中国留学は、日本から2〜4時間で行けて、学費も生活費も英語圏よりぐっと抑えられるのが魅力です。
一方で「ビザの種類が複雑」「費用の相場が読めない」とつまずく人も少なくありません。
この記事では、中国留学の費用・ビザ・エージェントの選び方までをまとめて整理しました。
まずは、当てはまるものがあるか見てみてください。
こんな悩み、ありませんか?
この記事を書いた人
目次
- 1. 中国留学とは?基本情報と5つの魅力
- 2. 中国留学は今やめたほうがいい?安全と日中関係の最新事情
- 3. 中国留学の種類と出願方法
- 4. 留学で中国語はどのくらい話せるようになる?
- 5. 中国留学の都市の違い|特徴とおすすめの人
- 6. 中国留学の費用|種類・期間別の総額と物価の目安
- 7. 中国留学の費用を抑える5つの方法
- 8. 中国留学に使える奨学金5種類
- 9. 中国留学のおすすめエージェント3社
- 10. 中国留学に必要なビザと出国までの流れ
- 11. 中国留学の渡航前の準備|お金・持ち物チェックリスト
- 12. 中国留学のインターネット事情!おすすめVPNは?
- 13. 中国留学の帰国後のキャリア例
- 14. 中国留学のよくある質問
- 15. まとめ
中国留学とは?基本情報と5つの魅力

中国留学とは、中国本土の大学や語学機関で中国語や専門分野を学ぶ留学のことです。
距離の近さと費用の安さから、社会人の休職留学や大学生の交換留学でも選ばれています。
中国留学の魅力は、大きく5つに整理できます。順に見ていきます。
①中国留学は「英語以外の武器」を1本増やせる
中国語は母語話者が世界最多で、ビジネスの現場でも需要が伸びています。
英語だけで勝負すると、就職でも進学でも同じ土俵の人と比べられます。
ここに中国語が1本加わると、比べられる相手そのものが変わります。
英語だけで勝負するより、英語以外の武器を1本持てるほうが、帰国後に選べる仕事の幅は広がります。
②中国留学は費用が英語圏より年100万円以上軽い
中国留学がまず選ばれる理由は、学費・生活費・渡航費のすべてが英語圏より軽いことです。
1年の総額を同じ物差しで並べると、差の大きさがはっきりします。
金額は中国教育部の公表値をもとにした目安で、学校・都市・為替によって動きます。
③中国留学は都市を選ぶだけで生活費が変わる
中国は地域による物価差が大きく、住む都市で留学の性格そのものが変わります。
国際都市の上海、政治と歴史の北京、落ち着いた天津や西安。生活費の目安を並べると差が見えます。
| 都市 | 1年の総額 | 生活費(月) |
|---|---|---|
| 上海 | 175〜240万円 | 5〜9万円 |
| 北京 | 170〜230万円 | 5〜8万円 |
| 天津 | 150〜200万円 | 4〜6.5万円 |
| 大連 | 145〜195万円 | 3.5〜6万円 |
| 西安 | 140〜190万円 | 3〜5.5万円 |
| 廈門 | 150〜200万円 | 4〜6.5万円 |
※生活費は学費・寮費を除いた月額の目安です。1年の総額は学費・寮費・渡航費などを含みます。学校・滞在方法・為替で変わります。
同じ中国でも、上海と西安では生活費も留学の雰囲気もまるで違います。
④中国留学は大学の語学コースで「1年だけ大学生」になれる
中国の語学留学は、多くが大学の中にある語学コースに通うスタイルです。進修生として大学に在籍するので、学生証をもらって学食や図書館、キャンパスの寮を中国人学生と同じように使えます。
「1年だけ大学生」になるとできること
- 学生証で学食・図書館・運動施設を利用できる
- キャンパス内の留学生寮に住み、通学時間ほぼゼロで暮らせる
- 中国人学生のサークルやイベントに参加できる
- 年齢や学歴の条件がゆるく、社会人でも大学生活を体験できる
日本で社会人になってから「もう一度大学生活を送りたい」という方にとっても、中国留学はかなえやすい選択肢ですよ。
⑤北京大学・清華大学レベルのトップ学生と交流できる
北京大学や清華大学は、世界大学ランキングでも上位の常連です。こうしたトップ大学にも留学生向けの語学コースがあり、世界トップレベルの学生と同じキャンパスで学べるのは中国留学ならではの経験です。
言語交換(日本語と中国語を教え合う)で知り合った中国人学生が、将来の仕事仲間や一生の友人になることも珍しくありません。英語圏の名門大学に正規留学するよりずっと低い費用とハードルで、こうした環境に飛び込めるのは大きな魅力です。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月13日更新 2026年8月4日
中国留学は今やめたほうがいい?安全と日中関係の最新事情

