留学が決まったあと、多くの人が最初に手を止めてしまうのが荷造りです。「留学に必要なものって何?」「持ち物は旅行と何が違うの?」「1年分の服を持って行くの?」と、考えるほど分からなくなってしまいます。
結論からお伝えすると、留学の持ち物で本当に大事なのは「日本でしか手に入らないもの」と「到着した日から必要なもの」の2つだけです。
この2つに当てはまらないものは、ほとんど現地で買えます。
この記事では、留学に必要なものをカテゴリ別の持ち物チェックリストにまとめました。
短期留学・長期留学・ホームステイで変わる持ち物、経験者が「持っていけばよかった」と答えたもの、スーツケースの選び方とパッキングのコツまで、荷造りに必要な情報を一度に確認できます。
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目次
留学に必要なもの一覧|持ち物リストの全体像

「留学に必要なもの」と検索したとき、探しているものは2種類に分かれます。
ひとつはスーツケースに詰める「モノ」、もうひとつは出発までに済ませる「手続き」です。
この記事はモノ、つまり持ち物だけに絞って解説します。
留学に必要なもの 2つの分類
留学に必要なものは数が多く、リストを見るだけで気が重くなってしまいます。ですが本当に「なければ困る」ものは限られています。まずは次の7つだけ押さえてください。これさえ手元にあれば、あとは現地でなんとかなります。
ここから先は、留学に必要なものをカテゴリごとに細かく見ていきます。全体像を先に把握しておくと、荷造りの優先順位がつけやすくなります。
カテゴリ別 優先度と荷造りの方針
ここまでをひとことで
留学の持ち物で迷ったら「日本でしか買えないか」「初日から使うか」の2つで判断を。どちらにも当てはまらないものは、現地調達で問題ありません。
書類・お金の持ち物リスト
書類とお金は、留学の持ち物のなかで唯一「代わりが効かない」カテゴリです。衣類や日用品は現地で買い直せますが、パスポートやビザを失くすと再発行まで留学が止まってしまいます。
書類|忘れると出発できない必需品

