TOP 留学 アート留学とは?種類・費用・人気8カ国を徹底解説【診断つき】

アート留学とは?種類・費用・人気8カ国を徹底解説【診断つき】

更新日:2026.08.31

アート留学とは?種類・費用・人気8カ国を徹底解説【診断つき】

「海外でアートを学んでみたい」そう思ったとき、選べる形はひとつではありません。

1週間だけ工房に通う人もいれば、美術大学で修士号を取る人もいます。

どれが向いているかは、どの国で、何を学びたいかでほぼ決まります。

工芸の技法を習いたい人と、デザインで就職したい人とでは、行くべき国がそもそも違います。

この記事では、人気8カ国それぞれで学べる分野と費用、コースの4つの型とビザの線引き、期間別の総額をまとめました。まずは下の診断で、自分の入口に見当をつけてください。

学びたい技法が、日本では習える場所が少ない
費用の幅が広すぎて、予算の当たりがつかない
イタリアかイギリスか、国の絞り込みで止まっている
美大や仕事を続けながら、行ける方法を探している

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. アート留学とは?対象になる人と学べる分野
  2. 2. アート留学で人気の国8つ|学べる分野と費用で比較
  3. 3. アート留学の種類は4つ|期間で選ぶ
  4. 4. アート留学の費用|1週間15万円台から
  5. 5. アート留学のあとに選べる進路は?
  6. 6. アート留学のよくある質問5つ
  7. 7. まとめ|目的が決まれば国は絞れる

– 2択でわかる –

アート留学タイプ診断

2問に答えるだけ。あなたに合うコースの種類が分かります

アート留学とは?対象になる人と学べる分野

アート留学は、海外の学校や工房で美術・デザインを学ぶ留学です。

受け入れの幅が広く、経験の量に応じて入口が分かれています。

アート留学の全体像

対象

未経験
〜実務者

経験の量に応じて入口が分かれる

期間

1週間
〜4年

体験から学位まで選べる

分野

16分野
以上

工芸から商業デザインまで

3つのうち動かしにくいのは期間です。取れる期間を先に決めると、対象と分野の候補が一気に絞れます。

いま自分がどこに当てはまるかで、選べるコースは次のように変わります。

いまの自分の状態
選べるコース
習ったことがない/短期しか取れない
工房やアトリエの体験コース。作品の提出は不要
独学で続けている/数か月取れる
語学学校のアートクラス、ファウンデーション
美大に在学中・卒業している
交換留学、専門課程、学部への出願。ポートフォリオが必要
制作や実務の経験がある
大学院。専攻と作品の一貫性が問われる

学べる分野も、絵画と彫刻だけではありません。

工芸から商業デザインまで含めると、選択肢はかなり広がります。

アート留学で学べる主な分野

ブルーがファインアート・工芸系、オレンジが仕事に直結しやすいデザイン系です。分野をタップすると、その分野が学べる国のセクションに移動します(複数の国で学べる場合は、上位にある国へのリンクにしています)。

