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イタリア留学の費用は?1ヶ月・1年の総額と都市別の目安を解説

更新日:2026.08.21

イタリア留学の費用は?1ヶ月・1年の総額と都市別の目安を解説

イタリア留学の費用を調べても、「30万円」から「400万円」まで金額がばらついていて、結局いくら必要なのか分からない。

ばらつく理由はシンプルで、イタリアは「どの都市で」「何を学ぶか」で費用が大きく変わる国だからです。

ミラノとペルージャでは、生活費だけで1年に70〜110万円の差が出ます。

一方で、国立大学や国立の美術アカデミアなら、年間の学費が数万円台に収まることもあります。

この記事では、期間別・都市別・分野別の3つの軸で費用を整理し、アルバイト事情や社会人の予算の組み方まで、図解でまとめました。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. イタリア留学の費用はいくら?総額の目安と内訳
  2. 2. 【期間別】1ヶ月・1年のイタリア留学費用はいくら?
  3. 3. 【分野別】学ぶ内容でイタリア留学費用はどう変わる?
  4. 4. 【都市別】イタリア留学の費用を比較する
  5. 5. 留学中のアルバイトで費用はどこまで賄える?
  6. 6. 社会人のイタリア留学|期間と費用の選び方
  7. 7. イタリア留学の費用を抑える6つの方法
  8. 8. イタリア留学の費用についてよくある質問
  9. 9. まとめ|イタリア留学の費用は3つで決まる

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Q1

いまの立場に近いのはどちらですか?

Q2

まとまって行けそうな期間はどれくらいですか?

Q2

いまの仕事は、どうするつもりですか?

Q3

学び直しの中心は、どちらに近いですか?

– YOUR TYPE –

短期おためし型

予算【30〜70万円】|まずは2週間から

90日以内の滞在なら就学ビザは不要で、準備の手間もお金も最小限で済みます。ただし総額に占める航空券(15〜25万円)の比率が高く、短くするほど1日あたりの単価は上がります。費用を抑えるなら、都市選びよりも渡航時期をずらす効果のほうが大きいタイプです。

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– YOUR TYPE –

じっくり語学型

予算【85〜245万円】|3〜6ヶ月が中心

91日以上の滞在には就学ビザと滞在許可証が必要になり、手続きの費用と時間が加わります。このレンジからは滞在費・生活費が総額の主役になるため、都市選びが総額を左右します。日常会話レベルを目指すなら、まとまった期間を確保できるこのタイプが最も費用対効果に優れます。

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– YOUR TYPE –

1年腰を据える型

予算【250〜400万円】|生活費が主役

1年になると、費用の中心は学費ではなく滞在費・生活費に移ります。ミラノとペルージャでは生活費だけで年間70〜110万円の差が出るため、どの都市に住むかが総額を決めます。大学進学を視野に入れるなら、国立大学の学費の安さも合わせて確認しておきたいタイプです。

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– YOUR TYPE –

社会人・休暇活用型

予算【30〜70万円】|1〜4週間で組む

仕事を続けたまま行けるので、収入が途切れないぶん実質的な負担がいちばん軽いタイプです。1ヶ月なら就学ビザも不要で、有休と長期休暇を組み合わせれば現実的に届きます。渡航月を繁忙期から外すだけで、同じ内容でも1〜2割は下げられます。

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– YOUR TYPE –

専門スキル習得型

予算【300〜850万円】|学費が総額を決める

料理・製菓なら1年で300〜420万円ですが、ミラノの私立デザイン校になると学費だけで年300万円を超え、総額は520〜850万円まで上がります。一方で美術や音楽は、国立のアカデミア・音楽院なら学費が年数万円台に収まることもあります。同じ「専門を学ぶ」でも、私立か国立かで総額が3倍以上変わるのがこのタイプの特徴です。

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イタリア留学の費用はいくら?総額の目安と内訳

イタリア留学の総額は、語学留学なら2週間で30万円台から、1年で400万円前後までが目安です。

期間別の総額早見表|2週間〜1年

まずは期間ごとの総額と、その期間に必要な滞在資格をまとめて確認してください。

期間
総額の目安
必要な滞在資格
2週間
30〜50万円
ビザ不要
1ヶ月
40〜70万円
ビザ不要
3ヶ月
85〜145万円
90日以内なら不要
91日以上は就学ビザ
6ヶ月
145〜245万円
就学ビザ+滞在許可証
1年
250〜400万円
就学ビザ+滞在許可証

※語学留学を想定した目安です。都市・学校・滞在方法・時期・為替により変動し、ミラノなど生活費の高い都市では上振れします。本記事の金額はすべて日本円表記で、現地通貨建ての費用は1ユーロ=約185円で換算しています(2026年8月時点)。

費用の内訳は4つ|どこにいくらかかる?

