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カナダのファッショントレンド最新版2023

カナダのファッショントレンド最新版2023

今回の記事では、カナダファッションの最新のトレンドやどのような服が人気かを、「カナダのファッショントレンド最新版2023」と題して、現地からお届けします!

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男性と女性の垣根を越えた中性的なファッション!

トレンドは中性ファッション

今、北米ではワンダイレクションが解散した後、メンバーはそれぞれで音楽キャリアを歩んでいます。その中で最も大きな成功を収めているのが、ハリースタイルです。彼のファッションは、80年代~90年代風のファッションでありながら、女性と男性の間、中性と呼ばれるファッションがカナダでは有名です。近年日本では菅田将暉さんのファッションとして、オーバーサイズが流行ったりと、カナダでもポップスターのファッションが女性を中心に流行っています。

中性ファッションの支持層とは?

主に10代から30代女性に支持されていまして、ピンクや黄色といった蛍光の目立つ色を使いながらも、上はタンクトップ、下は裾が大きなパンツを履くスタイルです。特に8月中旬には都市部トロントでコンサートが行われ、街行く女性の半分以上が、タンクトップにビックサイズのパンツスタイルでコンサートをにぎわせました。

男性ファッションから女性ファッションへの流入

中性的なファッションのけん引はハリースタイルだけの影響ではありません。カナダでは、ゲイの男性が中心となり、ドラッグレイスクイーンの番組も注目を集めています。ドラッグレイスクイーンとは、一般の男性が女性風の派手なメイクを施し、きらびやかなスタイルの服を着て、大きなウィッグを被り、ショーをします。それぞれの優劣を決めるのはファッションスタイルや、メイクの見せ方など様々あります。しかし、番組は老若男女問わずに人気で、男性が女性モノのファッションを着る事でより女性のファッションのキーポイントを顕著に見せる事に成功しています。これらの番組の影響もあり、男性がより女性的な洋服を着る事が肯定され、増えてきています。

有名ブランドでも紹介されている新しい女性ファッション

ファッションのトレンドを引っ張っているVOGUEで紹介されたように、男性でも細身の体を活かして、体のラインを出すようなタイトなパンツや、女性だけだと思われていたピンクや紫といった色をワンポイントで活かしています。特に、女性が履いていたロングソックスをワンポイントにするのは、カナダのスケボー男子の間の流行です。

カナダの女性進出と流行ファッション

男女平等はファッションにも影響する

近年、日本の倍以上の勢いで男女平等が叫ばれているカナダでは、女性の従来のスカートスタイルが流行遅れとなっています。そして、この社会的価値観の変化に伴って、流行ファッションはビジネスカジュアルに移りつつ、男性っぽさを足したスタイルが特にトレンドになっています。主に、ジーンズや男性モノのスーツのパンツに、トップスは白のシャツ、そして冬が寒いカナダでは、お気に入りのトレーナーを羽織るスタイルです。

個人個人のアピールはトレーナーで!

このトレーナーを羽織ることで、個人個人が差別化をはかり、有名なGUCCI等のブランドのトレーナーから、大学生でもお手頃のGAP等のトレーナーが選ばれています。そして、この社会的価値観の変化は日常だけでなく、パーティーや非日常の風景にも溶け込んでいます。日本では昭和全盛期に流行ったような肩が大きく張ったジャケットにも、注目を集めていて。あのファッションで有名なマガジン、ELLE Canadaでも大きく取り上げられています。

アイテムにも変化が見える

これらの男性ファッションを女性風にアレンジした洋服が、今のカナダのトレンドです。この男性ファッションと女性ファッショの合流には、それぞれのアイテムにも顔を出しています。日本では小物として知られるハンドバックも、よりごつごつとした見た目に形を変え、色も女性らしいピンクから黒やベージュといった、今迄は男性に使われていた色が使われるようになりました。

スポーツ系の女性流行ファッション

スポーツ系ファッションは「動きやすく、スタイリッシュ」

もちろん女性のファッションが、常にポップスターの後ろをたどっているだけではありません。カナダでは、ウェルビーイングやウェルネス、ワークライフバランスといった社会的トレンドもファッションに反映されています。これらの社会的トレンドには、スポーツや体を動かす事も含まれていて、スポーツ系のファッションも変化をみせています。そして、ここでのトレンドは「動きやすく、スタイリッシュ」です。

カナダブランドのルルレモンが人気

日本ではスポーツ着として体のラインを出す方は少ないと思います。カナダはその逆に体にピタッとつくような、日本で言われるタイツにように、足のラインが出るパンツを履く女性が多いです。2022年の2月に、中国・北京で開催された冬季オリンピックのカナダ代表は、ルルレモン(英語表記: lululemon)というバンクーバー発祥ブランドが、スポンサーとしてついていました。そして、スポーツ選手が来ている服は、スタイリッシュでスポーツ選手らしい体のラインがある服を着ていました。

コロナ需要とヨガもルルの人気を後押しへ

社会的トレンドで「健康」と「運動」が結びついた近年、ヨガにとても注目が集まっています。どこでもマットさえあればストレッチ感覚で出来る利点が、人気の理由です。ルルレモン、通称「ルル」はヨガをメインに売れてきたブランドで、社会的トレンドの「運動をする」事で注目を集めています。そこで、コロナ需要でヨガが伸び、加えて、コロナ終息に伴いスポーツも活発になってきています。現在、スポーツ系で女性が自分自身の体のラインを、自信を持って出すことが流行のファッションです。

