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40代で留学はできる?費用の総額・ビザ・仕事の進め方

更新日:2026.10.16

40代で留学はできる?費用の総額・ビザ・仕事の進め方

「40代で留学したいけれど、仕事やお金はどうすればいいのか」

社会人になってから海外留学を考えると、20代のころとは違う悩みが出てきます。

40代でも留学はできます。

ただし20代と同じルートは使えません。20代で多いワーホリは、年齢の条件で申し込めないためです。

40代の留学で知っておきたい3つのこと

1ワーキングホリデーは使えない。年齢の上限が原則30歳のため
2ただし学生ビザに年齢の上限はない。審査では「留学の目的」を確認される
31年の語学留学の総額は約350〜700万円。帰国後の生活費まで含めた額

※本記事の金額はすべて日本円換算の目安です(2026年10月時点の為替水準)。国・都市・学校・時期により変動します。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

40代の社会人が海外留学するメリット

社会人になってから行く海外留学には、20代の学生にはないメリットがあります。

主なメリットは次の4つです。

40代で海外留学する4つのメリット

40代から海外留学を考える社会人

メリット1|職歴を土台にキャリアを広げられる

40代は、これまでの職歴の上に留学の経験を積み上げられます。20代のようにゼロから評価されるのではなく、職歴と英語を組み合わせた経歴として見てもらえます。

20代の留学

留学英語を学ぶ›就職職歴は浅い›ゼロから評価英語力が中心

40代の留学

職歴20年前後+留学英語・学位›経歴で評価職歴×英語

40代は、職歴の上に留学を積み上げられるのが20代との違いです。

大学院やMBAの出願でも、長い職歴は評価の対象になります。詳しくは大学院・MBA留学↓で紹介しています。

メリット2|目的がはっきりしていて成果が出やすい

40代は、仕事のどんな場面で英語が必要かを具体的に知っています。困りごとから学び方を選べるので、留学の成果につながりやすくなります。

仕事での困りごと選べる学び方
会議で発言できない›ディスカッションの多いビジネス英語コース
英語のメールや資料に時間がかかる›書く練習の多いコース・大学院の授業
海外の取引先と雑談が続かない›一般英語コース+ホームステイ

20代に多い「話せるようになりたい」という目標より具体的なぶん、同じ期間でも持ち帰れるものが多くなります。

メリット3|仕事や家庭が落ち着き、時間を取りやすい

子どもの手が離れた、大きなプロジェクトが終わったなど、40代はまとまった時間を取りやすい時期です。行ける期間に合わせて、仕事の調整のしかたを選べます。

留学の期間と、仕事の調整のしかた

1〜4週間有給・長期休暇仕事を続けたまま行ける
数か月休職戻る場所を残せる。給付金の対象になることも
半年以上退職期間を自由に決められる。収入はなくなる

休職して行く場合は、雇用保険の教育訓練休暇給付金↓を受け取れることがあります。

メリット4|自分の資金で納得のいく計画を立てられる

40代は自分の資金で留学できるため、国・期間・滞在方法を自分の判断で決められます。

仕事でお金を管理してきた経験も、計画づくりに生きます。

40代の資金計画の立て方

STEP 1

今の貯蓄を確認する

›

STEP 2

留学に使う上限を決める

›

STEP 3

帰国後の生活費を別に取る

残りの範囲で、国・期間・滞在方法を選ぶ

帰国後の生活費まで先に確保しておくと、現地でお金の心配をせずに学べます。

必要な金額は40代の留学にかかる総額↓で紹介しています。

40代からの留学で使えるビザ|ワーホリは対象外

40代で留学できるかどうかは、どのビザを使うかで決まります。

年齢で使えなくなる制度と、何歳でも使える制度があるためです。

40代でも学生ビザなら留学できる

40代が使えないのはワーホリだけです。語学学校や大学院に通う留学は、40代でも申し込めます。

結論

40代でも留学はできます。ただしワーキングホリデーは使えません

留学に使う学生ビザには、年齢の上限が設けられていません。上限があるのはワーホリのほうです。「40代は留学できない」と言われるのは、この2つが混同されているためです。

