「ギリホリ」という言葉を見つけて、少しドキッとした方もいるのではないでしょうか。
年齢制限ギリギリでワーキングホリデーに行くことを指す言葉で、ワーホリ経験者のあいだではすっかり定着しています。
29歳・30歳になって「もう遅いかもしれない」「今から動いて間に合うのかな」と迷っている方は本当に多いです。夢カナのカウンセリングにも、30歳前後の方からのご相談は毎日のように届いています。
結論からお伝えすると、31歳の誕生日の前日までなら、ワーホリビザの申請はまだ間に合います。この記事では、ギリホリの意味と年齢のラインから、間に合う国・誕生日からの逆算スケジュール・費用・現地の仕事・帰国後のキャリアまでをまとめて解説します。
この記事を書いた人
目次
本題に入る前に、いま何がいちばん引っかかっているかで読む場所を決めてしまうのも手です。近いものをタップすると、その答えに飛べます。
ギリホリとは?意味と年齢のライン
「30歳になった時点でもう無理」と思い込んでいる方は、実はかなり多いです。でも、年齢のカウント方法は多くの方がイメージしているものと少し違います。言葉の意味とあわせて、ここから見ていきましょう。
ギリホリの意味と「雇うならギリホリ」と言われる理由
ギリホリとは、「ギリギリ」と「ワーホリ」を掛け合わせた造語で、年齢制限ギリギリの29〜30歳でワーキングホリデーに行くことを指します。SNSやワーホリ経験者のブログを中心に広まった言葉で、公式な制度名ではありません。
語感から「駆け込みで残念な感じ」と受け取ってしまう方もいますが、現地では逆の使われ方をすることも多いんです。「雇うならギリホリを雇え」と言われることがあるくらいで、その理由は社会人経験がある・目的がはっきりしている・お金の準備ができているという3点にあります。
社会人経験がある
日本で数年働いた実績があり、現地の雇用主から見ても「仕事を任せられる人」として判断しやすくなります。
目的がはっきりしている
1年しかないと分かっているぶん、渡航後の動き出しが早く、時間の使い方に無駄がありません。
お金の準備ができている
生活に追われず仕事を選べるので、条件の合わない職場に飛びつかずに済みます。
ギリホリは何歳まで?31歳の誕生日前日までに申請すればいいというライン
ワーホリの年齢制限は多くの国で「18〜30歳」とされていますが、これは申請する時点の年齢のことです。ここを混同したまま準備を始める方が多いので、3つの期限を分けて押さえておきましょう。
30歳で申請すれば、渡航は31歳になってからでも問題ない
ここを知らずにあきらめてしまう方が本当に多いのですが、ビザさえ取れていれば、出発が31歳になっていても大丈夫です。滞在中に32歳の誕生日を迎えても、ビザの有効期限内なら問題ありません。
つまり、30歳の方が考えるべきなのは「いつ出発するか」ではなく「誕生日までに申請を終えられるか」。仕事の引き継ぎや退職のタイミングは、ビザを取ったあとにゆっくり調整できます。まずは申請を先に進める、という順番を覚えておいてくださいね。
30歳で申請した場合の年齢の進み方
申請
30歳
誕生日前日
までに提出
入国
31歳
誕生日を
過ぎてもOK
滞在中
32歳
有効期限内
なら継続可
見るべきは「出発日」ではなく「申請日」です
2026年7月8日2026年7月24日
カウンセラー
まみ
ギリホリがやめとけと言われる4つの理由
「ギリホリ やめとけ」と検索した方も多いのではないでしょうか。カウンセリングで実際に聞く不安も、だいたい次の4つに集まります。ひとつずつ、現実と突き合わせてみましょう。
就職の不利は、ワーホリではなく年齢による変化
30代は「未経験歓迎」の求人が減り、経験やスキルを問われる場面が増えます。ただしこれは行かなくても同じ条件です。評価が分かれるのは、1年間を何をしてきたかで説明できるかどうかです。
年下が多いのは事実。ただし現地は年齢を気にしない
夢カナの利用者2,146人への独自アンケートでは、渡航時の年齢は20〜24歳が46.8%、25〜29歳が31.9%で、20代だけで約8割でした。それでも現地の語学学校やシェアハウスは世界中から人が集まる場所で、日本ほど年齢を意識する文化ではありません。
収入は止まるが、ワーホリは現地で働けるビザ
日本での収入が一度止まるのは事実です。ただ、留学と違ってワーホリは就労が認められた制度なので、現地の収入で費用の一部を取り戻せるのが大きな違いです。
英語の不安は年齢ではなく、渡航前の準備で決まる
