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【2026年版】高校生の海外ホームステイ完全ガイド|夏休みの費用と準備

更新日:2026.08.12

【2026年版】高校生の海外ホームステイ完全ガイド|夏休みの費用と準備

「高校生のうちにホームステイを経験してみたいけれど、費用はいくらかかるんだろう」

「英語が話せないのにホストファミリーと暮らせるのかな」と、不安のほうが大きくなっていませんか。

高校生の海外ホームステイは、夏休みの1〜2週間から挑戦できます。

現地の家庭で家族の一員として過ごすので、教科書では学べない生きた英語と暮らしの文化が同時に手に入ります。

この記事では、高校生のホームステイの費用相場・夏休みの期間の選び方・申し込みから出発までの準備・現地でのリアルな1日、そしてホストファミリーと合わなかったときの対処法まで、本人にも保護者の方にも役立つ形でまとめました。

この記事でわかること

高校生のホームステイの費用相場(1週間・2週間・4週間・1年)
夏休み・冬休みのどちらに行くべきか、期間の決め方
人気7か国の費用と特徴の比較
申し込みから出発までの準備スケジュールと持ち物
ホストファミリーと合わないときの対処法と保護者の関わり方

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. 高校生のホームステイとは?暮らし方と種類
  2. 2. ホームステイに向いている高校生の特徴
  3. 3. 高校生の夏休み・冬休みホームステイの選び方
  4. 4. 高校生のホームステイの費用相場と国別比較
  5. 5. 高校生のホームステイの申し込みと準備
  6. 6. 高校生のホームステイの1日と体験談
  7. 7. ホストファミリーと合わないときの対処法
  8. 8. 高校生の海外ホームステイのよくある質問
  9. 9. まとめ|高校生のホームステイの始め方

高校生のホームステイとは?暮らし方と種類

まずは、高校生の海外ホームステイがどんな暮らしなのかを整理しておきましょう。

どんな家庭に滞在するのか、留学の種類は何があるのかがわかると、自分に合うプランが見えやすくなります。

ホームステイは現地の家庭で暮らす滞在スタイル

ホームステイとは、受け入れ登録をしている現地の一般家庭(ホストファミリー)に、家族の一員として滞在する方法です。

基本的に個室と1日2〜3食が用意され、光熱費も滞在費に含まれているのが一般的です。

高校生のホームステイの最大の価値は、授業以外の時間もすべて英語で生活できることです。

朝の「今日は何時に帰る?」から夕食の会話まで、教科書に出てこない表現に毎日触れられます。

同時に、洗濯や食事の手伝いなど、その家庭のルールに合わせて生活する姿勢も求められます。

項目
高校生のホームステイの基本
滞在先
受け入れ登録をしている現地の一般家庭
部屋
個室が基本(留学生と相部屋の家庭もあり)
食事
1日2〜3食つき。滞在費に含まれるのが一般的
期間
1週間〜1年。夏休みは1〜4週間が中心
英語環境
起床から就寝まで英語。学校外でも使う時間が長い
求められること
家庭のルールを守り、自分のことは自分で行う

ホストファミリーはどんな家庭なのか

いちばん気になるのが「どんな人の家に泊まるのか」ではないでしょうか。

ホストファミリーは誰でもなれるわけではなく、家族構成や設備、通学のしやすさなどの基準を満たして登録された家庭です。学校や団体によっては、事前に家庭訪問をしたうえで登録している例もあります。

