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アイスランド留学は誰でも行ける?費用と条件を全解説

更新日:2026.10.02

アイスランド留学は誰でも行ける?費用と条件を全解説

「アイスランドに留学してみたいけれど、日本語の情報が少なすぎる」

調べ始めた途端に手が止まってしまう人は多いはずです。

たとえば、こんなところで引っかかっていませんか。

そもそも留学できる国なのかが分からない
学生でも社会人でも行けるのか知りたい
物価が高いと聞くが、いくらかかるのか見当がつかない
英語だけで生活や授業についていけるのか不安

結論から言うと、アイスランドには学生でも社会人でも留学できます。ただし年齢と目的で、選べる道がはっきり分かれます。

この記事では、5つの留学方法と費用の目安、出発までの準備手順を順に見ていきます。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. アイスランド留学の基本と英語事情
  2. 2. アイスランド留学の種類
  3. 3. アイスランド留学|総額費用はいくら?
  4. 4. アイスランド留学のビザ申請方法
  5. 5. 出発までの準備|アイスランド留学の流れ
  6. 6. アイスランド留学の費用を抑える節約術
  7. 7. よくある質問|アイスランド留学の疑問
  8. 8. まとめ|アイスランド留学の始め方

アイスランド留学の基本と英語事情

基本情報 アイスランド留学

留学先としての知名度は高くありませんが、行く方法はきちんと用意されています。

ただし年齢と目的によって選べる道が大きく変わるのが、この国の特徴です。

まず押さえたいアイスランドの基本情報

留学先としてイメージしにくい国なので、前提となる数字から確認します。

アイスランドの基本情報

人口・首都
約39万人/レイキャビク
国土は北海道よりやや大きい程度
公用語
アイスランド語
英語教育が広く行き渡り、日常会話は英語で通じる場面が多い
物価
世界でも高い水準
輸入依存と高い賃金水準が背景
交通
鉄道はなく、バスが中心
日本からの行き方
直行便はなく、欧州で乗り継ぎ
移動は片道おおむね15〜20時間

アイスランド留学に必要な英語力

生活は英語でほぼ通じますが、必要な語学力は留学の種類で大きく変わります。特に高校の交換留学と正規留学では、アイスランド語の基礎も求められます。

留学の種類
英語
アイスランド語
短期留学
初級からでも可。案内や授業の説明は英語が中心
不要(学ぶ側)
ワーホリ
日常会話レベル。仕事探しは英語が前提
不要
高校の交換留学
必須。到着時点で日常生活に困らない会話力
基礎が必須。あいさつと自己紹介ができる程度から
大学の交換留学
TOEFL iBT 79/IELTS 6.5前後が目安
不要(英語開講の科目を履修)
正規留学
英語力の証明が必要(学部により基準が違う)
授業がアイスランド語の課程が多く、基礎が必要

※生活面は英語でほぼ足ります。必要な語学力の基準は学校・団体ごとに違うため、出願先の募集要項で確認してください。

アイスランド留学ならではの3つの魅力

魅力 アイスランド留学

英語力そのものを最短で伸ばす目的なら、正直なところ英語圏のほうが効率的です。

それでもアイスランドを選ぶ理由は、別のところにあります。

アイスランド留学の3つの魅力

日本人がほとんどいない環境に置かれる留学生の絶対数が少ないため、日本語に逃げられません。数か月で自立せざるを得ない環境ができます。
地熱・氷河・環境分野の学びが身近にある再生可能エネルギーの活用が進んだ国で、火山や氷河が生活圏にあります。環境やエネルギーに関心があるなら、進学でも仕事でも語れる体験になります。
経験を語れる人がまだ少ない留学経験者の多い英語圏と違い、話した内容がそのまま個性になります。進学の面接でも転職の面談でも効きやすい素材です。

アイスランド留学のデメリット

魅力の裏側もあわせて確認しておきましょう。

ここを知らずに決めると、あとで「思っていたのと違う」となりがちです。

アイスランド留学の3つのデメリット

!物価が高く、同じ期間なら費用が膨らみやすい授業料が安くても、食費と滞在費で差が開きます。滞在先の条件が総額を大きく左右します。
!日本語の情報と選択肢が少ない語学学校もエージェントも数が限られ、日本語の体験談はごくわずかです。自分で公式情報を確認する場面が増えます。
!英語力の伸びは環境しだいで読みにくい周囲は英語も話しますが、母語はアイスランド語です。英語漬けの環境を期待すると、ずれが出ます。
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留学カウンセラー
りょう