最初に知っておきたい3つのこと

1ワーホリの年齢制限は原則18〜30歳。40代は対象外
2学生ビザは年齢の上限がなく、40代でも申請できる。ただし留学の目的は審査される
3現地で働けるかは国とコースで決まる

20代と40代の留学ルートの違い

20代はワーホリ、40代は学生ビザで渡航するのが一般的です。違いを図にしました。

20代のルート

ワーホリ30歳まで›学びながら働く制限がゆるい

40代のルート

学生ビザ年齢の上限なし›語学・大学院・専門目的で選ぶ›国により就労可条件つき

海外で学ぶ・働くという目的は同じです。違うのは、使うビザの種類です。

ルート別|40代が使える制度の早見表

40代が取り得る主なルートを、可否と年齢の上限で並べました。

ルート
40代
の可否
年齢の
上限
ワーキングホリデー
不可
原則30歳
語学留学(学生ビザ)
可
上限なし
大学院・MBA
可
上限なし
専門・職業訓練コース
条件付き
コース条件
短期留学(ビザなし)
可
上限なし
(期間は国別)

※ビザの区分・滞在可能期間・就労の可否は国と年度で変わります。渡航前に外務省および各国大使館の公式情報で必ず確認してください。ビザなしで通える期間は国別の短期留学の上限↓、年齢制限の詳細はワーキングホリデーの年齢制限まとめで解説しています。

なぜ40代はワーホリが使えないのか

ワーホリの年齢は、日本と相手国が結んだ協定で決められています。40代が対象外になる理由は次の3つです。

1

制度の目的が「青少年の交流」だから

休暇を過ごしながら就労も認める二国間の取り決めで、労働力の受け入れ制度ではありません。だから対象年齢が区切られています。

2

協定で年齢が明記されている

日本国籍は原則18〜30歳で、31歳の誕生日の前日までが申請期限です。個別の事情で例外が認められる仕組みはありません。

3

上限が高い制度も40代には届かない

カナダには認定団体を通す形で35歳までを対象とする枠があります。それでも上限は35歳です。

英語圏6カ国の条件を並べると、40代が使える国は1つもありません。

40代はワーホリの代わりに学生ビザで行くと考えてください。学校に通う点は同じで、働けるかどうかは国のルールで決まります。

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2026年8月12日更新 2026年8月12日

40代の学生ビザで問われる「留学の目的」

年齢だけを理由に学生ビザが下りないことはありません。

ただし審査では「なぜ今、この学校で学ぶのか」を確認されます。退職や長いブランクがある40代は、この点を詳しく聞かれやすくなります。

注意:オーストラリアは「本当に学ぶ目的か」を審査します

2024年3月から、学生ビザの申請者が本当に学ぶために渡航するのかを確かめる「Genuine Student要件」が導入されました。大学の確認書類にも1年を超える職歴の空白や家族の同行を問う項目があり、これまでの経歴とつながらないコース選びや大きなキャリアチェンジは、拒否の理由に挙げられることがあります。

国ごとに、審査で特に見られる点は違います。

40代は職歴が長いため、「なぜ今このコースなのか」を経歴と結びつけて説明できるよう準備しておきましょう。

学生ビザの審査で見られる主なポイント

オーストラリアの国旗オーストラリア

Genuine Student要件。経歴とコースのつながりを書面で説明

カナダの国旗カナダ

学習計画と資金の証明。コースを選んだ理由の説明を求められることも

ニュージーランドの国旗ニュージーランド

本当に学ぶ目的かと、滞在中の資金を確認

イギリスの国旗イギリス

面接で学ぶ理由やコースの理解度を聞かれることも

アイルランドの国旗アイルランド

学費の支払い証明と、滞在資金の証明が中心

アメリカの国旗アメリカ

大使館の面接が必須。修了後に日本へ戻る意思を説明

40代の申請で準備しておきたいのは、次の4つです。どの国でも、書類と面談で一貫した説明ができると審査が進みやすくなります。

ビザ申請の前に整理しておきたいこと

経歴とコースのつながり:今の仕事や専門と、受講するコースがどうつながるか
帰国後の計画:復職先や転職の方向など、学んだことをどこで使うか
ブランクの理由:退職や休職の期間がある場合、その経緯
資金の証明:学費と滞在費をまかなえる預金残高