子育て中の家庭

同年代や年下のきょうだいがいて、にぎやかに過ごせます。会話のきっかけをつくりやすい一方、生活音が気になることもあります。

子どもが独立した夫婦・シニア世帯

落ち着いた環境で、ゆっくり話を聞いてくれることが多いタイプ。留学生の受け入れ経験が豊富な家庭も多くあります。

移民のルーツを持つ家庭

アメリカやカナダでは珍しくありません。英語以外の言語や食文化にも触れられる反面、想像していた家庭像との違いに戸惑う人もいます。

留学生を複数受け入れている家庭

他国の留学生と同居することもあります。相談相手ができる一方、家庭内で英語を使う時間は減りやすくなります。

知っておきたいのは、ホストファミリーのほとんどが有償で受け入れているという点です。

滞在費は学校やエージェントを通じて家庭に支払われます。

つまり相手はボランティアの善意だけで動いているわけではないので、条件と違うことがあれば遠慮せずに伝えてよい関係だと考えてください。

あわせて、日本人が同じ家庭にいるかどうかも希望を出せる場合があります。英語漬けの環境にしたいなら、申し込みの段階で伝えておきましょう。

短期留学・ターム留学・交換留学の違い

高校生の留学は、期間によって呼び方も目的も変わります。

ホームステイはどのタイプでも選べるので、まずは自分がどれを目指すのかを決めましょう。

タイプ
期間の目安
特徴
短期留学
1〜4週間
夏休み・春休みを使う。語学レッスンとアクティビティのセットが主流
ターム留学
1学期〜半年
現地校に通う。日本の高校の単位として認められる場合がある
交換留学
約1年
団体の選考を受けて派遣される。滞在はホームステイが基本
私費の長期留学
1〜3年
現地校の卒業を目指す。海外大学への進学ルートにもつながる

初めての海外なら、まずは夏休みの1〜2週間から試すのが現実的です。

そこで手応えを感じたら、ターム留学や1年の留学へ広げていく流れがおすすめです。

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ホームステイに向いている高校生の特徴

ホームステイは、誰にとっても最適な滞在方法とは限りません。

ここでは、ホームステイを楽しめる高校生の共通点と、引率つきプログラムのほうが安心なケースを整理します。

当てはまる数を数えながら読んでみてください。

ホームステイを楽しめる高校生の5つの共通点

これまで相談を受けてきたなかで、ホームステイを楽しめた高校生には共通点がありました。

次の5つのうち、いくつ当てはまるか数えてみましょう。

自分から挨拶ができる:完璧な英語でなくても、目を見て話しかけられる
食べ物の好き嫌いが少ない:出された料理をひとまず試してみられる
困ったときに聞ける:わからないことを我慢せず、その場で確認できる
自分のことは自分でできる:洗濯や部屋の片づけを任されても対応できる
違いを面白がれる:日本と違うルールを否定せず受け止められる

4〜5個あてはまる

一人参加のホームステイも十分楽しめます

ステイ向き

2〜3個あてはまる

引率つきの短期プログラムから始めると安心です

引率つき

0〜1個あてはまる

まずは1週間の引率つきプログラムから検討しましょう

1週間から

引率つきプログラムのほうが安心なケース

ホームステイが合わないわけではなく、「今回は先生や引率者がいる形のほうが安心して過ごせる」というケースもあります。

次の2つの視点で確認してみてください。

ホームステイ向き

・現地の暮らしを体験したい

・大人が近くにいるほうが安心

・食事つきで費用を抑えたい

・日本人以外と話す時間を増やしたい

引率つきが安心

・アレルギーや持病の配慮が多い

・生活リズムを崩しやすい

・初めての海外で不安が強い

・友達と一緒に参加したい

英語が話せなくてもホームステイはできるのか

結論からお伝えすると、英語が得意でなくてもホームステイは可能です

ホストファミリーは留学生を受け入れる前提で登録しているため、ゆっくり話してくれたり、身振りを交えて確認してくれたりします。

大切なのは英語力よりも「伝えようとする姿勢」です。

困ったときに黙ってしまうと、実際にはすれ違いのほうが大きな問題になります。

まずは挨拶とお礼、そして「わかりません」と言えることを準備していきましょう。

今の英語力
現地での状態
おすすめの期間
英検4〜3級
単語と身振りが中心。聞き取りは半分ほど
1〜2週間から
英検準2級
日常の質問に答えられる。夕食の会話が続き始める
2〜4週間
英検2級以上
自分の意見を伝えられる。深い話題にも入れる
4週間〜ターム留学

留学カウンセラー
りょう

私自身も英語力ゼロで渡航しました。最初の1週間は聞き取れず落ち込みましたが、「Sorry, one more time?」と聞き返し続けたら、2週間目にはホストマザーの話す速度が自然と合ってきました。うまく話せないことより、黙ってしまうことのほうがもったいないです。
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高校生の夏休み・冬休みホームステイの選び方