相談を受けていて多いのが「オーロラや自然に惹かれて決めたけれど、英語を伸ばしたいとも思っている」というケースです。どちらが本命かをはっきりさせておくと、あとで迷いません。

アイスランド留学の種類

種類 アイスランド留学

アイスランド留学は、短期留学・ワーキングホリデー・高校の交換留学・大学の交換留学・大学への正規留学の5種類です。下の診断で自分に合う種類を確かめてから、気になる種類を読み進めてください。

– 30秒診断 –

アイスランド留学の方法診断

質問に答えるだけで、
あなたに合う留学の種類が分かります

Q1

どのくらいの期間で行きたい?

2週間〜3か月休みを使って行きたい›
半年〜1年以上腰を据えて滞在したい›

Q2

いまの立場は?

高校生(中3〜高2)在学中に1年行きたい›
大学生在籍大学から行きたい›
社会人・卒業後仕事や進学として考えている›

Q3

在籍大学にアイスランドの協定校はある?

ある学内選考に応募できる›
ない・分からないほかの方法も知りたい›

Q3

年齢と目的は?

26歳以下で働きたい費用を現地で回収したい›
学位を取りたい大学で専門を学びたい›

– YOUR TYPE –

短期留学タイプ

2週間から、まずは行ってみる

大学のサマースクールか民間の語学スクールが中心です。90日以内ならビザも要りません。

短期留学を詳しく見る ›
もう一度診断する

– YOUR TYPE –

高校の交換留学タイプ

1年間ホームステイして現地校へ

AFSなどの派遣団体を通じて応募します。派遣枠は年に数名程度のため、出発の約1年3か月前から動きます。

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– YOUR TYPE –

大学の交換留学タイプ

在籍大学の協定校へ半年〜1年

授業料は在籍大学に納めるため、現地の学費はかかりません。出発の約1年前に学内選考があります。

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– YOUR TYPE –

ワーホリタイプ

働きながら最長1年過ごす

申請時に18〜26歳の人だけが使える制度です。審査に3〜5か月かかるため、渡航の12か月前から準備します。

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– YOUR TYPE –

正規留学タイプ

大学で学位を取る

国立大学は現在授業料が無料ですが、2027年秋から欧州経済領域外の学生に授業料が導入される予定です。

正規留学を詳しく見る ›
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立場ごとに使える方法を、1つの表にまとめました。

方法
高校生
大学生
社会人
期間/費用の目安
短期の語学留学 ›サマースクール・語学コース
△18歳以上の講座あり
○
○
2週間〜3か月
35〜150万円
ワーキングホリデー ›働きながら滞在
×18歳から
○26歳以下
○26歳以下
最長1年
約232万円(働けば回収可)
交換留学(高校) ›ホームステイ+現地校
○中3〜高2
×
×
約1年
200〜230万円
交換留学(大学) ›在籍大学の協定校へ
×
○協定校があれば
×
半年〜1年
学費は在籍校/生活費 月20〜38万円
大学への正規留学 ›学位取得が目的
△卒業後
○
○
1年〜
年270〜500万円

○=利用できる △=条件つき ×=利用できない。費用は渡航費・滞在費・保険を含む目安です(2026年9月時点)。

短期留学|2週間から年齢不問で行ける

短期留学 アイスランド留学

学校や仕事を辞めずに行きたいなら、短期留学がもっとも現実的です。年齢の条件がなく、大学のサマースクールか民間の語学スクールから選べます。90日以内ならビザも要りません。

大学のサマースクール

期間:2〜3週間

滞在:宿舎がセットの場合が多い

向く人:初めての海外で、手配を任せたい

民間の語学スクール

期間:1か月〜

滞在:自分で確保する

向く人:滞在先を自分で確保できる

具体的な学校・コースには、次のようなものがあります。

学校・コース
特徴
Icelandic Online
アイスランド大学のオンライン教材。基本コースは無料(有料版は5万ISK)。出発前の予習に
Westfjords大学センター
西部イーサフィヨルズルで夏期アイスランド語講座を開講。申込締切は6月30日
Mímir(ミーミル)
労働組合系の生涯学習センター。移住者向けのアイスランド語講座が中心
The Tin Can Factory
レイキャビクの民間スクール。会話中心の少人数クラス