1年の費用を4つの費目に分けると、金額の主役がはっきり見えてきます。

1年間の費用の内訳(語学留学の目安)

滞在費
生活費家賃・食費
130〜200万円
学費
語学学校
95〜150万円
航空券
往復・時期で変動
15〜25万
保険
ビザ関連
12〜23万

1年単位で見ると、費用の主役は学費ではなく滞在費・生活費です。住む都市を変えるだけで年間 約70〜110万円 の差が出ます。

※中位都市(フィレンツェ・ボローニャ程度)でシェアアパートに滞在した場合の目安です。

学生ビザ・滞在許可証にかかる費用

イタリアは91日以上滞在するなら就学ビザが必要で、到着後には滞在許可証の申請が別途かかります。

項目
目安とタイミング
就学ビザ申請料
無料(0円)
就学ビザは申請料がかからない。本人が大使館・総領事館で申請
滞在許可証一式
約2〜3万円
郵便キット・収入印紙など合計150ユーロ前後。到着後8営業日以内
留学保険(1年)
約10〜20万円
日本で加入した場合。現地の学生向け保険なら年2〜3万円程度
合計の目安
約12〜23万円

※就学ビザの申請料は無料ですが、滞在中の資金証明として月460ユーロ(約8.5万円)相当以上を求められます。金額・必要書類・要件は変更されるため、申請前に必ず在日イタリア大使館・総領事館の最新案内をご確認ください。

短期留学で関係するETIAS(渡航認証)とは

ETIASは、ビザなしでシェンゲン圏に入る人を対象とした、オンラインの事前渡航認証です。

項目
内容
対象
ビザなしで90日以内の滞在をする人
イタリアを含むシェンゲン圏30カ国が対象
申請料
約3,700円
1人あたり。18歳未満・70歳以上は免除
有効期間
3年間
パスポートの期限が先に来る場合はその日まで
審査にかかる時間
多くは数分〜4日以内
追加書類や面接を求められると30日前後かかることも
開始時期
2026年第4四半期(10〜12月)に開始予定
2026年8月時点では未開始で、現在は申請不要

留学の視点で押さえておきたいのは、次の3点です。

就学ビザを取る人は対象外:91日以上の留学で長期ビザを取得する場合、ETIASの申請は不要です
影響を受けるのは短期留学:2週間〜3ヶ月(90日以内)でビザを取らずに行く人は、開始後は事前申請が必要になります
認証は入国の保証ではない:ETIASを取得しても、入国の可否は現地の審査官が判断します

ETIASとよく混同されるEES(出入国記録システム)は、国境で顔写真と指紋を登録する仕組みで、こちらは申請も費用も不要です。

※ETIASの開始時期はこれまで何度も延期されています。費用に与える影響は1人あたり4,000円弱と小さいものの、手続きの有無は渡航直前に必ずEUの公式サイトで確認してください(2026年8月時点の情報です)。

見落としやすい「隠れコスト」

学費と滞在費だけで予算を組むと、渡航直前と到着直後に想定外の出費が集中します。

出発前にかかるもの

パスポート取得1.1〜1.6万円

10年旅券は1.6万円。残存期間も要確認

申請書類の準備0.5〜1.5万円

残高証明・翻訳・写真・郵送費など

送金手数料・為替差損1〜4万円

学費をユーロで送金するたびに発生

語学学校の入学金1.3〜2万円

授業料とは別に必要。返金されない学校が多い

現地でかかるもの

滞在許可証の申請2〜3万円

郵便キット・収入印紙・書留で150ユーロ前後

到着直後の初期費用3〜6万円

SIM・交通カード・日用品・寝具など

住まいのデポジット家賃1〜2ヶ月分

シェアアパートでも求められることが多い

国内・周辺国の旅行5〜20万円

予算オーバーの最大要因。先に枠を決める

合計
デポジット・旅行を除く
約9〜18万円

※デポジットと旅行費は個人差が大きいため合計から除いています。金額は都市・学校・時期・為替により変動します。

留学カウンセラー
りょう

相談を受けていて多いのが、「学費と家賃はぴったり計算したのに、旅行で30万円使ってしまった」というケースです。ヨーロッパは移動が安く、週末ごとに出かけたくなります。私自身も留学中、月の予算が崩れた原因はほぼ移動費でした。旅行費は最初から枠として組み込んでおくと、あとがラクになります。

