アメリカの人気留学先と言えばロサンゼルス・ニューヨーク・ハワイなど、たくさんの都市が挙げられますが、実はラスベガスも人気留学先の1つです。
「ラスベガス=カジノ」というイメージが強いかもしれませんが、ラスベガスは他の都市に比べて留学費用が安かったり、ホテル経営など日本ではまだあまり浸透していない分野の勉強ができたりと、留学する価値のある街なんです。
せっかくアメリカに行くなら、見どころ満載のラスベガス観光は外せません!
そこで今回は、ラスベガスのおすすめ観光スポットや、ラスベガスの楽しみ方についてご紹介します。
ラスベガス観光の参考にしてみてくださいね!
ラスベガスはどんな街?
ラスベガスはアメリカ南西部ネバダ州のにある都市です。
カジノがあり、24時間活動している場所なので警察や警備員が街中に配置されており、アメリカ国内でも比較的治安は良い方だと言われています。
海外からも多くの観光客が訪れるラスベガスの特徴はこちらです。
湿度が低い砂漠の中のオアシス
ラスベガスの緯度は北緯36°で東京と同じにもかかわらず、砂漠に囲まれた湿度の低い地域です。1年を通して湿度は10~30%程度と非常に乾燥していて、夏の気温は40℃以上になることも珍しくありません。
気温だけを聞くと驚いてしまいますが湿度は高くないため、日本の夏よりも過ごしやすいと感じる人も多いようです。
そんな砂漠の中に現れた街がラスベガスなのです。
24時間眠らない街
ラスベガスと言えばカジノというイメージが強いと思いますが、ラスベガスは「世界のエンターテインメントの中心地」と言っても過言ではありません!
街には24時間ネオンが灯り、人々で賑わっているその姿から「24時間眠らない街」とも呼ばれ、国内外から多くの観光客が訪れます。
カジノ以外にも、大型ショッピングモールやスポーツ観戦、エンターテインメントショーなどが楽しめるので、ホテルで眠ってしまうのがもったいないと感じるほどです。
郊外へ行けば迫力満点の大自然が広がる
ラスベガスの中心地は近代的なビルやホテルが立ち並ぶ大都会ですが、車を30分ほど走らせれば目の前には迫力満点の大自然が広がります。
赤い岩石が特徴的な「レッドロックキャニオン国立保護区」や「グランドキャニオン国立公園」「デスバレー国立公園」は自然を満喫できると日本人に人気の観光スポットです。
ラスベガスおすすめ観光スポット5選!
「ラスベガスに来たなら絶対にここは外せない!」というおすすめ観光スポットを5つご紹介します。
①ベラージオの噴水ショー
日本人に人気のデラックスホテル「ベラージオ」の目の前にある人工湖で繰り広げられる壮大で圧巻の噴水ショーはラスベガス観光では外せないスポットです。
日本のバラエティー番組や映画などでもロケ地となっていることが多く、一度は目にしたことがある人も多いかもしれませんね。
噴水の横幅は304,8m、高さは最高で140,2mまで上昇するという大迫力のショーは15~30分毎に1回、約5分間開催されます。昼と夜とでは照明の有無で雰囲気がガラリと変わり、音楽も毎回違うので何回見ても飽きることはありませんよ!
入場料は無料で定休日もないので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【開催時間】
・月~金曜日15:00~20:00までは30分毎/20:00~24:00までは15分毎
・土、日、祝日12:00~20:00までは30分毎/20:00~24:00時までは15分
【住所】
3600 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109
【ウェブサイト】
https://bellagio.mgmresorts.com/en/entertainment/fountains-of-bellagio.html
②シルク・ドゥ・ソレイユ
カナダのモントリオールを本拠地とするエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」。アクロバティックなサーカスを披露してくれるのですが、動物の出演は一切なし!
人間離れしたパフォーマンスの数々は、一瞬たりとも目を離せません。
シルク・ドゥ・ソレイユは世界各地でパフォーマンスを行っていますが、ラスベガスにはシルク・ドゥ・ソレイユ専用の劇場があり、定期的に公演が行われています。
本場ラスベガスで世界最高峰のショーを堪能してみてはいかがでしょうか。
なお、ショーはセリフがほとんどないため英語上級者ではなくても十分楽しめるのでご安心ください!
【営業時間】
19:00~20:30/21:30~23:00
【住所】
3600 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109
【ウェブサイト】
https://www.cirquedusoleil.com/las-vegas
③ストラトスフィアタワー
1996年にオープンしたストラトスフィアホテルは、最上階部分に高さ350メートルのタワーがそびえ立つラスベガスを象徴するカジノホテルです。
タワーの上層部には、ラスベガスを一望できる展望台や雰囲気の良い回転レストランがあり、ワンランク上のリッチな時間が楽しめます。
さらに屋外の展望台には「スカイジャンプ」と呼ばれる絶叫マシーンがあり、280mもの高さから一気に飛び降りるという、なんともスリリングな体験ができます。
その他にも、25階部分には屋外プールが併設されていて、絶景を眺められる高層プールでオシャレなカクテルを片手に優雅な時間を過ごしてみるのもいいですよ。
【住所】
2000 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89104
【ウェブサイト】
http://www.stratospherehotel.com/
④ストリップ
ラスベガスのストリップとはラスベガスの中心地の大通りのことで、大通り沿いにはカジノや高級ホテル、レストランなどが立ち並んでいます。
約6,8㎞に及ぶストリップは夜でも鮮やかなネオンが灯っていて、歩くだけでもウキウキしてしまう観光名所です。
眠らない街・ラスベガスを肌で感じられると評判で、海外からの観光客もたくさん訪れています。
⑤レッド・ロック・キャニオン
ラスベガスの中心地から車で約30分の場所には、真っ赤な岩山がそびえ立つ「レッドロックキャニオン国立自然保護地区」があります。
ラスベガスの中心地からすぐ近くにある大自然を感じられる場所で、毎年100万人以上の観光客が訪れるという大人気スポットです!