※民間スクールの授業料は約5.2万〜9.5万ISK(約7〜12万円)が目安。JASSO海外留学支援サイトの掲載情報をもとに作成しています。最新の日程・料金は各校の公式サイトで確認してください。

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「短期留学に興味はあるけれど、いったいいくらかかるの?」1週間から気軽に行ける短期留学は、学生の長期休みや社会人の連休を使って挑戦できるのが魅力です。…

ビザが不要な範囲

・180日のうち合計90日以内の滞在

・2週間〜3か月の短期留学はここに収まる

・パスポートと帰りの航空券で入国できる

注意したい点

・90日はシェンゲン圏全体の合算で数える

・前後にヨーロッパ旅行を足すと超えやすい

・90日を超えるなら滞在許可の申請が必要

短期留学:出願から渡航までのステップ

1

出発の6か月前

コースと日程を決め、航空券を押さえる

2

3〜4か月前

学校へ申し込み、滞在先を確定させる

3

1〜2か月前

海外留学保険に加入し、防寒具をそろえる

4

出発直前

シェンゲン圏の滞在が90日以内か数え直す

夏のコースは定員が埋まるのも早い傾向があります。日程が公開されたらすぐ動くのが安全です。

ワーホリ|18〜26歳なら働きながら最長1年

ワーホリ アイスランド留学

大学生や社会人が半年以上滞在したいなら、働きながら暮らせるワーキングホリデーが現実的です。年齢は申請時点で26歳以下が条件で、審査に3〜5か月かかるため、渡航の12か月前から準備を始めてください。

アイスランドのワーキングホリデー

開始
2018年9月
協定国は日本・カナダ・英国・アンドラの4か国(日本以外は18〜30歳)
対象年齢
18歳以上26歳以下(27歳の誕生日前日まで)
滞在期間
最長1年間。利用は一生に1回限り
就労
労働局への申請なしで働ける
生活費を補う目的の付帯的な就労として認められる
受け入れ枠
年間およそ30名
その他の条件
日本国籍の日本居住者/資金証明/有効な保険/永住の意思がないこと

ワーホリ:出願から渡航までのステップ

1

渡航12か月前

年齢(申請時26歳以下)と条件を確認する

2

9か月前

移民局に枠の残りを確認し、保険を手配する

3

7か月前

書類の収集を始める(準備だけで約2か月)

4

5か月前

移民局へ郵送し、審査を待つ(3〜5か月)

5

許可の通知後

渡航し、到着から90日以内に現地手続き

制度の詳細や体験談はアイスランドのワーホリ完全ガイドにまとめています。

高校の交換留学|1年間ホームステイして現地校へ通う

高校の交換留学 アイスランド留学

派遣団体を通じて応募し、ボランティアのホストファミリー宅に滞在します。派遣枠は年に数名程度と少ないため、出発の約1年3か月前、春の第一次日程で応募するのが前提です。

アイスランドへ派遣している団体

常設の派遣先

公益財団法人 AFS日本協会

1年間の年間留学プログラムでアイスランドを公式に募集している唯一の団体です。参加費185万円に国際航空運賃・ホームステイ・食事・医療保険が含まれます。

AFS日本協会「アイスランドへの年間留学」 ›

地区しだい

ロータリー青少年交換

15〜19歳が対象で、世界100か国以上と交換を行っています。ただし派遣先は各地区の提携先で決まるため、アイスランドへ行けるかは地元のロータリークラブへの確認が必要です。

ロータリー青少年交換の公式ページ ›

日本の高校生を送り出す団体はほかにもありますが、アイスランドを毎年の派遣先として公表しているところは多くありません。まずはこの2つから当たるのが早道です。

高校交換留学(年間派遣プログラム)

対象
中学3年生〜高校2年生が中心
団体ごとに生年月日で区切られるため要確認
期間
約1年(アイスランドは夏出発が中心)
語学の条件
到着時に日常生活に困らない英語力+基礎的なアイスランド語力
参加費
アイスランド行きは 185万円
2027年8月出発回の公表額。AFS全体では140〜230万円の幅がある
参加費に含む
国際航空運賃・ホームステイ・日常の食事・医療保険・通学交通費
航空券を別途用意する必要はない
自己負担
査証・登録関連費用 10〜15万円、および所定の予防接種と健康診断
派遣枠
数名程度と少ない
2027年8月出発回は2026年9月時点で募集終了
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高校の交換留学:出願から渡航までのステップ

