IELTSは、読む・聞く・書く・話すの4技能を0.0〜9.0のバンドスコアで表す英語の試験です。
留学では、このスコアで出願できる学校が決まり、渡航までに必要な準備期間まで変わってきます。
必要なスコアの目安は、大学進学で5.5〜6.5、大学院で6.5〜7.5です。0.5の差で候補に挙がる大学は入れ替わりますが、語学学校やワーキングホリデーならスコアそのものが要りません。
必要なスコアは、行き先と留学スタイルによって決まります。国別・大学別の目安から、スコアが足りないときに使えるルートまで順に見ていきます。
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※順位・評価は編集部による総合評価です。費用・サービス内容は2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されている情報にもとづきます。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
この記事を書いた人
目次
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Q1 / 2
留学で、いちばん叶えたいのは?
留学に必要なIELTSスコアとは

IELTSは0.0〜9.0のバンドスコアで英語力を測ります。
英語圏の大学・大学院の出願で最も広く使われている試験です。
留学のIELTSスコアの全体像
細かい条件に入る前に、まずは3つの数字で全体像をつかんでください。
留学で使うIELTSの種類と特徴
IELTSには複数の種類があり、留学で使うのはアカデミック一択です。
間違えて受けると出願に使えません。
留学でIELTSが必要な場面
IELTSは「留学するなら全員必要」なものではありません。
必要かどうかは留学スタイルで決まります。
2026年7月13日更新 2026年9月2日
IELTSとTOEFLの使い分け
IELTSとTOEFLのどちらを受けるかは、志望校が受け付けている試験で決めます。
両方使えるなら、日本人には対面で話せるIELTSのほうが取り組みやすいと言われます。
IELTSスコアの英検換算目安
いまの英語力を知るために、英検・TOEICからの換算目安も見ておきましょう。
※CEFRを介したおおまかな対応関係にもとづく目安です。試験の性質が異なるため、換算値は公式な同等性を示すものではありません(2026年9月時点)。
大学・大学院留学のIELTSスコア
進学に必要なIELTSスコアは、学部か大学院か、そして専攻で変わります。
大学院は学部より0.5ほど高いのが一般的です。
大学留学のIELTSスコア目安
学部進学は5.5〜6.5が中心帯です。
同じ国のなかでも、大学のランクによって求められる数字は1.0近く開きます。
大学院留学のIELTSスコア目安
大学院は6.5〜7.5が中心で、最低でも6.5を求められることがほとんどです。
論文を書く前提のため、ライティングだけ基準が高い大学院も珍しくありません。
2026年8月28日更新 2026年9月2日
学部・専攻で変わる必要スコア
同じ大学でも、人と話す仕事に直結する分野ほど基準が上がります。
※大学・専攻のほか、入学年度ごとの改定によっても基準は変わります。必ず出願先の募集要項で確認してください(2026年9月時点)。
IELTSの各技能に課される条件
出願条件には、総合スコアとは別に技能ごとの下限が書かれています。総合6.5に届いていても、ライティングだけ5.5なら条件を満たしません。
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国・大学別|留学のIELTSスコア

必要スコアは国によってはっきり差が出ます。
同じ6.0でも、イギリスでは出願条件に届かず、カナダでは出願ラインに乗ります。
国別|留学に必要なIELTSスコア
まずは英語圏6カ国の必要スコアを確認します。
※各国の主要大学が公表する入学基準にもとづく目安です。大学・専攻のほか、入学年度ごとの改定によっても変わります(2026年9月時点)。
イギリス留学のIELTSスコア

すべての大学・大学院がIELTSを採用しており、英語圏のなかでも基準は高めです。
1年制の修士課程が多く、最初から高い英語力を求められます。
※大学別のスコアは入学年度ごとに改定されます。以下の数値は2026年9月時点の公表値にもとづく目安のため、出願時は必ず各大学の最新の募集要項でご確認ください。
アメリカ留学のIELTSスコア

IELTSを認める大学は3,400校以上に増え、学部は5.5〜6.5が中心です。
難関校では7.0以上を求められます。
オーストラリアのIELTSスコア

大学は6.0〜6.5、専門課程は5.0〜5.5が目安です。
5.5から入れる大学進学準備課程が整っているため、いまのスコアが低くても進学ルートを描きやすい国です。
2026年7月29日更新 2026年9月4日
カナダ留学のIELTSスコア

