【保存版】英会話本の選び方とおすすめ4選！

コロナが明けて、海外旅行に行ったり、街で外国人を見かけて声をかけられる状況になったり、仕事で使う必要が出てきたりと、コロナで止まっていたグローバル化がまた進み始めました。その中で絶対に必要となるのが、英会話です。ただ、実際に勉強するには失敗するのが怖いなんて方には、この記事で絶対に失敗しない始め方をご紹介します。

１．なぜ英会話を学ぶのか

「そもそも、どんな時に英語を使えるの？」という問いに答えを出していきます。すでに、英会話が分かっている方は、飛ばして次の「英会話の注意点は？」以下から読み進めてください。

英会話とは？

英会話とは、英語を話すことを目的としたコミュニケーションの１つの形態です。英語を使って意思疎通を行う場合に使用されます。英会話は、留学、ビジネス、観光など、多くの場面で役立ちます。

英会話は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つのスキルのうち、リスニングとスピーキングが中心となるスキルです。要は、たった2つの力に集中して勉強するだけでいいのが、英会話です。

旅行時の交流にも使える？

英語を話せると、海外旅行での現地の人とのコミュニケーションがスムーズになります。レストランでの注文やお勧めの観光スポットの聞き取り、道を尋ねるなど、旅行中に必要な英語表現を使いこなせるようになることで、旅行がより楽しいものになるでしょう。

特に、旅行する時にネットや本に載っている地域ではなく、ローカルな穴場スポットに行きたいと考えている方には、英会話を多用する場面が出てきます。

外国人とのビジネス交渉はもちろん！

ビジネスの場面でも、英語は不可欠なコミュニケーションツールです。海外のビジネスパートナーやクライアントとのメールや電話、ビジネスプレゼンテーションなど、英語を使って自分の意思を伝えられると、国際的なビジネスにおいてアドバンテージを持つことができます。

また、ビジネス上の英会話は、皆さんが考えるよりも簡単です。特に会議や電話でやり取りした後に、確認のメールをしたり、契約書の確認があったりと、ビジネスならではの文章での確認があります。その為、間違ってコミュニケーションをする事が避けられます。

留学や国際交流が目的の方にも！

英語は世界共通の言語ですので、留学や国際交流でのコミュニケーションにも欠かせません。現地の人たちと交流を深めることで、言葉だけでなく文化や価値観も学ぶことができます。

これから留学される方には、今迄話してきた英語が相手に通じるとも限りません。その為、英会話を学んでおくことで、学校で習った「読み」「書き」ではなく、「会話」する事ができるようになるのです。

海外のニュースや情報にアクセスできる！

インターネットやSNSを利用することで、海外のニュースや情報にアクセスできます。英語で情報を収集することで、より幅広い視野を持つことができ、グローバルな視点を身につけることができます。

「海外に行かないし、外国人にも会わない」と言っている人にも、日常のニュースは当てはまります。日本だけでなく、より海外からも情報を取り入れる事の良さは言わずもがなです。

２．英会話の注意点

さて、英会話の重要性を理解していただいたところで、失敗はしたくないです。実は「英会話で失敗する人」には、必ず特徴があります。

目的が明確ではない

英会話を学ぶ際には、自分が何を目的としているのかを明確にすることが重要です。例えば、旅行で使えるフレーズを学びたいのか、仕事で使えるビジネス英語を学びたいのか、または英語で友達とコミュニケーションをとりたいのかなど、目的に合わせて学習内容を選ぶ必要があります。

発音を重視しない

英会話を学ぶ際には、発音も非常に重要です。正しい発音を身につけないと、相手に伝わらなかったり、聞き取れなかったりすることがあります。文法や語彙ももちろん重要ですが、それだけに注力しすぎて発音を軽視することは避けるべきです。

逆に言えば、発音さえあっていれば、多少単語がわからなくても、文法があっていなくとも通じるという事です。

積極的な練習をしない

英会話を学ぶ際には、ただ受動的に情報を吸収するだけでは不十分です。積極的な練習が必要です。例えば、英語で日常会話をする相手を見つけたり、英語の音声教材を聞いたり、英語の映画やテレビ番組を見たりすることで、実践的な英会話スキルを身につけることができます。

初めは誰でも綺麗な発音はできません。発音とは、顔と口の筋肉の運動です。その為、ある程度の筋トレが必要なのです。この筋トレに当たるのが、「発音練習」です。日々発音すれば、絶対に良くなります。

途中で諦めてしまう

英会話を学ぶ際には、継続することが大切です。英語は簡単に身につくものではなく、時間と努力が必要です。途中で諦めずに、着実にスキルアップしていくことが重要です。単純なことではありますが、時間をかければ成功するのです。あとは、少しづつ時間を割いて行けば、必ず上達します。

