「トロント留学って、実際いくらかかるの?」
「語学学校もエージェントも多すぎて、どこから選べばいいのか分からない」
カナダ最大の都市トロントは、日本人にとって留学先の定番でありながら、情報が多すぎて比較しづらい街でもあります。
トロントは、住民の約半数が海外生まれという、世界有数の多文化都市です。
語学学校の数はカナダ随一で、語学留学だけでなく進学準備・Co-op(有給インターン)・ワーキングホリデーまで選択肢がそろっています。
その一方で、家賃や外食費は国内でもトップクラスに高く、冬の寒さも本物です。
この記事では、トロント留学の費用の目安(期間別・内訳つき)、留学スタイルの選び方、語学学校とエージェントの選び方、ビザと準備スケジュールまでを一本にまとめました。
この記事を書いた人
目次
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トロント留学とは?街の特徴と人気の理由

トロントは、カナダ・オンタリオ州にある同国最大の都市です。
オンタリオ湖に面し、金融・IT・エンタメの企業が集まる経済の中心地でもあります。
留学先としては「バンクーバーと並ぶ二大都市」と紹介されることが多く、語学学校の数・コースの幅ではカナダ随一です。
まずは街の基本情報を押さえておきましょう。
※本記事の日本円換算は、1カナダドル=約115円(2026年8月時点)で計算しています。為替により金額は変動します。
トロントが留学先に選ばれる3つの理由
「なぜバンクーバーではなくトロントなのか」は、多くの人が最初に迷うポイントです。
トロントを選ぶ理由は、大きく次の3つに整理できます。
世界中から人が集まる「多文化都市」
トロントは2021年の国勢調査で住民の46.6%が海外生まれとされ、「人種のモザイク」と表現される街です。語学学校のクラスメイトも、ホストファミリーも、出身国はさまざま。英語が「共通語」として自然に必要になる環境が、日常の中にあります。
学校とコースの選択肢が圧倒的に多い
私立の語学学校から大学付属の英語コース、試験対策、ビジネス英語、Co-op付きの専門コースまでが1つの街にそろっています。途中で目的が変わっても、街を移らずに進路を変えられるのは大都市ならではの強みです。
仕事も遊びも、都市規模がそのまま選択肢になる
カナダ経済の中心地であるトロントは、アルバイトやインターンの求人数も多い街です。ナイアガラの滝やニューヨーク方面へのアクセスもよく、勉強の合間の過ごし方に困りません。
トロント留学の種類|4つのスタイル
ひとくちに「トロント留学」といっても、通う学校もビザも滞在期間もスタイルによって変わります。
費用を比べる前に、まず自分がどれに当てはまるかを決めておきましょう。
スタイル名をタップすると、それぞれの詳しい解説へ移動します。
①語学留学|まず英語を伸ばす基本の選択肢
語学学校で英語だけに集中するスタイルで、トロント留学のいちばん一般的な形です。
1週間単位で期間を組めるため、社会人の休暇から1年の長期まで対応できます。
授業料は週あたりのレッスン数に比例します。午後を自習や観光にあてたいなら午前中心のコースを選ぶと、費用と時間の両方を調整できます。
②進学準備|カレッジ・大学への進学を目指す
現地のカレッジや大学に入るための英語力とアカデミックスキルを整えるスタイルです。
トロントには進学先の選択肢が多く、準備コースからの接続ルートも豊富です。
学校によっては、付属コースの修了で進学時の英語試験が免除される制度があります。
IELTSのスコアが伸び悩んでいる人ほど、この接続ルートの有無を先に確認してください。
※就労条件・在学中の労働時間の上限は変更されることがあります。申請前にカナダ移民局(IRCC)の公式情報をご確認ください。
③Co-op留学|学びと有給就労をセットにする
Co-op(Co-operative Education)は、専門科目を学ぶ期間と、その分野で働く期間が1つのプログラムに組み込まれている留学スタイルです。
学びと職歴を同時に持ち帰れます。
前半
専門分野を学ぶ
ビジネス・ホスピタリティ・デジタルマーケティングなど
後半
関連分野で有給就労
学んだ内容に関連する職場で実務を経験
就労できる期間は、プログラム全体の半分までが目安とされています
向いている人
・帰国後のキャリアに直結させたい
・英語+専門スキルを同時に伸ばしたい
・ワーホリの年齢条件を超えている
注意したい点
・受講には一定の英語力が必要
・就労先は自分で探すのが基本
・学費が語学留学より高くなりやすい
④ワーキングホリデー|働きながら1年滞在する

最長1年、雇用主の制限なく働きながら滞在できる制度です。
最初の数か月だけ語学学校に通い、その後アルバイトに移る組み合わせが定番です。
応募すれば全員が行けるわけではなく、プールに登録して招待(ITA)を待つ抽選方式である点が、他国との大きな違いです。主な条件を整理します。
※制度・年齢・申請料は変更されることがあります。申請前に必ずカナダ移民局(IRCC)の公式情報で最新の条件を確認してください。
短期と長期、どちらを選ぶ?
