TOP【保存版】英語初級レベルがまず覚えるべき前置詞16選!例文&イメージで完全網羅!

【保存版】英語初級レベルがまず覚えるべき前置詞16選!例文&イメージで完全網羅!

更新日:2023.02.28

【保存版】英語初級レベルがまず覚えるべき前置詞16選!例文&イメージで完全網羅!

英語の前置詞は種類が多いものの、使い方を間違えてしまうと意味がまったく変わってしまうため厄介です。これから留学を検討している方、TOEIC、TOEFL、英検を受験する予定の方は、前置詞のイメージをふわっとさせたまま英語学習をすることはおすすめしません。まずは、しっかりとイメージを理解して使えるようになっておくことで、スムーズに英語学習を進められるからです。この記事では、「前置詞とは何か」「35種類の前置詞の意味と例文」について分かりやすく解説します。

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前置詞とは?

前置詞とは、名詞や代名詞の前に置くことで文章をつなぐ働きを持つ英語の品詞です。

「私は、明日から月末まで留守です」という文章があった場合、「は」「から」「まで」が前置詞になります。

日本人のわたしたちは、無意識のうちに前置詞を使い分けて日本語の文章を組み立てていますが、それは英語のネイティブスピーカーたちも同じようです。

実際にアメリカ人に前置詞をどうやって使い分けているか尋ねても「なんとなく…」と答える人ばかりでした。

そのため、英語の前置詞を自然に使えるようになるためには、繰り返しイメージで覚えていくことが重要です。

英語の前置詞

まずは中学英語で登場する初級レベルの前置詞からまとめています。

初級レベルといっても利用頻度が高いものばかりですので、しっかりと違いを理解することでコミュニケーションが取りやすくなります。

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of(〜の)

「of」は、何か大きな類の中の一部分を表しています。

〈所有を意味するofの例文〉
The legs of the table are shaky.(テーブルの脚がぐらつく)

〈部分を意味するofの例文〉
I am a member of the football club.(わたしは、サッカーチームのメンバーの一員だ)

〈単位を意味するofの例文〉
How many slices of meat would you like?(お肉は何切にしますか?)

at(〜で)

「at」は、ピンポイントにある場所や時間を具体的に示しています。

〈場所を意味するatの例文〉
I live at eight Victoria Street.(わたしはヴィクトリアストリート8番地に住んでいる)

〈時間を意味するatの例文〉
I go to school at nine.(わたしは9時に学校に行く)

〈数値を意味するatの例文〉
We want to get ten score at least.(わたしたちは少なくとも10点欲しい)

to(〜に)

to」は、目的に向かって進んで到達するための方向を表しています。

〈空間を意味するtoの例文〉
I got an invitation to a party. (わたしはパーティーに誘われた)

〈時間を意味するtoの例文〉
He works from nine am to five pm.(彼は午前9時から午後5時まで働く)

〈変化を意味するtoの例文〉
The lights change to red.(信号が赤に変わった)

on(〜に)

「on」は、紙の上にペンがあるように平面上の接触関係を表しています。

〈接触関係を意味するonの例文〉

There is a book on the desk.(机の上に本がある)

〈時間を意味するonの例文〉

We go to the theater on the morning of 10th September.(私たちは9月10日の朝に映画館に行く)

〈依存を意味するonの例文〉

They are counting on you.(彼らは君を頼りにしている)

in(〜のなかで)

「in」は、箱や布に全方位を包まれた状態を表しています。

〈空間の意味を表すinの例文〉

That actor got in the car.(あの俳優は車に乗った)

〈範囲を意味するinの例文〉

There was not a soul in sight.(誰一人見えなかった)

〈数量を意味するinの例文〉

The books by Stephen Edwin King sell in their millions.(スティーブンキングの本は何百万冊も売れる)

for(〜にとって、〜に向かって)

「for」は、目標や何かのゴールに向かって進んでいく状態を表しています。

他の前置詞「to」と混同しがちですが、toは必ず行き着くのに対して、forはその方向に向かっている状態そのものを指しています。

〈目的を意味するforの例文〉

My sister set out for London.(わたしの妹はロンドンに向けて出発した)

〈利益を意味するforの例文〉

Sally baked a pie for her grandmother.(サリーは、彼女のおばあちゃんのためにパイを焼いた)

〈交換を意味するforの例文〉

“Holland” is the informal name for the Netherlands.(「オランダ」は、ネーデルランドの俗称です)

by(〜のそばに、〜によって)

