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高卒でワーホリは可能?学歴・就職への影響と後悔しない準備を解説

更新日:2026.06.19

高卒でワーホリは可能?学歴・就職への影響と後悔しない準備を解説

「高卒の自分でもワーホリに行けるの?」「学歴がないと、帰国後の就職で不利になりそう…」

ワーホリの情報は大学生や社会人向けが多く、高卒のリアルな疑問に答えてくれる記事はなかなか見つかりません。

周りが進学・就職していく中で、自分だけ違う道を選ぶことへの不安もあるはずです。

結論から言うと、高卒でもワーホリは問題なく挑戦できます

高校卒業後すぐの人も、フリーターや中退から動いた人も、社会人を数年経験してから挑戦した人もたくさんいます。

ただ「行けるかどうか」より大切なのは、その1年を就職やキャリアにどう活かすかという視点です。

この記事では、ビザの条件から就職への影響、費用、帰国後の進路、後悔しないための準備とセルフ診断までを、高卒の方の目線で順番に解説します。

この記事を書いた人

ワーホリカウンセラー まみ 高卒からオーストラリアでワーホリを経験し、現在は累計500名以上のワーホリ相談を担当。学歴に不安を抱える方の渡航・キャリア設計を数多くサポートしています。

目次

  1. 1. 高卒でもワーホリは可能|学歴は関係ない
  2. 2. 高卒のワーホリ|ビザ・年齢の条件
  3. 3. 高卒のワーホリは就職に不利?学歴の影響
  4. 4. 高卒のワーホリ|メリット・デメリット
  5. 5. 高卒のワーホリ後の進路・キャリア
  6. 6. 高卒のワーホリにかかる費用・貯金
  7. 7. 高卒のワーホリ|よくある質問
  8. 8. 高卒のワーホリで後悔しないコツ【まとめ】

高卒でもワーホリは可能|学歴は関係ない

結論

高卒でもワーホリは問題なく行けます。ビザの条件に、学歴は関係ありません。

学歴要件は原則なし。高卒・中退でも申請できます

大学に通う数年がないぶん、最短18歳から動けるのが高卒の強み

成否を分けるのは学歴ではなく、「目的」と「準備」

まず一番気になる点に答えます。

高卒でもワーホリには行けます

ワーホリビザの申請条件に「大卒以上」といった学歴要件は、原則として含まれていないからです。

これは多くの国に共通するルールで、最終学歴が高校でも、専門・短大中退でも申請自体は問題なくできます。

むしろ高卒の人には、大学に通う数年がないぶん最短18歳から動けるという強みがあります。

語学の吸収が早い時期に海外へ出られること、若さを評価される現地の仕事に就きやすいことは、同世代の大学生にはない大きなアドバンテージです。

挑戦する人の経歴もさまざまです。

高校卒業後すぐの人もいれば、一度就職してから「やっぱり海外に出たい」と再挑戦する人、フリーターやアルバイトの期間を経て環境を変えたくて踏み出す人もいます。

スタート地点は人それぞれで、学歴や経歴がワーホリの可否を決めるわけではありません。

大切なのは学歴ではなく、目的を持って準備できているです。

「何のために行くのか」「帰ってきてどうしたいのか」が決まっている人ほど、限られた1年を濃く使えます。

逆にここが曖昧なまま行くと後悔につながりやすい

これが「行ってよかった」と思える人と、「やめておけばよかった」と感じる人を分ける、最大のポイントです。

高卒のワーホリ|ビザ・年齢の条件

「本当に高卒で申請が通るの?」と不安な方のために、ビザの基本条件を整理します。

下の表のとおり、学歴は条件に入っていません。

対象年齢

申請時に18〜30歳(国により上限が異なる)

学歴要件

原則なし (高卒・中退でも申請できる)

資金証明

残高証明が必要(目安25〜50万円程度・国により異なる)

利用回数

原則1回(国により規定の労働で延長・複数回取得も可)

ポイントは、学歴要件が原則ないこと、そして年齢に上限があることです。

多くの国で申請時30歳までが対象なので、迷っているうちに年齢でチャンスを逃さないよう注意しましょう。

資金証明や利用回数のルールは国ごとに違うため、渡航先が決まったら必ず最新情報を確認してください。

国別の年齢・特徴のちがい(主要5か国)