期間の決め方に正解はありませんが、「何を持ち帰りたいか」で選ぶとぶれません。
目安として、短期と長期の違いを整理しました。
短期(1週間〜3か月)
ビザ:eTAのみで通える範囲
成果:英語を話す抵抗感が消える/リスニングに慣れる
向く人:社会人の休暇・学生の長期休み
長期(半年〜1年)
ビザ:6か月を超えるなら学生ビザ、働くならワーホリ
成果:仕事や進学で使えるレベルまで引き上げやすい
向く人:キャリアチェンジ・進学を見据える人
留学カウンセラー
りょう
トロント留学の費用|期間別の目安と内訳

トロント留学でいちばん気になるのが費用です。
総額は「授業料+滞在費+生活費+航空券+保険+ビザ関連」で決まり、同じ1か月でも学校のコースや滞在方法で数万円単位の差が出ます。
まずは内訳から見ていきましょう。
費用の内訳|1か月あたりの目安
語学学校に通う場合の、1か月あたりの主な費用は次のとおりです。
授業料は週あたりのレッスン数で変わり、週25レッスン前後の一般英語コースで1週間あたり3万円前後からが目安になります。
授業料
約12〜16万円/月
一般英語・週25レッスンの場合
滞在費(ホームステイ)
約13〜16万円/月
食事付き。1,100〜1,400カナダドル前後
生活費(交通・通信・娯楽)
約4〜6万円/月
交通費は月約1.8万円が上限+通信費など
航空券(往復)
約15〜25万円
時期と経由の有無で大きく変動
期間別|トロント留学の総額の目安
上の内訳をもとに、航空券・保険を含めた総額の目安を期間別にまとめました。
長期になるほど、ホームステイからルームシェアへ移ることで1か月あたりの負担を下げられます。
※すべて目安です。学校・コース・滞在方法・渡航時期・為替により変動します。ワーホリの金額は「現地でどれだけ働けるか」で大きく変わるため、最初の3〜4か月分の生活費は必ず手元に用意しておきましょう。
見落としやすい「隠れコスト」
学費と滞在費だけで予算を組むと、現地で足が出ます。
トロント特有のものも含め、追加でかかりやすい費用を金額の目安つきで挙げておきます。
これらを合計すると、3か月の滞在でも10万円前後の上振れは珍しくありません。
総額を計算するときは、あらかじめ1〜2割の余裕を持たせておきましょう。
予算からできることを逆算する
「用意できる金額から留学プランを決めたい」という人向けに、予算帯ごとの目安をまとめました。
ワーホリを組み合わせると、同じ予算でも滞在できる期間は大きく伸びます。
留学カウンセラー
りょう
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トロント留学のメリット・デメリット
トロントは間違いなく魅力の多い街ですが、合わない人がいるのも事実です。
良い面と、渡航前に知っておきたい面を同じ数だけ挙げます。
トロント留学のメリット
多くの留学生が「行ってよかった」と感じるポイントは、次の4つに集約されます。順番に見ていきましょう。
①英語が「必要になる」環境が自然にできる
多国籍な街なので、クラスメイトもホストファミリーもアルバイト先の同僚も、出身国はばらばらです。気を張らなくても、共通語が英語しかない場面が1日に何度も発生します。
語学学校
中南米・アジア・ヨーロッパ出身の学生が混在
滞在先
ホストファミリーの母語も英語とは限らない
アルバイト先
同僚も客も多国籍。指示も雑談も英語
▼
どの場面でも、通じる言葉は英語だけ
②学校とコースの選択肢が多く、方向転換しやすい
一般英語から試験対策、ビジネス英語、有給インターン付きのコースまでが1つの街にそろっています。通ううちに「思ったより話せるようになったので、次は仕事につながる勉強がしたい」と目的が変わっても、街を移らずに進路を変えられます。
まずは一般英語コースからスタート
▼
試験対策コースへ
進学やスコアが必要になったとき
ビジネス英語へ
帰国後の仕事を見据えるとき
Co-op付きコースへ
職歴もあわせて積みたいとき
カレッジ・大学の準備へ
現地進学に切り替えるとき
③仕事の求人が多く、ワーキングホリデーと相性がよい
カナダ経済の中心地だけに求人数が多く、飲食・小売から専門職まで幅があります。最低賃金の水準も日本より高めで、生活費の一部を現地収入でまかないやすいのが特徴です。
