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留学はカナダとアメリカどっちがおすすめ?目的別の選び方も解説

更新日:2026.09.11

留学はカナダとアメリカどっちがおすすめ?目的別の選び方も解説

カナダとアメリカ、留学先としてどっちがいいのか。

英語圏の代表格である2カ国は、費用・ビザ・留学中の就労ルールがまるで違うため、「なんとなくの印象」で選ぶといちばん後悔しやすい組み合わせです。

この記事では、費用・生活費・ビザ・就労・永住を6項目で比較し、目的別にどちらを選ぶべきかを整理します。

費用の差が「どこで」生まれるのか分からない
「留学中にアルバイトできる」がどちらの話なのか混ざっている
ビザが取れなかったときのことを考えると動けない
卒業後に現地で働けるのか、帰国前提なのかが決めきれない

カナダ・アメリカ留学のおすすめ
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※順位・評価は編集部による総合評価です。費用・サービス内容は2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されている情報にもとづきます。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. カナダとアメリカ留学はどっちがおすすめ?
  2. 2. カナダとアメリカ留学の総額を比較
  3. 3. カナダとアメリカ留学の生活費の違い
  4. 4. カナダとアメリカ留学の治安と住宅選び
  5. 5. カナダとアメリカ留学のビザの違い
  6. 6. カナダとアメリカ留学の就労ルール比較
  7. 7. カナダとアメリカ留学と永住のしやすさ
  8. 8. カナダとアメリカ留学のよくある質問
  9. 9. まとめ|カナダとアメリカ留学はどっち

– 30秒診断 –

カナダ・アメリカどっち診断

2つの質問に答えるだけ。
あなたに向いているのはどちらか分かります

Q1 / 2

留学でいちばん優先したいことはどちらですか?

費用を抑えて、長く滞在したい同じ予算でできるだけ長く学びたい
学歴・キャリアにつなげたい大学・大学院や専門分野の実績が欲しい

Q2 / 2

現地で働くことは考えていますか?

アルバイトで生活費を補いたい働きながら滞在を延ばしたい
勉強に集中したい就労は考えず、語学や授業に専念する

Q2 / 2

希望する期間はどちらに近いですか?

1年以上かけて学位・専門を取りたい大学・大学院・専門課程を目指す
数週間〜数ヶ月で集中したい短期で成果と刺激を得たい

– YOUR TYPE –

コスパ重視のカナダ型

同じ予算でも、滞在を長くできる

学費・生活費の水準はアメリカより低めで、1年の総額差は100万円以上になることもあります。6ヶ月以内の語学留学ならビザ申請も不要で、初めての留学でつまずきにくい選択です。

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– YOUR TYPE –

就労もねらうカナダ型

働ける枠が広いのはカナダ

カナダは条件を満たす課程なら学外で週24時間まで働けますが、アメリカは学外就労が原則できません。ただしカナダも語学学校だけの留学では就労不可なので、コース選びが分かれ目です。

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– YOUR TYPE –

学歴重視のアメリカ型

選択肢の幅と専攻の深さで選ぶ

大学・大学院の数と専攻の細かさはアメリカが圧倒的です。卒業後は専攻に関連する仕事でOPT(最長12ヶ月、STEM分野は最長36ヶ月)が使えるため、実務経験まで設計できます。

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– YOUR TYPE –

短期集中のアメリカ型

都市と分野の刺激を優先する

短期なら総額の差が出にくく、行きたい都市や学びたい分野で選べます。受講時間や滞在日数によって必要な入国資格が変わるため、申し込み前に条件の確認が必要です。

目的別の選び方を見る ›
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カナダとアメリカ留学はどっちがおすすめ?