【期間別】1ヶ月・1年のイタリア留学費用はいくら?

ここからは、同じ4つの費目でそろえた内訳表で、期間ごとの中身を比べていきます。

短期留学(2週間・1ヶ月)|30〜70万円

90日以内ならビザが不要なため、短期留学は準備の負担がもっとも軽い選択肢です。

費目
2週間
1ヶ月
学費
7〜12万円
12〜20万円
滞在費・生活費
6〜10万円
11〜20万円
航空券
15〜25万円
15〜25万円
保険・ビザ関連
2〜3万円
2〜5万円
合計の目安
30〜50万円
40〜70万円

※ホームステイまたは学生寮を想定した目安です。都市・学校・時期・為替により変動します。

3ヶ月・6ヶ月の留学費用|85〜245万円

91日以上滞在する場合は就学ビザと滞在許可証が必要になり、保険・ビザ関連の費目が一段上がります。

費目
3ヶ月
6ヶ月
学費
30〜50万円
55〜90万円
滞在費・生活費
33〜55万円
66〜110万円
航空券
15〜25万円
15〜25万円
保険・ビザ関連
7〜15万円
9〜20万円
合計の目安
85〜145万円
145〜245万円

※シェアアパート滞在を想定した目安です。3ヶ月でもちょうど90日以内におさめればビザは不要になります。

留学1年の費用|250〜400万円

1年になると、総額の半分前後を滞在費・生活費が占めるようになります。

費目
1年の目安
学費
95〜150万円
長期割引で週単価が下がる
滞在費・生活費
130〜200万円
都市によって最大110万円前後の差
航空券
15〜25万円
期間が延びても金額は変わらない
保険・ビザ関連
12〜23万円
保険の加入先で差が出る
合計の目安
約250〜400万円

※ミラノなど生活費の高い都市では400万円を超えることもあります。学校のランク・滞在方法・時期・為替により変動します。

期間が延びると、何が増えるのか

期間が変わっても航空券は同じ金額なので、短いほど1日あたりの負担が重くなります。

期間
総額に占める航空券
1日あたりの費用
2週間
約40〜50%
約2.1〜3.6万円
1ヶ月
約30〜37%
約1.3〜2.3万円
3ヶ月
約17%
約0.9〜1.6万円
1年
約6%
約0.7〜1.1万円

2週間の留学では総額の約半分が航空券です。1日あたりで見ると1年の3倍前後になるため、2週間で迷ったら4週間に延ばすほうが満足度は上がります。

※航空券15〜25万円を各期間の総額で割った概算です。渡航時期・経由地により変動します。

同じ期間なら、英語圏と比べてどう?

短期留学の費用を調べている方は、英語圏との比較も気になるはずなので並べて確認します。

期間
イタリア
英語圏(豪・加など)
1ヶ月
40〜70万円
45〜80万円
3ヶ月
85〜145万円
95〜160万円
1年
250〜400万円
280〜450万円
ワーホリなら就労収入で相殺できる

※英語圏はオーストラリア・カナダの語学留学を想定した目安です。表面の金額はイタリアがやや安いものの、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドはワーキングホリデーでフルタイム就労ができるため、手元の持ち出し額では逆転することがあります。

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【分野別】学ぶ内容でイタリア留学費用はどう変わる?

