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アメリカの首都はニューヨークではない?なぜワシントンなのか解説!

2024.03.12

アメリカの首都はニューヨークではない?なぜワシントンなのか解説!

「アメリカの首都は?」と聞かれて、「そう言えば、どこだろう?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。ニューヨークやロサンゼルスといった大都市は、よくその名前を耳にしますが、この2つはアメリカの首都ではありません。
では、一体アメリカの首都はどこにあるのでしょう?

この記事ではアメリカの首都について、その場所や街の特徴などを留学先候補としての観点からご紹介していきます。ニューヨークやロサンゼルス以外の留学先を探している人も、アメリカの首都ってどこだろう?と思っている人も、ぜひ参考にしてくださいね。

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アメリカの首都はワシントンD.C.

アメリカの首都は、「ワシントンD.C.」といいます。この名前を見れば「そう言えば聞いたことがある!」という人は多いでしょう。
日本でもアメリカでも「ワシントンD.C.」と呼ばれることが多いこの地域ですが、正式名称は「コロンビア特別区(District of Columbia)」。『特別区』とあるように、アメリカの他の州とは異なる性質を持った地域です。

世界中で通用する「ワシントンD.C.」は実は都市の愛称で、正式名称ではないことに驚いた人もいるでしょう。「コロンビア特別区」と「ワシントンD.C.」は全く似ていないように思えますが「D.C.」の部分は「District of Columbia」の略です。

ワシントンD.C.は「ワシントン」ではない

ワシントンD.C.がアメリカの首都だと知っていた人も多いかもしれませんね。ですが、単に「ワシントン」と思っていた人もいるのではないでしょうか。

アメリカの首都を指して「ワシントン」と言う人もいるかもしれませんが、実は「ワシントンD.C.」と「D.C.」までつけなければ、人を混乱させてしまう可能性があります。
なぜなら、アメリカにはワシントンD.C.とは別にワシントン州という州があるからです。ちなみにワシントン州にはシアトルという大都市があり、決してマイナーな州ではありません。

このワシントン州と混同してしまわないために、アメリカの首都は「ワシントンD.C.」と呼ばれるようになりました。ワシントンD.C.とワシントン州では、場所も真逆と言っていいほど違うため、混同してしまわないように注意しましょう。

アメリカの首都について知ろう!ワシントンD.C.の基本情報

ニュースなどでアメリカの大統領とともに度々映り込むワシントンD.C.という都市。ですが、どんな都市かと言われても、あまりピンと来ませんよね。
そこで、ここからはアメリカの首都・ワシントンD.C.について、基本情報をお伝えします。

ワシントンD.C.が首都になった経緯

日本の首都である東京は、日本最大の都市であり、世界的にも日本の都市で一番有名なのは東京です。その感覚からすると、アメリカという大国で大都市であるニューヨークではなく、ワシントンD.C.が首都になっていることを不思議に思う人もいるでしょう。

実はアメリカが最初に首都を定めた1789年の時点では、アメリカの首都はニューヨークでした。その1年後にフィラデルフィアに首都が移され、その10年後である1800年以降はコロンビア特別区、つまりワシントンD.C.に首都が移されています。

ではなぜ、ワシントンD.C.に首都が移されたのかと言うと、これはアメリカが独立戦争の際に抱えた負債や、当時の州に属さない首都を作るべきだという主張が関係しています。

ワシントンD.C.の場所

ワシントンD.C.は、ニューヨークやフィラデルフィアよりさらに南方に位置しています。メリーランド州とヴァージニア州に挟まれており、都市の面積は小さめ。地図で見ると、首都でありながらとても小さいため、ビックリしてしまうかもしれません。

ワシントンD.C.がこの場所に置かれることになったのは、独立戦争の負債の返済時に、ヴァージニア州をはじめとした南部の州の方が返済能力が高かったため。その際の南部側の主張と、「州に属さない首都」という考えが組み合わさって、ヴァージニア州とメリーランド州の一部が割譲され、コロンビア特別区(ワシントンD.C.)となったのです。

ワシントンD.C.の人口

ワシントンD.C.の人口は、2020年の時点で約71万人です。ニューヨーク市の人口が2021年で約847万人ですから、ワシントンD.C.は人口で言えばニューヨークの10分の1の規模ということです。
ニューヨークの面積が784平方Km、ワシントンD.C.が177平方Kmなので、面積もかなり違うことも人口差に繋がっています。
日本で人口が70万人というと岡山県岡山市がちょうどそのくらいですが、そう考えると首都の割には小規模な気がしますね。
ですが、ワシントンD.C.の人口密度は全米トップレベルですから、住んでいても人が少ない感じはしないでしょう。

