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アメリカの食べ物といえばこれ!日本ではあまり知られていないアメリカの家庭料理

アメリカの食べ物といえばこれ!日本ではあまり知られていないアメリカの家庭料理

旅行や留学に行った際、その土地ならではの料理を食べるのも楽しみのひとつです。

世界には、中華料理やフランス料理、イタリア料理、ロシア料理、ブラジル料理、スペイン料理などたくさんの国の料理があります。

では、アメリカにアメリカ料理はあるのか?と疑問に思います。

実は、アメリカ発祥の料理というのはほとんどありません。

アメリカは移民によって作られた国ですので、歴史の中でいろんなところから来た移民やその子孫によって、アメリカの土地でミックスされてできたものがほとんどです。

そこで、今回はアメリカの食べ物とその歴史的背景についてみていきましょう。

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アメリカの有名な食べ物10選!とその歴史

ハンバーガー

アメリカの有名な食べ物といえば、ハンバーガーです。

アメリカのハンバーガーは地域やお店によって、パンへのこだわりや挟む具材へのこだわりがあり、ファストフード店から高級レストランのメニューにまで幅広くあります。

こだわりの有名店を巡るのも、アメリカ旅行の楽しみでもあります。

<歴史>

アメリカのハンバーガー誕生の由来にはいつくか説がありますが、有名なのが1904年アメリカで開催された、セントルイス万国博覧会の会場で、ドイツから伝わったハンバーグをサンドイッチのように丸いパンに挟んで、売り出したのが始まりといわれています。

それが、今では世界を代表するファストフードチェーンになり、世界中で食べられています。アメリカのマクドナルドでは、パテやチーズなどの中身を自由に追加できるので、試してみてください。

ピザ

ピザもまたアメリカを代表する有名な食べ物のひとつです。

ピザといえばイタリアですが、イタリアの伝統的なピザとは異なり、加工肉とチーズのボリュームのあるピザで、みんなでシェアできるような大きなサイズなのが特徴です。

また、デリバリー文化の影響で庶民の味として定着していることから、大量に作って大量に売れることで価格が安いのがアメリカのピザです。

<歴史>

第二次世界大戦中にイタリアに駐留していたアメリカ軍兵士たちがピザを食べ、その美味しさを母国に持ち帰ったのが、アメリカンピザの爆発的なヒットに繋がったと言われています。

そのピザが、アメリカで独自の進化を果たし、お皿のような深い生地に具材やソースがたくさん入ったシカゴピザが誕生しました。アメリカ発のシカゴピザを試してみてください。

ステーキ

アメリカといえば牛肉大国ですが、広い国土を持つアメリカでは、農業・家畜が盛んに行われており、アメリカ人の大好きなBBQには欠かせないのがお肉です。

<歴史>

発祥地はイギリス・ロンドンで、英語の「steak」の語源は、「stick」と同じで、もとはトルコのシシュケバブのように串焼きだったそうで、それが肉の切り身をフライパンで焼く形に変化したそうです。

それが、移民とともにアメリカでも定着していったと考えられます。

アメリカのスーパーには、信じられないぐらい大きな塊のお肉が売られています。友人やホストファミリーとシェアをして、公園でBBQするのがとても最高です。

フライドチキン

フライドチキンといえば、アメリカを代表するケンタッキーフライドチキンがあります。

ケンタッキーで食べることもありますが、アメリカでは自宅や幅広いレストランで、独自に調合したスパイスの衣をまぶして揚げる、もしくはオーブンで焼くなどして食べられています。特に大勢で集まるホームパーティなどには欠かせないメニューです。

<歴史>

起源は、アメリカ合衆国南部の黒人奴隷のソウルフードにあるそうです。

元々はスコットランドで鶏肉を揚げる料理があり、アメリカ南部に移民したスコットランド人からアフリカ系アメリカ人に伝わり、現在の調味料やスパイスを使用したアメリカ風フライドチキンの調理法が形作られたと言われています。

悲しいですが、20世紀までフライドチキンは「南部の黒人奴隷の食べ物」として偏見の目で見られ、白人の富裕層は食べなかったとされています。

それが今では全世界で愛され、2022年からアメリカ全土のケンタッキーでは、肉を一切使わない代替肉の商品が販売されていますので、これも是非試してみてください。

ホットドック

野球観戦などに行くと必ず、スタジアムの売店に置いてあります。

ふわふわのパンに、パキッとジューシーなパンからはみ出すほど長いソーセージと、ケチャップにマスタードとシンプルな味付けにも関わらず、美味しくて片手で気軽に食べられるところが人気の理由です。

<歴史>

ホットドックの発祥は、19世紀にドイツ人から持ち込まれたソーセージ「フランクフルター」を当初は手掴みで食べていましたが、さすがに熱いので、パンに挟むことが好きなアメリカ人は、ソーセージをパンに挟んで販売したのが始まりだと言われています。

また、「Hot Dog」はアメリカのスラングで「やった!」「すごい!」のような感嘆詞としても使われますので、会話の中でも使ってみてください。

サブマリンサンドイッチ

2枚のパンの間に具材を挟むサンドイッチもありますが、アメリカではサブマリンサンドイッチも一般的に食べられています。

サブマリンサンドイッチは、細長いパンを横に半分に切って具を詰めたサンドイッチのことです。サブウェイのサンドイッチがイメージしやすいと思います。

<歴史>

サンドイッチの歴史は古く、インドのナンや中東のピタ、古代ローマ帝国で食べられていたオッフラというピタサンドのようなものなそ、世界の様々な場所で食べられていたので、その起源を特定することはできませんでした。

