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フランス留学の費用は?都市別の総額と大学の学費を解説

更新日:2026.08.20

フランス留学の費用は?都市別の総額と大学の学費を解説

フランス留学を調べ始めると、必ず出てくるのが「フランスの大学は学費が安い」という話です。

実際、フランスの国立大学は国が教育費の大部分を負担していて、日本や英語圏と比べれば学費そのものは驚くほど低く抑えられています。

ただし2026年から、EU圏外の留学生に適用される登録料のルールが大きく変わりました。

これまで多くの大学が独自に行っていた「免除」に上限が入り、日本人留学生が実際に払う金額は、以前より上がる可能性が高くなっています

そしてもうひとつ、総額を左右するのが「どの街に住むか」です。

フランス留学の費用は学費よりも生活費の比率が大きく、パリと地方都市では1年で100万円以上の差がつくこともあります。

この記事では、期間別・都市別の費用目安から、大学の学費、ビザにかかる実費、メリット・デメリットまでをまとめて整理します。

30秒でわかる|フランス留学の費用

1年の総額(地方都市)

約280〜400万円

1年の総額(パリ)

約380〜560万円

住む街を変えるだけで生まれる差

年100万円以上

語学留学の総額の目安です(1ユーロ=約184円)。総額を動かしているのは学費ではなく生活費だと分かります。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. フランス留学の費用は総額いくら?期間別の目安
  2. 2. フランス留学の費用の内訳|学費・滞在費・生活費
  3. 3. フランスの大学・語学学校の学費はいくら?
  4. 4. フランス留学に必要なビザと手続きにかかる費用
  5. 5. 【都市別】フランス留学の費用と特徴を比較
  6. 6. フランス留学のメリット・デメリット|学費と語学のリアル
  7. 7. フランス留学の費用を抑える6つの方法
  8. 8. フランス留学の費用に関するよくある質問
  9. 9. まとめ|フランス留学の費用は住む街で決まる

– 30秒診断 –

あなたに合うフランス留学の街と予算タイプ

2つの質問に答えるだけ。
おすすめの都市と、必要な予算の目安が分かります

お使いの環境では診断が表示されない場合があります。下のリンクから、気になるものをご覧ください。

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Q1 / 2

フランス留学で、いちばん大事にしたいのはどちらですか?

Q2 / 2

削りたいのは、どちらの費用ですか?

Q2 / 2

どんな街で暮らしたいですか?

– YOUR TYPE –

節約重視タイプ

南仏・地方都市で、生活費を最小限に

生活費の目安は月11〜16万円。トゥールーズやモンペリエなら家賃が抑えられ、学生寮やシェアを選べばさらに下がります。モンペリエは市内の公共交通が無料なので、交通費もかかりません。

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– YOUR TYPE –

バランスタイプ

リヨン・ボルドーで、暮らしやすさと費用の両立を

生活費の目安は月13〜21万円。パリより2〜4割ほど安く、それでいて大学・語学学校の選択肢や交通網は十分に揃っています。「地方すぎると退屈かも」と感じる人に向いた選び方です。

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パリ集中タイプ

費用は上がるが、機会の数は他都市と比べものにならない

生活費の目安は月17〜30万円。家賃が総額を押し上げる一方、美術・ファッション・国際機関などパリでしか得られない機会があります。住居の確保が最大の関門なので、早めの準備が前提です。

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学位・学費重視タイプ

まず「登録料がいくらになるか」を確かめるところから

国立大学の年間登録料は、EU圏外の学生で学士2,902ユーロ・修士3,950ユーロが2026/2027年度の基準額です。ただし免除の対象になるかどうかで実費は大きく変わります。まずはルールの全体像を押さえましょう。

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フランス留学の費用は総額いくら?期間別の目安

まずは全体像です。

授業料・滞在費・生活費・航空券・保険を含んだ総額を、語学留学を基準に期間別で並べます。

同じ期間でもパリと地方都市で100万円以上変わるため、2列に分けています。

期間
地方都市費用を抑えやすい
パリ家賃が総額を押し上げる
1か月
約40〜60万円
約60〜90万円
3か月
約85〜130万円
約130〜185万円
6か月
約155〜230万円
約230〜320万円
1年
約280〜400万円
約380〜560万円

1年なら、この2列の差は約100〜160万円。学費ではなく住む街が総額を決めています。

大学に正規で通う場合は学費部分が軽くなり、1年の総額は地方都市で約230〜320万円まで下がることもあります。

予算からできることを逆算する

「いくらかかるか」より「いくらまでなら出せるか」から考えたい人のために、予算帯別の早見表も用意しました。

フランス留学は選択肢の幅が広いので、予算が決まれば、期間と都市の組み合わせはかなり絞り込めます。

用意できる予算
できることの目安
〜60万円
地方都市で1か月の短期語学留学。90日以内なら学生ビザが不要で、手続きの負担も小さい
100〜150万円
3か月の語学留学。日常会話が成立するレベルまで引き上げる現実的なライン
230〜320万円
地方都市の国立大学に1年。学費より生活費が中心の予算配分になる
350〜450万円
パリで1年の語学留学、または地方都市で語学学校から大学進学を目指す2段構え
500万円〜
私立のビジネススクールや商業系グランゼコールで1年。学費が総額の半分近くを占める

