「留学に行きたいけれど、まとまった休みが取れない」
そんな理由であきらめている方は少なくありません。
ただ、留学は1週間から行けます。
社会人でも有給を3〜5日組み合わせれば、仕事を辞めずに語学学校へ通うことが可能です。
実際に、月曜から金曜まで授業を受けて土曜に帰国する、というスケジュールで渡航する方は年々増えています。
とはいえ気になるのは「一週間で本当に何ができるのか」という点でしょう。
この記事では、「1週間は意味がない」と言われる理由への答えから、7日間の実際の流れと1日の時間割、国別の費用の目安、オーストラリア1週間のシミュレーション費用、2週間との比較まで、1週間の留学のリアルをまとめました。
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目次
社会人が1週間留学に行く理由・メリット

社会人の方が「1週間」という短さを選ぶのには、共通した理由があります。
無料カウンセリングの場でよく挙がるのは、次の3つです。
まとまった長期休暇・有給を経験に活かしたい
いちばん多いのがこのパターンです。
連休や有給が取れたタイミングに合わせて、行ける時期から逆算して国と学校を決めていきます。日程が先に決まっているぶん、準備もスムーズに進みます。
留学を体験してみたいから
いきなり半年や1年は決めきれない。まずは1週間だけ試してみたい、という方も多くいらっしゃいます。
現地の授業を一度受けてみるだけで、留学に対するイメージはかなり具体的になります。
長期留学の前に現地の雰囲気を知りたいから
学校の雰囲気やクラスの国籍構成、街の治安、そして自分の英語がどこまで通じるか。
この4つを自分の目で確かめてから長期留学を決めたい、という「下見」としての使い方です。
つまり1週間の留学は、語学力を伸ばしきるためのものではなく、長期留学を決める前の「お試し留学」として需要が明確にあるということです。
短期留学は社会人にとって、キャリアを止めずに海外経験を積める数少ない手段です。
学生とは違う価値が、ここにあります。
仕事を辞めずに挑戦したい
退職やキャリアの中断を伴わないため、意思決定のハードルが圧倒的に低くなります。
合わなければそこで終われるという気楽さも、最初の一歩には大切です。
英語学習が「続く」状態になる
机の上の勉強が現地で通じた経験は、帰国後の学習を支える燃料になります。
何度も短期留学に行く方が多いのは、この効果を知っているからです。
留学カウンセラー
りょう
社会人の1週間留学は意味がないと言われる理由

「1週間じゃ意味ない」という声は、社会人の方からいちばん多くいただく疑問です。
結論から言えば、語学力のスコアを上げることが目的なら意味は薄く、それ以外の目的なら1週間でも十分に意味があります。
結論
・スコアを伸ばす目的なら、1週間ではほとんど変わりません
・ただし「今の英語がどこまで通じるか」は1週間で確実にわかります
・長期留学に行くかどうかの判断材料が手に入るので、お試しとしては十分に機能します
TOEICなどのスコアは伸びない
1週間の授業時間は、合計しても20〜40時間ほどです。
TOEICやIELTSのスコアを動かすには最低でも2ヶ月以上の学習量が必要なので、1週間では数値はほとんど変わりません。
「留学したのにスコアが上がらなかった」となるのは、期間の問題であって留学そのものの問題ではありません。
移動で授業日数が減るから
1週間のうち、日曜は移動と滞在先への入居、土曜は帰国にあてるのが基本の組み方です。
欧米なら往復で最大2日が移動に消え、さらに月曜はレベルチェックテストとオリエンテーションで半日になります。実質的に通えるのは3〜4日ということも起こります。
1日あたりの費用が高くつくから
航空券の金額は、1週間でも1ヶ月でも変わりません。
そのため滞在が短いほど1日あたりの単価は上がります。フィリピン留学の試算では、1週間なら1日あたり約2.6万円、4週間なら約1.6万円と1.5倍以上の差がつきます。
どれも事実なので、この3つを期待して出発すると「意味がなかった」で終わってしまいます。
一方で、実際に1週間で行った方の受け取り方はこうです。
英語力について
「割といけるっしょって思ってたけど伝わらないことが多いし、単語も出なくなる。でも英語喋れなくてもみんなフレンドリーで優しいから、ゆっくりでも話を聞いてくれるし、理解しやすいように工夫して話してくれます」
クラス分けについて
「ほとんどの語学学校がレベル別のクラス分けがあるから心配いらないよ。実際に「中学英語レベル」から始めた人もたくさんいます」
「1週間の留学って意味あんの??」
「私はあった!英語を使って生活してみて、もっと話したいって思ってモチベが上がった。1週間でも人生変わったって人、実は多い」
1週間の留学のスケジュール例

