってから進路を組み替えることもできます。
一方で、留学生の授業料が州民の約3倍になること、ホノルルの住居費が高いことは避けて通れません。
だからこそ、次に見る「どのルートで通うか」の判断がそのまま総額を左右します。
ハワイの大学に通う3つのルート|学位・編入・短期
ハワイの大学に通う道は、大きく3つに分かれます。
学校名を調べる前にここを押さえておくと、あとの費用や入学条件の話が一気に整理できます。
① 学位留学(4年制大学に正規入学)
② コミュニティカレッジ経由で編入(2+2)
③ 短期・語学プログラム(大学のキャンパスで学ぶ)
ゴールが「学位」なのか「英語力と体験」なのかで、進む道が変わります。迷ったら、まず③で現地を確かめてから①②に進むという順番も現実的です。
3つのルートを、年数・費用・英語力の目安で並べたのが下の表です。
ルート名をタップすると、それぞれの解説に飛べます。
※費用は授業料と生活費を含む1年あたりの目安で、各校が公表する2026-27年度のCost of Attendanceをもとにしています。このほか学校・滞在方法・時期・為替で変動します。円換算は1ドル=160円(2026年8月時点で1ドル=約159円)で計算しています。
1. 学位留学|4年制大学に正規入学して学士号を取る
ハワイ大学マノア校などの4年制大学に入学し、4年かけて学士号を取るルートです。
専攻を決めて現地の学生と同じ授業を受けるため、得られるものは大きい一方、留学生(非居住者)の授業料はハワイ州民の3倍近くになります。
高校の成績と英語スコアの両方が求められるので、準備期間も1年前後は見ておきたいところです。
2026年7月15日更新 2026年8月12日
2. コミュニティカレッジ編入|2年通ってから3年次に上がる
カピオラニ・コミュニティカレッジ(KCC)などで2年間学び、準学士号を取ってからハワイ大学マノア校の3年次に編入するルートです。
コミュニティカレッジの授業料は4年制大学よりかなり低く、入学時に求められる英語スコアも高くありません。
同じマノア校の卒業証書を目指しながら、最初の2年の学費を大きく抑えられるのが最大の利点です。
2026年7月30日更新 2026年8月5日
3. 短期・語学プログラム|3週間から大学のキャンパスで学ぶ
ハワイ大学マノア校のキャンパス内で開講される英語集中プログラム(NICEなど)に参加するルートです。
3週間の短期コースなら学生ビザが不要なものもあり、社会人の休暇や大学生の長期休みでも参加できます。
学位は取れませんが、大学の図書館やカフェテリアを使いながら現地の学生と交流できるため、「ハワイの大学が自分に合うか」を確かめる下見としても有効です。
留学カウンセラー
りょう
ハワイの大学の学費と留学費用|1年でいくら必要?

ハワイ留学の費用は「学費」と「生活費」を分けて考えると見通しが立ちます。
ハワイ大学の授業料は州民と留学生で3倍近く違い、さらにホノルルは全米でも家賃が高い都市です。
ここでは学校別の学費と、生活費を含めた総額の目安を順に見ていきます。
学校別の年間学費と、生活費を含めた総額の目安
下の表は、留学生がフルタイムで1年在籍した場合の学費と、大学が公表する生活費見積もりを加えた総額です。
同じ「ハワイ大学」でも、キャンパスを変えるだけで学費が年200万円以上変わります。
もう一つ見落とせないのが、学費を4分の1に抑えられるカピオラニCCでも、総額では寮のあるヒロ校と大きく変わらないという点です。
ホノルルの住居費が、学費の差を打ち消してしまうためです。
1年間の費用の内訳|何にいくらかかるのか
マノア校が公表している2026-27年度の見積もり(留学生・学外アパート)をもとに、内訳を4つに分けました。
ハワイの場合、生活費のなかでも住居費の比重がとても大きくなります。
授業料(年)
約540万円前後
$33,792+フィー$882
住居費(年)
130〜215万円
寮$8,222/学外$13,478
食費・交通(年)
130〜150万円
食費$6,762+交通$2,670
教材・雑費(年)
約65万円
教材$1,330+雑費$2,698
予算からルートを逆算する早見表
「いくらまでなら出せるか」が先に決まっている場合は、予算からルートを選ぶほうが早いです。
年間予算ごとに、現実的な選択肢をまとめました。
見落としやすい追加費用
学費と滞在費だけで予算を組むと、渡航直前に足りなくなります。
ハワイ留学で特に見落としやすい費用を挙げておきます。
これらを合わせると、初年度は50〜100万円ほどが「学費・住居費以外」で必要になると考えておくと、あとで慌てずに済みます。
2026年7月13日更新 2026年8月4日
無料で相談できる留学エージェントの比較
学校選びと費用の組み立ては、無料で使えるエージェントに相談しながら進めるのが効率的です。手数料無料で使える主なエージェントを比較しました。
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※評価は各社のGoogle口コミ評価(2026年7月時点)を参考にしています。費用・サービス内容は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
学費を抑える最短の方法|カピオラニCCからマノア校へ編入する
マノア校の学位を取りたいけれど学費が厳しい場合、最も効果が大きいのが「最初の2年をコミュニティカレッジで過ごす」方法です。
同じ4年で卒業しながら、学費だけを比べると差は明確です。
4年すべてマノア校(学費のみ)
2年KCC+2年マノア校(学費のみ)
点線の部分が、編入ルートで浮く学費です。卒業証書は同じマノア校でも、学費だけで約800万円の差が生まれます。
※マノア校 $33,792×4年、KCC $8,280×2年+マノア校 $33,792×2年で試算(1ドル=160円)。授業料のみで、生活費・フィーは含みません。取得単位数・在籍年数・為替で変動します。
ただし編入には注意点もあります。取得した単位がすべて認定されるとは限らないため、入学時点から「編入前提の履修」を組む必要があります。
ここを独学で組むと1学期分を無駄にすることがあるので、編入実績のある学校とカウンセラーを使って計画するのが安全です。
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ハワイで留学できる大学・カレッジ6校を比較