1

出発の約1年3か月前

説明会に参加し、保護者と方針を決める

2

約1年2か月前

春の第一次日程で派遣団体に応募する

3

約1年前

選考・面接を経て派遣先が決まる

4

6〜10か月前

在籍校と休学・留学の扱いを相談し、語学準備を始める

5

1〜3か月前

予防接種を受け、居住許可の書類を送る

大学の交換留学|在籍大学の協定校へ半年〜1年

大学の交換留学 アイスランド留学

大学生なら、在籍大学がアイスランドの大学と協定を結んでいるかをまず確認してください。授業料は在籍大学に納めるため、現地の学費を気にせずに半年〜1年学べます。

大学の交換留学(協定校派遣)

仕組み
在籍大学と協定を結ぶアイスランドの大学(アイスランド大学など)へ派遣される
主な協定大学
島根大学・京都産業大学・学習院大学・立命館アジア太平洋大学など
協定内容は年度で変わるため在籍大学で確認
期間
半年〜1年
秋学期スタートが中心
授業料
在籍大学に納める
アイスランド側の授業料は原則かからない
語学の目安
TOEFL iBT 79/IELTS 6.5前後
大学ごとに基準が違うため要確認
授業
英語で開講される科目から選ぶ
住まい
大学の学生住宅(FS)に申し込める
秋学期分は6月1日から受付
選考
出発の約1年前に学内選考
11月出願の大学もある

協定校がない場合は、正規留学か短期留学を検討しましょう。生活費は月20〜38万円が目安で、渡航前に資金計画を立てておく必要があります。

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「大学生のうちに留学してみたいけれど、いったいいくらかかるの?」留学を考えたとき、最初にぶつかるのが費用の壁ではないでしょうか。短期の語学留学から海外…

大学の交換留学:出願から渡航までのステップ

1

出発の約1年3か月前

協定校一覧を確認し、IELTS・TOEFLを受ける

2

約1年前

在籍大学の学内選考に出願する

3

8〜10か月前

推薦が決まり、アイスランド大学へオンライン出願

4

3〜4か月前

居住許可を申請し、学生住宅(FS)に申し込む

5

到着後

住民登録と履修登録を済ませる

正規留学|大学で学位を取る

正規留学 アイスランド留学

学位の取得を目指すなら、大学への正規留学が選択肢です。国立大学は授業料が原則無料ですが、2027年秋学期から欧州経済領域外の学生に授業料が導入される予定です。

国立大学に進学する場合の条件

授業料
国立は現在無料。年間の登録費は2026-2027年度から10万アイスランドクローナ(約13万円)に改定
出願手数料
欧州経済領域外からの出願は約2.6万円が別途かかる
出願時期
学部・大学院とも12月中旬から2月上旬が目安
1年以上前から準備を始める
必要書類
高校の卒業証明書と英語力の証明
学部により追加書類あり
今後の変更点
2027年秋学期から、欧州経済領域外の学生に授業料を導入することが認められました。金額は未定

2026年に学生向けの居住許可ルールが改正され、資金証明の額と卒業後に滞在できる期間が変わりました。

2026年の学生ビザ(居住許可)改正

項目
改正前
改正後
資金証明(単身・月額)
2026年5月18日〜
247,572ISK
259,951ISK(約34万円)
卒業後の求職滞在
2026年7月8日〜
最長3年
最長18か月
許可の更新
2026年7月8日〜
学業成績の要件なし
年間履修の75%以上の修了が必要
在学中の就労
フルタイムの60%まで
(許可は労働局)
上限は据え置き
(許可は移民局に一本化)

※アイスランド移民局(Útlendingastofnun)の発表にもとづきます。90日を超えて滞在する交換留学にも資金証明は必要です。

正規留学:出願から渡航までのステップ

1

出願の1年以上前

学部・プログラムを選び、英語試験のスコアを用意する

2

12月中旬〜2月上旬

アイスランド大学へオンライン出願(非EEAは手数料2万ISK)

3

合格通知後すぐ

居住許可を申請する(資金証明 月259,951ISK)

4

6月1日〜

学生住宅(FS)に申し込む

5

8月

渡航し、到着後に住民登録を済ませる

アイスランド留学|総額費用はいくら?