日本人に人気の国は、いずれも18〜30歳・学歴不問で申請できます。

下の年齢・特徴は目安です。募集時期・発給数・必要書類は年によって変わるため、最新情報の確認は欠かせません。

申請年齢発給方式最低時給の目安こんな人向け
オーストラリア18〜30歳通年・先着約24.95豪ドル(約2,400円前後)
2026年7月以降26.44豪ドルに改定予定/カジュアルは更に高い
しっかり稼ぎたい人
カナダ18〜30歳招待(抽選)州により約17〜18加ドル
+チップ収入
治安重視・じっくり派
ニュージーランド18〜30歳通年・上限あり約23.95NZドル(約2,200円)自然の中でのんびり
イギリス18〜30歳抽選約12ポンド前後欧州周遊・英国英語
アイルランド原則18〜30歳抽選・枠少なめ約13ユーロ前後英語漬け・日本人少なめ

※最低時給・年齢は2026年時点の目安です。為替・年・州により変動し、アイルランドは資料により上限を25歳とする場合があります。最新情報は各国の公式情報をご確認ください。(表は指でなぞると横にスクロールできます)

オーストラリア|18〜30歳

発給 通年・原則先着人気都市 シドニー/メルボルン/ブリスベン/ケアンズ特徴 仕事が豊富・時給高め

ワーホリの王道で、初めての渡航先に最も選ばれている国です。

最低賃金が高く、カフェ・レストラン・小売・ファームなど仕事の種類も豊富。

ファームなどの指定労働を一定期間こなせば、2年目(セカンド)・3年目(サード)ビザで最長3年まで滞在することも可能です。

ただし都市部は物価や家賃も高めなので、稼ぎと支出の両面で計画を立てておくと安心です。

代表的な仕事は、カフェのバリスタ、ファームでの収穫作業、ホテルの清掃やレストランのホールなどです。

カナダ|18〜30歳

発給 招待(抽選)制・枠あり人気都市 バンクーバー/トロント特徴 治安良好・英仏語圏

招待(抽選)制で発給枠があるため、申請には時間の余裕が必要です。

治安がよく街もきれいで、英語に加えてフランス語圏(ケベックなど)も体験できるのが特徴

チップ文化があり、飲食やホテルでは実収入が時給以上になることもあります。

一方でバンクーバーやトロントは家賃が高騰しているため、住居費は多めに見積もっておきましょう。

落ち着いた環境でじっくり過ごしたい人に向いています。

カフェやレストラン、スキーリゾートのスタッフ、小売店などが人気の仕事です。

ニュージーランド|18〜30歳

発給 通年・発給数に上限人気都市 オークランド/クライストチャーチ/ウェリントン特徴 自然豊か・のんびり

雄大な自然とのんびりした雰囲気が魅力で、ツーリズムやファーム(季節労働)の仕事が多い国です。

最低時給が高く手取りも残りやすい一方、発給数に上限があり人気が高いので、希望する場合は早めの準備がおすすめ。

オーストラリアよりやや物価が落ち着いたエリアもあり、自然の中でゆっくり働きながら暮らしたい人に向いています。

果樹園のピッキングやパッキング、観光地のホテル・カフェなどが中心です。

イギリス(YMS)|18〜30歳

発給 抽選(年に複数回)人気都市 ロンドン特徴 最長2年・欧州周遊に便利

YMS(Youth Mobility Scheme)と呼ばれ、抽選で当選しないと申請できません。最長2年間滞在でき、就労を前提とした自由度の高いビザなのが特徴です。