費用感がつかめたら、次は具体的な学校です。
ハワイには州立のハワイ大学システム(4年制3校とコミュニティカレッジ7校)と、私立の大学・カレッジがあります。
いま出願先として現実的に検討できる主な6校を、留学生が払う年間授業料つきで並べました。学校名をタップすると、その学校の紹介に飛べます。
主要6校 学費・タイプ比較表
学校名をタップすると、その学校の詳しい紹介にジャンプします
※年間授業料は留学生(非居住者)が12単位以上フルタイムで在籍した場合の額で、各種フィー・滞在費・生活費は含みません。コミュニティカレッジは年24単位で計算。私立大学の金額は公表資料をもとにした概算のため、必ず各校公式サイトで最新額を確認してください。1ドル=160円換算。なお、日本人にもよく知られたハワイ東海インターナショナルカレッジは2029年に教育活動を終了する予定のため、この表には含めていません。
ハワイ大学マノア校|ハワイ留学の第一候補になる州立の主力校

ハワイ大学システムの中心となる州立の総合大学で、学生数は約2万人。
ホノルルのマノア地区にあり、ワイキキからバスで30分ほどという立地です。
海洋学・天文学・観光経営など、ハワイという土地を活かした分野に強みがあります。
「ハワイの大学」と聞いて多くの人が思い浮かべるのがこの学校です。
総合的な人気度:★★★★★ 4.8
難易度で誤解されやすいのが、マノア校が州立大学なのでハワイ州民を優先して受け入れるという点です。
州民は3.2以上のGPAと必要科目の履修で入学が認められる一方、留学生の最低ラインはGPA3.00で、実際に合格した学生の成績はこれよりかなり上に分布しています。
※合格者のGPA中間レンジは、マノア校が公表している2025年秋入学の合格者データ(25〜75パーセンタイル)です。年度により変動します。
ハワイ大学ヒロ校|ハワイ島の落ち着いた環境で学べる

ハワイ島ヒロ市にある州立4年制大学です。オアフ島の賑わいから離れ、自然に囲まれた環境で学べます。
留学生の授業料はマノア校の6割程度で、同じハワイ大学の学位を目指しながら学費を年200万円以上抑えられるのが最大の魅力です。
ホノルルより家賃相場も落ち着いており、寮を使えば総額をさらに下げられます。天文学や火山・環境分野に関心がある人には特に相性のよい立地ですが、都市の利便性やインターンの選択肢はオアフ島に劣ります。
総合的な人気度:★★★★★ 4.2
ハワイ大学ウェストオアフ校|開発が進むカポレイの新しいキャンパス

オアフ島西部のカポレイにある州立4年制大学です。
ホノルルに次ぐ第2の都市として開発が進むエリアにあり、キャンパスも比較的新しく整っています。
授業料はヒロ校と同水準に設定されているため、オアフ島に住みながら学費を抑えたい人には有力な選択肢です。
ビジネス・教育・公共政策系の学部が中心で、学部の選択肢はマノア校より限られます。
総合的な人気度:★★★★★ 3.9
2026年7月29日更新 2026年8月12日
カピオラニ・コミュニティカレッジ(KCC)|編入ルートの定番