イタリア留学は学ぶ分野によって学費が10倍以上変わるため、期間よりも先に「何を学ぶか」を決めるほうが予算は立てやすくなります。

分野別の費用比較表

年間の学費、必要な期間、求められるイタリア語レベルを1枚にまとめました。

分野
年間の学費
期間
語学要件
語学(語学学校)
95〜150万
2週間〜1年
不要
料理・製菓
120〜180万
6ヶ月〜1年
A2〜B1
ファッション・デザイン(私立)
320〜530万
1〜3年
B1〜B2
英語コース有
美術(国立アカデミア)
5〜30万
3年〜
B2
音楽(国立音楽院)
5〜30万
3年〜
B1〜B2
大学・大学院(国立)
5〜45万
2〜3年
B2

※学費のみの目安で、滞在費・生活費は含みません。国立校の学費は世帯の所得評価(ISEE)や大学ごとの規定で大きく変わります。1ユーロ=約185円で換算(2026年8月時点)。

語学学校(イタリア語)|費用がわかりやすい

週20レッスン前後のグループコースが標準で、期間を決めればほぼ総額が確定します。

クラスは1クラス8〜12名程度が中心で、上限を12〜15名に設定している学校が多く、少人数制をうたう学校では6〜8名のところもあります。

語学学校の費用とクラス規模

9〜22万円

学費(4週)

95〜150万円

学費(1年)

8〜12

1クラスの人数

イタリア語ゼロでも入学でき、初日のレベル分けテストでクラスが決まります。授業料とは別に入学金が約1.3〜2万円、12週・24週でまとめて申し込むと週単価は2〜3割下がります。

※週20レッスン前後の一般イタリア語コースの目安です。学校・コース・時期により変動します。

料理・製菓|短期集中で費用が跳ねやすい

料理留学は「語学研修+実習+インターン」がセットになったコースが主流で、期間の割に学費が高くなります。

コースの種類
期間
費用の目安
プロ養成コース
語学・実習・インターン込み
6〜12ヶ月
120〜180万円
単科コース
製菓・ジェラート・ワイン
1〜3ヶ月
40〜80万円
体験・短期レッスン
語学学校のオプション
1〜4週間
15〜40万円

※学校・コース内容により大きく異なります。滞在費が含まれるコースと含まれないコースがあるため、見積もりの範囲を必ず確認してください。

ファッション・デザイン|私立の学費が総額を決める

ミラノ・フィレンツェの私立校は世界的な知名度がある一方、学費だけで年間300万円を超える学校もあります。

本格志向
私立の専門校(1〜3年)

学費:年320〜530万円

向く人:現地就職・ポートフォリオ作成まで狙う人

注意:入学金が別途かかる学校もあり、生活費込みでは年520〜850万円

おためし志向
短期コース+語学(1〜3ヶ月)

学費:40〜90万円

向く人:適性と現地の水準を確かめたい人

注意:学位や資格にはつながらない

※学校・専攻・入学年度により変動します。私立校は入学金・教材費が別途必要になることが多い点にご注意ください。

美術・音楽|国立なら学費は驚くほど安い

国立の美術アカデミアや音楽院は、留学生でも年間の学費が数万円台に収まることがあります。

項目
国立アカデミア・音楽院
私立校・個人レッスン
年間の学費
5〜30万円
100〜250万円
入学の条件
実技試験と
イタリア語B1〜B2の証明
学校により柔軟
語学要件が緩いことも
別途かかる費用
画材・楽器代
年10〜40万円
レッスン単価が
そのまま積み上がる
生活費込みの
年間総額
165〜320万円
260〜525万円

※学校・専攻・入学年度により変動します。国立校は学費が安いぶん、費用の中心は生活費になります。

大学・大学院|ISEEで学費が変わる仕組み

イタリアの国立大学は、世帯の所得評価(ISEE)に応じて学費が段階的に決まります。

区分
期間
年間の学費目安
国立大学 学部
3年
約5〜40万円
国立大学 大学院
2年
約5〜45万円
国立の美術・音楽
3年
約5〜30万円
私立大学
3年
約185〜330万円
私立デザイン校
1〜3年
約320〜530万円

※留学生向けの学費目安です。大学・専攻・所得評価により大きく異なるため、必ず志望校の公式サイトで最新の金額をご確認ください。現地通貨建ての金額は1ユーロ=約185円で円換算しています(2026年8月時点)。