留学とは?意味と種類をわかりやすく解説|自分に合う留学の選び方
関連記事

留学とは?意味と種類をわかりやすく解説|自分に合う留学の選び方

「留学に興味はあるけれど、そもそも留学って何を指すの?」「自分に関係あるのかな、意味あるのかな」そんなふうに、はじめの一歩の手前で立ち止まっ…

2026年7月13日更新 2026年8月4日

アート留学で人気の国8つ|学べる分野と費用で比較

国によって、学べるアートの傾向がはっきり違います。

まず全体を並べて、費用と方向性の当たりをつけてください。

アート留学 人気8カ国 比較

国名をタップすると、その国で学べる分野の一覧にジャンプします

4.8
★★★★★★★★★★
550〜1000
学べる分野:ファインアート、グラフィック、ファッション、キュレーション
こんな人に:期間の選択肢を広く持ちたい人
4.6
★★★★★★★★★★
500〜1400
学べる分野:グラフィック、映像・アニメ、Web・UI、ゲームアート
こんな人に:デザインで食べていきたい人
4.5
★★★★★★★★★★
200〜550
学べる分野:絵画修復、陶芸、モザイク、ガラス、フレスコ
こんな人に:手仕事の技法を身につけたい人
4.3
★★★★★★★★★★
250〜600
学べる分野:デッサン、油彩、版画、装飾芸術、モード・刺繍
こんな人に:短期のアトリエから試したい人
4.2
★★★★★★★★★★
350〜600
学べる分野:アニメーション、3DCG・VFX、ゲームアート、イラスト
こんな人に:英語圏で費用を抑えたい人
4.1
★★★★★★★★★★
400〜700
学べる分野:グラフィック、写真、現代アート、先住民アート
こんな人に:働きながら長く滞在したい人
4.0
★★★★★★★★★★
350〜600
学べる分野:ガラス工芸、陶芸、水彩、木彫、映像・VFX
こんな人に:静かな環境で制作に集中したい人
3.9
★★★★★★★★★★
350〜600
学べる分野:イラスト、アニメーション、デジタルメディア、映像
こんな人に:英語圏を安く、落ち着いて選びたい人

※費用は1年間の授業料と滞在費を含む目安です。評価は分野の選択肢・受け入れ体制・情報の得やすさをもとにした編集部の判断で、公的な順位ではありません。

1位|イギリス|2週間から4年まで選べる

ロンドンには入館無料の美術館が多く、学校の外でも作品を見る量が稼げます。

短期の英語+アートから学位課程まで、期間の選択肢がいちばん揃っている国です。

イギリスの国旗

イギリスで学べる分野

ファインアート 彫刻・立体 写真 キュレーション 美術史 グラフィック ファッション テキスタイル イラスト プロダクト インテリア 映像・アニメ

ファインアートとデザインの両方が同じ大学に揃っているのが強みです。作品の講評(クリティーク)が中心で、つくったものを言葉で説明する訓練が毎週入ります。

1年の費用目安

約550〜1,000万円

生活費(月)

20〜38万円

英語研修とアートの授業を組み合わせた4週間のプランがある
ファウンデーションから学部へ進む道筋が整っている
ロンドンは家賃が高い。地方都市の芸術系大学も候補に入れたい
【2026年版】ロンドン留学の費用は?語学学校の選び方とビザ・治安まで徹底解説
関連記事

【2026年版】ロンドン留学の費用は?語学学校の選び方とビザ・治安まで徹底解説

ロンドン留学は、日本人が選ぶイギリス留学先のなかでも一番人気の都市です。世界中から人が集まる多国籍な環境、数えきれないほどの語学学校、そして…

2026年7月30日更新 2026年8月12日

2位|アメリカ|仕事に直結する分野が厚い

グラフィック、映像、アニメーション、Web。商業デザイン寄りの学科が充実していて、現役の作家やデザイナーが教えていることも珍しくありません。

アメリカの国旗

アメリカで学べる分野

グラフィック 映像・アニメ Web・UI/UX ゲームアート イラスト プロダクト ファッション ファインアート 写真

デジタル系の設備と講師が集まっているのが特徴です。授業の課題がそのまま就職用の作品になるように組まれたカリキュラムが多くあります。

1年の費用目安

約500〜1,400万円

生活費(月)

21〜32万円

デジタル分野の設備と講師が揃い、就職を見据えた制作ができる
語学学校に通いながらアートを学ぶ短期プランもある
学費が8カ国で最も高い。奨学金の併用を前提に組みたい
アメリカ大学留学の1年の費用・学費は?安くする方法・生活費を徹底解説
関連記事

アメリカ大学留学の1年の費用・学費は?安くする方法・生活費を徹底解説

「アメリカの大学に進学したいけれど、学費が高すぎて無理かもしれない…」というご相談を、私たち夢カナ留学のスタッフは本当によくいただきます。ア…

2026年7月15日更新 2026年8月12日

3位|イタリア|工芸の選択肢が広い

絵画修復、陶芸、モザイク、ガラス。

日本では学べる場所が限られる技法を、工房で職人から直接習えます。8日間から受けられる短期プランもあります。

イタリアの国旗

イタリアで学べる分野

絵画修復 フレスコ・壁画 モザイク 陶芸 ガラス 彫刻・石彫 絵画・デッサン ジュエリー ファッション 革・靴づくり プロダクト インテリア

ブルーの工芸系がこれだけ並ぶのは8カ国でイタリアだけです。修復やモザイクは日本に学べる場所がほとんどないため、技法目的なら第一候補になります。

1年の費用目安

約200〜550万円

生活費(月)