高校生のホームステイでもっとも選ばれているのが、夏休みを使った短期留学です。

ここでは夏休みが選ばれる理由と、期間・時期の決め方を具体的に見ていきます。

高校生が夏休みにホームステイをするメリット

夏休みのホームステイには、ほかの時期にはない3つの強みがあります。

1

授業を休まずに参加できる

長期休暇に収まるので、日本の高校を休学・欠席する必要がありません。部活や受験勉強との両立もしやすく、保護者の方の心配も少なくて済みます。

2

高校生向けプログラムが最も多い

夏は各国でサマープログラムが集中する時期です。同年代限定のクラスやアクティビティが組まれていて、初めての海外でもなじみやすい環境が整っています。

3

世界中の同世代と友達になれる

夏は各国から留学生が集まるシーズン。日本にいたら出会えない国の同年代と、英語を共通語にして交流できます。

1週間・2週間・4週間の違い

期間は「どこまで得たいか」で選びます。それぞれで手に入るものが違うので、目安として次の表を参考にしてください。

期間
得られるもの
費用の目安
1週間
海外の空気を体験。英語が通じた実感と、次への意欲が残る
約20〜40万円
2週間
生活リズムに慣れ、ホストファミリーとの会話が続き始める。もっとも選ばれる期間
約30〜60万円
4週間
聞き取りが安定し、言いたいことを英語で組み立てられるようになる
約45〜80万円

※費用は航空券・語学レッスン・滞在費を含むパッケージの目安です。渡航先・時期・為替・プログラム内容によって変動します。

夏休みホームステイのモデルプラン

期間が決まっても、夏休みのどこに組み込むかで過ごし方は変わります。日本の高校の夏休みを7月下旬から8月末と想定した、3つのモデルプランを紹介します。

1週間プラン

お盆前後に行く初めての海外

約20〜40万円
7月下旬部活の大会・補習を終える
8月上旬現地校のサマープログラムに参加
8月中旬帰国。夏休み後半は宿題と受験勉強に充てる

向いている人:部活や塾と両立したい人、初めての海外で不安が大きい人

2週間プラン

夏休みの真ん中を使う王道

約30〜60万円
7月下旬出発。最初の3日で生活リズムに慣れる
8月上旬会話が続き始め、週末は家族と外出
8月中旬帰国。残り2週間で宿題と復習ができる

向いている人:英語の伸びと日本での予定を両立したい人。もっとも選ばれる形

4週間プラン

夏休みをまるごと使う

約45〜80万円
7月下旬出発。1週目は聞き取りに集中
8月中旬現地の友人ができ、生活が安定する
8月下旬帰国直前に英語で会話が組み立てられる実感が出る

向いている人:高1・高2で、次のターム留学や長期留学を見据えている人

注意したいのが、帰国後に宿題と学校行事の時間を残しておくことです。

8月末ぎりぎりの帰国にすると、時差ぼけのまま新学期が始まってしまいます。

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冬休み・春休みのホームステイという選択肢

夏休み以外にも、冬休みや春休みを使ったプログラムがあります。

冬休みはクリスマスや年末年始と重なるため、家庭ごとの行事に参加できるのが魅力です。

春休みは比較的落ち着いた時期で、航空券も夏より抑えやすい傾向があります。

ただし冬休み・春休みは日程が2週間前後と短く、募集しているプログラム数も夏に比べると限られます。選択肢の多さを重視するなら夏休み、混雑と費用を避けたいなら春休みと考えるとわかりやすいです。

渡航先
日本の夏休み(7〜8月)の現地
服装の目安
アメリカ・カナダ・イギリス
現地も夏。日が長く、屋外の活動が多い
半袖+羽織り1枚
マルタ
日差しが強く乾いた夏。海のアクティビティが中心
日焼け対策必須
オーストラリア・ニュージーランド
南半球のため現地は冬。朝晩は冷える
上着とパーカーを厚めに
フィリピン
雨季にあたり、スコールが降ることがある
雨具と速乾性の服