学費を下げたいなら、出願前に次の3つを確認しておくと差が出ます。

ISEE相当の書類:日本の所得証明をもとに評価を出すと、学費が最低区分まで下がることがある
州の給付型奨学金(DSU):所得と成績の条件を満たせば、学費免除に加えて生活費の給付が受けられる制度がある
出願の締切:奨学金の申請は入学手続きより先に締め切られることが多く、逆算した準備が必要

※制度の名称・条件・締切は大学や州によって異なり、年度ごとに変わります。必ず志望校と該当州の公式情報をご確認ください。

分野別に見た「1年の総額」

学費に生活費・航空券・保険を足した、1年あたりの総額で並べ直します。

分野別・1年の総額の目安

ファッション
私立デザイン校
520〜850万円
料理・製菓
プロ養成
300〜420万円
語学
語学学校
250〜400万円
大学・国立校
美術・音楽含む
165〜320万円

学費が実質ゼロに近い国立校でも、生活費だけで 年130〜230万円 は必要です。逆に私立のデザイン校は、学費だけで 年300万円超 になることもあります。

※学費+滞在費・生活費+航空券+保険・ビザ関連の合計です。都市・学校・時期・為替により変動します。

【都市別】イタリア留学の費用を比較する

同じ内容の語学留学でも、都市によって1年の総額は70万円以上変わります。

主要6都市の費用比較表

学費・生活費・留学先としての総合評価を、6都市で並べて確認できます。

主要6都市 費用・総合比較表

都市名をタップすると、その都市の詳しい紹介にジャンプします

都市
総合評価
学費/4週
生活費/月
4.3
★★★★★★★★★★
15〜22
15〜23万
4.5
★★★★★★★★★★
13〜20
13〜20万
4.7
★★★★★★★★★★
14〜21
13〜19万
4.4
★★★★★★★★★★
12〜18
11〜17万
4.2
★★★★★★★★★★
9〜15
9〜14万
4.0
★★★★★★★★★★
10〜16
10〜15万

※学費は一般イタリア語コース(週20レッスン前後)4週間の目安、生活費は家賃・食費・交通費を含む月額の目安です。学校のランク・滞在方法・時期により変動します。

ミラノ|費用は最高水準、その分だけ選択肢も多い

ファッション・デザインの専門校が集中し、インターンや就職につながる機会も国内で最多です。

学費(4週)

約15〜22万円

生活費(月)

15〜23万円

デザイン・ビジネス系の学校が多く、英語で学べるコースも見つかる
家賃が突出して高く、1年住むと地方都市より70〜110万円の差が出る
郊外のシェアや学生寮を選べば、家賃を2〜3割下げられる

ローマ|学校数が多く、期間を組み替えやすい

語学学校の数が多いため、短期から長期まで自分の予算に合わせた選択がしやすい都市です。

学費(4週)

約13〜20万円

生活費(月)

13〜20万円

学校の選択肢が多く、価格帯の幅も広いので予算に合わせやすい
観光地価格の店が多く、外食中心にすると食費が一気に膨らむ
地下鉄沿線の外側に住むと家賃が下がり、通学も現実的な範囲に収まる

フィレンツェ|日本人に人気で、芸術系の選択肢が豊富

美術・修復・料理のコースが揃い、街がコンパクトなので生活の移動コストが抑えられます。

学費(4週)

約14〜21万円

生活費(月)

13〜19万円

徒歩と自転車で生活が完結し、交通費がほとんどかからない
日本人留学生が多く、意識しないとイタリア語を使う機会が減る
観光シーズンは家賃も上がるため、9月以降の入居が狙い目

ボローニャ|学生の街で、費用と環境のバランスがよい

ヨーロッパ最古の大学を擁する学生都市で、生活費が主要都市より2〜3割安く収まります。

学費(4週)

約12〜18万円

生活費(月)

11〜17万円

学生向けの安い食堂・シェア物件が多く、生活コストを下げやすい
9月の新学期前後は物件の競争率が上がり、家賃も強気になる
鉄道の要衝で、他都市への移動が安く早い

ペルージャ|生活費をいちばん抑えやすい選択肢

外国人大学があり、イタリア語を学ぶ留学生が世界中から集まる中部の小都市です。

学費(4週)

約9〜15万円

生活費(月)

9〜14万円

家賃・学費とも国内最安水準で、1年の総額を大きく圧縮できる
日本人が少なくイタリア語漬けになれるが、日本語のサポートは薄い
空港が遠く、渡航時に国内移動の費用と時間が加わる

