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【2026年版】オーストラリアのセカンドビザの条件|申請方法も解説

更新日:2026.08.17

【2026年版】オーストラリアのセカンドビザの条件|申請方法も解説

「1年目のワーホリがそろそろ終わるけど、もう1年オーストラリアにいたい」

そう考えたときに必要になるのが、セカンドビザ(セカンドワーホリ)です。

ただ、いざ調べてみると「88日ってどう数えるの?」「今のバイトはカウントされる?」「申請料っていくら?」と、疑問が次々に出てきますよね。

しかも2026年7月1日にビザ申請料が改定されたばかりで、古い情報のまま準備を進めてしまう方も少なくありません。

この記事では、オーストラリアのセカンドビザの条件・必要書類・申請方法の4ステップ・最新の費用を、前半でまとめて確認できるように整理しました。

後半では「88日がカウントされない失敗パターン」や「作物別のシーズンカレンダー」など、実際に条件をクリアするための実務的な部分まで解説します。

この記事を書いた人

ワーホリカウンセラー まみ 25歳英語力ゼロからオーストラリアのブリスベン・メルボルンで2年間ワーホリした経験があります。今は同じ不安を抱える人の背中を押すべく、累計500名以上のワーホリ相談を受けています!

目次

  1. 1. オーストラリアのセカンドビザとは?
  2. 2. オーストラリアのセカンドビザの条件|4つの要件
  3. 3. セカンドビザの必要書類一覧
  4. 4. オーストラリアのセカンドビザの申請方法【4ステップ】
  5. 5. セカンドビザの費用【2026年最新】
  6. 6. オーストラリアのセカンドワーホリに向く人・向かない人
  7. 7. セカンドワーホリの条件になる指定職種と指定地域
  8. 8. 88日を確実にカウントする働き方と証明
  9. 9. オーストラリアのワーホリ・セカンドビザのよくある質問
  10. 10. まとめ|取得までの逆算タイムライン

オーストラリアのセカンドビザとは?

セカンドビザとは、1年目のワーキングホリデー期間中に一定の条件を満たした方が申請できる、2年目のワーキングホリデービザのことです。

これを取得するとオーストラリアの滞在が1年延び、通算2年間働きながら暮らせます。

さらにサードビザまで取れば最長3年

ワーホリで3年滞在できる国はオーストラリアだけで、これが多くの方に選ばれている理由のひとつでもあります。

「セカンドビザ」は2回目のワーホリビザの通称

まず名称を整理しておきましょう。

実は「セカンドビザ」という名前のビザは存在しません

ワーキングホリデービザ(Subclass 417)を2回目に申請したものを、日本人のあいだで通称としてそう呼んでいるだけです。

申請画面で選ぶのも1年目とまったく同じ名前なので、「セカンド用のビザ」を探しても見つかりません

もうひとつ気をつけたいのが、似た名前の「Work and Holiday Visa(Subclass 462)」です。

こちらはアメリカやシンガポールなど別の協定国向けのビザなので、日本国籍の方には関係ありません。

1回目も2回目も、選ぶのは同じ417とだけ覚えておけば大丈夫です。

よくある3つの誤解

誤解 1年いれば自動的に延長される
正解 延長されません。指定地域で88日間働き、自分で申請して初めて取得できます。
誤解 ファームなら、どこで働いてもカウントされる
正解 政府が指定した地域(ポストコード)内であることが条件です。都市部近郊の農場は対象外のことが多いので、働く前に必ず確認を。
誤解 1年目の残り期間が、2年目に上乗せされる
正解 滞在は1年延びますが、足し算にはなりません。国内で承認されるとその時点で切り替わり、そこから1年間。1年目が4ヶ月残っていても、その4ヶ月は消えます。だから期限が近づいてから申請するのが基本です。

セカンドビザの基本情報|Subclass 417・有効期間・申請料

まずは制度の全体像を確認しておきましょう。

日本国籍の方が申請するのは「Subclass 417」です。

項目
内容
正式名称
Second Working Holiday visa
Subclass
417(日本国籍の方が対象)
有効期間
1年間
申請料
A$1,000(2026年7月1日改定後)
申請できる場所
オーストラリア国内・国外どちらでも可
就労条件
同一雇用主のもとで最長6ヶ月まで
就学条件
最長4ヶ月(17週間)まで