夏休み

期間:1〜4週間で選べる

プログラム数:もっとも多い

費用:航空券が高くなりやすい

出会い:各国の留学生が集まる

冬休み・春休み

期間:2週間前後が中心

プログラム数:夏より少ない

費用:春休みは抑えやすい

体験:現地の年間行事に参加できる

高1・高2・高3のベストタイミング

学年によって、ホームステイの位置づけは変わります。自分の状況に近いところを見てみてください。

高1の夏休み

もっとも動きやすい時期です。ここで海外体験をしておくと、高2以降のターム留学や交換留学の選択肢が広がります。

高2の夏休み

進路が具体的になる時期。総合型選抜や海外大学進学を考えている場合、ホームステイでの経験が志望理由の土台になります。

高3の夏休み・卒業後

受験と重なるため、高3の夏は1週間程度に絞るのが現実的です。受験が終わった卒業後の春に、少し長めに行く選択肢もあります。

高校生のホームステイの費用相場と国別比較

もっとも気になるのが費用ではないでしょうか。

ここでは期間別・国別の目安に加えて、見積もりで見落としやすい「含まれない費用」まで整理します。

高校生のホームステイの期間別の費用相場

まずは全体像から確認しましょう。金額は航空券・語学レッスン・滞在費を含んだパッケージの目安です。

1週間

約20〜40万円

初めての海外体験に

2週間

約30〜60万円

高校生に一番人気

4週間

約45〜80万円

英語の伸びを実感しやすい

半年〜1年

約150〜450万円

ターム留学・交換留学

※国・都市・学校・時期・為替によって変動します。同じ2週間でも、航空券が含まれるかどうかで金額は大きく変わるため、必ず見積もりで内訳を確認してください。

夏休みホームステイの費用の内訳

2週間の夏休みホームステイを例に、何にいくらかかるのかを分解してみます。

プログラム費・授業料約12〜25万円):語学レッスン、アクティビティ、現地サポート費用が含まれます
ホームステイ滞在費約8〜18万円):個室と1日2〜3食、光熱費込みが一般的です
往復航空券約10〜30万円):夏休みは繁忙期のため高くなりやすく、早期の手配が有利です
海外旅行保険約1〜3万円):未成年の渡航では加入が必須条件になっていることがほとんどです
お小遣い・雑費約3〜6万円):週末の外出、おみやげ、通信費などに使います

人気7か国の費用と特徴の比較

行き先によって費用も体験できることも変わります。2週間のホームステイを想定し、費用の安い順に並べました。

2週間の目安
特徴
フィリピンの国旗フィリピン
20〜35万円
費用重視・マンツーマン中心
ニュージーランドの国旗ニュージーランド
35〜55万円
自然が豊かで落ち着いた環境
カナダの国旗カナダ
35〜60万円
治安がよく初回に選ばれやすい
オーストラリアの国旗オーストラリア
35〜60万円
時差が小さく連絡しやすい
マルタの国旗マルタ
35〜60万円
欧州では物価が抑えめ・海沿い
アメリカの国旗アメリカ
45〜70万円
プログラム数が最多・物価高め
イギリスの国旗イギリス
45〜75万円
歴史ある学園都市で学べる

※2週間の渡航費・滞在費・レッスン費を含む目安です。都市や学校、為替、申し込み時期により変動します。

実際にどう積み上がるのか、カナダに2週間行く場合のモデルケースで見てみましょう。

モデルケース:カナダ・2週間・夏休み

プログラム費・授業料18万円
ホームステイ滞在費(食事込み)12万円
往復航空券(繁忙期)18万円
海外旅行保険2万円
お小遣い・雑費4万円
合計約54万円

何にいくらかかっているか(カナダ2週間・合計54万円)