15〜22万円

国立の美術学院が各地にあり、学費を抑えて長期で学べる
通訳と宿泊が付いた短期の絵画・陶芸プランが用意されている
長期はイタリア語が必要になる場面が多い。語学の準備は別途必要

4位|フランス|アトリエなら数週間から

美術学校のほかに「アトリエ」と呼ばれる市民向けの講座があり、未経験でも数週間単位で参加できます。

美術館でデッサンを学ぶ講座のような、この国ならではのプログラムもあります。

フランスの国旗

フランスで学べる分野

デッサン 油彩・絵画 版画 彫刻 装飾芸術 写真 美術史 モード・刺繍 家具・インテリア

基礎のデッサンを腰を据えて習える国です。短期のアトリエは未経験でも入れるので、まず手を動かして相性を確かめたい人に向きます。

1年の費用目安

約250〜600万円

生活費(月)

17〜26万円

年間登録型・ワークショップ型など参加の仕方を選べる
国公立校の学費は英米より抑えられる
パリは家賃が高く、フランス語ができないと生活で苦労する

5位|カナダ|英語圏では費用を抑えやすい

アニメーションやゲーム、イラストの分野に強い学校が集まっています。

英語圏のなかでは学費も生活費も中位で、長期を組みやすい国です。

カナダの国旗

カナダで学べる分野

アニメーション 3DCG・VFX ゲームアート イラスト グラフィック 映像・撮影 写真 ファインアート 先住民アート

映像とゲームの制作会社が集まる土地で、学校もその流れに沿っています。カレッジの実務系プログラムは1〜2年で作品を積み上げる設計です。

1年の費用目安

約350〜600万円

生活費(月)

17〜25万円

カレッジの実務系プログラムが充実し、制作量を確保しやすい
語学学校からの進学ルートが整理されている
冬の寒さは想像以上。都市選びで生活の負担が変わる
カナダ留学の費用はいくら?半年・1年の総額と安く抑えるコツ
関連記事

カナダ留学の費用はいくら?半年・1年の総額と安く抑えるコツ

「カナダ留学って、結局いくらかかるの?」ここが決まらないと一歩が踏み出せませんよね。カナダは英語圏のなかではアメリカ・イギリス・オーストラリ…

2026年7月15日更新 2026年8月4日

6位|オーストラリア|働きながら学べる

学生ビザやワーキングホリデーで滞在しながら学べるため、費用を働いて補いたい人に向きます。

デザイン系の専門コースも幅広く選べます。

オーストラリアの国旗

オーストラリアで学べる分野

グラフィック 映像・メディア インテリア ファッション 写真 現代アート 先住民アート 彫刻・立体 陶芸

専門課程(TAFE等)でデザインを学ぶ人が多い国です。アボリジナルアートの研究や現代アートの展示が身近で、制作の題材を広げやすい環境でもあります。

1年の費用目安

約400〜700万円

生活費(月)

19〜27万円

滞在しながら学ぶ選択肢が多く、資金計画を立て直しやすい
写真や現代アートの展示が多く、制作の刺激を受けやすい
ビザの種類で就学できる期間の上限が変わる。事前に条件の確認を
オーストラリアの大学に留学するには?費用・条件・進学ルートを解説
関連記事

オーストラリアの大学に留学するには?費用・条件・進学ルートを解説

オーストラリアの大学に進学したいと考えたとき、最初にぶつかるのが「英語力はどれくらい必要なのか」「総額でいくらかかるのか」「そもそも自分の成…

2026年7月29日更新 2026年8月5日

7位|ニュージーランド|制作に集中できる

ネルソンやウェリントンには作家とギャラリーが集まり、規模は小さいぶん人との距離が近い環境です。

自然を題材にした制作が盛んな国でもあります。

ニュージーランドの国旗

ニュージーランドで学べる分野

ガラス工芸 陶芸 水彩・絵画 彫刻・木彫 ジュエリー テキスタイル 写真 映像・VFX イラスト

工房規模のクラスが中心で、講師との距離が近いのが特色です。ガラスと陶芸は学校の数に対して設備が充実しており、少人数でじっくり学べます。

1年の費用目安

約350〜600万円

生活費(月)

16〜23万円

ガラス工芸や水彩など、工房規模で学べる分野がある
日本人が少なく、英語を使う場面が自然に増える
学校の数が限られるため、学びたい分野があるか先に確認したい
ニュージーランド留学の費用丸わかり解説!語学学校費・生活費は?
関連記事

ニュージーランド留学の費用丸わかり解説!語学学校費・生活費は?