この章のものはすべて手荷物に入れるのが鉄則です。あわせてコピーを1部と、スマホ・クラウドへの画像保存もしておくと、万一のときの再発行がぐっと早くなります。
入国までに必ず必要な6点
人によって必要になる2点
お金|1つの手段に頼らないのが基本
お金の準備でいちばん大事なのは、金額よりも「手段を分散させること」です。カードが突然使えなくなる、ATMが自分のカードに対応していない、口座が不正利用の疑いで一時停止される。こうしたトラブルは留学中によく起こります。
お金まわりチェックリスト
2026年7月13日更新 2026年8月4日
電化製品・通信の持ち物リスト
電化製品は「日本から持って行くべきもの」と「現地で買ったほうが早いもの」がはっきり分かれます。日本の電圧に合わせた製品をそのまま海外で使うと故障の原因になるため、持ち込む前に対応電圧を確認しましょう。
電化製品 持参するもの/現地調達でよいもの
※テレビ・冷蔵庫・電子レンジなどの家電は、ホームステイ・寮・シェアハウスのいずれでも基本的に備え付けです。
電化製品チェックリスト
注意
モバイルバッテリーは預け荷物に入れられません。必ず手荷物に入れてください。容量によっては持ち込み自体が制限される場合があるため、航空会社の規定を事前にご確認ください。
現地での通信手段の選び方
到着した空港で家族に連絡したり、地図アプリで滞在先を探したりするため、通信手段は出発前に決めておくのが安全です。主な選択肢は次の3つで、留学期間と使い方によって向き不向きが分かれます。
通信手段3つの比較
※eSIMは対応端末が限られます。現地SIMにはSIMロック解除済みの端末が必要です。ご利用の機種が対応しているか出発前にご確認ください。
衣類・日用品・勉強道具の持ち物リスト
ここからは、荷物の大半を占める衣類と日用品です。このカテゴリは持ちすぎない工夫がそのままスーツケースの軽さにつながります。
衣類|期間に関係なく「1週間分」が基準
衣類は持ち物のなかでもっともかさばり、荷物が重くなる最大の原因になります。しかし留学期間が3か月でも1年でも、日本から持って行くのは1週間分で十分です。
理由は2つあります。1つは多くの国では日本より安く衣類が買えること。もう1つは現地の気候は行ってみないと分からないことです。現地で買い足すほうが、その土地に合った服が手に入ります。
衣類の目安と理由
日用品・常備薬|日本製でないと困るものだけ
日用品は「日本製でないと困るもの」だけに絞るのがコツです。歯磨き粉やシャンプーはどこの国でも買えますが、薬だけは事情が違います。海外では日本と同じ成分の市販薬が手に入らないことが多く、体調を崩したときに苦労します。
日用品・常備薬チェックリスト
化粧品・女性の持ち物
肌に触れるものは、現地製品が体質に合わないことがあります。留学が始まってすぐに肌トラブルが起きると気持ちも落ち込みやすいので、使い慣れたものを持参しましょう。ただし化粧品は重量とかさが出るため、すべてを持って行くのではなく1〜2か月分に絞るのが現実的です。
化粧品・女性向けアイテムの目安
勉強道具|参考書は1冊まで
語学学校では教材が支給されるため、参考書を何冊も持って行く必要はありません。むしろ日本の文房具は質が高く、現地で喜ばれます。到着の翌日から授業ということも多いので、初日に困らない分だけ用意しておきましょう。
勉強道具チェックリスト
到着の翌日から授業ということも多い
残りはアプリで代用できる
ノイズキャンセリング機能があると便利
相部屋なら睡眠と勉強の質を守れる
電波がなくても引ける
意外と忘れやすい便利グッズ
必需品ではないものの、「現地で見つからず不便だった」と留学経験者が口を揃えるものがあります。どれも軽くてかさばらないので、スーツケースの隙間に入れておくと役立ちます。
あると助かる便利グッズ
留学カウンセラー
りょう
期間・滞在先別に変わる留学の持ち物
ここまでは、どの留学にも共通する持ち物を紹介しました。ただし実際に必要なものは、留学の期間と滞在先によって変わります。2週間の短期留学と1年の長期留学では、荷造りの考え方そのものが違うからです。
タイプ別 持ち物の違い一覧
短期留学(2週間〜1か月)に必要なもの
短期留学でいちばん意識したいのは、「現地調達を当てにしない」ことです。2週間の滞在では買い物に行く時間も限られ、店を探しているうちに留学が終わってしまいます。
短期留学で追加すべきこと
買い直す時間がないので多めに
洗濯できない前提で組む
短期はeSIMが手軽
お土産の分だけ余裕を残す
2026年7月23日更新 2026年8月5日
長期留学(半年〜1年)の持ち物
長期留学は季節をまたぐことが前提になります。すべての季節の服を持って行こうとすると荷物が破綻するので、渡航時の季節+次の季節の羽織りだけを持ち、残りは現地で買うのが現実的です。
長期留学で追加すべきこと
長いほど紛失のリスクが上がる
体調を崩す機会も増えるため
詰めすぎると重量オーバーに
必要になってから送ってもらう
1年以上なら帰国後にも関わる
ホームステイの持ち物
ホームステイは、寮やシェアハウスと違って「他人の家に住まわせてもらう」形になります。生活用品の多くはホストが貸してくれますが、到着初日は英語の説明が聞き取れず、どれを使っていいのか分からないことがよくあります。初日を乗り切る分だけ自分で持っておくと安心です。
ホームステイで用意しておくもの
貸してもらえるが、初日は頼みにくい
2〜3回分あれば初日は困らない
土足の家が多く、部屋で快適に過ごせる
箸と扇子は他の留学生と被りやすい
ホームステイ先にないことが多い
注意
お土産は高価なものである必要はありません。会話のきっかけになるものを選ぶのがポイントです。地元の絵はがきや家族の写真、日本の文房具などは話が広がりやすく喜ばれます。
2026年7月28日更新 2026年8月5日
ワーホリの持ち物
ワーキングホリデーは「働く」という要素が加わるため、留学の持ち物に加えて仕事探し用の準備が必要になります。英文の履歴書、資格の英訳、白シャツと黒パンツなどの仕事着が代表的です。現地で慌てて用意するより、日本にいるうちに整えておくほうが早く仕事を見つけられます。
ワーホリ特有の準備は項目が多いため、詳しくはワーホリの持ち物・準備の記事で解説しています。あわせてご確認ください。

ここまでをひとことで
短期は全部持参、長期は最小限+現地調達、ホームステイは初日を乗り切る分+お土産。同じ持ち物リストでも、期間と滞在先が変われば正解は変わります。
持っていけばよかったもの・いらなかったもの
留学経験者に聞くと、持ち物の後悔は「持って行かなくて困った」より「持って行ったのに使わなかった」のほうが圧倒的に多くなります。荷物が重くなりそうなときの判断材料として、両方をまとめました。

