TOPアメリカでの運転にはどんな免許が必要?国際免許と免許取得について

アメリカでの運転にはどんな免許が必要?国際免許と免許取得について

2023.07.31

アメリカでの運転にはどんな免許が必要?国際免許と免許取得について

アメリカと言えば車社会。大都市部に住む場合を除き、車がなければ生活・行動範囲が限られてしまいます。ですから、これからアメリカに留学や観光、お仕事などで滞在する人は、現地でレンタカーを借りたり、車を購入したりすることを検討しているかもしれませんね。
そこで気になるのがアメリカでの運転のこと。現在日本の運転免許を持っている人はもちろん、まだ免許を取得していない人も、アメリカで運転できるのか気になるところですよね。

この記事では日本人がアメリカで運転することについて、運転免許のことや注意点を解説します。アメリカで車の運転がしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【目次】

1.日本の運転免許があればアメリカでも運転できる?

2.アメリカで運転免許を取る方法

3.アメリカで運転免許を取るのは簡単?

4.アメリカで運転免許を取ったら日本でも運転できる?

5.アメリカで運転をするときの注意点

6.アメリカに長期滞在をするなら運転免許を取得しよう

 

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1.日本の運転免許があればアメリカでも運転できる?

日本の運転免許をお持ちの方は、国際免許証を発行してもらってアメリカで運転しようと考えているかもしれませんね。
日本で発行された国際免許証が認められない国も世界にはありますが、アメリカは日本発行の国際免許証で運転ができる国です。ですから、すでに日本で運転免許を取得している人は、アメリカでも問題なく運転ができます。

そして実は、アメリカの法律的には、国際免許証がなくても日本の免許のみで運転ができることになっています。ただし、日本の免許証は日本語のみの表記のため、何かあったときに免許証の確認をするのに時間がかかってしまうという問題も。
法律的には日本の免許証だけで運転は可能ですが、余計な面倒を避けるためにも、アメリカで運転をしたい人は免許センターで国際免許証を発行してもらってから、渡米しましょう。

ちなみにアメリカの大手レンタカー会社では、免許証の翻訳サービスというものもあります。万が一、国際免許証を取得せずに渡米した場合は、そうした翻訳サービスを利用しましょう。

国際免許証の期限は1年間

国際免許証を取得してアメリカで運転することを考えている人が、もし数年以上アメリカに滞在する場合は注意が必要です。なぜなら、国際免許証は現地に上陸してから1年間までしか期限がないのです。
ちなみに元々の免許証の期限が1年より短い場合は、元の免許証の期限が優先されます。

前述のとおり、アメリカでは日本の免許証のみでも運転ができるため、国際免許証自体が失効しても、翻訳サービスなどを利用しつつアメリカでの運転が可能です。
しかし、日本の免許証自体の有効期限が切れている場合は、アメリカでも運転ができなくなります。

免許証の期限が短い人で、長期滞在を考えている場合は、日本の免許証が失効する前に更新手続きができるように計画しておきましょう。

2.アメリカで運転免許を取る方法

日本の免許証を持っていない人も、アメリカで運転免許を取得すれば、アメリカで車の運転をすることができます。また、アメリカ滞在中に日本の免許証が失効してしまった場合、日本に帰国する予定がしばらくないなら、アメリカで運転免許を取得することをおすすめします。

では、アメリカで運転免許を取るためにはどうすれば良いのでしょうか。ここからは、その手順をご紹介します。

ドライビングスクールに通う

アメリカでは、日本のような教習所はあまりメジャーな存在ではありませんが、一応ドライビングスクールというものはあります。スクールの敷地があるわけではなく、受講を希望すると、講師が家まで車で来てくれて、そこから普通の路上で運転の練習をします。
練習場所に制限はなく、家の近所で練習もできますし、慣れてきたら交通量の多い道路にも出れます。
ドライビングスクールに通えば、講師がアメリカでの運転で必要なことを教えてくれるので、しっかりとした知識がつくでしょう。

友人などに運転を教えてもらう

実はアメリカで最も主流な運転の練習方法は、友人や家族に運転を教えてもらう方法です。この場合も、ドライビングスクールと同様に、すでに運転免許を持っている友人や家族に助手席に座ってもらい、教えてもらいながら実践練習をします。
この時助手席に座れるのは、免許を取得してから2年以上経っている21歳の大人と定められています。アメリカは車社会なのでほとんどの人が運転免許を持っていますから、この条件のハードルは高くありません。

もしも運転の練習に付き合ってくれる友人がアメリカにいるなら、運転を教えてもらえば、ドライビングスクールよりは安くつきます。
ですが、練習に使う車は友人のものになるでしょうし、ガソリン代や時間の拘束のことを考えると、多少お礼はすることをおすすめします。

筆記試験と実技試験を受ける

車の運転の練習が終わったら、運転免許を取得するための筆記試験を受けます。これに合格すれば、次は実技試験です。
実技試験は、助手席に警察官などが同乗し、一般道を運転するというテストとなっています。
もしくは、ドライビングスクールで実技試験の申し込みも可能です。これなら、車はスクールが貸してくれるので、実技試験のための車が準備できない人もテストを受けることが可能です。

この実技試験に合格すれば、1週間後くらいに免許証が郵送で届きます。これが届けば、晴れてアメリカでのドライブデビューができますよ。

3.アメリカで運転免許を取るのは簡単?