【2026年8月最新】ワーホリビザの審査が長引く可能性があります

  • 2026年8月16日、豪バーク内相がワーホリビザの発給ペースを落としていると表明。
  • 規定労働88日などセカンドビザの条件は変更なし。変わったのは審査時間だけ。
  • ファーストビザの期限ぎりぎりは危険。88日を満たしたら早めに申請を。

※2026年8月17日時点の情報です。最新の状況はオーストラリア内務省の公式サイトをご確認ください。

ファースト・セカンド・サードのワーホリビザの違い

1年目・2年目・3年目で何が変わるのかを表で整理しました。

大きく違うのは「申請前に必要な就労日数」と「申請できる場所」の2点です。

項目
ファースト
セカンド
サード
指定就労の日数
なし
88日
(約3ヶ月)
179日
(約6ヶ月)
申請できる場所
国外のみ
国内・国外
国内・国外
申請料
A$840
A$1,000
A$1,000
滞在できる期間
1年
通算2年
通算3年

※申請料は2026年7月1日改定後の目安。円換算は1豪ドル=約113円(2026年8月時点)で計算しています。為替・制度改定により変動します。

なぜ88日の条件があるのか|制度の背景

「なぜ農業で3ヶ月も働かないといけないの?」と感じる方は多いと思います。

これはオーストラリアの地方の労働力不足と深く関係しています。

オーストラリアの農業は収穫時期に一気に人手が必要になる一方、地方は人口が少なく、季節労働の担い手が慢性的に足りません。

そこで「滞在を1年延ばす権利」と引き換えに、ワーホリメーカーに地方で働いてもらう仕組みが作られました。

88日は、いわば2年目の滞在を得るための”対価”という位置づけです。

カウンセラー
まみ

「罰ゲーム」みたいに捉える方もいるのですが、実際に行った人からは「都市部より時給が良かった」「英語しか通じない環境で一気に伸びた」という声もよく聞きます。目的を持って選べば、2年目のためだけの期間にはならないですよ。

セカンドビザを取得するまでの流れ

「結局どうすれば取れるの?」という点を先に整理しておきます。

やることは大きく3つだけ。難しいのは3つ目の申請ではなく、1つ目の88日です。

各ステップをタップすると、詳しい解説にジャンプします。

セカンドビザ取得までの3ステップ

1指定地域・指定職種で88日間働くここが最大の関門。ポストコードと職種の両方を満たす必要があります 2就労を証明する書類をそろえる給与明細とForm 1263は、働いているうちにしか集められません 3ImmiAccountからオンライン申請する手順どおりに進めれば自分で完結できます(申請料A$1,000)

オーストラリアのセカンドビザの条件|4つの要件

ここがこの記事の一番大事なパートです。

オーストラリアのセカンドビザの条件は、大きく分けて次の4つ。

ひとつでも欠けると申請できませんので、順番に確認していきましょう。

1

申請時点で18歳以上31歳未満であること

基準になるのは「申請日」です。申請後や滞在中に31歳になっても問題ありません。日本国籍の方の上限は30歳(31歳未満)です。一部の国籍のみ35歳まで拡大されていますが、日本は対象外なので注意してください。

2

有効なパスポートと対象国籍を持っていること

日本は Subclass 417 の対象国なので、この点は日本国籍であればクリアです。ただしパスポートの残存期間には注意。2年目の滞在中に期限が切れる場合は、申請前に更新しておくのが安心です。

3

指定地域・指定職種で88日間の就労実績があること

セカンドビザ最大の関門がこれです。1枚目のワーホリビザで滞在している間に、政府が定めた地域(Regional Australia)の指定職種で、合計88日間(約3ヶ月)働いた実績が必要になります。