ここからは、1週間の留学が実際にどんなスケジュールになるのかを見ていきます。
多くの場合は「日曜に現地入りし、月曜から金曜まで語学学校に通い、週末に帰国する」という形です。
7日間の流れと、語学学校の1日の時間割の2つに分けて紹介します。
1週間の留学は日曜到着・月曜入学・金曜修了が基本
世界中の語学学校の多くは、月曜日を入学日としています。
毎週月曜に新しい生徒を受け入れ、初日にレベルチェックテストとオリエンテーションを行うのが一般的な流れです。
そのため1週間の留学では、前日の日曜までに現地入りするスケジュールを組むのが基本になります。
実際の7日間はこのように進みます。
現地に到着・滞在先へ
空港に学校の送迎が来るプランが多く、そのままホームステイ先か寮に入ります。両替とSIMの手配、翌日の通学ルートの確認までを初日に済ませておくと安心です。
レベルチェックとオリエンテーション
午前にテストを受けてクラスが決まり、午後から授業に合流するのが一般的です。校内ツアーや自己紹介があるため、実質的な授業は半日程度になることもあります。
授業に慣れ、クラスメイトと打ち解ける
2日目・3日目あたりで先生の英語のスピードに耳が慣れてきます。ランチや放課後のアクティビティで話す相手ができるのもこのタイミングです。
いちばん伸びを感じる2日間・修了証の授与
英語で聞き返す、言い直すことに抵抗がなくなる時期です。金曜の最終日には修了証(Certificate)が渡される学校が多く、クラスメイトとの写真撮影で締めくくります。
観光、または帰国
近場の国なら土曜を丸一日観光にあてて夜の便で帰国、遠い国なら土曜の朝に出発して日曜に帰国、という組み方になります。
語学学校の1日のタイムテーブル
語学学校の授業は、午前中心のコースで1日4時間前後、集中コースで6時間前後が目安です。
フィリピンのようにマンツーマン主体の学校では、1日6〜8コマが組まれることもあります。
※学校・コース・国により時間割は異なります。申し込み前に必ずスケジュールを確認してください。
社会人の1週間留学におすすめのタイミング
1週間の留学を検討する方の多くが社会人です。
ここでは「休みをどう作るか」という、いちばん現実的な問題を具体的に解決していきます。
有給5日と土日を組み合わせれば授業5日を確保できる
語学学校が月曜入学・金曜修了である以上、授業を5日フルに受けるなら平日5日が必要です。
ただし前後の移動を土日にあてれば、実際に使う有給は5日で済みます。
※金曜の便が取れない場合は土曜出発になり、日曜到着のスケジュールは変わりません。
有給を3日しか取れない場合は、授業を月〜水の3日間だけにするか、水曜入学を受け付けている学校を探すことになります。
ただし語学学校は週単位の料金設定が基本なので、途中入学でも1週間分の授業料がかかる点には注意してください。
GW・お盆・年末年始なら有給2〜3日で行ける
祝日が並ぶ時期を狙えば、消費する有給はさらに減ります。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は会社の一斉休業と重なることも多く、社会人の1週間留学がもっとも組みやすいタイミングです。
1週間の留学におすすめの国

1週間の留学は、行き先の選び方で満足度がはっきり分かれます。
移動が短く、5日間の授業をまるまる確保できる国ほど、同じ費用と同じ休みから引き出せるものが大きくなります。
社会人の1週間留学におすすめの国を、ランキング形式でまとめました。
※費用は航空券・授業料・滞在費・保険を含めた総額の目安です。時期と為替で大きく変動します。
一方でイギリス・アメリカ本土・マルタは片道15時間前後かかるため、1週間だと授業に出られるのは3〜4日です。2週間以上の日程が取れるタイミングまで待つか、「語学よりも街を体験する」と目的を切り替えたほうが後悔しません。
1週間の留学の費用