※審査の基準と必要書類は国ごとに異なります(2026年10月時点)。申請前に各国移民局の公式情報をご確認ください。

公式サイトオーストラリア内務省 学生ビザ(Subclass 500)申請料・Genuine Student要件・必要書類を確認する ›

留学カウンセラー
りょう

相談で最も多いのが「40代だとビザが下りないのでは」という不安です。年齢だけで断られることはありませんが、目的の説明は必ず求められます。実際に時間がかかるのは、お金と仕事の調整、それに目的を説明する準備です。

40代におすすめの留学方法・プラン5つ

40代が現実的に選べる留学は5つです。

40代からの留学の種類を比べるイメージ

期間と費用の幅が大きいので、まず全体像から見てください。

5種類を期間と費用で比べる

横棒の長さが期間の目安です。右端が留学費用の目安になります。

短期リフレッシュ25〜60万円

1〜4週間

語学留学70〜470万円

3か月〜1年

就労つきプログラム200〜500万円

6か月〜2年

資格・専門スキル200〜600万円

6か月〜2年

大学院・MBA500〜1,500万円

1〜2年

※学費・滞在費・渡航費を含む留学費用の目安です。ビザや帰国後の生活費などは含みません(その他の費用↓)。学校・都市・滞在方法・為替により変動します。

1. 短期リフレッシュ留学|辞めずに行ける

有給や長期休暇で行ける1〜4週間の形です。

初めての留学として選ばれることが多い形です。

お試し向け

期間 1〜4週間 / 留学費用 25〜60万円 / 向く人 仕事を続けたい人

1〜4週間で英語力が大きく伸びるわけではありません。

目的は「海外生活が自分に合うかを確かめること」に置くと満足度が上がります。

短期なら学生ビザなしで通える国が多い一方、上限の期間は国ごとに違います。

アメリカだけは、短くても語学学校にしっかり通うならビザが必要です。

学生ビザなしで通える期間の上限

カナダの国旗カナダ

6か月eTAで入国。6か月以内のコースは許可不要

イギリスの国旗イギリス

6か月訪問者として就学可。ETAが必要

オーストラリアの国旗オーストラリア

3か月ETAなどの訪問者ビザで就学可

ニュージーランドの国旗ニュージーランド

3か月NZeTAで入国して就学可

アイルランドの国旗アイルランド

90日90日を超えたら到着後に滞在登録

アメリカの国旗アメリカ

不可語学学校のフルタイムは1週間でも学生ビザ

※2026年10月時点の目安です。電子渡航認証(eTA・ETA・NZeTA・ESTA)は事前申請と手数料が必要です。条件は変わるため、各国大使館・移民局の公式情報でご確認ください。

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2. 語学留学|3か月〜1年で英語を学び直す

学生ビザで3か月から1年ほど通う形です。

年齢の上限がなく、社会人向けのビジネス英語コースなど、同年代が集まりやすいコースも選べます。

長期の基本

期間 3か月〜1年 / 留学費用 70〜470万円 / 向く人 英語を学び直したい人

通う学校によって、教室の雰囲気は大きく変わります。

年齢層・クラス分け・国籍比率の3つを事前に確認すると、教室で浮く不安はかなり減らせます。

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3. 大学院・MBA留学|職歴が評価される

40代の職歴が出願で評価される、数少ない形です。

そのぶん費用は最も高く、準備にも時間がかかります。

学位を取る

期間 1〜2年 / 留学費用 500〜1,500万円 / 向く人 職種を移したい人

条件・準備期間・費用の順に見ていきます。

40代で大学院留学を目指す社会人

大学院留学の基本条件

年齢の上限はなく、見られるのは職歴と目的です。

40代の大学院留学|基本条件

出願条件
学士号が基本。分野により実務経験で代替できる場合も
期間
1〜2年
イギリスは1年、オーストラリア・カナダ・アメリカは1.5〜2年が主流
学費
年間 約250〜700万円(MBAはさらに上振れ)
英語要件
IELTS 6.5前後が目安
専攻により7.0以上。各セクションの下限が別に定められることもある
準備期間
出願の6〜12か月前から動き出すのが一般的
年齢制限
上限なし。職歴が評価対象になる
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2026年7月27日更新 2026年8月5日

