TOPヨーロッパ留学ならどこがいい？その魅力とおすすめの国

ヨーロッパ留学ならどこがいい？その魅力とおすすめの国

2024.04.25

将来留学をしたいと思っている人の中には、ヨーロッパへの留学を考えている人、ヨーロッパに憧れている人もいるでしょう。
ヨーロッパへの留学で候補に上がりやすいのはイギリスですが、他の国がどんな様子かも気にならないでしょうか。イギリスは物価が高く、日本人も多いので、他の国を検討したいと思っている人もいるかもしれませんね。

そこでこの記事では、ヨーロッパ留学についてその魅力やデメリット、そして留学におすすめの国について解説します。
ヨーロッパに留学をしたいと思っている人は、こちらを参考にすれば候補の国を絞れるかもしれませんよ。

ヨーロッパ留学の魅力とは？

ヨーロッパは語学留学をするにしても、大学留学をするにしても、とてもおすすめできる地域です。まずはそんなヨーロッパ留学の魅力についてご紹介しましょう。

街並みが美しい街が多い

ヨーロッパはどこに行っても、まるで絵本の中から出てきたような美しい街並みが広がっています。都市部だけではなく、地方に行っても、歴史を感じる建物やカラフルでかわいい建物が多く、街歩きをするだけでも楽しめます。

そんなヨーロッパに留学をすれば、毎日目が楽しく、そんな美しい街で滞在できていることに幸せを感じられるはず。また、少し足を伸ばして近隣の都市まで日帰り旅行をしても、また少し違ったタイプの街並みが広がっていて、余暇が充実するでしょう。

他の国々へのアクセス良好！

ヨーロッパはお互いが近く、陸続きになっている場所も多いです。ですから、ヨーロッパのどこかに滞在すれば、それ以外のヨーロッパの国々にも訪れやすいというメリットがあります。
実際、LCCを使えば、まるで国内旅行のような価格で他のヨーロッパの国々に旅立つことができます。

また、北アフリカなどにも行きやすく、安価にモロッコやエジプトへ旅行ができてしまいます。
ちなみにニューヨークなども、日本から行くよりは安く行けるので、滞在中にアメリカ大陸に渡る人も少なくありません。

英語以外の人気言語が習得できる

ヨーロッパの主要言語は、世界でも通用度が高い人気の言語ばかり。特にフランス語やスペイン語は、英語の次に人気のある言葉です。
フランスに行けばフランス語が習えますし、スペインに行けば、スペイン語が習得できます。また、将来の進路によってはドイツやオーストリアで使われているドイツ語が役立つこともあるでしょう。

ちなみに英語のスクールはどこにでもあるので、フランスやスペインなどの他の国に語学留学や大学留学をしたとしても、英語を習うことはできます。週1〜2のクラスで十分なら、現地の人と一緒に英語が学べるため、他ではできない体験になりそうですね。

大学留学なら北米よりも費用を抑えられる

ヨーロッパは物価が高めな地域も多いので、語学留学をする場合は北米と同等か少し安いくらいの費用が必要です。
しかし、大学留学の場合は全く別で、ヨーロッパの方が費用が抑えられるでしょう。

これは北米、特にアメリカに比べると、ヨーロッパの大学の学費はずっと安いからです。国によっては外国人留学生でも学費がほとんどかからない国もあり、大学留学を目指す人にとっては、ヨーロッパ留学は非常にメリットが多いのです。
ちなみに英語圏ではなくても、英語のみで単位が取れる大学もあるので、英語以外は話せないという人でも、イギリスやアイルランド以外への大学留学ができるんですよ。

日本人が少ない国も多い

冒頭で触れたとおり、イギリスは語学留学先としても人気が高い英語の国なので、日本人が多めです。ですが、イギリスを避ければ、日本人がぐっと少なくなります。
国や地域によっては、なかなか日本人を見かけない場所もありますから、日本人を避けて、現地の環境にどっぷり浸かりたいという人には嬉しい環境です。

ただし、フランスのパリやスペインのバルセロナなどの超人気都市は、やはり日本人が多いですから、事前のリサーチをお忘れなく。

ヨーロッパ留学のデメリット

ヨーロッパ留学は多くの人におすすめできるのですが、デメリットがないわけではありません。そこで、ここからはヨーロッパ留学のデメリットについても触れていきます。

物価が高めの地域が多い

ヨーロッパは物価が安めな国もありますが、留学地として人気で、おすすめもしやすい国々は、物価が高めの地域が多いです。そのため、学費も生活費も節約しづらく、いわゆる「格安留学」はできません。

格安留学をしたい人は、ヨーロッパよりもアジアの英語圏を選ぶのが良いでしょう。またスペイン語なら、中南米の物価が安いエリアへの留学という手もあります。

費用をそこまで重視しておらず、費用はそこそこかかっても、ヨーロッパに留学をしたい！と思う人なら、迷わずヨーロッパ行きを考えるのがおすすめ。物価が高めだとは言え、費用をなるべく抑えられる留学の仕方は存在しています。