カナダはカレッジと大学で基準が分かれます。
私立カレッジは5.5以上、公立カレッジと大学は6.0〜6.5が目安です。
ニュージーランドのIELTSスコア

大学は8校のみで、学部は6.0〜6.5、大学院は6.5以上が目安です。
準備課程は5.5から入れるところが多く、段階を踏みやすい国です。
アイルランド留学のIELTSスコア

学部は6.0〜6.5、大学院は6.5〜7.0が求められます。
イギリスより基準がやや緩く、学費も抑えやすいため、英語圏の進学先として狙い目です。
※各大学が公表する入学基準にもとづく目安です。スコアは入学年度ごとに改定され、学部・課程によっても異なります。出願前に必ず各大学の最新の募集要項で確認してください(2026年9月時点)。
スコア別|IELTSで行ける留学先

ここからは、いま持っているスコアで何が選べるのかを確認していきます。
IELTS5.5で行ける留学先
5.5は「準備課程の入口」です。直接の学部進学は難しくても、進学につながる選択肢は3つあります。
IELTS6.0で行ける留学先
6.0は学部進学の出願ラインです。ただし人気校は6.5からなので、出願先は広めに取っておきましょう。
IELTS6.5以上で行ける留学先
6.5は英語圏の主要大学と多くの大学院に届くラインです。7.0を超えると、難関校と教育・法学系の専攻まで射程に入ります。
IELTSなしで行ける留学先
入学時のレベル分けテストでクラスが決まるため、語学学校は事前のスコア提出を求めません。年齢制限があるワーキングホリデーも同じです。
条件付き入学で留学する方法
学力条件は満たすがスコアだけ足りない場合、「英語力が条件を満たしたら入学を認める」という条件付き入学が使えます。
ファウンデーションコース留学とは
大学入学準備課程のことで、進学に必要な学科と英語を並行して学びます。修了すると提携大学の1年次へ進めます。
※コースの期間・条件・提携先は学校により異なります(2026年9月時点)。
2026年7月23日更新 2026年9月4日
語学学校別|留学のIELTS対策コース
スコアを上げる手段として、IELTS対策コースのある語学学校に通う方法があります。
日本語が使えない環境で、試験形式に沿って毎日練習できるのが強みです。
IELTS対策留学ができる国の比較
対策コースを持つ学校が多いのは、大きく3つのエリアです。
※費用は学校・期間・滞在方法により変動します。夢カナ留学の掲載値にもとづく目安です(2026年9月時点)。
2026年8月26日更新 2026年9月4日
フィリピン留学のIELTS対策コース
マンツーマンが1日4〜8コマ組める学校が多く、スピーキングとライティングを毎日直してもらえるのが最大の利点です。
マルタ留学のIELTS対策コース
語学学校は政府機関のライセンスがないと運営できず、授業の質が保たれています。1〜3か月の対策留学と相性がよい国です。
※費用・ビザ要件は2026年9月時点の掲載値にもとづく目安です。最新の条件は渡航前に確認してください。
オセアニアのIELTS対策留学
オーストラリアとニュージーランドは、語学学校のIELTS対策コースから現地の大学へそのまま進学できます。滞在費は高めですが、進学まで一続きで考えられるのが強みです。
※費用・ビザの条件は学校と渡航時期により変わります。就学期間の上限は渡航前に必ず公式情報でご確認ください(2026年9月時点)。
IELTS対策の語学学校の選び方
同じ「IELTSコースあり」でも中身は大きく違います。次の4点で比べてください。
ポイント①入学条件があるか
IELTS対策コースは、中級以上を入学条件にしている学校が多くあります。
初級と判定されると一般英語のクラスから始まるため、対策に入れるまでに数週間かかることもあります。
ポイント②添削と模擬試験の回数
ライティングを週に何本見てもらえるか、模擬試験が週1回あるかを確認します。
同じ12週間でも、添削の回数で伸び幅は変わります。
ポイント③クラスの人数と日本人比率
少人数のクラスほど、1日のうちに話す回数が増えます。日本人が少ない学校を選べば、授業外でも英語を使わざるを得ない環境になります。
ポイント④受験会場が近いか
現地で受験するなら、学校から試験会場までの距離と申込の締切を調べておきます。
会場が遠い都市だと、移動と日程調整だけで学習時間が削られます。
パンフレットに載らない項目なので、申し込み前に学校へ直接確認してください。
語学学校の留学期間とスコア目安
どれくらい通えば何点上がるのか、期間ごとの目安を整理しました。
※開始時の英語力・学習量・受験回数により大きく変わります。伸び幅を保証するものではありません。
対策留学の費用、いくらかかるか不安ですか?
学校選びと費用は同時に決められます
夢カナ留学なら、フィリピン・マルタ・オーストラリアなど8カ国の語学学校から、IELTS対策コースのある学校を目的別に選べます。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。日本人が少ない環境の学校だけを紹介しています。
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まずは無料相談で、費用の目安を知るだけでもOKです。
留学前にIELTSスコアを上げる方法

