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メルボルン留学の費用は?学校・生活費・治安を解説【2026年最新】

更新日:2026.08.17

メルボルン留学の費用は?学校・生活費・治安を解説【2026年最新】

メルボルンは「世界で最も住みやすい都市」の常連として知られ、日本人にも人気の留学先です。

ただ、人気だからこそ情報が多く、費用も「100万円」から「500万円」までバラバラで、自分の場合はいくらなのかが見えづらいのが実情です。

費用が大きく変わる理由はシンプルで、選ぶ留学スタイルによって前提がまったく違うからです。

語学留学なのか、働けるワーホリなのか、進学なのか。ここが決まらないまま金額だけを比べても、答えは出ません。

そこでこの記事では、まず30秒の診断であなたのスタイルを絞り込み、そのうえで費用・語学学校・生活・ビザまでまとめました。

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語学留学の費用と特徴 ›

ワーホリ+語学学校の費用と特徴 ›

TAFE(州立の専門学校)の費用と特徴 ›

大学・大学院進学の費用と特徴 ›

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. メルボルン留学の基本情報
  2. 2. メルボルン留学が選ばれる5つの理由
  3. 3. メルボルン留学の種類と費用の目安
  4. 4. メルボルン留学と他都市を比較
  5. 5. メルボルン留学で失敗しない語学学校の選び方
  6. 6. メルボルン留学中の生活のリアル
  7. 7. メルボルン留学の準備とビザ|出発までの流れ
  8. 8. メルボルン留学のよくある失敗とQ&A
  9. 9. まとめ|メルボルン留学の最初の一歩

メルボルン留学の基本情報

メルボルンは、オーストラリア南東部にあるビクトリア州の州都です。

留学生の受け入れが盛んな都市で、語学学校から大学まで選択肢が揃っています。

まずは押さえておきたい4つのポイントです。

メルボルンの基本情報

日本との時差

+1時間

直行便の所要時間

約10時間

季節

日本と真逆

1オーストラリアドル

約112円

時差はわずか1時間で、直行便なら約10時間。日本と連絡を取りやすい距離感が、はじめての長期滞在でも安心につながります。

なかでも最初に押さえておきたいのが季節です。南半球にあるため、日本と季節が正反対になります。

メルボルンの季節と渡航しやすい時期

12〜2月
3〜5月
6〜8月
9〜11月
25〜30度
15〜22度
13〜15度
17〜24度
語学学校の
入学しやすさ
混雑 狙い目 狙い目 やや混雑

日本の年末年始にあたる12〜2月がメルボルンの夏で、留学生が最も集中します。逆に3〜8月は比較的空いており、少人数のクラスで学びやすい時期です。

※気温は最高気温のおおよその範囲です。年により変動します。

そしてメルボルンを語るうえで欠かせないのが「1日のうちに四季がある」と言われるほどの気温差です。

朝は10度、昼は25度、夕方に雨で15度、といった変化が実際に起こります。

このため現地の人は、季節を問わず薄手の重ね着+羽織るものという服装が基本になっています。

メルボルン留学が選ばれる5つの理由

数ある留学先のなかで、メルボルンが選ばれる理由は明確です。

他の都市では代えがきかない5つの特徴を挙げます。

留学カウンセラー
りょう

相談で「シドニーとメルボルンで迷っています」と言われたとき、私がよく聞くのは「働きたいですか、それとも学びたいですか」です。求人量ならシドニー、生活のしやすさと学びの環境ならメルボルン、という選び方をすると迷いが減ります。バリスタに興味があるなら、メルボルン一択で問題ありません。

①メルボルンは治安と住みやすさの評価が世界トップクラス

メルボルン留学が支持される最大の理由は、都市そのものの完成度の高さです。

イギリスの調査機関による世界の住みやすい都市ランキングで、2011年から2017年まで7年連続で1位を獲得しました。

2026年7月に発表された最新版でも、コペンハーゲン・ウィーンに次ぐ世界3位にランクインしています。医療と教育の項目は満点評価です。

評価されているのは、治安・医療・教育・インフラという生活の土台の総合力です。

初めての海外生活でつまずきにくい環境が整っている、と言い換えることもできます。

2026年の最新ランキングでも世界3位。生活の土台が整っている

②メルボルン留学の象徴|カフェ文化とバリスタコース

メルボルン留学を他都市と分ける決定的な要素が、根づいたカフェ文化です。

ヨーロッパからの移民が持ち込んだコーヒー文化が街全体に広がり、路地裏にまで個人経営のカフェが並びます。

この土壌があるため、バリスタコースを開講する語学学校が多いのがメルボルンの特徴です。

エスプレッソの抽出とラテアートの基礎を、数日から数週間の短期で学べる
修了証がカフェ求人に応募する際の武器になる
語学学校の一般英語コースに追加して受講できる学校が多い

