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看護留学の方法は?現役・学生向けに費用・国・資格を解説!

更新日:2026.09.14

看護留学の方法は?現役・学生向けに費用・国・資格を解説!

「看護師の資格を活かして、海外で働いてみたい」「英語が話せる看護師になりたい」

そんな思いから看護留学を調べ始めた方も多いのではないでしょうか。

ただ、いざ調べてみると「医療英語」「OET」「NCLEX-RN」など聞き慣れない言葉が並び、費用も国によってバラバラ。

そもそも自分の立場(看護学生なのか、現役看護師なのか)で何ができるのかさえ分かりにくいですよね。

この記事では、看護留学の種類・費用の目安・おすすめの国・海外で看護師として働くための資格要件までをまとめて解説します。

さらに、他のサイトではあまり触れられない看護学生の休学留学についてもしっかりお伝えします。

先に結論だけ知りたい人へ

1日本の看護師免許のまま、海外でそのまま看護師として働くことはできません。国ごとの登録が必要です
2ただし医療英語コース・病院見学・ワーホリなら、英語力が高くなくても今すぐ始められます
3費用の目安は1ヶ月なら約20〜50万円、1年なら約160〜500万円。国と留学スタイルで大きく変わります

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. 看護留学とは?学生と現役の違いや条件について
  2. 2. 看護師が留学するメリット
  3. 3. 看護留学の4つのタイプと資格・給与目安
  4. 4. NCLEX-RN・CGFNSの合格率と勉強法
  5. 5. 看護留学におすすめの国7選と国別の特徴比較
  6. 6. 看護留学の体験談
  7. 7. 看護留学にかかる費用の内訳
  8. 8. 看護留学後のキャリアに繋げる方法
  9. 9. 看護留学の準備スケジュールとよくある質問

看護留学とは?学生と現役の違いや条件について

看護留学とは、看護・医療の分野に関連づけた目的を持って海外で学ぶ留学のことです。

医療英語を学ぶ短期コースから、現地の看護師資格の取得を目指す数年がかりの進学まで、幅広い選択肢が「看護留学」という言葉のなかに含まれています。

看護学生

できること:語学留学、短期の海外研修、大学の交換留学、海外の看護大学への正規進学

難しいこと:臨床実習を伴うインターン(実務経験が前提のことが多い)

強み:時間の融通がきき、休みも長い

現役看護師

できること:医療英語コース、病院見学・研修、ワーホリ、現地資格の取得ルート

難しいこと:長期のまとまった休みの確保

強み:実務経験が資格審査で評価されやすい

看護学生の場合

看護学生の場合、語学留学・短期の海外研修・大学の交換留学プログラムのほか、海外の看護大学への正規進学まで広い選択肢があります。

授業期間外や長期休暇を利用しやすく、一方で、臨床実習を伴う本格的なインターンは実務経験が前提とされることが多く、狙いにくい傾向があります。

時間の融通がきき、まとまった休みも取りやすいのが学生ならではの強みです。

在籍している大学に協定校があるなら、まずそこを確認してください。

交換留学なら留学先の授業料が免除されることが多く、取得した単位が卒業要件に認められれば留年せずに留学できる可能性があります。

看護学生の留学の種類

制度
授業料
単位の扱い
交換留学
免除されることが多い
卒業要件に認められる場合あり
認定留学
自分で負担
大学が認めれば単位化できる
私費の語学留学
自分で負担
単位にはならない

現役看護師の場合

現役看護師の場合、医療英語コース・病院見学や研修・ワーキングホリデー・現地資格の取得ルートまで、実践的な留学をすることができます。

一方で、長期のまとまった休みを確保しにくいのが課題になりやすいところです。すでに積んでいる実務経験は、海外の資格審査でも評価されやすい強みになります。

日本の看護師資格は海外でそのまま使えるのか

ここが多くの方の出発点になる疑問だと思います。

結論から言うと、日本の看護師免許を持っているだけでは、海外で看護師として働くことはできません。

看護師は各国が独自に登録制度を持つ規制職種で、その国の機関に登録して初めて臨床に立てます。

ただし、日本での資格と実務経験がまったく無意味になるわけではありません。

多くの国では「すでに看護師として教育を受け、登録されている人」向けの審査ルートが用意されており、一から看護大学に4年通い直すよりは短い道のりになります。

留学カウンセラー
りょう

ご相談で多いのが「資格を取らないと看護留学の意味がない」という思い込みです。実際には、医療英語を学んで日本の現場に戻る方のほうが多数派です。資格取得はあくまで選択肢のひとつと考えてくださいね。

英語力がゼロでも看護留学はできる?

できます。というより、英語力が高くない状態から始める方のほうが多いのが実情です。

語学学校は初級から上級までクラスが分かれているので、日常会話に不安があっても入学自体は可能です。

ただし、医療英語コースには英検2級・TOEIC 550点程度という目安が設けられていることが一般的です。

まず一般英語のクラスで数ヶ月土台をつくり、そのあと医療英語に進む——という二段構えのプランが現実的です。

留学カウンセラー
りょう

現地の看護師登録を目指す場合は、IELTS各項目7.0前後(英検1級・TOEIC 900点以上に相当)という高い基準が待っているため、さらに長い準備期間を見込んでおきましょう。