留学カウンセラー
りょう

相談を受けていて一番多いのが「予算は決まっているけど、どこを削ればいいか分からない」というご相談です。フランスの場合、削れるのはほぼ家賃です。街を1つ変えるだけで年間50万円以上変わることもあるので、学校を決める前に都市から考えるのをおすすめしています。

フランス留学の費用の内訳|学費・滞在費・生活費

何にいくらかかるのかを、1年の内訳と合計で示します。

1年の費用の内訳と合計

地方都市の語学学校に1年通うモデルケース

渡航前の費用ビザ・手続き・保険・往復航空券20〜40万円
学費(1年)語学学校の一般コース 週20〜25コマ110〜156万円
住居費(年)民間のstudio 月7.5〜11万円90〜132万円
生活費(年)食費・交通・通信・雑費 月5〜6万円60〜72万円

1年の合計約280〜400万円

同じ1年をパリで

約380〜560万円

地方の国立大学で1年

約230〜320万円

※目安です。学費は進学先で大きく変わり、国立大学なら年53〜73万円、私立のビジネススクールなら年110〜330万円になります。住居費・生活費は都市と滞在方法によって変動します。

見落としやすい「隠れコスト」

予算がずれる原因は、学費でも家賃でもありません。

渡航前後の手続き費用が積み上がることです。

見落としやすい費用
金額の目安

Campus France手続き料

出願時に必要。合否にかかわらず返金なし

20,800円

長期学生ビザ申請料

大使館で現金払い。お釣りが出ないよう準備

約9,000円
50ユーロ相当

ビザの有効化手続き

入国後3か月以内。過ぎると滞在が無効に

約2.8万円
150ユーロ

CVEC(学生生活拠出金)

毎年必要。証明がないと在籍登録できない

約1.9万円
105ユーロ

住居の敷金(caution)

契約時に一括。パリなら20万円超も

家賃1〜2か月分

民間の留学保険

現地の社会保障では足りない範囲を補う

年 約15〜25万円

フランス語の資格試験

複数回受けるなら、その回数分かかる

1回 約2〜4万円

書類の法定翻訳

卒業証明書・成績証明書などを認定翻訳者に

1通 約6,000〜9,000円
初年度に上乗せされる合計約30〜60万円

※金額は2026年8月時点の目安で、手数料は改定されます。学費と生活費だけで予算を組むと確実に足りなくなるため、この分を別枠で確保してください。出願前に必ず公式サイトで確認を。

フランスの大学・語学学校の学費はいくら?

ここが、フランス留学の費用でもっとも誤解されているところです。

まず、進学先によって1年の学費がどれだけ違うかを見てください。

進学先別 1年の学費(安い順)

進学先をタップすると、その解説にジャンプします

01
国立大学(学士) ›

EU圏外の登録料。免除なしの満額

約53万円
02
国立大学(修士) ›

EU圏外の登録料。免除なしの満額

約73万円
03
語学学校(地方・1年) ›

週20〜25コマの一般コース

約110〜156万円
04
グランゼコール・私立 ›

商業系のビジネススクールなど

約110〜330万円

国立大学の学位課程は、語学学校に1年通うより安いのが分かります。

国立大学の学費|学士 約53万円・修士 約73万円

国立大学に授業料という概念はなく、毎年払うのは「登録料」です。

日本円で並べると、国籍による差がはっきりします。

学士(Licence)

EU圏内の学生

約3.3万円

178ユーロ

日本人(EU圏外)

約53万円

2,902ユーロ

修士(Master)

EU圏内の学生

約4.7万円

255ユーロ

日本人(EU圏外)

約73万円

3,950ユーロ

博士(Doctorat)差別化の対象外

EU圏内の学生

約7.3万円

398ユーロ

日本人(EU圏外)

約7.3万円

398ユーロ・同額

日本国籍は右側の金額が適用されます。「年間2〜3万円」という情報は左側、EU圏内の学生の金額です。ここでいう「EU圏外向けの高い方の登録料」を差別化登録料(2019年に導入された、留学生だけに適用される料金)と呼びます。博士だけはこの対象外で日本人も同額です。

※2026/2027年度の金額です。登録料は毎年、省令で改定されます。円換算は1ユーロ=約184円(2026年8月時点)。工学系など一部の課程は別の料金体系のため、志望校の公式サイトで必ず確認してください。

2026年から「免除」に上限が入った

2019年の導入後、多くの大学は独自の判断で留学生の大半を免除してきました。

ところが2026年5月の政令で、その免除に上限が入りました

大学が独自に免除できる枠の推移

2026/2027年度30% 2027/2028年度25% 将来の方針20%

この上限に含まれない免除もある

フランス政府奨学金の受給者と、大学間の交換協定で相互免除が定められている場合は、自動的に全額免除。枠の計算外です。

これから目指すなら、満額を払う前提で予算を組み、免除が取れたら軽くなると考えるのが安全です。免除の出し方は大学ごとに差があるため、出願前に確認する価値があります。