学んだ技術がそのまま仕事につながる、メルボルンだけの循環

③メルボルン留学は多文化都市で日本人比率が分散しやすい

メルボルンは世界各国からの移民が暮らす多文化都市です。

街を歩けば、英語以外の言語が飛び交っているのが日常の風景になっています。

この構成は語学学校のクラスにも反映され、南米・ヨーロッパ・アジアと国籍がばらけやすい傾向があります。

日本人だけが固まりにくいため、教室の外でも英語を使う場面が増えます。

日本人がいないのではなく、国籍が分散しているのが強み

④メルボルン留学から世界水準の大学に進学できる

メルボルンには、メルボルン大学やモナシュ大学など世界ランキング上位の大学が集まっています。

語学学校から大学へ進むルートも整っており、あとから進路を広げやすいのが利点です。

「まず語学留学で行って、続けたくなったら進学を考える」という選び方ができます。

進学を視野に入れるなら、提携先を持つ語学学校を選んでおくと後の手続きが楽になります。

入口は語学留学、出口は進学まで。選択肢を残せる都市

⑤無料トラムゾーンでメルボルン留学の生活費を抑えられる

メルボルンの市内中心部には、トラムの無料乗車エリアがあります。

語学学校の多くがこのCBD内にあるため、通学圏内なら交通費がかからないケースが少なくありません。

交通費は月約1.7万円(A$150前後)かかるため、ここが浮くと年間で20万円近い差になります。

加えて、全豪オープンやF1グランプリなど街ぐるみのイベントが多く、留学中の楽しみにも困りません。

学校がCBD内なら、交通費を年20万円近く節約できる

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メルボルン留学の種類と費用の目安

メルボルン留学は、大きく4つのスタイルに分かれます。

費用と「働ける時間」はトレードオフの関係にあるため、まず全体の位置づけを図で確認してください。

図に出てくるTAFE(テイフ)は、オーストラリア各州が運営する公立の専門学校のことです。

日本の専門学校にあたる位置づけで、調理・ビジネス・保育・ITなどを実務中心で学べます。

4つのスタイルの位置づけ

費用が安い ←           → 高い

語学留学
3か月
ワーホリ
1年
TAFE
1年
大学・大学院
1年
90〜130万
195〜320万
270〜380万
430〜640万

働ける時間 少ない ←     → 多い

語学留学
(観光ビザ)
就労不可
TAFE
2週48時間
大学・大学院
2週48時間
ワーホリ
時間制限なし

表示金額はいちばん高く見えても、働ける時間が長いほど手元の負担は下がります。ワーホリの総額が大きく見えるのは、生活費1年分を含んでいるためです。

※費用は授業料・滞在費・生活費・航空券・保険を含む目安です。学校・滞在方法・時期・為替により変動します。本記事の金額はすべて日本円を基準に表記し、1オーストラリアドル=約113円で換算しています(括弧内は現地通貨)。

語学留学|3か月 約90〜130万円

最もスタンダードなスタイルです。

3か月以内なら電子渡航許可のETAで通えるため、手続きの負担が軽いのが利点です。

語学留学 早見表

期間の目安
1か月〜1年
費用の目安
3か月 90〜130万円/半年 165〜240万円
授業料
週 約3.4〜5.4万円(A$300〜480)
必要なビザ
3か月以内はETA/3か月超は学生ビザ

まずは英語だけに集中したい人の王道ルート

メルボルンには多数の語学学校があり、一般英語だけでなくIELTS対策やビジネス英語、バリスタコースまで選べます。

注意したいのは、観光ビザ(ETA)では働けないことです。

滞在費をすべて貯金から出す前提になるため、3か月を超えるなら学生ビザやワーホリとの比較が必要になります。

ワーホリ+語学学校|1年 約195〜320万円

18歳から30歳までが使えるワーキングホリデービザで、働きながら滞在するスタイルです。

最初の3〜4か月を語学学校に充て、その後に仕事を探す流れが定番になっています。

ワーホリ+語学学校 早見表

期間の目安
最長1年(条件を満たせば延長も)
費用の目安
1年 195〜320万円(現地収入で一部回収可)
就学の上限
最長4か月まで
働き方
時間制限なし。同一雇用主のもとは原則6か月まで

