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カナダ留学の生活費を徹底調査!1ヶ月にかかる生活費と節約方法

更新日:2022.10.03

カナダ留学の生活費を徹底調査!1ヶ月にかかる生活費と節約方法

アメリカやオーストラリアに続いて英語圏の留学先として日本人から人気の高いカナダですが、留学を検討した時、まず気になるのが生活費ではないでしょうか。

海外では物価高騰が続く中、日本では円安が加速しているため、留学費用があっても生活費が足りなければ、満足な留学生活を送ることはできません。

この記事では、カナダ留学を検討する上で知っておくべき生活費を徹底調査しました。

1ヶ月にどれくらいの生活費がかかると見込めば良いのか、留学中に節約する方法を解説していきますので、参考にしてみてください。

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カナダ留学で発生する生活費の内訳

結論からお伝えすると、カナダ留学での生活費は、日本での生活費より高くつく可能性が高いですが、他の英語圏と比較すると安く抑えられます。

基本的に生活必需品を安く手に入れることができたり、家賃相場もやや安いため、費用を抑えながら英語留学を検討している場合、カナダは穴場と言えるでしょう。

具体的に、カナダ留学の生活費として見込んでおくべきものは、以下の6種類です。

  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費
  • 交通費
  • 通信費
  • 雑費

上記の項目を生活費として計算した場合、1ヶ月にかかる費用は、6万5,000円〜37万5,000円あたりを想定してください。

カナダ留学の生活費:家賃

カナダ留学の場合、滞在方法が「ホームステイ」「シェアハウス」「一人暮らし」のどれにするかによって大きく家賃費用が変わってきますが、概ね4万円〜20万円です。

ホームステイの場合

ホストファミリーの自宅で生活する滞在方法で、異文化体験ができるという理由で人気があるホームステイは、1ヶ月10万円〜15万円を想定してください。

月額費用には、水道・光熱費・ネット費・食費などが含まれるケースがありますが、ホームステイ先によって細かい内訳は異なります。

シェアハウスの場合

アパートや学生寮などで他の留学生たちと部屋を共同で使って生活するシェアハウスは、1ヶ月4万円〜10万円を想定してください。

シェアハウスといってもプライベートルーム(一人部屋)にするか、1つの部屋を数人で共有するかによって費用は異なります。

郊外やダウンタウンのアパートを選べば、さらに月額費用を抑えることができますので、事前に治安や周りのお店情報などを調べた上で、生活しやすいエリアを選択しましょう。

一人暮らしの場合

プライベート空間が確保された一人暮らしは、1ヶ月5万円〜10万円を想定してください。

一人暮らしをする場合、「アパート」もしくは「ベースメント(キッチン・バスルームがついた一軒家の地下フロア)」の利用が一般的です。

しかし、外国人が日本で賃貸契約をするのが難しいのと同様に、日本人留学生の賃貸契約もやや複雑ですので、仲介会社や学校が提供する物件を調べてみるのをおすすめします。

カナダ留学の生活費:食費

英語圏の中では物価が安いカナダですが、日本の物価と比較すると全体的に1.5倍ほど高いとされているため、1ヶ月の食費は1万円〜10万円を想定してください。

ホームステイでホストファミリーが食事を用意してくれる場合、外食する時や軽食やスナックを購入する以外に食費がかかることはありません。

一方、シェアハウスや一人暮らしをする場合、食費は自分で管理する必要があるため、「節約重視か」「健康的な食事を意識するか」「外食で手間を省くか」など個人の食生活によって食費は変動します。

参考までに、カナダのスーパーで購入できる食材の料金は以下の通りです。

  • 鶏肉100g:約140円〜
  • 牛肉100g:約200円〜
  • 牛乳1L:約180円〜
  • パスタ1kg:約210円〜

外食をする場合、食事代に加えてサービス料として10〜20%の「チップ代」を支払う必要がありますので、1度の食事で2,500円以上はかかることも多いです。

カナダ留学の生活費:光熱費

家賃に光熱費が含まれていない場合、1ヶ月3,000円〜15,000円と想定してください。

ただし、ホームステイだと大半が光熱費込みの家賃費用になっていたり、アパートなども物件によっては家賃に光熱費が含まれていることも多いです。

生活費の変動を抑えたいのであれば、初めから光熱費込みのホームステイや物件に絞って契約することをおすすめします。

カナダ留学の生活費:交通費

カナダ生活で主要な公共交通機関は「バス」「電車」「タクシー」で、1ヶ月5,000円〜15,000円を想定してください。

バンクーバー市内に留学するのであれば、市営バス・スカイトレイン(電車)・シーバス(連絡船)が利用されていて、全て同一の料金設定となっています。

【公共交通機関の料金】

  • 大人:2.75ドル
  • 子供:1.75ドル

バンクーバーから指定されたエリアまでが同一で、エリア外になった時点で料金が追加されていく仕組みです。

タクシーは、メーター制で「初乗り」と「1km事の基本料金」「チップ」が料金に含まれてます。

  • 初乗り60m:3.2ドル
  • 1kmごとの基本料金:1.85ドル
  • チップ10〜15%
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カナダ留学の生活費:通信費