語学学校の学費|地方なら1年110〜156万円

語学留学の場合は大学とは別の料金体系です。

週20〜25コマの一般フランス語コースが標準で、期間が長くなるほど週あたりの単価は下がります。

期間
地方都市学費も安い
パリ1.3〜1.4倍ほど
1か月(4週)
約13〜18万円700〜1,000ユーロ
約18〜24万円1,000〜1,300ユーロ
3か月(12週)
約37〜50万円2,000〜2,700ユーロ
約50〜66万円2,700〜3,600ユーロ
1年(36〜48週)
約110〜156万円6,000〜8,500ユーロ
約156〜221万円8,500〜12,000ユーロ

1年通うなら、地方都市とパリで学費だけで約46〜65万円の差が出ます。

※週20〜25コマの一般コースの目安です。コースの種類や入学金(100ユーロ前後の学校が多い)の有無で変動します。大学附属の語学学校は9月開講の年間コースが割安に設定されていることが多く、費用を抑えたい人は検討する価値があります。長期割引を設けている学校もあるため、3か月以上なら必ず確認してください。

グランゼコール・私立の学費|系統で10倍変わる

グランゼコールは大学とは別系統の少数精鋭校です。

学費は「どの系統か」でまったく違います。

公立が中心

工学系(écoles d’ingénieurs)

国が管轄する公立校が中心で、学費は安く抑えられています。ただしEU圏外の学生は差別化登録料の対象のため、日本人が払う額は大学の学士・修士に準じた水準です。

私立が中心

商業系(ビジネススクール)

費用は桁が変わり、年間約110〜330万円が一般的なレンジです。留学生向けに英語で開講されるプログラムが多いのもこの系統です。

入り方も大学とは違い、選抜試験(コンクール)を通る必要があります。

日本人は日本の大学を卒業して修士課程に編入するのが現実的なルートで、この場合は書類と面接での選考が多くなります。

※金額は目安です。グランゼコール以外の私立の高等教育機関も同じレンジです。入学試験の受験料や出願手数料が別途かかる学校もあるため、必ず志望校の公式サイトで確認してください。

専門留学の学費|語学+専門の2段構え

フランス留学では、フランス語ではなく製菓・料理・ファッションそのものを学びたい人も多いです。

この場合の学費は語学学校の2〜4倍が目安で、3か月の専門留学でも学費だけで50〜80万円ほどかかります。

注意したいのは、授業がフランス語で行われることです。

初心者がいきなり専門課程に入るのは現実的ではありません。

専門留学は「語学 → 専門」の2段で積む

1段目:語学学校

3か月の学費

約37〜50万円

2段目:専門課程

3か月の学費

約50〜80万円

いずれも学費のみの目安です。滞在費・生活費は別に必要で、保険料とビザ申請料は語学留学と同額です。

フランスの学費は分かった。では英語圏はどうでしょう?
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まずは無料相談で、英語圏の費用感を知るだけでもOKです。

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フランス留学に必要なビザと手続きにかかる費用

ビザの話を費用のセクションに入れているのは、ビザ関連だけで総額が数十万円動くからです。

まずは、自分にどのビザが必要かを図で確認してください。

滞在期間で決まるビザの種類

90日以内短期の語学留学ビザ不要就労はできない
90日超〜1年大学・長期の語学留学VLS-TS étudiant更新・就労ができる
4〜6か月で完結延長する予定がないVLS-T étudiant更新も就労も不可

分かれ目は「90日」と「現地で働くか」の2点だけです。名前が似ている下2つを取り違えると、現地でアルバイトができません。

VLS=長期滞在ビザ、TS=滞在許可証を兼ねるタイプ、étudiant=学生。VLS-TS étudiantは「滞在許可証つきの長期学生ビザ」という意味です。

日本国籍の場合、90日以内の滞在ならビザは不要です。

この線をまたぐかどうかで、必要な準備がまったく変わります。「3か月の語学留学」が人気なのは、この90日ルールの内側に収まるからです。

90日以内の留学

ビザ:不要(日本国籍)

就労:できない

向く人:短期の語学留学、サマーコース

90日を超える留学

ビザ:長期学生ビザが必要

就労:種類により可(年964時間)

向く人:大学進学、半年以上の語学留学

なお、シェンゲン圏の渡航には今後ETIAS(電子渡航認証)が必要になる見込みです。

ETIASの現状(2026年8月時点)

開始の予定
EUの発表では2026年10〜12月。開始後も移行期間が設けられる方針
いま申請できるか
受付はまだ始まっていません。開始の数か月前にEUから通知されます
注意
「今すぐETIASを申請できる」と称する非公式サイトに注意してください

長期学生ビザの2種類はどこが違う

違いは「TS(滞在許可証)を兼ねるかどうか」の1点です。

取り違えると現地で働けず、延長のために帰国することになります。

比較
VLS-TS
VLS-T
現地での更新
できる
できない
アルバイト
年964時間まで
できない
到着後の有効化
必要・150ユーロ
不要
向く人
1年以上・大学進学
4〜6か月で完結