看護師が留学するメリット

語学力だけが目的なら、わざわざ看護に特化した留学を選ぶ必要はありません。

看護留学ならではの価値は、次の3つに整理できます。

現場で使える医療英語が学べる

教科書英語ではなく、「現場で本当に使うフレーズ」が身につくのが看護留学の医療英語です。

問診・バイタルサインの説明・服薬指導・患者さんへの検査説明など、実践的なフレーズを習得できる
症状の聞き取り方や医療同意の取り方まで、日本の一般英会話スクールでは教わらない領域を学べる
近年は日本の医療機関でも外国人患者さんへの対応が増加。帰国後にそのまま活かせる場面が広がっている

日本の一般英会話スクールでは教わらない、症状の聞き取り方や医療同意の取り方まで実践的に学べるのが特徴です。

近年は日本の医療機関でも外国人患者さんへの対応が増えており、帰国後にそのまま活かせる場面が広がっています。

日本とは違う看護観を知れる

国によっては看護師の裁量が日本よりも広く、アメリカの「ナースプラクティショナー」やイギリスの「アドバンスドナース」のように、一定の診断・処方・治療方針の決定まで担う専門職も存在します。

国によって看護師の裁量は大きく異なり、「看護師の仕事はここまで」という日本での前提が大きく揺さぶられる経験になります。

アメリカの「ナースプラクティショナー」、イギリスの「アドバンスドナース」など、診断・処方・治療方針の決定まで担う専門職が存在
救急外来でのトリアージ判断を看護師が行う国もある
帰国後、チーム医療や多職種連携を考えるうえでも大きな財産になる視点の変化

キャリアの選択肢が広がる

現地でそのまま就職する道はもちろん、選択肢は帰国後も含めて大きく広がります。

看護留学の経験は、帰国後も含めてキャリアの選択肢を大きく広げます。

キャリア例

現地でそのまま就職
医療通訳者、病院の国際診療部門スタッフ
公衆衛生学などの大学院進学
国際看護に関わるNGO・国際機関でのキャリア

実際、看護留学の経験をきっかけに、日本の医療機関でインバウンド患者対応の窓口を任されるようになったという声も少なくありません。

看護留学の4つのタイプと資格・給与目安

看護留学とひと口に言っても、中身は大きく4つのタイプに分かれます。

医療英語力強化型|医療英語コース

医療現場で使う英語力を鍛えることに特化したタイプです。「医療英語コース」を中心に、内容の近い「医療通訳コース」や大学が主催する短期研修プログラムもここに含まれます。共通しているのは、現地で看護師として働くのではなく、専門的な英語力と医療知識を伸ばすことが目的という点です。

医療英語力強化型
期間1週間〜8週間程度(医療英語コースは1〜4週間、医療通訳コースは3〜8週間、大学主催プログラムは2〜5週間が目安)
英語力不問〜日常会話レベル(英検2級・TOEIC 550点前後からでも参加できるコースが中心)
費用の目安1週間20万円前後〜、医療通訳コースは40万円台〜が目安
できること医療現場で使う専門用語・患者対応表現の習得、模擬患者演習や医療通訳の基礎練習、大学主催プログラムでの病院・介護施設の実習見学
できないこと現地での有給就労、実際の看護処置(注射・与薬など)の実施
必要な資格特になし(学生・現役看護師どちらも参加可。大学主催プログラムは対象大学の在学が条件)

条件

英語力は不問〜日常会話レベル(英検2級・TOEIC 550点前後)からでも参加できるコースが中心です。学生・現役看護師のどちらでも参加でき、大学主催プログラムを利用する場合のみ対象大学に在学していることが条件になります。

対応プログラム・参加方法

民間の医療英語コース・医療通訳コースは留学エージェントや語学学校を通じて申し込むのが一般的です。

学生の場合は所属大学が実施する短期看護研修プログラム(例:城西国際大学看護学科によるカナダ・ルワンダ・ハンガリー・オーストラリア・インドへの2〜5週間プログラムなど)を利用すると、大学の補助が受けられ個人手配より費用を抑えられることがあります。

忙しい現役看護師は有給休暇を使った1〜2週間コース、時間のとれる看護学生は大学プログラムやより長いコースを選ぶ、という使い分けが一般的です。

給与の目安

就労を伴わない研修・コースへの参加のため、給与は発生しません。

対応国

カナダ、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ

こんな人におすすめ

・看護師として現地で働く前段階として、まず医療現場の英語力を底上げしたい人。

・看護学生で在学中に短期間だけ経験を積みたい人

・忙しい現役看護師で長期休暇が取りにくく、1〜2週間の短期コースから始めたい人

現場体験型|病院見学・医療インターンシップ

現地の病院やクリニックを訪問し、医療現場の空気を肌で感じるタイプです。医療英語コースとセットになっているプログラムも多く、学んだ表現をその週のうちに現場で耳にできるのが魅力です。

現場体験型
期間1週間〜2週間程度が中心
英語力日常会話レベル〜(見学中心のため必須要件は緩やかだが、質疑応答には基礎英語力があると理解が深まる)
費用の目安1週間20万円前後〜が目安
できること現地医療機関の見学・観察、スタッフへの質問やカンファレンス同席、意見交換
できないこと患者への直接的な処置・看護ケアの実施、就労としての報酬発生
必要な資格特になし(学生・現役看護師どちらも参加可)