「今の情勢で中国に留学して大丈夫?」というご相談は、最近とても増えています。結論からいうと、中国留学そのものを止める公的な勧告は出ていません。ただし日中関係の影響を受けやすい時期なので、最新情報の確認と行動の工夫は欠かせません。
日中関係は2025年11月以降冷え込んでいる
押さえておきたい最近の動き
- 2025年11月:中国政府が自国民に日本への渡航を控えるよう呼びかけ、日本への留学も慎重に検討するよう要請
- 同月:在中国日本国大使館が、中国に住む日本人に安全対策の徹底を呼びかけ
- 2024年:蘇州(6月)と深圳(9月)で日本人の子どもが襲われる事件が発生
日常生活で危険を感じる場面は多くないという声もありますが、「日本人であること」が注目されやすい時期があることは覚えておきましょう。最新の危険情報は外務省 海外安全ホームページで確認できます。
反スパイ法で拘束された事案も
中国では反スパイ法に関連して、日本人が拘束される事案が起きています。卒業論文や研究でアンケート調査をする人は、指導教員に事前に相談しておくと安心です。
外務省が挙げている主な注意点(2025年7月22日)
- 「軍事禁区」「軍事管理区」や軍事施設への許可のない立ち入り・撮影は禁止
- 国家秘密などとされる情報(文書・データを含む)を取得・保有しただけで、スパイ行為とみなされるおそれがある
- 地図を持っているだけで対象とみなされる可能性がある
- 学術的なアンケート調査などでも、法律に抵触することがある
渡航前・滞在中にやっておきたい安全対策
安全対策チェックリスト
- 在留届・たびレジに登録:3か月以上の滞在なら在留届の提出が義務。3か月未満は「たびレジ」で注意喚起を受け取れる
- 注意が必要な日付を把握:7月7日・9月3日・9月18日などの前後は、人混みやデモに近づかない
- 撮影とSNSに注意:軍事施設・政府機関・デモは撮影しない。政治的な投稿もしない
- 緊急連絡先を控える:大学の留学生事務室と、日本大使館・総領事館の連絡先をスマホと紙の両方に
留学カウンセラー
りょう
中国留学の種類と出願方法

中国留学は大きく5タイプに分かれます。
どれを選ぶかで、必要な中国語レベルも取るビザも学費も変わります。
まず全体像を1枚で確かめてから、自分に当てはまるタイプを読んでください。
中国留学5タイプ 早見表
| 種類 | 期間 | 対象年齢 | 中国語 | ビザ |
|---|---|---|---|---|
| ①語学留学 | 半年〜1年 | 18歳以上が一般的 | 不問 | X1/X2 |
| ②短期留学 | 2週間〜3か月 | 18歳以上が一般的 | 不問 | X2 |
| ③大学留学 | 4年 | 高校卒業以上 | HSK4〜5級 | X1 |
| ④大学院留学 | 2〜3年 | 学士取得者 | HSK5級/英語可 | X1 |
| ⑤高校留学 | 1〜3年 | 中学卒業〜18歳前後 | 学校の基準 | X1 |
※X1は180日を超える留学、X2は180日以内の留学で使うビザです。語学留学は1学期のみならX2、2学期以上ならX1になります。
①社会人語学留学(進修生)

大学附属の語学コースで中国語だけを集中的に学ぶ、最も一般的なスタイルです。
正規の学部生ではなく「進修生」という枠で在籍し、学期単位で申し込みます。
入学時のクラス分けテストでレベル別に振り分けられるため、中国語ゼロでも問題ありません。
語学留学(進修生)の条件と費用
同じ大学の学部へそのまま進む人も多く、進学の前段としても使えるのが強みです。
語学留学の出願方法と流れ(3月入学の例)
大学附属の語学コースは、各大学の留学生向けサイトからオンラインで出願するのが一般的です(大学の探し方は留学中国(Study in China)も参考になります)。3月入学の場合の流れを、先輩の実例をもとにまとめました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 入学の4〜6か月前 |
|
| 1月 |
|
| 1月中 |
|
| その後 |
|
| 入学3か月前〜入学後 |
|
| 入学の2〜3日前 |
|
※留学経験者の実例です。書類の名前や時期は大学・入学時期によって異なります。
語学留学は年齢や学歴の条件がゆるく、社会人がいちばん選びやすいタイプです。休職や退職をして半年〜1年行く人も多く、学期単位で申し込めるので期間を調整しやすいのも魅力です。
②短期留学・サマープログラム

夏休みや春休みを使って2週間〜3か月だけ通う短期集中型です。
大学の休みに合わせて開講されるため、休学せずに参加できます。
語学の授業に文化体験や小旅行が組み込まれているプログラムも少なくありません。
短期留学・サマープログラムの条件と費用
1か月未満でもビザは必要になるため、「短いからビザなしで行ける」と考えないでください。
短期留学の出願方法と流れ
| 時期 | やること |
|---|---|
| 渡航の3か月前まで |
|
| 渡航の1〜2か月前 |
|
| 渡航の1か月前まで |
|
| 渡航前 |
|
| 渡航後 |
|
社会人なら、夏休みや年末年始、有給休暇を組み合わせた2〜4週間の休暇留学が人気です。「まず現地の空気を知りたい」という人にぴったりですよ。
③大学留学(本科)