4

国内申請なら滞在資格を満たしていること

オーストラリア国内から申請する場合は、有効なビザを保持しているか、直前のビザが失効してから28日以内である必要があります。国外から申請する場合はこの条件はありません。

申請前に必ず押さえる2点

1 2026年7月1日から、年齢オーバーの申請は「無効」になりました

これまで年齢は審査のなかで確認されていましたが、法改正により申請の有効性そのものを決める要件に変わりました。31歳の誕生日を過ぎてから申請すると、書類を見てもらえないまま返却されます。誕生日が近い方は前日ぎりぎりを狙わず、数日前に申請を終えてください。

2 ビザが切れて28日を過ぎると不法滞在になります

最長3年間の入国禁止になる可能性があります。1年目のビザの期限は、必ずカレンダーに入れて管理してください。

POINT|ここまでの要点

年齢・パスポート・資金は準備でどうにかなりますが、88日の就労実績だけは後から取り返せません。1年目のうちに、この条件を先に片づけておくことが最大のポイントです。

セカンドビザの必要書類一覧

申請画面に入ってから「あの書類がない」と慌てないよう、先に準備物を揃えておきましょう。

セカンドビザはファーストビザと違い、88日間働いたことを示す証明書類が追加で必要になります。

必ず用意するもの

次の5点は全員に共通して必要になります。

特に給与明細は、働いていた当時にしか集められないものなので早めに手元に揃えておいてください。

パスポート

顔写真ページをスキャンまたは撮影して提出します。

指定就労の証明(Form 1263 など)

雇用主に記入してもらう欄があるので、辞める前に依頼しておきましょう。

給与明細(payslip)・銀行の入金記録

88日分をカバーできる期間のものをすべて保管しておきます。

残高証明書(英文)

目安はA$5,000以上(約56.5万円)と帰国費用相当です。

クレジットカードとメールアドレス

申請料の支払いと、ビザ承認通知の受け取りに使います。

状況によって求められるもの

次の書類は全員に必要なわけではありませんが、移民局から追加提出を求められることがあります。

該当しそうな方は先に準備しておくと審査がスムーズです。

無犯罪証明書:16歳以降にオーストラリアで通算12ヶ月以上滞在した方など
健康診断:申請前5年間に日豪以外の国に3ヶ月以上住んでいた方など
雇用契約書・タイムシート:就労実績の裏付けを求められた場合

オーストラリアのセカンドビザの申請方法【4ステップ】

書類が揃ったら、いよいよ申請です。

オーストラリアのセカンドビザの申請方法はすべてオンライン(ImmiAccount)で完結します。

大使館に出向く必要はなく、英語が苦手でも手順どおりに進めれば自分で申請できますよ。

セカンドビザはいつまでに申請すればいい?

手順の前に、いちばん多い質問にお答えしておきます。

絶対に守るべき期限は「1年目のビザが有効なうちに申請を出すこと」です。

そして狙うべきタイミングは、1年目のビザが切れる1〜2ヶ月前です。

申請までの逆算スケジュール

1年目のビザ期限からの逆算

残り6ヶ月 ファーム探しを開始する
残り3ヶ月 88日を終えて書類をそろえる
残り1〜2ヶ月 このタイミングで申請する
期限日 これを過ぎると申請できません

この図のポイント

早すぎても遅すぎても損をします。残り1〜2ヶ月のゾーンに申請を合わせられるよう、逆算してファームに入る時期を決めてください。

なぜこの時期がベストなのか、早い場合と遅い場合のリスクを並べると理由がはっきりします。

早すぎる 1年目の残り期間が消える 国内で承認されると、その時点で新しいビザに切り替わります。1年目が3ヶ月残っていれば、その3ヶ月は失われます。
遅すぎる 不法滞在になるおそれがある 審査に1ヶ月以上かかることがあります。ビザが切れてから申請すると不法滞在となり、最長3年の入国禁止になる可能性があります。