条件

英語力の必須要件は緩やかで、日常会話レベル程度からでも参加できます。見学・観察が中心のため看護師資格の有無は問わず、学生・現役看護師のどちらでも参加可能です。

ただし実際の処置や看護ケアに関わることはできません。

対応プログラム・参加方法

留学エージェントや語学学校が用意する病院見学・医療インターンシッププログラムに申し込むのが一般的です。

医療英語コースとセットになっているプログラムも多く、学んだ表現をその週のうちに現場で確認できる構成になっています。

給与の目安

見学・観察が中心で就労を伴わないため、給与は発生しません。

対応国

オーストラリア、カナダ、ニュージーランドほか

こんな人におすすめ

・短期間で「海外の医療現場を見ておきたい」という人

・看護留学の第一歩として気軽に現場の空気を知りたい人

現地就労体験型|ワーキングホリデー×AIN

ワーキングホリデービザを使い、現地で働きながら滞在するタイプです。

ここで誤解しやすいのが、「ワーホリ=看護師として働ける」という意味ではないという点です。

日本の看護師資格は海外ではそのまま通用しないため、オーストラリアの場合はCertificate III(Individual Support)などの現地資格を別途取得し、AIN(アシスタントナース/看護助手)として初めて医療・介護の現場で働けるようになります。

現地就労体験型
期間半年〜1年(ワーホリビザの有効期間内で就労)
英語力日常会話レベル〜(Certificate III受講には一定の英語力が必要。目安はIELTS 5.5前後)
費用の目安渡航準備・エージェント利用で50万円前後〜が目安(現地生活費は別途)
できることCertificate III等取得後、AIN(アシスタントナース)として高齢者施設等で有給就労、現地の医療現場に日常的に触れる
できないこと現地資格なしでの看護・介護業務への従事、正看護師としての医療処置
必要な資格ワーキングホリデービザ+現地の准看護助手資格(オーストラリアの場合はCertificate III in Individual Support等、AINとして登録するための資格)

条件

日本国籍の場合、ワーキングホリデービザの申請時に30歳以下という年齢制限があります。

英語力の目安はIELTS 5.5前後で、Certificate III等の受講には一定の英語力が必要です。

対応プログラム・参加方法

ワーキングホリデービザを取得し、前半を語学学校、後半をAIN(アシスタントナース)としての就労にあてる形が主流です。

現地の専門学校でCertificate III in Individual Support等を取得したうえで、高齢者施設等に登録・就労する流れになります。

収入が入るぶん自己負担を大きく下げられ、1年かけてじっくり英語と現地の医療現場に浸れます。

給与の目安

オーストラリアは正社員でも基本時給制です。AIN(Nursing Assistant・カジュアル1年目)の時給は$34.56(日本円で約3,800円)が目安。

土曜は1.5倍、日曜は1.75倍、パブリックホリデーは2倍の割増があるため、シフトの組み方次第で月の手取りは大きく変わります。

対応国

オーストラリア(ほかカナダ・ニュージーランド・イギリス・ドイツもワーホリ協定あり)

こんな人におすすめ

・収入を得ながら1年かけてじっくり英語と現地の医療現場に浸りたい人

・日本国籍で申請時30歳以下の年齢条件を満たせる人

現地資格取得型|正看護師(RN)資格取得

現地の正看護師(RN)として登録し、臨床に立つことを目指す本格的なルートです。

アメリカならCGFNS審査とNCLEX-RN、イギリスやカナダ、オーストラリアではそれぞれの国家試験・登録機関の審査を経て、正看護師として働けるようになります。

現地資格取得型
期間1〜4年(資格試験の受験準備〜移住後の資格登録までを含む本格ルート)
英語力IELTS各項目7.0前後、またはOET B以上が目安
費用の目安資格試験・書類審査・語学学校などで100万円〜が目安(渡航先・準備期間により大きく変動)
できること現地の正看護師(RN)として登録・就労、現地資格によるキャリア形成
できないこと短期間での資格取得(英語力次第で数年単位の準備が必要)、CGFNSなどの書類不備を放置したままの申請進行
必要な資格現地の看護師国家試験合格(例:アメリカはNCLEX-RN+CGFNS審査)、必要な英語力証明(IELTS/OET)

資格取得までの流れ(4ステップ)

国ごとに機関名も試験名も違うため複雑に見えますが、通る道筋はどの国もほぼ同じです。まず全体像を押さえてしまいましょう。

海外で看護師登録をするまでの共通ステップ

英語試験IELTS・OETなど
›
資格審査学歴と免許を提出
›
試験・能力評価筆記や実技
›
現地登録看護師として就労

アメリカとカナダはNCLEX-RN、イギリスはCBTとOSCE、オーストラリアとニュージーランドは資格審査と能力評価——という具合に、3つ目のステップの中身だけが国によって変わります。

つまずきやすいのは4つ目です。試験に合格しても、就労できるビザや在留資格がなければ実際には働けません。

特にアメリカは順番待ちが長期化することがあるため、試験の難易度だけで国を選ばないことが大切です。

国別の英語要件と試験の比較

4ヵ国の要件を並べました。数字だけ見ると高く感じますが、どの国も「日本の看護師としての教育・経験」を評価したうえでの基準です。

国
英語要件
の目安
主な試験
・審査
現地渡航
の要否
アメリカ
州・審査機関により指定
CGFNS審査+NCLEX-RN
試験は日本可
豪・NZ
IELTS 総合7.0
(W6.5)
資格審査+能力評価
段階により必要
イギリス
IELTS 各7.0
またはOET B
CBT+OSCE
OSCEで必須
カナダ
州の規制機関が指定
NNAS審査+NCLEX-RN
段階により必要

※2026年8月時点で公開されている情報をもとにした概要です。英語要件・試験制度・費用は改定されることがあります。申請前に必ず各国の公式サイトで最新の基準をご確認ください。

