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ワーホリはお金ない人におすすめ?費用の目安やおすすめの理由などを解説!

更新日:2024.07.09

ワーホリはお金ない人におすすめ?費用の目安やおすすめの理由などを解説!

「海外生活に憧れるけど、お金がないから無理…」と諦めかけている方には、ワーキングホリデー(ワーホリ)がおすすめです。ワーホリに必要な資金(初期費用)や滞在中にかかる費用、お金がない人にワーホリをおすすめする理由について解説するので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

また、コロナ禍を経てワーホリ人気が再熱する一方、現地で職に就けず生活に困窮するケースも増えています。ワーホリ成功のカギは、事前準備と情報収集にありますので、失敗しないためのポイントを確認しておきましょう。以下の記事では「失敗しないためのワーホリの準備」について解説しています。こちらも併せてご参照ください。

オーストラリアのワーキングホリデーはやめておいた方が良い?失敗しないために大事な情報についても解説!

目次

ワーキングホリデーに必要な資金はいくら?

ワーホリに必要な資金

ワーキングホリデー(ワーホリ)に必要な資金(初期費用)の目安は、約40万円~です。

    ワーキングホリデーに必要な資金の内訳

  • ビザ申請料金
  • 航空券代
  • 海外留学保険料

ただし、必要な資金は渡航先や現地での生活スタイル等によって大きく異なります。例えば、イギリスのワーホリはビザ申請料金が他の国よりも高額なため、同じようなプランでも数十万円上乗せされます。オーストラリアとイギリスのワーホリに必要な資金を比較してみましょう。

例:オーストラリアワーホリの場合
ビザ申請料金約7.1万円(1オーストラリアドル=108円の場合)
航空券代約8万円~
海外留学保険料約25万円~
合計約40万円~
例:イギリスワーホリの場合
ビザ申請料金約38万円(1イギリスポンド=205円の場合)
航空券代約8万円~
海外留学保険料約25万円~
合計約71万円~

※上記は必要最低限の資金です。別途、現地で収入を得るまでの生活費がかかります。また、語学学校に通学する場合、目安で月15万円~の学費が上乗せされます。実際にかかる費用はワーホリの目的や渡航時期、現地での生活スタイルなど各種条件によって異なるため、あくまでも参考値としてご覧ください

渡航先によってはビザの申請時に銀行口座の残高証明書を求められるため、別途、数十万円の資金が必要です。具体的に検討する際は、ビザの申請条件を事前に確認した上で資金計画を立てましょう。

《国別》1年間のワーキングホリデーにかかる費用の目安

現地で生活するためには、当然、生活費がかかります。1年間のワーホリにかかる費用の目安は、約200万円~です。国によって大きく異なるため、国別で確認してみましょう。

1年間にかかる費用(現地での生活費)の目安

オーストラリア 約200万円~(1カ月 約16万円~)
カナダ 約200万円~(1カ月 約16万円~)
ニュージーランド 約240万円~(1カ月 約20万円~)
イギリス 約270万円〜(1カ月 約22.5万円~)
アイルランド 約200万円~(1カ月 約16万円~)

    費用の内訳

  • 食費
  • 居住費
  • 携帯電話料金

※実際にかかる費用は、現地での生活スタイルによって大きく異なります。あくまでも参考値としてご覧ください
※別途、日用品費や交通費、交際費などがかかります

上記は現地通貨を日本円に換算しているため、日本円に対する為替レートによって変動します。現地で収入を得て生活する場合、現地の物価に見合った収入を得られれば、生活の負担を感じにくいでしょう。つまり、現地で収支を安定させるためのポイントは、時給のよい仕事に就くことができるかどうかです。

ワーホリにかかる費用の内訳

ワーホリにかかる費用は、大きく分けて以下の3種類です。

  • 渡航関連の費用
  • 語学学校の学費
  • 現地での生活費

渡航関連の費用

渡航に関する費用の内訳は以下の3種類です。

  • ワーキングホリデービザ申請料金
  • 航空券代
  • 海外留学保険料

ワーキングホリデービザの申請料金は、渡航先の政府大使館等の公式サイトに記載されています。申請料金の他にも、就労制限や必要書類といった大切な情報を得られるため、英語での情報収集が可能な方はご自身で確認しておきましょう。夢カナ留学の公式サイトでは日本語でご紹介しているので、英語が苦手な方はぜひこちらを参考にしてください。

国別情報のご紹介ページはこちらです。

航空券代は季節によって料金が異なり、渡航先のハイシーズンや日本の長期休暇といった利用者の多い時期ほど高額になる傾向です。

海外留学保険に関して、初期費用を節約したいがために「加入しない」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、海外では治療費が高額になる傾向かつ入国時に海外保険の保険証の提出を求められることがあるため、必ず加入しておきましょう。クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する方もいらっしゃいますが、一般的な保険期間は3カ月のみです。長期滞在となるワーホリの場合、滞在期間の全てをカバーできる保険への加入がベストです。