スマートフォンなどの電話・インターネット利用のための通信費は、1ヶ月5,000円〜15,000円を想定してください。

通信費に関しては、日本より安いサービスが多く、国際電話の代わりにLINE等のアプリを利用すれば通信費が高くつくことはありません。

SIMカードを現地調達するのであれば、月額料金に大差がない4つの大手携帯キャリアから契約することをおすすめします。

【カナダの大手携帯キャリア会社】

  • ROGERS
  • TELUS
  • Bell
  • Freedom Mobile

また、日本よりも街中のネット環境が整備されているため、PCなどの利用であれば、街中の公衆無線LANやカフェ・レストラン等のフリーWi-Fiを利用すれば十分です。

Wi-Fiの契約を検討している場合、日本からレンタル契約するのか、現地調達するのか選択できますが、現地調達する方が費用を抑えることができるためおすすめです。

日本のモバイルWi-Fiをレンタル契約するのであれば、「グローバルWi-Fi」「イモトのWi-Fi」「Wi-Ho!」などが有名で、30日プランを約2万円から契約できます。

現地調達するのであれば、「Shaw」「Telus」がカナダの大手ネット通信会社で、月額4,000円から契約できます。

カナダ留学の生活費:雑費

カナダ留学をするなら勉強以外にもプライベートを充実させたいと考える方は、雑費として5,000円〜30,000円の想定をしてください。

基本的にカナダでサービスを受ける場合、マナーとしてチップの支払いが必要ですので、表示価格の10〜20%上乗せすることを忘れないでください。

学生の場合は、チップ料金の割合が少なくても問題ありませんが、全くチップを払わないのは失礼に当たりますので、チップ文化を尊重することが大切です。

また、海外旅行保険等に加入していない場合、風邪や怪我をした時に医療費が発生しますが、簡単な診察で1回50ドル〜100ドル請求されることがほとんどです。

巨額な医療費請求を避けるためには、事前に保険に入っておくことをおすすめします。

カナダ留学での節約方法

カナダ留学をする上で想定される生活費は、数万円から数十万円と留学生によって大きく異なりますが、いくつかの方法で生活費を最小限に抑えることができます。

留学に行く前から準備すべきこと、留学を始めてからカナダでの生活で意識すべきことがあるため、それぞれ細かく解説していきます。

カナダ留学の節約方法:シェアハウスで生活する

まず、生活費の大半を占めるのが「家賃」であるため、この部分をどれだけ安く抑えることができるかによって生活費のかかる金額も大きく変動します。

もちろん、数ヶ月から数年間の留学生活は、「プライベート」「機能性の高さ」など重要視するポイントは多くありますが、節約を最優先するのであればシェアハウスが最適です。

郊外のアパートで複数人とシェアハウスをすれば、通常のアパート費用の2分の1、3分の1まで抑えることができるからです。

カナダ留学の節約方法:自炊・お弁当で食費を抑える

カナダには、ファストフード店はありますが、日本のお惣菜やファミレス、コンビニ系の安く手に入る食材はあまり豊富ではありません。

そのため、デリバリーや外食をすると、サービス料含め高くついてしまうので、友達との交際費として以外であれば、極力自炊をすることで食費を最小限にすることができます。

勉強で忙しいのであれば、週末にお米を炊いたり、作り置きをしておくなど工夫をすることで、無駄な出費を大幅に抑えることができるでしょう。

カナダ留学の節約方法:家計簿アプリを利用する

留学中に、お金を何に使ったかを細かく家計簿アプリ等でチェックしておくことで浪費を防ぐことができたり、数ヶ月単位で出費の変動を確認できます。

同じ生活をしているのになぜか出費の多い月と出費の少ない月があれば、何にお金をかけたか振り返ることができるため、翌月の節約のヒントも得られるでしょう。

無料インストールできるアプリも多く、レシートを写真に撮るだけで記録が簡単にできるため、自己管理能力を高めるためにも出費を把握することをおすすめします。

まとめ

この記事では、カナダ留学で必要な生活費を調査しました。

カナダは、他の英語圏のエリアより家賃や物価がやや安めですが、全体的に日本よりお金がかかる可能性が高いです。

カナダ留学を実りあるものにするため、準備期間中には生活に困らない程度の資金調達をして、留学中は、節約しつつもプライベートを充実させられるよう工夫してみてください。

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