費用面で大きいのは、VLS-TSなら生活費の一部を現地収入でまかなえる点です。週20時間相当なので、家賃の一部を自分で払えます。

Campus Franceを通す出願の流れ

英語圏の留学には出てこない仕組みです。この2つの名前の関係だけ押さえてください。

出願手続きの全体像

Campus France政府の公的機関 Etudes en France出願プラットフォーム 志望校へ出願書類・面接

・Campus Franceは留学相談と出願管理を担う公的な窓口で、民間のエージェントではありません

・日本を含む一部の国の留学生は、Etudes en Franceの利用が義務づけられています

手続き料20,800円は合否にかかわらず返金されません。エージェント費用ではなく、フランス政府への実費です。

この手続きが必要な人・不要な人

大学・グランゼコール学位課程に進む必要20,800円+面接
3か月超の語学留学学生ビザを取る必要学校により面接免除も
90日以内の語学留学ビザを取らない不要学校に直接申し込む

注意したいのは順番です。この手続きを終えていないと、大使館はビザ申請を受理しません。「学校が決まってからビザ」では間に合いません。

フランス語の資格と必要なレベル

大学やグランゼコールに出願するには、フランス語力を公式に証明する必要があります。英語のTOEFLやIELTSにあたるものが、フランス語ではこの3つです。

DELF / DALF(デルフ/ダルフ)

フランス国民教育省が認定する公式資格で、一度取れば生涯有効です。DELFがA1〜B2、その上のC1・C2がDALFにあたります。合格・不合格の形式で、日本国内でも年に数回受験できます。

TCF / TEF(テーセーエフ/テーウーエフ)

合否ではなくスコアでレベルが判定される試験です。有効期限があるかわりに受験機会が多く、短期間で結果が必要なときに使われます。大学出願では、作文の追加試験つきのTCFが求められることがあります。

よく出てくる「B2」は、ヨーロッパ共通の語学レベル基準(CEFR)の区分です。

CEFRの6段階と、大学が求めるレベル

A1初級A2初級B1中級B2中級C1上級C2上級

B2の水準

講義や新聞がおおむね理解でき、自分の意見を筋道立てて述べられるレベル。フランス語で行われる学位課程の多くがここを出願条件にしています。

費用計画では、この語学準備そのものが独立した費用になります。

学位課程の出願条件

B2

ゼロからB2まで

600〜800時間

受験料(1回)

約2〜4万円

※学習時間は一般的な目安です。日本で学ぶにせよ現地の語学学校に通うにせよ、この期間の費用は学位課程の学費とは別枠で見込んでください。目標レベルに届かず複数回受験する場合は、その回数分の受験料がかかります。

出願から渡航までの流れ

フランス留学の手続きでつまずきやすいのは、順番が決まっていて後戻りできない点です。とくにCampus Franceの手続きを終えていないとビザ申請そのものが受理されないため、逆算した準備が欠かせません。

渡航までの全体スケジュール

1渡航の約1年前フランス語の学習開始・資格試験の受験
2前年10月〜1月Campus Franceで出願フォームを提出
33月頃Campus Franceでの面接を受ける
44〜6月合否連絡・進学先の決定・ビザ申請
5渡航後3か月以内オンラインでビザを有効化・CVECの支払い

※国立大学(DAP/Hors-DAP)の場合のスケジュール例です。教育機関が独自の日程を設けている場合はそちらが優先されます。語学学校のみの留学ではCampus Franceの面接が不要なケースもあります。

ビザ関連の費用一覧

手続きごとの実費をまとめました。金額そのものより、タイミングがバラバラで支払いが分散することに注意してください。渡航直後にまとまった出費が重なります。

項目
金額の目安
タイミング
Campus France手続き料
20,800円
出願時
長期学生ビザ申請料
50ユーロ相当
約9,000円
ビザ申請時
ビザの有効化手続き
150ユーロ
約2.8万円
入国後3か月以内
CVEC
105ユーロ
約1.9万円
在籍登録前(毎年)
滞在許可証の更新
150ユーロ
約2.8万円
2年目以降
財政能力の証明
月877.50ユーロ
約16万円/月
申請時に残高を提示

※金額は2026年8月時点の目安で、改定される可能性があります。財政能力の証明額は2026年に引き上げられており、以前の情報(月615ユーロ)を載せたままの解説記事が多いので注意してください。1年滞在なら年間で1万ユーロ超(約190万円)の資金証明が求められる計算になるため、口座残高の準備は早めに始めてください。ビザ申請には別途、申請センターの手数料がかかる場合があります。

更新の
期限
申請は有効期限の4か月前〜2か月前にオンラインで。過ぎると180ユーロの追加料金が発生する可能性があるため、渡航した年にカレンダーへ入れておくのが確実です。

働ける?卒業後は残れる?

