海外留学をする上で最も気になるのが「留学費用」ではないでしょうか?「予算っていくら必要なの?」「短期・長期・ワーキングホリデーではどのくらい費用が違ってくるの?」「そもそも留学で支払う費用って何だろう」と…
今回は留学が初めての方でも一発で分かる!渡航前と留学中にかかる費用の内訳、留学期間ごとの費用相場を詳しく紹介します。
あわせて「奨学金制度の活用」や「費用を安く抑えるためのコツ」についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【目次】
1.留学費用ってなにが必要なの?
1.1 渡航前にかかる費用(航空券、海外保険、学費など)
1.2 留学中にかかる費用(生活費、滞在費など)
2.留学費用の平均相場
3.留学費用を安くするポイント
3.1 奨学金を利用する
3-1-1. 主な留学金借り入れ対象機関
3-1-2.【給付型】夢カナ留学の奨学金
3.2 ワーキングホリデーを選択する
3.3 留学エージェントに無料相談
1.留学費用ってなにが必要なの?
一般的に、留学費用がかかるタイミングは「渡航前」と「留学中」の2つに分かれます。
渡航前にかかる費用(航空券、海外保険、学費など)
日本にいる間に支払うべき費用は、航空券、海外保険、学費、ホームステイ・寮・シェアハウス、VISAなどです。
学費は、語学学校や大学に支払う入学金・授業料などの先払い分です。
ホームステイ・寮・シェアハウスも同様に滞在費を先払いします。
例えば、私がカナダに半年間留学をした際は「渡航前にホームステイ2ヵ月分を先払い+残り4ヵ月分(シェアハウス代)を現地支払い」という流れでした。
家賃支払いのタイミングを分けることで、渡航前費用の負担を減らすことができ、何よりも住居の変更が可能なのがメリットです。万が一、ホストファミリーと相性が合わなかったり、立地が悪いなどの問題が生じた場合でも引っ越しができるのは安心ですよね。
航空券 |
海外保険 |
学費 |
ホームステイ・寮・シェアハウス |
VISA |
留学中にかかる費用(生活費、滞在費など)
滞在中に必要となる費用は、生活費、滞在費、携帯代、交通費などです。旅行や観光をするのであればプラスでお金が必要になります。
生活費(食費、娯楽) |
滞在費(シェアハウス、ホームステイ延長代など) |
携帯代 (短期:Wi-Fiレンタル、プリペイドカード購入費) (長期:現地での携帯電話料金/月額) |
交通費(電車、バス代) |
2.留学費用の平均相場
留学費用の相場と言っても、期間ごとに金額が異なったり、語学学校や大学に支払う授業料によって支出が変わります。
下記は、短期(1ヵ月)、長期・ワーキングホリデー(12ヵ月)をする場合の留学費用の相場です。
- 授業料 = 語学学校 費用
- 滞在費 = シェアハウス、寮、ホームステイ延長代など
- 交際費 = 生活費(食費、娯楽)携帯代、交通費(電車・バス代)など
滞在費はどの期間も1ヵ月=約10万円が相場だとわかります。
違ってくるのは、授業料 と支出 、収入 です。
長期留学とワーキングホリデーを比べてみても、滞在期間は同じなのに支出が3倍も違います。 ワーキングホリデーは収入が手に入るので、滞在期間分の消費をまかなうことができるからです。
3.留学費用を安くするポイント
何十万、何百万と払う留学費用。できるだけ安く抑えて留学生活を有意義に過ごしたいですよね。
期間や留学目的にかかわらず、少しでも出費を抑えるための3つのポイントを紹介します。
- 奨学金を利用する
- ワーキングホリデーを選択する
- 留学エージェントに、見直せる費用がないか無料でチェックしてもらう
奨学金を利用する
「留学をしたいけれど費用面が…」とお考えの方必見の奨学金を使って留学に行く!という手段があります。
奨学金には「給付型(返済義務なし」と「貸与型(返済義務あり」の2種類があります。
貸与型の中にも「無利子タイプ」と「有利子タイプ」の2つがあります。有利子タイプは一般的なローンと比べて低金利ではありますが、どちらもいずれは返済しなければならないという点に注意が必要です。
奨学金を受給するにあたっても学歴、専攻、成績、年齢、語学力などの対象条件を満たさなければ利用が出来ません。一般的に、ほとんどの人が「貸与型(返済義務あり)」の受給となってしまうため、帰国後に借金をするはめになってしまいます。
元銀行に勤めていた私が言うのもあれですが…
皆さんにはできる限り借金をせずに留学をしていただきたいのが本音です。
そうは言っても「留学資金がどうしても貯められない」「準備期間が十分に取れない…」といった事情がそれぞれあるかと思います。
そこで、続いては
- 主な「給付型 奨学金」
- 低金利・対象者の幅が広い「貸与型 奨学金」