1週間の留学にかかる費用は、渡航先と滞在方法でほぼ決まります。
まずは何にいくらかかるのか、内訳から見ていきましょう。
国別に見る1週間の留学費用の目安
航空券を含めた総額の目安です。
同じ1週間でも、行き先によって3倍近い差がつきます。
| 渡航先 | 総額の目安(1週間) | 特徴 |
|---|---|---|
| 1フィリピン(セブ) | 約15〜22万円 | 寮・食事込みのパッケージが中心。マンツーマン授業の量に対して最安クラス |
| 2韓国・台湾 | 約15〜25万円 | 航空券が安く、移動の負担も最小。英語だけでなく韓国語・中国語の選択肢も |
| 3ハワイ | 約25〜38万円 | 日本人に人気の分、費用は高め。時差ボケが少なく治安面の安心感がある |
| 4オーストラリア・カナダ | 約28〜42万円 | 多国籍の環境で学べる定番。1週間だと航空券の比率が高くなる |
| 5マルタ | 約30〜42万円 | 英語が公用語のEU圏で学費は欧米より安め。ただし直行便がなく、往復の移動と航空券の負担が大きい |
| 6イギリス・アメリカ本土 | 約32〜50万円 | 1週間ではコスト効率が下がりやすい。2週間以上での渡航がおすすめ |
※航空券・授業料・滞在費・保険を含めた総額の目安です。時期と為替で大きく変動します。
※下限は入学金・教材費と渡航認証の申請料まで含めた実質的な最低ラインです。
1週間留学のシミュレーション費用
目安の幅だけでは自分のケースに当てはめにくいので、オーストラリアの語学学校にホームステイで1週間通う場合を、項目ごとに積み上げてみます。
| 項目 | 金額(1週間・豪州) |
|---|---|
| 学費 | 約35,000〜51,000円 |
| 入学金 | 約25,000〜36,000円 |
| 教材費 | 約3,000〜9,000円 |
| 学校計 | 約63,000〜96,000円 |
| 宿泊手数料 | 約38,000〜45,000円 |
| ホームステイ(朝夕食付) | 約44,000〜49,000円 |
| 空港送迎 | 約25,000〜29,000円 |
| 滞在計 | 約107,000〜123,000円 |
| 航空券(往復) | 約100,000〜180,000円 |
| ETA(観光ビザ) | 約2,200円 |
| 海外保険 | 約4,000円〜 |
| その他計 | 約106,000〜186,000円 |
| 総額 | 約30〜38万円(目安35万円) |
※オーストラリアの語学学校でホームステイ(朝夕食付)を利用した場合の試算です。学校・コース・時期・為替により変動します。
2026年7月23日更新 2026年8月5日
1週間の留学費用を抑える3つの方法
削るべきは授業ではなく、渡航にまつわるコストです。
次の3点を押さえるだけで、総額は数万円単位で変わります。
オフシーズンを狙う
2〜3月や10〜11月は航空券が落ち着き、語学学校の日本人比率も下がります。学習環境と費用の両面で有利になる時期です。
近距離のアジア圏を選ぶ
航空券が総額に占める割合を下げられます。同じ予算で授業のコマ数を増やせるのが、短期留学における最大の節約です。
エージェントに一括で見積もりを取る
同じ都市でも学校によって週あたりの授業料は変わります。夢カナ留学では複数校を比較したうえで、日程と予算に合うプランを無料で提案しています。