留学カウンセラー
りょう

IELTS7.0(英検1級レベル)という数字を見て諦めてしまう方が多いのですが、いきなりそこを目指す必要はありません。まず医療英語コースで半年過ごしてから受験して届いた、という方をたくさん見てきました。順番を工夫するだけで景色が変わりますよ。

給与の目安

RNとして登録できれば、アメリカの正看護師の平均年収は約92,525ドル(日本円で約1,400万円台)が目安です。

対応国

アメリカ、イギリス、ニュージーランド、ドイツほか

こんな人におすすめ

・時間的・金銭的な余力がある人

・腰を据えて現地の正看護師資格を取得したい人

・帰国せず海外でキャリアを築きたい人

4つのタイプ早見表

迷ったら、まず期間と目的で絞り込むのがおすすめです。

タイプ期間の目安向いている人
① 医療英語力強化型1週間〜8週間まず専門英語を鍛えたい人
② 現場体験型1週間〜2週間短期間で現場の空気を知りたい人
③ 現地就労体験型半年〜1年働きながら長く滞在したい人
④ 現地資格取得型1〜4年現地で正看護師として働きたい人

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NCLEX-RN・CGFNSの合格率と勉強法

現地資格取得型(正看護師RN)を目指す方から、特に質問が多いのがアメリカのNCLEX-RNとCGFNS審査です。「英語力さえあれば受かる」というイメージを持たれがちですが、実際はデータに基づいた準備が欠かせません。ここでは合格率の実態と、実際の勉強法を詳しく解説します。

NCLEX-RNの合格率のリアル

NCLEX-RNは、「英語ができれば受かる試験」ではありません。NCSBNの2025年度統計によると、初回合格率には比べると大きな差があります。

海外教育を受けた候補者

47.3%

初回合格率

米国内教育を受けた候補者

86.7%

初回合格率

※NCSBN 2025年度統計より

狭き門であることを前提に、時間をかけて準備する必要があります。

CGFNS審査にかかる期間

CGFNSの書類審査には数ヶ月単位の期間がかかるのが一般的です。

学歴・成績証明・看護師免許の確認などを行う書類審査
審査が終わらないと受験自体ができないため、留学全体のスケジュールと並行して早めの申請が必須
書類に不備があると差し戻しでさらに数ヶ月延びることもある

余裕を持って早めに動き出すことが合格への近道です。

合格者に共通する勉強法

勉強法としては、UWorldやKaplanなどの問題演習(Qbank)を軸にする人が多いです。

合格者の体験談では1日平均4時間、直前期は6~8時間の学習を2~3ヶ月継続して合格ラインに達した例も
間違えた問題の解説を読み込み、知らない医療英単語をそのつどメモしていく地道な積み重ねが合格への近道

合格者がよく使う教材・ツール

UWorld(問題演習・Qbank)/Kaplan(対策講座)/NCLEX-RN公式アプリ/間違えた問題の解説ノート

看護留学におすすめの国7選と国別の特徴比較

「どこの国に行くか」で、費用も難易度もキャリアの広がり方も変わります。

まずは7ヵ国を一覧で比べてから、気になる国の詳細を読み進めてください。

看護留学 人気7ヵ国 比較表
国名をタップすると、その国の詳しい紹介にジャンプします
国総合評価1年費用生活費/月対応する留学タイプ
オーストラリア ›★ 4.8200〜300万13〜22万現地就労体験型
カナダ ›★ 4.7160〜300万12〜20万医療英語力強化型
アメリカ ›★ 4.3250〜500万15〜25万現地資格取得型
ニュージーランド ›★ 4.4200〜300万12〜18万現地資格取得型
イギリス ›★ 4.1200〜400万15〜25万現地資格取得型
フィリピン ›★ 4.2100〜180万6〜11万医療英語力強化型
ドイツ ›★ 3.9150〜250万10〜16万現地資格取得型

※総合評価は「費用・資格取得のしやすさ・日本人看護師の実績・生活のしやすさ」を編集部で総合判断したものです。費用は語学留学を前提とした目安で、学校・都市・為替により変動します。

オーストラリア(シドニー)|ワーホリ×AINで看護の現場に一番近づける

看護留学で最も選ばれている国のひとつが、オーストラリアです。なかでもシドニーは、看護師・看護学生向けの医療英語コースや語学学校が集まっており、着地先として選ばれることの多い都市です。

シドニーで看護留学というと、いきなり現地の正看護師(RN)資格を目指すよりも、ワーキングホリデービザで渡航し、「AIN(Assistant in Nursing/アシスタントナース)」として医療・介護の現場で働くのが主流のルートです。

AINは正看護師の登録がなくても医療・介護施設で働ける数少ない仕事のひとつで、バイタルサインの測定や身の回りの介助など、看護の実務に近い経験を積めるのが魅力です。医療英語コースと組み合わせて渡航する人も多く見られます。

オーストラリアの国旗

オーストラリアの費用まとめ

1年の費用目安

約200〜300万円

生活費(月)

13〜22万円

ワーホリビザで「AIN」として医療現場の実務に近づける
AIN(カジュアル)の時給は$34.56(約3,800円)が目安。土日祝は割増あり
看護師は人材不足の職種で、将来的な永住ルートも視野に入る
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カナダ|医療英語・医療通訳コースが充実