ロンドンを拠点にヨーロッパ各国へ週末旅行しやすく、本場のイギリス英語に触れられる環境としても人気。

競争率が高いため、当選後の手続き期限や申請時期は早めに確認しておきましょう。

飲食・小売・オフィス系まで幅広く、特にロンドンは求人が豊富です。

アイルランド|原則18〜30歳

発給 抽選・枠少なめ人気都市 ダブリン特徴 英語圏・日本人少なめ

英語圏ながら日本人が比較的少なく、英語漬けの環境に身を置きたい人に向いています。

年間の発給枠が少ないため、早めの申請が大切です。ダブリンを拠点にイギリスやヨーロッパへもアクセスしやすく、物価も都市によっては落ち着いています。

万一ビザが取れなくても、語学留学に切り替えて再挑戦しやすいのも魅力です(※資料により年齢上限を25歳とする場合があるため、最新の条件は確認を)。

仕事は飲食・小売・ツアー関連が中心で、求人はダブリンに多く集まります。

A
体験者の声

高卒/オーストラリア・ブリスベン/20代

「英語ゼロでも、街選びで人生が変わった」

高校を出てすぐ、英語はほぼゼロの状態でブリスベンに渡りました。国選びは本当に迷いましたが、『初めてなら仕事が多くて、日本人が多すぎない街がいい』というアドバイスを信じてここに決めたんです。最初はスーパーのレジでも聞き取れず落ち込む日々でしたが、シェアハウスのオーナーの紹介でカフェの皿洗いから入れてもらい、必死に覚えるうちに3か月後にはホールも任されるように。時給が高いので、週4のバイトでも家賃と食費を払いながら少しずつ貯金もできました。最初の1か国目として、街選びまでこだわって本当に正解だったと思います。

この体験で得られたもの

英語力アップカフェのホール業務生活費+貯金を両立

「英語にまだ自信がない」「どの国が自分に合うか分からない」という段階なら、国選びの相談から始めるのがおすすめです。

高卒だから選べない国がある、ということは基本的にありません。

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高卒のワーホリは就職に不利?学歴の影響

高卒の方が一番気にするのが、帰国後の就職への影響です。

不安を放置すると行動できなくなるので、ここを早めにはっきりさせておきましょう。

「ワーホリ+高卒」が評価される場合・されない場合

採用担当者が見るのは「ワーホリに行ったかどうか」ではなく、ワーホリで何を得て、何ができるようになったかです。

ただ1年を過ごしただけでは評価につながりにくく、「英語を使って接客した」「現地スタッフをまとめた」など具体的な経験を語れる人は、高卒でも十分に強みを示せます。

評価されやすいのは、観光・ホテル・飲食・貿易・アパレル・外資系サービス・コールセンターなど、学歴より語学力や人柄・行動力を重視する業界です。

一方で、応募条件に大卒以上を掲げる大企業や一部の専門職では、学歴がハードルになる場合もあります。最初から「学歴より経験を見る企業」を狙うのが、遠回りせずに済むコツです。

実際の体験を聞くと、最初は日本食レストランなど日本語の通じる職場から始める人が多い一方で、そこにとどまった人ほど「日本にいるのと変わらなかった」と感じやすい傾向があります。

逆に、一歩踏み出して現地の職場で働けた経験は、面接でそのまま語れる具体的なエピソードになります。

帰国後の就職を有利にする準備

帰国後を有利にするなら、渡航中に「形に残る実績」を作るのが近道です。

たとえばTOEICなら、目安として600点台で日常会話レベル、700点以上で実務でのアピール材料になります。

ほかにも、現地での就労やインターン経験、専門コースの受講・修了、バリスタやネイルなどの資格取得も、数字や肩書きで示せる成果として効果的です。

逆に避けたいのは、何の準備もせず「とりあえず1年行ってきました」で終わること。これだと面接で語れる材料が乏しく、ブランクとして見られかねません。

出発前に「持ち帰るもの」を1つ決めておくだけで、帰国後の景色は変わります。

面接で「ワーホリの1年」をどう語るか

面接では「楽しかった思い出」ではなく、課題→行動→結果の順で話すのが鉄則です。

たとえば「英語力ゼロで渡航し、レジュメを30枚配って現地のカフェに採用され、半年で時間帯リーダーを任された」のように、直面した課題・自分の行動・得られた結果をセットで語れば、学歴に関係なく評価されます。エピソードは盛らず、具体的な数字を入れるのがポイントです。