最低時給 約2,960円(A$26.44)。働いた分を生活費に回せる唯一のスタイル

ワーホリ最大の強みは、費用を現地で取り戻せることです。

2026年7月1日の改定で、オーストラリアの全国最低賃金は時給約2,960円(A$26.44)になりました。

有給休暇がないカジュアル雇用なら割増が加わり、約3,700円(A$33.05)が最低ラインです。

ただし、就学できるのは最長4か月まで。「英語をしっかり学んでから働きたい」という場合は、学生ビザのほうが合うこともあります。

TAFE・専門コース|1年 約270〜380万円

あらためて、TAFE(Technical and Further Education)はオーストラリア各州が運営する公立の専門学校です。

日本の専門学校にあたりますが、州が運営しているため学費が私立より抑えられるのが特徴です。

調理・製菓・ビジネス・保育・IT・美容など、分野は幅広く用意されています。

資格は期間の短い順にCertificate(サーティフィケート)、Diploma(ディプロマ)、Advanced Diplomaと段階があり、上に進むほど大学への編入で認められる単位が増えます。

TAFE・専門コース 早見表

期間の目安
半年〜2年
費用の目安
1年 270〜380万円
主な分野
調理・製菓・ビジネス・保育・IT・美容など
入学の条件
IELTS5.5前後が目安(コースにより異なる)

英語+手に職。学生ビザなら2週間で48時間まで働ける

語学学校からTAFEへ進むケースが多く、英語力が足りなければ語学学校の進学コースで条件を満たす方法もあります。

大学より学費が抑えられ、それでいて学生ビザで働けるため、費用と滞在期間のバランスが良い選択肢です。

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大学・大学院進学|1年 約430〜640万円

メルボルン大学・モナシュ大学・RMIT大学など、世界的に評価の高い大学が集まる都市です。

費用は最も高くなりますが、その分だけ得られる資格と進路の広がりも大きくなります。

大学・大学院進学 早見表

期間の目安
大学3年/大学院1〜2年
費用の目安
1年 430〜640万円
入学の条件
IELTS6.5前後が目安(学部により異なる)
卒業後
条件を満たせば卒業生ビザで現地就労を目指せる

費用は最大。ただし現地キャリアまで見据えられる唯一のルート

直接の入学が難しい場合は、大学付属のファウンデーションコース(進学準備課程)やTAFEからの編入という道もあります。

なお、卒業生ビザの申請料は改定が続いており、卒業後の費用も含めて資金計画を立てることが大切です。

1年で比べる|語学留学とワーホリの実質負担

総額だけを見ると身構えてしまいますが、内訳に分けると「どこを削れるか」が見えてきます。

ここでは条件をそろえるため、どちらも「メルボルンに1年滞在した場合」で比較します。

1年間の費用と実質負担

語学留学 1年 総額 約420万円

授業料170万
滞在125万
生活80万
45万
現地収入は見込まない 実質 約420万円

ワーキングホリデー 1年 総額 約275万円

45万
滞在125万
生活80万
現地収入 −200〜280万 実質 約0〜75万円
授業料 滞在費 生活費 航空券・保険・ビザ 現地で働いて戻る分

総額の差は約145万円ですが、ワーホリは働いた分を戻せるため実質の負担では約350万円もの差がつきます。授業料が少なく、時間制限なく働けることが効いています。

※学校・滞在方法・時期・為替により変動します。語学留学は授業と課題が中心になるため、収入を見込まない前提で計算しています(学生ビザで通う場合は2週間で48時間まで働けます)。ワーホリは語学学校3か月のあとフルタイムで働いた場合の目安で、収入は税引前です。オーストラリアの語学学校の授業料は2024年から2026年にかけて上昇傾向にあり、週あたりA$50〜100ほど上がっている学校もあります。