MBA留学とは|職歴が出願材料になる

MBAは経営学修士のことで、実務経験のある社会人が対象の課程です。

40代の職歴が最も直接的に評価されます。

対象

実務経験のある社会人

職歴3〜5年以上を求める学校が多く、40代の多くは要件を満たす

学ぶ内容

経営全般を横断的に

戦略・財務・マーケティング・組織を通しで学ぶ

期間と費用

1〜2年/700〜1,500万円

ヨーロッパは1年制、アメリカは2年制が主流。生活費は別

注意

GMATやGREを課す学校も

英語スコアとは別の試験で、準備期間が延びる

40代の出願では、英語のスコアに加えて職歴の一貫性・人を動かした経験・修了後の計画が重視されます。

※学費・出願条件・GMATの要否は学校によって大きく異なります。出願前に各校の公式募集要項をご確認ください。

MBA・研究系・実務系の違い

同じ大学院でも、目的によって選ぶ課程が変わります。修了後にどう使うかを基準に選んでください。

課程
期間・学費
向いている人
MBA
1〜2年
700〜1,500万円
管理職経験があり、経営側に回りたい人
研究系修士
1〜2年
400〜900万円
研究職・大学教員・博士課程を視野に入れる人
実務系修士
1〜1.5年
350〜800万円
今の専門を深め、職種は変えずに広げたい人

出願までのスケジュール

よくある失敗は、英語スコアの取得を後回しにすることです。次の順番で進めてください。

1英語スコアを取る12〜6か月前1回で基準に届かないことが多く、複数回の受験が前提。受験料は1回約2.5〜3万円
2出願書類をそろえる8〜4か月前成績証明の英訳・推薦状・エッセイを準備。推薦者への依頼は早めに
3出願・合否6〜3か月前複数校への出願が一般的。出願料は1校約1〜2万円
4学生ビザ申請・渡航合格後合格通知を受けてから申請。退職のタイミングもここに合わせる

40代が使える奨学金・使えない奨学金

公的な奨学金の多くには年齢の上限があり、40代では使えないものがあります。

制度
40代
の可否
年齢の
条件
JASSO 学位取得型(修士)
不可
35歳未満
JASSO 学位取得型(博士)
不可
40歳未満
大学独自の授業料減免
可
上限なしが多い
民間財団・企業の派遣制度
条件付き
制度ごとに違う

40代は出願先の大学が出す奨学金を狙うのが現実的です。

合格と同時に選考されることが多く、出願段階での確認が要ります。会社員のまま休暇を取って行くなら、教育訓練休暇給付金↓も海外大学院の修士号取得に使える場合があります。

※JASSOの年齢条件は過去の募集要項にもとづく目安です。2027年度の募集要項が公表されているため、応募前に最新の要項をご確認ください。

40代で学位を取って回収できるか

学費の額だけを見ると、回収は簡単ではありません。

回収しやすい人と、慎重に考えたい人の違いをまとめました。

回収しやすい人

・今の専門の延長で学位を足す

・帰国後の業界が決まっている

・1年制で費用と空白を抑える

慎重に考えたい人

・未経験分野へ完全に転向する

・学費を借入だけでまかなう

・帰国後の受け皿が未定

大切なのは、学位を職歴と結びつけて説明できるかどうかです。

職歴の長い40代は、ここを説明できれば転職で有利に働きます。

4. 就労つきプログラム|働きながら学ぶ

学びながら就労できる制度を使う形です。

ワーホリが使えない40代が、現地で働く経験を得るための選択肢です。

働きながら学ぶ

期間 6か月〜2年 / 留学費用 200〜500万円 / 向く人 海外就労を試す人

国選びには注意が必要です。語学留学中に働けるかどうかは、国によって大きく異なります。

語学留学中に働けるか(国別)

オーストラリアの国旗オーストラリア

可2週間で48時間まで。語学コースも対象

アイルランドの国旗アイルランド

可25週以上の認定コース。週20時間(休暇中40時間)

