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カナダ英語は学びやすい!発音・スペルの特徴やアメリカ英語との違いを解説

2022.09.03

カナダ英語は学びやすい!発音・スペルの特徴やアメリカ英語との違いを解説

カナダは英語を学ぶための留学先として大変人気のある国です。
カナダが人気の理由として、「自然豊かな国で外国人にフレンドリーで親しみやすい国民性」という点も挙げられますが「カナダ英語がキレイだから」と言われている点も忘れてはいけません。あなたも今までに「カナダの英語は訛りがなくてキレイ」と耳にしたことがあるかもしれませんね。

実はカナダ英語は日本人には学びやすく、イギリス英語やオーストラリア英語に比べると短期間でも習得しやすいと言われています!

そこで今回は、カナダ英語の特徴を解説しながら、「なぜ日本人が習得しやすい英語なのか」を紐解いていきましょう!これを読んでカナダ英語を勉強すれば、英語習得の速度が変わるかもしれませんね!

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カナダ英語【Canadian English】とは?

世界では約80ヶ国・5億人近い人が英語を話すと言われています。ひと言で「英語」と言っても、それだけ広い地域で多くの人に話されている言語のため、場所によっては「訛り」と呼ばれる独特なクセがあります。

その訛り・クセこそ「アメリカ英語」「カナダ英語」と呼ばれる各国の英語の特徴なのです。

カナダで主に話されている「カナダ英語」は【Canadian English】と呼ばれ、独特なアクセントや方言が少なく、比較的「キレイな英語」と言われています。それでは、カナダ英語の特徴や歴史的背景についてご説明します!

カナダ英語の特徴とは?

カナダ英語はアメリカ英語とイギリス英語の両方の特徴を併せ持つ言語で、訛りや強いアクセントなどが少ないため「誰にでも理解しやすい英語」と言えます。アメリカ英語と同じ綴り、イギリス英語と同じ綴り、そしてカナダ英語だけにある表現などもあります。そんな中でも、カナダ英語の綴りはイギリス英語、発音はアメリカ英語に近いとされています。

しかし、カナダは「移民大国」と呼ばれるだけあり、さまざまな人種が暮らしています。その中には英語がネイティブではない人も多く、アメリカ・イギリス英語にはないカナダ独自の英語も多く存在します。

ちなみに、カナダ英語はイギリス英語のように1つ1つの音をはっきりと発音しません。しかし、アメリカ英語のように早口や一気にまくしたてるような話し方でもないので、聞き取りやすいというわけです。カナダ英語は抑揚がありつつ、流れるように話すのが特徴です。

歴史的背景

カナダで英語が発展するきっかけは、元々イギリス・フランスの植民地であったことが大きく関係しています。さらに英語大国のアメリカは隣国であり、アメリカ独立革命時に大量の移民がやってきたことも、カナダ英語の発展に大きく影響しました。

また、カナダはフランスの影響も強く受けているため、「英語」と「フランス語」の2ヵ国語が公用語として認定されています。隣国の影響を受けて、カナダの英語の基盤が作られていったというわけです。

ちなみにカナダ西部や中部はイギリス英語の影響が強いのですが、東部のトロントなどはアメリカ英語の影響を強く受けています。トロントのすぐ近くにはニューヨーク州があることから、アメリカ英語が発展したと言われています。このように同じ国内でも、他の地域との関わりによって英語の特徴に変化がみられます。

世界で話されている英語

現在、世界中でさまざまな英語が話されています。今回解説する「カナダ英語」の他にも、その国ならではの特徴を持つ英語がたくさんあるのですが、その中から3つほどを取り上げてみていきましょう。

①アメリカ英語

英語と聞けば、まず頭に浮かぶのが「アメリカ英語」だと思います。日本の教育現場で使われているのはアメリカ英語のため、日本人には一番なじみが深く、自然に頭に入ってくるはずです。そのため、日本人には学びやすく、聞き取れる単語や文章が多いという特徴があります。

主にアメリカで使われている英語で、アメリカ大陸には、17世紀以降のイギリスからの移民によって英語がもたらされたと言われています。現在は英語を母国語とする人の約70%がアメリカに暮らしていると言われていて、「多くの人に通じる英語」だと言えます。

アメリカ英語には単語同士を繋げる特徴があるので、その点を理解しておかないと知っている単語でも理解が難しいでしょう。

②イギリス英語

アメリカ英語以外に有名な英語と言えば「イギリス英語」です。アメリカ英語と比較されることが多いのですが、イギリス英語は「英語の起源」であり、植民地や移民によってもたらされた地域の英語とは異なり、古い歴史があります。

「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれる容認発音は、イギリス英語の標準的な発音で、元々上流階級の貴族や王族が使っていた美しい英語と言われています。イギリスの公共放送であるBBCでも使用されているとても上品な英語です。