ただし、ワーホリの収入は仕事が決まって初めて成り立つ数字です。

メルボルンでは仕事が決まるまで2〜4週間かかるのが一般的で、シフトの時間数も保証されているわけではありません。

だからこそ、渡航前に「どの職種を狙うか」「そのために何を用意するか」まで決めておけるかどうかで、実質負担は大きく変わります。

収入を織り込んだ資金計画は自分だけで組み立てるのが難しいため、エージェントに試算してもらうのが近道です。

見落としやすい追加費用

パンフレットの金額だけで予算を組むと、渡航後に足りなくなります。

次の項目は必ず計算に入れておきましょう。

住まいの初期費用約11〜22万円(A$1,000〜2,000)):シェアハウスは入居時にボンド(保証金)と前家賃をまとめて求められます
OSHC・海外旅行保険1年 約7〜10万円):学生ビザは留学生健康保険(OSHC)への加入が必須です
交通費(Myki)月 約1.7万円(A$150前後)):Mykiはメルボルンの公共交通で使うICカードです。語学学校の学生は交通の学生割引の対象外となることが多く、正規料金での見積もりが安全です
入学金・教材費入学金 約2.2〜3.4万円(A$200〜300)+教材費 週約1,700円):授業料とは別に請求されるのが一般的です
携帯・通信費月 約3,400〜4,500円(A$30〜40)):プリペイドSIMが主流で、契約は現地到着後でも問題ありません

合計すると、見積もり金額に25〜45万円ほど上乗せして考えておくと現実に近くなります。

予算別にできることの早見表

「用意できる金額」から考えたい方は、こちらを参考にしてください。

予算
できることの目安
〜50万円
ETAで1〜2か月の語学留学。まずメルボルンを体験する
90〜130万円
3か月の語学留学。バリスタコースを足すことも可能
165〜240万円
半年の語学留学。学生ビザなら働きながら通える
195〜320万円
ワーホリ1年。働いた分で費用の一部を取り戻せる
270〜380万円
TAFE・専門コース1年。英語+手に職を狙う
400万円〜
大学・大学院進学。卒業後の現地就労まで視野に入る

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メルボルン留学と他都市を比較

「シドニーとメルボルン、どちらがいいですか」は最も多い質問のひとつです。

結論から言えば、求人量ならシドニー、暮らしやすさと学びの環境ならメルボルンです。

主要4都市を並べて比較してみましょう。

留学先としての主要4都市比較

都市名をタップすると、その都市の詳しい紹介にジャンプします

都市
総合
1年費用
生活費/月
4.7
★★★★★★★★★★
270〜355
18〜29万
4.6
★★★★★★★★★★
290〜375
20〜31万
4.4
★★★★★★★★★★
235〜320
16〜25万
4.2
★★★★★★★★★★
225〜310
15〜24万

※1年費用は、語学学校に通いながら1年間滞在した場合の目安(授業料・滞在費・生活費・航空券・保険を含む)です。学校・滞在方法・時期・為替により変動します。

メルボルンの強みは、シドニーとほぼ同じ都市機能を持ちながら家賃と生活費が一段抑えられる点にあります。

一方で、求人の絶対数はシドニーに軍配が上がります。

費用を最優先するならブリスベンやパースも選択肢ですが、語学学校の数と多国籍な環境を求めるならメルボルンが有利です。

ここからは、4都市それぞれの特徴を個別に見ていきます。

1位|メルボルン|暮らしやすさと学びの環境が両立

本記事の主役であり、留学先としての総合力が最も高い都市です。

シドニーとほぼ同じ都市機能を持ちながら、家賃と生活費が一段抑えられるのが最大の強みになります。

こんな人におすすめ:費用と学びの環境のバランスを重視したい人

1年の費用目安

270〜355万円

生活費(月)

18〜29万円

語学学校の数が多く、バリスタコースやIELTS対策まで選択肢が広い
市内中心部に無料トラムゾーンがあり、CBD内の移動は交通費がかからない
南米・ヨーロッパ・アジアと国籍が分散しやすく、日本人だけで固まりにくい

注意したい点

冬(6〜8月)は最高気温が13〜15度まで下がり、雨と風もあります。暖房が弱い物件も多いため、防水のアウターと重ね着できる服が必要です。

「働きながら英語も伸ばしたい」「カフェで働いてみたい」という希望があるなら、メルボルンが最も条件に合います。

2位|シドニー|求人量と知名度は国内最大

オーストラリア最大の都市で、留学生・ワーホリ渡航者の数も国内トップです。

求人の絶対数が多く、仕事を早く見つけたい人にとっては有力な選択肢になります。

こんな人におすすめ:とにかく早く仕事を見つけて働き始めたい人

1年の費用目安

290〜375万円

生活費(月)