について紹介していきます。
主な奨学金借り入れ対象機関
日本学生支援機構(JASSO)
1.協定派遣型(給付型)
日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校または専修学校に在籍している学生が海外の派遣先大学に留学する場合に受給できる奨学金です。資格・要件を満たす学生に支援する制度です。
※在籍大学等により審査がありますので、詳しくは在籍中の大学に確認する必要があります。
月額:指定都市:10万円、甲地区:8万円、乙地区:7万円、丙地区:6万円
▼協定派遣型ホームページ2. 大学院学位取得型(給付型)
海外の大学院で学位取得を目指す方へ
対象者 |
・大学生、短大生、専門学生 ・学士の学位を取得した又は取得見込みの方 ・TOEFL iBT 100点以上、又はIELTS 7.0以上 ・その他(学歴・学業成績・所得要件あり) |
給付金額 |
・奨学金:月額8万9,000円~14万8,000円 ・授業料:年間250万を上限 |
3.学部学位取得型(給付型)
高校を卒業後に直接海外大学で学士号の取得を目指す方へ
対象者 |
・大学生、短大生、専門学生 ・TOEFL iBT 80点以上、又はIELTS 6.0以上 ・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR) B2レベル以上 ※英語圏以外の場合 ・その他(学歴・学業成績・所得要件あり) |
給付金額 |
・奨学金:月額5万9,000円~11万8,000円 ・授業料:年間250万円を上限 |
4.トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(給付型)
2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。
▼「トビタテ!留学JAPAN」 紹介MOVIEはこちら交換留学など単位取得を前提とした留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど、学校に行かない多様な活動を支援しています。
トビタテ!留学JAPANには3つのコースがあります。
―大学生・高校生コース
- 奨学金:月額12万~16万
- 留学準備金(往復渡航費など):15万~25万
- 授業料:30万
―地域人材コース
- 奨学金:月額12万~16万
- 留学準備期間(往復渡航費など):10万~20万
- 授業料:30万~60万
【貸与型】日本政策金融公庫「国の教育ローン」
国からの借入のため、対象教育資金が幅広く、低金利(固定金利 年1.70%※)に設定されています。※2020年5月現在
―対象者
―借入条件
保護者(両親)の世帯年収(収入)+ 子供の人数が関係してきます。
※「以下のお子さまの人数」とは世帯で扶養している子供の人数。年齢・就学の有無を問わない。6人以上の場合は問い合わせが必要。
―資金使途
例えば、海外学校の納付金(入学金、授業料など)にお使いになる際は、資金使途確認として合格通知書、入学許可証が必要になります。
※審査に伴って、金融機関は信用情報機構(JICC)などに信用調査依頼を委託しています。
▼日本政策金融公庫 国の教育ローンについて詳細はこちら【貸与型】都市銀行や地方銀行の教育ローン
国の教育ローンに比べると、貸付金利(変動金利 年2.975% 有担保など※)が高めに設定されています。※三井住友銀行教育ローンの場合。2020年5月現在
以下は全国の銀行教育ローン比較サイトです。【給付型】夢カナ留学の奨学金
奨学金について「どれを使えば良いか分からない」「できれば無利子で受給したい」とお考えの方に夢カナ留学の奨学金をおすすめします。
一般的な奨学金に加えて、夢カナ留学では「給付型(返済義務なし)」の留学金制度を設けています。対象者も国の奨学金と比べて、学生から社会人まで幅広く対応が可能です。
審査の流れや、条件などについては、以下の記事をご覧ください。
ワーキングホリデーを選択する
上記でお伝えしたように、学校に通うのと現地で働くのではかなりの金額の差が生まれます。ワーキングホリデーは「留学先が協定国」「ワーキングホリデービザ申請期間が30歳まで」と制限はありますが、滞在費を賄えるのはかなりのメリットになります。
―英語のスキルについて
語学学校で勉強するよりも 現地のローカルで働く方がスピーキングやリスニングの伸びが明らかに違うのも事実です。
私がカナダの語学学校にいたとき、ワーキングホリデーで来ている日本人の友達に出会いました。彼女は決して流暢に話す方ではなかったのですが、現地で働いて数ヵ月後には臆することなくネイティブと話していたのです。明らかに語学学校時代とは違っていました!!