英語に自信がないまま出発すると日本語環境に頼りがちになり、1年後もあまり変わらなかったというパターンに陥りやすくなります。逆に言えば、渡航前から練習を始めておくだけでこの不安はかなり小さくできます。
逆に、ギリホリだからこそ有利になる4つのこと
不安ばかりを見てきましたが、30歳前後で行くからこその強みも確実にあります。ここは20代前半の方には出せない武器です。
ギリホリを経験した人のリアルな声
とはいえ、いちばん知りたいのは「実際に行った人はどうだったのか」ですよね。夢カナ留学を通じて29〜30歳で渡航された方の声を、国別に3つ集めました。
M.T.さん
渡航時29歳/オーストラリア
年齢のことが引っかかってなかなか決められずにいたものの、カウンセリングで背中を押されて渡航を決意。現地では3週間ほどでカフェのバリスタとして採用が決まり、英語も日に日に伸びていったそうです。「30歳になる前に動いて本当によかった」と振り返っています。
K.N.さん
渡航時30歳/カナダ
まさに30歳ギリギリでカナダ行きを決めた方です。渡航前から英語の練習を続けていたおかげで、日本語がまったく通じない職場でもすぐに馴染めたとのこと。「年齢を言い訳にせず行動してよかった」という言葉が印象的でした。
S.Y.さん
渡航時29歳/アイルランド
社会人5年目、29歳でアイルランドへ渡航された方。年齢制限のことをご存じないままご相談に来られましたが、条件を確認してスムーズにビザを取得できました。ダブリンでの生活は刺激が多く、英語力も格段に伸びたそうです。
※夢カナ留学の利用者アンケート・口コミをもとに再構成しています。
3人に共通しているのは、年齢を理由に迷っていた期間があったこと、そして渡航前の準備をしていたことです。社会人経験を積んでから渡航した方の「その後」は、こちらの記事でキャリアまで含めて紹介しています。
2026年6月19日2026年7月9日
それでも迷うなら、この条件で判断する
不安と強みの両方を見てもまだ決めきれない、という方へ。判断材料になる条件を並べました。左に3つ以上当てはまるなら、迷うより動いたほうが後悔は少ないはずです。
向いている人
・行かなかったら一生後悔しそう
・貯金50万円以上を用意できる
・帰国後の仕事のイメージがある
・語学や海外経験を足したい
・家族の理解が得られている
先に整理したい人
・今の仕事から逃げたいだけ
・貯金ゼロで現地収入が前提
・帰国後を考えたくない
自分がギリホリに向いているか、まだ判断できていませんか?
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夢カナ留学は、ワーホリ専門のエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。年齢のことも含めて、あなたの状況に合うかどうかを一緒に整理します。
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ギリホリでも申請できる国と年齢条件
日本は2026年時点で32か国・地域とワーキングホリデー協定を結んでいます。ほとんどの国が上限30歳ですが、発給枠や抽選の有無は国によって大きく違います。ギリホリを狙う方は年齢だけでなく、この枠を必ず確認してください。
※出典:外務省「ワーキング・ホリデー制度」(2026年4月1日現在、32か国・地域)。発給枠・要件は変更される場合があるため、渡航前に必ず外務省および各国の駐日大使館の公式情報をご確認ください。
30歳まで申請できない例外の国もある
ギリホリ世代がとくに注意したいのが、アイスランド(18〜26歳)と韓国(原則18〜25歳)です。韓国は駐日韓国大使館・領事館が認める場合に30歳以下まで申請できますが、領事館によって案内が異なることがあるため、26歳以上の方は必ず管轄の領事館に確認してください。
反対に、オーストラリア・カナダ・アイルランドは協定文では18〜25歳とされていますが、実務上は他の国と同じく30歳まで運用されているとされます。25歳を過ぎているからと候補から外す必要はありません。
抽選・定員がある国は早く動かないと間に合わない
ここがギリホリ最大の落とし穴です。カナダは抽選制(IEC)のため、招待が届くまで数ヶ月待つことがあります。イギリスのYMSも抽選制で、募集タイミングを逃すと次まで待つことになります。
つまり、誕生日まで残り半年を切っている方は、抽選のない国を第一候補にしたほうが確実ということ。オーストラリア・ニュージーランド・ドイツなどは発給枠に上限がなく、比較的スムーズに進められます。