20〜31万円

日本食レストランや小売の求人が豊富で、仕事探しの選択肢が最も多い
語学学校の数も国内最多で、コースや価格帯の幅が広い
オペラハウスやビーチが身近にあり、生活の満足度を得やすい

注意したい点

家賃が国内で最も高く、シェアハウスの個室はCBD周辺で週 約3.7〜4.7万円(A$350〜450)になることもあります。同じ予算ならメルボルンより部屋の条件は下がります。

費用よりも「働けること」を優先するならシドニー、費用とのバランスを取るならメルボルン、という整理になります。

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3位|ブリスベン|温暖で費用を抑えやすい

クイーンズランド州の州都で、年間を通じて温暖な気候が特徴です。

大都市の利便性を保ちながら、家賃と生活費をメルボルンより抑えられます。

こんな人におすすめ:費用を抑えつつ、大都市の便利さも欲しい人

1年の費用目安

235〜320万円

生活費(月)

16〜25万円

冬でも過ごしやすい気候で、体調を崩しにくく光熱費も抑えられる
家賃相場がメルボルン・シドニーより低く、生活費全体が下がる
街がコンパクトで、徒歩と公共交通だけで生活が完結しやすい

注意したい点

語学学校の数はメルボルンより少なく、コースの選択肢は限られます。バリスタコースなど特定分野を狙う場合は事前確認が必要です。

ゴールドコーストへのアクセスも良く、勉強と息抜きのバランスを取りたい方に向いています。

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2026年6月23日更新 2026年8月12日

4位|パース|日本との時差が1時間

西オーストラリア州の州都で、日本との時差がわずか1時間という点が際立っています。

家族や仕事の関係で日本と連絡を取り続けたい人にとっては、大きな利点になります。

こんな人におすすめ:日本との連絡を取りやすい環境で過ごしたい人

1年の費用目安

225〜310万円

生活費(月)

15〜24万円

時差が1時間しかなく、日本とのやり取りに支障が出にくい
4都市のなかでは生活費が最も抑えやすい
日本人留学生が比較的少なく、英語を使う機会を確保しやすい

注意したい点

他の主要都市から地理的に離れており、国内移動には飛行機が必要です。求人数もシドニー・メルボルンには及びません。

「英語環境を最優先したい」「費用を抑えたい」という条件が重なる場合には、有力な候補になります。

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メルボルン留学で失敗しない語学学校の選び方

メルボルンは語学学校の数が多く、選択肢が豊富なぶん迷いやすいのが実情です。

次の5点を確認すれば、大きな失敗は避けられます。

渡航時期の日本人比率を聞く:年間平均ではなく「自分が通う月」の数字を確認します。日本の長期休暇と重なる時期は跳ね上がります
校舎がCBD内かどうか:市内中心部なら無料トラムゾーンを使えるうえ、放課後の仕事探しにも動きやすくなります
午前・午後クラスを選べるか:働きながら通うなら、シフトに合わせて時間帯を選べる学校が圧倒的に有利です
English Only Policyの有無:校内で母語を使わないルールがある学校は、日本人が多くても英語環境を保ちやすくなります
TAFE・大学との提携があるか:あとから進学したくなったとき、提携校なら追加の英語試験なしで進める場合があります

メルボルンで選べる主なコース

「一般英語」以外にも選択肢があることを知っておくと、限られた期間を有効に使えます。

一般英語(General English)

最もスタンダードなコース。到着後のレベルチェックでクラス分けされるため、英語に自信がなくても問題ありません。週20時間前後が標準です。

バリスタコース

メルボルンならではの選択肢。エスプレッソの抽出やラテアートを学び、カフェ求人に応募する際の武器になります。数日から数週間の短期開講が中心です。

IELTS・進学準備コース

TAFEや大学への進学を見据える人向け。提携先に進む場合、コース修了で英語要件を満たせることがあります。

ビジネス英語

メールや会議、面接での表現を扱うコース。帰国後のキャリアに直結させたい社会人に向いています。中級以上が参加の目安です。

留学カウンセラー
りょう

「日本人が少ない学校はどこですか」とよく聞かれますが、実はこの質問だけだと答えが出ません。日本人比率は月ごとに大きく動くからです。それよりも、English Only Policyがあるか、放課後のアクティビティが充実しているかを見たほうが、結果的に英語を話す時間は増えます。