ニュージーランドの国旗ニュージーランド

条件付きカテゴリー1校で14週以上。週20時間

カナダの国旗カナダ

不可語学学校のみは不可。カレッジ進学後は週24時間

イギリスの国旗イギリス

不可語学目的の短期就学ビザでは働けない

アメリカの国旗アメリカ

不可F-1は原則キャンパス内の就労のみ

※2026年10月時点の目安です。就労時間・対象コースの条件は改定されます。申請前に各国の移民局・大使館の公式情報で必ず確認してください。

5. 資格・専門スキル留学|専門資格を取る

現地の専門コースでスキルや資格を取る形です。

大学院より期間が短く、費用も抑えやすいのが利点です。

資格を取る

期間 6か月〜2年 / 留学費用 200〜600万円 / 向く人 専門を増やす人

注意したいのは、取った資格が日本で通用するとは限らない点です。

帰国後に何に使うのかを先に決めてから選んでください。ビザ審査で問われる留学の目的↑の説明にも、そのまま使えます。

どのルートが自分に合うか、まだ決めきれていませんか?
40代の条件で、現実的な進め方を一緒に整理できます

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40代の留学費用|総額と内訳

英語圏で1年間語学留学をする場合を例に、費用の内訳と総額を計算します。

40代の留学費用の総額と内訳を計算するイメージ

すべて日本円換算の目安です。

40代の留学にかかる総額

1年の語学留学に用意したい総額は、約350〜700万円です。

学校や生活の「留学費用」に、ビザや帰国後の生活費などの「その他の費用」を足した額です。

留学費用(1年)

250〜470万円

+

その他の費用

100〜230万円

=

40代が用意したい総額

約350〜700万円

1年の語学留学+帰国後3〜6か月の生活費を含む

総額の内訳|留学費用とその他の費用

総額は、学費・滞在費などの「留学費用」と、ビザ・保険・帰国後の生活費などの「その他の費用」に分かれます。

① 留学費用(1年)|カナダ・オーストラリア基準

学費
滞在費
生活費
渡航前
学費90〜160万円
滞在費90〜170万円
現地の生活費40〜80万円
渡航前の費用(航空券など)30〜60万円
留学費用の合計250〜470万円

※ニュージーランドはこれより安め(230万円〜)、イギリス・アメリカは高め(約350〜700万円)です。国ごとの目安は6カ国の総合比較表↓をご覧ください。

留学費用のほかに、次の費用もかかります。学費と滞在費だけで予算を組むと足りなくなるので注意してください。

② その他の費用

出発前

学生ビザ申請料

約2〜25万円

国で差が大きい。オーストラリア約24万円、アメリカ約12万円、カナダ2〜3万円

出発前

海外留学保険

年15〜25万円

年齢が上がると高くなる。持病の告知も必要

出発前

英語試験の受験料

1回2.5〜3万円

複数回の受験が前提

出発前

歯科治療・健康診断

3〜10万円

海外の歯科は高額。出発前に済ませる

帰国後

住民税・社会保険

20〜40万円

退職翌年の分。前年の収入で決まる

帰国後

帰国後の生活費

60〜120万円

再就職までの3〜6か月分

その他の費用の合計学費・滞在費・航空券は除く約100〜230万円

※ビザ申請料は2026年10月時点の各国公表額をもとに日本円で換算した目安です。住民税と社会保険は、出国のタイミングや転出届の有無で変わります。

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2026年7月13日更新 2026年8月4日

休職なら使える教育訓練休暇給付金

会社を辞めずに無給の休暇を取って留学する場合、雇用保険から給付金を受け取れることがあります。

語学留学も対象です。

教育訓練休暇給付金とは

内容
休暇中の生活費として、失業給付(基本手当)に相当する額が支給される
対象の学び
大学・専門学校のほか、語学留学や海外大学院の修士号取得も含まれる
受給期間
原則、休暇開始日から1年間
開始
2025年10月

次の3つをすべて満たせば対象になります。勤続の長い40代ほど満たしやすい条件です。

使えるかどうか、3つの条件をチェック

雇用保険に通算5年以上加入している
休暇の前2年間に被保険者期間が12か月以上ある
会社に教育訓練休暇の規定があり30日以上の無給休暇を承認してもらえる
注意有給休暇を使った日や、収入のある仕事をした日は支給の対象外です。