「ニュージーランド留学って結局いくらかかるの?」——費用は期間・都市・留学スタイルで大きく変わり、1ヶ月なら数十万円、正規留学なら年間数百万…

2026年7月23日更新 2026年8月31日

8位|アイルランド|英語圏で費用が控えめ

ダブリンを中心に、イラストやデジタルメディアを学べる学校があります。

英米より生活費が抑えられ、街の規模もほどよい国です。

アイルランドの国旗

アイルランドで学べる分野

イラスト アニメーション デジタルメディア グラフィック 映像 ゲームアート ファインアート 写真 テキスタイル

アニメーションスタジオが集まる土地柄で、イラスト・映像系の学科が強い国です。語学学校からアート系コースへの切り替えがしやすいのも利点です。

1年の費用目安

約350〜600万円

生活費(月)

18〜28万円

語学学校とアート系コースの距離が近く、切り替えやすい
イギリスへ渡りやすく、美術館めぐりの機会をつくりやすい
ダブリンは住居が見つかりにくい時期がある。早めの手配が要る

費用だけで並べ直すと、順位はこう入れ替わります。

1
イタリアの国旗

イタリア 200〜550万円

国立の美術学院なら学費を大きく抑えられる

2
フランスの国旗

フランス 250〜600万円

パリを外すと生活費がはっきり下がる

3
カナダの国旗ニュージーランドの国旗アイルランドの国旗

カナダ・NZ・アイルランド 350〜600万円

英語圏で費用を抑えたいならこの3カ国

4
オーストラリアの国旗

オーストラリア 400〜700万円

滞在しながら働いて補える点は他国にない強み

※1年間の授業料と滞在費を含む目安です。都市・学校・為替により変動します。

留学カウンセラー
りょう

国から選ぶより、上のチップから「これを習いたい」を1つ決めるほうが早いです。同じ分野でも国によって設備と講師の厚みが違うので、分野が決まれば候補は2〜3カ国に絞れますよ。

国が絞りきれていませんか?
比べてから決めても遅くありません

夢カナ留学

夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位。「学びたい分野が、その国で本当に学べるのか」から一緒に整理できます。

・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成

「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案

・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)

・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応

英語圏と他の国、どちらが目的に合うか比べるだけでもOKです。

夢カナ留学の
無料カウンセリングはこちら

アート留学の種類は4つ|期間で選ぶ

国が決まったら、次は期間です。取れる期間で選べる型がほぼ決まります。

期間で見る4つの型

バーの長さ=期間の目安/右は出願時の作品提出

① 体験コース作品1〜2点1〜4週提出不要
② 語学+アート基礎の作品数点1〜6か月提出不要
③ 専門課程修了証とPF半年〜2年学校次第
④ 大学・大学院学士・修士の学位1〜4年要提出

期間が伸びるほど、持ち帰れるものが「作品」→「修了証とポートフォリオ」→「学位」に変わります。先に取れる期間を決めると、型は自動的に絞れます

① 1〜4週間の体験コース

工房やアトリエに数日から数週間だけ入るタイプです。有給や長期休暇で行けるので、社会人がいちばん選びやすい入口になります。

1

体験コース

未経験OK

期間

1〜4週間

費用の目安

15〜45万円

1週間・滞在費込み(渡航費は別)

向く分野:陶芸、ガラス、デッサン、絵画修復の入門
制作の量:週20〜30時間。1日5〜6時間×5日が標準的
条件:英語スコアも作品もいらないコースが中心
ビザ:観光での入国で受けられる範囲におさまる
!通訳や宿泊が付くプランは単価が上がります。何が含まれるかを申込前に確認してください。

続けるかどうかを、お金をかけすぎずに試せる型。

短いぶん、1日の密度は高くなります。工房に入るタイプの標準的な1日はこう進みます。

体験コース 1日の流れ(工房の例)