4年制の学部に正規生として在籍し、学士号を取るルートです。
授業は基本的に中国語で進むため、出願時点でHSK4〜5級以上を求められます。
出願は春・秋の年2回が中心で、入学の半年前には書類がそろっている必要があります。
大学留学(本科)の条件と学費
中国語がまだ足りない場合は、語学コースで1年学んでから同じ大学の学部へ進む二段構えが現実的です。
中国留学で人気の大学(都市別)
| 都市 | 大学名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 北京 | 北京語言大学 | 留学生への中国語教育の老舗。語学コースの規模が大きく、世界中から学生が集まる |
| 北京 | 北京大学・清華大学 | 中国トップの総合大学。本科・大学院の入学基準は高め |
| 上海 | 復旦大学 | 上海を代表する総合大学。国際色が強い |
| 上海 | 華東師範大学 | 中国語教育に定評があり、語学コースも人気 |
| 上海 | 上海大学 | 語学コースの学費が比較的抑えめで、上海で費用を抑えたい人の選択肢に |
| 天津 | 南開大学・天津大学 | 歴史ある名門。北京に近く、北京より物価が安い |
| 天津 | 天津師範大学 | 語学コースがあり、落ち着いた環境で学べる |
※学費・入学要件は大学・年度ごとに違います。出願前に必ず各大学の募集要項を確認してください。
2026年7月30日更新 2026年8月5日
大学留学(本科)の出願方法と流れ
| 時期(9月入学の場合) | やること |
|---|---|
| 前年11月〜4月 |
|
| 5月〜7月 |
|
| 7月〜8月 |
|
| 9月 |
|
こんな人は自力での出願が難しく、エージェントを使うことになります
- 中国に住む親族がいない(保証人を求められる大学がある)
- 最終学歴が高卒で、卒業から5年以上たっている
- 高校の成績証明書が手元になく、取り寄せもできない
当てはまる場合は、中国留学に対応した専門エージェントに早めに相談してみてください。
社会人の学び直しとして本科に入る人もいます。4年間仕事を離れることになるので、まず語学留学で1年試してから本科に進むかを決めるのが現実的です。
④大学院留学(研究生・修士)

修士・博士課程に進むルートで、5タイプのなかで最も奨学金の選択肢が広い層です。
英語で受講できるプログラムもあり、中国語が万全でなくても出願できる専攻があります。
指導教員の受け入れ内諾が要る専攻も多いため、出願前の連絡から逆算して動きます。
大学院留学の条件と学費
募集は渡航の半年〜1年前が中心なので、応募時期から逆算した準備が要ります。
2026年8月28日更新 2026年8月28日
大学院留学の出願方法と流れ
| 時期(9月入学の場合) | やること |
|---|---|
| 前年の秋 |
|
| 前年12月〜4月 |
|
| 6月〜7月 |
|
| 7月〜8月 |
|
| 入国後30日以内 |
|
社会人の場合、仕事で扱ってきたテーマを研究計画に落とし込めると、実務経験がそのまま強みになります。英語で受講できるプログラムもあるので、中国語がまだ不安な人も選択肢に入れてみてください。
⑤高校留学|受け入れ校が限られ費用も重い

国際部を持つ高校へ進学するルートです。
そもそも留学生を受け入れている高校が限られ、選択肢は他のタイプより大幅に狭くなります。
未成年の滞在になるため、現地の後見人の指定など条件が細かく決められています。
高校留学の条件と学費
高校留学の出願方法と流れ
| 時期 | やること |
|---|---|
| 入学の1年〜半年前 |
|
| 入学の半年前 |
|
| 入学の5〜3か月前 |
|
| 入学の3〜1か月前 |
|
| 入国後30日以内 |
|
※高校留学は未成年が対象のため、社会人は対象外です。
受け入れ条件は学校ごとに大きく違うため、候補校の募集要項を1校ずつ確認してください。
※HSKの基準は大学・専攻・入学時期によって異なります。学費は中国教育部「Study in China」公表値を1元=23.7円で換算した目安です。出願前に必ず各校の募集要項で確認してください。
留学で中国語はどのくらい話せるようになる?

「中国語を武器にしたいけど、何年かかるの?」というのは、ご相談でも本当によく聞かれる質問です。
大学附属の語学コースでは週20時間前後の授業に自習も加わるので、日本で週数時間学ぶのとはスピードがまったく違います。ゼロから始めた場合の目安をまとめました。
上達の目安
| 留学期間 | HSKの目安 | できるようになること |
|---|---|---|
| 3か月 | 1〜2級 | あいさつ、買い物、道を聞くなど日常の簡単なやり取り |
| 半年 | 3級前後 | 身近な話題なら会話でき、授業や寮生活で困る場面が減る |
| 1年 | 4〜5級 | 幅広い話題で会話でき、中国の大学の学部入学基準(HSK4〜5級)に届く人も |
| 2年以上 | 5〜6級 | ニュースや専門的な話が理解でき、仕事で使えるレベルを目指せる |
※HSK各級の学習時間の目安(3級200〜400時間、4級400〜700時間、5級700〜1,200時間)をもとに、語学コースの授業量から算出した目安です。授業外でどれだけ中国語を使うかで大きく変わります。
日本人は漢字が読めるぶん、読み書きは伸びやすい一方、発音(声調)と聞き取りでつまずきやすいのが特徴です。最初の3か月で発音をしっかり固めておくと、その後の伸び方がぐっと変わりますよ。
1年で「使える中国語」にするコツ
- 最初の3か月は発音とピンインを徹底的に練習する
- 中国人学生との言語交換(日本語と中国語を教え合う)を週に何回か入れる
- 日本人同士で固まりすぎず、留学生の友達とも中国語で話す
- 半年ごとにHSKを受けて、伸びを数字で確認する
留学カウンセラー
りょう
台湾留学とどう違う?中国語を学ぶならどっち?
「中国語を学ぶ留学」を考えるとき、中国と並んで候補になるのが台湾です。どちらも中国語を学べますが、使う文字・安全面・働けるかどうかが大きく違います。
| 比べる軸 | 中国 | 台湾 |
|---|---|---|
| 学ぶ文字 | 簡体字・ピンイン | 繁体字・注音(ピンインも学べる) |
| 1年の総額 | 150〜220万円 | 約150万円〜 |
| ビザ | 30日のビザ免除は留学対象外。短期もX2、180日超はX1 | 90日以内はビザ免除。それ以上は停留・居留ビザ |
| 働けるか | 留学ビザでの自由な就労は不可。ワーホリ制度なし | ワーホリあり(18〜30歳) |
| 安全面 | 日中関係の影響を受けやすい | 日本と同程度に落ち着いていると言われる |
| 向く人 | 中国本土のビジネスに活かしたい人、学位を安く取りたい人 | 安心して学びたい人、働きながら滞在したい人 |
※中国の金額は本記事の費用表(1元=23.7円換算)、台湾は台湾専門エージェントの公表値をもとにした目安です。
中国本土の企業や取引先と関わる仕事を目指すなら、現地で使われる簡体字とピンインに慣れておくのが近道です。一方で、初めての海外で安心感を重視したい人や、ワーホリで働きながら学びたい人には台湾も合っています。目的に合わせて選んでみてくださいね。
中国留学の都市の違い|特徴とおすすめの人
中国は国土が広く、北と南では気候も食べ物も暮らし方もまるで違います。「どの大学か」と同じくらい、「どの都市に住むか」で留学の満足度が変わりますよ。まずは主要都市の特徴を並べてみました。
| 都市 | おすすめの人 |
|---|---|
| 北京 | 本場の標準語をしっかり学びたい人、トップ大学で学びたい人 |
| 上海 | 国際的な環境や都会の便利さを重視する人 |
| 天津 | 北京の雰囲気を味わいつつ費用を抑えたい人 |
| 大連 | 初めての海外で、日本とのつながりも感じたい人 |
| 瀋陽 | とにかく生活費を抑えたい人、虫が苦手な人 |
| 西安 | 歴史が好きな人、日本人が少ない環境で学びたい人 |
| 廈門 | 暖かい気候と落ち着いた環境で学びたい人 |
北京|本場の標準語とトップ大学がそろう街