治安がよく、英語圏のなかでは費用を抑えやすい国です。

医療英語だけでなく医療通訳コースを開講している学校があり、クリニックや薬局でのインターンを組み合わせられるプログラムもあります。

帰国後に外国人患者対応の担当を目指す方と相性のよい国です。

カナダの国旗

カナダの費用まとめ

1年の費用目安

約160〜300万円

生活費(月)

12〜20万円

医療通訳コースや医療研修ツアーなど短期プログラムが豊富
英語圏のなかでは学費・生活費を抑えやすい
州ごとに看護師の登録制度が分かれている点に注意
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アメリカ|世界最高水準の医療を学べる

最先端の医療技術と研究が集まる国です。

ここで学んだ経験は帰国後の現場でも評価されやすく、専門性を高めたい方に向いています。

一方で費用は7ヵ国のなかで最も高く、就労ビザ・永住権のハードルも高いため、「現地で働く」ことを前提にすると難易度は最上級です。

アメリカの国旗

アメリカの費用まとめ

1年の費用目安

約250〜500万円

生活費(月)

15〜25万円

最先端の医療・研究に触れられる
看護助手(CNA)など、短期で取れる資格のプログラムもある
!日本国籍向けのワーキングホリデー制度がなく、就労ビザ・永住権の順番待ちが長期化することがあります

ニュージーランド|費用を抑えつつ落ち着いて学べる

自然が豊かで生活費を抑えやすく、日本人が少ない環境を選びやすい国です。

看護師不足を背景に海外の看護師を受け入れる制度が整っており、資格取得を目指すルートも現実的です。

都市部の喧騒から離れて英語に集中したい方に向いています。

ニュージーランドの国旗

ニュージーランドの費用まとめ

1年の費用目安

約200〜300万円

生活費(月)

12〜18万円

英語圏のなかでは生活費を抑えやすい
日本人の少ない環境を選びやすい
海外の看護師向けに、現地の適応コースの受講が求められることがある
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イギリス|NMC登録を前提とした本格ルート

NHS(国民保健サービス)という独自の医療制度を持ち、公衆衛生や地域看護を学びたい方に人気の国です。

看護師として働くにはNMC(看護助産評議会)への登録が必要で、そのための試験と英語要件が明確に定められています。

ロンドン以外の都市を選べば費用を抑えることもできます。

イギリスの国旗

イギリスの費用まとめ

1年の費用目安

約200〜400万円

生活費(月)

15〜25万円

登録までの手順と要件が明文化されていて計画を立てやすい
医療従事者向けの就労ビザが用意されている
!実技試験(OSCE)はイギリス国内の指定会場でしか受けられず、渡英が必須です

フィリピン|最安クラスで医療英語を短期集中

マンツーマン授業が中心で、寮と食事込みでも費用を大きく抑えられるのが最大の魅力です。「まず話す量を確保したい」「英語試験のスコアを短期間で上げたい」という段階の方に向いています。欧米への留学前の踏み台として使う方も多くいます。

フィリピンの国旗

フィリピンの費用まとめ

1年の費用目安

約100〜180万円

生活費(月)

6〜11万円

マンツーマン中心で発話量を確保しやすい
IELTS・OET対策コースを置く学校もある
1〜3ヶ月の短期でも成果を実感しやすい

ドイツ|非英語圏という選択肢

看護人材の不足を背景に、海外の看護師を受け入れる制度が整えられている国です。

学費が安く、生活費も英語圏より抑えやすい一方で、ドイツ語の習得が必須になります。

英語圏とは別の道を探したい方は検討する価値があります。

ドイツの国旗

ドイツの費用まとめ

1年の費用目安

約150〜250万円

生活費(月)

10〜16万円

看護師向けの医療ドイツ語コースが存在する
英語圏に比べて学費・生活費を抑えやすい
!資格の承認申請にはB2程度のドイツ語力が求められるのが一般的です
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看護留学の体験談

ここでは、実際に看護留学を経験した10人の声を紹介します。年齢・ルート・きっかけはさまざまですが、それぞれのリアルな実感が、これから留学を検討する方の参考になれば幸いです。

Aさん(28歳・オーストラリア/AIN)|5年目の燃え尽きから、AINとして次のキャリアへ

日本の総合病院で5年間、夜勤と残業に追われる毎日を送っていました。「このままでいいのかな」と思い始めたころ、ワーホリでオーストラリアに渡ることを決意。エージェントを利用してシドニーへ行き、Certificate IIIを取得してからアシスタントナース(AIN)として高齢者施設で働き始めました。

時給はカジュアルで約4,000円。土曜は1.5倍、日曜は1.75倍、祝日は倍額になると知ったときは正直驚きました。フルタイムでも基本は時給制なので、シフトが多い月は日本時代の3倍近く稼げましたが、シフトが減った月は逆に苦しくて…。安定して稼げるとは限らないんだな、というのが実感です。渡航前の貯金は約100万円。エージェント費用は安くなかったけれど、自分で全部手続きするより早く働き始められたので、結果的には良かったと思っています。

Bさん(25歳・看護学生/大学の短期海外研修)|「留学は無理」と思っていた私を変えた1ヶ月

正直に言うと、看護学生になった当初は「留学なんて自分には無理」と思っていました。授業も実習も忙しいし、英語も得意じゃない。そんな私が変わったきっかけは、大学が主催するカナダでの短期看護研修プログラムに参加したことです。

期間は約1ヶ月。臨床英語や多文化理解、公衆衛生の授業を受けながら、現地の病院や介護施設で実習もさせてもらいました。講義室では絶対に学べない経験ばかりで、看護師としての視野が本当に広がったと感じています。「留学は必要ない」と思い込んでいた自分に、行く前の私に「絶対行った方がいいよ」と伝えたいです。費用も大学の補助があったので、個人で手配するよりは抑えられました。

