【保存版】オーストラリアのワーキングホリデーとは？徹底解説していきます！

近年、急速なスピードで人気が出ている「ワーキングホリデー」。インターネットには、色々な情報が出すぎており、どれが本当なのか分からなくなっている人もいると思います。加えて、ワーホリ渡航先として有名なオーストラリアとは、一体どういう国なのでしょうか？本当に、ワーホリに向いているのでしょうか？

今回は、オーストラリアでワーキングホリデーを経験したい人向けに、この記事で徹底解説していきます！

 

１．ワーキングホリデーについて知ろう！

ワーホリの概要

ワーキングホリデー（ワーホリ）は、若者が他国で働きながらその国の文化を体験し、異なる環境での生活スタイルを知る為のプログラムです。この制度は多くの国で提供されており、特定の条件を満たす若者が一定期間その国で仕事をしながら滞在することができます。参加国や条件は国によって異なりますが、通常は18歳から30歳の範囲内で、滞在期間は数か月から1年程度が一般的です。

ワーホリのメリット

異文化体験

現地の文化や伝統に触れ、異なる価値観を理解する機会が得られます。

言語スキル向上

現地での生活や仕事を通じて言語スキルが向上し、コミュニケーション能力が向上します。

国際的な人脈

異なる国から来た若者との交流があり、国際的な人脈を広げることができます。

自己成長

新しい環境での生活や仕事への適応力が向上し、自己成長が期待されます。

帰国後の活用方法

キャリアへの活かし方

異文化経験や国際的な人脈は、将来の仕事やキャリアにおいて強力な付加価値となります。また、海外で仕事をする際に、異文化を理解しているからこそ、日本に来た外国のクライアントと良好な関係を築くこともできます。それを見ているあなたの上司や、周辺の同僚からの信頼度は上がっていきます。

言語スキルの活用

現地で学んだ言語スキルは、国際的なビジネスや交流において役立ちます。実際に、英語の中にも敬語が存在しており、カジュアルな場面とフォーマルな場面で、どのような英語を使い分けるかを勉強することもできます。

留学経験を生かす

留学先で得た経験は、様々な側面での学びとなります。仕事やキャリアに活かすこともできますし、同時にワーホリに行ってみたい人へのコンサルであったり、留学会社への就職をすることもできます。そこでは、あなたの海外体験を聞きたい人がたくさんいます。

２．オーストラリアについて知ろう！

太平洋に浮かぶ最大の島国である「オーストラリア」は、日本から約10時間（東京ーシドニー間）で行くことができます。

歴史と文化

オーストラリアは先住民族であるアボリジニの歴史的な背景があります。白人入植以前からのアボリジニ文化やアート、そして入植以降の発展の歴史があります。入植以降は、連邦制の成立から国として発達し、第二次世界大戦の参加等、歴史的にも大きな役割を担っています。

地理と環境

オーストラリアは大陸であり、広大な地域に様々な気候や自然環境が広がっています。砂漠地帯、熱帯地域、森林地帯等、地域ごとに異なる特徴があります。特に海岸線に広がる「グレート・バリア・リーフ」や、地球のへそと呼ばれる「エアーズロック」は観光スポットとしても有名です。

言語とコミュニケーション

オーストラリアの主要な言語は英語です。ただし、アボリジニの言語や多様な文化的背景を持つ移民の言語も存在します。基本的には、オーストラリア訛りの英語があり、世界的にもイギリス英語と並んで有名です。

政治と社会制度

オーストラリアは連邦制度であり、各州と連邦政府によって構成されています。国民議会、元首制度、また社会的な価値観について理解しましょう。

経済と産業

オーストラリアの経済は豊かな天然資源に支えられており、鉱業、農業、観光業が主要な産業です。豊富な鉱物資源や農産物も、輸出品として有名です。主にワーホリで渡航される方は、観光業に準ずる方が多いと思います。

食文化と生活習慣

オーストラリアの食文化は多様であり、バーベキューや海鮮料理が特徴的です。また、アウトドア活動やスポーツが一般的な生活習慣となっています。そのため、野外スポーツのサッカーや野球、ラグビー等が盛んです。

人々と交流

オーストラリアの人々はフレンドリーで開かれた性格が特徴的です。異なる文化的バックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、地元の生活や考え方を知ることができます。地元の人と沢山交流して、ローカルなイベントにも出たいという人にオーストラリアは大人気です。

３．オーストラリアのワーホリについて知る！

オーストラリアのワーキングホリデービザにはいくつかのポイントがあります。以下に、ビザの概要と主な条件について説明しますが、最新の情報や詳細な条件については、オーストラリアの国境管理や公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。

ビザの概要

• ビザ種別：ワーキングホリデービザ（Subclass 417または462）
• 滞在期間：通常、ワーキングホリデービザは12か月の滞在が可能ですが、条件により短縮される場合もあります。