費用 アイスランド留学

アイスランド留学の費用は、学費よりも「滞在費と食費」で決まります。学費が安くても総額が下がりにくいのはそのためです。

種類別の総額目安

実際に用意することになる金額を、留学の種類ごとに並べました。

留学の種類(期間)
総額の目安
かかる費用の内訳
短期:サマースクール
2〜3週間
35〜65万円
航空券 15〜30万/学費 5〜15万/滞在費 5〜12万/生活費・保険 5〜10万
短期:語学コース
1か月
50〜80万円
航空券 15〜30万/学費 約8万/滞在費 15〜25万/生活費・保険 8〜15万
短期:語学コース
3か月
90〜150万円
航空券 15〜30万/学費 15〜25万/滞在費 45〜75万/生活費・保険 20〜30万
ワーホリ
1年
約232万円
現地の生活費 約197万/渡航前の準備 約35万(うち航空券 12〜20万)
フルタイムで約5か月働けば回収できる計算
高校の交換留学
1年
200〜230万円
参加費 185万(航空券・滞在・保険込み)/査証・登録 10〜15万/予防接種・健診 3〜6万/小遣い・装備 10〜25万
大学の交換留学
半年
約120〜230万円
授業料 在籍大学に納付/生活費 100〜190万(月20〜38万×約5か月)/航空券 15〜30万/保険 5〜10万
正規留学
1年
約270〜500万円
授業料 0円(2027年秋から導入予定)/登録費 約13万/生活費 240〜460万/航空券 15〜30万

※高校の交換留学はAFS参加費185万円に自己負担を加えた想定、ワーホリは語学学校に通わない場合の想定です。学校・時期・滞在方法・為替により変動します(1アイスランドクローナ=約1.3円で換算/2026年9月時点)。

短いほど航空券が総額の半分近くを占め、1か月を超えると滞在費が主役に変わります。

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生活費の内訳と、物価の実感

生活費 アイスランド留学

ホームステイ型の交換留学では滞在費が参加費に含まれます。

ここは自分で部屋を借りて暮らす場合の目安です。

住居費(月)

10〜20万円

シェアの個室〜学生住宅

食費(月)

7〜11万円

自炊中心での想定

交通・通信(月)

1〜2万円

市内はバス中心

その他(月)

2〜5万円

交際費・日用品など

4項目を合わせると月20〜38万円が目安です。欧州委員会が示す学生の生活費の目安(月1,300〜1,900ユーロ)とほぼ同じ水準です。

数字だけでは実感しにくいので、日本の価格と並べてみます。

品目
日本の目安
アイスランド
コーヒー1杯(カフェ)
約300円
500〜700円
ミネラルウォーター500ml
約120円
300〜450円
レストランでの食事1回
約1,200円
2,500〜6,800円
ファストフードのセット
約1,000円
2,000〜3,000円

※店舗と時期により変動する目安です。スーパーで買う食材の価格差は、外食ほど大きくありません。

差が開くのは外食です。人件費の水準が高く、食材の多くを輸入に頼っていることが背景にあります。

見落としやすい追加費用

パンフレットの金額には含まれない出費があります。

予算を立てる前に、必ず確認しておきましょう。

見積書に出てこない費用

防寒具・アウトドア装備約3〜8万円

夏でも気温は10度台。強風と雨に耐える上着や靴が必要

海外留学保険1か月 2〜4万円

短期留学で必要。交換留学は参加費に含まれる

乗り継ぎ滞在費約1〜3万円

直行便がなく、欧州で一泊が必要になる便もある

週末の遠出・アクティビティ1回 1〜3万円

氷河や温泉のツアーは高額。回数を決めておく

パスポート・書類関係約1.5〜2万円

新規取得や各種証明書の発行費用

予防接種・健康診断約3〜6万円

高校の交換留学ではA型・B型肝炎の接種と胸部レントゲンが義務

査証・登録関連費用約10〜15万円

90日超の滞在は居住許可が必要。交換留学は現地で手続き

※合計すると、短期でも10万円前後、1年の交換留学なら20〜30万円が参加費に上乗せされる計算になります。

アイスランドの費用を見て、迷いが出てきませんか?
同じ予算で何ができるかを並べてみませんか

夢カナ留学

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アイスランド留学のビザ申請方法

アイスランドでは、滞在が90日以内か、90日を超えるかで必要な手続きが変わります。90日を超える場合は「学生ビザ」ではなく、渡航前に居住許可(Residence permit)を移民局に申請します。