首都・北京は、中国の政治と歴史の中心です。標準語(普通話)の発音がきれいな地域とされ、「正しい中国語をしっかり学びたい」人にいちばん人気の都市です。
北京語言大学をはじめ留学生を受け入れる大学が多く、キャンパスの寮で暮らす中国人学生で夜までにぎやかです。
北京のポイント
- おすすめの人:本場の標準語を学びたい人、トップ大学で学びたい人
- 気候:乾燥していて雨が少ない。冬は寒さが厳しく、たまに空気が悪い日も
- 代表的な大学:北京語言大学、北京大学、清華大学
上海|国際都市で便利に暮らせる

上海は中国最大の経済都市で、おしゃれなカフェや商業施設が並ぶ国際都市です。
日本人も多く住んでいて生活はとても便利ですが、物価は中国でトップクラス。予算に余裕があり、都会の暮らしや国際的な環境を重視する人に向いています。
上海のポイント
- おすすめの人:国際的な環境や都会の便利さを重視する人
- 気候:温暖湿潤で夏は蒸し暑い
- 代表的な大学:復旦大学、華東師範大学、上海大学
天津|北京の近くで費用を抑えられる

天津は北京から高速鉄道で約30分の港町です。
北京と同じく標準語に近い中国語が話される一方、物価は北京より抑えめなので、「北京の雰囲気を味わいながら費用を抑えたい」人にぴったりです。週末に北京へ出かけられるのも魅力です。
天津のポイント
- おすすめの人:北京の近くで、費用を抑えて学びたい人
- 気候:北京に近く、冬は寒い
- 代表的な大学:南開大学、天津大学、天津師範大学
大連|日本とのつながりが強い海の街

大連は海沿いの港町で、北の都市の中では比較的過ごしやすい気候です。日系企業が多く、日本語が通じる場面もあるので、初めての海外留学でも安心感があります。日本とのつながりを感じながら学べる街です。
大連のポイント
- おすすめの人:初めての海外で、日本とのつながりも感じたい人
- 気候:海沿いで北の中では比較的穏やか
- 代表的な大学:大連外国語大学、遼寧師範大学
瀋陽|生活費をとにかく抑えたい人に

瀋陽は東北地方の中心都市で、主要都市の中でも物価が安いのが最大の魅力です。冬はとても寒くなりますが、そのぶん虫が少なく、「上海は高いので瀋陽がおすすめ」という留学経験者の声もあります。
瀋陽のポイント
- おすすめの人:とにかく生活費を抑えたい人、虫が苦手な人
- 気候:冬は非常に寒い。夏は過ごしやすい
- 代表的な大学:遼寧大学、東北大学
西安|歴史好きにはたまらない古都

西安はかつての都・長安で、兵馬俑や城壁など歴史の見どころがたくさんあります。日本人留学生が比較的少ないので、中国語を使う機会が自然と増えるのも魅力です。物価も主要都市の中では安めです。
西安のポイント
- おすすめの人:歴史が好きな人、日本人が少ない環境で学びたい人
- 気候:内陸で乾燥気味。夏は暑く冬は寒い
- 代表的な大学:西安交通大学、陝西師範大学
中国留学の費用|種類・期間別