応募する方は、こちらのリンクからオーストラリアのビザの応募方法を確認してください。

応募条件

• 年齢制限：通常、18歳から30歳までの人が対象です。応募時点で、30歳で渡航日に31歳になる方も応募が可能です。また、オーストラリアはカナダやフランスからのワーホリ参加者に対して、35歳に年齢制限を引き上げている為、日本にも引き上げるのではないかと期待されています。

• 国籍制限：日本国籍を所有する人が対象になります。
• 健康診断：ビザの申請前に健康診断が必要です。特に結核の検査が含まれます。
• 犯罪歴：申請者は特定の犯罪歴を持っていないことが要件となります。

保険：ビザ発行前に健康保険に加入する必要があります。保険については、ワーホリ保険や留学生保険等が対象となります。

就労制限

ワーキングホリデービザ保持者は、1つの雇用主で最大6か月まで働くことができます。一部の特定の農業や観光分野での仕事においては、特定の地域や業種での制限が緩和されています。１年間働く場合は、現地での転職活動をして、2か所で働くことになります。

就学制限

ワーキングホリデービザでの主目的は旅行と労働であり、主に留学が目的ではありません。そのため、特定の期間を超えての正規の学校や大学での就学は認められません。

長期滞在

オーストラリアは特殊なワーホリの国の1つで、滞在を延長したい方は2年目、3年目のワーキングホリデービザを申請する事が可能です。また、延長の条件として、オーストラリア政府が指定する地方やファームジョブでの仕事に所定の期間従事する事が求められる場合もあります。

４．ワーホリで就ける職業を知ろう！

オーストラリアのワーキングホリデービザを保持している場合、原則としてどんな職業でも選択できますが、いくつかの制限や条件があります。以下は、ワーホリ参加者が就くことができる職業に関する一般的な情報です。

ファームジョブ

参加者は、農業や果物狩り等の季節労働に従事することができます。これは、地方での仕事の機会を提供する一般的な選択肢です。特に自然に触れて生活したいと思っている方や、体を使って仕事をしたい人におすすめです。

サービス業

レストラン、カフェ、ホテル等のサービス業もワーキングホリデービザ保持者向けの仕事の一環です。飲食店や観光地での仕事があります。最も人気で、かつ人手不足が心配されている業界でもある為、皆さんが一番就きやすい職種です。

販売/小売業

小売業や販売業も一般的な選択肢です。ショップや百貨店でのアルバイトや販売員の仕事があります。都市部等のショッピングモールでの仕事になります。しかし、同じようなワーホリ参加者や現地の学生もいるので、競争率はとても高いです。

建設業

建設業においても、一部の短期プロジェクトや労働力が必要な現場での仕事があります。ただし、安全基準を満たす必要があります。朝早く起きて、短期で働くことはできます。しかし、重労働なのと、時給が高いですが、危険も伴う仕事になります。

イベント/エンターテイメント業

イベントやエンターテイメント業界では、季節によってはフェスティバルやコンサート等でのスタッフが必要となります。これは季節に限りがあります。特にオーストラリアは、日本と気候が逆になるので、10月から2月に夏のイベントが多くあります。クリスマスやサンクスギビングも重なるので、平日が休みになります。

教育/語学学校

一部のワーキングホリデービザ保持者は、語学学校での仕事も選択できる場合があります。ただし、就学制限に留意する必要があります。特に、日本語はアニメやNetflixの影響もあり、日本語の語学学校や、個人のチューター等が人気の職種です。

５．オーストラリアｘワーホリの情報を集めよう！

一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会

日本でワーキングホリデーの情報を最も配信しているサイトです。オーストラリアだけでなく、ワーホリ対象である全ての国の情報やイベントを載せています。（こちらから）

Australia.com

本格的にワーホリに行きたい！と思った方は、ぜひこのサイトを見てください。英語表記になっていますが、このレベルの英語は読めるように準備をしてください。（こちらから）

ゴールドコースト留学.com

オーストラリアで語学学校に行きたい方や、将来的には永住権を得たいと考えている人には、このサイトがおすすめです。加えて、オーストラリア大使館主催の留学フェアの情報も載っています。留学フェアなので、就学する人向けですが、ビザや移住に関する悩みを相談できる場所でもあります。（こちらから）

オーストラリア政府公式サイト

オーストラリア留学の公式サイトになります。ワーホリも含めて、オーストラリアに留学したいと考えている人は、このサイトは必須です。日本語と英語両方で書かれているので、初心者に優しいサイトです。（こちらから）

６．終わりに

ワーホリは、18歳から30歳の若者が留学と働きながら他国の文化を経験する為のプログラムです。多くの国がこの制度を提供しており、若者たちは一定の条件を満たすことで、一定期間その国で滞在し、仕事をしながら現地の生活を楽しむことができます。特にオーストラリアは、広大で豊かな自然と発展したビジネスの両者を兼ね備えたワーホリで人気の国です。オーストラリアのワーホリ、楽しんできてください！