T
体験者の声

高卒/カナダ→オーストラリア/20代

「学歴の欄より「持ち帰ったもの」を見てもらえた」

高卒なので、帰国後の就職がずっと不安でした。だから渡航中も『ただ楽しむだけで終わらせない』と決めて、仕事終わりにスマホでTOEICの勉強を続け、帰国前に730点まで上げました。現地ではホテルのフロントで働き、英語ゼロから外国人のお客様対応までこなせるように。帰国後の面接では、その経験と『日本で腰を据えて働きたい』という気持ちを、具体的なエピソードを交えて伝えました。結果、ワーホリ前のアルバイトより条件のいい会社から内定をもらえて、正直ほっとしました。学歴の欄より、何を持ち帰ったかを見てもらえた実感があります。

この体験で得られたもの

TOEIC 730点ホテル実務経験帰国後すぐ内定
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高卒の自分に合うキャリアの作り方、一人で悩んでいませんか?

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高卒のワーホリ|メリット・デメリット

高卒でワーホリに行く場合、早く動ける強みと、準備不足だと後悔しやすいリスクの両面があります。

メリットと、注意すべきデメリットの両面を、順番に見ていきましょう。

高卒でワーホリに行く3つのメリット

高卒だからこそ活きる、大きなメリットが3つあります。

順に見ていきましょう。

1

最短18歳から動ける——同世代より早くスタート

大学に通う4年がないぶん、高卒なら最短18歳で海外に飛び込めます。語学の吸収が早い時期に経験を積めるのは大きな強み。同級生が就活を始める頃には、英語力と行動力を身につけている人も少なくありません。

大卒より最大4年早くスタートできる

2

学費をかけずに、語学力と実務経験を同時に得られる

大学の学費をかけずに、現地で働きながら英語と仕事のスキルを磨けます。「学ぶ」と「稼ぐ」を同時に進められるのはワーホリならでは。費用を抑えて経験を積みたい人と相性のいい制度です。

語学+実務経験を1年で積める

3

視野と人脈が広がり、人生の選択肢が増える

多国籍の友人や働き方に触れることで、日本にいたら出会えなかった価値観を知れます。これが帰国後のキャリアや進路を考えるうえでの、大きな土台になります。

世界中の友人・働き方に出会える

気をつけたい3つのデメリット【対策つき】

一方で、準備不足だと後悔につながりやすい点もあります。

それぞれ「対策」とセットで確認しておきましょう。

1

目的がないと「ただの空白期間」になりやすい

「なんとなく」で渡航すると、帰国後に『結局何も得られなかった』と感じやすくなります。これが「やめたほうがいい」と言われる最大の理由です。

対策:渡航前に「語学」「資金づくり」「専門スキル」など、目的を1つに絞っておく。

2

語学力が低いと、仕事も収入も伸び悩む

英語ができないと条件のいい仕事を選びにくく、日本語環境に逃げてしまって英語が伸びない、というパターンに陥りがちです。

対策:渡航前に中学レベルの英語と、日常・面接で使うフレーズを準備しておく。

3

帰国後の就職は「準備しだい」で差がつく

高卒+ワーホリは、何も準備せず1年を過ごすとブランクと見られることもあります。

対策:TOEICなどの資格や現地での実務経験など、「形に残る実績」を作っておく。

C
体験者の声

高卒/カナダ・バンクーバー/10代後半

「同級生が就活している間に、英語と度胸が手に入った」

高校を出てすぐ就職せずに渡航することには、正直ものすごく不安がありました。親にも反対され、何度も迷いました。でも18歳で飛び込んだぶん吸収が早くて、半年後には現地のカフェで普通に接客できるように。同級生が就活で悩んでいる時期に、私は英語と『自分で動く力』を身につけていました。日本にいたら出会えなかった台湾やブラジルの友達もでき、価値観も視野も一気に広がって。早く動けるのは、高卒の一番の強みだと、今は胸を張って言えます。

この体験で得られたもの

英語力行動力多国籍の友人
H
体験者の声

高卒/オーストラリア/20代

「ホームシックで泣いた夜を越えて、世界が変わった」

正直に言うと、最初の2か月は本当にきつかったです。英語が思った以上に通じず、スーパーのレジでも何度も聞き返されるたびに落ち込みました。貯金は減っていく一方で、夜に一人でホームシックになって泣いた日もあります。それでも語学学校で出会った仲間に励まされ、『このままじゃ何も変わらない』と思い切ってローカルのカフェに飛び込みました。そこから世界が変わって、半年後には日常会話にほとんど困らなくなりました。最初のつらい時期を『こんなはずじゃなかった』で終わらせず、踏ん張れるかどうかが分かれ目だと思います。