抽選・定員あり
・カナダ(IEC)
・イギリス(YMS)
・アイルランド(800人)
残り半年を切ったら避けたい
発給枠に上限なし
・オーストラリア
・ニュージーランド
・ドイツ
時間がない人の第一候補
「35歳まで行ける」という情報は本当なのか
SNSで見かける「ワーホリは35歳まで引き上げられた」という情報ですが、日本国籍の方には当てはまりません。オーストラリアがカナダやイギリスなど一部の国との協定で35歳まで認めているのは事実ですが、日本との協定では2026年現在も30歳が上限のままです。
唯一の例外が、カナダのROワーホリ(Rural and Northern Working Holiday)。農村・北部地域での就労を条件に35歳まで申請できます。枠が限られるため倍率は高めですが、31歳を過ぎてしまった方の選択肢として覚えておいて損はありません。
誕生日から逆算する準備スケジュール
ギリホリで大事なのは「いつ行くか」ではなく「誕生日まで残り何ヶ月か」です。まずは余裕のある12ヶ月プランを見てから、ご自身の残り月数に読み替えてみてください。
残り12〜10ヶ月:国を絞り、貯金計画を立てる
行きたい国を3つ程度に絞り、必要な資金を逆算します。この時期から英語学習を習慣にしておくと、現地でのスタートがまったく違います。
残り9〜7ヶ月:パスポートを確認し、抽選にエントリー
パスポートの残存期間を確認し、必要なら更新します。カナダやイギリスを狙うなら、この時期に抽選のエントリーを済ませておきましょう。
残り6〜4ヶ月:ビザを申請し、語学学校を決める
ビザ申請はここで必ず完了させます。並行して語学学校と最初の滞在先を押さえ、退職の相談も切り出すタイミングです。
残り3ヶ月〜出発:手配と役所手続きを仕上げる
航空券と海外保険を手配し、歯科検診・英文レジュメの作成へ。出発14日前からは海外転出届・年金・健康保険の役所手続きを進めます。
残り期間別に、まず何を優先すべきか
残り時間が短い方ほど、やることを削って順番を入れ替える必要があります。ご自身の残り月数の行だけ読んでいただければ大丈夫です。
思い出してほしいのは、申請さえ誕生日前日までに終わればいいというルールです。学校選びも退職交渉も荷造りも、ビザを取ってから落ち着いて進められます。
退職・引き継ぎを切り出すベストなタイミング
多くの方が悩むのがここです。おすすめはビザが下りてから伝えること。先に退職を伝えてしまうと、万一ビザの審査が長引いたときに宙ぶらりんの期間ができてしまいます。
目安は出発の2〜3ヶ月前。引き継ぎ期間を考えると、これくらいの余裕があると円満に進めやすいです。有給消化の予定も含めて逆算しておくと、出発直前にバタバタせずに済みますよ。
申請が間に合わなくなる3つの落とし穴
実際に「間に合わなかった」というご相談の原因は、ほぼこの3つに集約されます。心当たりがある方は今日中に確認してください。
2026年6月18日2026年7月9日
ギリホリにかかる費用と資金計画
「実際いくらあれば行けるの?」は、カウンセリングで必ずいただく質問です。渡航前にかかるお金から見ていきましょう。金額は渡航先・期間・為替で変わるので、あくまで目安として見てくださいね。
ビザ申請費用
0〜9.5万円
国により無料の場合も
航空券(片道)
5〜15万円
2〜3ヶ月前の予約が安い
海外保険(1年)
10〜20万円
カード付帯では期間が不足
パスポート
1.1〜1.6万円
5年/10年で金額が違う
– TOTAL COST –
語学学校3ヶ月+生活費3ヶ月を含む総額の目安は
約150〜250万円
現地で働けば、一部は取り戻せます
貯金額から逆算する、行ける範囲の目安
総額を見て「そんなに無理かも」と感じた方も大丈夫です。手元の貯金でどこまでできるのか、予算帯から逆算してみましょう。
※金額はいずれも目安です。渡航先・時期・為替により変動します。
2026年7月8日更新 2026年7月24日
30歳のギリホリだからこそ計算しておきたい隠れコスト
ここは20代前半のワーホリではあまり問題にならないものの、社会人として働いてきた方には無視できない部分です。渡航費用の話に隠れて忘れがちなので、必ずチェックしておいてください。
とくに見落としやすいのが帰国後の生活費です。現地で使い切って帰国すると、転職活動中に焦って条件を妥協してしまうことがあります。税金まわりの詳しい手続きはワーホリ中の税金の記事もあわせて確認してみてください。
今の貯金で足りるのか、不安になっていませんか?