3つ目の会社の規定がないと使えないため、退職を決める前に人事へ確認してください。

※出典:厚生労働省「教育訓練休暇給付金」(2026年10月時点)。給付日額・給付日数は雇用保険の加入期間や賃金で決まるため、手続きはハローワークでご確認ください。

公式サイト厚生労働省 教育訓練休暇給付金支給要件・給付額・手続きの流れを確認する ›

期間別の費用一覧

期間を短くすると費用は下がりますが、英語の到達度も変わります。

期間
留学費用の目安
到達イメージ
1か月
25〜60万円
耳が慣れる。話す度胸がつく
3か月
70〜130万円
日常会話が成立し始める
6か月
140〜250万円
仕事の話題にも対応できる
1年
250〜470万円
進学や就労に届く土台ができる

※留学費用は、その他の費用を含まない額です。到達イメージは目安で、渡航時の英語力・学習量・生活環境によって変わります。

予算別にできること

用意できる金額が決まっている方は、こちらから見てください。

用意できる予算
できることの目安
〜60万円
1か月の短期留学。仕事を辞めずに、有給や休職で行く
100〜250万円
3〜6か月の語学留学。シェアハウスで生活費を抑える形
350〜700万円
1年の語学留学。帰国後の生活費まで確保できる
700万円〜
大学院・MBAで学位を取る。離職中の生活費も含めて計画できる

留学カウンセラー
りょう

40代の方の予算相談では、帰国後の3〜6か月分を必ず別枠で確保していただきます。ここを削って渡航すると、現地で「早く帰らないと」という焦りが出て、せっかくの期間が中途半端になってしまうためです。

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40代の留学におすすめの国6選

40代の国選びでは、費用に加えて「同年代の学生がいるか」「現地で働けるか」も確認しましょう。

6カ国の総合比較表

国名をタップすると、その国の紹介に移動します。

国
40代適性
1年費用
生活費/月
カナダの国旗カナダ
★4.7
250〜400万
12〜20万
ニュージーランドの国旗ニュージーランド
★4.5
230〜380万
12〜18万
オーストラリアの国旗オーストラリア
★4.4
280〜450万
13〜22万
アイルランドの国旗アイルランド
★4.3
250〜400万
13〜20万
イギリスの国旗イギリス
★4.2
350〜600万
15〜25万
アメリカの国旗アメリカ
★4.0
400〜700万
15〜25万

※40代適性は、費用・就労の可否・学校の年齢層・生活のしやすさをもとにした編集部の目安です。1年費用は語学留学1年の留学費用(日本円換算)の目安で、ビザや帰国後の生活費などの「その他の費用」は含みません。

費用が安い順ランキング

予算から国を選ぶ場合は、この順番を参考にしてください。

1ニュージーランドの国旗ニュージーランド230万円〜
2カナダの国旗アイルランドの国旗カナダ・アイルランド250万円〜
3オーストラリアの国旗オーストラリア280万円〜
4イギリスの国旗イギリス350万円〜
5アメリカの国旗アメリカ400万円〜
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2026年7月24日更新 2026年8月5日

カナダ|治安と費用のバランスが良い

治安・費用・学校数のバランスが良く、40代の相談でも候補に挙がりやすい国です。

カナダの街並み
カナダの国旗

カナダ

1年の費用目安

約250〜400万円

生活費(月)

12〜20万円

社会人向けコースが多く、教室の年齢層が比較的高い
語学学校のみでは働けないが、大学・カレッジ進学後は授業期間中に週24時間まで就労できる
医療体制と治安が安定しており、単身の40代でも生活しやすい
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ニュージーランド|費用を最も抑えられる

英語圏では費用を抑えやすく、生活のペースがゆるやかです。人混みが苦手な方に向いています。

ニュージーランドの自然と街
ニュージーランドの国旗

ニュージーランド

1年の費用目安

約230〜380万円

生活費(月)

12〜18万円

英語圏のなかでは費用が抑えやすい
認定校で14週以上のフルタイム就学なら週20時間の就労が可能
学校数は大国より少なく、選択肢は絞られる
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オーストラリア|働きながら学べる