３．英会話の学び方

英会話を学ぶときには、必ず成功するステップがあります。色々な学習方法がありますが、大きく分けると5段階に分ける事ができます。

①基礎を学ぶ

まずは基本的な文法や単語を覚えることが重要です。初心者向けの教材やオンラインの無料英語学習サイトを活用し、基礎を学びましょう。「基礎」とは、主に中学生レベルの文法であったり、「主語ってなんだっけ？」や、「目的語とは？」という今後、進んだ勉強をしていく為の大切な土台です。

②リスニングを鍛える

英会話をするためには、相手の話す英語を理解することが必要です。リスニング力を鍛えるために、英語のニュースやポッドキャスト、YouTubeの英語講座などを聞いてみましょう。シャドーイングを用いるのが有効です。

本来の英語学習であれば、ここでより難しい文法の仮定法や過去分詞形などを勉強しますが、そこを飛ばしていいのが英会話です。すぐに、単語が聞こえてくるようになります。聞き取れない単語は、この時点では無視してください。

③スピーキングを練習する

実際に英会話をするためには、スピーキング力を磨く必要があります。自分で英語の文章を作って発音し、英語で会話をする機会を作ることが大切です。また、英会話教室やオンラインの英会話レッスンを受講することで、練習の場を広げることもできます。

また、お金をかけずとも「英語専用バー」や「英語専用カフェ」など、カフェやレストラン、バーの色々な場所が街にあふれています。同時に、ボランティア活動でもさまざま交流の場があるので、実際にお金をかけず学べるのが英会話のいい点です。

④ボキャブラリーを増やす

英会話をするためには、豊富なボキャブラリーが必要です。毎日少しずつでも新しい単語を覚え、会話の中で使ってみるようにしましょう。「②リスニングを鍛える」で、単語は飛ばしても大丈夫と言いましたが、このステップで単語量を増やしてください。

そして、「②リスニングを鍛える」に少しだけ戻ってみてください。聞き取れる量が、一段と増えて、見れる動画や聞き取れるポッドキャストも倍以上に増えています。

⑤楽しく学ぶ

英会話を学ぶことは、初めは難しいことも多いですが、楽しく学ぶことが大切です。自分に合った学習方法や教材を選び、英語が身近なものになるように心がけましょう。時間をかけて、続けていくのですから、少しでも楽しくないと思ったら止めるのも選択肢の１つです。

苦しくないと意味がないという根性論よりは、1日30分だけでもいいので、毎日楽しく続けることが大切です。断言します。次第に絶対に楽しくなってきます。

４．最強の英会話本4選

英会話を学ぶうえで一番大切なのは、自分に合った教科書を選ぶことです。教科書と言っても、学校で学ぶようなものではなく、CDがついていたり、会話表現を学べることが大切です。

「English Grammar in Use」シリーズ

英語の文法を学ぶために作られた教材です。このシリーズは、初級から上級者まで、幅広いレベルの学習者に向けて、文法の基本から応用までをカバーしています。

このシリーズの主な特徴は、単語や表現を豊富に含む実用的な例文を多数掲載していることです。また、練習問題も豊富にあり、学習者は自分自身で文法のルールを確認し、練習することができます。さらに、解答が付いているため、自己学習に適しています。

「Effortless English」シリーズ

このシリーズの特徴は、英語のリスニングとスピーキングを同時にトレーニングすることで、より自然な英会話を身につけることができることです。具体的には、ネイティブスピーカーによるオーディオレッスンを聞き、反復練習やパターン練習、ストーリーテリングなどの練習を通じて、英語のリスニングとスピーキング能力を向上させます。

「English Collections in Use」シリーズ

このシリーズは、英語を流暢に話すために必要な単語の使い方や、慣用表現、共通表現、形容詞と名詞の組み合わせなどを学ぶために役立ちます。

このシリーズには、中級レベルから上級レベルまでの3つの本があります。各本は、使用頻度の高い単語やフレーズをテーマ別にまとめています。例えば、「English Collocations in Use Intermediate」は、仕事、食べ物、家庭、健康、交通、レジャーなど、日常生活でよく使われる単語やフレーズを含んでいます。

「Business English」シリーズ

「Business English」シリーズには、初級者向けから上級者向けまで幅広いレベルに対応した書籍があります。例えば、初級者向けの書籍では、基本的なビジネス英語の表現やメールの書き方、電話での対応などが学べます。

中級者向けの書籍では、ビジネスのプレゼンテーションやミーティング、交渉などにおける表現方法や文化的背景も学ぶことができます。上級者向けの書籍では、ビジネスに関する最新情報やビジネスリーダーのインタビューなど、より高度な内容が取り上げられています。

５．まとめ

英会話は、楽しく続けて、簡単なステップをクリアしていくだけで、英語がマスターできる一番簡単な方法です。加えて、英語を話せる可能性は無限大にあります。コロナが明けた今だからこそ、学ぶのに絶好のチャンスを逃さず成長してほしいです。是非、英会話の本を参考にしてみてください。