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ギリホリの仕事と現地での収入の目安
「30歳だと現地で雇ってもらえないのでは」という心配もよく聞きます。結論から言うと、現地の採用で重視されるのは年齢よりも働ける時間・滞在期間・コミュニケーションです。
2026年6月12日更新 2026年8月4日
英語力レベル別に狙える仕事の目安
現地の仕事は大きく3タイプに分かれます。どれを選ぶかで、英語の伸び方も収入も変わってきます。
2026年6月1日更新 2026年8月12日
現地の収入はどのくらいになるのか
気になるのは、実際どのくらい稼げるのかですよね。オーストラリアの最低賃金は時給24.95豪ドル(約2,400円)で、フルタイムで働けば月収はおよそ35万〜40万円が目安です。カナダは州によって時給17カナダドル前後(約1,800円)にチップが加わるのが一般的とされています。
しっかり働けば、現地の生活費をまかないながら滞在することも十分可能です。※賃金・為替は2026年6月時点の目安です。最低賃金は毎年改定され、為替でも変動します。
日本での職歴がそのまま活きるケース
接客・販売・美容・医療・保育・IT・デザインなど、日本で数年の実務経験がある方は、現地でも同じ分野を狙えます。年齢制限ギリギリだからこそ持っている実務経験は、20代前半の方には出せない強みです。
ポイントは、渡航前に英文レジュメを準備しておくこと。日本での経験を英語で説明できる状態にしておくだけで、現地での仕事探しのスピードが大きく変わります。探し方はワーホリの仕事完全ガイドで詳しく解説しています。
カウンセラー
まみ
2026年6月22日更新 2026年7月9日
ギリホリ帰国後のキャリアと転職のコツ
ギリホリに踏み切れない最大の理由が、この帰国後のキャリアではないでしょうか。転職でつまずく方には共通点があるので、そこを避ける準備まで含めて見ていきましょう。
評価される伝え方と、避けたい伝え方
面接では「なぜ30歳でワーホリに行ったのか」がほぼ確実に聞かれます。ポイントは、1年間を「空白」ではなく「選んで取った期間」として説明することです。
評価される伝え方
・渡航の目的と応募職種をつなげる
・数字で示せる成果を添える
・現地での担当業務を具体的に話す
・自分で決めた選択として語る
避けたい伝え方
・目的が曖昧なまま1年が終わった
・成果を何も示せない
・英語を使う仕事だけに絞る
・年齢を言い訳のように話す
たとえば「前職で培った接客スキルが英語環境でも通用するか試したかった」「インバウンド領域に関わりたいと考え、現地の顧客対応を経験してきた」というように、渡航の目的と応募職種をつなげて話すと説得力が出ます。
渡航中にやっておくと帰国後に効く3つのこと
渡航前から意識しておくと、帰国後の動きがまったく変わります。難しいことではないので、ぜひ頭に入れておいてください。
帰国のタイミングは求人が動く時期から逆算する
意外と知られていませんが、帰国時期の選び方でも転職のしやすさは変わります。一般的に求人が増えやすいのは1〜3月と夏前とされています。この時期に合わせて帰国できるよう逆算しておくと、活動がスムーズに進みます。
ビザの有効期限いっぱいまで滞在するか、少し早めに切り上げるか。ここは出発前に一度考えておくと、現地で焦らずに済みますよ。
まとめ:ギリホリは遅すぎる選択ではない
最後に、ギリホリで押さえておきたいポイントをまとめます。
この記事のまとめ
30歳でのワーホリは「遅い」どころか、社会人経験があるぶん現地の仕事も見つけやすく、充実した1年を過ごされる方が本当に多いです。いちばんもったいないのは、迷っているうちに誕生日が来てしまうこと。
今日できることは、パスポートの有効期限を確認して、行きたい国の発給枠を調べるところまでです。そこから先は、一人で抱え込まずに夢カナを頼ってくださいね。
誕生日まで、あと何ヶ月ですか?
間に合うかどうか、今すぐ一緒に確認しましょう

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・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)
・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応
まずは無料相談で、疑問を解消するだけでもOKです。
※本記事は2026年8月時点の情報です。制度・費用・発給枠は変更される場合があるため、渡航前に必ず外務省および各国の駐日大使館の公式情報をご確認ください。


