航空チケットと海外保険

語学学校の学費

一般的に、語学学校の学費を支払うタイミングは渡航前であるため、初期費用に含めます。「1週間あたり〇ドル」のように週単位で決められているケースがほとんどです。つまり、通学期間が長いほど費用が高くなる仕組みです。

語学学校の学費は現地の通貨を基に計算されるため、為替の影響を大きく受けます。例えば、授業料が1週間あたり250ドルの学校に12週間通う場合、1ドル=80円の時と1ドル=100円の時とでは約6万円の差が生じます。

  • 1ドル=80円の場合(円高):12週間あたり24万円(1週間あたりの授業料は約2万円)
  • 1ドル=100円の場合(円安):12週間あたり30万円(1週間あたりの授業料は約2.5万円)

生活費

滞在中にかかる生活費の主な項目は、食費・居住費・携帯電話料金です。各費用の内訳は人によって大きく異なるため、具体例を用いて解説します。

例:オーストラリアの生活費(1カ月分)
食費約5万円~
居住費約10.4万円~
携帯電話料金約5,000円~
合計約15.9万円~

※別途、日用品費や交通費、交際費などがかかります

上記の中で個人差が出やすいのは、食費と居住費です。食費は外食の頻度や購入する品目によって大きく異なります。例えば、外食費の目安は1食$15〜$30となり、外食の頻度が高いほど食費がかさみます。

自炊をすれば食費を抑えられますが、昨今はインフレの影響を受けて野菜や果物、肉類の価格が上昇傾向です。スーパーマーケットでは頻繁にセールが行われているため、賢く買い物しましょう。

居住費の相場は、住まいのタイプや地域によって変動します。例えば、シェアハウスの個室と相部屋では個室の方が相場が高くなり、都心部と郊外では都心部の方が相場が高くなる傾向です。また、シェアハウスでは、水道光熱費が家賃に含まれている場合と別途請求される場合があります。契約前に必ず確認しましょう。

海外での買い物

ワーホリがお金のない人におすすめな理由

ワーホリは「お金がない…」とお悩みの方にこそ活用していただきたい制度です。ここでは、お金のない人にワーホリをおすすめする3つの理由をご紹介します。

  • 語学留学よりも初期費用を抑えられる
  • 日本で働くよりも稼げる
  • 帰国後の収入アップにつながる経験ができる

語学留学よりも初期費用を抑えられる

多くの国では、学生ビザや観光ビザの保有者は現地で働くことができない、もしくは厳しい就労制限が設けられています。一方、ワーホリビザの保有者は、現地で働くことが認められているケースがほとんどです。その理由は「ワーキングホリデー」が、経済的に余裕のない若者の異文化交流を促すために設けられた制度であるためです。

ワーホリにかかる費用の大部分を占めるのは現地での生活費ですから、その分を収入でまかなうことができるメリットは大きいと言えるでしょう。「お金がない…」と悩んでいる方は、まずは渡航に必要な資金(初期費用)と、現地で収入を得るまでの生活費を貯めることを目指してみてください。

ただし、渡航先によっては現地での生活に十分な金額の残高証明書が必要になる点や、現地ですぐに仕事が見つかる保証がない点に注意が必要です。

お金に余裕がない状態で渡航すると精神的な余裕もなくなり、正しい選択ができなくなる恐れがあります。お金があることに越したことはないため、余裕のある資金計画を立てましょう。

日本で働くよりも稼げる

ワーホリの渡航先として人気が高い英語圏の国々では、インフレ(物価が上昇すること)傾向にあります。インフレが進む国では賃金も上昇する傾向にあるため、最低時給が上がります。

例えば、オーストラリア政府によると2024年の最低賃金は24.10オーストラリアドル(1オーストラリアドル=108円の場合、約2,600円)になる見込みです(前年対比で3.75%の上昇)。2023年時点の東京都の最低賃金は1,113円であるため、約2.3倍以上になります。

また、昨今は世界的な円安傾向です。外貨を稼いで日本円に両替すると円安効果を期待できるため、ワーキングホリデーは「出稼ぎホリデー」とも言われています。

帰国後の収入アップにつながる経験ができる

ワーホリは、帰国後も長く続く人生の転機となるケースも珍しくありません。海外で英語を使って働いた経験がある人や、異文化コミュニケーションスキルを身に付けた人は、企業からの評価が高くなる傾向にあります。企業が求めるスキルを身に付けて帰国すれば、将来の収入アップを見込めるでしょう。

例えば、現在一般事務の経験がある方が海外でオフィス系の仕事を経験すれば、帰国後に外資系の事務職に就くという選択肢が視野に入ります。

厚生労働省によると、一般事務の求人における賃金(平均)は月20.5万円である一方、英語力を必要とする貿易事務の求人における賃金(平均)は月22.4万円。後者の方が賃金の相場が高い傾向にあります。