留学の種類
必要な手続き
申請先
短期留学
90日以内
ビザ不要
ETIAS導入後は事前の渡航認証が必要
なし
大学の交換留学・正規留学
90日超
学生向けの居住許可
アイスランド移民局
高校の交換留学
約1年
学生向けの居住許可
移民局(派遣団体が手続きを支援)
ワーホリ
最長1年
ワーキングホリデー用の居住許可
移民局(書類を郵送)

※2026年10月時点。アイスランドでは「学生ビザ」ではなく、渡航前に居住許可(Residence permit)を取得する仕組みです。

90日以内の短期留学はビザ不要

日本のパスポートなら、シェンゲン圏で180日のうち合計90日までビザなしで滞在できます。

2025年10月からはEU出入国システム(EES)が始まり、入国時に顔写真と指紋を登録します。今後はETIAS(欧州渡航情報認証制度)が導入される予定で、開始後は渡航前のオンライン申請が必要になります。

90日を超える留学は居住許可を申請する

大学の交換留学・正規留学・高校の交換留学で90日を超えて滞在する場合は、学生向けの居住許可が必要です。

審査の平均は約2.5か月(2025年実績)なので、合格や選考通過の連絡を受けたらすぐに申請しましょう。

学生向け居住許可の主な必要書類

・パスポートのコピー(滞在期間+余裕のある残存期間)
・大学や派遣団体からの入学許可証・受け入れ証明
・資金証明(月259,951ISK×滞在月数が目安)
・医療保険の加入証明
・犯罪経歴証明書(アポスティーユつき)
・証明写真と申請手数料の支払い証明

※書類の種類や翻訳の要否は変わることがあります。申請前にアイスランド移民局の公式ページで最新のリストを確認してください。

1

合格・選考通過後すぐ

必要書類をそろえ、アイスランド移民局へ申請する

2

審査中(平均約2.5か月)

追加書類を求められたら速やかに提出する

3

許可の通知後

航空券を確定させ、渡航する

4

到着後

移民局の窓口(コーパヴォグル)で写真撮影をし、居住カードを受け取る

5

居住カード発行後

住民登録が済み、学生は許可の範囲で就労できる

ワーホリは専用の居住許可を申請する

ワーホリは、申請時点で18〜26歳の日本人だけが申請できる専用の居住許可です。

書類を移民局へ郵送し、審査には3〜5か月かかります。資金証明と保険加入も求められるため、渡航の12か月前から準備を始めましょう。手順の詳細は上の「ワーホリ:出願から渡航までのステップ」を確認してください。

※最新の要件・手数料は、アイスランド移民局(Útlendingastofnun)の公式情報を必ず確認してください。

出発までの準備|アイスランド留学の流れ

準備 アイスランド留学

どの種類を選んでも、準備は次の6つのステップで進みます。種類ごとの具体的な時期は、各種類の「出願から渡航までのステップ」で確認してください。

STEP1|目的を決めて留学の種類を選ぶ

英語力を伸ばしたいのか、アイスランドの自然や文化を体験したいのかで、合う種類が変わります。年齢と立場もあわせて考え、候補を1つに絞りましょう。

STEP2|学校・勤務先・家族に確認する

在籍・在職の扱いなど、自分だけでは決められない項目があります。出願の前に確認しておきましょう。

確認先
確認すること
内容
学校・勤務先
在籍・在職の扱い
休学・休職・退職のどれで行くか。学生なら単位認定の可否も確認する
学校・勤務先
復帰の時期
学生は卒業時期がずれる場合がある。社会人は復職の可否を先に確かめる
保護者
未成年の同意書
申し込みや入国で保護者の同意書を求められることがある
自分
パスポートの残存期間
滞在予定期間に加えて余裕が必要。切れていれば早めに申請する
自分
保険の加入区分
交換留学は参加費に含まれる。短期留学とワーホリは自分で加入する
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STEP3|学校・団体に出願する

短期留学は出発の3〜4か月前、交換留学と正規留学は約1年前が出願の目安です。夏のコースや交換留学は枠が少ないため、募集が始まったらすぐ動きましょう。

STEP4|資金を準備する

90日を超えて滞在する場合、居住許可の申請で月259,951ISK(約34万円)の資金証明が必要です。ワーホリでも資金証明を求められるため、残高証明を出せる状態にしておきましょう。

