これから留学を考えている人は、クレジットカードを作った方がいいのか悩むことはありませんか?
結論から申し上げますと、留学するときはクレジットカードを作ってから渡航することをオススメします。
理由としては、何かトラブルが起こったときにあなたの助けになることがあるからです。
クレジットカードを作らずに留学をすると、病気や事故が発生したときに補償を受けることができなくなってしまうことだってありえます。
そうなってしまっては、せっかくの留学生活が台無しになり勉強どころではなくなります。
そこで今回の記事では、留学を考えている人に向けてクレジットカードを用意するべき理由と選び方を詳しく解説いたします。
【留学生にクレジットカード】が必要な4つの理由
楽しく留学生活を過ごすにはクレジットカードが緊急のときの助けになることは事実です。
ではどういったときに助けになるのか。
ここで詳しく4つご紹介していきます。
病気や事故のときでも安心
クレジットカードには、「海外旅行障害保険」がついているカードが多いです。
留学するときは、この保険がついているカードを選ぶことが必須です。
理由としては、いざ病気や事故が発生したときにこの保険で補償できるからです。
海外の医療費はかなり高額です。
保険が適用されていないと病院へ行って診察を受けるだけでもだけでも、かなりの料金を請求されてしまいます。
しかし海外旅行傷害保険があるだけで、医療費の補償を受けることができます。
これがあればいざというときに安心して留学生活を送ることができます。
身分証明証になる
海外ではパスポートが主に身分証になりますが、クレジットカードでも身分証明証になります。
例えばホテルを利用する際や、レンタカーを借りて旅行するときはクレジットカードの提示を求められることが多いです。
これはデポジット(預かり金)と呼ばれるものです。
海外ではデポジットの請求が多いのが現状です。
カードを持っているだけで支払い能力があるとみなされるので、信頼度も上がります。
お財布がかさばらない
クレジットカードがあると多額の現金を持ち歩かなくて済みます。
海外では盗難にあうことも視野に入れて、現金は多く持ち歩かない方が良いでしょう。
つまり、クレジットカーがあるだけで身軽になります。
わざわざお釣りももらわないので、お財布もかさばりません。
お買い物もスムーズになるので、ストレスが減ると言えるでしょう。
緊急のときは日本語で相談できる
もしも緊急事態にあってしまったら、クレジットカード会社に速やかに連絡しましょう。
例えばカードを紛失したのなら、速やかに連絡しカードを使えなくしましましょう。
緊急時にはきちんと日本語で対応してくれるので大丈夫です。
こういうもしものときのための対策として、カード会社の電話番号をメモしておくのを忘れないようにしてください。
いざ海外では誰かがカードを拾っても、警察に届けてくれることはまずありません。
頼れるのは自分自身と言うことになりますので、用心しておくといいですね。
【留学生にクレジットカード】選ぶ基準は何?
ここではいざ留学のためにクレジットカードを作るとき、何を基準にしたら良いのかを5つ解説いたします。
国際ブランドのカードを選ぶ
国際ブランドのカードを選ばないと留学した時にカード払いができなくなります。おそらく全員が選ぶこになると思います。
よく見かける国際ブランドといえば
(VISA・Mastercard・AMERICAN EXPRESS・Diners・JCB)ではないでしょうか。
特にVISAやMastercardのクレジットカードは持っておくと良いと思います。
世界中のほぼどこのお店でも使うことができるからです。
ただし、全てのお店で使えることはないのでカードは2〜3枚作ることをオススメします。
そして、各カードを違うブランドにしておけば支払いのときに困ることはありません。
ちなみに、国内大手の「JCB]は海外では使えないことが多いのでご注意ください。
ポイントや還元率が高いカードを選ぶ
留学する国によりますが、国によっては現金ではなくカード払いのみの国も存在します。
盗難が日本に比べて非常に多いので、現金はあまり使わないです。
とうことはカードを使う機会が多いと言うことですので、せっかくならポイントの還元率の高いカードを選ぶ方がお得です。
ぜひ、カードを選ぶときは注目してみると良いでしょう。
盗難補償のあるカードを選ぶ
海外は日本のように安全ではないと言う印象をお持ちの方もいると思います。
事実、スリや盗難などの事件は大都市ならよく発生しています。
またルームメイトによる盗難事件も最悪の場合ありますので、いざというときのために盗難補償のあるカードを選ぶと良いでしょう。
海外旅行傷害保険の付いているカードを選ぶ
クレジットカードに付帯している保険は、新しく保険に加入する必要がありません。