9:30工房に入り、道具と材料の使い方を教わる
10:00制作。講師が横につき、手を入れながら進む
12:30昼休み(食事付きのプランもある)
13:30制作の続き。人数が少なく質問しやすい
16:00片付けとその日の講評
最終日焼成や乾燥を待って持ち帰り、または後日発送

陶芸やガラスは焼成に日数がかかるため、1週間だと持ち帰れず発送になることがあります。作品の受け取り方法は申し込み前に確認してください。

【2026年版】1週間の留学は社会人でも可能?費用と7日間の過ごし方
関連記事

【2026年版】1週間の留学は社会人でも可能?費用と7日間の過ごし方

「留学に行きたいけれど、まとまった休みが取れない」そんな理由であきらめている方は少なくありません。ただ、留学は1週間から行けます。社会人でも…

2026年8月4日更新 2026年8月5日

② 語学学校+アートのクラス

午前は英語、午後はアートという組み合わせです。英語力に自信がなくても始められて、そのまま進学準備に切り替えやすいのが利点です。

2

語学学校+アートのクラス

英語は初級から

期間

1〜6か月

費用の目安

80〜150万円

3か月の目安

向く分野:デッサン、絵画、写真、グラフィックの基礎
制作の量:アートは週4〜6時間。英語が週15〜20時間で主役
条件:英語は初級から可。作品の提出は不要なことが多い
ビザ:3〜6か月を超えると学生ビザが必要な国が多い
!アートの授業は週2回程度です。技法の習得までは届きにくいと考えてください。

英語とアートを同時に進めたい人の中間ルート。

1週間の組み方を見ると、英語が主役でアートが副という比率がはっきりします。

語学+アート 1週間の例

月〜金 午前英語の授業 9:00〜12:00(週15〜20時間)
火・木 午後アートのクラス 13:30〜15:30
その他の午後自主制作、美術館めぐり、宿題
週末課題と作品づくりに充てる人が多い

アートの時間は週4〜6時間が目安です。技法をしっかり身につけたいなら、この型のあとに専門課程へ移る前提で組むほうが無理がありません。

【診断付】留学におすすめの国ランキング10ヵ国|人気の英語圏は?
関連記事

【診断付】留学におすすめの国ランキング10ヵ国|人気の英語圏は?

「語学留学に興味はあるけれど、おすすめの国はどこ?費用が安い国は?期間はどれくらい必要?」調べ始めると情報が多すぎて迷ってしまいますよね。こ…

2026年8月26日更新 2026年8月26日

③ ファウンデーション・専門課程

半年から2年かけて、基礎から作品づくりまでを積み上げるコースです。

美術系の学部に進む前の準備課程として使われることも多くあります。

3

ファウンデーション・専門課程

進学の準備向け

期間

半年〜2年

費用の目安

200〜400万円

1年の目安

向く分野:絵画修復、陶芸、ガラス、グラフィック、映像
制作の量:週20〜30時間+自主制作。課題と講評が毎週入る
条件:IELTS5.0〜5.5程度が目安。簡易な作品提出を求める学校もある
ビザ:学生ビザ。入学許可を得てから申請する
!修了しても学位にはなりません。進学するところまでを前提に設計してください。

技術とポートフォリオを同時につくる、進学の助走路。

正規留学って何?高校・大学別の条件や費用、方法をわかりやすく解説
関連記事

正規留学って何?高校・大学別の条件や費用、方法をわかりやすく解説

「正規留学って何だろう?」「語学留学とは何が違うの?」と気になって、この記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。名前は聞いたことがあ…

2026年7月30日更新 2026年8月5日

④ 大学・大学院で学位を取る

学士なら3〜4年、修士なら1〜2年。

費用と準備の負担は最も大きいぶん、卒業後の進路の選択肢も広がります。

4

大学・大学院で学位を取る

作品の提出が必須

期間

学士3〜4年/修士1〜2年

費用の目安

200〜1,400万円

1年・国差が大きい

向く分野:ファインアート、キュレーション、Web・UI、ゲーム
制作の量:週25〜35時間。講評・レポート・展示の準備も入る
条件:ポートフォリオ必須。IELTS5.5〜7.5程度が目安(専攻で差が大きい)
ビザ:学生ビザ。残高証明や医療費の付加金が必要な国もある
!出願は締切の半年〜1年前から動きます。奨学金の締切はさらに早く来ます。