メルボルン留学中の生活のリアル

費用の大部分を占めるのが、住まいと日々の生活費です。

ここを具体的にイメージできると、予算の精度が一気に上がります。

住まいとエリア別の家賃相場

メルボルンの家賃は、中心部から離れるほど下がります。

留学生に人気のエリアを、シェアハウスの個室の週額で並べてみました。

エリア別 家賃相場(シェア個室・週額)

CBD
中心部
約3.6〜5.0万円
Carlton・Fitzroy
大学が近い
約3.4〜4.8万円
Brunswick
カフェが多い
約3.0〜4.4万円
Footscray
西側・割安
約2.7〜3.8万円

CBDから2駅ずらすだけで週約9,000〜1.2万円(A$80〜110)・月換算で約3.9〜5.2万円変わります。1年なら45万円以上の差です。

※2026年8月時点の相場感です(Flatmates・Domain等の公開相場を参照)。物件・築年数・光熱費込みかどうかで変動します。契約前に「電気代とWi-Fiが家賃に含まれるか」を必ず確認してください。

なお、オーストラリアでは住宅不足が続いており、メルボルンでも条件のよい部屋は内見希望者が集中します。

到着してすぐ理想の部屋が見つかる前提では動かないほうが安全です。

滞在方法ごとの目安も整理しておきます。

滞在方法
週の目安
向いている人
ホームステイ
約3.9〜4.7万円
A$350〜420・食事込み
最初の1〜2か月を安心して過ごしたい人
シェアハウス(個室)
約2.7〜5.0万円
A$240〜450・エリア次第
自分のペースを保ちたい人
シェアハウス(相部屋)
約2.0〜2.8万円
A$180〜250
費用を最優先したい人
学生寮
約3.4〜5.6万円
A$300〜500
国際交流の機会を増やしたい人

アルバイトでいくら稼げる?

メルボルン留学の費用面で最大の武器が、オーストラリアの高い最低賃金です。

2026年7月1日から、全国最低賃金は時給約2,960円(A$26.44)に引き上げられました。

週20時間働いた場合の月収イメージ

最低時給
約2,960円
月 約26万円
カジュアル
約3,700円
月 約32万円

生活費の目安が月18〜29万円なので、週20時間働ければ生活費はほぼまかなえる計算です。ワーホリなら時間制限がないため、さらに上を狙えます。

※税引前の目安です。1オーストラリアドル=約113円、月4.33週で計算しています。実際の収入はシフト数・職種・雇用形態により変動し、仕事が決まるまでの期間も見込んでおく必要があります。

ただし、学生ビザには2週間で48時間までという就労制限があります。

これは「どの2週間を切り取っても48時間以内」という意味なので、シフトの組み方には注意が必要です。

なお、学校の長期休暇中はこの制限が外れます。

メルボルンでの仕事の探し方

時給の高さは魅力ですが、仕事はすぐには決まりません。

渡航者の体験談を見ると、決まるまでに2〜4週間かかるのが一般的です。

近年は英語を母語とする国からの渡航者も増えており、日本人の職探しは以前より競争が厳しくなっています。

探し方は大きく3つです。

現地の求人サイト(英語)

SEEKが代表的で、ローカルの求人はここに集まります。応募数は多くなりますが返信率は低いため、数を打つ前提で使います。

日本語の掲示板

DENGON NETやGO豪メルボルンには、日本食レストランなどの求人と住まい情報が集まります。渡航直後の生活を立ち上げる段階で役立ちます。

レジュメの直接配布

カフェはこの方法が最も有効です。求人を出さずに店頭で採用する店が多いため、地図に印をつけて回るやり方が今も通用します。

日本食レストランは比較的決まりやすい一方、カフェやローカル企業は英語力と経験が問われます。

だからこそ、バリスタコースの修了証がメルボルンでは武器になります。

留学カウンセラー
りょう

「3週間決まらなくて心が折れそう」という相談は本当に多いです。ただ、決まらない人にはだいたい共通点があって、応募先が日本語掲示板だけに偏っているか、レジュメを店頭に持っていっていないかのどちらかです。仕事が決まるまでの生活費を2〜3か月分用意しておくと、焦って条件の悪い仕事に飛びつかずに済みます。
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2026年5月10日更新 2026年7月24日