まず結論から。中国留学にかかるお金の全体像は次の3つの数字です。
1か月
25〜40万円
短期プログラム
1年
150〜220万円
語学・本科の主流
別途かかる
22〜50万円
保険・ビザ等の隠れコスト
ここからは「種類×期間」「実際の支出例」「物価」の順に分解していきます。
種類×期間別|総額の目安
渡航費・学費・寮費・生活費をすべて含んだ総額です。留学の種類と期間ごとに並べました。
| 留学の種類 | 期間 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 短期留学 | 1か月 | 25〜40万円 |
| 語学留学 | 1年 | 150〜220万円 |
| 大学留学(本科) | 1年 | 150〜240万円 |
| 大学院留学(修士) | 1年 | 165〜255万円 |
| 高校留学 | 1年 | 200〜340万円 |
※本科・大学院は文系〜理系の学費(中国教育部「Study in China」公表値)をもとにした目安で、医学・芸術系はさらに高くなります。奨学金を使えば大きく下げられます。
※都市・学校・滞在方法・為替により変動します。上振れするのは上海・北京に1人部屋で滞在するケースです。1元=23〜24円(2026年8月時点)で換算しています。
2026年8月27日更新 2026年8月27日
内訳|厦門大学に1年留学した先輩の実例
「実際に行った人は、何にいくら払ったの?」というのは、いちばん気になるところですよね。ここでは、厦門大学に1年間語学留学した先輩の実際の支出をご紹介します。
| 費目 | 1年分 |
|---|---|
| ビザ申請 | 5,500円 |
| 学費 | 560,000円 |
| 寮費 | 約80,000円 |
| 飛行機(往復) | 約60,000円 |
| 食費 | 約120,000円 |
| 合計 | 約82.5万円 |
※留学経験者の実例です。保険・通信費・日用品・旅行費などは含んでいません。
いちばん大きいのは学費で、全体の7割近くを占めます。一方で、寮費と食費は日本で暮らすよりずっと安く、1か月の食費が1万円ほどで収まっているのがわかります。
実際には、ここに海外留学保険(年10〜25万円)や通信費、日用品、休日の旅行費などが加わります。厦門のように物価が落ち着いた都市で寮を使えば、期間別の目安(1年150〜220万円)より抑えられるケースもあり、反対に上海・北京で1人部屋を選ぶと上振れします。
見落としやすい追加費用
学費と滞在費だけで計算すると、あとから22〜50万円ほど足りなくなります。
※金額はいずれも1元=23.7円で換算した目安です。
物価の目安|日常のお金はいくらかかる?

中国の物価は、ローカルの食事や交通なら日本の半分以下のものが多いです。学内や街中でよく使うものの目安を並べてみました。
| 品目 | 目安 |
|---|---|
| 学内のアイス | 約40円 |
| 餃子(1皿) | 約160円 |
| 学食・ローカル食堂(1食) | 250〜500円 |
| ペットボトルの水 | 約50〜70円 |
| タピオカ・ミルクティー | 約250〜500円 |
| 地下鉄(1回) | 約70〜100円 |
| 日本食レストラン | 日本と同水準 |
※1元=23.7円で換算した目安です。都市や店によって変わります。
支払い事情|現金はほぼ使わない