費用と就労を優先するならカナダ学歴とキャリアの選択肢を優先するならアメリカがです。

まずは下の早見表で、6項目の違いを押さえましょう。

費用と就労で
選ぶなら

カナダ

1年の総額が
100万円以上安い

学歴と専攻で
選ぶなら

アメリカ

専攻の幅が
世界最大級

1ヶ月の短期 総額の差は10万円前後。どちらを選んでも大差なし

カナダとアメリカ留学の比較早見表

決め手になる6項目に絞りました。

それぞれの中身は次の章から解説します。

比較項目
カナダ
アメリカ
1年の総額
250〜450万円
350〜700万円
生活費(月)
12〜20万円
15〜25万円
短期のビザ
6ヶ月以内は不要
受講時間次第で必要
留学中の就労
学外で週24時間
学外は不可
卒業後の就労
最長3年
1年(STEM3年)
永住のしやすさ
制度がある
難度が高い

表に出てくる用語の意味

eTA=カナダの電子渡航認証。ビザではなく、オンラインで取る入国許可

PGWP=カナダの卒業後就労許可。職種の指定なく最長3年働ける

OPT=アメリカの卒業後実習制度。専攻に関連する仕事に限り最長1年

STEM=科学・技術・工学・数学の分野。OPTを最長3年まで延長できる

※費用は語学留学を基準にした目安です。都市・学校・滞在方法・為替で変動します(2026年9月時点)。制度は変更されることがあるため、申請前に各国政府の公式情報で確認してください。

結論|どちらが向いているか一覧で比較

向いている人と、先に知っておきたい注意点を並べました。

当てはまる数が多いほうが有力候補です。

カナダ

向いている人

総額400万円以内
バイトで稼ぎたい
卒業後も働きたい
治安を重視したい

注意したい点

!語学学校だけは就労不可
!ビザ制度の変更が続く
!冬の寒さが厳しい
!日本人が多い学校も

アメリカ

向いている人

専攻が決まっている
大学・大学院に進む
実務経験を積みたい
予算に余裕がある

注意したい点

!学外バイトは不可
!ビザ面接と書類が重い
!医療費が高く保険必須
!都市で治安差が大きい

※どちらにも当てはまる場合は、予算の上限と「留学中に働くか」を先に決めると絞り込めます。

目的別|カナダとアメリカ留学の選び方

目的が違えば答えも変わります。

相談でよくある5パターンで整理します。

海外も留学も初めて

手続きが軽く、主要都市の治安も安定

カナダ

総額300万円台で1年行きたい

学費と生活費の水準で選ぶ

カナダ

アルバイトで生活費を補いたい

学外で働けるのは片方だけ

カナダ

専攻が細かく決まっている

研究室・分野の選択肢を優先

アメリカ

1ヶ月の短期で行きたい

総額差は10万円前後にとどまる

どちらも可

※初めてでもアメリカを選ぶ価値があるのは、学びたい分野や進学先がすでに決まっているケースです。

留学カウンセラー
りょう

「働いて費用を回収する」前提で計画すると、カナダでも語学課程だけでは崩れます。私は最初にコースの種類を決め、そこから予算を組み直すようお伝えしています。

カナダとアメリカ留学の総額を比較

1年で比べると総額の差は100万円以上になることもあります。

内訳を分けて見ていきます。

1年留学の総額レンジ(語学留学の目安)

カナダ 250〜450万円
アメリカ 350〜700万円

上限側で比べると差は250万円。学費だけでなく、生活費の水準そのものが違うことが理由です。

カナダ留学の費用内訳と総額

語学留学1年で約250〜450万円が目安です。

学費(1年)語学学校は月8〜16万円が中心 約100〜200万円
滞在費・生活費月12〜20万円で計算 約145〜240万円
渡航費・保険航空券+留学保険1年 約25〜45万円
ビザ関連申請料C$150+バイオメトリクスC$85 約3万円前後

※1カナダドル110〜117円で試算した目安(2026年9月時点)。学生ビザ申請では生活費の資金証明も求められ、基準額は年2万カナダドル台に引き上げられています。