こんな人には2週間の留学がおすすめ

ここまで読んで「1週間だと短いかもしれない」と感じた方もいると思います。
移動にかかる日数は1週間でも2週間でも変わらないため、追加した1週間はそのまま授業日数に上乗せされます。
判断材料として、1週間と2週間の違いをまとめておきます。
1週間と2週間を比べた早見表
フィリピン留学を例に、両者の違いをまとめました。
| 項目 | 1週間 | 2週間 |
|---|---|---|
| 授業日数 | 5日 | 10日 |
| 費用の目安 | 約18万円 | 約28万円 |
| 必要な有給 | 5日 | 10日 |
| 英語の変化 | 話す抵抗が減る | 聞き取りにも慣れてくる |
| 現地の生活 | 慣れる前に終わる | 週末を2回使える |
※フィリピン留学で航空券7万円前後を含めた試算例です。国・学校・時期・為替により変動します。
1週間と2週間で迷ったときの判断基準
単純に「長いほうがいい」と決めつける必要はありません。次の基準で選んでみてください。
1週間で十分な人
・有給を5日しか使えない
・まず海外を体験したい
・長期留学の下見が目的
・予算を20万円前後に抑えたい
2週間にしたい人
・英語の変化を実感したい
・欧米の遠い国に行きたい
・現地の生活になじみたい
・1日あたりの単価を下げたい
なお、2週間でも足りないと感じるなら1ヶ月が次の選択肢になります。
1ヶ月あれば生活のリズムができ、自分の英語の変化を自覚できるようになります。
1週間の留学の準備と過ごし方
1週間の留学は、長期留学よりも準備の質が結果を左右します。
現地に着いてから考え始めると、それだけで1日が終わってしまうからです。
出発までの3ステップ
目安は1ヶ月前から。
短期のプログラムは直前でも申し込める学校がありますが、航空券の価格と滞在先の選択肢を考えると、早めに動くほど有利です。
30日前|国と学校を決めて申し込む
授業のコマ数、日本人比率、滞在先の3点で学校を絞り込みます。同時に航空券を押さえ、月曜入学に間に合う便かを必ず確認します。
14日前|渡航手続きと保険を済ませる
電子渡航認証の申請、海外旅行保険の加入、パスポートの残存期間の確認。滞在期間プラス6ヶ月以上の残存を求める国が多いので注意が必要です。
7日前|週末の予定と英語の型を用意する
土日に行きたい場所を決めておき、自己紹介と「もう一度言ってもらえますか」などの決まり文句を口に出せる状態にしておきます。
1週間の留学でも学生ビザが必要になるケース
結論から言えば、多くの国では3ヶ月以内の語学留学に学生ビザは必要ありません。
ただし例外があります。
| 国 | 1週間の留学で必要な手続きの目安 | 申請料(2026年9月時点) | 申請の目安時期 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | ESTAで渡航可。ただし週18時間以上の授業や、進学を目的とした正規コースを受ける場合は学生ビザ(F-1)が必要になることがあります | 40.27ドル(約6,200円) 2025年9月30日に21ドルから改定 | 遅くとも搭乗の72時間前まで(2週間前の申請が安心) |
| カナダ | 6ヶ月以内の就学は学生ビザ不要。空路での入国にはeTAの取得が必要です | 7カナダドル(約800円) | 航空券を手配したらすぐ(多くは数分〜72時間で承認) |
| オーストラリア | 3ヶ月以内の就学なら学生ビザ不要。ETA(subclass 601)の取得が必要です | 20豪ドル(約2,200円) 公式アプリからの申請のみ | 出発の2〜3週間前 |
| イギリス | 短期の就学は学生ビザ不要。2025年1月8日の入国分から、日本国籍もETA(電子渡航認証)が必須です | 20ポンド(約4,200円) 2026年4月8日に16ポンドから改定 | 出発の3日前までに(申請料は毎年4月に改定) |
| フィリピン | 30日以内は観光での入国が可能。語学学校で学ぶ場合はSSP(特別就学許可証)が必要です | 7,800ペソ(約1万9,000円) 2025年7月1日に6,800ペソから改定。手数料込みで12,040ペソ(約2万9,500円)を提示する学校もあります | 入学後に学校が代行(現地払いが多い) |
| ニュージーランド | 3ヶ月以内の就学は学生ビザ不要。NZeTAの取得が必要です | 17ニュージーランドドル(アプリ申請/約1,500円) +国際観光税(IVL)100ニュージーランドドル(約9,000円) | 出発の1ヶ月前が目安(承認に最大72時間) |
※渡航条件は変更されることがあります。申し込み前に必ず各国大使館や公式サイトで最新情報をご確認ください。
※こちらは2026/9/9時点の情報です。円換算は1米ドル153.3円、1ポンド207.9円、1豪ドル110.9円、1カナダドル111.3円、1ニュージーランドドル89.8円、1ペソ2.45円で計算しています。
留学カウンセラー
りょう

2026年7月15日更新 2026年8月4日
1週間の留学のよくある質問
相談の場でよくいただく質問をまとめました。
同じ疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
2026年7月13日更新 2026年8月5日
まとめ|一週間の留学は次につながる
1週間の留学でペラペラになることはありません。
それでも、話すことへの抵抗をなくし、自分に足りないものをはっきりさせ、次の一歩を決めるには十分な長さです。
この記事のまとめ
どの国なら授業日数を確保できるのか、自分の有給の日数で何日通えるのか。
このあたりは日程表に落とし込んでみないと分かりません。
夢カナ留学はカウンセラー全員が留学経験者で、相談は無料です。
まずは「この時期に1週間だけ行けそうか」を一緒に確かめるところから始めてみてください。