費用計画に直結する2つの疑問です。どちらも「できる」が答えですが、条件があります。

働く・残るの条件

アルバイトの上限

年964時間(週20時間程度)

VLS-TSなら別途の就労許可は不要。VLS-Tでは働けません

上限まで働いた場合

額面 約218万円

最低賃金は2026年6月から時給12.31ユーロ。手取りはこれより下がります

ビザ更新の条件

月877.50ユーロ以上

在籍の継続と、学業に真摯に取り組んでいることの証明も必要

卒業後に残れる期間

12か月(更新不可)

修士・職業学士・エンジニアディプロム等の取得者が申請できます

留学カウンセラー
りょう

意外と見落とされるのが財政証明の金額です。2026年8月から基準額が上がったので、以前の情報のまま準備すると足りません。しかもこれは「使うお金」ではなく「持っていることを示すお金」なので、渡航費とは別枠で考える必要があります。都市を決める前に、ここだけは確認しておいてください。

【都市別】フランス留学の費用と特徴を比較

ここからが本題です。フランス留学の費用は、学費よりも住む街で決まります。学生の家計では家賃が支出の6割前後を占めるといわれ、都市を変えるだけで年間50〜150万円の差が生まれます。人気の6都市を、費用と特徴の両面から並べました。

人気6都市 費用・総合比較表

都市名をタップすると、その街の詳しい紹介にジャンプします

都市
学びやすさ
家賃/月
生活費計/月
4.5
★★★★★★★★★★
15〜24万
17〜30万
4.6
★★★★★★★★★★
9〜14万
14〜21万
4.4
★★★★★★★★★★
7.5〜11万
11〜16万
4.3
★★★★★★★★★★
7.5〜11万
11〜15.5万
4.2
★★★★★★★★★★
9〜13万
13〜19万
4.1
★★★★★★★★★★
8〜11.5万
12〜17万

※家賃は民間の単身用ワンルームの目安です。フランスでは日本のワンルームにあたる物件をstudio(ステュディオ)と呼び、賃貸サイトでもこの表記で探します。CROUS(クルース)は各地域で学生寮や学食を運営する公的機関で、その寮に入れれば家賃は月210〜460ユーロ程度(約4〜8.5万円)まで下がります。生活費計は家賃・食費・交通・通信・雑費を含みます。1ユーロ=約184円で換算しています。

パリ|費用は最高値、機会も最多

もっとも人気があり、もっとも費用がかかる街です。生活費は月17〜30万円で、その大半が家賃。市中心部のstudioは14平方メートル程度で月800〜1,300ユーロという水準です。

生活費(月)

約17〜30万円

家賃の目安(月)

約15〜24万円

大学・グランゼコール・専門学校の選択肢が圧倒的に多く、分野を問わず志望校が見つかる
美術・ファッション・国際機関など、パリでしか得られないインターンや人脈の機会がある
住居探しが最大の関門。公的機関CROUSが運営する学生寮と、複数人で一軒を借りるcolocation(コロカシオン=ルームシェア)を、早い段階から並行して探すのが必須
交通費は、パリ首都圏の地下鉄・バス・近郊電車が乗り放題になる定期券Navigo(ナヴィゴ)が全ゾーンで月86.40ユーロ(約1.6万円)。26歳未満なら支払い上限つきの割安プランも使えます

リヨン|費用と機会のバランスが最良

フランス第2の都市圏で、学生数は17万人前後。パリに次ぐ規模の大学・研究機関が揃いながら、家賃はパリの6〜7割程度に収まります。留学先としての総合力でいえば、リヨンを1番に挙げる人は少なくありません。

生活費(月)

約14〜21万円

家賃の目安(月)

約9〜14万円

メトロ・トラムが整備され、市内の移動が楽。学生向け住居の供給量も多い
企業が集積していて、インターンやアルバイトの機会もパリに次ぐ水準
美食の街として知られ、外食費はやや高め。自炊中心にすれば十分に抑えられる

トゥールーズ|家賃が安く理系に強い

「バラ色の街」と呼ばれるフランス南西部の都市で、学生数は13万人ほど。航空宇宙産業の中心地として知られ、工学系を目指す人に人気があります。家賃相場がパリの半分以下なので、費用を抑えたい人の第一候補になりやすい街です。

生活費(月)

約11〜16万円

家賃の目安(月)

約7.5〜11万円

民間のワンルームでも月400〜600ユーロ台。CROUSの寮ならさらに下げられる
工学系グランゼコールや理工系の研究機関が集まり、専門分野を伸ばしやすい
日本人が比較的少なく、フランス語漬けの環境をつくりやすい

モンペリエ|交通費ゼロの南仏の学生都市

地中海に近い南仏の大学都市です。

特筆すべきは、2023年12月からメトロポールの住民向けに公共交通が無料化されていること。

ヨーロッパでこれを実現した最大規模の都市圏で、条件を満たせば月々の交通費がまるごと不要になります

語学留学先としても定番です。

生活費(月)

約11〜15.5万円

家賃の目安(月)

約7.5〜11万円

メトロポール(広域自治体)を構成する31の市町村のいずれかに住み、住所証明を提出して無料乗車パス「Pass Gratuité(パス・グラテュイテ)」を発行してもらえば、トラム・バスが無料になります。従来は月30〜45ユーロだったので、1年で7〜8万円分が浮く計算になる(メトロポール外に住む学生は通常運賃)
語学学校が複数あり、短期の語学留学から長期の大学進学まで選択肢がある
人気の街ゆえ家賃は年々上昇傾向。早めに住居を押さえておきたい

ボルドー|暮らしやすさで選ばれる街

ワイン産地として世界的に有名な、フランス南西部の中心都市です。街の景観が美しく治安も比較的良好で、「生活の質」を重視する人に選ばれています。費用はリヨンとほぼ同水準か、やや安いくらいです。