オンタリオ州の最低賃金
17.60CAD
時給・約2,000円
2026年10月から
17.95CAD
毎年10月1日に改定
ワーホリで働ける期間
最長12か月
雇用主の制限なし
※最低賃金は毎年10月1日に改定されます。渡航時期の最新額はオンタリオ州政府の公式情報でご確認ください。
④勉強を続けられる場所が多い
語学力が伸びるかどうかは、授業後にどれだけ復習の時間を取れるかで決まります。トロントには無料で使える公立図書館が市内に約100か所あり、Wi-Fiやパソコンも利用できるため、勉強のリズムを作りやすい環境です。
トロント留学のデメリット
一方で、事前に知らないと後悔しやすいのが次の4点です。ここを許容できるかどうかが、トロントを選ぶかの分かれ目になります。
①家賃も外食費も、カナダ国内で最高水準
バンクーバーと並んで物価が高く、表示価格に13%の税とチップが乗るため、体感の負担はさらに大きくなります。自炊とスーパーの使い分けができるかどうかで、月の出費が数万円変わります。
※価格は目安です。店舗・物件・エリア・為替により変動します(1カナダドル=約115円で換算)。
②冬が長く、寒さは想像以上
トロントの冬は11月下旬から3月中旬まで続き、真冬は日中でも氷点下という日が珍しくありません。冷え込んだ夜は氷点下20度近くまで下がる年もあります。季節ごとの気温の目安を見ておきましょう。
※数値は平年の平均最高気温/平均最低気温の目安です。10月から3月に渡航する人は、現地で防寒具を買い足す前提で3〜6万円ほど予算を確保しておくと安心です。
③日本人が少ないわけではない
人気都市である以上、日本人留学生も一定数います。特に日本の長期休みと重なる時期は比率が上がるため、「日本語を使わない環境」を期待して行くと、ギャップを感じることがあります。
日本人が増えやすい時期
6〜9月・年末年始など、日本の長期休みと重なる時期
落ち着きやすい時期
10〜2月。寒さはあるが、費用も抑えやすい時期
環境を自分で作るための3つの手
④医療のかかり方が日本と違う
日本のように「体調が悪いからすぐ専門医へ」とはいきません。まずは予約なしで行けるウォークインクリニックなどを経由し、必要に応じて専門医を紹介してもらう流れが基本です。待ち時間も長めなので、保険の内容とあわせて渡航前に確認しておきましょう。
治安と、住むエリアの選び方
トロントは先進国の大都市として、留学先に選びやすい水準の治安が保たれている街です。ただし「日本と同じ感覚」で歩ける場所ばかりではありません。住むエリアを決めるときは、次の観点で見てください。
トロントが向いている人・別の都市も検討したい人
ここまでを踏まえて、トロントが合うタイプと、いったん他都市も比べたほうがよいタイプを整理します。
トロントが向いている人
・都会の刺激とイベントを楽しみたい
・仕事やインターンの機会を重視する
・いろいろな国の人と関わりたい
・学校の選択肢を多く持っておきたい
他都市も比べたい人
・生活費を最優先で抑えたい
・寒さが極端に苦手
・落ち着いた小規模な街で学びたい
・自然の近くで生活したい
トロントの語学学校の選び方|私立と付属
トロントには語学学校が数多くあり、パンフレットを並べただけでは違いが分かりません。まず「私立の語学学校」と「大学・カレッジ付属の英語コース」という大きな2種類を押さえると、候補を一気に絞れます。
短期の語学留学やワーホリとの組み合わせなら私立、進学を見据えるなら付属コース、というのが基本の考え方です。そのうえで、個別の学校は次の5点で比較してください。
学校選びで見るべき5つのポイント
パンフレットの雰囲気ではなく、次の5項目を数字と条件で比べると、入学後のギャップが小さくなります。
国籍比率と日本人比率
季節で変動するため、「通年の平均」ではなく自分が行く月の比率を聞きましょう。夏は日本人が増えやすい時期です。
母国語禁止ルールの有無
校内で母国語を使わないルールを設ける学校があります。日本語を使わない環境を作りたい人には、大きな判断材料になります。
レベル分けの段階数とクラス人数