語学コースでも就労が認められており、40代でも収入を得ながら学べます。ただしビザ審査は厳しめで、申請料も6カ国で最も高くなっています。

オーストラリアの都市の風景
オーストラリアの国旗

オーストラリア

1年の費用目安

約280〜450万円

生活費(月)

13〜22万円

学生ビザで2週間48時間まで就労でき、語学コースでも認められる
ビザ申請料は約24万円と高く、留学の目的の審査↑も厳しめ
都市部の家賃が高く、滞在方法で総額が大きく動く

※就労時間の上限やコースの条件は改定されることがあります。申請前に内務省の公式情報を確認してください。

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アイルランド|語学留学でも働ける

日本人比率が低く、英語漬けの環境をつくりやすい国です。語学留学でも働けるのは、40代にとって利点です。

アイルランドの街並み
アイルランドの国旗

アイルランド

1年の費用目安

約250〜400万円

生活費(月)

13〜20万円

認定校の25週以上のコースなら、語学留学でも週20時間の就労が認められる
日本人が少なく、英語を使わざるを得ない環境をつくれる
ダブリンの住居は競争が激しく、早めの確保が必要
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イギリス|1年で修士を取れる

修士課程が1年で終わるため、仕事を離れる期間を短くできます。費用は高めです。

イギリス・ロンドンの街並み
イギリスの国旗

イギリス

1年の費用目安

約350〜600万円

生活費(月)

15〜25万円

修士が1年で修了でき、離職期間を短くできる
実務経験を評価するコースがあり、40代の職歴が生きる
語学目的の短期就学ビザでは就労できない
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アメリカ|専門分野を深く学びたい人向け

大学・大学院の数が多く、専門分野を深く学びたい40代に向いています。費用は6カ国で最も高くなります。

アメリカの大学キャンパス
アメリカの国旗

アメリカ

1年の費用目安

約400〜700万円

生活費(月)

15〜25万円

分野と学校の選択肢が多い
都市によって費用も治安も大きく違う
学生ビザの就労は原則としてキャンパス内に限られる
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40代で留学した人の体験談

実際に40代で留学した人の声を紹介します。

仕事の扱いも行き先も、人によってさまざまです。

Aさん40代前半・会社員

カナダの国旗カナダ3か月休職

「教室で浮くかと思ったら、社会人クラスは同年代が多くて安心しました」

休職制度を使って3か月だけ行きました。授業はビジネス英語中心で、仕事の話題なら自分から話せたのが自信になりました。

休職と給付金について↑

Bさん40代後半・会社員

オーストラリアの国旗オーストラリア1年退職

「働きながら学べたので、貯金の減り方が想定よりゆるやかでした」

退職して1年間、語学学校に通いながら週に数日働きました。帰国後の生活費を先に分けておいたので、焦らずに過ごせました。

留学のその他の費用↑

Cさん40代前半・管理職

イギリスの国旗イギリス1年退職

「これまでの職歴を、そのまま出願の強みにできました」

1年制の修士課程に進みました。年齢より職歴と目的を見てもらえる出願だったので、40代でも不利だと感じませんでした。

大学院・MBA留学について↑

※体験談は個人の感想です。費用や英語の伸びは、国・期間・学習量によって異なります。

まとめ|40代で留学を決める前に

この記事の要点をまとめます。

この記事のまとめ

・ワーホリは原則30歳までで40代は使えないが、学生ビザに年齢の上限はない。審査では留学の目的が見られる
・短期・語学・大学院・就労つき・資格の5つから、目的で選ぶ
・1年の語学留学の総額は約350〜700万円。帰国後の生活費まで含めた額
・語学留学中に働けるのはオーストラリアとアイルランド、条件付きでニュージーランド
・会社員なら、退職の前に休職と教育訓練休暇給付金が使えるかを確認する
・出発前に、帰国後の働き方と予算の上限を決めておく

40代の留学は、準備に時間がかかります。それでも目的と予算を決めれば、選べる方法は十分にあります。

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本記事は2026年10月時点の情報です。ビザの条件・費用・制度は変更されることがあります。渡航前に外務省および各国大使館・各学校の公式情報を必ずご確認ください。

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