なお、1年目のビザが有効なうちに国内から申請しておけば、期限を過ぎてもブリッジングビザに切り替わり、結果を待つあいだも合法的に滞在・就労できます。

逆に、申請しないまま期限を迎えてしまうと、この救済は使えません。

「88日が終わっていなくても、まず期限内に申請を出す」は誤りですが、条件を満たしているなら早めに手続きを始めてください。

また、一度日本へ帰国してから使いたい方は事情が変わります。

国外で承認された場合は承認日から1年以内に入国すればよいので、あえて期間を空けて申請するという選択もできます。

1

ImmiAccountにログインして申請を開始する

1年目のビザ申請で使ったアカウントをそのまま利用できます。「New application」から「Working Holiday Visa(Subclass 417)」を選択してください。似た名前の「Work and Holiday Visa(Subclass 462)」は別のビザなので、選び間違えるとやり直しになります。

ImmiAccount(公式サイト)

2

質問に回答して必要書類をアップロードする

「現在どこにいるか」「ファーストビザを持っていたか」「指定就労を3ヶ月行ったか」といった質問に答えていきます。そのあと、パスポート・残高証明書・就労証明をPDFまたは画像でアップロードします。

3

申請料をクレジットカードで支払う

支払いはクレジットカードのみです。カードは本人名義でなくても問題ありません。支払いが完了した時点で申請が受理されます。申請料は原則返金されないので、送信前に内容をよく確認しましょう。

4

ビザ承認通知を受け取る

承認されると、ビザ番号・開始日・条件が記載されたGrant Noticeがメールで届きます。このメールがビザの証明になるので、必ず保存しておきましょう。

セカンドビザの申請方法で間違えやすいポイント

夢カナ留学でサポートしていると、同じところでつまずく方が本当に多いです。

次の3つは特に気をつけてください。

申請でよくあるミス

NG 氏名の姓名を逆に入力してしまう

パスポートの表記と完全に一致させてください。送信前に必ず見比べましょう。

NG 宣誓の質問をすべてNOにしてしまう

英語の質問文を訳して意味を確認してから回答してください。

NG 就労証明を添付し忘れる

添付なしで提出すると理由の説明を求められ、審査が大きく長引きます。

申請から発給までにかかる期間

審査のスピードは人によって大きく差があります。

オーストラリア内務省の公表値では申請の50%が1日以内、90%が38日以内に処理されるとされています(2026年7月時点)。

ただし追加書類を求められると1ヶ月以上かかることもあります。

また、ビザが正式に許可されるまで航空券などの渡航手配をしないよう公式に案内が出ています

ビザ発給を待つ間は、申請した国から出国できない点にも注意してください。

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2026年7月13日2026年8月5日

条件に当てはまるか、まだ不安ですか?
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セカンドビザの費用【2026年最新】

ここは特に注意してほしいパートです。

2026年7月1日にビザ申請料が改定され、セカンドビザは値上がりしました

ネット上にはまだ旧料金(A$670)のまま書かれた記事も多いので、必ず最新の金額で予算を立ててください。

2026年7月改定後のセカンドワーホリのビザ申請料

これまでは何回目の申請でも一律A$670でしたが、改定後は2回目・3回目のほうが初回より高くなりました。

区分
改定前
改定後(2026年7月〜)
ファーストワーホリ
A$670
A$840(約9.5万円)
セカンドワーホリ
A$670
A$1,000(約11.3万円)
サードワーホリ
A$670
A$1,000(約11.3万円)

※オーストラリア内務省の公表情報にもとづく2026年8月時点の目安。申請料は毎年7月に改定される傾向があるため、申請前に公式サイトで最新額をご確認ください。

国内申請の「追加チャージA$700」は必要?