キャリアを本格的に振り切りたい人の選択肢。

※費用は授業料と滞在費を含めた目安です。英語基準・作品の要件は学校と専攻で異なるため、必ず出願先の募集要項で確認してください。

ビザは期間で決まる|6か月が分かれ目

コース選びで最後に効いてくるのがビザです。多くの国で、短期は観光での入国、長期は学生ビザという線引きになっています。

観光で学べる上限(バーの終わり=学生ビザの線)

豪・ニュージーランド観光 3か月ここから学生ビザ
イタリア・フランスビザ免除 90日ここから学生ビザ
イギリス・カナダ観光 6か月ここから学生ビザ

期間を1か月延ばすだけで、必要な書類と費用が一段上がります。コースの長さは、この線と一緒に決めてください。

国ごとの線引きは次のとおりです。

短期(観光での入国)
長期になった場合
イギリス
6か月以内の受講は観光での入国。ETA(£20)が必要
6か月超はStudent visa。語学コースのみ6〜11か月のShort-term study(£228+医療費付加金)
イタリア・フランス
シェンゲン圏は90日以内なら日本のパスポートでビザ不要
90日を超えるなら長期学生ビザ。日本で申請してから渡航する
アメリカ
単位の出ない趣味の範囲の短期講座なら、観光での入国で受けられる場合がある
フルタイムの課程は学生ビザ(F-1)。学校の書類が必要
カナダ
6か月以内の課程は原則スタディパーミット不要(eTAが必要)
6か月を超えるならスタディパーミットを取得する
豪・NZ
観光ビザで学べるのは3か月まで。ワーホリは就学の上限が別に決まっている
それを超えるなら学生ビザ。英語力の証明を求められることがある

※2026年8月時点の情報です。制度・金額・条件は改定されるため、申請前に必ず各国政府の公式サイト(英国はGOV.UK、カナダはIRCCなど)で確認してください

アート留学の費用|1週間15万円台から

アート留学の費用は、期間と国でほぼ決まります。まず期間別の総額から見てください。

※本記事の外貨換算は1ドル=約158円、1ポンド=約216円(2026年8月時点)で計算しています。為替が動くと総額も大きく変わります。

期間
総額の目安
できること
1週間
15〜45万円
工房・アトリエの体験。渡航費は別途15〜30万円
1か月
40〜80万円
語学+アートの短期。技法をひと通り触る
3か月
80〜150万円
英語を伸ばしながら制作。作品が数点たまる
半年〜1年
専門課程
200〜400万円
ポートフォリオを仕上げ、進学に備える
1年
大学・大学院
200〜1,400万円
学位取得。国と学校で総額が数倍変わる

※授業料と滞在費を含む目安です。国・学校・時期・為替により変動します。

留学費用は平均いくらかかる?一年間の料金・初期費用・学費まで
関連記事

留学費用は平均いくらかかる?一年間の料金・初期費用・学費まで

「留学したいけど、結局いくらかかるの?」というのは、私たち夢カナ留学のカウンセリングでも一番多くいただくご質問です。留学にかかる費用は、国・…

2026年8月27日更新 2026年8月27日

費用の全体まとめ|総額でいくら見ておくか

アート留学でかかるお金を、費目ごとに全部並べました。下4つは学費と滞在費だけの見積もりでは抜け落ちる項目です。

かかるお金の全体像

費目
短期
1〜4週間
長期
1年
授業料・受講料
10〜35万円
100〜900万円
滞在費・食費
5〜20万円
120〜300万円
渡航費・保険
15〜30万円
20〜50万円
画材・材料費
油彩・陶芸・彫刻は高い
1〜5万円
5〜30万円
窯・工房の使用料
焼成1回ごとに課金も
0〜3万円
3〜12万円
額装・作品の輸送
立体は帰国時に効く
0〜5万円
5〜25万円
出願料・英語試験
併願・複数回受験で増える
0円
3〜10万円
合計の目安
約30〜95万円
約230〜1,400万円