やみくもに4技能を勉強しても伸びません。
取りやすい技能で点を確保し、弱点に時間を寄せるのが最短です。
IELTSスコアを上げる4つの方法
効果が出やすい順に4つあります。まず全体像を見てください。
1|頻出単語を3,000語覚える(6.0の土台)
6.0を狙うなら3,000語以上が目安です。意味だけでなく言い換え表現もセットで覚えると、読解と作文の両方に効きます。
2|公式問題集を時間を測って解く(形式慣れ)
読解は1パッセージ20分の配分です。時間を測らない演習は、本番で最後まで解けない原因になります。
3|リーディングとリスニングで確実に稼ぐ
総合6.5を狙うなら、独学でも伸ばしやすいこの2技能で7.0前後を取りにいくのが現実的です。
4|ライティングとスピーキングは添削を受ける
この2技能は自分では採点できません。誰かに直してもらう仕組みがあるかどうかが、伸びの分かれ目になります。
IELTS対策の勉強時間の目安
一般に、0.5上げるには200時間前後の学習が必要とされます。1日2時間なら3〜4か月の計算です。
※学習方法や現在の英語力によって差が出ます。到達を保証する数値ではありません。
留学カウンセラー
りょう
留学でIELTSを使う際の注意点
スコアそのものより、受験する時期と、アカデミックかIELTS for UKVIかという試験の種類の選び間違いで出願に間に合わないケースが目立ちます。
IELTSは出願の3ヶ月前に受験
日本国内のペーパー版は2026年8月で終了し、現在はコンピューター版に一本化されています。
結果はおおむね3〜5日で届きます。
※会場受験はコンピューター版のみです。受験料は29,700円(日本英語検定協会の公式テストセンター/2026年9月1日以降の申込分)。テストセンターにより異なります(2026年9月時点)。
IELTSスコアの有効期限は2年
成績証明書の有効期限は2年です。
出願の時点で期限内である必要があり、早く受けすぎても使えなくなります。
イギリス留学はUKVIに注意
イギリスはビザの種類により、IELTS for UKVIを指定されることがあります。
通常のアカデミックを受けると受け直しになります。
IELTSは何回でも受験できる
IELTSは受験回数に制限はなく、期限内なら最高スコアを提出できます。
1技能だけ足りない場合は、One Skill Retakeという選択肢もあります。
※制度の詳細・費用・実施会場は各テストセンターの公式サイトで確認してください(2026年9月時点)。
留学とIELTSについてよくある質問
留学とIELTSについて、相談で特に多い5つの質問にお答えします。
まとめ|留学に必要なIELTSスコア
留学に必要なIELTSスコアは、大学で5.5〜6.5、大学院で6.5〜7.5が目安でした。
スコアは目的を決めてから逆算するもので、行きたい国と学校が決まれば、必要な点数と準備期間も決まります。
いまのスコアが足りなくても、条件付き入学やファウンデーション、語学学校からの進学というルートが残っています。まず向き合ってほしいのは点数ではなく、どの国で何を学びたいのかという中身のほうです。
学びたいことがはっきりすれば、追いかけるスコアは1つに定まります。
目標スコアまでの道のり、
ひとりで組み立てようとしていませんか?
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※本記事は2026年9月時点の情報です。大学別の必要スコアは入学年度ごとに改定され、受験料・制度も変更される場合があるため、出願先および各テストセンターの公式情報を必ずご確認ください。