留学に持っていけばよかったもの
軽くて小さいのに「あってよかった」と言われるものです。スーツケースの隙間に入る大きさなので、迷ったら入れておいて損はありません。
持っていけばよかったもの
持っていけばよかった食べ物
日本食は「大量に持って行くと重量オーバーになる」一方で、少量あるとホームシックのお守りになります。軽くて日持ちして、味の再現が難しいものに絞るのがコツです。
持って行くと重宝する日本食
※肉類やそのエキスを含む加工品は、持ち込みが禁止されている国が多くあります。成分表示を確認し、渡航先の税関の規定を必ずご確認ください。
経験者が「いらなかった」と答えたもの
反対に、次の4つは多くの留学経験者が「持って行ったけれど使わなかった」と振り返るものです。荷物が重くなりそうなときは、まずここから削るのが効率的です。
いらなかったもの 4選
変圧器は、多くの場合そもそも要らない
スマホやPCの充電器はほとんどが海外対応です。必要になるのはドライヤーなど一部の製品だけ。重量もあるので、本当に使うかを確認してから入れましょう。
大量の衣類は、現地での買い物の楽しみを奪う
普段着は現地のほうが安いことも多く、荷物の大半を占めます。現地の店で服を選ぶのは留学の楽しみのひとつでもあるので、1週間分に絞り込みましょう。
大量の日本食は、重さのわりに減りが早い
大都市なら日本食材店やアジア系スーパーで入手できます。国によっては持ち込みが制限され、税関で没収されてしまうこともあります。
多額の現金は、リスクだけが大きい
盗難のリスクに加え、一定額を超えると申告が必要になる場合があります。カードと海外送金サービスを組み合わせるほうが安全です。
パッキングのコツと荷造りの手順
持ち物が決まったら、次はスーツケース選びと詰め方です。ここを間違えると、空港で超過料金を払ったり、到着後の移動で苦労したりします。
スーツケースの容量と重量の目安
スーツケースは「留学期間に対して大きすぎず、小さすぎず」が理想です。大きすぎると重量制限に引っかかり、小さすぎると帰国時にお土産が入りません。
留学期間別 スーツケースの容量
サイズの一般的な目安
3辺の合計158cm以内/20kg前後
3辺の合計115cm以内/10kg以下を1個
※無料で預けられる荷物の個数・重量・サイズは航空会社と座席クラスによって異なります。予約した便の規定を必ずご確認ください。
荷物を減らすべき2つの理由
「大きいスーツケースにできるだけ詰めたい」と考えがちですが、留学経験者の多くは「もっと減らせばよかった」と振り返ります。理由は次の2つです。
荷物を減らすべき理由
留学中に「引っ越し」が発生することが多い
学校やアルバイト先の都合で、1〜3か月後に引っ越す人は少なくありません。日本と違って気軽に頼める引っ越し業者はなく、自分と友人の手だけで運ぶことになります。
滞在中に荷物は必ず増える
服も生活用品も、暮らしていれば自然に増えます。主要都市には日本でおなじみの雑貨店や衣料品チェーンがあることも多く、必要になってから買っても間に合います。
どうしても足りないものが出てきたら、日本から国際便で送ってもらう方法もあります。迷ったときは「持って行かない」を基本にしましょう。
機内持ち込みと預け荷物の分け方
預けた荷物が予定どおり届かないケースは実際に起こります。「なくなったら留学が始められないもの」は、すべて手元に置いてください。
手荷物と預け荷物の振り分け
※液体物やモバイルバッテリーの制限、持ち込み・預け入れが禁止されている品目は、航空会社と各国の規定によって異なります。
持ち込みに注意が必要なもの・禁止されているもの
各国の税関では、持ち込んでよいものと禁止されているもの、申告が必要なものが細かく決められています。その国の生態系を守ることと、危険物の持ち込みを防ぐことが目的です。知らずに入れていて没収されるケースもあるため、荷造りの前に確認しておきましょう。
持ち込みに注意が必要なもの
※持ち込みの可否と手続きは国によって大きく異なります。渡航先の税関・検疫の公式サイトで必ず最新の情報をご確認ください。
パッキングでよくある3つの失敗
最後に、実際に多くの留学生がやってしまう荷造りの失敗と、その防ぎ方をまとめました。どれも出発前のひと手間で避けられるものばかりです。
よくある失敗と防ぎ方
重さを量らずに空港へ行き、超過料金を払う
防ぎ方:家庭用の体重計にスーツケースごと乗って計測します。自分の体重を引けばおおよその重量が分かります。前日ではなく1週間前に量っておけば、削る時間も確保できます。
到着した日に使うものが、荷物の奥底にある
防ぎ方:部屋着・タオル・洗面用具・充電器など、到着した日の夜に使うものだけを別の袋にまとめ、スーツケースの一番上に入れます。時差ボケで疲れた状態で荷物を全部広げずに済みます。
液体物を手荷物に入れて、保安検査で捨てる
防ぎ方:化粧水やシャンプーなど100mlを超える液体は必ず預け荷物へ。手荷物に入れる少量の液体も、透明の袋にまとめておくと検査がスムーズです。
留学カウンセラー
りょう

留学に必要なものについてよくある質問
最後に、留学の持ち物でよく寄せられる質問をまとめました。荷造りで迷ったときの判断材料としてご活用ください。
よくある質問
2026年7月15日更新 2026年8月4日
まとめ|留学に必要なもののチェックリスト
留学に必要なものは、「日本でしか手に入らないもの」と「到着した日から必要なもの」の2つを基準に選べば整理できます。衣類と日用品は1週間分に絞り、足りない分は現地で買い足す。これだけでスーツケースはぐっと軽くなります。
最後に、出発前日に確認したいことをまとめました。印刷して手元に置いておくと安心です。

この記事のまとめ
とはいえ、「自分の留学先だと何が必要なのか」は一人で判断しづらいものです。夢カナ留学では、留学経験のあるカウンセラーが無料であなた専用の準備プランをお作りしています。持ち物や手続きで迷っていることがあれば、気軽にご相談ください。

本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。持ち込みが制限される品目、航空会社の手荷物規定、ビザの要件などは変更される場合があります。最新の情報は各国の公式機関および各社の公式サイトでご確認ください。