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ダイバーシティを取り入れたファッション

カナダのLGBTはファッションにも見える

スポーツ系のファッションの流行でも少し触れましたが、女性が体のラインを出すファッションがあります。カナダは、ダイバーシティ(多様性)が文化的にとても受け入れられています。そもそもが移民国家として、移民が多く、文化も「カナダ文化は雑種文化」と言われているほど、多様性が暖かく生活から感じられます。カナダのダイバーシティを少しお話すると、男女平等だけでなく、多様な性自認があげられます。LGBTのレズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーを筆頭として、パンセクシャル(恋愛対象に性別を含まない)、アセクシャル(相手に性的欲求がない)等、2022年時点で挙げると60種類以上あると言われています。カナダでは、カナダサッカー代表のレベッカ・クイン選手はトランスジェンダーの選手としても、オリンピックで有名になりました。

なぜLGBTが有名なのか

彼らの中には、体の生物的性と、心の自分が感じている性が別の人がいます。ドラッグレイスクイーンのメンバーにもそういう方が多いです。そして、彼らのファッションは固定観念的な男性や女性といった垣根を越えた服装をしています。10代から30代に支持されているハリースタイルのファッションも、「中性」と言われるファッションであったり、ドラッグレイスクイーンは男性が女性のファッションのいい点を顕著に出している事がトレンドに上がっている事も、カナダがいかにダイバーシティが受け入れられているかを示していると思います。

ダイバーシティファッションの進化系

ここで今のカナダのファッションを、ダイバーシティを取り入れて伝えると「男性と女性を入れ替えた」ファッションです。そして、多様性の延長線上に、カナダの先住民族、英語ではインディジネス(indigeneous)の人が着ている服も、ダイバーシティに含まれています。特に特徴があるのは、そのデザインです。そして、それらの独特な色使いや、動物を線だけで描くデザインを取り入れたプリントTシャツを着て、マラソンに出たりする事もよく見かけます。

冬に暖かいカナダファッション

カナダの冬は、とても寒いです。体感でマイナス20度なんてことも毎年あります。そして、冬に特に注目を集めるのが、暖かいファッションです。寒いからといって、「かわいさ」を失うわけではなく、逆にカナダらしく、暖かくも着ていて楽しいファッションに溢れています。

寒いカナダを越えるためのカナダグース

まず、一番有名なのは何と言っても「カナダグース(英語:Canada Goose)」です。トロント発祥のブランドで、日本だけでなく、世界中のセレブにも愛用されています。今年のトレンドは、ビジネスカジュアルを含めた、仕事に行く時でも、休日に遊ぶ時でも使えるようなジャケットです。そこに、社会的価値観の変化も伴い、ベージュやグレーといった色が使われています。体のラインが出るような細身のジャケットに、首まで覆われているネックの部分も特徴的です。

ジャケットだけではなく、ベストにも注目

今年はジャケットだけでなく、ベストも注目を集めています。特に、暖かい冬が数年続いているカナダでは、ジャケットではなく、ベストのような簡単に着込めるモノが、カナダの最新ファッションとして注目を集めています。もちろん、カナダグースはオーバーサイズのトレンドも含めたジャケットが、しっかりと冬の風物詩としても残っています。

カナダのお洒落は足元からも暖かい

カナダの冬はジャケットだけで越せるような甘い寒さではありません。「お洒落は足から」と言われるように、カミック(英語:Kamik)はケベック発祥の靴ブランドで、ロゴには石で作ったような「人型」のモニュメントが有名です。このケミックというのは、現地のイヌイット語で「足を覆うもの」という意味です。冬はブーツが不可欠なカナダでは、カミック等のブーツブランドが人気を集めており、機能性では「滑らない事」と「靴の中が濡れない事」が最重要とされています。カミックなどのブランドを見ていただくとわかる通り、女性のブーツにも男性的な色が使われています。ブーツではありますが、仕事場などビジネスカジュアルにも合わせられるようにデザインが施されています。

まとめ

ここまでカナダの最新ファッションのトレンドを多く見てきました。10代から30代には、特にハリースタイルや、ドラッグレイスクイーン等のポップスターが、男性と女性の垣根を越えた「中性」的な服装が好まれています。そこには、80年代から90年代に流行った裾が広めのパンツに、蛍光色のピンクや黄色といった色が使われています。トップスは、タンクトップの女性でも、男性でも着れる体のラインが出るような服が合わせられています。それだけでなく、女性の社会進出が社会的変化として取り上げられているなかで、カナダの女性を中心に、男性に使われていた黒、ベージュ、灰色といった落ち着いた色を用いたパンツに、白いシャツを合わせて、その上からトレーナーで、ひとりひとりの好みを反映させるスタイルも、盛り上がっています。最後に、LGBTを含めたダイバーシティが、ファッションにも影響しており、中性や、男性と女性を入れ替えたような服装、現地の原住民族の独特な模様を取り入れた服装なんかもトレンドです。皆さんもカナダのファッションを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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