この体験で得られたもの

英語力現地カフェ就労折れない心

後悔を避けるための3つの準備

「やめたほうがいい」と言われる理由の多くは、準備不足のまま渡航した人の後悔にあります。

裏を返せば、次の3つを押さえるだけで、デメリットの大半は防げます。

① 目的を1つに絞る

「語学」「資金づくり」「専門スキル」など、最優先の目的を1つ決めましょう。あれもこれもと欲張らないほうが、結果的に得るものが増えます。

② 出発前に基礎英語を固める

現地でゼロから始めると、最初の数か月を無駄にしがちです。渡航前に中学レベルの英語と日常フレーズを準備しておくと、仕事も生活もスムーズに進みます。

③ お金と帰国後プランを用意する

最低限の貯金(目安50万円以上)と、帰国後どうするかのざっくりした計画を持っておきましょう。お金と出口が見えていると、現地でも落ち着いて動けます。

メリットを最大化できるかどうかは、出発前の準備で半分決まると言っても言いすぎではありません。

高卒のワーホリ後の進路・キャリア

「高卒でワーホリに行ったら、その後どうなるの?」という不安に対して、実際によくある4つの進路を紹介します。

学歴がスタート地点を決めるわけではない、ということが見えてくるはずです。

進路に「正解」はありません。大切なのは、4つのうち自分がどこを目指したいのかを、ぼんやりとでも持っておくことです。方向が決まっていれば、現地での仕事選びや学校選びも、そこから逆算して進められます。

① そのまま就職・転職

語学力と海外経験を武器に、観光・ホテル・貿易・外資系サービスなど、語学を活かせる企業へ進む道です。高卒でも「ワーホリで何を得たか」を語れる人は評価されやすく、未経験から正社員になる人も少なくありません。

② 2回目のワーホリ・多国籍経験

1か国目で得た自信と英語力を活かし、別の国へ。複数国での就労経験は、そのまま強みになります。実際に、高卒からオーストラリア→カナダと渡り歩き、海外移住へつなげた人もいます。

③ 専門留学・進学でキャリアを上乗せ

ワーホリで基礎英語を固めてから、デザイン・IT・ホスピタリティなどの専門コースや、海外の大学・カレッジへ進む道です。「高卒で専門性がない」というコンプレックスを解消できる王道ルートです。

④ 海外就職・移住

現地でスキルと実績を積み、就労ビザや永住につなげる道です。高卒からワーホリを経て、海外で高校教師になった人もいます。学歴が最終的なゴールを決めるわけではありません。

共通しているのは、ワーホリを「ゴール」ではなく次の一歩の踏み台にしている点です。たとえば「①就職」を選ぶ人は渡航中から帰国後の業界を意識し、「③専門留学」を選ぶ人は1年でとにかく英語を伸ばす、というように、目指す進路によって現地での過ごし方も変わります。出発前にどの方向を目指したいかをイメージしておくと、選択がぶれません。

M
体験者の声

高卒/カナダ/20代

「「高卒で専門性がない」が、ワーホリで武器に変わった」

高卒で、これといった専門性がないことが、ずっとコンプレックスでした。でもワーホリで英語の土台ができたことで、思いがけず道が開けたんです。1年で日常会話に困らなくなり、思い切って帰国せずに現地のデザイン系の専門コースへ進学しました。卒業後はその制作スキルを活かして、今は海外の会社でデザイナーとして働いています。『高卒だから無理』だと思い込んでいたことが、ワーホリを踏み台にしたら一つずつ現実になっていきました。学歴は、スタート地点を決めるものではなかったんです。

この体験で得られたもの

英語力専門スキル(デザイン)海外就職

高卒のワーホリにかかる費用・貯金

費用面の不安も大きいですよね。高卒の場合、社会人より貯金が少なめなこともあります。1年のワーホリで、渡航前に用意しておきたい費用の目安は次のとおりです。

航空券(往復)