費用を安く抑えたい留学生にとっては、とても魅力なものです。
それに病気や事故にあった場合でも、補償金額の範囲なら対応ができますので海外旅行傷害保険がついているカードを選んでみると良いでしょう。
またカードを複数枚持つことで、補償額を合計することができることも魅力の1つです。
年会費無料のカードを選ぶ
留学するにあたり、まずは年会費が無料のカードをオススメいたします。
理由は経済的な面が1番になります。
しかし年会費が無料のカードは当然補償内容も心細いものもあります。
健康や盗難に会うのがとても怖いと言う方には、やはり年会費を支払ってでも充実した補償内のカードを選ぶと良いでしょう。
クレジットカードは最低でも2枚は用意
海外で長期間滞在するなる留学ならば、クレジットカードは最低でも2枚は持っていくことをオススメいたします。
理由としては4つあります。
・カードの磁気不良
・限度額を上げる(カード2枚分)
・付帯保険の期間延長ができる
・多すぎは禁物
順番に見ていきましょう。
カードの磁気不良
買い物をしてカード決済しようとしたら、磁気不良で使えなくなる場合もありえます。
もしそうなってしまうと、カード会社に連絡して作り直してもらう必要があります。
手元に着くまでの時間もかかりますし、さらに労力もかかることでしょう。
日本を出発する前に必ずカードを最低2枚は持っていくようにしたいですね。
カードを2枚持てば限度額が上がる
クレジットカードには利用できる限度額があります。
たった1枚しかカードを持っていないと、あっという間に限度額に達してしまった。
こんなこともあります。
留学生活は思っているよりお金が出て行ってしまうものです。
特に慣れない初期の頃はこの傾向が強いように感じます。
ここで仮に2枚クレジットカードを持っていたなら、もう1枚分の限度額まで利用することができます。
海外では現金は盗難にあいやすく、また店員さんに嫌な顔をされる場合だってあるのです。
カード払いが主流なため、やはり限度額いっぱいになるのを防ぐにもカードは2枚あるととても便利です。
付帯保険の期間延長ができる
2枚持ちのオススメは、付帯保険を期間を最大で6ヶ月延長できると言うことです。
1枚のカードで利用できる保険の期間は、だいたい3ヶ月(90日)が限度です。
クレジットカードの保険には自動付帯と、利用付帯の2種類があります。
それぞれ解説していきます。
自動付帯:日本を出発した当日から保険が適用される。
利用付帯:カード会社が定める利用条件をクリアして、カードをはじめて使った日から適用される。
と言うことはつまり
1枚目の自動付帯カードの保険が切れそうなタイミングで、もう1枚の利用付帯のカードで買い物などをすれば合計6ヶ月の保険が適用される仕組みと言うことになります。
余談ですが、もしご自分で留学保険に入るという方は6万ほどの保険代がかかります。
費用をなるべく安く済ませたい留学生には、クレジットカードの保険を利用するのが経済的になるといえます。
カードの作りすぎは禁物
これまでの説明の中で、カード枚数が多ければ限度額も上がるし保険も適用期間が増やすことができる。
こう思う方も多いと思います。
しかしカードのつくり過ぎはあまりオススメしません。
なぜなら、不正利用などのトラブルに巻き込まれたり紛失の可能性も高まるからです。
やはり、カード枚数が多すぎて管理がしにくくなったケースは多いです。
カードの枚数が2〜3枚ほどなら明細をWebで確認することができるので、この枚数がオススメだといえます。
もしも短期間の留学であるならば、2枚程度で十分足りる枚数です。
まとめ
最後にこれまでのまとめを簡単に書いておきます。
・留学生はクレジットカードは必ず用意する
・病気や事故の時の助けになる
・身分証明になる、支払い能力があるとみなされ信頼される。
・財布がかさばらず身軽になる。
・カードを選ぶには国際ブランド(VISAかMastercardがオススメ)
(JCBは利用できない国が多いから要注意)
・ポイントの還元率が高いカードを選ぼう(海外ではカード払いが主流でポイントたまりやすい)
・盗難補償がついているカードを選ぶ
・年会費無料で節約しよう
・カードは2枚以上持つことで、限度額や保険の期間の延長が可能
・とはいえ作りすぎたら管理がしにくくなるので、せめて2〜3枚までがオススメ
いかがでしたでしょうか。
留学生活には大きなトラブルには誰しもあいたくないですよね。
特に病気や怪我は異国の地で知り合いもいないとなると大変心細いですよね。
何かしらの不安も多い海外での生活ですので、クレジットカードをうまく利用して安心安全な留学生活を送ることができるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。