ダイヤモンドヘッドのふもとにある州立2年制カレッジで、マノア校への編入プログラムが充実していることで定評があります。
ハワイ大学システムのコミュニティカレッジは留学生の授業料が1単位$345で、年24単位なら$8,280(約133万円)。4年制大学の4分の1程度の学費で最初の2年を過ごせます。
リベラルアーツのほか、ホスピタリティ・医療系・ESOL(英語)のコースがあり、準学士号を取ってマノア校などの3年次へ編入するのが王道ルートです。
総合的な人気度:★★★★★ 4.6
なお、留学生の授業料1単位$345はハワイ大学の7つのコミュニティカレッジで共通です。
オアフ島にはKCCのほかに3校あり、学費が同じまま学べる分野を選べます。編入を狙うならKCC、専門技能を身につけたいなら他校という選び方ができます。
2026年7月24日更新 2026年8月5日
ハワイパシフィック大学(HPU)|ダウンタウン中心の私立総合大学

ホノルルのダウンタウンを拠点とする私立の総合大学です。
学生の国籍が多様で、留学生の受け入れに慣れているのが特徴です。私立大学は成績・課外活動に応じた奨学金の枠があるため、実際の負担が公表額より下がるケースがあります。
海洋生物学・看護・ビジネスなどが人気分野で、州立大学とは違う実務寄りのカリキュラムを求める人に向いています。
総合的な人気度:★★★★★ 4.3
シャミナード大学|少人数教育のカトリック系私立大学

ホノルルのカイムキ地区にある私立大学で、学生数は2千数百人と小規模です。
1クラスの人数が少なく、教員との距離が近い環境で学べます。ワイキキから車で10分ほどという立地の良さもあります。大人数の講義が苦手な人や、手厚いサポートを受けながら学位を目指したい人に向いています。
総合的な人気度:★★★★★ 4.0
2026年7月15日更新 2026年8月4日
【重要】ハワイ東海インターナショナルカレッジは2029年に教育活動を終了予定

ハワイ留学を調べていると必ず名前が挙がるのが、オアフ島カポレイにある私立2年制のハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)です。東海大学の海外教育機関として1992年に設立され、少人数の英語準備課程から準学士号取得、4年制大学への編入までを日本語のサポート付きで目指せる学校でした。
ただし2026年3月5日、同校は理事会が教育活動を段階的に終了する計画を承認したと公表しました。
在籍者と最終募集で入学した学生が課程を修了できるよう、複数年の移行期間(ティーチアウト)を設けて運営を続ける方針です。認証機関のACCJCも、2029年9月28日付での会員資格の任意返上を受理しています。
総合的な人気度:★★★★★ 2.5
つまり今から出願できる枠は残っていますが、入学のタイミングによっては在学中に学校が終了時期を迎えます。
準学士号を取ってから編入するつもりなら、2028年4月入学が最後のチャンスで、そこから2年在籍すると終了時期と重なります。
編入の実績が豊富な学校ではあるものの、「卒業まで在籍できるか」を必ず学校に直接確認したうえで判断してください。同じ2年制からの編入を狙うなら、募集終了の心配がないハワイ大学のコミュニティカレッジのほうが現時点では安全な選択になります。
※2026年8月時点。同校公式サイトの「Future of HTIC」および2026年3月5日付の告知、ACCJCのアクションレターに基づきます。エージェントや情報サイトの多くはまだこの発表を反映していないため、他サイトの情報だけで判断しないようご注意ください。今後の運営方針は変わる可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
2026年7月23日更新 2026年8月5日
3週間から行けるハワイの短期留学プログラム

「4年間は無理でも、大学のキャンパスで学んでみたい」という人の選択肢が短期プログラムです。
ハワイ大学マノア校には、キャンパス内で開講される英語プログラムが複数あります。主なものは次の3つです。
NICE(会話中心の英語集中コース)
マノア校のOutreach College(生涯教育部門)が開講。会話力とコミュニケーション能力を伸ばし、異文化理解を深めることを目的にしています。3週間と10週間のコースがあります。
HELP(アカデミック英語のプログラム)
大学の授業についていくための英語を学ぶプログラムです。マノア校への条件付き入学のルートとしても使われます。進学を見据えている人はこちらが軸になります。
コミュニティカレッジのESOL・短期コース
カピオラニCCなどが提供する英語コースです。そのまま同じ学校の正規課程へ進みやすいのが利点で、編入を視野に入れた助走に向いています。
NICEプログラム 3週間コース|学生ビザなしで参加できる