中国では、スーパー・食堂・タクシー・シェア自転車まで、ほとんどの支払いがAlipayかWeChat PayのQRコード決済です。現金を出すと驚かれることもあるくらいで、留学生の多くは財布をほとんど持ち歩きません。
支払いで困らないためのポイント
- 到着前にAlipay・WeChat Payの登録とカードの紐付けを済ませておく
- 個人経営の小さな店では海外カードが使えないこともあるので、200〜500元ほどの現金も持っておく
- 銀行口座を作って紐付けると、海外カードの手数料を気にせず使えるようになる
銀行口座の作り方は?
寮費の支払いや、Alipay・WeChat Payを手数料なしで使うために、長期留学なら中国の銀行口座を作っておくと便利です。手続きは次の流れが一般的です。
- 中国の電話番号(SIM)を通信会社の窓口で契約する
- パスポート・入学許可書(または在学証明書)を持って銀行の窓口へ行く
- 申込書の記入、暗証番号の設定をして口座を開設(窓口で30分ほど)
- 銀行アプリを入れ、Alipay・WeChat Payに口座を紐付ける
口座開設の注意点
- X1ビザ(長期)の留学生は比較的スムーズに作れる一方、X2ビザ(短期)では断られることが多いです
- 必要書類や対応は銀行・支店によって違います。大学の近くの支店は留学生の手続きに慣れていることが多いです
- 口座ができるまでは、日本のクレジットカードを紐付けたAlipay・WeChat Payと少額の現金でしのぎましょう
中国留学の費用を抑える5つの方法
削れる金額の大きい順に並べました。
1|都市を変える(効果は最大)
同じ1年でも、住む都市で総額が大きく動きます。
留学カウンセラー
りょう
2026年7月24日更新 2026年8月5日
2|民間スクールでなく大学附属コースを選ぶ
同じ「語学留学」でも、料金の決まり方がまったく違います。
大学附属コース
学費:年35〜60万円
料金:学期単位の定額制
滞在:学生寮が使える
民間の語学スクール
学費:1コマ150元前後〜
料金:コマ単位で青天井になりやすい
滞在:住まいは自分で手配
大学附属なら学費と寮費が同時に決まるため、総額が渡航前に読めます。留学ビザもこちらのほうが取りやすいです。
3|寮は2人部屋を選ぶ
滞在費は部屋タイプで倍近く変わります。
4|春節を避けて渡航する
航空券は渡航月で数万円変わります。避けるべき時期は決まっています。
5|奨学金に応募する
大学・大学院なら、学費が全額または一部免除される制度があります。中国政府奨学金をはじめ、地域や大学独自の奨学金など選択肢は多いので、詳しくは「中国留学に使える奨学金5種類」でご紹介します。
中国の費用を見て、迷いが出てきませんか?
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中国と英語圏、どちらが目的に合うか比較するだけでもOKです。
中国留学に使える奨学金5種類
中国留学は、奨学金の選択肢が多いのも大きな魅力です。うまく使えば学費も寮費も免除で、生活費までもらえるケースもありますよ。代表的な5種類をまとめました。
1. 中国政府奨学金|いちばん手厚い王道
中国政府が留学生に出している奨学金で、日本ではJASSO(日本学生支援機構)協力の枠と、日中友好協会が募集する枠から応募できます。学費と寮費が免除されるうえ、生活費も毎月支給されるので、実質ほぼ0円で留学できるのが最大の魅力です。
中国政府奨学金で気をつけたいこと
- JASSO協力枠と日中友好協会枠は併願できないので、どちらか1つを選ぶ
- 書類選考の締切は前年の12月ごろと早め。夏〜秋から準備を始める
- 学習計画書と面接が選考の中心。「なぜ中国で、何を学ぶか」を具体的に書く
主な応募条件(JASSO協力枠の場合)
- 日本国籍を持っていること(両親が中国籍などの場合は別の条件あり)
- 年齢:本科25歳以下、修士35歳以下、博士40歳以下、高級進修生50歳以下など(区分で異なる)
- 中国語で学ぶ場合、原則HSK3級以上
- 本科は渡中留学本科入学学業水平試験(CSCA)の受験が必要
- 書類の締切は前年12月ごろ(区分・年度で異なる)
2. 孔子学院奨学金(国際中文教師奨学金)
中国語の教育や普及に関わる人材を育てるための奨学金で、現在は「国際中文教師奨学金」という名前になっています。学位課程だけでなく、語学研修のコースも対象になるのが特徴で、「まずは語学を学びたい」という人にも選択肢があります。国内の孔子学院や、留学先の大学を通じて応募するのが一般的です。
主な応募条件
- 中国籍以外であること
- 年齢:出発時点で16〜35歳(在職中の中国語教師は45歳以下、本科4年コースは25歳以下)
- HSK(筆記)とHSKK(口頭)の成績が必要。求められる級はコースで異なり、有効期限は取得から2年
- 希望校を決めたうえで、国内の推薦団体(HSK日本実施委員会など)の推薦状を取る
3. 地域の奨学金(例:福建省政府外国人留学生奨学金)
省や市が独自に出している奨学金もあります。たとえば厦門大学のある福建省では、福建省政府外国人留学生奨学金があり、本科生は3万元、修士は4万元、博士は5万元が支給されます。年齢の上限(本科は30歳以下など)や、一定の中国語力が条件になるので、募集要項を早めに確認しておきましょう。
主な応募条件(福建省政府奨学金の場合)
- 中国籍以外であること
- 年齢:本科30歳以下、修士35歳以下、博士40歳以下
- 学歴:本科は高校卒業以上、修士は学士以上、博士は修士以上
- 中国語力:国際中国語能力基準の3級以上
- 申請時期:前年12月〜4月ごろ(2026年度は2025年12月1日〜2026年4月10日)
4. 大学独自の奨学金(例:厦門大学の留学生奨学金)
大学ごとに、留学生向けの奨学金を用意しているところも多いです。厦門大学なら大学独自の奨学金のほか、厦門市の陳嘉庚奨学金などもあります。志望校の留学生向けサイトの「奨学金」ページは、出願前に必ずチェックしておきたいポイントです。
主な応募条件
- 志望校に出願・合格していること(出願と同時に申請する大学が多い)
- 成績やHSKのスコア、推薦状などを求められることがある
- 対象(本科・修士・語学など)や支給額は大学ごとに違う
5. 日本の奨学金
日本側の奨学金も使えます。JASSOの海外留学支援制度(在籍大学の協定校への派遣など)や、トビタテ!留学JAPANのほか、自治体や民間財団の奨学金もあります。在籍している大学の国際交流窓口で、使える制度をまとめて聞いてみるのが近道です。
主な応募条件
- 日本の大学・高校などに在籍している人が対象の制度が多い
- トビタテ!留学JAPANは、自分で計画した留学プランでの応募(募集回ごとに条件が変わる)
- 自治体・民間財団の奨学金は、居住地や専攻などの条件がある
留学カウンセラー
りょう
中国留学のおすすめエージェント3社
中国の大学は書類が中国語で届くことも多く、初めての留学なら専門エージェントに頼ると安心です。
毎日留学ナビ|料金が明確で比べやすい

こんな人におすすめ
- 料金を先に確認してから相談したい人
- 大学附属の語学コースで半年〜1年学びたい人
- 手続きだけ代行してもらい、現地では自分で動きたい人
株式会社毎日エデュケーションが運営する留学エージェントです。
中国の大学附属の語学コースや短期講座を中心に扱っていて、サポート料金が公式サイトにはっきり出ているので、費用を比べながら検討したい人に向いています。
| 運営会社 | 株式会社毎日エデュケーション(JAOS正会員) |
| サポート料金(税込) | 長期語学留学:11万〜13.2万円 短期(8週間以内):8.8万円 入学手続代行のみ:5.5万円 |
| 現地サポート | 到着サポート・新入生サポートなどを有料オプションで追加できる |
| 主な留学先 | 北京・上海・西安など8都市の大学・語学スクール |
日本アジア文化センター(JACC)|大学・大学院進学まで相談できる