海外で運転免許を取得するなんて、難しそう……と思うかもしれませんが、アメリカで運転免許を取得するのは、日本で取得するよりもずっと簡単です。人によっては、そのシンプルさが逆に不安になるかもしれないくらいです。
ここからは、アメリカで運転免許を取得するのが簡単な理由をご紹介します。

教習所のようなカリキュラム不要

アメリカで免許を取得する際、実践練習が必要ではありますが、特に何時間練習しなければならないだとか、そういう決まりはありません。
日本だと教習所で定められた時間、道路交通法や運転の方法を学びますが、アメリカでは実技練習も筆記の勉強も、自分次第。数時間で終わってもOKなんです。
さらに、筆記試験は◯×クイズ形式の簡単なものになっていますし、実技も同乗する警察官がOKとすればOK。かなり短い期間で免許の取得が可能なんです。

安価に免許が取得できる!

日本だと教習所に通って、免許を取得するまでに数十万円の費用が必要です。しかしアメリカだと、ドライビングスクールに通わない場合は数十ドルで免許の取得が可能です。
ドライビングスクールに通った場合は、その受講料にもう少し費用が必要ですが、日本の教習所のように数週間通うものではないため、そちらも安価になります。

自分でなんでもする意識が必要

なぜアメリカでは、こんなにも運転免許の取得が簡単なのか気になる人もいるでしょう。その理由のひとつは、アメリカが車社会であることも関係していると考えられます。車がなければ生活が難しくなってしまうので、免許の取得もシンプルなのですね。

しかしそれだけではなく、アメリカでは自己責任や個人の自由が重んじられていることも関係しているでしょう。
アメリカの運転免許証は、単に「運転の方法を知っている」という証明にすぎません。運転を学ぶ方法も個人にまかせられており、道路交通法の知識も自己責任で学ばなければなりません。
ついでに言えば、事故や車のトラブルも、自分で解決することが必要です。

免許自体を取得するのは非常に簡単なアメリカですが、すべてが自己責任だと考えると、運転をしている時の責任は重大。たとえば知らない間に交通違反をしていた場合、「そんなルールがあったなんて知らなかった」なんて言い訳は通らず、しっかり罰則を受けることになります。

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4.アメリカで運転免許を取ったら日本でも運転できる?

日本の免許証を持っていない人や、免許が失効してしまった人は、アメリカで取得した運転免許が日本でも使えるか疑問に思うのではないでしょうか。
日本で免許証を取るプロセスを考えると、ちょっと驚いてしまうかもしれませんが、アメリカで取得した運転免許証は、帰国後に免許センターで日本の免許証に切り替えることができるんです。

アメリカでの免許の取得は割とシンプルかつ安価ですから、日本の免許証を持っていない人は、アメリカで取得してしまってから帰国する方が時間もお金もかかりません。
アメリカで頻繁に運転する予定がなくても、アメリカで長期滞在をするなら、とりあえず免許を取得しておいてはいかがでしょうか。

5.アメリカで運転をするときの注意点

アメリカでの運転は、日本とは異なる点も多いです。そのため、車の運転では注意しなければならないこともあります。
ここからはそんな注意点を解説していきます。

左ハンドル+右側通行

アメリカは左ハンドル+右側通行の国です。日本でしか運転したことがない人は最初は戸惑ってしまうかもしれません。
慣れるまでは交通量の少ない道路を走行するなど、左ハンドル+右側通行での運転の練習をすることをおすすめします。

距離や時速がマイル表示

アメリカはキロメートルではなく、マイルが採用されています。そのため、距離や時速はすべてマイル表示です。
道路の表記も全てマイルなので、制限速度がわからないなんてことにはなりませんが、何マイルが何キロメートルなのかは把握しておくと安心です。

赤信号でも右折ができる

日本は赤信号の場合、停車が必要です。しかしアメリカでは、赤信号でも車が来ていない場合は、右折はOKとなっています。
知らずにいると、後ろからクラクションを鳴らされたりすることもあるので、赤信号でも右折ができるというルールに慣れておくことをおすすめします。

交通違反は日本と同じものが多い

アメリカの交通違反は、飲酒運転やスピード違反、一時停止無視など、日本と同じものが非常に多いです。そのため、日本の道路交通法の知識があれば、あまり困ることはないでしょう。
とは言え、運転前には必ず現地の交通法について知識をつけておきましょう。

6.アメリカに長期滞在をするなら運転免許を取得しよう

アメリカは街と街の間に広大な自然が広がる……という道路が多いです。ドライブをしているとそんな景色に開放感を感じられるかもしれません。
また、車社会のために、公共交通網が発達していない地域もあります。
ですから、アメリカに長期滞在をするなら、運転免許を持っていた方が何倍も生活を楽しめるでしょう。今免許を持っていない人も、ぜひアメリカで免許を取得して、運転にチャレンジしてみてくださいね。

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