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こんなにあるの?就職、英語、費用など留学6つのデメリットを徹底的に挙げてみた!

更新日:2022.04.03

こんなにあるの?就職、英語、費用など留学6つのデメリットを徹底的に挙げてみた!

英語をマスターして海外に就職したい。海外で学んでみたい。海外で生活して、自分自身を変えたい。留学やワーホリで海外生活をしてみたい。留学をしてみたいという理由は人それぞれだと思います。

また、留学を終えて帰国した人から、「留学行かなきゃよかった。」というセリフを聞いたことはないと思いますし、留学を経験している人は何となく自信にあふれ、魅力的に見えたりします。

しかし、留学行こう!!という前に留学のデメリットを理解していますか?

留学のキラキラしたところだけを見ていませんか?

今回の記事は留学のデメリットを徹底的に挙げ、その現実を知ったうえでも留学をしたいと思えるか、あなたに問いかける内容の記事になっています。

ちょっと怖いな、と思う人もいるかもしれませんが、勇気をもって本記事を読んでみてください。

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留学する前に知っておきたい6つのデメリット

では、留学する前に知っておきたい6つのデメリットについてお伝えいたします。

1.思ったより費用がかかる

「留学は思ったより費用がかかる。」という声は留学を考え始めた人からよく聞く声です。たとえば100万円というお金が手元にあったらどう思いますか?普通に考えると大金だと思うはずです。

しかし、留学でいえば3ヶ月程度の留学費用にしかなりません。1年の留学となると相場は生活費も合わせると300〜500万円ほどで、現地で就労できるワーキングホリデーですら100〜200万円ほどは見ないといけません。

おおよその費用でいうと、語学学校は月10〜15万円、ホームステイは月6〜8万円、航空券代は往復10〜15万円、保険代は月1〜2万円、空港送迎は1〜2万円。それ以外にも現地で参加するアクティビティやお小遣い、長期留学やワーホリであればビザ申請料などもかかります。

こうして必要な費用を並べてみると、留学は意外とお金がかかるのがわかります。費用に関しては自分のしたい留学のイメージを作り、実際の予算を算出し、その目標予算に向けてお金を貯めていくしかありません。

正確な留学費用を自分でだすのは難しいため、留学エージェントに相談し、見積りをだしてもらうとよいでしょう。

留学エージェントでは語学学校によるキャンペーンや格安で留学できる国の情報も教えてくれたりもします。相談は無料ですので、留学費用の目安を知るうえでも無料カウンセリングを一度受けてみると目標ができるのでおすすめいたします。

2.英語が身につくとは限らない

英語を身につけるために留学に行くのに英語が身につくとは限らない、と聞くと身も蓋もない気がしますが、これは実際にあり得る話です。

英語が身につかない一番大きな要因としては、日本人同士固まってしまい学校以外で英語を使わなくなってしまうことです。

これを防ぐには、できる限り日本人同士固まりすぎないように意識するしかありません。どの国、都市に行っても日本人がいない国や都市はありません。そのため、英語に自信がなくても、学校の休憩時間やアクティビティ参加時にできるだけ他国の留学生と話すように意識しましょう。

とはいえ、日本人を完全に拒否するという意味ではありません。留学でストレスを抱えすぎて学校に行きたくない、となると本末転倒です。

たまには日本語を話し、ストレスを解消することも必要で、日本人留学生同士のコミュニティもある程度はもっておいたほうがよいでしょう。

なんでもやりすぎはいけませんので、日本人同士固まりすぎないように、また極端に避けすぎないように意識しましょう。

3.就職に有利になるとは限らない

大学卒業後の就職になった場合、就職に有利とされる新卒枠を捨てることになります。また、留学やワーホリの経験があるから英語を使う仕事が見つかるというわけではありません。

海外で英語を身につければ、それだけで就職につながるというのも安易な考えといえます。英語を話せる人材はたくさんいます。英語も話せるに越したことはありませんが、それよりも企業が求めているのは留学生の海外での成長や対応力です。

留学は英語力の向上もそうですが、異文化を経験することによって対応力やコミュニケーション力がつき、英語よりもそちらを重視する企業も多いのです。

新卒枠を捨てたからといってすべてが不利に働くわけでも、逆に留学に行ったからといってすべてが有利に働くわけではありません。留学で何を得て、学んできたかが大事になってきますので、英語以外の強みを持ち帰れるように意識して留学しましょう。