「オーストラリア国内から申請すると追加チャージ(Subsequent Temporary Application Charge)がかかる」と書かれた情報を見かけますが、セカンドビザでは原則かかりません

この追加チャージは「直前に持っているビザを、オーストラリア国内で申請していた場合」に発生するものだからです。

カウンセラー
まみ

ファーストビザは必ず国外から申請するルールなので、その次に取るセカンドビザには追加チャージがかからないんです。ただしサードビザは事情が違って、セカンドを国内申請していた場合には発生することがあります。最終的な金額はImmiAccountの支払い画面で確認してくださいね。

申請料以外に必要な費用

ビザ代だけを見て予算を組むと足りなくなります。

セカンドビザ申請にあたって用意しておきたい費用の全体像はこちらです。

ビザ申請料

約11万円

A$1,000

生活資金の証明

約55万円

A$5,000以上の残高

海外保険(1年)

20〜30万円

2年目も継続加入が安心

ファーム期間の生活費

40〜50万円

3ヶ月・車の維持費含む

セカンドビザ取得までに必要な資金の目安

ビザ代+保険+ファーム期間の生活費
(残高証明分は生活費と重複)

約70〜90万円

※金額はすべて目安です。都市・時期・為替・滞在方法により変動します。

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2026年7月14日2026年7月17日

POINT|ここまでの要点

セカンドビザは「ビザ代さえ払えば取れる」ものではありません。88日を働くあいだの生活費まで含めて70〜90万円を見込んでおくと、途中で資金が尽きる事態を避けられます。

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オーストラリアのセカンドワーホリに向く人・向かない人

条件・手順・費用を確認したところで、あらためて「自分は取るべきか」を考えてみましょう。

セカンドビザは全員にとってベストな選択とは限りません

88日のファーム生活は決してラクではないからです。

セカンドワーホリがおすすめな人・向いていない人

まずは2つのタイプを並べて比べてみてください。

右側に多く当てはまる方は、無理に延長しないほうが結果的に満足度が高くなることもあります。

取ったほうがいい人

1年目で英語力が伸びきらなかった
ローカルジョブに挑戦したい
お金を貯めてから帰国したい
サードや永住権も視野にある
体力に自信があり地方生活も楽しめる

別の道を考えたい人

専門スキルや資格を身につけたい
ビザ期限まで3ヶ月を切っている
体調や持病に不安がある
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セカンドワーホリの条件になる指定職種と指定地域

ここからは実行編です。まずは「どんな仕事が、どこで働けばカウントされるのか」を正確に押さえましょう。

職種と地域の両方を満たしていないとカウントされません。片方だけではダメ、という点が最重要ポイントです。

指定地域内で対象になる職種

指定地域(Regional Australia)内であれば、次の職種が対象になります。

日本人に一番人気なのは農業のピッキングと食品加工のファクトリーです。

農業・畜産

果物や野菜の収穫・剪定、家畜の世話、食肉加工工場でのパッキングなど。未経験でも採用されやすく、通年で求人があります。

漁業・真珠養殖

漁船での作業や養殖場での業務。求人数は少なめですが、時給水準は高い傾向があります。

林業・植林・伐採

植林や伐採、木材の運搬など。体力が求められる分、給与も比較的高めです。

鉱業・建設業

資格や経験、White Cardなどが求められることが多い分野。該当する経験がある方には有力な選択肢です。

観光・ホスピタリティ(北部・僻地のみ)

意外と知られていませんが、対象エリアであればカフェやレストランの接客もカウントされます。対象は北部・遠隔地の限られたポストコード(4406・4416・4498・7215など)で、農業よりかなり狭いため必ず事前確認を。