ワーホリを通してスキルアップできるように、渡航前から計画を立ててみてはいかがでしょうか。

※出典:厚生労働省『職業情報提供サイトjobtag』

帰国後のキャリア

お金はないけどワーホリに行きたい場合のポイント

「お金はないけどワーホリに行きたい」という方に、ぜひ意識していただきたいポイントを3つご紹介します。

  • 仕事探しに役立つ英語力を身に付けておく
  • 働く期間をできる限り長くする
  • 現地での節約術を知っておく

仕事探しに役立つ英語力を身に付けておく

ワーホリで時給が高い仕事に就くためにポイントとなるのは、渡航時における英語力の高さです。英語力が低い状態で渡航すると、賃金の低い仕事しか見つからない…という状況に陥りかねません。渡航後に困ることがないよう、しっかりと準備しておきましょう。

また、勘違いされやすいのですが、TOEIC等の資格で高得点が取れたからといって、必ずしも現地での仕事探しに役立つとは限りません。現地での仕事探しでは自分の経歴や志望動機をレジュメにまとめる、面接官と英語でコミュニケーションを取る、自分の長所をアピールするといったスキルが求められるため、机上での学習のみでは、不十分と言えます。渡航前の英語学習では、現地で役立つスキルを身に付けましょう。

働く期間をできる限り長くする

ワーホリビザでは就学も認められているため、多くの渡航者が渡航直後に語学学校へ通います。語学学校では自分と同じ境遇の留学生と出会えることから、コミュニティを形成するという観点では効果的です。とはいえ、通学期間が長くなるほど初期費用がかさみ、現地で働く時間が少なくなります。可能であれば、語学学校で学ぶような基礎英語は日本で学んでおいて、現地で働く期間を長く取るとよいでしょう。ただし、国によってビザの規定が異なるため、就労可能な期間にご注意ください。

現地での節約術を知っておく

日本に持って帰る貯金を増やしたい方は、生活費を抑えるための情報収集をしておきましょう。ワーホリ渡航先として人気の英語圏では物価が高い傾向にあります。しかし、そういった国でも食品によっては日本よりも安かったり、頻繁にセールが行われていたりします。例えば、オーストラリではパン、パスタ、牛乳などが安く購入できます。

また、住まいに関しては学生寮はセキュリティがしっかりしていて施設が充実している一方、シェアハウスよりも割高です。地域や1部屋の人数によっても相場が異なります。このように事前に現地の情報収集をしておくと、滞在中の生活費を抑えられるでしょう。

ワーホリに行く前に英語学習するのは効果的?

ワーホリ前の英語レッスン

「現地で充実した毎日を送る」という観点からh、ワーホリで渡航する前に英語学習することは非常に効果的です。英語力が低くても海外で生活することはできますが、その分、選択肢が狭くなってしまいます。ネイティブとの交流を深めたり、自分が希望する仕事に就いたり、自分のやりたいことを思いっきり楽しむためには英語力が必要です。

事前学習する際のポイントは、現地での生活を具体的にイメージすること。例えば、シェアハウスのオーナーやホームステイ先のホストファミリーと初めて出会う時、どのように挨拶をすればよいか。面接のアポイントを取る際に、どのように伝えればよいか。このように、現地で想定できるシチュエーションをイメージしながら、表現の幅を広げましょう。

ワーホリするなら“夢カナ留学”

夢カナ留学では、ワーホリ特化の英語学習サービス「夢カナEnglish」を提供しています。ネイティブ講師による授業では、日常会話はもちろん、国別の文化やスラングを学べる授業、仕事探しのための面接対策や履歴書添削など、豊富なバリエーションをご用意しています。対話アプリと組み合わせて学習することで、渡航前から英語漬けの毎日を過ごせる点もポイントです。

また、ワーホリに向けた英語学習時によくあるお悩みとして「何から始めたらよいのか分からない」というお声をいただきます。夢カナEnglishには授業外でも生徒をサポートする体制が整っているので、不安があればお気軽にご相談いただけます。

以下のページでは、実際に夢カナEnglishを利用した方の体験談を紹介しているので、併せてご覧ください!
ワーホリ渡航前から帰国後のキャリアまで。夢カナ留学のフルサポートで内定へ

ワーホリ・留学経験者が現地のリアルな情報を教えます!

まとめ

現地で収入を得ながら長期滞在できるワーホリは、お金のない方にこそ利用していただきたい制度です。ワーホリを検討中の方は、まずは渡航前に必要な資金と渡航後の生活費の準備から始めましょう。準備する際の注意点としては、しっかりと英語を学習した上で渡航日を迎えること。現地で生活に困窮することのないよう、海外での仕事探しや日常生活に役立つ英語力を身に付けておきましょう。

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