4.病気や怪我

日本でも病気、けがはありますが、海外では家族もいないことに加え、万が一のことが起こった際には英語で対応しなければいけない場合も多いです。

この病気、けがの予防策として必ずしておかないといけないのは海外旅行保険の加入です。海外旅行保険は現地での保険代が支払われるだけでなく、多くの場合、通訳サービスがついていて、病院との仲介をしてくれたり、日本語が通じる病院の紹介をしてくれます。

海外で起こる病気、けがに備えるためにも海外旅行保険の加入は必須といえます。

5.ホームシック

入国当初は慣れない環境からホームシックになってしまう人もいます。住み慣れた家を離れ、周りには家族や友人もいない。英語の意味がわからず、最悪ホームステイ先で部屋に閉じこもってしまう場合もあります。

ホームシックを防ぐには、無理しすぎず、できるだけ家族や友人と連絡をとり、適度に日本語を話し、日本に触れることです。何事もいきなり環境を変えすぎるのは強いストレスになります。

慣れてきたらだんだんと離れるイメージで海外生活を送るとよいです。はじめのうちは甘えられる人に甘えるようにしましょう。

また、孤立することもホームシックにつながりますので、ホームステイ中はできるだけリビングにいてファミリーのなかにいるようにしましょう。

その空間にいるだけでコミュニケーションのきっかけが生まれ、家族の輪にとけこむチャンスが多くなります。

6.逆カルチャーショック

留学が充実しすぎて、帰国してからもあの頃に戻りたいとずっと思ってしまい、現実逃避をしてしまう人もいます。当たり前だった日本の慣習も気になってしまい、逆カルチャーショックの状態になってしまうのです。

これを防ぐには留学中に期限があることをしっかり意識することです。どれだけ留学が充実していても、いつかは終わりが来ます。その期限を意識し、留学で得た経験をどうやって日本で活かそうかと意識するだけで、帰国後の動きや気持ちが変わってきます。

それでもまた留学に行きたいと思うのであれば、再度留学に行くために日本でどのような準備をするのかを考え、行動すれば帰国後の日本での生活も充実したものになるはずです。

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それでも留学をすすめる理由

これだけデメリットを挙げられると、留学へ行く気持ちが下がってしまった人もいるかもしれません。しかし、これらのデメリットがあったとしても留学に行きたい気持ちがある人は行くべきだと強くおすすめします。

その理由としては長い人生において得られるものが莫大だからです。それは英語力だけでなく、留学に行かなかったら出会えなかった人との出会い、いろんな国の留学生と過ごすことで得られる異文化対応力、家族も友人も頼らずに自身で道を切りひらく自立の力、日本では得られることができないことがたくさんあります。

トータル的にいえることは、留学はたしかにデメリットもありますが、得られるメリットのほうがはるかに大きいということです。

まとめ

これまで6つのデメリットを伝えてきましたが、そのすべてに対応策を述べてきました。最後に6つのデメリットと、それに対する対応策をまとめたいと思います。

≪留学の6つのデメリットと対応策≫

思ったより費用がかかる

正確な予算を算出し、その目標金額に向けて貯金をする。

留学費用をだすために留学エージェントに相談することをおすすめします。

英語が身につくとは限らない

日本人同士で固まらないように意識して留学生活を送る。

具体的には学校の休憩時間やアクティビティでほかの国の留学生とコミュニケーションをとるようにする。ただし、日本人を極端に避けるようなことまではしなくても大丈夫。

就職に有利になるとは限らない

現地では英語だけでなく、自分の強みになることを得られるように意識して生活する。他国の留学生とのコミュニケーションや海外で経験できるさまざまなことが、就職の際に自分の強みとして発揮されることも多い。

病気や怪我

高額な保険代のカバーという意味合いだけでなく、いざというときの通訳や日本語の通じる病院の紹介も受けられるため、海外旅行保険には加入しておく。

ホームシック

特に入国当初は頑張りすぎず、家族や友人とも適度に連絡をとり、いきなり日本の環境を遮断するようなことはしない。だんだんと環境に慣れていくように意識して生活する。

逆カルチャーショック

留学には期限があることを認識し、その期間のなかで得たものを、帰国後どうやって活かそうか意識して留学生活を過ごす。また留学したいと思った場合も、帰国後に日本でどのような行動をすればそれが実現できるか、日本での行動を想像して留学生活を過ごす。

物事にはメリット、デメリットがあるのがつきものですが、留学のデメリットをしっかり認識し、対応することで、留学のメリットを最大限に享受できます。留学をせずに後悔する人はいても、留学をして後悔している人は聞いたことがありません。

対応策さえ実行すれば、おのずとメリットのほうが大きい留学になるはずですので、ぜひ本記事のデメリット対応策を留学前、留学中に実行してみてください。皆さんの留学が最高のものになることを祈っています!

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