「職種」と「地域」の関係を図にすると、対象になる範囲の狭さがはっきりします。

カウントされるのは4分の1だけ

働いた場所

指定地域内

指定地域外

指定職種
の仕事

カウント
される

カウント
されない

対象外の
仕事

カウント
されない

カウント
されない

左上の1マスだけが88日にカウントされます

この図のポイント

「職種」と「地域」の両方を満たした左上の1マスだけが有効です。ファームで働いていても、地域が外れていれば1日もカウントされません。

そのほか、指定された山火事・洪水の被災地域での復興業務も対象になる場合があります。

対象期間や地域は変更されるため、最新情報は移民局の公式ページで確認してください。

指定地域(ポストコード)の調べ方

指定地域は移民局の公式サイトにポストコード(郵便番号)の一覧で掲載されています。仕事のオファーを受けたら、次の3ステップで必ず照合しましょう。

1

勤務地の住所とポストコードを確認する

求人票の地名だけで判断せず、雇用主に正確な住所を聞いてください。

2

移民局のポストコード一覧と照合する

一覧に含まれていなければ、どれだけ働いてもカウントされません。

3

仕事内容が指定職種か認識合わせする

同じファームでも、担当する業務によって対象外になることがあります。

移民局のSpecified Workページ

セカンドビザの条件にカウントされない仕事の例

「働いたのにカウントされなかった」という相談で最も多いのが次のパターンです。

88日を無駄にしないためにも、先に確認しておいてください。

カウントされない仕事

NG 指定地域外のファーム

都市部近郊の農場は対象外のことが多いです。地名ではなくポストコードで確認してください。

NG ファーム内でも対象外の業務

事務・経理・調理・宿舎の清掃などは指定就労に含まれません。

NG 無給・ボランティア・宿と交換の労働

正規に賃金が支払われていることが前提です(災害復興ボランティアのみ例外)。

NG 記録が一切残らない現金払い

payslipも振込記録もない状態では、働いた事実を証明できません。

88日を確実にカウントする働き方と証明

ここが競合サイトでもあまり詳しく書かれていない、けれど一番大事なパートです。

88日は「働いた日数」ではなく「証明できる日数」だと考えてください。

88日の数え方|休日・雨天休みはカウントされる?

88日は暦日ベースで数えますが、働き方によってカウントのされ方が変わります。

まずは3つのルールを押さえてください。

88日カウントの3つのルール

1 フルタイムなら、休みの日もカウントされる その業界の標準的なフルタイム勤務(週5日など)をしていれば、その週は7日として数えられます。週5日フルタイムで働けば約12〜13週間で88日に到達します。
2 シフトが少ないと、働いた日しか数えられない 週2〜3日勤務の場合は実働分のみ。雨で中止になった日やシーズンの端境期の休みも同様です。「3ヶ月いれば自動的にクリア」ではありません。
3 掛け持ちしても、同じ日は1日のまま 午前と午後で違うファームに行っても1日です。1日12時間働いても2日分にはなりません。

そして実務上いちばん大切なのが、88日ちょうどで終わらせないことです。

「あと1〜2日はこちらでカウントしておくから大丈夫」と雇用主に言われて申請し、数日足りずに却下された例が実際にあります。

働く日数の目安

条件は88日 95〜100日 働く

天候による中止やシーズン終了を見込んで、1〜2週間分の余裕を持たせておくのが安全です。

Form 1263とpayslipの取り方

証明書類は、働いている「その場」でしか集められません。

辞めてから連絡してもつながらない雇用主も珍しくないので、次のことを働きながら進めておいてください。

毎週やること
給与明細(payslip)を受け取ったその日にPDF保存またはスクリーンショット
銀行明細で給与の振込記録をダウンロードしておく
辞める前にやること
Form 1263への記入・署名を雇用主に依頼する
雇用主のABN(事業者番号)と正式名称を控える
連絡先(メール・電話)を必ず控えておく

セカンドビザの条件が無効になる4つの失敗パターン

実際に多いのが次の4つです。

どれも事前に知っていれば防げるものばかりなので、ぜひ頭に入れておいてください。

88日が無効になりやすいケース

1 ポストコードを確認せずに働き始めた

働いた後に対象外と判明しても、遡ってやり直すことはできません。

2 雇用主がpayslipを発行してくれない

本来は法律で発行が義務づけられています。渋られたら赤信号だと考えてください。

3 シーズン終了で日数が足りないまま終わった

残り10日で仕事がなくなるケースは実際によくあります。

4 掛け持ちで同じ日を2回カウントした

複数の雇用主で働いても、同じ暦日は1日としてしか数えられません。

悪質なファームを避けるチェックポイント

残念ながら、ワーホリメーカーを安く使おうとする雇用主も存在します。

応募する前に、次の点を必ず質問しておきましょう。

また、「働かなくてもセカンドビザが取れる」とうたってビザを販売する業者の被害も報告されています。

ビザは移民局に自分で申請するもので、買えるものではありません。

Grant Notice(承認通知)が移民局から直接メールで届かないものは、すべて偽物だと考えてください。

「payslipは毎週もらえますか?」と最初に聞く
時給制か出来高制か、週の想定勤務日数を事前に確認する
「セカンドビザの証明にサインしてもらえますか?」と先に確約を取る
宿泊費や送迎費の天引きがある場合は金額を明示してもらう
前払いの「紹介料」を要求されたら断る
「セカンドビザを売ります」という業者には絶対に関わらない