STEP5|ビザ・居住許可を申請する

90日以内の短期留学ならビザは要りません。それ以上滞在する場合は、アイスランド移民局へ居住許可(ワーホリは専用の許可)を申請します。審査に数か月かかるため、合格や選考通過の連絡を受けたらすぐ手続きを始めてください。

STEP6|航空券・保険・住まいを手配して渡航する

直行便がないため、航空券は半年前を目安に押さえます。海外留学保険に加入し、学生住宅などの滞在先を確定させたら出発です。90日を超える滞在では、到着後に住民登録などの手続きがあります。

アイスランド留学の費用を抑える節約術

節約術 アイスランド留学

物価そのものは動かせませんが、削れる項目ははっきりしています。

効果が大きい順に5つ紹介します。上から順に着手するのがおすすめです。

1. 給付型奨学金に応募する

派遣団体独自の奨学金のほか、自治体や企業の制度、国の留学支援制度があります。

参加費の一部を給付で賄える枠が複数あるので、応募と同時に調べ始めてください。

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2. 滞在費がセットのプログラムを選ぶ

短期でもっとも費用が膨らむのは宿泊です。

宿舎込みのサマースクールやホームステイ型を選ぶと、現地での上振れを抑えられます。

3. 自炊を前提に組み立てる

外食とスーパーの価格差が大きい国です。

キッチンが使える滞在先を選ぶだけで、食費の見通しが変わります。

4. 航空券を半年前に押さえる

直行便がないため、乗り継ぎの組み方で価格が大きく動きます。

夏の直前予約は、もっとも高い選択になりがちです。

5. 装備は日本で買ってから行く

防寒具やレインウェアは現地価格が高めです。

使い慣れたものを日本で用意したほうが安く、体にも合います。

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よくある質問|アイスランド留学の疑問

相談でよく出る質問をまとめました。

Q

英語がそれほど得意でなくても行けますか?

A

短期のコースなら初級から受けられます。ただし交換留学やワーホリでは、到着時点で日常生活に困らない英語力が前提です。出発までの学習量が結果を左右します。

Q

アイスランド語は必ず必要ですか?

A

短期滞在やワーホリなら英語で足ります。一方で正規課程に通う場合は授業がアイスランド語で進むものが多く、基礎レベルは求められます。大学が無料のオンライン教材を公開しているので、出発前から始められます。

Q

社会人でも行けますか?

A

行けます。短期の語学留学に年齢制限はありません。26歳以下ならワーキングホリデーも使えます。27歳以上で長期滞在したい場合は、大学への正規留学が選択肢になります。

Q

オーロラは見られますか?

A

秋から春にかけての暗い時期が中心です。夏は白夜で夜も明るいため、夏のサマースクールでは見られないと考えておきましょう。

Q

留学中にアルバイトはできますか?

A

短期滞在と高校の交換留学では就労できません。働けるのはワーキングホリデーか、大学に在籍して労働許可を取得した場合(学期中は週22.5時間まで)に限られます。

まとめ|アイスランド留学の始め方

日本語の情報が少ないというだけでアイスランドを候補から外すのは、もったいない話です。

ここまで見てきたとおり、年齢と目的さえはっきりすれば、進める道はちゃんと用意されています。

この記事のまとめ

・方法は5つ。短期の語学留学・ワーホリ・高校の交換留学・大学の交換留学・大学への正規留学
・費用の目安は短期(2〜3週間)35〜65万円、1年のワーホリで約232万円(フルタイムで約5か月働けば回収できる水準)
・魅力は「日本人がいない環境」「自然・環境の学び」「経験を語れる人が少ない」の3つ
・注意点は「物価の高さ」「情報と選択肢の少なさ」「英語力の伸びが読みにくい」の3つ
・生活は英語で通じるが、正規課程の授業はアイスランド語で進むものが多い
・90日以内の滞在ならビザは不要。ただしシェンゲン圏全体で合算する
・ワーホリは18〜26歳・年間30名の枠。申請から渡航まで1年近くかかる
・英語力の伸びを最優先するなら、英語圏と並べて比べてから決める

最初に決めることは1つだけ。目的が「アイスランドという国」なのか「英語力」なのかです。そこが定まれば、氷河と温泉が日常にある暮らしは一気に近づきます。

本記事は2026年9月時点の情報です。費用・制度・募集要項は変更される場合があります。交換留学はAFS日本協会、大学の学費と滞在許可はアイスランド大学および同国移民局の公式情報を、応募前に必ずご確認ください。

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