「オーストラリアのファームって本当に稼げるの?」「きついって聞くけど大丈夫かな…」
ワーホリを調べていると、必ずと言っていいほど目にするのがファームジョブではないでしょうか。
ファームは、滞在を2年・3年に延ばせるセカンドビザの条件を満たせるうえに、英語力に自信がなくても挑戦しやすい人気の仕事です。
一方で「思ったより稼げなかった」「悪徳ファームに当たった」というリアルな声があるのも事実です。
この記事では、夢カナ留学のエージェントとして、ファームの仕事内容・給料・探し方から、セカンドビザの条件、悪徳ファームの見分け方、そして経験者のリアルな体験談まで、渡航前に知っておきたいことをまとめました。
読み終えるころには「自分に合うファームの選び方」がはっきりイメージできるはずです。
この記事を書いた人
目次
- 1. オーストラリアのファームジョブとは?まず全体像をつかもう
- 2. オーストラリアのファームとセカンドビザの関係|88日ルールと指定地域
- 3. ファームジョブの仕事の種類と内容|自分に合うのはどれ?
- 4. ファームジョブの給料事情|時給制と歩合制どっちが稼げる?
- 5. 「ファームはきつい」って本当?経験者のリアルな声
- 6. オーストラリアでファームジョブを探す方法6選
- 7. ファーム経験者の体験談まとめ|セカンドビザ達成までの道のり
- 8. ファームで失敗しないための準備と悪徳ファームの見分け方
- 9. オーストラリアのファームジョブ よくある質問
- 10. まとめ|オーストラリアのファームで後悔しないために
オーストラリアのファームジョブとは?

まずは「ファームジョブってそもそも何をするの?」というところから整理しましょう。
ファームジョブとは、オーストラリアの農場や果樹園で行う農作業全般のことです。
代表的なのは、フルーツや野菜を収穫するピッキング、収穫物を箱詰めするパッキング。
ほかにも植え付けや剪定、牧場での動物の世話、食品加工工場での作業などがあります。
では、なぜこれほど多くのワーホリメーカーがファームを選ぶのでしょうか。理由は大きく3つ。
セカンドビザの条件を満たせること、高い最低賃金でしっかり稼げること、英語力に自信がなくても始めやすいことです。
その前に、ファームジョブが自分に向いているか、簡単にチェックしてみましょう。
向いている人
セカンドビザを取って2年・3年と滞在を延ばしたい
英語に自信がなくても、稼げる仕事から始めたい
体を動かす単純作業が苦にならない
短期間でしっかり貯金したい
向いていない人
都市部でカフェやオフィス系の仕事がしたい(→シティのジョブが◎)
屋外作業や体力仕事に強い抵抗がある(→屋内のパッキング・工場が◎)
収入の波がストレスになりやすい(→時給制ファームが◎)
「セカンドビザのために働く人」と「オーストラリアらしい大自然での経験を求めて働く人」の両方がいますが、圧倒的に多いのは前者です。
次の章で、その仕組みを詳しく見ていきましょう。
オーストラリアのファームとセカンドビザの関係|88日ルールと指定地域

オーストラリアのファームジョブ最大の魅力は、たった88日働くだけでワーホリの滞在を最長3年まで延ばせることです。
その鍵がセカンドビザ。
仕組みと条件を正しくおさえて、「働いたのに条件を満たせていなかった」という失敗を防ぎましょう。
指定地域で88日間働けば、ワーホリ滞在は最長3年に
1年目
ファーストビザ
通常のワーホリ
2年目
セカンドビザ
88日の就労で取得
3年目
サードビザ
さらに6ヶ月で取得
英語圏で2〜3年の長期滞在ができるのは、ワーホリの中でもオーストラリアならではの強みです。
セカンドビザの取得条件(88日・指定地域・年齢)
セカンドワーキングホリデービザは、1年目のワーホリ中に政府指定の地域・職種で88日(約3ヶ月)以上働くことで申請できる、2年目のビザです。
主な条件を表にまとめました。
給与明細や銀行の取引明細など、働いた日数を証明できる書類が必要になります。
88日ぴったりを狙うとリスクが高いので、天候による休みも見越して余裕のあるスケジュールで働くのが安心です。
実はファーム以外でもセカンドビザは取れる
「セカンドビザ=ファーム」というイメージが強いですが、それだけではありません。
2021年6月以降、対象の職種に観光業やホスピタリティなどが追加されました。
とはいえ、英語力をあまり問われず未経験から始めやすいという点で、今もファームが選ばれる王道であることは変わりません。
なお、セカンドビザ取得中にさらに6ヶ月(176日)の指定就労を行えば、3年目のサードビザも申請できます。
ビザや滞在期間の全体像は、以下の記事で時系列にまとめています。
ファームジョブの仕事の種類と内容|自分に合うのはどれ?
ひとくちにファームと言っても、仕事内容はさまざまです。
ここでは代表的な職種と、それぞれの特徴を比較していきます。
自分の体力や性格に合うものを見つけてみてください。
主な職種と仕事内容の比較
屋外作業が中心のピッキングから、屋根の下で作業できるパッキングや工場まで、働く環境はかなり違います。
各職種の時給・屋内外・必要な英語力・向いている人を、下のカードでひと目でチェックしてみてください(円換算は1豪ドル=約113円で計算しています)。
フルーツ・野菜のピッキング