なお、88日の仕事をどこでどう探すか、作物ごとの収穫シーズンや実際の収支についてはオーストラリアワーホリで稼げる仕事の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

POINT|ここまでの要点

働き始める前に確認すべきはポストコード・職種・payslipの3点だけです。この3つさえ押さえておけば、88日が無駄になる事態はほぼ防げます。

オーストラリアのワーホリ・セカンドビザのよくある質問

最後に、夢カナ留学によく寄せられるご質問にお答えします。細かい疑問を先につぶしておくと、準備がぐっとラクになりますよ。

Q

一度日本に帰国してからでもセカンドビザは申請できる?

A

できます。条件は「ワーホリビザを保持している、または過去に保持していたこと」なので、帰国後に日本から申請しても問題ありません。ただし発給まで日本で待つ必要があり、混雑時期は1ヶ月以上かかることもあります。

Q

セカンドビザの申請が却下されたらどうなる?

A

却下の理由が書類不備であれば、修正して再申請できます。ただし申請料は返金されず、再申請でもう一度支払いが必要です。移民局の判断に納得できない場合は不服申立ての制度もありますが、個人での対応は難しいため専門家に相談しましょう。

Q

セカンドビザの条件を満たせなかった場合の代替ルートは?

A

学生ビザ(Subclass 500)への切り替えが現実的な選択肢です。TAFEや専門学校で資格を取りながら滞在を続けられます。学生ビザは就労時間に上限がある一方、最長5年まで滞在できるのが大きな違いです。

Q

審査を待っている間も働ける?ブリッジングビザとは

A

1年目のビザが有効なうちに国内申請しておくと、ビザが切れたあとはブリッジングビザに切り替わり、結果を待つあいだも合法的に滞在・就労できます。しかもこの期間の指定就労は、条件を満たせばサードビザの日数としてカウントできる場合があります。国内申請を選ぶ大きなメリットです。

Q

セカンド以降は最大何年オーストラリアに滞在できる?

A

ワーホリビザでは最長3年です。サードビザには179日(約6ヶ月)の指定就労が必要です。ネット上には「176日」と書かれた情報もありますが、正しくは179日なので、この日数で計画してください。年齢制限は変わりません。サードまで考えるなら、遅くとも28歳頃には1年目をスタートしておく必要があります。

まとめ|取得までの逆算タイムライン

最後に、1年目のビザ期間中にどう動けばいいかを時系列で整理します。ポイントは「ビザ期限の6ヶ月前にはファーム探しを始める」ことです。

今日からやるべきこと3つ

読み終わったあと、まず動くべきことを3つに絞りました。

1年目のビザの期限を確認し、残り月数を把握する
行きたいエリアのポストコードが指定地域に含まれるか確認する
ビザ代を含めた2年目の予算を計算しておく

この記事のまとめ

セカンドビザの条件は、年齢・パスポート・88日の指定就労・国内申請時の滞在資格の4つ
申請はImmiAccountで4ステップ。申請料は2026年7月改定でA$1,000に
88日は「証明できる日数」。ポストコード・職種・payslipの3点を先に確認する
ビザ期限の6ヶ月前にはファーム探しを始めると、余裕を持って間に合う

セカンドビザは、条件さえ押さえておけば決して難しいものではありません。

ただ、88日の就労は一度失敗するとやり直しがきかない部分でもあります。

「この仕事で本当に大丈夫かな」と迷ったときは、ひとりで判断せず気軽に相談してくださいね。

※本記事は2026年8月時点の情報です。ビザ申請料・最低賃金・指定地域は改定されることがあるため、申請前に必ずオーストラリア内務省の公式サイトでご確認ください。

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