日本から遠い

ヨーロッパは距離的に日本から遠いため、留学中の一時帰国がちょっと大変なのが難点です。また時差も7〜9時間程度あるため、日本の家族や友達との連絡が少々取りづらいのもデメリットと言えるでしょう。

ですから頻繁に日本に帰ったり、日本にいる家族・友達と話したりしたいという人には、ヨーロッパ留学はつらいかもしれません。

たとえばアジアやオセアニアの国々なら、日本と時差があまりないため、日本にいる人たちと連絡が取りやすいです。
またアジアなら日本とそれほど離れていませんから、ヨーロッパに比べれば行き来がしやすいのではないでしょうか。LCCもあるので、帰国費用も抑えられますね。

留学中は1年に1〜2回一時帰国ができれば良いという人なら、ヨーロッパ留学を苦に思うことはないでしょう。

ヨーロッパ留学におすすめの国

ここからは、学費や学べることなどにふれながら、留学におすすめのヨーロッパの国々についてご紹介します。
ヨーロッパへの留学を考えている人は、ここでご紹介する国々を検討してみてはいかがでしょうか。

アイルランド

英語の語学留学をしたい人におすすめなのが、アイルランド。物価はイギリスよりはやや安めなものの、安いわけではないのですが、ダブリンでも日本人が少ないため、英語圏の中では穴場となっています。
距離的にもイギリスと近いため、行き来がしやすいです。都市部であってもイギリスよりもゆったりとした時間が流れているため、落ち着いて勉強したい人にとっては良い環境でしょう。そのため、語学留学だけではなく、大学留学にもおすすめの国です。

デンマーク

デンマークは物価が高めな国ですが、フォルケホイスコーレという教育機関への留学なら、むしろ他の国よりも費用が抑えられることが多いです。
フォルケホイスコーレは「国民高等学校」と訳されますが、大人がさまざまなことを勉強できる機関と思っておけば良いでしょう。

デンマークのフォルケホイスコーレでは、英語のみで授業が行われる学校もあり、デンマーク語ができなくても留学可能です。
学べることは学校によって異なり、英語だけを学ぶことはできませんが、ビジネス英語のコースがあるフォルケホイスコーレもありますから、英語力を養いつつ、さまざまなスキル・知識をつけられますよ。

オーストリア

オーストリアはドイツ語の国ですから、ドイツ語を学びたい人におすすめ。また、英語の通用度も高く、英語が学べる語学学校もあります。ドイツ語と英語のどちらも習うということもできますから、英語を上達させたい人も候補に入れても良いでしょう。

オーストリアはクラシック音楽が盛んで、ウィーンなどでは中心街を歩いているだけでも、クラシックが聞こえてきます。クラシックが好きだという人にはたまらない土地ですよ。

スペイン

スペイン語は英語に次ぐ、世界で通用度の高い言語です。また、スペイン語を母国語とする人は、英語が苦手な人も多いため、スペイン語はとても使える言語なんですよ。
そんなスペイン語を習得したいなら、スペインがおすすめ！物価は大都市を除けば、北欧や西欧よりは安いので、費用を抑えた留学が可能です。
ご飯も美味しく、人もフレンドリーな国ですから、留学生活がとても楽しいものになるでしょう。

ドイツ

ドイツは大学留学をしたい人に特におすすめの国です。ドイツ語を習得したい語学留学生にももちろんおすすめできる国ですが、ドイツの大学は外国人留学生でも学費が無料、もしくは非常に格安なため、留学費用がとても安く収まるのです。
英語のみで単位が取れる大学もありますし、教育水準も高いため、充実した学習ができるでしょう。
物価は決して安い国ではありませんが、学費分が浮くと考えると、かなりお得に大学留学ができる国ですよ。

ポーランド

ポーランドは発達している国にもかかわらず、なぜか物価の安い国です。しかも英語が学べる語学学校も多く、実は比較的格安な語学留学もできるんですね。
大学の学費もかなり安いのですが、大学だとポーランド語が必要になるため、まずはポーランド語の習得が先になります。
住環境も良く、綺麗な街やかわいい街も多いですから、住んでいるだけで楽しめるでしょう。

ヨーロッパ留学なら勉強しながらヨーロッパ周遊も楽々！

ヨーロッパへの留学は、ただ語学が学べる・大学の単位が取れるというだけではなく、美しい街で過ごせる・他のヨーロッパの国々に行きやすいという大きなメリットがあります。
留学ですから勉強ももちろん大事ですが、余暇を充実させたいなら、ヨーロッパ留学はとてもおすすめ！
今回ご紹介した国々も参考にしつつ、ぜひ自分にぴったりのヨーロッパの国を見つけ出してくださいね。