ファームジョブの代表格で、求人数が最も多い王道の職種です。
パッキング(箱詰め・選別)

屋内で天候に左右されずに働きたい人に人気の職種です。
食品加工工場(精肉・精米など)

屋根の下で安定して働けると、経験者からの評価が高い職種です。
牧場(動物の世話・酪農)

動物とふれあいながら、オーストラリアらしい大自然を味わえる仕事です。
ワーホリの仕事全般の種類や、職種別の時給を一覧で知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
屋外か屋内か・女性でも働きやすい職種は?
「ファームは体力勝負で女性にはきつそう」と感じる方もいますが、職種を選べば大丈夫です。
パッキングや工場は屋内で作業できるため、強い日差しや天候に左右されにくく、女性にも人気があります。
反対に、ピッキングや剪定は屋外作業が中心。
オーストラリアは紫外線が日本の数倍と言われるため、屋外で働くなら日焼け・熱中症対策は必須です。
自分が「稼ぎ重視」なのか「働きやすさ重視」なのかで、選ぶ職種は変わってきます。
どの仕事が自分に向いているか、まだ迷っていませんか?
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ファームジョブの給料事情|時給制と歩合制どっちが稼げる?
ファームを選ぶ最大の理由のひとつが「稼げる」こと。
とはいえ、給料のしくみを知らずに飛び込むと「思ったより稼げなかった」となりがちです。
ここでしっかり押さえておきましょう。
時給の目安は約2,800円〜3,400円
オーストラリアの最低賃金は2025年7月の改定で時給24.95豪ドル(約2,800円)となり、英語圏のワーホリ協定国の中でも最高水準です。
ファームジョブの時給はおおむね25〜30豪ドルが相場で、日本の最低賃金の約2倍以上。
週フルタイムで働けば、月収30万円台を狙うことも十分可能です。
時給制と歩合制、初心者には時給制がおすすめ
ファームの給料には「時給制」と「歩合制(出来高制)」の2種類があります。
歩合制は収穫量に応じて稼ぎが決まるため、作業に慣れた人なら大きく稼げる一方、初心者は作業が遅く「長時間働いたのにほとんど稼げなかった」というケースも珍しくありません。
セカンドビザの取得が主な目的なら、収入が安定しやすい時給制を選ぶほうが堅実です。
実際に、屋内の工場勤務で安定して稼げたという声もあります。
カウンセラー
まみ
国別にどのくらい稼げるのか、税金や生活費まで含めた手取りで比較したい方は、こちらの記事が参考になります。
「ファームはきつい」って本当?経験者のリアルな声
ファームと検索すると、必ずと言っていいほど出てくるのが「きつい」という言葉。実際のところどうなのか、大変だと言われる理由とその乗り越え方、そして経験者のリアルな声を正直にお伝えします。
ファームが「きつい」と言われる理由と対策
ファームジョブには、確かに大変な面もあります。ここでは「きつい」と言われる主な理由と、その対策を整理しました。先に対策を知っておけば、必要以上に身構えずにすみます。
カウンセラー
まみ
実際に働いた人のリアルな声
数字や一般論だけではイメージしづらいので、実際にファームで働いた方の体験を紹介します。きつさとやりがいの両面が伝わってくる声です。
オーストラリアでファームジョブを探す方法6選
ここが多くの人が一番悩むポイント、仕事の探し方です。実は探し方によって、見つかるスピードも仕事の質も大きく変わります。代表的な6つの方法を紹介します。
Workforce Australia(政府運営の求人サイト)
かつての「Harvest Trail(ハーベストトレイル)」は2024年6月で終了し、現在は政府運営のWorkforce Australia求人ボードに統合されています。優良なファームが中心で悪徳業者に当たるリスクが低いのが最大の強み。付属の「National Harvest Guide」で、どの地域でいつ何の収穫があるかも確認できます。
バックパッカー・総合求人サイト
ワーホリ向けに特化したBackpacker Job Boardは、セカンド・サードビザ対象の求人が明記されていて探しやすいのが特長です。ほかにSEEK・Indeed・Gumtree・Joraといった総合サイトも求人数が豊富で、日本にいる段階から検索・アカウント登録をしておけます。
SNS(Facebookグループ・Instagram)
