TOPアメリカ合衆国の首都は「ワシントンD.C.」なぜニューヨークではないのか解説!

アメリカ合衆国の首都は「ワシントンD.C.」なぜニューヨークではないのか解説!

更新日:2024.08.31

アメリカ合衆国の首都は「ワシントンD.C.」なぜニューヨークではないのか解説!

「アメリカの首都は?」と聞かれて「そう言えば、どこだろう?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。日本でも、ニューヨークやロサンゼルスといった大都市が有名ですが、これらの都市は首都ではありません。アメリカの首都は「ワシントンD.C.」という地区です。

この記事では、アメリカの首都である「ワシントンD.C.」の所在地や街の特徴などをご紹介します。また「もしも留学するとしたら」という観点でも解説するので、大都市以外の留学先を検討中の人もぜひ参考にしてください。

目次


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アメリカ合衆国の首都を「ワシントンD.C.」と呼ぶ理由

「アメリカの首都はワシントン」というフレーズを、耳にしたことがある人もいるでしょう。これは間違いではありませんが、「ワシントン」に「D.C.」を付けないと、相手によっては混乱を招くかもしれません。ここでは、アメリカ合衆国の首都を「ワシントンD.C.」と呼ぶ理由を解説します。

ワシントンD.C.は「ワシントン」ではない

アメリカには、首都である「ワシントンD.C.」以外にも「ワシントン」と呼ばれる州があります。ワシントン州には、スターバックスやAmazonといった世界的な有名企業が本社を構える「シアトル」があるため、日本でも有名です。

「州」と「首都」を混同させないために、アメリカの首都は「ワシントンD.C.」と呼ばれるようになりました。「ワシントン州」はアメリカ北西部、「ワシントンD.C.」はアメリカ東部、両者は地図上でも異なる位置にあります。

「ワシントンD.C.」の正式名称は「コロンビア特別区(District of Columbia)」です。「特別区」とあるように、アメリカの他の州とは異なる性質を持ち合わせています。アメリカは、それぞれが独立した50の州から成る連邦制国家です。ワシントンD.C.は、どの州にも属さない「連邦政府直轄の地区」とされています。

アメリカの首都について知ろう!ワシントンD.C.の基本情報

ワシントンD.C.にはホワイトハウス(大統領の官邸)があるため、ニュースで放映されることも多々あります。とはいえ、規模感や街の特徴のイメージが浮かばない人もいるでしょう。ここでは、アメリカの首都であるワシントンD.C.の基本情報をご紹介します。

ワシントンD.C.が首都になった経緯

日本の首都は、世界的にも知名度が高い「東京都」です。日本人の感覚からすると、知名度が高い「ニューヨーク」ではなく、「ワシントンD.C.」が首都であることに疑問を抱く人もいるでしょう。

実は、アメリカの首都が最初に定められた1789年の時点では、首都はニューヨークでした。その後、ニューヨークからフィラデルフィアに移され、最終的にワシントンD.C.になりました。首都がワシントンD.C.に移されたのは、当時生じていた北部と南部の争いが関係しています。また、首都がどこかの州に属していると、その州の権力が大きくなってしまうことから、どの州にも属さない地区が築かれました。

ワシントンD.C.の場所

ワシントンD.C.は、アメリカ大陸の東部、ニューヨークの南に位置しています。日本の約25倍もの面積があるアメリカの首都でありながら、地図ではあまり目立たないため驚く人もいるでしょう。

ワシントンD.C.がこの場所に置かれるようになったのは、先述の通り北部と南部の争いが関係しています。当時対立していた両者が妥協案として、独立戦争の負債を北部が負担する代わりに、現在のワシントンD.C.がある南部に首都を置くことを決めました。

ワシントンD.C.の人口

ワシントンD.C.の人口は、2023年の時点で約68万人。日本でいうと岡山県岡山市と同じくらいです。同年におけるニューヨークの人口が約826万人であるため、人口のみで比較するとワシントンD.C.はニューヨークのわずか10分の1以下の規模ということです。ニューヨークの面積が784Km2、ワシントンD.C.の面積が177Km2なので、単純な広さも異なります。

ワシントンD.C.にある観光地

ワシントンD.C.の観光のポイントは、世界的に有名な博物館群があること、首都ならではの建造物があることです。

ワシントンD.C.には多数の博物館や美術館があり、その規模は世界最大級。ほとんどの博物館は無料で入場できるため、訪れた際はぜひ見学してみてください。例えば、国立航空宇宙博物館、国立アメリカ歴史博物館、国際郵便博物館など、興味深い博物館が多くあります。

また、国会議事堂やホワイトハウスがあるのもワシントンD.C.です。国会議事堂の中に入りたい場合はツアーへ参加する必要があります。

その他、ワシントン記念碑やリンカーン記念館など、歴代の大統領を記念したモニュメントを見ることもできます。こうした観光スポットがあるのも、首都ならではですね。

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アメリカの首都・ワシントンD.C.は留学に向いている?