「by」は、時間や物理的に近くにあったり、近づいている状態を表しています。

〈場所を意味するbyの例文〉

The criminal walked right by me.(犯人はわたしのすぐそばを通り過ぎた)

〈時間を意味するbyの例文〉

Homework three must be submitted by six pm.(宿題3の提出は午後6時までです)

〈方法を意味するbyの例文〉

My neighbor send a letter by registerd mail.(私のご近所さんは書留郵便で送る)

with(〜と一緒に)

「with」は、何かメインのものに対して付随している状態を表しています。

「一緒に」と訳されているため、誤解されてしまうことが多いですが「A with B」の場合、AとBは必ずしも対等関係ではありません。

〈一緒を意味するwithの例文〉

I discuss the plans with my boss.(わたしはその計画について上司と議論をする)

〈所有を意味するwithの例文〉

My father is a gentlemen with a sense of humor.(わたしの父はユーモアのある紳士だ)

〈付帯状態を意味するwithの例文〉

It is rude to speak with your mouth full.(口の中をいっぱいにして話すのは行儀が悪い)

from(〜から)

「from」は、時間や場所の起点となる部分を表しています。

〈空間を意味するfromの例文〉

Customs vary from country to country.(習慣は国によって違います)

〈時間を意味するfromの例文〉

My daughter is a girl with heart problems from birth.(わたしの娘は生まれつき心臓に問題を抱えています)

〈起源を意味するfromの例文〉

This word is an excerpt from the old testament.(この言葉は旧約聖書からの引用だ)

before(〜の前に)

「before」は、時間、物理的、優先順位で前にある状態を表しています。

〈位置を意味するbeforeの例文〉

Her lovely face is coming before his eyes.(彼女の美しい顔が彼の前に迫っている)

〈順序を意味するbeforeの例文〉

Safety comes before everything else.(安全第一)

〈時間を意味するbeforeの例文〉

a bright future spread out before him.(彼は前途有望だ)

after(〜の後に)

「after」は、他の前置詞「before」の対語で、時間、物理的、優先順位で後にある状態を表しています。

〈順序を意味するbeforeの例文〉

My name comes after yours on the list.(わたしの名前は君の前の次に載っている)

〈模倣を意味するbeforeの例文〉

He really is a man after my own heart.(彼こそ心にかなった人だ)

〈時間を意味するbeforeの例文〉

The waiter made mistakes one after another.(あのウエイターは次々とミスをした)

about(〜について)

「about」は、中心からやんわりと周りに存在する状態を表します。

〈場所を意味するaboutの例文〉

Bill smiled and others about the table laughed.(ビルが微笑むとテーブル周りにいた人たちも笑顔になった)

〈中心を意味するaboutの例文〉

I have a lot to think about。(わたしには考えるべきことがたくさんある)

near(〜の近く)

「near」は、ぎりぎり手が届かないほどの距離感にある状態を表します。

ほかの前置詞「by」と似ていますが、byが手に届く範囲のことを表しているため、nearはやや遠くを意味します。

〈場所を意味するnearの例文〉

You need to come to the nearest station by yourself.(あなたは自力で最寄り駅まで来なければならない)

〈時期を意味するnearの例文〉

Christmas is near.(もうすぐクリスマスが来る)

until(〜まで)

「until」は、時間の流れがある地点までずっと続く状態を表しています。

〈時間を意味するuntilの例文〉

He remained single until his death.(彼は死ぬまで独身だった)

〈場所を意味するuntilの例文〉

Stay on the train until Mito, and then change.(このまま水戸まで乗って、乗り換えよ)

as(〜として)

「as」は、核となる意味が同じであることを表しています。

りんごとみかんは違う食べ物ですが、フルーツとして同じに分類できることをイメージすると分かりやすいです。

〈立場を意味するasの例文〉

He works hard as a leader.(彼はリーダーとして一生懸命に動いた)

〈例を意味するasの例文〉

I really like watching ball games, such as baseball and football.(わたしは、野球やサッカ〜のような球技観戦が好きだ)

まとめ

この記事では、英語学習をするうえでまずは把握しておきたい基本的な前置詞を紹介しました。

日本語を話すときは、ほとんど気にすることなく使っている前置詞ですが、英語になった途端混乱してしまう人も多いでしょう。

前置詞は暗記することもできますが、イメージで覚えて繰り返し使うことが、身につけるために一番効果的と言われています。

ぜひ、この記事を繰り返し読み直してイメージと例文で頭に叩き込みましょう。

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