Cさん(30歳・アメリカ/RN挑戦)|CGFNS申請でのサイン間違いが招いた2ヶ月の遅れ

日本で正看護師として8年働いたあと、アメリカでRNとして働くことを目指してCGFNSへの申請を始めました。ところがここで大きなミスをしてしまいます。本当は学長のサインが必要な書類なのに、間違えて学生支援課の担当者にサインをもらってしまったんです。結果、追加書類を求められて2ヶ月もロスしました。

「こんな些細なことで、こんなに合格までの道が延びるなんて」と、そのときは本当にへこみました。成績証明書の不備でも1度差し戻され、結局2回も送り直すことに。今振り返ると、事前にどんな書類が必要で、誰のサインが要るのか、具体的なルールをちゃんと調べておくべきだったなと反省しています。これからCGFNS申請をする人には、絶対に同じ失敗をしてほしくないです。

Dさん(26歳・イギリス/正看護師)|合理的な現場で気づいた、日本の看護の細やかさ

看護師免許を取ったあと、イギリスで正看護師として働くルートを選びました。現地の医療現場に慣れていく中で感じたのは、日本との看護の質の違いです。向こうは合理的というか、日本ほどきめ細かいケアを求められない場面が多くて、最初は「これはこれで楽だな」と感じていました。

でも、だんだん日本の丁寧な看護が恋しくなってきたんです。患者さん一人ひとりに向き合う、あの細やかさが恋しい。それに、海外の環境に慣れすぎると、逆に日本の”普通の職場”で働けなくなる感覚も自分の中に生まれました。良いことばかりじゃない、というのは、これから海外で働こうとしている人にはぜひ知っておいてほしいです。

Eさん(29歳・オーストラリア/AIN)|コロナ禍の燃え尽きから、定時退勤の働き方へ

先端医療の現場で働いていた私ですが、コロナ禍の病院勤務で心身ともに疲弊してしまい、「この先もずっとこの働き方を続けるのか」と、未来がまったく見えなくなった時期がありました。キャリアを手放すことへの不安はもちろんありましたが、今の閉塞感から抜け出したい気持ちの方が勝って、海外留学を決意しました。

オーストラリアでAINとして働き始めてまず驚いたのは、100%定時出勤・定時退勤で、残業がまったくないこと。日本ではあり得なかった生活に、最初は戸惑うくらいでした。あと、みんな本当によく休むんです。有給を惜しみなく使う文化に、最初は「そんなに休んで大丈夫なの?」と思っていましたが、今ではこれが当たり前だと感じています。

Fさん(24歳・カナダ/看護学生)|初めての実習は老人ホーム、支え合いながらの正規留学

カナダの看護学校に正規留学しました。人生で初めての実習先が、まさかの老人ホームからスタート。日本の実習とはまた違う緊張感で、最初の1週間は毎日頭がパンクしそうでした。

学業と並行して、生活面でも苦労は多かったです。特にホームステイ初日は、簡単な英語フレーズすら緊張して口から出てこなくて、自分の英語力のなさを痛感しました。ただ、カナダは移民にも優しい国だと聞いていた通り、周りのサポートは本当に手厚かったです。英語力に自信がなくても、現地の人が助けてくれる場面が多くて、そのおかげで少しずつ自信をつけていくことができました。

Gさん(27歳・オーストラリア/AIN)|「稼ぐためでしょ」と言われても変わらない看護観

看護師ワーホリについて、周りから「結局は稼ぐためでしょ」と言われたことがあって、正直モヤモヤしました。もちろん収入は増えましたが、それだけが目的じゃないんです。海外の医療現場を実際に見て、自分の看護観が大きく変わったことの方が、私にとってはずっと大きな収穫でした。

準備段階では苦い経験もあります。実はワーホリ申請自体に一度失敗しているんです。申請書類の細かい条件を見落としていたのが原因でした。焦って申請するとこういうミスが起きるんだな、と痛感したので、これから挑戦する人には、絶対に焦らず情報収集する時間を確保してほしいと伝えたいです。

Hさん(23歳・ラオス/看護学生の短期留学)|日本の医療の恵まれた環境を実感した3週間

国際看護に関心があって看護大学に進学した私は、在学中にラオスでの短期看護留学プログラム(約3週間)に参加しました。初めて見る景色、初めて出会う文化、初めて感じる医療現場の違い…驚きの連続で、毎日が刺激的でした。

同時に、日本の医療環境がどれだけ恵まれているかを、現地に行って初めて実感しました。設備も人手も、日本とは全然違う。それを目の当たりにしたことで、国際看護への関心がさらに強くなりました。国際看護に興味を持ってこの大学に進学して、本当に良かったと心から思っています。

Iさん(31歳・オーストラリア/AIN)|英語ほぼゼロから始めた、現場で覚える英語力

留学前の私の英語力は、正直ほぼゼロでした。それでも「小学生レベルの英語でも実際に行けば何とかなる」という現地在住の方の発信を見て、背中を押されて渡航を決意しました。

実際に行ってみると、医療現場特有の専門用語や決まり文句は現場で自然と覚えられました。ただ、日常会話は最初の数ヶ月、本当に苦労しました。買い物中の何気ない会話にすら固まってしまう自分がいて…。日常会話と医療英語、どっちを先に勉強すべきか渡航前はすごく迷いましたが、結局は現地で体で覚えるのが一番早かったな、というのが今の実感です。