8〜20万円

時期・渡航先で変動

海外保険(1年)

15〜25万円

補償内容による

ビザ申請料

0〜6万円

国により異なる

語学学校(任意・約3か月)

30〜50万円

通わない選択も可

初期生活費(最初の2〜3か月分)

30〜50万円

渡航前に用意したい目安

現地で働いて補填すれば実質負担はさらに下がる

約50〜100万円

これはあくまで目安で、現地で働いて生活費を補填できれば、実質的な負担はさらに下がります。

語学学校に通わない選択や、物価の低い国・地域を選ぶことでも金額は変わります。

現地でどれくらい稼げる?貯め方のコツ

オーストラリアやニュージーランドは最低賃金が高く、職種によっては時給2,000円前後になることもあります

(州・職種・時期により変動)。ただし家賃や食費などの物価も高いため、「稼げる額」と「出ていく額」の両面で考えることが大切です。

生活費を抑えて貯金を増やすコツは、シェアハウスで住居費を分担する、まかない付きの飲食店で食費を浮かせる、チップや残業のある仕事を選ぶ、といった工夫です。渡航先と働き方しだいで、帰国時に貯金を増やして帰る人もいます。

S
体験者の声

高卒/オーストラリア/20代

「「マネージャーいますか?」の一言で、仕事が決まった」

最初の数か月は、日本語が通じる日本食レストランで働いていました。楽だし安心なのですが、ふと『これじゃ日本にいるのと変わらない』と気づいたんです。そこで現地のカフェにレジュメを配り直しましたが、最初は何十枚配っても返事はゼロ。何時間歩いても数件しか渡せず、心が折れかけました。転機は、店頭で直接『マネージャーいますか?』と声をかける方法に変えたこと。すぐに面接につながり、ローカルのカフェに採用されました。そこから時給も英語も一気に伸びて、もっと早く動けばよかったというのが正直な反省です。

この体験で得られたもの

現地カフェ就労仕事探しの突破口時給アップ
F
体験者の声

高卒/オーストラリア・ケアンズ/20代

「3か月で50万円超の貯金とセカンドビザを同時に手に入れた」

2年目のビザ(セカンドビザ)を取るために、ケアンズ近くのファームでバナナの収穫をしました。早朝から始まる肉体労働は正直きつかったですが、時給が高く、シェアハウスで節約しながら働いたら3か月で50万円以上の貯金ができました。世界中から来た仲間と毎日汗を流すうちに、英語も自然と口から出るように。お金も英語もセカンドビザも一度に手に入って、『行く前にもっと早く知りたかった働き方』でした。きつい時期も、目的がはっきりしていれば乗り切れます。

この体験で得られたもの

3か月で50万円超の貯金セカンドビザ取得英語力
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2026年5月13日2026年6月17日

また、貯金が少なめでも条件を満たせば実質0円で行けるプランもあります。大切なのは「いくら必要か」を早めに把握し、逆算して準備を始めること。国別の必要額や現地で実際に貯まる額は、下の記事で詳しく解説しています。

ワーホリの貯金はいくら必要?
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2026年6月11日

「いくら貯めればいいの?」が解決しないまま動けずにいませんか?

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高卒のワーホリ|よくある質問

高卒のワーホリについて、よくいただく質問にお答えします。

Q

高卒でもワーホリビザは取れますか?

A

取れます。ワーホリビザの条件に学歴要件は原則なく、年齢(多くの国で申請時18〜30歳)や資金証明などの条件を満たせば、高卒・中退でも申請できます。

Q

高卒だと帰国後の就職で不利になりますか?

A

「ワーホリで何を得たか」を語れれば、不利になりにくいです。語学を活かせる業界では学歴より経験や人柄が重視されます。TOEICや現地での実務経験など、形に残る実績を作るのが鍵です。

Q

英語力ゼロでも行けますか?

A

渡航自体は可能ですが、条件のいい仕事を選ぶには基礎英語の準備がおすすめです。渡航前に日常会話と面接フレーズを用意しておくと、現地でのスタートがぐっとスムーズになります。

Q

費用はどのくらい必要ですか?