レッドロックキャニオン付近は約21㎞に及ぶ一方通行のドライブコースがあり、窓の外の景色を楽しみながらのんびりとドライブしたり、途中のハイキングコースに立ち寄ってみたりと、色々な体験ができます。
運が良ければ「モハビ・マックス」と呼ばれるマスコットのリクガメに会えるかもしれませんよ。
【住所】
1000 Scenic Loop Dr, Las Vegas, NV 89161
【ウェブサイト】
https://www.redrockcanyonlv.org/
ラスベガスでの楽しみ方
ラスベガスへ観光に来たのなら一度は「カジノ」「エンターテインメント・ショー」を楽しんでみたいですよね。
しかし、ラスベガスで初めてカジノやエンターテインメントショーを体験する人は分からないことも多いはず。
そこで、カジノやショーを楽しむためのポイントをまとめました。
カジノ
世界でもトップクラスの規模を誇るラスベガスのカジノには、世界中からの観光客が非日常を味わうために訪れています。ラスベガスに来たのなら、やはり一度はカジノに足を踏み入れたいですよね!
ただし、カジノ初心者の場合は「カジノで儲ける!」という気持ちはほどほどにして【カジノの雰囲気を楽しむ】という目的を忘れないようにしてくださいね。
ゲームにはまって大金をつぎ込んでしまい、その結果、破産してしまうと悪い思い出しか残らないので、せっかくの旅行が台無しですからね!
「カジノを経験できて、少し儲けれたら良いな」ぐらいの気持ちで挑みましょう。
また、初心者なら最初はシンプルで簡単なゲームにチャレンジしましょう。
スロットゲームなどは単純で誰でも分かりやすいゲームです。
反対に、カードゲームは頭を使う必要があるので、経験や知識がない人は少々難しいと言えます。
ショー・エンターテインメント
ラスベガスでは連日さまざまなショーが行われています。
無料で見られるベラージオの噴水ショーから、チケットを購入して劇場で見る世界最高峰のエンターテインメントショーまで、多種多様のショーが開催されています。
日によって開催されているショーが異なるので、ぜひ自分の好みのショーを事前にチェックしておいてくださいね。
とくに人気があるのが、シルク・ドゥ・ソレイユ最長のロングラン公演「ミスティア」。
エレガントな振付が魅力でアクロバットな空中スタントが目の前で繰り広げられます!
そのほかにも、顔や手が青く塗られた特徴的な3人組の男たち「ブルーマングループ」によるショーはラスベガスで30年以上も愛され続けている大人気のショーです。
ブルーマングループはショーの最中はひと言も声を発さずに、コミカルな表情で観客を笑いの渦に連れて行ってくれます。
パーカッションやドラムなどの音を使って楽しませてくれるエンターテインメントショーなので、だれでも楽しめますよ。
ラスベガス観光の注意点
アメリカ内でも比較的治安が良い街と言われているラスベガスですが、外国という意識を忘れてはいけません。
日本にいる時の様に夜1人で出歩いたり、危険なエリアに立ち入ったりすれば危ない目に遭う可能性はあるので、注意が必要です。
スリや置き引きに注意
ラスベガスに限らず、アメリカは日本に比べてスリや置き引きの発生率が多いので、荷物の管理は特に注意してください。
とくにリュックや大きなショルダーバッグは狙われやすいので、前に抱えて持つなどの対策を。
カジノに来る観光客はお金を持っている人が多いので、そのような観光客を狙ったスリが頻発しています。
トラブルに巻き込まれないように周囲を警戒することは大切です。
ホームレスやドラッグ中毒者に注意
治安が良い街とは言え、ラスベガスのストリップ通りや一部のエリアにはホームレスやドラッグ中毒者、ドラッグ密売人が紛れ込んでいます。
人がたくさんいるエリアは安全でも、1つ道路を越えてしまうと危険なエリアに迷い込むこともあります。
とくに観光客はその危険なエリアが分かりづらいので、慎重に行動するようにしてくださいね。
夜遅くに1人で出歩いたり、人通りが少ない道を歩いたりしないように注意しましょう。
テロに注意
日本ではテロという行為に馴染みがありませんが、外国、とくにアメリカでは人の集まる場所がテロの標的になることは珍しくありません。
日本から一歩外に出るとテロは決して他人事ではないので、危機管理が大切です。
まとめ
ラスベガスは見どころがたくさんある素敵な街です。
おすすめの観光スポット5つ以外にも本当にたくさんの観光地があるので、もしラスベガスに行く機会がある人は、ぜひ念入りに旅行プランを立ててみてくださいね!