Jさん(26歳・シドニー/AIN)|シドニーの生活費はリアルにいくらかかるのか

シドニーでの1ヶ月の生活費は、家賃・食費・交通費・娯楽費を全部含めて、私の場合はだいたい$1,600(約15万円)でした。渡航前にこの数字を見たときは「思ったより高いな」と感じたのを覚えています。

同じ学校の友達に聞いてみると、月50万円近く使ってしまう子もいれば、もっと切り詰めて生活している子もいて、本当に人によってバラバラでした。私自身は現地の給料水準を考えれば、十分やっていける金額だと今は感じています。これから渡航する人には、平均額だけを鵜呑みにせず、自分の生活スタイルに合わせて予算を組んでほしいと伝えたいです。

看護留学にかかる費用の内訳

「結局いくら必要なのか」は、いちばん気になるところですよね。

ここでは渡航前の初期費用・現地の生活費・期間別の総額を分けて整理します。

渡航前にかかる費用の内訳

出発までにまとまったお金が動きます。

3ヶ月の語学・医療英語留学を想定した目安が次のとおりです。

学費(3ヶ月)

30〜60万円

医療英語コースはやや高め

往復航空券

10〜25万円

時期と行き先で大きく変動

ビザ申請費用

2〜8万円

学生ビザ・ワーホリで異なる

海外留学保険

5〜15万円

3ヶ月〜半年の目安

滞在費(月)

10〜18万円

ホームステイの目安

生活立ち上げ費

5〜10万円

SIM・交通カード・日用品など

現地での月額生活費の目安

滞在方法によって、月々の負担は大きく変わります。

長期になるほど差が積み上がるので、渡航前に方針を決めておくと安心です。

住居費・食費・交通費などの内訳に加え、見落としがちな追加費用もまとめて確認できます。

項目
目安
メモ
月々の生活費内訳
住居費
6〜18万円
ホームステイ・シェアハウス・学生寮など、滞在方法で大きく変動
食費
3〜6万円
自炊中心か外食中心かで変動
交通費
0.5〜2万円
都市部は公共交通機関の定期代など
通信費
0.3〜1万円
現地SIMや大学Wi-Fiの利用で節約可
娯楽・雑費
1〜3万円
外出・交際費など
月額合計目安
11〜30万円
滞在方法や生活スタイルで大きく変動
見落としがちな追加費用(一時費用)
英語試験の受験料
1回2.5〜6万円
IELTSやOETは何度か受け直す方がほとんど。2〜3回分を見込んでおく
資格審査の申請料
5〜25万円
審査機関への申請や書類の英訳・認証にかかる費用
予防接種・健康診断
2〜8万円
実習・見学がある場合、抗体検査や追加接種を求められることも
一時帰国の航空券
往復8〜20万円
長期滞在中に一度帰国するなら上乗せになる
帰国後の生活立ち上げ費
10〜30万円
住まいの契約や再就職までのつなぎ資金。想定していないと帰国後に焦る

合計すると、隠れコストだけで30〜80万円ほど上乗せになることも珍しくありません。

総予算を組むときは、表面の金額に1〜2割ほど余裕を持たせておくと安心です。

1ヶ月/3ヶ月/半年/1年の総額シミュレーション

学費・滞在費・生活費・渡航費を合わせた総額の目安です。

国によって幅があるため、代表的な4ヵ国で比較しました。

国
1ヶ月
3ヶ月
半年
1年
オーストラリア
25〜40万
60〜100万
110〜170万
200〜300万
カナダ
20〜40万
55〜95万
100〜160万
160〜300万
アメリカ
30〜50万
75〜120万
130〜220万
250〜500万
フィリピン
15〜25万
35〜60万
60〜100万
100〜180万

※学費・滞在費・生活費・往復航空券・保険を含む目安です。学校・都市・滞在方法・時期・為替により変動します。

費用を抑える3つの方法

「予算が足りないから諦める」の前に、次の3つを検討してみてください。

同じ期間でも総額が100万円単位で変わることがあります。

1

ワーキングホリデーを組み合わせる

前半を語学学校、後半を現地就労にあてる形です。収入が入るぶん、同じ1年でも自己負担を大きく下げられます。

2

前半をフィリピンにする二段構え

最初の2〜3ヶ月をフィリピンで集中的に鍛え、その後に欧米へ移る方法です。同じ学習量でも総額を抑えられます。

3

都市と滞在方法を見直す

大都市を避け、滞在を1ヶ月目だけホームステイ・以降はシェアハウスに切り替えるだけでも、月に数万円の差が生まれます。

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2026年7月13日更新 2026年8月4日

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看護留学後のキャリアに繋げる方法

私たちが受けるご相談のなかでも、とりわけ多いのがこの不安です。現場を離れている間に、同期と差がついてしまうのではないか、ブランクが履歴書や今後の評価に響くのではないかという声は、決して珍しくありません。

実際、臨床から完全に離れる長期の休職・退職型の留学は、復帰後に感覚を取り戻すまで時間がかかるのも事実です。

休職ではなく「有給インターン型」を選ぶ

退職や無給の長期休学を選ばなくても、看護師としての実務経験を保ったまま渡航する方法があります。代表的なのが有給の海外看護インターンシップや、前述のAIN(アシスタントナース)として働くルートです。臨床から完全に離れないぶん、「ブランク」という言葉自体が当てはまりにくくなります。