オレンジの4項目が、アート留学だけにかかる費目です。陶芸や彫刻など設備を使う分野なら、この4つだけで年20〜70万円ほど上振れします

※分野・学校・都市・出願校数により変動します。IELTSの受験料は1回27,500円で、2026年9月1日申込分から改定が予告されているため最新額は公式サイトでご確認ください。

予算から逆算する

用意できる金額が先に決まっている場合は、この表から入るほうが早く絞れます。

用意できる額
できることの目安
〜50万円
1〜2週間の工房体験。イタリア・フランスなら選択肢が多い
100〜150万円
3か月の語学+アート。英語を伸ばしつつ制作する
250〜400万円
1年の専門課程やファウンデーション。進学の足場をつくる
500万円〜
英米の美術大学・大学院。奨学金と併用する人が多い
留学費用が安い国ランキング10選|語学留学の総額と選び方を徹底比較【2026年最新】
関連記事

留学費用が安い国ランキング10選|語学留学の総額と選び方を徹底比較【2026年最新】

留学したいけれど、費用はできるだけ抑えたい——そんな人に向けて、語学留学の費用が安い国を、安い順に10選でご紹介します。各国の費用や特徴、向…

2026年7月24日更新 2026年8月5日

費用を抑える4つの手

同じ内容でも、選び方で総額はかなり動きます。効果が大きい順に並べました。

節約の効き目(1年あたり)

奨学金
給付型
月6〜38万円
都市を外す
地方校へ
年40〜70万円
滞在先
シェア・寮
年25〜50万円
画材
現地調達
3〜10万

桁が違うのは奨学金です。給付型なら月6万円から、学位取得型では月30万円超もあります。締切は渡航の半年から1年前に来るので、学校選びと同時に動き出してください。

アート分野で使える主な奨学金は次の4系統です。

制度
主な対象
押さえる点
トビタテ!留学JAPAN
大学生・高校生
月6万/12万/16万+留学準備金。第18期は募集終了、次期は秋〜冬に公開
JASSO 学位取得型
学部・大学院
学部は月13.9万〜35.2万、大学院は月17.7万〜38.8万。返済不要
リクルートスカラシップ アート部門
24歳以下・正規留学
美術作家志望が対象。月額は米ドル2,700/ポンド2,000など現地通貨で支給
各国政府・大学独自
主に大学院生
チーヴニング、イタリア・フランス政府奨学金、大学の授業料減免など

直近では、JASSOの2027年度・学位取得型がエントリー受付中です(2026年9月1日〜9月24日、書類提出は10月1日締切)。渡航が来年以降でも、応募はこの秋に動く必要があります。

※金額は2026〜2027年度の募集要項時点のものです。募集要項と金額は毎年変わるうえ、併給できない組み合わせもあります。応募前に必ず各制度の公式サイトで確認してください。

費用の幅が広すぎて、予算が組めていませんか?
見積もりだけ取ってみるのもありです

夢カナ留学

夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位。期間・都市・滞在方法を変えると総額がどこまで動くか、数字で並べて確認できます。

・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成

「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案

・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)

・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応

予算の相談だけでもOKです。

夢カナ留学の
無料カウンセリングはこちら

アート留学のあとに選べる進路は?