アメリカ留学の費用内訳と総額

同じ語学留学1年でも約350〜700万円と幅が大きく、学費と医療保険で差が開きます。

学費(1年)大学・大学院はさらに上振れ 約150〜350万円
滞在費・生活費月15〜25万円で計算 約180〜300万円
渡航費・保険学校指定の保険加入が多い 約30〜60万円
ビザ関連SEVIS費350ドル+申請料185ドル 約8万円前後

※SEVIS費・ビザ申請料は2026年時点の公表額です。金額は改定されることがあるため、申請前に米国大使館・領事館の案内で確認してください。

期間別に見る留学費用の差

短期ほど差は小さく、長期になるほどカナダの安さが効いてきます。

期間別の総額の目安(語学留学)

1ヶ月

カナダ35〜85万円
アメリカ45〜100万円
差の目安約10万円

3ヶ月

カナダ85〜165万円
アメリカ115〜225万円
差の目安約30〜60万円

半年

カナダ150〜280万円
アメリカ210〜400万円
差の目安約60〜120万円

1年

カナダ250〜450万円
アメリカ350〜700万円
差の目安約100〜250万円

※語学留学を基準にした総額の目安(学費・滞在費・生活費・渡航費・保険を含む)。都市・学校・滞在方法・為替で変動します。

留学費用を抑える4つの方法

削るべきは学費よりも「滞在」と「時期」です。

効果の大きい順に4つ挙げます。

1年留学で下がる金額の目安

就労できるプランを選ぶ(カナダのみ) 約50万円
滞在をシェアハウスに切り替える 約36〜60万円
都市を周辺都市に変える 約30万円
渡航時期を繁忙期から外す 約10万円

組み合わせると年間100万円以上下がることもあります。学費を削るより、滞在と時期の調整のほうが効果が大きいのが実情です。

1|都市を主要都市から周辺都市に変える(年30万円前後の差)

トロントやニューヨークのような大都市から、中規模都市に移すだけで家賃が下がります。

学校数は減りますが、日本人が少ない環境を選びやすくなります。

BEFORE

トロント・NYなど大都市

家賃 月11万円

AFTER

周辺の中規模都市

家賃 月8.5万円

1年で下がる金額 約30万円

※学校数は減りますが、日本人が少ない環境を選びやすくなります

2|ホームステイからシェアハウスに切り替える(月3〜5万円の差)

最初の1〜2ヶ月はホームステイ、その後シェアハウスに移る方法が現実的です。

食費を自炊に回せる分も含めると差が出ます。

BEFORE

ホームステイ

月8〜12万円(食事付き)

AFTER

シェアハウス

月5〜8万円(自炊)

1年で下がる金額 約36〜60万円

※最初の1〜2ヶ月はホームステイ、慣れてから移るのが現実的です

3|渡航時期を繁忙期から外す(航空券で10万円前後の差)

6〜8月・年末年始を外すと航空券が下がり、学校の割引キャンペーンも重なりやすくなります。

BEFORE

6〜8月・年末年始

航空券 約20万円

AFTER

閑散期(2〜5月など)

航空券 約10万円

1年で下がる金額 約10万円

※学校の割引キャンペーンが重なりやすい時期でもあります

4|就労できるプランを選ぶ(年50万円前後の差)

カナダで学外就労が認められる課程を選ぶと、生活費の一部を現地収入で賄えます。

アメリカは学外就労が原則できないため、この手は使えません。

BEFORE

語学学校のみの留学

現地収入 0円

AFTER

就労が認められる課程

現地収入 月5万円前後

1年で下がる金額 約50万円

※週10時間ほど働いた場合の目安。アメリカは学外就労が原則できません

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夢カナ留学

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カナダとアメリカ留学の生活費の違い

生活費は月3〜5万円ほどアメリカが高く、1年では50万円前後の差になります。

費目(月)
カナダ
アメリカ
家賃(シェア)
6〜11万円
8〜15万円
食費
3〜5万円
4〜7万円
交通・通信
1.5〜2万円
2〜3万円
合計の目安
12〜20万円
15〜25万円