生活費(月)

約13〜19万円

家賃の目安(月)

約9〜13万円

ワイン・食品・観光といった地域産業が強く、関連分野を学びたい人に向く
高速鉄道でパリまで約2時間。地方に住みながらパリへ出やすい立地
人気の高まりで家賃は上昇中。トゥールーズより1〜2万円ほど高くなる

ストラスブール|EU機関とドイツ語圏が近い

ドイツとの国境に接する、欧州議会などEU機関が置かれた街です。

国際関係・法律・政治を学びたい人にとっては特別な意味を持ちます。

費用は地方都市の中では中位で、パリの半分程度に収まります。

生活費(月)

約12〜17万円

家賃の目安(月)

約8〜11.5万円

EU機関でのインターンや見学の機会があり、国際分野を志す人に強みがある
ドイツ語圏がすぐ隣で、フランス語とドイツ語の両方に触れられる環境
冬は冷え込みが厳しく、暖房費が他都市より高くつく点は見込んでおきたい

生活費が安い順ランキング

費用だけを軸に並べ替えると、順位はこうなります。家賃と交通費の2つで、街ごとの差の大半が説明できます。

1

モンペリエ|月 約11〜15.5万円

公共交通が無料。交通費がまるごとかからない

2

トゥールーズ|月 約11〜16万円

家賃相場が主要都市の中で最も低い水準

3

ストラスブール|月 約12〜17万円

家賃は抑えめだが、冬の暖房費が上乗せされる

4

ボルドー|月 約13〜19万円

暮らしやすさと引き換えに家賃はやや高め

5

リヨン|月 約14〜21万円

地方都市では高めだが、機会の多さで相殺できる

6

パリ|月 約17〜30万円

1位のモンペリエとは年間で100万円以上の差がつく

※民間のワンルームを基準にした目安です。CROUSの学生寮やシェアを利用すれば、どの都市でも下限をさらに下回ることがあります。

街も費用も見たけれど、まだ決めきれませんか?
英語圏も候補に入れて、費用と目的から絞り込みましょう

夢カナ留学

夢カナ留学が対応しているのは英語圏(アメリカ・カナダ・オーストラリアなど)です。フランスの手配はできませんが、「フランス語圏か英語圏か」で迷っている段階なら、英語圏で実現できる都市・学校・総額を具体的な数字でお出しできます。

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※夢カナ留学の対応国は英語圏です。フランス留学の手配は行っていません。

フランス留学のメリット・デメリット|学費と語学のリアル

金額と都市を見たうえで、「それでもフランスを選ぶ価値があるか」を考えます。

まずは4つの軸で全体像を確認してください。

4つの軸で見たフランス留学

学費(学位課程)
有利
国立大学なら年53〜73万円で通える
生活コストの支援
有利
学生寮・住宅補助を留学生も使える
語学の準備
重い
B2まで600〜800時間。費用も別枠
手続き・住居
負担大
行政が遅く、パリは部屋が見つかりにくい