留学やワーホリを検討している人の中には「ワシントンD.C.は、渡航先としてどうなの?」と気になる人もいるでしょう。ここでは、留学の渡航先としてのワシントンD.C.の特徴をご紹介します。渡航先がまだ決まっていない人は、ぜひ参考にしてください。

他の大都市に比べると語学学校の数は少なめ

ワシントンD.C.は他の大都市と比べて知名度が高くないため、語学学校の数は多くありません。選択肢が多いと迷ってしまう人にとっては、比較・検討しやすいでしょう。

とはいえ、母数が少ないものの質の良い語学学校もあります。自分の目的に合った学校を選定してしっかりと努力すれば、英語力の向上を期待できます。

ただし、日本人に人気の留学先ではないため、日本人スタッフが在籍している学校はほぼないと思って良いでしょう。英語力に自信のない人は、不安に感じてしまうかもしれません。一人での手続きや渡航に不安がある場合、渡航中のサポートをしている留学エージェントの利用も検討してみてください。

日本人が少ない環境を求めている人におすすめ!

前述の通り、ワシントンD.C.は日本での知名度が高くないため、大都市と比べると日本人が少ない傾向です。日本でも知名度の高い大都市では、語学学校のクラスに多くの日本人がいることも珍しくありません。せっかくの海外生活で日本人と話す機会が多く、結局、英語力が上がらなかったということもあるはずです。ワシントンD.C.は、日本人が少ない環境で留学したい人におすすめの留学先と言えます。

公共交通機関が発達している

ニューヨークやロサンゼルスといった大都市では公共交通機関が発達しているため、車がなくても生活できます。とはいえ、アメリカは基本的に車社会です。留学先として郊外を選択すると、移動が不便と感じる人もいるでしょう。ワシントンD.C.はアメリカの首都だけに公共交通機関が発達しているため、車がなくても街中を移動できます。

アメリカの中では治安が良い

アメリカへの留学に憧れつつ、治安の悪さが気になる人もいるのではないでしょうか。日本は世界的にも治安が良いと言われているため、海外でも同じように過ごしてトラブルに巻き込まれてしまう人が少なくありません。地域や時間帯によっては犯罪が多発するところもあるため、「日本とは違う国である」という意識を持ちましょう。

ワシントンD.C.は、アメリカの中では比較的治安が良い地域です。首都だけに厳しい警備体制がしかれており、常に警察がパトロールしています。治安が気になる人にとって、安心して過ごせる環境だと言えるでしょう。

もちろん、最低限の危機管理は大切です。特に、旅行者はスリや置き引きの被害にあいやすいと言われています。会話に夢中になっていたり、街並みに気を取られていたりすると狙われるリスクが高まります。

インターナショナルな環境が魅力的

ワシントンD.C.は、インターナショナルな環境に身を置きたい人におすすめの留学先です。国会議事堂やホワイトハウスといったアメリカのシンボルだけでなく、各国の大使館があったり、世界各国から留学生が集まっていたりと、アメリカ以外の文化に触れる機会がたくさんあります。積極的に交流を深める機会を作れば、アメリカにいながらさまざまな国を旅しているような気分を味わえるかもしれません。

【関連リンク】ワシントンD.C.の魅力をもっと知るならこちら

ワシントンD.C.では落ち着いた環境で留学ができる!

アメリカの首都であるワシントンD.C.は、交通の便がよく、比較的治安もよいため滞在先としておすすめです。ニューヨークをはじめとした他の大都市と比べると娯楽施設が少ないため、落ち着いた環境で過ごしたい人と相性がよいでしょう。
日本人留学生が比較的少ないため、英語を習得しつつ、アメリカの歴史に触れたり、博物館に行ってみたり……そんな生活を送りたい人にはぴったりの都市です。大都市以外の留学先を探している人は、ぜひワシントンD.C.への留学も検討してみてはいかがでしょうか。

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