※主要都市でシェアハウスに住む場合の目安です(2026年9月時点)。大都市の中心部はこれより高くなります。

カナダ留学の生活費の内訳

家賃を抑えやすく、月12〜20万円に収まるケースが多い水準です。

家賃(シェア)郊外なら下限に近づく 6〜11万円
食費自炊中心で抑えられる 3〜5万円
交通・通信学生割引がある都市も 1.5〜2万円
合計の目安1年で約145〜240万円 12〜20万円

アメリカ留学の生活費の内訳

家賃と食費の水準が高く、都市によっては上限を超えることもあります。

家賃(シェア)大都市は突出して高い 8〜15万円
食費外食の単価が高い 4〜7万円
交通・通信車が必要な地域もある 2〜3万円
合計の目安1年で約180〜300万円 15〜25万円

医療・保険で見落としやすい差

アメリカは医療費が高額で、保険の補償内容が生活の安心度を決めます。

公的医療保険

カナダ州によって長期留学生も加入できる(待機期間あり)
アメリカ留学生は対象外

保険料の目安(年)

カナダ約8〜15万円
アメリカ約15〜30万円

学校指定の保険

カナダ学校の保険か自分で加入か選べることが多い
アメリカ指定保険への加入を求められることが多い

無保険時の負担

カナダ受診の自己負担が発生する
アメリカ救急受診だけで数十万円規模になりうる

※保険料・医療費は補償内容・州・受診内容によって大きく変わる目安です(2026年9月時点)。加入前に補償範囲と学校の要件を確認してください。

保険は「入っているか」より「何が出るか」

アメリカでは学校指定の保険加入を求められることが多く、指定外の保険では入学手続きが進まない場合があります。カナダも州の医療保険の対象外になる期間があるため、留学保険で補います。

この章に出てくる用語

州の医療保険=カナダの各州が運営する公的保険。条件や待機期間は州ごとに違う

留学保険=渡航中の病気・ケガ・賠償を補償する民間の保険

学校指定の保険=学校が加入を義務づける保険。指定外では手続きが進まないことも

カナダとアメリカ留学の治安と住宅選び

治安は国単位ではなく都市・エリア単位で判断します。

同じ国でも差が大きい部分です。

治安を判断する順番

1 国で見る情報が粗く、これだけでは判断できない
2 都市で見る治安の傾向と生活コストがつかめる
3 エリアで見るここまで下ろして住む場所を決める

アメリカは同じ都市でも数ブロックで環境が変わります。国単位の比較では判断できません。

カナダ留学の治安と暮らしやすさ

主要都市は総じて落ち着いており、初めての留学でも動きやすい環境です。

治安の傾向

主要都市は夜間の移動もしやすく、学生街は特に落ち着いている

気候

冬の寒さが厳しい都市が多い。バンクーバーは比較的温暖

移動

主要都市は公共交通で生活が完結しやすい

アメリカ留学の治安と暮らしやすさ

都市とエリアで差が大きく、住む場所の選び方がそのまま安全度につながります。

治安の傾向

同じ都市でも数ブロックで環境が変わる。夜間の単独移動は避けたい

移動

郊外は車社会で、公共交通だけでは生活しにくい地域がある

生活コスト

大都市は家賃が突出して高く、郊外との差が大きい

住む場所選びで避けたい失敗

相談でよく聞くのは、家賃だけで決めて後悔するパターンです。

契約前に確認したい3点

安すぎる家賃:相場より大幅に安い物件は、立地か治安に理由があることが多い
通学時間:片道1時間を超えると、夜のクラスや放課後の活動に参加しにくくなる
内見なしの契約:渡航前に長期契約を結ばず、最初はホームステイや短期滞在で様子を見る