上2つが選ぶ理由、下2つが覚悟しておく点です。語学準備の1年をどう見るかが分かれ目になります。

フランス留学のメリット

強みは学費だけではありません。

生活コストを下げる公的な仕組みが留学生にも開かれている点が、英語圏との大きな違いです。

メリット 1学費|国立大学なら英米より桁がひとつ安い

国が教育費の大部分を負担しているため、EU圏外の留学生でも年50〜75万円ほどで学位課程に通えます。

学位課程1年の学費を国別で比較

フランス
国立大学

53〜73万

カナダ
州立大学

200〜350万

イギリス
大学

300〜500万

アメリカ
私立大学

500〜900万

同じ学位を取るのに、桁がひとつ違う水準です。

メリット 2生活費|留学生も公的な支援を使える

フランス人学生と同じ仕組みを、留学生もそのまま利用できます。

CROUSの学生寮

月4〜8.5万円

CAFの住宅補助

毎月の家賃を軽減

学食・交通

学割あり

※住宅補助は家賃と収入に応じた金額で、条件次第では月々の負担を数万円下げられます。

メリット 3収入|学生ビザのまま働ける

VLS-TSなら在学中の就労が認められ、生活費の一部を現地収入でまかなえます。

就労の上限

年964時間

週あたりの目安

約20時間

別途の就労許可

不要

メリット 4環境|ヨーロッパ移動と、英語以外の言語という資産

留学中の移動のしやすさと、帰国後に残るものの両方が強みになります。

ヨーロッパ各国へ低コストで移動できる

有効化した滞在許可があればシェンゲン圏内を移動でき、鉄道や格安航空で近隣国へ行けます。休暇ごとに複数の国を訪れられるのは、島国からの留学では得がたい環境です。

フランス語という武器が残る

アフリカを含む多くの国・地域で使われ、国際機関の公用語でもあります。英語ができる人が増えた今、差がつく資産になります。

フランス留学のデメリット

覚悟しておく点もはっきりしています。とくに1つ目は、2026年以降に留学する人にとって決定的な変化です。

デメリット 1学費|「安い」が以前ほど当てはまらない

免除枠の縮小で、EU圏外の学生が満額を払う可能性が高まりました。

留学生が実際に払う登録料

数年前まで

大半の留学生が免除

ほぼ負担なし

これから

免除枠は30%まで

年53〜73万円

数年前の体験談を基準にすると、数十万円足りなくなります

デメリット 2語学|B2まで約1年の準備が別に必要

フランス語で行われるプログラムの多くが、出願にB2を求めます。

渡航前に必要な語学準備

英語圏

英語のみ

フランス

仏語B2まで 600〜800時間

ゼロから始めるなら語学学校に1年通う前提で、その費用と1年が学位課程とは別に上乗せされます。

デメリット 3手続き・住居|行政が遅く、部屋も見つかりにくい

渡航前後の負担は英語圏より確実に大きくなります。

行政手続きが遅く、連鎖して止まる

住居契約には保証人と書類が必要で、銀行口座の開設にも時間がかかります。ひとつ遅れると次に進めないため、渡航前の準備量が増えます。

パリは家賃が高いうえに部屋がない

学生向け住居の需給が崩れており、条件に合う部屋の競争が激しい状況です。費用以前に「住む場所が決まらない」リスクがあります。

デメリット 4情報|日本語の最新情報が少ない

制度が変わっても日本語記事の更新が遅く、古い金額のまま残っているものが多いです。

よく残っている古い情報

財政能力の証明
月615ユーロと書かれた記事が多数。現在は月877.50ユーロ
登録料の免除
「免除されるのが当たり前」という体験談。2026年から上限あり
円換算のレート
1ユーロ=130〜150円のまま。実勢は約184円

向いている人・注意したい人

ここまでを踏まえると、条件はかなり明確です。

右側に当てはまる人は、英語圏を含めて選択肢を広く見たほうが後悔が少なくなります。

向いている人

・英語以外の言語を武器にしたい

・学位を現実的な学費で取りたい

・地方都市で暮らすことに抵抗がない

・美術・食・国際関係などの分野を志す

・研究職を目指している(博士は同額)

注意したい点

・語学準備の1年を確保できるか

・満額の登録料でも予算が持つか

・手続きの煩雑さに耐えられるか

・住居が決まらない期間の資金があるか

・公式情報を自分で追う手間を許容できるか

フランス留学の費用を抑える6つの方法

フランスで削れるのは、家賃・交通費・そして「使える制度を使うかどうか」です。

効果の大きさを先に比べてください。

節約方法別 年間の効果

1 都市を変える
パリ→地方
50〜150万円
2 学生寮・シェア
CROUS
30〜100万円
3 住宅補助
CAF
20〜40万
4 奨学金・免除
政府奨学金など
10〜75万円
5 アルバイト
年964時間まで
20〜60万円
6 ワーホリ
30歳未満のみ
100万円以上

全部やる必要はありません。1と2だけで年間100万円近く変わります。まずはこの2つから手を付けてください。

1|住む都市を変える(年50〜150万円)

最も効果が大きい方法です。パリからトゥールーズやモンペリエに変えるだけで、生活費は月6〜14万円下がります。

パリからトゥールーズに変えた場合

パリ

生活費(月)

約17〜30万円

トゥールーズ

生活費(月)

約11〜16万円

月6〜14万円の差が、1年で72〜168万円になります。学費より先に効く、最も確実な節約です。

2|CROUSの学生寮かシェアを選ぶ(年30〜100万円)

CROUSは各地域で学生寮と学食を運営する公的機関です。その寮なら月210〜460ユーロ程度と、民間のワンルームより大幅に安く借りられます。

数に限りがあるため早めの申請が前提です。取れなければcolocation(ルームシェア)が次の選択肢になります。

民間のワンルームとCROUS寮の家賃

民間のstudio

地方都市の相場

月400〜600ユーロ

CROUSの学生寮

公的な学生寮

月210〜460ユーロ

月200ユーロ近く下がれば、1年で約44万円。パリならこの差はさらに広がります。

3|CAFの住宅補助を申請する(年20〜40万円)

CAF(家族手当金庫)はフランスの社会保障を担う公的機関で、ここが出す住宅補助は外国人留学生も申請できます

家賃と収入に応じて毎月支給されます。住居の契約と銀行口座の開設が済んだら、早めに申請してください(審査に数か月かかります)。

住宅補助を受けた場合の負担イメージ

申請しない

家賃の全額を自己負担

月500ユーロ

CAFの補助あり

補助分が毎月差し引かれる

月400ユーロ前後

支給額は家賃と収入で決まります。申請しなければ1円も戻りません。まず申請することが大事です。

4|奨学金と登録料の免除を狙う(年10〜75万円)

フランス政府奨学金の受給者は、登録料が自動的に全額免除されます。この免除は大学ごとの30%上限の枠外なので、確実性が高い方法です。

日本側の給付型奨学金や自治体の制度もあわせて、出願の1年前から情報を集めておいてください。

登録料が軽くなる3つのルート

政府奨学金全額免除・確実。大学ごとの30%枠の外にあるため、受給が決まれば自動で適用されます
大学の免除枠2026/2027年度は30%まで。翌年度は25%へ縮小予定で、年々狭き門になります
免除なし学士2,902/修士3,950ユーロを満額負担。ここを基準に予算を組むのが安全です