ワシントンD.C.にある観光地

ワシントンD.C.は博物館や美術館などがとても多いという特徴があります。航空宇宙博物館、アメリカ歴史博物館など、国際スパイ博物館など、なかなか興味深い博物館が多いので、博物館・美術館好きには天国のような場所でしょう。

また首都ですから、アメリカ合衆国議会議事堂もワシントンD.C.にあります。街のシンボルにもなっていますから、こちらは必見です。なお、中に入りたい場合はツアーへの参加が必要です。

また度々テレビに映るホワイトハウスも、もちろんワシントンD.C.にあります。こちらは合衆国議会議事堂に比べると感動は少ないかもしれませんが、ワシントンD.C.に行くなら、見に行くことをおすすめします。

その他ワシントン記念塔やリンカーン記念堂など、歴代の大統領を記念した観光スポットも。こうしたスポットがあるのも、首都ならではな感じがしますね。

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アメリカの首都・ワシントンD.C.は留学に向いている?

アメリカの首都でありながら、ニューヨークなどに比べれば大きな都市ではないワシントンD.C.ですが、留学先としてのポテンシャルはどうなのでしょうか?
ここからは、ワシントンD.C.に留学すべきなのかどうか、判断材料になりそうな情報をお伝えします。

他の大都市に比べると語学学校の数は少なめ

ワシントンD.C.は面積が狭めな且つ、留学生に人気の都市というわけではないため、他の大都市に比べると語学学校の数は少なめです。
大都市で語学学校を探していて、いっぱい候補がありすぎて逆に選べない!なんて経験がある人は、ワシントンD.C.なら、そう苦労をせずに行きたいと思える語学学校が見つかるかもしれません。
数は少ないものの、質の良い語学学校はありますから、英語を身につけられる環境ではあります。

日本人に人気の留学先ではないため、語学学校に日本人スタッフがいることはほぼないと思って良いでしょう。そのため、全く英語ができない人だと不安に感じるかもしれません。
ただ、エージェントを通せば、トラブル時に相談ができますから、それほど大きなデメリットとは言えません。

日本人が少ない環境を求めている人におすすめ!

前述のとおり、ワシントンD.C.は日本人に人気の留学先ではありません。つまり、語学学校に通っても、日本人が少ないということです。
人気の大都市だと、語学学校に日本人がいっぱい!なんてことも珍しくありません。そんな環境にいると、ついつい日本人とばかり話してしまって、英語を話す機会が得られないなんてこともあるはずです。
ですから、日本人が少ない環境で留学したい人には、ワシントンD.C.はおすすめの留学先です。

公共交通機関が発達している

アメリカは車社会です。ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では車は必要ありませんが、日本人が多い環境を避けた留学先選びをすると、交通が不便なんてことにもなりかねません。

その点、ワシントンD.C.は公共交通機関がとても発達しているため、車がなくても街中をあちこちできます。街の中ならどこに行くのも、徒歩と公共交通機関だけで辿り着けるはずです。

アメリカの中では治安が良い

アメリカへの留学で不安なのは、治安の悪さではないでしょうか。大都市も危険な地域がありますし、特にはじめての留学なら、ちょっと不安を感じてしまうでしょう。

ワシントンD.C.は、アメリカの中では比較的治安が良い地域。首都なので、常に厳しい警備体制が敷かれており、警察が常にパトロールをしているような環境です。
治安整備が充実しているため、安心して過ごせる環境だと言えるでしょう。
もちろん、最低限の危機管理は大切です。治安が良いとは言え、日本よりは注意が必要なことを忘れずに。

インターナショナルな環境が魅力的

ワシントンD.C.にはホワイトハウスや議事堂だけではなく、各国の大使館があったり、世界各国から留学生が集まっていたりと、インターナショナルな環境です。生活をしているだけで、アメリカ以外の文化に触れる機会がたくさんあります。

そんなインターナショナルな環境に身を置きたい人には、ワシントンD.C.はおすすめの留学先。アメリカにいながらにして、さまざまな国に旅をしているような気分も味わえるかもしれませんよ。

ワシントンD.C.では落ち着いた環境で留学ができる!

ワシントンD.C.はアメリカの首都であり、そして便利な都市でもあります。生活に必要なものはすべて揃っていながら、ニューヨークなどの大都市に比べると誘惑が少なめなため、落ち着いた環境かつ日本人が少なめな環境での留学が叶います。
しっかり英語を習得しつつ、アメリカの歴史に触れたり、博物館に行ってみたり……なんて生活を送りたい人にはぴったりの都市。大都市以外の留学先を探している人は、ぜひワシントンD.C.への留学も検討してみてはいかがでしょうか。

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