プログラム費 18万
滞在費 12万
航空券 18万
保険 2万
お小遣い 4万

プログラム費と航空券だけで全体の3分の2を占めます。費用を下げたいときは、この2つから見直すのが近道です。

中学生と高校生でホームステイの費用は変わるか

プログラム内容が同じであれば、中学生と高校生で滞在費が大きく変わることはありません。

ただし中学生向けは引率者が同行するグループ型が多く、その分の費用が上乗せされる傾向があります。

一方で高校生は一人参加のプログラムを選べるため、同じ期間でも費用を抑えやすいのが特徴です。

中学生のホームステイ

参加形態:引率つきグループが中心

費用:引率費が上乗せされやすい

滞在:日本人と同じ家庭になることも

2週間の目安:約40〜60万円

高校生のホームステイ

参加形態:一人参加のプログラムも選べる

費用:同期間なら抑えやすい

滞在:1家庭1名の指定も可能な場合あり

2週間の目安:約30〜60万円

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2026年7月23日更新 2026年8月5日

含まれる費用・含まれない費用

見積もりを比べるときにいちばん差が出るのがここです。

「A社のほうが安い」と思ったら航空券が含まれていなかった、というのはよくある行き違いです。

含まれることが多い

・語学レッスン、教材

・ホームステイ滞在費と食事

・空港送迎

・現地サポート、緊急連絡

・規定回数のアクティビティ

別途かかりやすい

・往復航空券、燃油サーチャージ

・海外旅行保険

・パスポート取得費用

・お小遣い、通信費

・週末の外出費、おみやげ代

申し込み前に、「この金額に何が含まれますか」と書面で確認することをおすすめします。

この一手間で、あとから10万円単位の差が出るのを防げます。

ホームステイの費用を抑える3つの方法

予算が限られていても、工夫次第で選択肢は広がります。

取り組みやすい順に3つ紹介します。

1

早めに申し込んで早割と航空券を確保する

夏休みのプログラムは前年の秋から募集が始まります。早割の設定があるプログラムも多く、航空券も早いほど安く取れます。

2

物価と時期で行き先を選び直す

同じ2週間でも、国を変えるだけで10万円以上の差が出ます。都市部にこだわらず郊外の学校を選ぶのも効果的です。

3

奨学金や自治体の派遣制度を調べる

高校生向けの給付型奨学金や、自治体・学校の派遣制度があります。応募期限が早いので、行きたい時期の1年前から情報を集めましょう。

予算内でどこまで行けるのか、まだ見えていませんか?
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高校生のホームステイの申し込みと準備

行き先と予算が決まったら、次は申し込み方法です。

ここでは3つのルートの違いと、出発までにやることを時系列で整理します。

高校生のホームステイの申し込みルートは3つ

ホームステイへの行き方は、大きく3つに分かれます。

それぞれ費用の考え方もサポート範囲も違うので、まず全体像をつかみましょう。

ルート
自由度
特徴
学校の研修・提携校
低い
友達と参加でき、先生が引率。行き先と日程は選べない
交換留学団体
中くらい
選考と事前研修がある。1年の長期が中心で、費用を抑えやすい
留学エージェント
高い
国・期間・学校を自分で選べる。手続きと現地サポートも任せられる

留学エージェントを選ぶときの5つの視点

エージェントを使う場合は、次の5点を必ず確認してください。

特に未成年の渡航では、現地サポートの手厚さが安心感を大きく左右します。

高校生の実績があるか:未成年の受け入れに慣れているかを確認します
見積もりの内訳が明確か:含まれる費用と別費用が書面で示されるか
現地サポートの体制:滞在中の相談窓口と、緊急時の連絡手段があるか
ホストファミリーの選定基準:どう選び、変更したいときにどう動くか
保護者への連絡方法:渡航中の状況をどう共有してもらえるか
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夏休みの出発から逆算した準備スケジュール

夏休みに出発する場合、動き出しは前年の秋がおすすめです。

ここでは一般的な流れを5つのステップにまとめました。

夏休み出発までの年間スケジュール

9〜11月
12〜2月
3〜4月
5〜6月
7月
情報収集
申し込み
パスポート・航空券
保険・ステイ先決定
荷造り・出発
1

前年の秋:情報収集と相談

行きたい国と期間の希望を出し、家族で予算を共有します。この時点で無料相談を使うと、選択肢が一気に整理できます。

2

前年12月〜2月:申し込み

夏のプログラムは人気校から枠が埋まります。早割の締切もこの時期が多いので、迷っているうちに枠がなくなることを避けましょう。

3

3〜4月:パスポートと航空券

パスポートは申請から受け取りまで数週間かかります。すでに持っている場合も、有効期限が足りているか必ず確認してください。

4

5〜6月:保険とホストファミリー決定

海外旅行保険に加入し、ホストファミリーの情報が届いたら家族構成やアレルギーの共有を済ませておきます。

5

出発1か月前〜前日:荷造りと最終確認

持ち物をそろえ、緊急連絡先を紙とスマホの両方に控えます。自己紹介を英語で言えるようにしておくと、初日の緊張がぐっと減ります。

パスポート・ビザ・海外旅行保険の手続き

渡航前に必ず必要になる手続きです。

抜けがあると出発できないので、早めに確認しておきましょう。

パスポート

未成年は親権者の同意が必要です。渡航先によっては「帰国日から6か月以上の残存期間」が求められるため、更新が要るかを早めに確認します。

ビザ・渡航認証

短期の語学研修ならビザ不要の国が多い一方、電子渡航認証(アメリカのESTAなど)が必要な国もあります。滞在日数と目的で条件が変わるため、申し込み先に確認してください。