狙うなら政府奨学金が最優先です。大学の免除枠は年々縮小するため、当てにしない前提で考えてください。

5|アルバイトと渡航時期を活用する(年20〜60万円)

VLS-TSなら年964時間まで働けます。最低賃金は2026年6月から時給12.31ユーロなので、上限まで働けば額面で年200万円超になります。

あわせて航空券が安い時期を選び、円高のタイミングで学費を送金するだけでも数万円単位で変わります。

年964時間で稼げる額の目安

働ける時間

週20時間

最低時給

12.31ユーロ

年収(額面)

約218万円

額面なので手取りはこれより下がりますが、家賃の大部分をまかなえる水準です。ただし就労できるのはVLS-TSのみで、VLS-Tでは働けません。

6|30歳未満ならワーキングホリデー(年100万円以上)

フランスは日本とワーキングホリデー協定を結んでおり、申請時に18歳以上30歳未満なら利用できます。学生ビザと違って就労時間の上限がなく、就学期間の制限もありません

「語学学校は3〜6か月でいいが1年滞在したい」という人には、最も費用対効果の高い選択肢です。

比較
学生ビザ
ワーホリ
就労時間
年964時間まで
上限なし
資金証明
月877.50ユーロ
年3,100ユーロ程度
学位取得
できる
できない
年齢・回数
制限なし
30歳未満・生涯1回

学位を取るのが目的なら学生ビザ一択です。逆に「働きながら暮らしを体験したい」なら、ワーホリのほうが総額は確実に下がります。

※効果の金額は目安です。都市・滞在方法・家賃額・在籍する教育機関によって変わります。ワーキングホリデーの年齢条件・資金要件・発給枠は変更されることがあるため、在日フランス大使館の公式ページで必ず確認してください。

留学カウンセラー
りょう

よく聞かれるのが「為替が円高になるまで待ったほうがいい?」ですが、おすすめしません。学費も家賃も毎年上がっているので、待っている間の値上がりのほうが為替差より大きくなりがちです。それより、都市選びと住居で確実に100万円削るほうが効きます。

フランス留学の費用に関するよくある質問

相談でとくに多い3つの質問にお答えします。

金額はいずれも目安なので、実際の見積もりは志望校と滞在方法が決まってから確認してください。

Q

フランス留学は結局いくらあれば足りますか?

A

1年の語学留学なら地方都市で約280〜400万円、パリで約380〜560万円が目安です。国立大学に通う場合は学費部分が軽くなるため、地方都市なら約230〜320万円まで下がることもあります。加えてビザ手続きで7〜8万円、月877.50ユーロ以上の資金証明が必要です。

Q

フランスの大学の学費は本当に無料ですか?

A

無料ではありません。国立大学には授業料という概念がなく登録料のみですが、日本国籍はEU圏外扱いになり、2026/2027年度は学士2,902ユーロ・修士3,950ユーロが基準額です。加えてCVEC 105ユーロが毎年必要です。2026年から大学ごとの免除に上限が入ったため、満額を払う前提で予算を組むのが安全です。

Q

他のサイトより金額が高いのはなぜですか?

A

為替レートの違いが主な理由です。留学費用の解説記事には1ユーロ=130〜150円で計算されたものが多く残っていますが、2026年8月時点の実勢は約184円です。同じ1万ユーロでも130円なら130万円、184円なら184万円と50万円以上変わります。金額を比べるときは、ユーロ建ての数字と換算レートの両方を確認してください。

まとめ|フランス留学の費用は住む街で決まる

フランス留学の費用は、学費よりも「どこに住むか」で決まります。

国立大学の登録料が変わったのは事実ですが、それでも年間50〜75万円の水準です。

総額を左右しているのは、その何倍にもなる生活費のほうです。

この記事のまとめ

1年の語学留学の総額は、地方都市で約280〜400万円、パリで約380〜560万円が目安(1ユーロ=約184円で計算)
国立大学の登録料は2026/2027年度で学士2,902ユーロ・修士3,950ユーロ。博士は差別化の対象外で年398ユーロ
2026年から免除に上限が入ったため、満額を払う前提で予算を組むのが安全
90日を超えるなら長期学生ビザが必要。手続き費用は合計7〜8万円ほどで、月877.50ユーロ以上の資金証明も求められる
生活費はモンペリエ・トゥールーズが月11〜16万円と最も安く、パリとは年間100万円以上の差がつく
費用を下げるなら、まず都市選びと学生寮。この2つで年間100万円近く変わる

逆にいえば、住む街を決めた時点で必要な金額はかなり正確に見積もれます。

学校を先に探すのではなく、都市と予算を先に決めて、そこから学校を選ぶのがフランス留学の進め方としては現実的です。

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記事のとおり、フランスは学費で有利な一方、語学準備の1年と手続きの負担が重い選択です。夢カナ留学は英語圏専門のため、フランスの手配は行っていません。比較材料として英語圏の総額を知っておくと、どちらを選んでも後悔が減ります。

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・ 渡航後3.1週間以内に98.4%が希望職業に内定(※夢カナEnglish中級以上受講・所定条件を満たした場合)

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※夢カナ留学の対応国は英語圏です。フランス留学の手配は行っていません。

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