交通と治安

メルボルンの公共交通はトラム・電車・バスで、すべて「Myki」というICカードで乗車します。

市内中心部には無料トラムゾーンがあり、CBD内の移動なら交通費がかかりません

治安は先進国のなかでも良好な部類ですが、日本と同じ感覚は禁物です。

夜間にとくに注意したいのは、フリンダーズストリート駅周辺とキングストリート周辺です。

前者は人が集まるためスリや置き引きが起きやすく、後者はバーが集まるエリアで酔客とのトラブルが報告されています。

夜景で人気のヤラ川沿いも、暗くなってからの単独行動は避けたほうが安全です。

深夜の一人歩きを避ける:とくに金曜・土曜の夜は繁華街で酔客によるトラブルが起きやすくなります
スマホを手に持って歩かない:ひったくりの対象になりやすく、日本人が被害に遭う典型的なパターンです
内見せずに家を契約しない:写真だけで送金を求める詐欺が実際にあります。必ず現地で部屋を見てから決めましょう
現金払いの仕事に注意する:最低賃金を下回る条件を提示されることがあります。銀行振込が原則です
外出時は必ず施錠する:ビクトリア州では空き巣被害が増加傾向にあります。シェアハウスでも窓の施錠を習慣にしましょう

最新の治安情報は、外務省 海外安全ホームページで出発前に確認しておくと安心です。

メルボルン留学の準備とビザ|出発までの流れ

メルボルン留学で最初につまずきやすいのがビザ選びです。

判断の軸は「滞在期間」と「働きたいかどうか」の2つだけです。

ビザ選びのフロー

滞在は3か月以内働く予定はないETA(観光)就学は3か月まで・就労不可
3か月を超えて学ぶ学びが主目的学生ビザ2週48時間まで就労可
働くことが主目的18〜30歳の日本国籍ワーキングホリデー就労は無制限・就学は4か月まで

迷いやすいのは真ん中と一番下です。半年以上しっかり学びたいなら学生ビザ、働きながら暮らしを体験したいならワーホリ、と考えると整理できます。

2026年7月1日にビザ申請料が改定されているため、最新の金額で見積もることが大切です。

ビザ
申請料
滞在
就労
ETA(観光)
約2,240円
A$20・利用料
1回3か月まで
不可
学生ビザ(語学)
約23万円
A$2,050
コース期間に応じる
2週48時間
学生ビザ(進学系)
約28万円
A$2,500
最長5年
2週48時間
ワーキングホリデー
約9.5万円〜
A$840〜
最長1年
制限なし

※2026年7月1日改定後の金額です。申請料は予告なく変更される場合があります。正確な料金と要件は、オーストラリア内務省の公式サイトで申請時点の情報をご確認ください。

申請の際、学生ビザでは年間の生活費として約333万円(A$29,710)の資金証明が求められます。

ワーホリの場合は約56万円(A$5,000)程度に加え、帰りの航空券代を示せることが条件です。

いずれも預金残高証明の準備に時間がかかるため、早めに取りかかりましょう。

出発までの逆算スケジュール

最も多い後悔が「動き出すのが遅かった」というものです。

学生ビザはコース開始の6週間前までの申請が推奨されており、逆算すると準備は半年前スタートが理想です。

メルボルン留学までの逆算スケジュール

16か月前目的とスタイルを決め、エージェントに相談する
24か月前語学学校を決めて申し込み、入学許可書を受け取る
33か月前ビザを申請し、パスポートの残存期間を確認する
41〜2か月前航空券を手配し、最初の滞在先と保険を確定する
52週間前荷造り・両替・現地の連絡先を控える

早めに動く利点は、席の確保だけではありません。

航空券を早割で押さえられること、費用を貯める時間ができること、そして渡航前に英語を仕上げる時間が取れることです。

最後の点は見落とされがちですが、現地での伸びを大きく左右します。

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メルボルン留学のよくある失敗とQ&A

後悔のパターンは、たいてい一つの原因から連鎖して起こります。

メルボルンの場合、分かれ道は「住まいを先に決めたかどうか」です。

後悔する人と満足する人の分かれ道

住まいを決めずに渡航した場合

現地で探せば
いいと考える
宿泊費が
かさむ
焦って
CBDで契約
家賃が
予算超え

最初の1か月を確保しておく場合

ホームステイを
1か月予約
落ち着いて
内見できる
郊外で
安い部屋を確保
年40万円
の差になる

分岐点は最初の1マスだけです。到着直後の1か月を先に押さえておくことが、結果的に費用を最も抑えます。

1

CBDにこだわりすぎて家賃が想定を超えた

中心部は便利ですが、週約1.1万円(A$100)の差は1年で約58万円になります。トラムや電車で20分の郊外まで視野を広げると、同じ予算で部屋の条件が上がります。