年に4〜6回開講される3週間の短期コースです。
学生ビザが必要ないため、社会人の休暇や大学生の長期休みでも参加できます。
授業はマノア校のキャンパス内で行われ、大学のInterchange学生との会話セッション、フラのワークショップ、博物館や史跡への校外活動が組み込まれています。
参加は18歳以上で、初日のスピーキングテストで5段階のレベルに振り分けられます。
NICE 10週間コース・HELP|英語力を本気で伸ばす

10週間のNICEは1月・4月・7月・10月に開講し、文法・リスニング・スピーキング・総合力の科目に分かれます。
F-1学生ビザで通う場合は4科目すべての受講が必須で、時間が限られている人は1〜3科目だけ選ぶこともできます。
スピーキングと総合力の時間は、ビジネス英語・アカデミック英語・コミュニケーションから目的に合わせて選択できます。ハワイ大学の学生と交流する時間もカリキュラムに含まれています。
期間ごとに「何ができるか」を整理すると、自分の使える時間から選びやすくなります。
※到達度は開始時のレベル・学習量により個人差があります。
短期プログラムには相性のはっきりした特徴があります。申し込む前に確認しておきたい点をまとめました。
向いている人
・休暇が3〜4週間しか取れない
・英語スコアがまだない
・進学前に現地を見ておきたい
・大学のキャンパスで学びたい
注意したい点
・単位や学位は取れない
・日本人・アジア圏の比率が高め
・観光モードになりやすい
・10週間はビザ準備の時間が必要
2026年7月30日更新 2026年8月5日
ハワイの大学の入学条件と出願スケジュール