A

渡航前に用意したい目安は約50〜100万円です。現地で働いて生活費を補えるため、渡航先やプランしだいで実質的な負担はさらに下げられます。

Q

何歳まで行けますか?

A

多くの国で申請時30歳まで(31歳の誕生日前日まで申請可)です。年齢で迷っているうちにチャンスを逃さないよう、早めの準備をおすすめします。

高卒のワーホリで後悔しないコツ【まとめ】

最後に、行く前のセルフチェックです。当てはまる項目が多いほど、高卒からのワーホリを成功させやすいタイプです。

渡航の「目的」を一言で言える(語学・資金づくり・専門スキルなど)

帰国後にどう活かすか、ざっくりでもイメージがある

渡航前に最低限の貯金(目安50万円以上)を用意できる

出発前に基礎英語を準備するつもりがある

日本人だけで固まらず、自分から動く覚悟がある

うまくいかない時期があっても、すぐ諦めず工夫できる

チェックが少なくても、行けないわけではありません。むしろ足りない項目こそ、出発前に埋めておくべき準備です。目的が曖昧なら言語化から、英語が不安なら渡航前レッスンから、お金が不安なら貯金計画から——一つずつつぶしていけば、成功する確率はぐっと上がります。

渡航までの準備ステップ

「何から始めればいいか分からない」という人向けに、出発までの大まかな流れをまとめました。早めに動くほど、選べる国や時期の幅が広がります。

1

目的を決める(出発の6〜12か月前)

「何のために行くのか」を1つに絞る。ここが決まると、国選びも準備も一気に進めやすくなる。

2

国・時期を選び、貯金を始める

目的に合う国を選び、必要額から逆算して貯金をスタート。抽選制の国は申請時期も早めに確認。

3

ビザ・航空券・保険を手配(2〜3か月前)

ビザを申請し、航空券と海外保険を準備。書類の不備やミスが不安なら、この段階で専門家に相談すると安心。

4

基礎英語を準備して出発

中学レベルの英語と日常フレーズを固めておくと、現地での仕事探し・生活が一気にラクになる。

18歳直後と、数年働いてから——どちらで行くべき?

「結局いつ行くのがいい?」という疑問に答えるため、2つのタイミングそれぞれの強みと注意点を比べてみましょう。

18歳直後に行く場合

身軽で長く海外にいられ、吸収も早いのが強みです。一方で目的が曖昧になりやすく、貯金も少なめになりがち。目的設定と資金準備をしっかり補うのがカギです。

数年働いてから行く場合

資金も目的も固まっているぶん、濃い1年になりやすいのが強みです。反面、退職の決断やキャリアの空白への不安がつきまといます。帰国後プランまで描いておくと安心です。

どちらが正解ということはありません。自分の準備度合いと目的に合わせて選ぶのが大切です。年齢の上限(多くの国で30歳まで)だけは意識して、行くと決めたら早めに動き出しましょう。

カウンセラー
まみ

私自身も高卒でワーホリに行きました。学歴で迷う気持ちはよく分かります。でも、行く前に「目的」と「帰国後の道」を決めておくだけで、結果は大きく変わります。チェックが少なくても大丈夫。足りない部分は、一緒に準備すれば必ず埋められますよ。

高卒でもワーホリは十分に可能で、やり方しだいで就職やキャリアの武器にもなります。

大切なのは学歴ではなく、目的と準備です。この記事のチェックで不安が残った部分こそ、早めにプロに相談して埋めておきましょう。

最初の一歩を踏み出せるかどうかで、1年後の景色は大きく変わります。

この記事のまとめ

高卒でもワーホリは可能。ビザの条件に学歴は原則関係ない
成否を分けるのは学歴ではなく「目的」と「準備」
帰国後の就職は、TOEICや実務経験など「形に残る実績」で差がつく
国ごとに年齢・発給方式・時給が違うので、目的に合う国を選ぶ
費用の目安は渡航前で約50〜100万円。現地収入で実質負担は下げられる
迷ったら、行くと決めて早めに動き出すことが何より大切

高卒でワーホリ、最初の一歩を一緒に整理しませんか?

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