2

ワーホリで「学校は現地で決める」として結局通わなかった

到着後は住まい探しと仕事探しで手一杯になります。英語力を上げたいなら、最初の数か月分は出発前に申し込んでおくほうが確実です。

3

「オーストラリア=暑い」と思い込んで冬に体調を崩した

メルボルンの冬は最高気温が13〜15度ほどで、雨と風もあります。暖房が弱い物件も多いため、防水のアウターと重ね着できる服を必ず用意しましょう。

よくある質問

相談の場でよくいただく質問をまとめました。

Q

英語力ゼロでもメルボルン留学はできますか?

A

問題ありません。語学学校は到着後のレベルチェックでクラス分けされ、初級クラスも用意されています。ただし仕事探しでは英語力が直結するため、ワーホリの場合は最初に語学学校へ通う期間を確保しておくと動きやすくなります。

Q

メルボルンは日本人が多いと聞きましたが、実際どうですか?

A

日本人はいますが、南米やヨーロッパからの留学生も多いため、クラス内では国籍が分散しやすい傾向があります。とはいえ日本の長期休暇と重なる時期は増えるので、申し込み前に「自分が通う月の比率」を学校に確認しておくのが確実です。

Q

ワーホリで仕事はすぐ見つかりますか?

A

日本食レストランなどは比較的見つけやすい一方、カフェや現地企業は英語力と経験が問われます。最低賃金の上昇にともない採用の目線が上がっているため、バリスタコースの修了証など武器を用意しておくと有利です。仕事が決まるまでには2〜4週間かかるのが一般的なので、生活費は2〜3か月分を見込んでおきましょう。探し方は本文の「メルボルンでの仕事の探し方」で詳しく説明しています。

Q

学生ビザとワーホリ、どちらを選ぶべきですか?

A

英語力を伸ばすことが最優先なら学生ビザ、働く経験と生活の体験が目的ならワーホリです。ワーホリは就学が4か月までに制限されるため、半年以上学びたい場合は学生ビザが適しています。ワーホリで滞在してから学生ビザに切り替える方も多くいます。

Q

渡航のベストな時期はいつですか?

A

語学学校は毎週月曜に入学できるところが多く、時期を選びません。ただし12〜2月は留学生が集中し、日本からの航空券も高くなります。過ごしやすさと空き状況のバランスを取るなら、現地の秋にあたる3〜5月がおすすめです。

Q

シドニーではなくメルボルンを選ぶ理由は何ですか?

A

家賃と生活費がシドニーより抑えられる点、カフェ文化が根づいていてバリスタコースが充実している点、そして無料トラムゾーンで交通費を節約できる点です。逆に求人の絶対数を重視するならシドニーが有利になります。

Q

社会人でも留学できますか?

A

できます。学生ビザには年齢の上限がないため、社会人の語学留学やTAFE進学は珍しくありません。ワーホリのみ日本国籍では申請時30歳までという条件があるので、該当する方は年齢の期限から逆算して検討してください。

まとめ|メルボルン留学の最初の一歩

メルボルンは、住みやすさと学びの環境を高い水準で両立している都市です。

費用は決して安くありませんが、最低時給の高さと家賃の抑えやすさを組み合わせれば、負担を現実的な範囲に収められます。

この記事のまとめ

留学スタイルは4種類。語学3か月で約90〜130万円、ワーホリ1年で約195〜320万円が目安
2026年7月から最低時給は約2,960円(A$26.44)。カジュアル雇用なら約3,700円(A$33.05)で、生活費を現地で補いやすい
家賃はCBDから2駅ずらすだけで年45万円以上変わる。住むエリアが最大の節約ポイント
3か月以内はETA、3か月超は学生ビザ、働くならワーホリ。申請料は2026年7月に改定済み
語学学校はバリスタコースやEnglish Only Policyの有無で選ぶと、限られた期間を活かせる
準備は半年前スタートが理想。到着後の1か月の滞在先を先に押さえると失敗しにくい

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スタイル・期間・予算・目的の組み合わせは人それぞれで、記事だけで最適解にたどり着くのは難しいものです。

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※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。費用・ビザ申請料・最低賃金・就労条件は変更される場合がありますので、出発前に必ずオーストラリア内務省およびFair Work Ombudsmanの公式サイト、外務省 海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。金額は1オーストラリアドル=約113円で換算した目安です。

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