帰国後の進路は、学んだ分野でほぼ方向が決まります。求人と直結するかどうかが分かれ目です。

学んだ分野と、進みやすい先

デザイン系を学んだ場合

グラフィック・映像Web・UIなどポートフォリオそのまま選考資料に制作会社・事業会社求人と直結する

ファインアート・工芸を学んだ場合

絵画・彫刻・工芸修復・陶芸など発表と収入を分ける別の仕事と両立作家・工房・教える実績を積み上げる

違いは真ん中です。ファインアート側は収入源をもう1つ持つ前提で計画を立てると、帰国後に苦しくなりません。

1

デザイン職として就職する

グラフィック、Web・UI、映像、ファッション、インテリア。ポートフォリオがそのまま選考資料になります。

2

現地で働く道を探す

国によっては、卒業後に一定期間働けるビザ制度があります。条件は頻繁に変わるので公式情報での確認が必要です。

3

制作と仕事を両立させる

別の収入源を持ちながら、発表を続ける形。留学中にできた作家のつながりが効いてきます。

4

教える・つなぐ側に回る

教室の運営、ギャラリーやアートイベントの企画など、制作以外で関わり続ける進路もあります。

向き不向きもはっきり出やすい留学です。決める前に、両方を見ておいてください。

向いている人

・つくりたいものが具体的にある

・講評で否定されても続けられる

・分野を1つに絞れている

注意したい点

・卒業=作家として食べられる、ではない

・材料費が継続して出ていく

・分野が曖昧なままだと学校選びで迷う

社会人留学は後悔する?5つの失敗例と後悔しない準備を解説【2026年版】
関連記事

社会人留学は後悔する?5つの失敗例と後悔しない準備を解説【2026年版】

「社会人留学って、結局のところ後悔するんじゃないか」仕事を辞めるかどうかで迷っている段階では、どうしても不安のほうが大きくなりますよね。実際…

2026年8月4日更新 2026年8月5日

アート留学のよくある質問5つ

相談でよく挙がる質問をまとめました。

Q

絵を習ったことがなくても参加できますか?

A

体験コースと語学+アートのクラスは、未経験を前提に組まれています。学位課程だけは作品の提出が必要です。

Q

英語がほとんど話せなくても大丈夫ですか?

A

短期なら通訳が付くプランもあります。長期を考えているなら、語学学校を挟んでから専門課程に移る流れが現実的です。

Q

日本では習えない技法を学ぶなら、どの国ですか?

A

絵画修復・モザイク・フレスコはイタリア、デッサンと装飾芸術はフランス、ガラス工芸はニュージーランドに学べる場所が集まっています。

Q

年齢の上限はありますか?

A

コース自体に年齢の上限はないのが一般的です。ただしワーキングホリデーや一部の奨学金には年齢条件があります。

Q

ポートフォリオは何点あればいいですか?

A

10〜20点が目安ですが、指定は学校によって違います。点数より、作品と作品のつながりが見えるかを重視してください。

まとめ|目的が決まれば国は絞れる

アート留学は、先に国を選ぶと迷います。

学びたい分野、期間、予算の順で決めると、候補は自然に絞られます。

この記事のまとめ

工芸ならイタリア、商業デザインならアメリカ、期間の幅ならイギリス
修復・モザイク・ガラスなど、日本に学べる場所が少ない技法は国で選ぶ
体験コースと語学+アートは未経験でも入れる。作品が要るのは学位課程から
総額は短期30〜95万円、1年なら230〜1,400万円。画材と工房代を先に入れる
奨学金の締切は渡航の半年〜1年前。学校選びと同時に動き出す

※本記事は2026年8月時点の情報です。外貨は1ドル=約158円、1ポンド=約216円で換算しています。学費・生活費・出願条件・奨学金の金額は改定されることがあるため、最新情報は各学校および各制度の公式サイトでご確認ください。

調べるほど、決められなくなっていませんか?
まずは目的の整理から一緒にどうぞ

夢カナ留学

夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位。学びたい分野と予算から、無理のない期間の組み方まで一緒に考えます。

・ あなた専用のオーダーメイドプランを無料で作成

「実質0円」で行ける留学・ワーホリプランを提案

・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)

・ 帰国後のキャリア・転職サポートまで一貫して対応

「まだ迷っている」段階の相談でも大丈夫です。

夢カナ留学の
無料カウンセリングはこちら

News

お知らせ

お知らせ一覧
お知らせ一覧
COUNSELING APPOINTMENTCOUNSELING APPOINTMENT

カウンセリング予約

対面・オンラインOK!
カウンセラーは全員が留学経験者。どんなことでもお気軽にご相談いただけます。

最安見積りがわかる! 最安見積りがわかる! 無料でワーホリ相談してみる 無料でワーホリ相談してみる
Consult on LINE

LINEで留学相談

LINEで気軽に相談したい方はコチラ!
ご自身のペースで進めたい方にもおすすめです。

ワーホリの資料を読む ワーホリの資料を読む LINEで資料請求 LINEで資料請求
キャンペーン
最安料金がわかる! 最安を比較 無料カウンセリング予約 カウンセリング
最短15秒で完了! 最短15 留学・ワーホリプラン診断 ワーホリ診断
気軽に質問してみる 気軽に質問 LINEで無料相談 無料LINE相談