カナダとアメリカ留学のビザの違い

手続きの重さがはっきり違います。

短期ならカナダはビザ不要、アメリカは受講時間次第です。

渡航までの手続きの流れ

カナダ

6ヶ月以内の就学

1. 学校に申し込み
2. eTAを申請オンラインで完結
3. 渡航

アメリカ

学生ビザが必要な場合

1. I-20の取得
2. SEVIS費・申請料
3. DS-160を送信
4. 大使館で面接対面・予約が必要
5. 渡航

ゴールは同じ「渡航」ですが、アメリカは面接を含む対面手続きが前提になる点が最大の違いです。

カナダ留学のビザ制度と取得手順

6ヶ月を超える就学は学生ビザ(Study Permit)が必要です。近年は書類が増えています。

1

入学許可書(LOA)を取得する

政府指定校(DLI)から発行されたものが必要です。学校の指定を外すと申請自体が進みません。

2

PAL/TALと資金証明をそろえる

州政府の証明書に加え、学費とは別に生活費の資金証明が求められます。基準額は年2万カナダドル台です。

3

オンライン申請と指紋登録

申請料C$150とバイオメトリクス料C$85を支払い、指紋登録に進みます。入学の数ヶ月前から動くのが安全です。

この章に出てくる用語

DLI=カナダ政府が留学生の受け入れを認めた指定校。ここ以外では学生ビザが取れない

LOA=学校が発行する入学許可書。ビザ申請の必須書類

PAL/TAL=州が発行する受け入れ証明書。2024年から必要になった

資金証明=学費とは別に生活費をまかなえる残高を示す書類

バイオメトリクス=指紋と顔写真の登録。申請料とは別に費用がかかる

アメリカ留学のビザ制度と取得手順

フルタイムで学ぶ場合はF-1ビザが基本です。週18時間以上の受講が目安になります。

1

SEVP認定校からI-20を受け取る

入学許可とあわせて発行される在学資格証明です。ここが遅れると全体が後ろにずれます。

2

SEVIS費とビザ申請料を支払う

SEVIS費350ドルとビザ申請料185ドルは別費用です。支払い後にDS-160を送信し、面接を予約します。

3

大使館・領事館で面接を受ける

留学目的と帰国意思、資金の裏づけを英語で説明します。夏前は予約が混みやすい時期です。

この章に出てくる用語

F-1ビザ=フルタイムで学ぶ留学生向けの学生ビザ。週18時間以上なら必要

SEVP認定校=アメリカ政府が留学生の受け入れを認めた学校

I-20=学校が発行する在学資格証明書。ビザ申請と入国で使う

SEVIS=留学生を管理する政府のシステム。登録料がかかる

DS-160=ビザ申請のオンライン申込フォーム

ビザ審査で差が出る3つの注意点

落ちる理由は語学力ではなく、書類と説明の整合性です。

資金証明の不足:学費と生活費を別々に見られます。残高の出どころも説明できる状態にしておきます
留学目的の説明が弱い:学ぶ内容と帰国後の計画がつながっていないと、就労目的と受け取られます
スケジュールの余裕不足:カナダは審査が10週間前後かかることもあり、アメリカは面接枠が埋まります

留学カウンセラー
りょう

私が相談を受けるなかで多いのが「出発の2ヶ月前に動き出して間に合わなかった」というケースです。どちらの国でも、入学の半年前から逆算しておくと選択肢が減りません。

カナダとアメリカ留学の就労ルール比較

ここが2カ国でもっとも大きく違う部分です。

「働けるかどうか」で総額も変わります。

カナダ・学外アルバイト

条件を満たす課程なら学期中は週24時間まで

カナダ・語学学校のみの留学

語学課程だけの在籍では就労が認められない

不可

アメリカ・学内アルバイト

学期中は週20時間までキャンパス内で就労可

条件付き

アメリカ・学外アルバイト

CPT・OPTなどの許可がない就労は認められない

不可

カナダ留学中に働ける条件

2024年11月以降、学外就労の上限は週20時間から週24時間に拡大されています。

対象:大学・カレッジなど、就労が認められる課程にフルタイムで在籍していること
上限:学期中は学外で週24時間まで、学校が定める長期休暇中はフルタイムも可能
必要な手続き:社会保険番号(SIN)の取得。掛け持ちする場合は合計時間で管理する
違反時:上限超過や在籍状況の悪化は、ビザ取り消しの対象になる