語学学校内のネイティブは先生しかおらず、圧倒的に交流の機会が違うからです。お店にいれば嫌でも現地の方とコミュニケーションを取ることが多くなります。 自分のスピーキング、リスニングがぐんぐんと伸びていくのを実感できると思います。
海外で働らきながら英語の勉強をしたい!という方にワーキングホリデーはおすすめです。
留学エージェントに無料相談してみよう!
ここまでは一般的な留学費用を抑える方法について紹介しました。率直に言って、奨学金やワーキングホリデーについて疑問や不安に思った方がいらっしゃるのではないかと思います。
受給できる奨学金が分からない。種類が多くて調べるのが大変そう。いくら奨学金を借りることができるのか。
?[ワーキングホリデー]
ワーホリはいきなり現地で働けるのか不安。仕事探しや面接対策が分からない。実際は月いくら稼げるのか。
そこで、皆さんが抱える疑問や悩みを解消してくれるのが留学エージェントです。難しい奨学金や仕事探しへの不安などについて、すべて 専門家が無料で相談に乗ってくれます。
例えば、
費用について予算が足りない方でも、その方が対象者となる奨学金制度がないか、留学エージェントは一緒に探してくれます。 自分で調べて探すよりもはるかに効率が良く、手間が省けます。
また、留学エージェントは各国提携する学校の費用をすべて把握しているので、多種多様な大学・語学学校を簡単に比較できます。留学費用を安く抑えるには、学校ごとに授業料などを比べることが重要です。
同時に、手続きの面倒なビザの申請や航空券、海外保険等の手続きも行うことができます。現地サポート体制も整っているので、何よりも安心して留学ができるのがメリットです。
留学エージェントの中でも夢カナ留学は、オーダーメイド制で留学プラン作成が可能です。一人ひとりの希望に寄り添って作ることで、大幅な費用の節約が可能になるのでおすすめです。 ▼夢カナ留学生の留学費用を安く抑えた実例- アメリカ留学150万が半額以下の70万に
- カナダ留学70万が50万に
- オーストラリア留学600万が1/4の150万に
実際に、多くの夢カナ留学生が費用を減額して留学へと羽ばたいています。
詳しくは以下の記事をご覧くださいさいごに
留学は多額なお金がかかるものの、将来のキャリアを成功させるチャンスです。費用面がネックで留学を諦めようとしている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、夢カナ留学に相談してみてはいかがでしょうか?
他社で見積もられたもので「少し高いなぁ~」と思われた方!弊社では見積もり直しができます。一緒にムダな出費がないか見直し、少しでも留学中の生活費や滞在費、旅行代に回してはいかがでしょうか?
詳しくは、下記の「LINE相談」「電話相談」。お見積もりを試してみたい方は「プラン診断」にてお問合せ下さい。