アメリカ英語とは異なるところは、1つ1つの音をハッキリと発音する点や、そもそもの単語のスペルが違う、言い回しが違う点などが挙げられます。アメリカ英語に比べるとローマ字読みに近く、「hot」という単語はアメリカ英語では「ハット」と「ア」に近い発音ですが、イギリス英語では「ホット」と表記通りで発音します。

③オーストラリア英語

オーストラリアで話されている英語は「オージーイングリッシュ」と呼ばれています。オーストラリアは、元々イギリスの植民地だったためイギリスの影響を強く受けていて、イギリス英語との共通点が多いのが特徴です。一方で、オーストラリア英語独自の言い回しもたくさんあります。

発音の特徴としては、「r」はアメリカ英語のように舌を巻かないということ。例えば「car(車)」は「カー」と、「river(川)」は「リバー」とシンプルに発音します。これはイギリス英語でも同じことが言えます。

また、オーストラリア独自の言い方や発音もあります。オーストラリア英語では「a」を「ア」と発音するので「today(今日)」を「トゥデイ」ではなく「トゥダイ」と発音したり、「i」を「オイ」と発音するため「like(好き)」を「ロォイク」と発音します。

知っているはずの単語でもこれだけ変化があれば、慣れるまでは少々戸惑ってしまうかもしれませんね。

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カナダ英語とアメリカ・イギリス英語のスペルの違い

①カナダ・イギリス英語が同じスペルの一例

単語カナダ・イギリスアメリカ
中心centrecenter
flavourflavor
中止したcancelledcanceld
colourcolor

②カナダ・アメリカ英語が同じスペルの一例

単語カナダ・アメリカイギリス
飛行機airplaneaeroplane
認識するrealizerealise

ボキャブラリーの違い

単語カナダアメリカイギリス
トイレwashroombathroom, restroompublic toilet/loo
地下鉄subwaysubwayunderground/tube
炭酸飲料popsodafizzy

カナダ英語独自の表現

カナダ英語では文末に「~eh?」をつけることがあります。これは「~だよね?」「~でしょ?」と確認するときに使う付加疑問詞なのですが、日本人は「~isn’t it?」「~ aren’t you?」の表現の方が馴染みがありますよね。

この文末の「~eh?」はカナダ人がよく使う表現なので覚えておくと良いでしょう。

カナダ英語を学ぶメリット

カナダに留学を考えている人は必然的にカナダ英語を学ぶことになるのですが、カナダで英語学習に励むメリットをご紹介します。「訛り」と聞くとあまり良いイメージではありませんが、世界で話されている英語には必ずその地域のクセや特徴があります。それなら、「誰からも理解されやすい英語」を習得することこそが、大切なのではないでしょうか。

カナダ英語を学ぶメリットはこちらです!

日本人にとってカナダ英語は習得しやすい

日本人にとって、カナダ英語は習得しやすい英語です。日本語には「カタカナ」があり、「カタカナ英語」と呼ばれるものが多く存在します。アメリカ・カナダ英語は、日本語のカタカナ英語と同じような表現が多く、耳にすることが多いので覚えやすいんです。

例えばズボンのことを日本語で「パンツ」と言いますが、カナダでは「pants」と書き「パンツ」と発音します。しかし、イギリス英語なら「trousers」と書き「トラウザーズ」と発音し、全く異なる単語を使用します。
缶もカナダ英語なら「can(カン)」ですが、イギリス英語なら「tin(ティン)」という単語になります。

このように、カナダ英語は日本語で普段使われている音・単語が多いため、日本人には習得しやすい英語と言えます。

カナダ人は外国人・英語を話せない人にも寛容

カナダという国は移民大国で、毎年たくさんの移民を受け入れています。実に人口の20%以上が移民であり、当然英語がネイティブではない人もたくさん住んでいます。そのような背景があり、英語を母国語とする国の中でも外国人や英語を話せない人に対して、特に寛容であると言われています。

たまに、その国の言葉を話せない外国人に対して冷たい態度をとったり、バカにしたりする国もありますが、カナダではそのような光景はまず見られません。英語が分からない人に対してゆっくりと話し、相手が何を言おうとしているのかを必死に理解しようとしてくれる国民が多いのです。

そのような環境で英語の勉強ができれば自信がつきやすく、英語の実力も上達しやすいですよ。

まとめ

英語は全世界で話されている言語のため、その地域ごとに独自の訛りや特徴があります。英語学習者は「できるだけ訛りのないキレイな英語を学びたい」と思いがちですが、英語を習得するうえで大切なのは「相手に伝わる英語を話す」ということです。その点では、多くの人から理解しやすいと言われているカナダ英語は最適かもしれませんね。

ただ、たとえインド英語やオーストラリア英語を話してもイギリス人やアメリカ人に十分伝わります。「どこの英語か」よりも「自信を持って大きな声で話せる」ことが伝わる英語の第一歩です。ぜひ、自分の話す英語に自信を持って、学習を続けてくださいね!

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