この章に出てくる用語

SIN=カナダで働くために必要な社会保険番号

フルタイム在籍=学校が定める授業時間を満たしている状態

長期休暇=学期の間の休み。この期間はフルタイムで働ける

アメリカ留学中に働ける条件

F-1では学外就労が原則できず、収入で生活費を補う前提は立てられません。

学内就労

上限学期中は週20時間まで
職種図書館・学食・学内オフィスなど

CPT(在学中の実習)

条件在籍期間などの要件を満たし許可を得る
範囲専攻に関連する実習に限られる

この章に出てくる用語

学内就労=図書館や学食など、キャンパス内での仕事

CPT=在学中に専攻と関連する実習を行う制度。学校の許可が必要

学外就労=キャンパス外での仕事。F-1では許可なしに働けない

働いて補える生活費の目安

働けるかどうかで、毎月の持ち出し額が大きく変わります。

カナダ
(学外・週24時間)

月18〜19万円

時給17カナダドル台で計算した目安

生活費の大部分を現地収入で賄える水準

アメリカ
(学外アルバイト)

0

許可のない学外就労は認められない

学内就労(週20時間まで)に限られる

※税引き前の目安です。最低賃金は州ごとに異なり毎年改定されるため、渡航先の州の最新額で計算してください。学外就労は対象となる課程に在籍している場合に限られます。

卒業後の就労ビザの違い

カナダはPGWP、アメリカはOPTが代表的な制度で、期間と条件の考え方が異なります。

カナダ|PGWP

期間就学期間に応じて最長3年
職種雇用主・分野の指定なし
条件語学力の証明が必須。学位以外の課程は対象分野リストに該当が必要

アメリカ|OPT

期間最長12ヶ月(STEM分野は最長36ヶ月)
職種専攻に直接関連する仕事に限る
条件学位課程などが対象。語学学校のみでは使えない

期間の差は図で見るとはっきりします。

卒業後に現地で働ける期間の目安

カナダ|PGWP 最長36ヶ月
アメリカ|OPT(一般の専攻) 12ヶ月
アメリカ|OPT+STEM延長 最長36ヶ月

点線=STEM分野のみ加算される24ヶ月

点線の24ヶ月はSTEM分野の専攻でなければ加算されません。専攻を決める段階で、卒業後の期間まで決まってしまう構造です。

※PGWPの対象分野リストや語学要件、OPTの申請手数料は変更されることがあります。2026年9月時点の情報のため、申請前にIRCC・USCISの公式情報で確認してください。

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カナダとアメリカ留学と永住のしやすさ

「卒業後も現地に残りたい」なら、制度として道筋があるのはカナダです。

留学中にも働きたい

生活費の一部を現地収入で補う

カナダ

卒業後に3年働きたい

職種の縛りなく就労できる

カナダ

専門分野で実績を作りたい

専攻に直結する実務経験を積む

アメリカ

将来的に永住を狙いたい

留学から永住までの制度があるか

カナダ

カナダ留学は永住につながるか

留学から就労、そして永住申請へ進む道筋が制度として用意されています。

留学から永住までの道筋

1 対象課程を卒業するPGWPの対象になる課程かどうかが起点
2 PGWPで働く(最長3年)職種の指定がなく、就労経験を積める
3 永住を申請する現地での就労経験が選考で評価される