海外旅行保険

プログラムの参加条件になっていることがほとんどです。治療費用の補償額に加え、日本語で対応できる窓口があるかも見ておくと安心です。

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持ち物リストと出発前の英語の準備

持ち物は現地で買えるものも多いので、詰め込みすぎないのがコツです。

忘れると困るものを中心にまとめました。あわせて、出発前にやっておきたい英語の準備も紹介します。

書類:パスポート、保険証書、航空券情報、緊急連絡先の紙のコピー
電化製品:変換プラグ、充電器、モバイルバッテリー
常備薬:飲み慣れた薬。現地では同じものが手に入りにくいことがあります
衣類:現地の気候に合わせて。羽織れる上着が1枚あると便利です
お土産:日本らしい小物やお菓子。かさばらず日持ちするものが喜ばれます

お土産は高価なものである必要はありません。

日本のお菓子や和柄の小物など、かさばらず人数分に分けられるものが渡しやすく、会話のきっかけにもなります。

英語は、文法を完璧にするより使う場面が決まっている表現を先に覚えるほうが効果的です。自己紹介、家族への質問、お礼と謝罪、そして「もう一度言ってください」の4つを声に出して練習しておきましょう。

加えて、自分の好きなものや部活のことを英語で説明できるようにしておくと、初日の食卓で話題に困りません。完璧さより、伝わったという体験を先に積むことが大切です。

自己紹介:名前・学年・住んでいる場所・家族構成を30秒で言えるように
お礼と謝罪:食事や送迎のたびに使う場面が来ます。反射で出るまで練習を
聞き返し:「もう一度お願いします」を言えると、会話が途切れません
お願いと相談:「量を少なめにしてほしい」など、希望を伝える言い方を用意する
自分の話題:部活・好きな音楽・日本の学校生活は必ず質問されます
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高校生のホームステイの1日と体験談

実際に現地でどんな毎日を過ごすのか、イメージがつかめると不安はぐっと小さくなります。

ここでは平日と休日の過ごし方、そして先輩たちのリアルな声を紹介します。

平日の1日のスケジュール例

語学レッスンつきの短期プログラムを例にした、平日のある1日です。

英語を使う場面がどこにあるかも一緒に見てみてください。

7:00 起床・朝食

シリアルやトーストなど簡単な朝食が多め。「今日は何時に帰る?」という確認がここで入ります。

8:30 登校

ホストファミリーの送迎かバス通学。同じ家に滞在する留学生と一緒に通うこともあります。

9:00〜15:00 レッスンとアクティビティ

午前は各国の同年代と英語のレッスン、午後は市内散策やスポーツなどの活動が組まれています。

18:00 夕食

1日でいちばん会話が生まれる時間。学校であったことを話すと、自然に質問が返ってきます。

20:00〜21:00 団らん・就寝準備

テレビを一緒に見たり、翌日の予定を確認したり。ここで部屋にこもらないことが、関係づくりの分かれ目になります。

休日の過ごし方

週末はホストファミリーと出かける機会が増えます。

近くのビーチや公園、親戚の家に招かれることもあり、平日とは違う「暮らしの英語」に触れられる時間です。

ここで大切なのが、誘われたらまず参加してみることです。

予定を聞かれたときに「どちらでもいい」と答え続けると、次から誘われなくなってしまうこともあります。

家族とのお出かけ

近くのビーチや公園、ショッピングモールへ。移動中の車内が絶好の会話タイムになります

親戚や友人の集まり

バーベキューやホームパーティーに招かれることも。一気に知り合いが増えます

学校のアクティビティ

プログラムによっては週末に遠足や観光が組まれています

家で過ごす日

一緒に料理をしたり、日本の話をしたり。特別なことをしなくても関係は深まります

先輩高校生のホームステイ体験談

留学経験者のブログや相談サイトで語られている実例をもとに、うまくいったケースと戸惑ったケースを紹介します。どちらも起こりうることとして読んでみてください。

M

うまくいったケース

カナダ・高校留学経験者

郊外の家庭に滞在し、学校まで毎日ホストマザーが送り迎えをしてくれました。卒業後も帰国のたびに家に泊めてもらい、今も月に一度は近況を報告し合う関係が続いています。都市部より田舎のほうが、家族としての距離が近くなりやすいと感じました。