シエナ|静かな環境で学習に集中しやすい

トスカーナの世界遺産都市で、外国人大学のイタリア語コースが有名です。

学費(4週)

約10〜16万円

生活費(月)

10〜15万円

誘惑が少なく、勉強に集中したい人ほど費用対効果が高い
アルバイトや現地インターンの求人は多くない
フィレンツェまでバスで1時間強。週末の外出費は見込んでおく

生活費が安い順ランキング

費用を最優先するなら、この3都市が総額を下げやすい選択肢です。

1

ペルージャ

家賃・学費とも国内最安水準

3ヶ月
6ヶ月
1年
75〜125
130〜210
205〜335
2

シエナ

物価は控えめ、娯楽の出費も少ない

3ヶ月
6ヶ月
1年
85〜135
140〜220
225〜355
3

ボローニャ

学生向けの選択肢が多く総額を抑えやすい

3ヶ月
6ヶ月
1年
90〜145
155〜245
255〜395

※学費・滞在費・生活費・航空券・保険・ビザ関連費を含む総額の目安です。ミラノは1年で400万円を超えることもあります。学校のランクや滞在方法、時期、為替により変動します。

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留学中のアルバイトで費用はどこまで賄える?

制度上は働けますが、「働ける」ことと「仕事が見つかる」ことは別だと考えて予算を組むのが安全です。

滞在資格ごとの就労可否

就学目的の滞在許可証があれば、週20時間・年間1040時間までの就労が認められています。

滞在資格
就労
上限
就学ビザ+滞在許可証
受領後
週20時間
年1040時間
滞在許可証の申請中
受理証のみ
要確認
雇用主・自治体で判断が分かれる
90日以内の短期滞在
ビザなし
不可
観光目的の滞在では働けない
ワーキングホリデー
日本国籍向けは2026年4月開始
就労は最長6ヶ月まで

※ワーキングホリデービザは2026年4月1日から在東京イタリア大使館で申請受付が始まりました。主目的が休暇・滞在であることが条件で、就労は最長6ヶ月です。発給数の上限など運用は流動的で、制度も変更されることがあります。申請前に必ず在日イタリア大使館・総領事館の最新案内をご確認ください(2026年8月時点)。

「働ける」と「見つかる」は別物

実際には、数年住んでいる留学生でもアルバイトが決まらないことが珍しくありません。

言語の壁:接客・事務はイタリア語のB1〜B2相当が前提になることが多い
求人の少なさ:若者の失業率が高く、現地の学生とも枠を取り合うことになる
手続きの壁:正規の雇用契約には税番号や滞在許可証が必要で、開始まで時間がかかる

それでも狙いやすい仕事3つ

日本語や英語が武器になる仕事なら、イタリア語が発展途上でもチャンスがあります。

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日本語・英語の個人レッスン

現地の掲示板やSNSで生徒を募集する形が一般的です。イタリア語が初級でも始めやすく、時間の融通も利きます。

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日本食レストラン・日系のお店

日本語が通じる職場は採用のハードルが下がります。ただし人気が高く、募集が出てもすぐ埋まります。

3

観光・ホテルのアシスタント

日本人観光客が多い都市では、語学力そのものが評価されます。夏の繁忙期に短期で入る形が現実的です。

月いくら賄える?時給から逆算する

上限まで働けた場合と、学業と両立できる現実的な時間で分けて見てみます。

生活費に対して、アルバイトで賄える額

生活費
中位都市・月額
13〜19万円
上限まで
週20時間
10〜14万円
現実的な線
週8〜10時間
4〜6万円

上限まで働ければ生活費の7割前後をカバーできますが、授業と復習の時間を考えると週8〜10時間が現実的です。予算はアルバイト収入をゼロとして組み、稼げた分は予備費に回すのが安全です。

※イタリアには法定最低賃金がなく、賃金は業種ごとの労働協約で決まります。上記は学生向けの職種の手取りを想定した概算で、都市・職種・契約形態により変動します。

留学カウンセラー
りょう

「働きながら学べば費用は抑えられますよね」という相談をよくいただきます。ただ、ヨーロッパの非英語圏は仕事探しのハードルが高く、当てにすると計画が崩れます。就労収入を前提に組みたいなら、ワーキングホリデーでフルタイム就労が認められている国のほうが計算は立てやすいです。