こんな人におすすめ
- 中国の大学・大学院への正規留学を考えている人
- 自力での出願が難しい条件に当てはまる人
- 学校の候補を幅広く比べたい人
中国・台湾など、アジアへの留学を専門に扱うエージェントです。語学留学だけでなく、高校・大学・大学院への進学まで幅広く対応しているのが特徴で、中国の大学・語学学校200校以上の情報を掲載しています。
| 運営 | Japan Asia Culture Center Co.,Ltd(観光庁長官登録旅行業 第1751号) |
| サポート料金の目安 | 語学4週間以内:4.95万円 語学4週間超:8.7万円 大学進学(1校):27.5万円 |
| 対応範囲 | 語学留学、高校・大学・大学院進学 |
| その他 | 無料説明会・留学相談・資料請求に対応 |
※料金は比較サイトなどに掲載されている情報をもとにしています。最新の料金は公式サイトで確認してください。
中国留学ナビ|語学留学とインターンシップを組み合わせられる

こんな人におすすめ
- 留学中や留学後に、中国で職業体験をしてみたい人
- 北京・上海など主要都市で学びたい人
- 電話や対面でじっくり相談したい人
株式会社シーアイピーが2004年から運営している、中国留学とインターンシップの専門サイトです。語学留学に加えて、現地企業などでのインターンシップも紹介しているので、「中国語を仕事につなげたい」という人に向いています。
| 運営会社 | 株式会社シーアイピー(東京・大阪にオフィス) |
| 主な留学先 | 北京・上海・西安・天津(北京語言大学、上海外国語大学など) |
| サービス | 語学留学、インターンシップ、ホームステイの手配、説明会 |
| サポート料金 | 公式サイト・相談で確認 |
留学カウンセラー
りょう
中国留学に必要なビザと出国までの流れ
中国留学のビザは滞在期間で決まります。
180日が境目と覚えてください。
あなたのビザはどれ?
ここを間違える人が多い
日本国籍者向けの30日間ビザ免除措置(2026年12月31日まで)は、観光・商用・親族訪問・トランジットが対象で、留学は対象外です。1か月未満の短期プログラムでも、学校からX2ビザの取得を求められるのが通常と考えてください。
ビザの必要書類
必要書類は次のとおりです。入学許可証とJWフォームは学校から届くので、出願から逆算して動きます。
※必要書類はビザの種類や個別の事情で変わります。最新の情報は中国ビザ申請サービスセンターおよび在日中国大使館の公式サイトで必ず確認してください。
ビザ申請の5ステップと必要書類
申請は次の5ステップで進みます。渡航予定日の3か月前から申請でき、1か月前には着手しておくと安心です。
オンライン申請書の記入
中国のオンライン申請システムで申請書を作成し、印刷します。
ビザ申請センターの予約
書類提出の日時をオンラインで予約し、予約確認書を印刷します。
書類の提出
予約した日時に必要書類を持参します。不備があると出直しになります。
指紋の採取
2023年4月3日から指紋採取と顔写真の撮影が義務化されています。年齢による例外あり。
ビザの受け取り
通常は4営業日ほどで受け取れます。特急発給は追加料金がかかります。
X1ビザで行く人が最もつまずくところ
X1はあくまで入国のためのビザで、入国後30日以内に「居留許可」へ切り替える必要があります。切り替えを忘れると有効なビザを持っていてもオーバーステイ扱いになります。手続きは大学の留学生事務室が代行してくれることが多く、申請費用は800元前後(約2万円)が目安です。
ビザ申請逆算スケジュール
書類が学校から届くのを待つ期間もあるので、9月入学なら前年の秋〜冬から動き出すのが安心です。長期留学(X1ビザ)の逆算の目安はこちらです。
| 時期(9月入学の場合) | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 渡航10〜6か月前 (前年11月〜3月) | 学校選び・出願 | 本科・大学院や奨学金は締切が早め。語学コースは4〜6月締切の大学も多い |
| 渡航5〜3か月前 (4月〜6月) | 入学許可書とJW202(奨学生はJW201)を受け取る | 原本が郵送で届くまで数週間かかることも。届いたら内容と氏名のつづりを確認 |
| 渡航3〜1か月前 (6月〜8月) | 健康診断・ビザ申請 | ビザは渡航予定日の3か月前から申請でき、受け取りまで通常4営業日ほど。健康診断は学校の指示に合わせて日本か現地で受ける |
| 渡航1か月前 (8月) | 航空券・保険・寮・ネット・お金の準備 | 夏休み期間は航空券が高くなりやすいので早めに予約。eSIM・VPN・人民元の準備もこの時期に |
| 到着72時間前 | 入国カードをオンラインで申告 | 発行されたQRコードを保存しておく |
| 入国後30日以内 (9月) | 居留許可を申請 | 多くは大学の留学生事務室が案内・代行。これを忘れるとオーバーステイ扱いに |
※スケジュールは目安です。締切・必要書類は学校ごとに違うため、必ず募集要項と学校からの案内を確認してください。
中国留学の渡航前の準備