K

戸惑ったケース

短期ホームステイ参加者

英語がうまく出てこないことが気まずくて、朝食のあとは部屋にこもってしまいました。本人は真面目に宿題をしていただけでしたが、ホストファミリーからは「心を開いてくれない」と受け取られ、関係がぎくしゃくしてしまったそうです。うまく話せなくても、同じ空間にいる時間を作ることが解決の糸口になります。

留学カウンセラー
りょう

この2つの差は、英語力ではなく「リビングにいた時間」でした。話せなくても、同じ部屋で一緒にテレビを見ているだけで関係は変わります。最初の3日間だけでも意識してみてください。

ホストファミリーと合わないときの対処法

どれだけ準備をしても、相性の問題は起こりえます。大切なのは、我慢し続けないことと、動く順番を知っておくことです。ここは本人にも保護者の方にも読んでいただきたいセクションです。

ホストファミリーとの困りごとで多いもの

実際に相談が寄せられやすいのは、次のような内容です。

特別なトラブルではなく、多くの高校生が通る道だと知っておくだけで気持ちが軽くなります。

合わないと感じたときの動き方

困っていることを1つに絞って書き出す
ホストファミリーに「お願いの形」で伝える

改善した

そのまま滞在を続ける

1週間変わらない

現地スタッフに相談する
双方への聞き取り・改善の提案
それでも難しければホストファミリーを変更

体調や安全に不安があるときは、この順番を待たずにその日のうちに連絡してください。

食事が口に合わない

量が多すぎる、味付けが合わない、苦手な食材が続く。体調に関わるので早めに伝えるべき項目です。

会話が続かず気まずい

何を話せばいいかわからず、つい部屋にこもってしまう。もっとも多い相談です。

家のルールが厳しく感じる

シャワーの時間、門限、Wi-Fiの使い方など。理由を聞くと納得できるケースも少なくありません。

小さな子どもが騒がしくて眠れない

睡眠に影響が出る場合は我慢せず相談を。伝えたことで解決した例が多くあります。

実際にあった「ひどい」ホームステイのケース

相性の問題では片づけられない、生活に支障が出るケースも実際に起きています。

知恵袋や留学経験者のブログで語られている事例を、起きたことと解決の流れがわかる形でまとめました。

数としては多くありませんが、知っているかどうかで動き出しの早さが変わります

ケース1

食事が毎日同じで、量も極端に少ない

アメリカの高校に3年間滞在した留学生の家庭では、経済的な事情から献立がほぼ毎日同じで、数日分の残り物をまとめて食べる日もあったといいます。トイレットペーパーの使いすぎを注意されたという声もありました。

どう動けばよいか:食事は健康に直結します。まず量や内容の希望を伝え、改善しなければ学校やエージェントへ。滞在費とは別に食費を負担して折り合いをつけた例もあります。

ケース2

家族と自分で出される食事がまったく違う

ホストファミリーの食事と留学生の食事が別々に用意され、カビの生えたパンを出された留学生がいました。学校に相談したところ悪質と判断され、すぐに滞在先が変更になっています。

どう動けばよいか:写真を撮って事実を残し、その日のうちに学校か現地スタッフへ。明らかに不適切な扱いは、我慢せず即報告して問題ありません。

ケース3

冷蔵庫やシャワーなど生活設備を使わせてもらえない

自炊の条件で契約したのに冷蔵庫に鍵をかけられていた、食材を置くスペースを貸してもらえない、シャワーが長いと強く注意される、といった相談もあります。

どう動けばよいか:光熱費の考え方が日本と違うことが背景ですが、契約内容と違う場合は交渉の対象です。申込時の条件を示して現地スタッフに確認してもらいましょう。

ケース4

家事の手伝いが多すぎて勉強時間が取れない

留学生をゲストではなく家族として扱う文化のため、皿洗いや掃除を任されること自体はよくあることです。ただ、勉強や睡眠に影響が出るほどの量を求められたという声もあります。

どう動けばよいか:「手伝いは続けたいが、平日は勉強の時間がほしい」と具体的な希望を伝えます。それでも変わらない場合は学校へ相談を。

ケース5

どこにも連れて行ってくれない・会話がない

週末もほとんど外出がなく、必要最低限の会話しかない家庭もあります。近年は住居費や物価の高騰から、収入を補う目的で受け入れる家庭が増えているという指摘もあります。

どう動けばよいか:ホームステイは観光のおもてなしではなく生活の場です。期待とのズレなら自分から誘ってみる、孤立が続くなら滞在先の見直しを相談する、と切り分けます。