重要なのは入学前にPGWPの対象になる課程か確認することです。ここを外すと最初の一歩でルートが閉じます。

※永住の選考基準や対象分野は毎年見直されます。最新の要件はIRCCの公式情報で確認してください(2026年9月時点)。

アメリカで永住を目指す難しさ

OPTのあとに就労ビザの壁があり、実力だけでは越えられない仕組みです。

アメリカで働き続けるまでの流れ

1 OPTで働く(12〜36ヶ月)専攻に関連する仕事に限られる
2 H-1Bの抽選に応募する雇用主がスポンサーになることが前提
3 永住権を申請する取得までさらに数年かかるのが一般的

H-1Bは年間85,000枠に対して応募が大きく上回り、抽選になる年が続いています。企業がスポンサーになってくれることが前提です。

つまずきやすい3つのポイント

スポンサー企業探し:留学生を採用しビザ支援まで行う企業は限られる
抽選という運の要素:経歴が優れていても外れることがある
OPT期間の制限:一般の専攻は12ヶ月しかなく、次の手を打つ時間が短い

この章に出てくる用語

H-1B=専門職向けの就労ビザ。年間の枠が決まっており抽選になる年もある

スポンサー企業=就労ビザの申請を支援してくれる雇用主

永住権(グリーンカード)=期限なく住み働ける資格。取得に数年かかる

※H-1Bの枠数は一般65,000+米国修士以上20,000の計85,000(2026年9月時点)。応募状況や制度は年により変わるため、USCISの公式情報で確認してください。

帰国後の就職で評価される経験

国名より「何をどこまでやったか」が見られます。滞在の長さだけでは評価されません。

英語のスコア:TOEIC・IELTSなど、数字で示せる成果を持ち帰る
就労・実習の経験:現地で働いた経験は、業務内容まで説明できると強い
専門性:学んだ分野と志望職種がつながっていると、留学期間の短さは問題になりにくい

カナダとアメリカ留学についてよくある質問

相談の場で実際によく聞かれる内容に答えます。

Q

英語力ゼロでもどちらか行けますか?

A

初級クラスから始められる語学学校はどちらの国にもあります。ただしアメリカで学生ビザを申請する場合は面接があるため、渡航前にある程度の会話力があると安心です。

Q

1ヶ月の短期留学ならどっちがおすすめ?

A

総額差が小さいので、行きたい都市で選んで問題ありません。手続きの手軽さを重視するなら、就学6ヶ月以内でビザ申請が不要なカナダが動きやすいです。

Q

アメリカ留学中にアルバイトはできますか?

A

学内であれば学期中は週20時間まで可能ですが、学外での就労は許可なしには認められません。生活費を現地収入で補う計画は立てないほうが安全です。

Q

カナダの学生ビザは取りにくくなっていますか?

A

発給枠の上限や州の証明書(PAL/TAL)の導入で、以前より書類が増えています。制度変更が続く分野なので、申請時点の公式情報を必ず確認してください。

Q

2カ国を組み合わせる留学はできますか?

A

可能です。カナダで基礎を固めてからアメリカで専門分野に進む組み合わせもあります。ビザの切り替えが絡むため、日程には余裕を持たせてください。

Q

どっちにするか決めきれないときは?

A

「予算の上限」と「働くかどうか」の2つを先に決めると自動的に絞れます。この2点が固まらない段階なら、両国のプランを並べて見積もるのが早道です。

まとめ|カナダとアメリカ留学はどっち

迷っている段階なら、カナダを軸に考えるのが現実的です。

1年の総額が100万円以上安く、条件を満たす課程なら学外で週24時間まで働けて、卒業後もPGWPで最長3年残れます。

一方、学びたい専攻が決まっていて実績をキャリアにつなげたい人にはアメリカです。大学・大学院の選択肢は世界最大級で、STEM分野ならOPTで最長3年の実務経験まで積めます。

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