サブマリンサンドイッチの名前は、東部沿岸地域のイタリア系アメリカ人の住む地区から始まったものと言われています。

サブウェイでは、パンのサイズからパンの種類、具材を好きなようにカスタマイズすることができますので、自分好みのサンドイッチを見つけるのも楽しいです。

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マカロニ・アンド・チーズ

茹でたマカロニにチーズソースを絡めたグラタン料理の一種で、忙しいアメリカの家庭では手軽に作れるとあって一般的に普及しており、子供に人気が高く今では家庭料理として有名です。

映画「ホームアローン」でも自宅でひとりでいる時の夕食として、インスタントのマカロニアンドチーズが登場しています。

<歴史>

一説には、アメリカ第3代大統領トーマス・ジェファーソンが、アメリカ独立戦争後のアメリカ大使として、1787年にフランス・イタリアに行った際に持ち帰ったパスタ製造機で作ったマカロニにチーズをかけて焼いたのが、マカロニ・アンド・チーズの原型だと言われています。

スーパーでは、インスタントで作れるものがたくさん売られていますので、手軽に試すことができます。

バッファローウィング

鶏肉の手羽を素揚げにし、辛味の強いソースを絡めた食べ物です。

ブルーチーズソースやセロリスティックと一緒に食べるのが、アメリカでは一般的です。

ビールにとても合い、スポーツ観戦の際に大量に購入して、家に友達を呼んでみんなで食べることが多いです。

<歴史>

バッファローウイングは、ニューヨーク州北部のバッファローにある創業1935年の「アンカー・バー」で通常なら捨てるスープ用の鶏手羽を揚げて、カイエンペッパーソースと絡めて出したのが始まりと言われています。

また、フライドチキンよりも時短で作れることからアメリカ全土に広がりました。

病みつきになる味で、韓国のヤンニョムチキンよりも素揚げなので衣が薄く、食べやすいです。

アイスクリーム

実は、アイスクリームはアメリカで発達し、アメリカから世界に広がりました。

アメリカでは、アイスクリームショップも多いですが、スーパーマーケットのアイスコーナーのあまりの大きさに最初はビックリさせられます。

<歴史>

アメリカのアイスクリーム産業のきっかけは、余ったクリームの処理に困り、凍らすことから、アイスクリームの生産・販売が始まったと言われています。

また、それをより多くのアメリカ人に広めることになったのは、1920年に始まったアメリカの禁酒法です。

この時代、多くのビール会社がアイスクリーム産業に参入し、今までにないアイスクリームが売り出され、どんどん独自に発達して行きました。

有名アイスクリームショップの「サーティワンアイスクリーム」はアメリカや海外では「バスキン・ロビンス」と呼び、「サーティワン」では通じないので注意してください。

ドーナツ

アメリカのお菓子といえば、ドーナツが有名です。

主に真ん中が空いたリング型のドーナツで、色とりどりのトッピングがされ、激甘なパウダーがかけられた、カラフルなのがアメリカのドーナツです。

<歴史>

名前の由来は、「ドウ(生地)」の上に「ナッツ(くるみ)」で、ドーナツは元々オランダの揚げ菓子であると言われています。

ですが、生地をリング状にして油で揚げたドーナツは、アメリカ人が火の通りをよくするために穴を開けたと言われ、アメリカ発祥とも知られています。

アメリカのドーナツは朝食の定番ですが、朝から物凄いカロリーを摂取することになるので、食べ過ぎには注意が必要です。

このようにアメリカの有名な食べ物となっている料理も、元は世界の各地から渡ってきたもので、アメリカの発展や経済を支える人たちによって、なるべく手軽に、効率よく栄養が取れる料理として独自に進化してきました。

それ故に、高カロリーな料理が多いことも事実です。

アメリカに留学して、体重が増えたという話はよく聞きますので、食べ過ぎには注意し、適度な運動と野菜も積極的に取るように心がけてください。

最後に、日本ではあまり有名ではないですが、アメリカでは有名な食べ物をご紹介します。

アメリカに行ったら、是非試してみてください。

ジャンバラヤ(Jambalaya)

アメリカ南部ルイジアナ州のケイジャン料理のひとつで、鶏肉やソーセージ、セロリ、玉ねぎ、ピーマンなどの具材を辛味の効いたトマト味で仕上げた炊き込みご飯のことで、スペイン料理のパエリアが起源とされています。

味は想像の通りだと思います。

ガンボ(Gumbo)

ガンボとはフランス語でオクラのことで、魚介や鶏肉等をベースとしたスープにオクラや好みの香味野菜等を煮込んで作る、ジャンバラヤと同様にケイジャン料理のひとつです。

日本のカレーライスのように、お米にかけて食べますので、日本人にも食べやすい料理です。

ミートローフ(Meatloaf)

ひき肉に細かく刻んだ玉ねぎやパプリカの野菜を混ぜて、ローフ型に入れ、オーブンで焼くシンプルな家庭料理です。

日本のハンバーグに似ていますが、どっしりしているのでスライスしてサンドイッチに挟んだりもします。

チリコンカン(Chile con carne)

チリコンカンは、豆と肉、野菜をトマトでピリ辛に煮込んだ家庭料理です。

起源はメキシコ北部〜南部アメリカに由来するメキシコ料理と言われています。

野菜や豆類を多く食べられますので、日々ジャンクフードの食生活になっている場合は、積極的に食べてみてください。

アメリカでの食生活が気になる方は下記記事も参考にしてみてください!

アメリカでの食材・お土産のお買い物はスーパーマーケットへ!その特徴をご紹介

まとめ

アメリカに行ったら、アメリカの定番な有名な食べ物も食べていただきたいですが、日本ではあまり知られていない、アメリカの有名な家庭料理も是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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