こうしたケースを避けるうえで効くのが、申し込み前の確認です。ホストファミリーの選定基準変更を希望したときの対応を事前に聞いておけば、万が一のときの動き方に迷いません。学校が手配する場合は、家庭の設備や周辺環境を審査し、事前訪問を行ったうえで登録している例もあります。

現地スタッフに相談する判断ライン

どこからが相談すべきラインなのか、迷ったときの目安を3段階でまとめました。

会話が続かない・生活習慣が違う

まずは自分から伝えてみる段階

自分で

伝えたのに1週間変わらない

現地スタッフに状況を共有する段階

相談

体調に影響が出た・安全に不安がある

その日のうちに連絡すべき段階

すぐ連絡

ホストファミリーを変更する場合の流れ

どうしても改善しない場合、滞在先を変更できるプログラムもあります。

一般的な流れは次のとおりです。

1

現地スタッフに事実を伝える

いつ、何が起きて、どう伝えたかを時系列で共有します。感情ではなく事実を並べると話が早く進みます。

2

双方への聞き取りが行われる

コーディネーターが中立の立場で両方の話を聞き、改善で解決できるか、変更が必要かを判断します。

3

受け入れ先を調整して移動する

新しい家庭の空き状況によっては数日かかることもあります。滞在中の気まずさを避けるため、退去理由の伝え方もスタッフに相談しましょう。

高校生の海外ホームステイのよくある質問

最後に、相談のなかで特に多い質問をまとめました。

細かな不安をここで解消していきましょう。

Q

高校の単位や出席日数はどうなりますか?

A

夏休みや冬休みに収まる短期のホームステイなら、授業を休まないため影響はありません。学期をまたぐターム留学や1年の留学では、海外の高校での履修が日本の高校の単位として認められる制度があります。認定の範囲は学校ごとに異なるため、必ず在籍校に確認してください。

Q

スマホやWi-Fiは使えますか?

A

多くの家庭でWi-Fiを使わせてもらえますが、使用時間や場所にルールがある家庭もあります。到着日に必ず確認しましょう。外出時に備えて、海外用eSIMやレンタルWi-Fiを用意しておくと安心です。

Q

お小遣いはいくら持たせるべきですか?

A

2週間の滞在で3〜6万円程度が目安です。食事は滞在費に含まれるため、主な使い道は週末の外出やおみやげ代になります。現金は最小限にして、家族カードやプリペイドカードと併用すると管理しやすくなります。

Q

食事が合わないときはどうすればいいですか?

A

我慢せず、早めに正直に伝えてください。量を減らしてもらう、苦手な食材を避けてもらうといった調整で解決するケースがほとんどです。アレルギーがある場合は、申し込み時に必ず書面で伝えておきましょう。

Q

一人での参加でも大丈夫でしょうか?

A

一人参加を前提としたプログラムが多くあり、日本人スタッフが常駐している学校もあります。不安が強い場合は、往路だけ引率がつくタイプや、空港送迎つきのプランを選ぶと安心です。

まとめ|高校生のホームステイの始め方

高校生のホームステイは、夏休みの1〜2週間から始められます。

最後に、この記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事のまとめ

時期は夏休みが本命。プログラム数が最も多く、授業を休まずに参加できる
費用は2週間で約30〜60万円が目安。国と時期の選び方で10万円以上の差が出る
見積もりは「含まれる費用・含まれない費用」を必ず書面で確認する
準備は前年の秋から。パスポートと航空券は早めに動くほど有利
ホストファミリーと合わないときは我慢せず、伝える→相談する→変更するの順で動く

今日からできる最初の一歩は、行きたい国と使える予算を家族で共有することです。

この2つが決まれば、選べるプログラムは一気に絞り込めます。

1

今日:行きたい国と予算を書き出す

第1希望から第3希望まで挙げ、出せる金額の上限を家族で共有します

2

今週:夏休みの日程と学校行事を確認する

部活の大会や補習と重ならない期間を押さえると、候補が絞れます

3

今月中:無料相談で候補を3つに絞る

希望と予算を伝えれば、条件に合うプログラムを比較できる状態になります

この夏に間に合うのか、まだ迷っていませんか?
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※本記事は2026年8月時点の情報です。費用・プログラム内容・渡航条件は変更される場合があるため、最新の情報は各プログラムの公式案内でご確認ください。

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