レベルが細かい学校ほど、自分に合った難易度で学べます。1クラスの上限人数も必ず確認しましょう。
週あたりのレッスン数と時間帯
午後を観光やアルバイトにあてたいなら午前中心のコース、集中したいならフルタイム。授業料はレッスン数に比例します。
立地とサポート体制
ダウンタウンの学校は通学と放課後の行動範囲で有利です。日本人スタッフの有無、滞在先トラブル時の窓口もあわせて確認しましょう。
なお、夏の繁忙期は人気校のコースもホームステイ先も早く埋まります。6〜9月に渡航するなら、半年前には学校を押さえておくのが安全です。
留学カウンセラー
りょう
トロント留学のエージェント選びと比較
学校の申し込みは、自分で直接手配する方法と、留学エージェントを通す方法があります。
どちらが正しいというものではなく、かけられる時間と、必要なサポートの範囲で決まります。
自己手配とエージェント利用、何が違う?
手配方法によって、費用の出方と手間のかかり方が変わります。主な違いを整理しました。
英語での書類やり取りに慣れていて、時間に余裕があるなら自己手配でも問題ありません。
反対に、仕事や学業と並行して準備する人は、無料のエージェントを使って手続きの抜けを防ぐほうが確実です。
無料で使える留学エージェント比較
手数料無料で使える主なエージェントを、費用とサポート内容で比べました。
それぞれ得意分野が違うので、複数の無料相談を受けて比較するのが確実です。
おすすめの
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※評価は各社のGoogle口コミ評価(2026年7月時点)を参考にしています。費用・サービス内容は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
失敗しないエージェント選び3つのポイント
無料相談を受けるときは、次の3点を必ず確認してください。
ここを詰めておくと、後から「聞いていない費用」が出てくる事態を避けられます。
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総額の安さではなく、教材費・滞在先の手配料・空港送迎・保険が含まれているかで比べます。同じ条件に揃えて初めて比較になります。
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トロント留学の準備ステップとビザ
トロント留学の準備は、ビザの種類によって必要な期間が変わります。
特に6か月を超える留学は学生ビザの審査期間を見込む必要があるため、全体像を先に押さえておきましょう。
滞在期間別に必要なビザ
カナダは、滞在期間と目的によって必要な手続きが変わります。自分がどれに当てはまるか確認しておきましょう。
6か月を超える語学留学で見落とされがちなのが、PAL(州政府証明書)です。
カナダは2024年から留学生の受け入れ数に上限を設けており、学生ビザの申請にはこのPALの提出が原則必要になりました。学校ごとに発行できる枚数に限りがあり、年々枠が絞られているため、時期によっては希望の学校で枠が残っていないこともあります。
※ビザの要件・費用・審査期間は変更されることがあります。申請前に必ずカナダ移民局(IRCC)の公式情報をご確認ください。
留学カウンセラー
りょう
トロント留学のよくある質問
無料相談でよく寄せられる質問をまとめました。
迷いやすいポイントを、先に解消しておきましょう。
まとめ|トロント留学を決める順番
トロント留学は、選択肢が多いぶん「何から決めるか」で迷いやすい留学先です。
目的 → 期間 → ビザ → 予算 → 学校 → 滞在先の順で決めていくと、あとから決め直しになりません。
最後に要点を整理します。
この記事のまとめ
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※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。費用は目安であり、学校・時期・滞在方法・為替により変動します。ビザ制度は変更される場合があるため、申請前に必ずカナダ移民局(IRCC)の公式情報をご確認ください。