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社会人のイタリア留学|期間と費用の選び方

社会人の場合は、留学費用だけでなく「収入が止まる期間」まで含めて予算を考える必要があります。

社会人向け4プランの比較

働き方をどうするかで、選べる期間と総額はほぼ決まります。

プラン
期間
総額の目安
仕事
休暇利用
1〜2週間
30〜50万円
続ける
短期集中
1ヶ月
40〜70万円
有休+休職
学び直し
3〜6ヶ月
85〜245万円
休職・退職
キャリアチェンジ
1年〜
250〜400万円
退職

※語学留学を想定した目安で、帰国後の生活費は含みません。料理・デザイン系のコースを選ぶ場合は学費が上乗せになります。

1ヶ月留学|社会人にいちばん現実的な選択

90日以内ならビザが不要で、有休と長期休暇を組み合わせれば退職せずに実現できます。

1

有休と長期休暇をつなげて4週間を確保する

ビザも滞在許可証も不要なので、準備期間は2〜3ヶ月あれば足ります。収入が止まる期間も最大1ヶ月に収まります。

2

渡航月を6〜9月から外す

学費・家賃・航空券が同時に下がるため、同じ内容でも総額を1〜2割落とせます。40万円台で収める鍵はここです。

3

滞在はホームステイか学生寮にする

1ヶ月では物件探しに時間を使えません。食事付きなら生活の立ち上げを省き、学習に時間を回せます。

退職して行くなら、貯金はいくら必要か

留学費用だけでなく、帰国後に仕事が決まるまでの生活費まで用意しておくのが安全です。

3ヶ月留学で必要な貯金(退職した場合)

留学費用
3ヶ月
85〜145万円
帰国後の生活費
3ヶ月分
45〜75万円
税・社会保険
住民税など
5〜30万
必要な貯金
の合計
約135〜250万円

留学費用そのものより、50〜105万円 多く見ておく計算になります。帰国後すぐ働ける見込みがあるなら、この部分は圧縮できます。

※前年の所得や海外転出届の有無で税・社会保険の負担は大きく変わります。詳細はお住まいの自治体にご確認ください。

社会人が見落としやすい費用

渡航中も日本側で発生し続ける支払いが、社会人の予算では見落とされがちです。

項目
金額の目安
ポイント
住民税
5〜20万円
前年の所得に課税。退職後も請求が続く
国民健康保険
0〜30万円
海外転出届を出すと加入対象から外れる
国民年金
0〜22万円
2026年度は月17,920円。転出後は任意加入
帰国後の生活費
45〜75万円
転職活動が長引く前提で3ヶ月分を確保
住まいの再契約
20〜40万円
部屋を引き払った場合の敷金・礼金・家具
合計
再契約を除く
50〜147万円
留学費用とは別に必要になる金額

※前年の所得・自治体・海外転出届の有無により大きく変わります。国民年金保険料は年度ごとに改定され、2026年度は月17,920円(年215,040円)です。詳細はお住まいの市区町村と年金事務所にご確認ください。

イタリア留学の費用を抑える6つの方法

効果の大きい順に並べると、費用を下げる打ち手ははっきりしています。

1年あたりの節約効果

都市を変える
ミラノ→ペルージャ
約70〜110万円
滞在方法
ホームステイ→シェア
約30〜60万円
時期をずらす
繁忙期を外す
10〜25万

効くのは 都市 → 滞在方法 → 時期 の順です。3つを組み合わせれば、1年で 約110〜195万円 の差になります。

※1年の語学留学を前提にした概算です。学校・物件・時期により変動します。

1|都市を変える(効果は最大)

同じ内容の語学留学でも、住む都市を変えるだけで年間70〜110万円の差が生まれます。

1年の生活費で比べると

ミラノ

180〜276万円

ペルージャ

108〜168万円

1年分の差額約70〜110万円

大都市の魅力を取るか、浮いた分で期間を延ばすか。同じ予算なら、地方都市のほうが半年前後は長く滞在できます

※家賃・食費・交通費を含む生活費の月額目安を12ヶ月分にしたものです。物件・生活スタイルにより変動します。

2|オフシーズンに渡航する

夏の繁忙期は、学費も家賃も航空券も同時に上がります。

渡航月と価格の高さ(イタリア語学留学)