「オーストラリア ファーム 求人」などで検索すると、日本人ワーホリ向けのFacebookグループが多数見つかります。リアルタイムで募集が流れるのが魅力ですが、情報の正確さや雇い主の信頼性は自分で見極める必要があります。
友人・知人からの紹介
最も失敗が少ない方法です。実際の労働環境や時給を事前に聞けるうえ、雇い主にも信頼されやすいので採用がスムーズ。現地でできた仲間からの紹介で、次の仕事が決まることもよくあります。
語学学校・農業専門の人材会社
語学学校のスタッフや先生が、ファームへの紹介ルートを持っていることがあります。また、Agri Labour Australiaのような農業専門の人材会社(レイバーハイヤー)に登録すると、シーズンの求人をまとめて紹介してもらえます。
日本語の情報サイト・留学エージェント
日豪プレスやJAMS.TVなど日本人向けの情報サイトには、日本語の求人・生活情報が集まっています。英語や仕事探しに不安がある人は、渡航前後をサポートしてくれる留学・ジョブエージェントを使えば、悪徳ファームに当たるリスクも減らせます。
「仕事が見つからない」という悩みは、原因を知れば対策できます。経験者目線の探し方は、こちらの記事も参考にしてください。
ひとつだけ、経験者の声からアドバイスを。メールより電話のほうが圧倒的に決まりやすいです。英語の電話は最初こそ緊張しますが、ここを乗り越えると一気に道が開けます。
仕事が見つかるか不安な方こそ、渡航前に準備を始めましょう
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ファーム経験者の体験談まとめ|セカンドビザ達成までの道のり
ここまでの情報を踏まえて、実際にファームでセカンドビザを目指した方々のリアルな体験を紹介します。成功談だけでなく、つまずいた話もあわせて参考にしてください。
ファームで失敗しないための準備と悪徳ファームの見分け方
最後に、ファームで後悔しないための実践的なポイントをお伝えします。事前の準備と、残念ながら存在する悪徳ファームの見分け方、この2つを押さえておけば安心です。
渡航前・現地入り前に準備しておきたいこと
準備の差が、現地でのスタートダッシュを左右します。特に大切な5つを挙げました。
車(地域によっては必須)
ファームは地方にあり、応募条件に「車所有」が含まれることも。移動の自由があると仕事探しが一気に有利になります。
生活資金の余裕
仕事が決まるまで数週間〜数ヶ月かかることも。当面の生活費を確保しておきましょう。
日焼け・暑さ対策グッズ
紫外線は日本の数倍。帽子・日焼け止め・保冷バッグなどは現地調達も含めて早めに準備を。
最低限の英語(特に電話)
仕事探しの電話や、条件確認のやりとりで英語は役立ちます。渡航前にフレーズを準備しておくと安心です。
作物の収穫シーズンのリサーチ
作物ごとに収穫期は異なります。働きたい地域と時期を事前に調べ、シーズンに合わせて動きましょう。
悪徳ファームの見分け方チェックリスト
残念ながら、ワーホリの足元を見るような悪徳ファームも存在します。以下に当てはまる求人は要注意です。働く前に必ずチェックしましょう。
カウンセラー
まみ
ペイスリップはセカンドビザの申請にも必要なので、発行されないファームは絶対に避けましょう。エージェント経由なら、こうした悪徳ファームに当たるリスクをぐっと減らせます。費用の全体像とあわせて、こちらの記事も準備の参考にどうぞ。
オーストラリアのファームジョブ よくある質問
最後に、ファームジョブについてよくいただく質問にお答えします。渡航前の不安解消にお役立てください。
まとめ|オーストラリアのファームで後悔しないために
オーストラリアのファームジョブは、高時給で稼ぎながらセカンドビザの条件も満たせる、ワーホリの王道とも言える選択肢です。一方で、歩合制のリスクや悪徳ファームなど、知らないと後悔するポイントもあります。
大切なのは、自分に合う職種を選び、信頼できる方法で探し、働く前に条件をしっかり確認すること。この記事で紹介した体験談のように、準備とリサーチを丁寧にした人ほど、満足のいくファーム生活を送っています。
とはいえ、「自分の場合はどう動けばいいの?」という不安は、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。渡航前の準備から現地での仕事探しまで、夢カナと一緒に進めていきましょう。
この記事のまとめ
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