短期集中型で休みを長く取らない

どうしても長期の休みが取りづらい場合は、1~2週間の短期研修や医療英語コースから始めるという選択肢もあります。

有給休暇の範囲で完結できるため、退職・休職をともなわず、キャリアの空白を作らずに一歩目を踏み出せます。

事前に帰国後のキャリアと結びつけておく

面接や院内評価では、ブランクの長さそのものより「その期間に何を得て、どう活かすのか」を説明できるかどうかが重要です。

医療英語・多文化対応・海外の看護観といった留学で得たものを、帰国後の担当領域(外国人患者対応の窓口、国際医療コーディネーターなど)と結びつけて言語化しておくと、ブランクはむしろ強みとして伝わります。

留学カウンセラー りょう

実際にご相談いただく中でも、「ブランクが怖くて一歩踏み出せない」という方はとても多いです。ただ、有給インターンや短期研修から始めて、無理なく現場に戻られた方もたくさんいらっしゃいます。不安に感じている点は、遠慮なくカウンセリングでお聞かせください。

看護留学の準備スケジュールとよくある質問

最後に、実際に動き出すときの流れと、相談でよくいただく質問をまとめます。

渡航1年前から出発までの準備タイムライン

3ヶ月以上の留学を想定した標準的な流れです。看護師の場合、退職や勤務調整の交渉に時間がかかるため、早めの逆算が肝心です。

渡航までの全体スケジュール

112〜9か月前目的と国を決め、資金計画を立てる
29〜6か月前学校を決めて申し込み、職場に相談する
36〜3か月前ビザを申請し、航空券と保険を手配する
43〜1か月前予防接種・健康診断と英語の総仕上げ
5出発直前住民票・年金・健康保険の手続きを済ませる

看護師特有のポイントとして、病院への申し出は3〜6ヶ月前が目安です。シフト作成のサイクルを考えると、早く伝えるほど円満に進みます。

エージェントを使うべきか、個人手配でいけるか

1〜2週間の短期研修なら、学校の公式サイトから直接申し込む個人手配でも十分に進められます。一方で、次のような場合はエージェントを使ったほうが結果的に早くて確実です。

3ヶ月以上の長期:ビザ申請や滞在先の手配が複雑になります
ワーホリを組み合わせる:仕事探しや現地サポートの有無で体験が大きく変わります
働きながら準備する:夜勤をこなしながらの手続きは想像以上に負担です
帰国後のキャリアも相談したい:出口まで一緒に考えてもらえます

相談自体は無料のエージェントがほとんどです。まず話を聞いてから決めても遅くありません。

看護留学におすすめの無料エージェント3社

相談も手配も無料で使えるエージェントを3社比較しました。看護師・看護学生の相談実績や、帰国後のサポートまで見ている会社かどうかを基準に選んでいます。

看護留学におすすめの
\無料エージェント3選/

エージェント
1位
夢カナ留学
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★★★★★ 4.7
(口コミ2,022件)
2位
スクールウィズ
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★★★★★ 4.5
(口コミ84件)
3位
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★★★★★ 4.0
(口コミ58件)
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どこも相談だけなら無料です。2〜3社に話を聞いてから決めるのが、いちばん失敗しにくい進め方です。

看護留学のよくある質問

相談のなかで特に多い質問をまとめました。

Q

看護留学に年齢制限はありますか?

A

語学留学や医療英語コースに年齢の上限はなく、30代・40代の方も参加しています。制限があるのはワーキングホリデーで、日本国籍の場合は多くの国で申請時30歳以下が条件です。

Q

留学中に日本の看護師免許が失効することはありますか?

A

日本の看護師免許は更新制ではないため、留学して臨床を離れても資格そのものが失効することはありません。ただし届出の制度があるため、離職時の手続きは確認しておきましょう。

Q

ワーキングホリデー中に看護師として働けますか?

A

現地の看護師登録がなければ、看護師としての業務はできません。ビザの問題ではなく資格の問題です。介護施設のケアワーカーなど、登録が不要な職種であれば就労できる場合があります。

Q

一人での参加でも大丈夫でしょうか?

A

ほとんどの方が一人で参加しています。医療英語コースは受講生に医療従事者が多いため、同じ立場の仲間ができやすいのも特徴です。

Q

どのくらいの期間で英語が話せるようになりますか?

A

個人差はありますが、日常会話に慣れるまで3〜6ヶ月、医療現場で使える水準までは1年以上を見るのが現実的です。渡航前の準備量で到達点は大きく変わります。

まとめ|まずは自分の型を決めるところから

看護留学は選択肢が広いぶん、最初に「自分はどの型なのか」を決めてしまうと一気に進みます。この記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事のまとめ

・日本の看護師免許のままでは海外で看護師として働けない。国ごとの登録が必要
・タイプは4つ。医療英語力強化・現場体験・現地就労体験(ワーホリ×AIN)・現地資格取得から選ぶ
・費用の目安は1ヶ月20〜50万円、1年160〜500万円。隠れコストも30〜80万円ほど見込む
・資格取得を目指すならIELTS各項目7.0前後が壁。段階を踏めば十分に届く
・看護学生は実習が始まる前の学年に、休学や短期留学を組み込むのが安全

「行きたい気持ちはあるけれど、何から手をつければいいか分からない」——その段階でまったく問題ありません。順番を決めるところから、一緒に整理していきましょう。

本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。各国の資格制度・英語要件・ビザ条件・費用は改定されることがあります。お申し込みや申請の前に、必ず各国の公式機関の最新情報をご確認ください。

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