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狙い目(11〜2月) 通常期 繁忙期(学費・家賃・航空券が上乗せ)

6〜9月を外すだけで、総額が 1〜2割 下がります。9月は新学期で物件の競争も激しくなるため、費用面では11月以降の渡航が有利です。

※学校ごとに繁忙期の設定期間・上乗せ額は異なります。申込前に該当週の料金表で確認してください。

3|滞在方法を選び直す

期間によって、得になる滞在方法は入れ替わります。

短期(〜3ヶ月)
ホームステイ

強み:食事付きで初期費用がかからない

向く人:生活の立ち上げに時間をかけたくない人

注意:長期になるほど割高になる

長期(3ヶ月〜)
シェアアパート

強み:月あたりの家賃を3〜5割下げられる

向く人:自炊ができ、現地で交渉できる人

注意:デポジットと契約書の確認が必要

4|長期割引と午後コースを使う

学費は「申し込む週数」と「時間帯」で単価が変わります。

学費の週単価が下がる2つの軸

軸1 申込週数が長いほど週単価が下がる

4週 週あたり100%
12週 約80%
24週 約70%

軸2 時間帯を選ぶと授業料が下がる

午前 標準料金
午後 1〜2割安い学校も

24週まとめて申し込めば、同じ授業でも学費は 約3割 下がります。1年の留学なら 30〜45万円 の差です。

※割引率は学校により異なります。途中解約時の返金規定を必ず確認してください。

5|奨学金・学費減免を使う

大学・国立校に進むなら、学費以外の給付を受けられる制度があります。

州の給付型奨学金(DSU):所得・成績の条件を満たすと、学費免除に加えて生活費や食堂利用の補助が受けられる
イタリア政府奨学金:イタリア語・イタリア文化を学ぶ留学生向けの制度が毎年公募される
日本側の奨学金:大学生ならトビタテや大学独自の派遣制度が使えることがある

※制度の有無・条件・募集時期は年度ごとに変わります。応募は入学手続きより早く締め切られることが多いため、必ず公式情報で確認してください。

6|手数料無料のエージェントに相談する

手続きの代行に数万円かかるエージェントもあれば、手数料が無料のところもあります。

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イタリア留学の費用についてよくある質問

相談の現場で特によく聞かれる3つをまとめました。

Q

為替が動くと、総額はどれくらい変わりますか?

A

1ユーロあたり10円動くと、1年の留学で15万円前後変わる計算になります。学費の送金は時期を分けて、レートが動いた場合の余裕を10%ほど見ておくと安心です。

Q

アルバイトで生活費は稼げますか?

A

制度上は週20時間まで働けますが、イタリア語が必要な仕事が多く、見つかるまでに時間がかかります。予算は収入をゼロとして組み、稼げた分を予備費に回す考え方が安全です。

Q

社会人でも学生ビザは取れますか?

A

年齢の上限は設けられていないため、学校の入学許可と滞在中の資金証明があれば社会人でも申請できます。必要書類や求められる残高は変わるため、大使館の案内を確認してください。

まとめ|イタリア留学の費用は3つで決まる

最後に、この記事の要点を5つにまとめます。

この記事のまとめ

総額の目安は、1ヶ月40〜70万円、3ヶ月85〜145万円、1年250〜400万円
1年で見ると費用の主役は生活費。ミラノとペルージャで年間約70〜110万円の差が出る
分野別では、国立大学・美術・音楽の学費が年5〜45万円、私立デザイン校は年320〜530万円
アルバイトは週20時間まで可能だが、仕事探しは難しい。収入は予算に入れない
社会人が退職して3ヶ月行くなら、帰国後の生活費を含めて135〜250万円の貯金が目安

イタリア留学の費用は、金額そのものより「どこを削れるか」を知っているかで変わります。

都市・期間・分野の3つを動かせば、同じ目的でも総額は100万円単位で変わるので、まずは自分の優先順位を決めるところから始めてみてください。

※本記事は2026年8月時点の情報です。金額はすべて目安であり、学校・都市・滞在方法・時期・為替により変動します。ビザや制度は変更されることがあるため、申請前に必ず公式情報をご確認ください。


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