ハワイの大学の入学条件は、「高校(または大学)の成績」「英語力の証明」「学費を払えることの証明」の3点が軸になります。
4年制大学とコミュニティカレッジでは求められる水準が違うので、まず並べて確認しましょう。マノア校の出願締切は秋入学が4月1日、春入学が10月1日(いずれも最終締切)です。
※マノア校の英語基準は2段階です。TOEFL iBT 61/IELTS 6.0/英検準1級(または2級A・2150)/Duolingo 95で「英語集中支援(ELI)を受けながらの入学」が可能で、支援を免除されるにはTOEFL iBT 100/IELTS 7.0が必要です。プログラム・学部により基準が異なり、締切や必要書類も毎年更新されるため、必ず各校公式サイトの募集要項をご確認ください。
英語スコアが足りないときの2つのルート
「TOEFLがまだ足りない」という理由で諦める必要はありません。
ハワイには、スコアが基準に届いていない段階から始められるルートが2つあります。
HELP経由の条件付き入学
マノア校には、英語プログラム(HELP)の修了を条件に入学を認める仕組みがあります。条件の解除は「HELPの400レベルを2ターム、GPA3.75以上で修了」または「TOEFL iBT 61/IELTS 5.0以上の提出」のいずれかです。ただしこの制度で選べる専攻は人文・言語・自然科学・社会科学系などのリストに限定され、SAT/ACTスコアの提出も求められます。要件は改定されるため、出願時点の公式情報で必ず確認してください。
コミュニティカレッジから始める
KCCなどのコミュニティカレッジは英語基準が低く、必要ならESOL(英語コース)と並行して単位を取れます。学費も抑えられるため、スコア不足と費用の両方を同時に解決できるのが強みです。
渡航12か月前からの出願スケジュール
アメリカの大学は、出願から入学許可、ビザ取得までに時間がかかります。
秋(8月)入学を目指す場合の逆算スケジュールが下の通りです。
12か月前|学校とルートを決め、英語試験を受け始める
志望校と入学時期を固め、TOEFLまたはIELTSの受験計画を立てます。スコアは一度で決まらない前提で、複数回の受験枠を確保しておきます。
4〜6か月前|締切までに出願書類をそろえて提出する
マノア校の最終締切は秋入学が4月1日、春入学が10月1日です。英文の成績証明書・卒業証明書、財政証明、パスポートなどを準備します。成績証明書は学校から直接大学へ郵送される必要があり、本人が持参・郵送したものは公式書類として受理されません。取得に数週間かかるため、早めに動くのが安全です。
4〜6か月前|合格通知とI-20を受け取る
合格すると、学生ビザの申請に必要な書類(I-20)が発行されます。この書類が届かないとビザの手続きに進めないため、住所や氏名の表記ミスがないか必ず確認します。
2〜3か月前|学生ビザの申請と面接
ゴールSEVIS費$350とビザ申請料$185を納付し、大使館・領事館での面接を受けます($250のVisa Integrity Feeを徴収する領事館もあります)。面接の予約枠は時期によって埋まりやすいため、I-20が届いたらすぐ動くのが基本です。あわせて滞在先の手配と健康診断・予防接種記録の準備も進めます。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月23日更新 2026年8月5日
2026年9月から変わる学生ビザの在留ルール(出願前に必ず確認)
4年制大学への進学を考えている人が、いま最も確認しておきたい変更です。
米国土安全保障省(DHS)は2026年7月17日に最終規則を公表し、F-1(学生)の在留について「在学中は滞在できる」という従来の扱い(Duration of Status)を廃止しました。
2026年9月15日の施行が予定されています。
コミュニティカレッジから4年制大学へ編入する場合は在籍が4年を超えるため、この規則の下では在学中に延長手続きが必要になる場面が出てきます。
すでに在留している人への移行措置や、同じ学位レベルの学び直しへの制限なども含まれる大きな改正です。制度の細部は今後の追加ガイダンスで変わり得るため、出願前に必ずDHS・USCISの公式情報と、進学先の留学生オフィスの案内を確認してください。
※2026年8月時点の情報です。この規則は最終規則として公表済み(連邦官報 91 FR 44976)ですが、施行日や運用は変更される可能性があります。
2026年8月6日更新 2026年8月7日
ハワイでの学生生活のリアル|生活費・治安・気候
ハワイは日本から近く、日本語が通じる場面も多い留学先です。
ただ「暮らす」という視点で見ると、旅行のイメージとは違う面もあります。留学前に知っておきたい4点を挙げます。
住居費が全米でも高い水準
ホノルルは家賃相場が高く、留学生の多くはルームシェアか学生寮を選びます。学費以外でいちばん予算を圧迫するのがここなので、滞在先を先に決めてから予算を組むのが失敗しない順番です。
交通はバス中心で車は必須ではない
オアフ島は路線バス(TheBus)が島内を広くカバーしており、学生向けのパスもあります。マノア校はワイキキからバスで30分ほどの距離です。
気候は年間を通じて安定している
一年中温暖で、厚手のコートは基本的に不要です。ただし教室の冷房は強めなので、羽織るものは持っていくと快適に過ごせます。
医療費は高く、保険への加入が前提
アメリカの医療費は高額で、学校が指定する医療保険への加入を求められる場合があります。日本の保険で代替できるかは学校ごとに違うので、入学手続きの段階で確認してください。
ハワイ留学のメリットと、覚悟しておくべき点
留学先としてのハワイは、良い面とそうでない面がはっきりしています。両方を知ったうえで選ぶほうが、渡航後の落差が小さくなります。
日本から近く、時差の負担が小さい
直行便で行ける距離にあり、家族が訪ねてきやすいのも安心材料です。初めての長期留学でも心理的なハードルが低くなります。
多文化が前提の環境で学べる
アジア系の住民が多く、「外国人であること」が特別視されにくい土地です。英語に自信がない時期でも過度に緊張せず過ごせます。
観光・ホスピタリティ分野の学びと実地が近い
観光が主要産業のため、ホスピタリティや観光経営を学ぶうえで現場が身近にあります。学んだことを現地で確かめられる環境です。
物価と家賃が高く、総額が膨らみやすい
学費が同じでも、生活費で他州より年に数十万円多くかかることがあります。予算は生活費から先に固めるのが安全です。
日本語が通じるぶん、英語を使わずに過ごせてしまう
街には日本人観光客が多く、日本語対応の店も少なくありません。一方でマノア校の留学生比率は全体の5〜6%程度とされ、キャンパス内で日本人に囲まれることはまれです。差が出るのは授業の外で、意識して英語環境に身を置かないと伸びないまま帰国することになります。
学生ビザでの就労には制限がある
「学費を現地のアルバイトで補う」という前提は立てにくいと考えてください。就労の可否と条件は学校の規定と最新の公式情報で確認が必要です。
2026年8月6日更新 2026年8月7日
ハワイ留学・大学に関するよくある質問
相談の場で実際によく出る質問をまとめました。
2026年7月18日更新 2026年8月5日
まとめ|ハワイの大学はルート選びで費用が変わる
ハワイ留学で大学に通う方法は1つではありません。学校名から探す前に「学位が欲しいのか、英語と体験が欲しいのか」を決めるだけで、選ぶべきルートと必要な金額がはっきりします。
この記事のまとめ
費用の幅が大きい留学先だからこそ、最初の組み立てで総額が決まります。どのルートが自分の予算と英語力に合うのか迷ったら、無料相談で見積もりを取って比べてみてください。
どのルートが自分に合うか、
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