ビザの目処が立ったら、いよいよ出発の準備です。中国は日本と通信環境や支払い方法が大きく違うので、「日本にいるうちに済ませておくこと」が多い国でもあります。ここでは、先輩留学生の声が多かった準備をまとめました。
出発前にやることリスト(優先順)
- 1. ネット環境を整える:VPNとeSIMを日本で用意(詳しくはインターネット事情とVPNへ)
- 2. 人民元を用意する:到着直後に使う分の現金と、送金手段を決めておく
- 3. Alipay・WeChat Payを登録する:日本でアプリを入れ、クレジットカードを登録しておく
- 4. 持ち物をそろえる:現地で手に入りにくい物を優先してパッキング
人民元の用意|3つの方法と使い分け
現地はほぼキャッシュレスですが、到着直後の現金と、生活費を移す方法は日本で決めておきましょう。
日本のクレジットカードをAlipay・WeChat Payにつなぐ方法は、1回200元を超えると3%の手数料がかかり、レートも不利なので、まとまったお金の支払いには向きません。
- 日本で両替:レートは不利なので、到着直後の1,000〜2,000元だけにする
- 現地で両替:日本よりレートが良いことが多い。銀行窓口ではパスポートが必要
- 送金サービス(おすすめ):Western Unionなら中国の銀行口座などへ直接送れて、手数料も安め(受け取り条件は事前に確認)
持っていくと良いもの
- 勉強:HSKの単語帳、英単語帳、iPad(電子教科書の大学も多い)
- 書類:証明写真6枚以上+写真データ(白背景、髪型の規定も厳しめ)
- 薬・日用品:頭痛薬・風邪薬・目薬、歯ブラシ、洗剤、無香の消臭剤、ラップ
- 南の地域なら:コバエ・ゴキブリ対策グッズ
- 美容:使い慣れたコスメ、ヘアケア、スキンケア、カラコン
- 衣類:北の地域はヒートテックとウルトラライトダウン、9月の暑さ対策にエアリズム
- お土産:抹茶キットカット、白い恋人(ルームメイトや先生に配ると喜ばれます)
持っていかなくていいもの
反対に、現地で安く手に入るものは荷物を減らすチャンスです。
- 服は最低限でOK:汚れやすく傷みやすいので、足りない分は淘宝(タオバオ)・拼多多(ピンドゥオドゥオ)・京東(ジンドン)などの通販で安くそろえられます
- ドライヤー:日本とは電圧が違ううえ、現地で約3,000円から買えます
- シャンプーなどの日用品:スーパーやコンビニで普通に売っています
留学カウンセラー
りょう
中国留学のインターネット事情!おすすめVPNは?

中国では、LINE・Instagram・YouTube・Googleなど、日本で毎日使っているサービスの多くがそのままではつながりません。
先輩留学生が準備の1番目に挙げるのがVPNです。ここでは、VPNの法律上の扱いと、現実的な選択肢をお伝えします。
VPNは違法?知っておきたい法律上の扱い
中国では、国の許可を得ていない方法で海外のネットワークにつなぐことは規則で禁じられており、個人にも罰金が科される可能性があります。
一方で、留学生や駐在員が日本の家族との連絡や授業の調べものにVPNを使うことは広く行われていて、いわば「グレー」な状態です。
VPNを使うときの注意点
- VPNを使っていても、政治的な内容の投稿や拡散は絶対に避ける
- 中国国内のSNS(WeChatなど)でVPNや規制の話題を広めない
- 規制が強まる時期(大きな政治イベントの前後など)はつながりにくくなることを想定しておく
- 最新の規制状況は大学の留学生事務室や在留邦人向けの情報で確認する
留学生が使っているVPN
中国国内ではVPNアプリのダウンロードや公式サイトの閲覧自体ができないことが多いため、必ず日本にいるうちに契約・インストールまで済ませておきましょう。
留学生の間でよく名前が挙がるのは次のサービスです。
| サービス名 | 留学生の声 |
|---|---|
| かべねこVPN | 日本人の利用者が多く、名前がよく挙がる |
| UCSS | つながりやすいが、料金は高め |
| LetsVPN | アプリで手軽に使えるという声がある |
| ワンコインVPN | 料金を抑えたい人に選ばれている |
※つながりやすさは時期・地域・回線によって変わります。1つがつながらないときに備えて、2つ用意しておく留学生もいます。
先輩留学生の声
「VPNを使えばLINE・Instagram・YouTubeは普通に見られる」
「TikTokはたまにつながらないことがある」
「日本限定の動画配信やアプリは、VPNを使ってもほぼ使えなかった」
到着直後はeSIMを3日分を用意
着いてすぐにVPNがつながるとは限りませんし、中国の電話番号の契約も到着当日にできるとは限りません。
そこで用意しておきたいのが、中国本土用のeSIM(最低3日分)です。
中国留学の帰国後のキャリア例

「中国語を身につけて、帰国後にどんな仕事につながるの?」という点は、留学前にいちばん気になるところですよね。ここでは、中国留学の経験が活きやすい代表的な進路を整理しました。
- 日系企業の中国関連部署
- 商社・物流・貿易
- インバウンド・観光
- 越境EC・マーケティング
- 通訳・翻訳・語学教育
- 中国現地での就職
中国に進出している日本企業は、帝国データバンクの調査で約1万社(2026年)と、ピーク時からは減っているものの、今も大きな数です。そのため「中国語+何か1つの専門」を持っている人は、帰国後も選べる道が広がります。
留学カウンセラー
りょう
中国留学のよくある質問
相談でよく出てくる質問をまとめました。
まとめ|費用と目的、両方から決める
中国留学は、費用を抑えながら「英語以外の武器」を手に入れられる選択肢です。最後に要点を整理します。
この記事のまとめ
中国に決めきれていませんか?
英語圏と比べてから決めても遅くありません
夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。「中国と英語圏、結局どちらが自分の目的に合うのか」から一緒に整理できます。
・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成
・ 「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案
・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)
・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応
中国と英語圏、どちらが目的に合うか比較するだけでもOKです。
※本記事は2026年8月時点の情報です。金額は1元=23.7円で換算しています。費用・ビザ制度・為替は変動するため、渡航前に必ず一次情報をご確認ください。
参考:中国教育部「Study in China」/在日本中国大使館・中国ビザ申請サービスセンター/在中国日本国大使館「中国入国のためのビザ免除措置について」/国家移民管理局/日本学生支援機構(JASSO)「中国政府奨学金」











